JPH10190607A - 回線監視方式 - Google Patents

回線監視方式

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JPH10190607A
JPH10190607A JP34367696A JP34367696A JPH10190607A JP H10190607 A JPH10190607 A JP H10190607A JP 34367696 A JP34367696 A JP 34367696A JP 34367696 A JP34367696 A JP 34367696A JP H10190607 A JPH10190607 A JP H10190607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
transmission
code pattern
failure
alarm
Prior art date
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Pending
Application number
JP34367696A
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English (en)
Inventor
Naoto Kubo
久保  直人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH10190607A publication Critical patent/JPH10190607A/ja
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主信号の伝送効率を低下させることなく、障
害部位を容易に特定することができる回線監視方式を提
供する。 【解決手段】 入力された原信号を所定の送信信号に変
換して出力する送信部と送信信号を受信して原信号を再
生する受信部とからなるディジタル通信システムの回線
の障害を監視する回線監視方式において、送信部に、送
信信号の信号断を検出して警報を発する送信信号断検出
部と、受信部で原信号を再生するために必要な、送信信
号に多重化されて挿入された符号パターンの誤りを検出
して警報を発する送信符号パターン検出部とを有し、受
信部に、受信した信号の信号断を検出して警報を発する
受信信号断検出部と、符号パターンの誤りを検出して警
報を発する受信符号パターン検出部とを有する構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は送信部と受信部とか
らなるディジタル通信システムの回線の障害を監視する
回線監視方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回線監視方式では、デバイスの故
障などによって発生する信号断を検出する以外に、障害
を検出するための所定のテストパターンを、送りたい信
号である主信号に送信側で挿入し(多重化し)、受信側
でそのテストパターンのエラーを検出することで、回線
や装置の障害発生を監視する回線監視方式が提案されて
いる。
【0003】例えば、特開平4−319820号公報で
は、冗長構成された伝送路を有する送信回路および受信
回路に伝送路系を選択する選択回路をそれぞれ設け、テ
ストパターンを挿入して多重化された送信信号を各伝送
路系を経由して送信し、受信したテストパターンの誤り
を検出することで、障害発生部位を特定する伝送装置の
監視方式が開示されている。
【0004】また、特開平4−144327号公報で
は、自局および対向局に、それぞれテストパターンを折
り返す手段と、テストパターンの誤りを検出する手段と
を設けることにより、障害発生部位の切り分けを可能に
した送受信システムの障害監視システムが開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来の回線監視方式では、テストパターンを用い
て障害を検出しているため、送信信号には、主信号とは
別の信号が挿入されて多重化されるため、主信号の伝送
効率が低下する問題があった。
【0006】また、テストパターン発生回路、テストパ
ターン検出回路、伝送路系の選択回路などの回路を付加
する必要があるため、回路規模が大きくなる問題があっ
た。
【0007】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、主信号
の伝送効率を低下させることなく、障害部位を容易に特
定することができる回線監視方式を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の回線監視方式は、入力された原信号を所定の送
信信号に変換して出力する送信部と、前記送信信号を受
信して前記原信号を再生する受信部とからなるディジタ
ル通信システムの回線の障害を監視する回線監視方式に
おいて、前記送信部に、前記送信信号の信号断を検出し
て警報を発する送信信号断検出部と、前記受信部で前記
原信号を再生するために必要な、前記送信信号に多重化
されて挿入された符号パターンの誤りを検出して警報を
発する送信符号パターン検出部と、を有することを特徴
とする。
