JP3058001B2 - パネルの取付構造 - Google Patents
パネルの取付構造Info
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- JP3058001B2 JP3058001B2 JP6055575A JP5557594A JP3058001B2 JP 3058001 B2 JP3058001 B2 JP 3058001B2 JP 6055575 A JP6055575 A JP 6055575A JP 5557594 A JP5557594 A JP 5557594A JP 3058001 B2 JP3058001 B2 JP 3058001B2
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機等のケー
シングにパネルを取り付けるパネルの取付構造に関す
る。
シングにパネルを取り付けるパネルの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機のパネル取付構造とし
ては、図9に示すように、ケーシング31の開口部31
aの近傍の内側に回転自在に取り付けられた軸部33a
と、その軸部33aから延び、前面パネル32に固定さ
れた略くの字形状のアーム部33bとを有する取付部材
33を備え、その取付部材33の一端の軸部33aを中
心に回転して、前面パネル32を開閉するものがある。
上記空気調和機の据付け時やエアフィルタの清掃等のメ
ンテナンス時には、図10に示すように、前面パネル3
2を矢印Aの方向に開いて作業を行う。
ては、図9に示すように、ケーシング31の開口部31
aの近傍の内側に回転自在に取り付けられた軸部33a
と、その軸部33aから延び、前面パネル32に固定さ
れた略くの字形状のアーム部33bとを有する取付部材
33を備え、その取付部材33の一端の軸部33aを中
心に回転して、前面パネル32を開閉するものがある。
上記空気調和機の据付け時やエアフィルタの清掃等のメ
ンテナンス時には、図10に示すように、前面パネル3
2を矢印Aの方向に開いて作業を行う。
【0003】また、図11に示すように、ケーシング4
1の開口部41aを覆う前面パネル42を開閉自在かつ
着脱可能に取り付けたものがある(実開平6−2021
号公報参照)。上記前面パネル42の上端には、ケーシ
ング41側に向かって延びるアーム43を設け、そのア
ーム43の先端に回転軸44を設けている。一方、上記
ケーシング41の上部の前面パネル42側には、支持板
45を上記アーム43に平行に設けて、上記アーム43
の回転軸44が嵌合する孔46を形成し、その孔46か
ら上部に向けて徐々に広がるV字形状の切欠き47を形
成している。上記孔46に回転軸44の小判状の部分を
嵌合している。図11の状態では、小判状の部分の平行
面が水平になっているため、孔46から回転軸44は抜
け落ちることはない。そして、上記空気調和機の据付け
時やエアフィルタの清掃等のメンテナンス時には、図1
2に示すように、前面パネル42を矢印Bの方向に開い
た後、前面パネル42を垂直に引き上げて、アーム43
の回転軸44を小判状の部分の平行面を鉛直にしてケー
シング41側の支持板45の孔46から外し、ケーシン
グ41から前面パネル42を取り外す。
1の開口部41aを覆う前面パネル42を開閉自在かつ
着脱可能に取り付けたものがある(実開平6−2021
号公報参照)。上記前面パネル42の上端には、ケーシ
ング41側に向かって延びるアーム43を設け、そのア
ーム43の先端に回転軸44を設けている。一方、上記
ケーシング41の上部の前面パネル42側には、支持板
45を上記アーム43に平行に設けて、上記アーム43
の回転軸44が嵌合する孔46を形成し、その孔46か
ら上部に向けて徐々に広がるV字形状の切欠き47を形
成している。上記孔46に回転軸44の小判状の部分を
嵌合している。図11の状態では、小判状の部分の平行
面が水平になっているため、孔46から回転軸44は抜
け落ちることはない。そして、上記空気調和機の据付け
時やエアフィルタの清掃等のメンテナンス時には、図1
2に示すように、前面パネル42を矢印Bの方向に開い
た後、前面パネル42を垂直に引き上げて、アーム43
の回転軸44を小判状の部分の平行面を鉛直にしてケー
シング41側の支持板45の孔46から外し、ケーシン
グ41から前面パネル42を取り外す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者の空気
