JPH09237237A - リモート入出力装置 - Google Patents

リモート入出力装置

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Publication number
JPH09237237A
JPH09237237A JP8044585A JP4458596A JPH09237237A JP H09237237 A JPH09237237 A JP H09237237A JP 8044585 A JP8044585 A JP 8044585A JP 4458596 A JP4458596 A JP 4458596A JP H09237237 A JPH09237237 A JP H09237237A
Authority
JP
Japan
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output
card
data
master station
reset
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Application number
JP8044585A
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English (en)
Inventor
Kuniko Wakashiro
邦子 若城
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力(DO)カードを活線挿抜する場合、各
信号ラインの波形の乱れにより出力データが異常データ
になるのを防止する。 【解決手段】 リモートIO親局5からの出力コマンド
を信号レベル変換カード4でレベル変換と復号化し、D
Oカード8の制御部6でパラレルデータに変換し、出力
コマンド中のアドレスが自カードのアドレスであり、出
力コマンド中のチェックコードでのチェックの結果が正
常であれば、制御部6からDOインタフェース7を介し
てプロセス制御対象の外部機器へ出力して制御する。従
って、制御部6を出力カード内に内蔵しているので、カ
ードの活線挿抜による波形の乱れがあっても制御部6で
自アドレスか否か、チェックコードにより出力データは
正常か否かをカード内で判断することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親局が送信したデ
ータを書き込み、そのデータを出力して外部の装置を操
作するためのリモート入出力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図18は、例えば、特開平7−1687
70号公報記載の従来のリモート入出力装置の構成を示
すブロック図である。図において、1はリモート入出力
装置、2はデータが伝送される通信ライン、5は通信ラ
イン2を介してリモートIO(Input Output)子局24
にデータを伝送するリモートIO親局である。
【0003】8はリモートIO子局24からのデータが
書き込まれる出力カードとしてのDO(Digital Outpu
t)カードで、ディジタル出力により外部機器(制御対
象プロセスで、温度制御装置や水位制御装置等)を操作
・制御する。また、このカードはプリント基板を用いた
プリント配線カードで形成される。10はIO電源装置
である。
【0004】25はリモートIO子局24に設けられた
親局子局異常検出部であり、親局または子局の少なくと
もどちらか一方が異常となったときその異常を検出す
る。26はリモートIO子局24に設けられた制御部で
あり、親局からのシリアルデータをパラレルデータに変
換しそのデータを出力データと制御信号に分解する。2
7はリモートIO子局24からの制御信号及びデータを
DOカード8へ入力するためのパラレルラインである。
【0005】次に動作について説明する。リモートIO
親局5及びリモートIO子局24が正常時には、リモー
トIO親局5からの出力データをリモートIO子局24
が受信して、そのシリアルデータをパラレルデータに変
換し、出力データと制御信号に分解し、その出力データ
を各DCカード8へ書き込む。出力データが書き込まれ
た各DOカード8は、出力信号を外部の機器に対して出
力する。このようにして正常時には、各プロセスをリモ
ートIO親局5からの出力データにより制御する。
【0006】また、リモートIO親局5及びリモートI
O子局24に異常が生じた場合、親局子局異常検出部2
5が異常を検出し制御部26へ通知する。異常を認識し
た制御部26は、各DOカード8に対して異常時用に予
め設定しておいたデータを、各DOカード8に対して書
き込みを行い、プロセスに対して異常時用のデータを出
力する。このようにして異常時にも、外部プロセスに対
する悪影響を防止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のリモート入出力