【0009】このとき、前記受信部に、受信した信号の
信号断を検出して警報を発する受信信号断検出部と、前
記符号パターンの誤りを検出して警報を発する受信符号
パターン検出部と、を有していてもよい。
【0010】上記のように構成され回線監視方式は、送
信部に送信信号断検出部および送信符号パターン検出部
を有することで、送信部で発生した障害が送信信号断検
出部、または送信符号パターン検出部のいずれかで検出
されるため、送信部で障害を検出できる。
【0011】また、受信部に受信信号断検出部および受
信符号パターン検出部を有することで、送信部と受信部
を繋ぐ伝送路、あるいは受信部で障害が発生したことが
検出できるため、警報発生の状態によって障害発生部位
を容易に特定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は本発明の回線監視方式の構成を示す
ブロック図である。
【0014】図1において、送信部1は、入力された原
信号を処理して送信信号を生成する送信符号処理部11
と、送信符号処理部11から出力される送信信号の信号
断を検出する送信信号断検出部12と、送信符号処理部
11から出力される送信信号のフレーム同期ビットやパ
リティチェックビットなどの符号パターンを検出する送
信符号パターン検出部13とによって構成されている。
【0015】また、受信部2は、受信した信号を処理し
て原信号を再生する受信符号処理部21と、受信信号の
信号断を検出する受信信号断検出部22と、受信信号の
フレーム同期が確立されたか否かの確認やパリティチェ
ックなどを行う受信符号パターン検出部23とによって
構成されている。
【0016】まず、送信部1の構成について詳細に説明
する。
【0017】送信符号処理部11は、入力された原信号
に対してディジタル通信システムを運用、監視する上で
必要な信号処理を行う。この信号処理によって、例え
ば、受信部2でフレーム同期を確立するために使用する
フレーム同期ビットや、情報の誤りを検出するために使
用するパリティチェックビットなどを挿入した(多重化
した)送信信号を生成する。送信符号処理部11から出
力される送信信号は、送信信号断検出部12、および送
信符号パターン検出部13に入力される。
【0018】送信信号断検出部12は、送信符号処理部
11から出力される送信信号の信号断を検出しており、
送信符号処理部11の故障などにより送信信号に変化が
見られない場合に障害が発生したものとして警報を発生
する。
【0019】送信符号パターン検出部13は、送信符号
処理部11で送信信号に挿入されたフレーム同期ビット
やパリティチェックビットなどの符号パターンに対し
て、後述する受信部2の受信符号パターン検出部23と
同様の処理を行い、フレーム同期が確立されたか否かの
確認やパリティチェックを行い、フレーム同期が確立し
ない場合やパリティチェックで誤りが検出された場合は
障害が発生したものとして警報を発生する。
【0020】次に、受信部2の構成について詳細に説明
する。
【0021】受信符号パターン検出部23は、受信した
信号に対するフレーム同期が確立されたか否かの確認、
およびパリティチェックなどを行い、受信符号処理部2
1で処理を行うための基準となるタイミング信号を出力
する。ここで、フレーム同期が確立しない場合やパリテ
ィチェックによって誤りが検出された場合はそれぞれの
事象に対応した警報を発生する。
【0022】受信符号処理部21は、受信符号パターン
検出部23から出力されるタイミング信号によってディ
ジタル通信システムを運用、監視する上で必要な信号処
理を行い、原信号を再生する。
【0023】また、受信信号断検出部22は、受信した
信号の信号断を検出し、送信部1と受信部2との間の伝
送路の障害や送信部1の故障などによって受信した信号
に変化が見られない場合に障害が発生したものとして警
報を発生する。
【0024】このような構成において、次に図1に示し
た本発明の回線監視方式の動作について説明する。な
お、以下では3種類の障害事例に対する回線監視方式の
動作を説明している。
【0025】(第1の障害事例)まず、第1の障害事例
として、送信部1と受信部2との間の伝送路で障害が発
生した場合を考える。
【0026】伝送路の障害としては、有線伝送路ではケ
ーブルが切断した場合が考えられる。また、無線伝送路
では受信側の入力電界が非常に低くなった場合などが考
えられる。なお、送信部1の動作は正常であるものとす
る。
【0027】このとき、送信部1に設けられている送信
信号断検出部12および送信符号パターン検出部13か
らは警報が発生しない。
【0028】一方、受信部2に設けられている受信信号
断検出部22、および受信符号パターン検出部23で
は、受信した信号が信号断になっているので、障害を検
出して警報を発生する。
【0029】また、障害の程度が上記ほど悪くない場
合、例えば無線伝送路を経由して受信した信号が正しく
再生できないような場合、受信部2では、受信した信号
が信号断になっていないので受信信号断検出部22は警
報を発生しない。しかしながら、受信符号パターン検出
部23はフレーム同期ビットを正しく検出することがで
きないため警報を発生する。なお、送信部1の動作は上
記と同様に正常である。
【0030】(第2の障害事例)次に第2に障害例とし