調和機では、エアフィルタ等の清掃だけでなく、上記前
面パネル32を取り外して丸洗いをしたいという要望が
ある。しかしながら、上記前面パネル32はケーシング
31の内側に取り付けられているので、ケーシング31
を本体側から取り外して、内側から取付部材33の軸部
33aの取付部分(図示せず)を外さなければならないと
いう欠点がある。
調和機では、エアフィルタ等の清掃だけでなく、上記前
面パネル32を取り外して丸洗いをしたいという要望が
ある。しかしながら、上記前面パネル32はケーシング
31の内側に取り付けられているので、ケーシング31
を本体側から取り外して、内側から取付部材33の軸部
33aの取付部分(図示せず)を外さなければならないと
いう欠点がある。
【0005】また、前者の空気調和機では、上記前面パ
ネル32が開くときに、取付部材33のアーム部33b
がケーシング31に当接しないように、ケーシング31
に切欠き部31aを形成しなければならず、この切欠き
部31aにより美観を損ねると共に、切欠き部31aから
ケーシング31内にゴミが侵入しやすいという欠点があ
る。このことは、後者の空気調和機でも同様である。
ネル32が開くときに、取付部材33のアーム部33b
がケーシング31に当接しないように、ケーシング31
に切欠き部31aを形成しなければならず、この切欠き
部31aにより美観を損ねると共に、切欠き部31aから
ケーシング31内にゴミが侵入しやすいという欠点があ
る。このことは、後者の空気調和機でも同様である。
【0006】さらに、前者の空気調和機では、上記前面
パネル32は所定の位置に開いたまま保持することがで
きず、据付け時やメンテナンス時に前面パネル32が閉
じてしまうので、作業性が悪いという問題がある。ま
た、後者の空気調和機においても、上記前面パネル42
を所定の位置に開いたまま保持することはできない。
パネル32は所定の位置に開いたまま保持することがで
きず、据付け時やメンテナンス時に前面パネル32が閉
じてしまうので、作業性が悪いという問題がある。ま
た、後者の空気調和機においても、上記前面パネル42
を所定の位置に開いたまま保持することはできない。
【0007】そこで、この発明の目的は、ケーシングの
美観を損ねることなく、パネルを開閉かつ着脱できると
共に、所定の位置にパネルを保持できるパネルの取付構
造を提供することにある。
美観を損ねることなく、パネルを開閉かつ着脱できると
共に、所定の位置にパネルを保持できるパネルの取付構
造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1のパネルの取付構造は、ケーシングの開口
部にパネルを開閉自在に取り付けるパネルの取付構造に
おいて、上記ケーシングの開口部の近傍の内側に設けら
れた円弧形状の第1アームと、上記パネルに設けられ、
上記ケーシングの第1アームに、その第1アームの円弧
形状に沿って回転自在に嵌合する円弧形状の第2アーム
とを備え、上記第1アームの円弧形状の中心と上記第2
アームの円弧形状の中心とは同じとし、上記パネル側の
上記第2アームが上記ケーシングの上記第1アームによ
り上記パネルの開閉時の回転方向に案内されることによ
り、回転軸なしに上記パネルを回動自在としたことを特
徴としている。
め、請求項1のパネルの取付構造は、ケーシングの開口
部にパネルを開閉自在に取り付けるパネルの取付構造に
おいて、上記ケーシングの開口部の近傍の内側に設けら
れた円弧形状の第1アームと、上記パネルに設けられ、
上記ケーシングの第1アームに、その第1アームの円弧
形状に沿って回転自在に嵌合する円弧形状の第2アーム
とを備え、上記第1アームの円弧形状の中心と上記第2
アームの円弧形状の中心とは同じとし、上記パネル側の
上記第2アームが上記ケーシングの上記第1アームによ
り上記パネルの開閉時の回転方向に案内されることによ
り、回転軸なしに上記パネルを回動自在としたことを特
徴としている。
【0009】また、請求項2のパネルの取付構造は、請
求項1に記載のパネルの取付構造において、上記第1ア
ームまたは上記第2アームのいずれか一方は断面略コの
字形状の円弧形状の凹部であり、上記第1アームまたは
上記第2アームの他方は断面略凸形状の円弧形状の凸部
であり、上記円弧形状の凹部に上記円弧形状の凸部が嵌
合していることを特徴としている。
求項1に記載のパネルの取付構造において、上記第1ア
ームまたは上記第2アームのいずれか一方は断面略コの
字形状の円弧形状の凹部であり、上記第1アームまたは