装置は、リモートIO子局24に設けている制御部26
にて親局からのデータを制御信号や出力データに変換し
ているため、リモートIO子局24とDOカード8間の
各制御信号、出力データが個別の信号ライン(パラレル
ライン)となり、DOカード8を活線挿抜する場合、各
信号ラインの波形の乱れにより出力データの論理が乱れ
る可能性があり、データの1ビットが乱れることによっ
てDOカード8が誤動作し、誤出力する可能性がある。
【0008】また、制御部26が異常になれば、すべて
のDOカード8に対して親局からのアクセスが不可能に
なる。また、リモートIO親局5とリモートIO子局2
4の異常は検出可能であるがDOカード8への入力ライ
ンであるパラレルライン27で異常が発生した場合はリ
モート入出力装置において検出できないという問題があ
った。
【0009】この発明は上記にような課題を解決するた
めになされたものであり、リモート入出力装置の各DO
カードの活線挿抜を容易にできると共に、異常が発生し
た場合、その異常の影響を最小限に押さえることを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1)この発明に係るリモート入出力装置は、親局から
ポーリング方式で伝送されたデータを受信してデータ処
理を行うリモート入出力装置において、信号レベル変換
部と、この信号レベル変換部とシリアルラインを介して
接続された複数の出力カードとを備え、上記信号レベル
変換部は、親局からの符号化されたシリアルデータを受
信して復号化し、上記出力カードは、上記復号化された
シリアルデータをパラレルデータに変換して、外部に出
力すると共に、親局に対する応答データをシリアルデー
タとして生成し、上記信号レベル変換部を介して送信す
るようにしたものである。
【0011】(2)また、上記(1)において、出力カ
ードは、親局からのポーリングが所定の時間内に行われ
ないと異常と判定し自カードをリセットする異常処理手
段を設けたものである。
【0012】(3)また、上記(1)において、出力カ
ードは、親局からのポーリングが所定の時間内に行われ
ないと異常と判定する異常検出手段と、上記異常と判定
されると外部への出力をカットするか、または、前値保
持するかを選択する選択手段とを設け、出力カットを選
択した場合は外部への出力を停止し、前値保持を選択し
た場合は前値保持したままの出力をするようにしたもの
である。
【0013】(4)また、上記(1)〜(3)のいずれ
か1項において、出力カードは、親局からリセット信号
としてリセットコマンドと出力カードを識別するアドレ
ス情報とを受けると、このアドレスが自カードのアドレ
スであれば、自カードをリセットするリセット動作制御
手段を設けたものである。
【0014】(5)また、上記(1)〜(4)のいずれ
か1項において、親局からの特有のリセットコマンドを
受けると、このリセットコマンドにより内蔵するすべて
の出力カードを一斉にリセットするリセット手段を設け
たものである。
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図1お
よび図2に基づいて説明する。図1において、図18と
同じ符号は同一のものである。3は親局からの符号化デ
ータを出力カードに伝送可能なレベルに変換し復号化を
行う信号レベル変換部、4はその信号レベル変換部3を
備えた信号レベル変換カードである。
【0015】6は信号レベル変換カード4にて変換され
たリモートIO親局5からのデータを受信しデータ出力
動作を制御し親局に対する応答を送信する制御部、7は
制御部6にて受信したデータを外部へ出力するDOイン
タフェース部、8は制御部6とDOインタフェース部7
を備えたDOカード、9は信号レベル変換カード4から
のシリアルデータをDOカード8へ入力するためのシリ
アルラインである。
【0016】図2は、図1のDOカード8の内部構成を
示したものであり、11はDOカード8に入力されるデ
ータを受信し、そのデータをパラレルデータに変換する
受信部、12は受信部11で受信したデータを解析しそ
のデータに応じてDO動作を制御するDO動作制御部、
13はDO動作制御部12が出力するパラレルデータを
シリアルデータに変換しそのデータを送信する送信部で
ある。
【0017】次に動作について図3、図4のフローチャ
ートと共に説明する。リモートIO親局5とリモート入
出力装置1の間のデータ伝送は、ポーリング方式によっ
て行う。 (1)リモートIO親局5は「アドレス、出力コマン
ド、出力データ及びチェックコード」を図5のようなシ
リアルデータとして、符号化しレベル変換して送信する
(S1)。
【0018】(2)通信ライン2を介して、リモート入
出力装置1のリモートIO子局4は、信号レベル変換カ
ード4でそのデータを受信し、信号レベル変換部3でD
