JP3060076B2 - 回線監視システム - Google Patents

回線監視システム

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JP3060076B2
JP3060076B2 JP3239049A JP23904991A JP3060076B2 JP 3060076 B2 JP3060076 B2 JP 3060076B2 JP 3239049 A JP3239049 A JP 3239049A JP 23904991 A JP23904991 A JP 23904991A JP 3060076 B2 JP3060076 B2 JP 3060076B2
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順夫 浅川
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日本電気エンジニアリング株式会社
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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば遠方監視制御装置
でセンタとプラントの間の回線の監視を行う場合のよう
に、親局と子局との間の回線を監視するのに用いられる
回線監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば遠方監視制御装置でセンタとプラ
ントの間の回線の監視を行う場合には、これらの局の間
に所定のフォーマットの情報を伝送し監視するようにな
っている。この際に、サイクリックディジタルテレメー
タ(以下CDTと略称する。)方式と呼ばれる手法が採
用されていることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このCDT方式による
親局と子局との間の情報の伝送は、非同期に常時サイク
リックに行われるようになっている。このため、これら
の間の送信ラインと受信ラインが誤って他の親局および
子局とのラインと交差して接続された場合には、現在行
われているキャリア監視やサイクリックディジタルテレ
メータ方式のフォーマット監視だけでは異常を検出する
ことが不可能な場合があった。特に、アドレスおよび項
目構成が同一の子局が多数存在する大規模なシステムに
おける親局では、定期点検等の際に回線レベル試験等の
ために送受信のコネクタや端子台からケーブルを抜き差
ししたときにこのような誤りをおかすことがある。
【0004】そこで、このような問題を解消するため
に、子局が送信する情報には子局番号を付加し、親局で
は該当する受信部に対応した子局番号が受信されること
を監視するようにした回線監視システムも存在する。し
かしながら、この場合であっても親局から子局に送信し
ている情報が意図した子局に到達しているかについては
確認することができない。
【0005】また、装置の構成によっては、CDT情報
の書込回路と送信回路の結合部が故障した際に、送信デ
ータは前の値を保持したままで送り続けるといったこと
があり得る。この場合に、親局では異常の検出を行うこ
とは困難である。
【0006】そこで本発明の目的は、送受信ラインの接
続ミスやCDT送受信部のハード的な障害があってもこ
れらを早急に検出することのできる回線監視システムを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)監視情報として乱数を発生させる乱数発生手
段と、この乱数を監視情報として送信情報に付加して送
信する監視情報送信手段と、返送されてきた情報に付加
された監視応答情報を送信時の乱数と比較する比較手段
、この比較手段による比較結果が監視情報送信手段の
監視情報の送信からこれに対する返送までに要する伝送
所要時間を考慮した所定の時間内に一致しないとき警報
を出力する警報出力手段とを備えた親局と、(ロ)監視
情報が送られてきたときこれを親局に監視応答情報とし
て返送する子局とを回線監視システムに具備させる。
【0008】そして、比較手段の比較結果として、送信
した監視情報と返送されてきた監視応答情報とが一致し
たとき、障害が存在しないものと判断する。
【0009】なお、親局と子局との間を往復する信号の
伝送時間を考慮して比較手段による比較のための時間を
定め、この時間内に比較結果が一致しないときには回線
異常等が発生したものとして警報を出力するようにして
いる。
【0010】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例における回線監視
システムで親局と1つの子局との間で送受信されるデー
タのワード構成を表わしたものである。親局11から子
局12に対しては、従来行われていた親局11から子局
12へ送られる情報(以下、親送信情報という。)13
に監視情報ワード14が付加されている。また、子局1
2から親局11に対しては、従来行われていた子局12
から親局11へ送られる情報(以下、子送信情報とい
う。)15に監視応答情報ワード16が付加されてい
る。
【0012】図2は親局および子局の要部を具体的に表