て、送信部1の機器に障害が発生した場合を考える。
【0031】例えば、送信部1の送信符号処理部11に
障害が発生して送信信号が信号断になった場合、送信信
号断検出部12は、送信信号に変化が見られないため警
報を発生する。また、送信符号パターン検出部13もフ
レーム同期ビットを正しく検出することができないため
警報を発生する。さらに、受信部2の受信信号断検出部
22、および受信符号パターン検出部13もそれぞれ同
様に警報を発生する。 (第3の障害事例)次に第3に障害例として、第2に障
害例と同様に送信部1の機器に障害が発生した場合につ
いて、第2の障害例とは障害の発生形態が違う場合を考
える。
【0032】例えば、送信部1の送信符号処理部11の
一部に障害が発生し、送信符号処理部11の出力信号に
フレーム同期ビットやパリティチェックビットが正しく
挿入されない場合などが考えられる。
【0033】この場合、送信信号には変化があるので、
送信信号断検出部12および受信信号断検出部22では
警報を発生しない。
【0034】しかしながら、送信符号パターン検出部1
3および受信符号パターン検出部23は、送信符号処理
部11でフレーム同期ビットやパリティチェックビット
が正しく挿入されていないため、フレーム同期が確立し
ないことや、パリティチェックで誤りが検出されるため
警報を発生する。
【0035】したがって、上記3つの障害例のように、
それぞれ異なる障害が発生した場合でも、本発明の回線
監視方式を構成する送信信号断検出部12、送信符号パ
ターン検出部13、受信信号断検出部22、および送信
符号パターン検出部13の警報発生状態によって障害発
生部位を容易に特定することができる。
【0036】特に、送信部1で発生した障害が、送信部
1の構成要素である送信信号断検出部12および送信符
号パターン検出部13のいずれかで検出されるため、受
信部2だけでなく、送信部1でも障害を検出できる。
【0037】よって、回線の障害を監視するためのテス
トパターンのような特別な信号を付加することなく、回
線を正しく動作させる上で必要なフレーム同期ビットな
どを利用して回線の監視を行うことができるため、回線
の伝送効率を高めることができる。
【0038】また、送信部1に送信符号パターン検出部
13を設けたことにより、信号断だけでなく、送信信号
の符号パターンの異常も検出することができるため、確
実に障害の切り分けを行うことができる。
【0039】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0040】請求項1に記載のものにおいては、送信部
で発生した障害が、送信部が有する送信信号断検出部ま
たは送信符号パターン検出部のいずれかで検出されるた
め、送信部で障害を検出できる。
【0041】また、送信符号パターン検出部を設けたこ
とにより、信号断だけでなく、送信信号の符号パターン
の異常も検出することができるため、確実に障害の切り
分けを行うことができる。
【0042】請求項2に記載のものにおいては、送信信
号断検出部、送信符号パターン検出部、受信信号断検出
部、および送信符号パターン検出部の警報発生状態によ
って、より詳細に障害発生部位を特定することができ
る。
【0043】また、回線の障害を監視するためのテスト
パターンのような特別な信号を付加することなく、回線
を正しく動作させる上で必要な符号パターンを利用して
回線を監視することができるため、回線の伝送効率を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回線監視方式の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 送信部 2 受信部 11 送信符号処理部 12 送信信号断検出部 13 送信符号パターン検出部 21 受信符号処理部 22 受信信号断検出部 23 受信符号パターン検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された原信号を所定の送信信号に変
    換して出力する送信部と、前記送信信号を受信して前記
    原信号を再生する受信部とからなるディジタル通信シス
    テムの回線の障害を監視する回線監視方式において、 前記送信部に、 前記送信信号の信号断を検出して警報を発する送信信号
    断検出部と、 前記受信部で前記原信号を再生するために必要な、前記
    送信信号に多重化されて挿入された符号パターンの誤り
    を検出して警報を発する送信符号パターン検出部と、を
    有することを特徴とする回線監視方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の回線監視方式におい
    て、 前記受信部に、 受信した信号の信号断を検出して警報を発する受信信号
    断検出部と、 前記符号パターンの誤りを検出して警報を発する受信符
    号パターン検出部と、を有することを特徴とする回線監
    視方式。
JP34367696A 1996-12-24 1996-12-24 回線監視方式 Pending JPH10190607A (ja)

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