Oカード8が受信できるレベルに変換し復号化する(S
2)。 (3)DOカード8の受信部11は、シリアルライン9
を介してそのデータを受信し、パラレルデータへ変換す
る(S3)。
【0019】(4)DO動作制御部12でその受信デー
タのアドレス部が予め設定してある自カードのアドレス
と一致し(S4)、 (5)コントロール信号部(図5のコマンド部)が出力
コマンドであり(S5)、 (6)チェックコードのチェックでエラーがなければ
(S6)、 (7)DO動作制御部12は、出力データをDOインタ
フェース部7へ出力する(S7)。
【0020】(8)DOインタフェース部7は、DO動
作制御部12からの出力データを受信し、外部機器に対
しそのデータを出力する(S8)。 (9)更に、DO動作制御部12は、正常に出力動作を
行ったことを示す応答信号を送信部13に対して出力す
る(S10)。
【0021】(10)送信部13は、自カードのアドレ
スとDO動作制御部12が出力した応答信号およびチェ
ックコードを、図6で示すシリアルデータに変換して、
シリアルライン9を介して信号レベル変換カード4へ送
信する(S11)。 (11)信号レベル変換カード4は、そのシリアルデー
タを符号化しレベル変換して通信ライン2を介してリモ
ートIO親局5へ送信する(S12)。
【0022】(12)リモートIO親局5では、その受
信信号のアドレスと応答信号が正しく、チェックコード
のチェックでエラーが無ければ正常にポーリングが終了
したと判断し、次のDOカード8に対してポーリングを
開始する(S13)。このようにして、次々と各DOカ
ード8に対してポーリングを行うことができる。
【0023】(13)ステップS4の判定が「NO」で
あれば、他のIOカードに対する信号であるので、自カ
ードの処理は終了する。また、ステップS5で、出力コ
マンドでなければ他のコマンドの処理を実行する。ま
た、ステップS6で、チェックコードエラーがあれば、
DO動作制御部12は通信異常と判定し、出力を変化さ
せずそのままの状態を保持する(S9)。
【0024】以上のように、制御部6を各DOカード8
に備え、ここでシリアル・パラレル変換を行うことによ
って信号レベル変換カード4とDOカード8間のデータ
ラインをシリアルラインとすることができ、活線挿抜を
行ったときシリアルライン9が乱れれば、受信部11で
のチェックコードのチェックでエラーが発生し通信異常
と判断して出力動作を行わないため誤出力を防げる。
【0025】更に、信号レベル変換カード4とDOカー
ド8間の信号線が一本であるので、入出力バッファの数
を少なくでき、部品点数を削減できる。また、各DOカ
ード8に制御部6を設けているため、あるDOカードの
制御部に異常が生じた場合、親局からのポーリングが不
可能となるのは異常が生じたDOカードのみであり、他
のDOカードにはポーリング可能である。
【0026】なお、応答信号が異常であったり、チェッ
クコードのチェックでエラーがあったりすると、親局は
次のポーリングでリトライを行う。通常は連続3回程度
続けて同じDOカードに対するポーリングが異常となる
と、親局内で異常と判定する。この間正常応答になれば
正常とみなす。
【0027】実施の形態2.この実施の形態2は、出力
カードが親局からのポーリングが一定時間無い場合に異
常と判定してリセットするものである。以下、この発明
の実施の形態2を図7に基づいて説明する。実施の形態
2のリモート入出力装置は図1のDOカード8の内部を
図7のような構成にしたものである。
【0028】図7において、図2と同じ符号は同一のも
のである。14はポーリング動作が正常に行われるたび
にDO動作制御部12が出力するポーリング正常パル
ス、15はポーリング異常を検出するポーリング異常検
出部、16はDOカード8内をリセットするリセット信
号である。
【0029】次に動作について図8のフローチャートと
共に説明する。 (1)正常時には実施の形態1の動作に加え、DO動作
制御部12が自カードへの正常ポーリングを確認する
と、応答信号を送信し、送信後、ポーリング動作が正常
終了したことを通知するための、ポーリング正常パルス
14を1パルス発生し、ポーリング異常検出部15はポ
ーリング正常パルス14を受信する(T1)。
【0030】(2)リモートIO親局5、通信ライン
2、信号レベル変換カード4、シリアルライン9、受信
部11、送信部13、DO動作制御部12のうちの少な
くとも1か所で異常が発生した場合は、上記ポーリング
正常パルス14が出力されないので、ポーリング異常検
出部15で、ポーリング正常パルス14を監視してお
き、一定時間以上たっても出力されない場合は(T
2)、
【0031】(3)ポーリング異常と判断し、リセット
信号16を出力し(T3)、 (4)自カード(受信部、送信部、DO動作制御部、D
Oインタフェース)をリセットして、カード内すべてを
初期状態(親局からのコマンド待ち状態)にすることに