わしたものである。親局11は、乱数発生器21と、こ
れから出力される乱数22と親送信情報13とを入力し
て回線23Aに送り出すCDT送信部24と、子送信情
報15に監視応答情報ワード16が付加された情報を回
線23Bから受信するCDT受信部25と、このCDT
受信部25によって受信後に分離された監視応答情報ワ
ード16と乱数22とを比較する比較器26と、この比
較結果27を入力して警報を外部に出力する外部出力部
28を備えている。
【0013】これに対して、子局12は回線23Aから
親送信情報13と監視情報ワード14を受信するCDT
受信部31と、このCDT受信部31によって受信後に
分離された監視情報ワード14と子送信情報15を入力
して回線23Bに送り出すCDT送信部32とを備えて
いる。
【0014】今、親局11から図2に示す子局12に対
して情報の送信が行われるものとする。親局11では乱
数発生器21から発生された乱数22をCDT送信部2
4において親送信情報13に付加して回線23Aに送出
する。子局12では、CDT受信部31でこれを受信
し、親送信情報13と監視情報ワード14に分離する。
そして、監視情報ワード14のみをCDT送信部32へ
折り返す。CDT送信部32では、この監視情報ワード
14を監視応答情報ワード16として子送信情報15に
付加し、回線23Bを介して親局11に送信する。
【0015】親局11では、CDT受信部25で受信し
た情報から監視応答情報ワード16を分離し、これを比
較器26で先に送出した時点の乱数22と比較する。比
較の結果、両者が一致すれば子送信情報15が送信した
子局12から送られてきたものであることか分かる。親
局11では、同様にしてその都度、乱数発生器21から
乱数22を発生させながら子局12に対する送信を繰り
返すことになる。
【0016】これに対して、親局11が子局12に対し
て送信を行って一定の時間待機しても比較器26が一致
を検出するような返送がない場合、外部出力部28は回
線異常が発生したものとして警報を出力する。ここで一
定の時間とは、親局11から子局12へのデータ伝送時
間と、子局12から親局11へのデータ伝送時間の和よ
りも多い所定の時間をいう。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、常
時ランダムに発生する乱数を親局と子局間でループさ
せ、その一致を親局でチェックするようにしたので、送
受信ラインの接続にミスが発生している場合や、CDT
送受信部のハード的な障害を早急に検出することが可能
になる。特に、親局と子局の対応数が多数存在する複雑
なシステムでも、それぞれの回線間をループする監視情
報が乱数を使用することでそれぞれ異なってくるため、
誤接続を行った場合の検出に対して絶大な効果を有する
ことになる。しかも本発明では、比較手段による比較結
果が監視情報送信手段の監視情報の送信からこれに対す
る返送までに要する伝送所要時間を考慮した所定の時間
内に一致しないとき警報を出力するようにしたので、回
線異常の発生を確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における回線監視システムで
親局と1つの子局との間で送受信されるデータのワード
構成を表わした説明図である。
【図2】本実施例で親局と子局の回路構成の要部を表わ
したブロック図である。
【符号の説明】
11 親局 12 子局 13 親送信情報 14 監視情報ワード 15 子送信情報 16 監視応答情報ワード 21 乱数発生器 22 乱数 24 CDT送信部(親局側) 25 CDT受信部(親局側) 26 比較器 28 外部出力部(警報手段) 31 CDT受信部(子局側) 32 CDT送信部(子局側)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 17/00 G06F 11/30 G06F 13/00 H04L 29/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視情報として乱数を発生させる乱数発
    生手段と、この乱数を監視情報として送信情報に付加し
    て送信する監視情報送信手段と、返送されてきた情報に
    付加された監視応答情報を送信時の乱数と比較する比較
    手段と、この比較手段による比較結果が前記監視情報送
    信手段の監視情報の送信からこれに対する返送までに要
    する伝送所要時間を考慮した所定の時間内に一致しない
    とき警報を出力する警報出力手段とを備えた親局と、 監視情報が送られてきたときこれを前記親局に監視応答
    情報として返送する子局とを具備することを特徴とする
    回線監視システム。
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JP3616471B2 (ja) 1997-03-18 2005-02-02 日本電気株式会社 監視システム
CN103595492B (zh) * 2013-10-09 2015-11-18 国家电网公司 Cdt通道故障报警系统

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