より、異常箇所を復旧させる(T4)。
【0032】以上のように、ポーリング異常検出部15
をDOカード8上に設けたので、異常発生時に異常を検
出したDOカード8のみをリセットすることができ、他
のDOカード8には影響を及ぼさない。なお、このリセ
ットにより親局からのポーリング待ち状態にすると共
に、外部機器への制御信号はすべて無意(制御命令を取
消)となる。
【0033】実施の形態3.この実施の形態3は、出力
カードが親局からのポーリングが一定時間無い場合に異
常と判定して、外部への出力をカット又は前値保持した
まま出力するものである。
【0034】以下、この発明の実施の形態3を図9に基
づいて説明する。実施の形態3のリモート入出力装置
は、図1のDOカード8の内部を図9のような構成にし
たものである。
【0035】図9において、図7と同じ符号は同一のも
のである。17はポーリング異常時に有意になるポーリ
ング異常信号、18は出力をカットするか前値保持する
かを選択する出力カット選択部、19は出力カット時に
有意になる出力カット信号である。
【0036】次に動作について図10のフローチャート
と共に説明する。 (1)正常時には実施の形態2と同様の動作を行う。即
ち、リモート入出力装置のポーリング異常検出部15
は、DO動作制御部12からのポーリングパルスを受信
する(U1)。
【0037】(2)リモートIO親局5、通信ライン
2、信号レベル変換カード4、シリアルライン9、受信
部11、送信部13、DO動作制御部12のうちの少な
くとも1か所で異常が発生した場合は、上記ポーリング
正常パルス14が出力されないので、ポーリング異常検
出部15でポーリング正常パルス14を監視しておき、
一定時間以上たっても出力されない場合は(U2)、 (3)ポーリング異常と判断し、ポーリング異常信号1
7を出力する(U3)。
【0038】(4)出力カット選択部18はポーリング
異常信号17を受けると、「出力カット/前値保持」の
いずれかが選択されているので(U4)、 (5)「出力カット」を選択している場合は、出力カッ
ト信号19を出力する(U5)。
【0039】(6)DOインタフェース7は、出力カッ
ト信号19を受けると出力を無意(制御命令を取消)と
する。 (7)「前値保持」が選択されている場合は、出力カッ
ト選択部18は出力カット信号19を出さないので、D
Oインタフェース7は前値保持を行う(U8)。前値保
持の場合、外部機器への信号は保持されたままとなり、
この保持された前値出力で外部機器への制御を継続させ
る。
【0040】以上のように、ポーリング異常検出部15
をDOカード8上に設けたので、異常発生時に異常を検
出したDOカード8のDO出力のみをカットする事がで
き、他のDOカード8には影響を及ぼさない。また、D
Oカードへの入力ラインであるシリアルライン9に異常
が発生した時も異常を検出し出力をカットすることがで
きる。
【0041】実施の形態4.この実施の形態4は、親局
から出力カードのアドレス指定のリセットコマンドによ
り、所定の出力カードをリセットするものである。
【0042】以下、この発明の実施の形態4を図11に
基づいて説明する。実施の形態4のリモート入出力装置
は、図1のDOカード8の内部を図11のような構成に
したものである。図11において、図2と同じ符号は同
一のものである。20がリセット命令を送信した際にリ
セット動作を制御するリセット動作制御部、21はリセ
ット動作制御部が出力するリセット信号である。
【0043】次に動作について図12、図13のフロー
チャートと共に説明する。 (1)リモートIO親局5がDOカード8に対して出力
動作を行う場合には、実施の形態1と同様の動作を行
う。 (2)リモートIO親局5がDOカード8に対してリセ
ット動作を行う場合は、リモートIO親局5がアドレ
ス、リセットコマンド及びチェックコードを図14のよ
うなシリアルデータとし、符号化しレベル変換して送信
する(V1)。
【0044】(3)リモートIO子局の信号レベル変換
カード4は、通信ライン2を介してシリアルデータを受
信し、信号レベル変換部3でDOカード8が受信できる
レベルに変換し復号化する(V2)。 (4)DOカード8の受信部11がシリアルライン9を
介してそのデータを受信し、パラレルデータへ変換する
(V3)。
【0045】(5)リセット動作制御部20は、その受
信データのアドレス部が予め設定してある自カードのア
ドレスと一致するか否かを判定し(V4)、 (6)図14に示すように、コントロール信号部がリセ
ットコマンドであり(V5)、 (7)かつ、チェックコードのチェックでエラーがなけ
れば(V6)、 (8)正常にリセットコマンドを受け取ったことを示す
応答信号を、送信部13に対して出力する(V7)。
【0046】(9)送信部13は自カードのアドレスと
DO動作制御部12が出力した応答信号およびチェック
コードをシリアルデータに変換してシリアルライン9を
介して信号レベル変換カード4へ送信する(V9)。 (10)信号レベル変換カード4は、そのシリアルデー
タを符号化してレベル変換し、通信ライン2を介してリ
モートIO親局5へ送信する(V10)。
【0047】(11)リモートIO親局5は、その受信
信号のアドレスと応答信号が正しくチェックコードのチ
ェックでエラーが無ければ、正常にポーリングが終了し
たと判断し、次のDOカード8に対してポーリングを開
始する(V11)。
【0048】(12)一方、送信が完了した後、リセッ
ト動作制御部20は、リセット信号21を出力し(V1
2)、 (13)自カード(受信部、送信部、DO動作部、DO
インタフェース)にリセットをかける。
【0049】以上のように、リセット動作制御部20を
DOカード8上に設けたので、リモートIO親局5から
特定のDOカード8に対してのみリセットをかけること
ができる。
【0050】従って、DOカードが何らかの異常で親局
に応答を返せなくなった場合、親局からリセットするも
ので、アドレスを指定することにより、他の正常動作の
DOカードを除いて異常のあるカードのみリセットする
ことができる。
【0051】実施の形態5.この実施の形態5は、親局
から特有のリセット符号により、全ての出力カードを一
斉にリセットするものである。
【0052】以下、この発明の実施の形態5を図15に
基づいて説明する。図15において、図1と同じ符号は
同一のものである。22はリモートIO親局からのリセ
ット波形を検出するリセット波形検出部、23はDOカ
ード8をリセットするリセット信号である。
【0053】次に動作について図16のフローチャート
と共に説明する。リモートIO親局5がDOカードに対
して出力動作を行う場合には、実施の形態1と同様の動
作を行う。ここで出力動作を行う場合、リモートIO親
局が信号として差分マンチェスタ符号(「1」の時も
「0」の時もその1ビットを表す区間で位相の変化が起
こる公知の符号)を送信する場合について説明する。
【0054】(1)出力動作を行う場合、リモートIO
親局は、差分マンチェスタ符号を送信するが、DOカー
ドに対してリセットをかける場合は、特有のリセット符
号として図17に示すような数ビット区間差分マンチェ
スタ符号を送信した後、2ビット以上の区間位相変化無
しの符号を送信し、続いて数ビット区間差分マンチェス
タ符号を送信する(W1)。
【0055】(2)リセット波形検出部22は、上記の
差分マンチェスタ符号−位相変化無しの符号−差分マン
チェスタ符号の波形を検出すると(W2)、 (3)リセット信号23を出力し(W3)、 (4)すべてのDOカード8に同時にリセットをかける
(W4)。
【0056】以上のように、リセット波形検出部22を
信号レベル変換カード4に設けたので、制御部6に異常
が生じた場合も、リモートIO親局5からDOカード8
に対してリセットをかけることができる。
【0057】なお、一斉にリセットするケースは、実施
の形態2または実施の形態3でDOカード内部に異常が
発生したことにより、ポーリング異常が検出できない場
合、また、実施の形態4でDOカード内部に異常が発生
したことにより、リセット動作制御部からリセット信号
が出力できない場合、DOカードを復旧させる手段がな
くなるので、親局は子局から正しい応答が返ってこない
と異常と判断し、この実施の形態5のように一斉にリセ
ットを行う。即ち、この実施の形態5ではDOカードの
どの部分に異常が生じた時でもリセットをかけることが
できる。
【0058】なお、本実施の形態ではリセット波形とし
て差分マンチェスタ符号−位相変化無しの符号−差分マ
ンチェスタ符号の波形を採用したが、上記差分マンチェ
スタ符号の部分は、1ビット区間で位相変化が必ずおこ
る符号であれば、その符号を採用しても良い。
【0059】また、リセット信号23のラインと、シリ
アルライン9とを別のラインにしているのは、もし、両
ラインを共用すると、受信部11でその信号がリセット
信号であると判断しなければならないので、受信部11
が異常の場合にリセットがかれられなくなる。従って、
別のラインにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1〜4によるリモート
入出力装置のシステム構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるDOカードの
内部構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による動作のフロー
チャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1による動作のフロー
チャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1による出力コマンド
信号の構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による応答信号の構
成図である。
【図7】 この発明の実施の形態2によるDOカードの
内部構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態2による動作のフロー
チャートである。
【図9】 この発明の実施の形態3によるDOカードの
内部構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態3による動作のフロ
ーチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態4によるDOカード
の内部構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態4による動作のフロ
ーチャートである。
【図13】 この発明の実施の形態4による動作のフロ
ーチャートである。
【図14】 この発明の実施の形態4によるリセット信
号の構成図である。
【図15】 この発明の実施の形態5によるDOカード
の内部構成図である。
【図16】 この発明の実施の形態5による動作のフロ
ーチャートである。
【図17】 この発明の実施の形態5によるリセット信
号の構成図である。
【図18】 従来のリモート入出力装置のシステム構成
図である。
【符号の説明】
1 リモート入出力装置、2 通信ライン、3 信号レ
ベル変換部、4 信号レベル変換カード、5 リモート
IO親局、6 制御部、7 DOインタフェース部、8
DOカード、9 シリアルライン、10 IO電源装
置、11 受信部、12 DO動作制御部、13 送信
部、14 ポーリング正常パルス、15 ポーリング異
常検出部、16 リセット信号、17 ポーリング異常
信号、18 出力カット選択部、19 出力カット信
号、20 リセット動作制御部、21 リセット信号、
22 リセット波形検出部、23 リセット信号、24
親局子局異常検出部、27 パラレルライン。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局からポーリング方式で伝送されたデ
    ータを受信してデータ処理を行うリモート入出力装置に
    おいて、信号レベル変換部と、この信号レベル変換部と
    シリアルラインを介して接続された複数の出力カードと
    を備え、上記信号レベル変換部は、親局からの符号化さ
    れたシリアルデータを受信して復号化し、上記出力カー
    ドは、上記復号化されたシリアルデータをパラレルデー
    タに変換して、外部に出力すると共に、親局に対する応
    答データをシリアルデータとして生成し、上記信号レベ
    ル変換部を介して送信するようにしたことを特徴とする
    リモート入出力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、出力カードは、親局
    からのポーリングが所定の時間内に行われないと異常と
    判定し自カードをリセットする異常処理手段を設けたこ
    とを特徴とするリモート入出力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、出力カードは、親局
    からのポーリングが所定の時間内に行われないと異常と
    判定する異常検出手段と、上記異常と判定されると外部
    への出力をカットするか、または、前値保持するかを選
    択する選択手段とを設け、出力カットを選択した場合は
    外部への出力を停止し、前値保持を選択した場合は前値
    保持したままの出力をするようにしたことを特徴とする
    リモート入出力装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、
    出力カードは、親局からリセット信号としてリセットコ
    マンドと出力カードを識別するアドレス情報とを受ける
    と、このアドレスが自カードのアドレスであれば、自カ
    ードをリセットするリセット動作制御手段を設けたこと
    を特徴とするリモート入出力装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において、
    親局からの特有のリセットコマンドを受けると、このリ
    セットコマンドにより内蔵するすべての出力カードを一
    斉にリセットするリセット手段を設けたことを特徴とす
    るリモート入出力装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100342341C (zh) * 2004-01-15 2007-10-10 雅马哈株式会社 外部设备的远程控制方法和装置

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