上記第2アームの他方は断面略凸形状の円弧形状の凸部
であり、上記円弧形状の凹部に上記円弧形状の凸部が嵌
合していることを特徴としている。
【0010】また、請求項3のパネルの取付構造は、請
求項2に記載のパネルの取付構造において、上記円弧形
状の凸部が設けられた上記第1アームまたは上記第2ア
ームに、上記円弧形状の凸部と協同して上記円弧形状の
凹部の側壁を案内するガイド部を設けたことを特徴とし
ている。
求項2に記載のパネルの取付構造において、上記円弧形
状の凸部が設けられた上記第1アームまたは上記第2ア
ームに、上記円弧形状の凸部と協同して上記円弧形状の
凹部の側壁を案内するガイド部を設けたことを特徴とし
ている。
【0011】また、請求項4のパネルの取付構造は、請
求項3に記載のパネルの取付構造において、上記円弧形
状の凹部の側壁の外周に、上記ガイド部との係合によっ
て上記第1アームと上記第2アームとの相対的な回転位
置を所定の位置に保持する係合部を設けたことを特徴と
している。
求項3に記載のパネルの取付構造において、上記円弧形
状の凹部の側壁の外周に、上記ガイド部との係合によっ
て上記第1アームと上記第2アームとの相対的な回転位
置を所定の位置に保持する係合部を設けたことを特徴と
している。
【0012】また、請求項5のパネルの取付構造は、請
求項1及至4のいずれか一つに記載のパネルの取付構造
において、上記第1アームの円弧形状の中心は上記ケー
シングの外側に位置することを特徴としている。
求項1及至4のいずれか一つに記載のパネルの取付構造
において、上記第1アームの円弧形状の中心は上記ケー
シングの外側に位置することを特徴としている。
【0013】
【作用】上記請求項1のパネルの取付構造によれば、上
記パネルに設けられた第2アームは、上記ケーシングの
開口部の近傍に設けられた第1アームに、その第1アー
ムの円弧形状に沿って回転自在に嵌合して、第1アーム
に第2アームをスライドさせてパネルを開閉自在に取り
付けると共に、第1アームと第2アームとの嵌合が外れ
るまでパネルを開くことによって、ケーシングからパネ
ルを取り外すことができる。
記パネルに設けられた第2アームは、上記ケーシングの
開口部の近傍に設けられた第1アームに、その第1アー
ムの円弧形状に沿って回転自在に嵌合して、第1アーム
に第2アームをスライドさせてパネルを開閉自在に取り
付けると共に、第1アームと第2アームとの嵌合が外れ
るまでパネルを開くことによって、ケーシングからパネ
ルを取り外すことができる。
【0014】したがって、上記第1アームと第2アーム
のスライドを伴う相対的な回転によりパネルを開閉で
き、ケーシングに従来の軸構造における切欠き部を設け
る必要がないので、美観を損なうことがないと共に、ケ
ーシング内へのゴミの侵入を防ぐことができる。また、
据付け時やメンテナンス時に容易に着脱できるパネルの
取付構造を実現できる。
のスライドを伴う相対的な回転によりパネルを開閉で
き、ケーシングに従来の軸構造における切欠き部を設け
る必要がないので、美観を損なうことがないと共に、ケ
ーシング内へのゴミの侵入を防ぐことができる。また、
据付け時やメンテナンス時に容易に着脱できるパネルの
取付構造を実現できる。
【0015】また、上記請求項2のパネルの取付構造に
よれば、請求項1のパネルの取付構造において、上記第
1アームまたは上記第2アームのいずれか一方の断面略
コの字形状の円弧形状の凹部によって、第1アームまた
は第2アームの他方の断面略凸形状の円弧形状の凸部は
案内される。
よれば、請求項1のパネルの取付構造において、上記第
1アームまたは上記第2アームのいずれか一方の断面略
コの字形状の円弧形状の凹部によって、第1アームまた
は第2アームの他方の断面略凸形状の円弧形状の凸部は
案内される。
【0016】したがって、上記パネルは、上記第1アー
ムまたは上記第2アームのいずれか一方の断面略コの字
形状の円弧形状の凹部と、第1アームまたは第2アーム
の他方の断面略凸形状の円弧形状の凸部によって、上記
パネルの開閉を円滑に行うことができる。また、上記第
1アームまたは上記第2アームのいずれか一方の断面略
コの字形状にすることによって、第1アームと第2アー
ムのはめ合わせる位置が確認しやすくなり、パネルの取
付位置が容易に認識できる。
ムまたは上記第2アームのいずれか一方の断面略コの字
形状の円弧形状の凹部と、第1アームまたは第2アーム
の他方の断面略凸形状の円弧形状の凸部によって、上記
パネルの開閉を円滑に行うことができる。また、上記第
1アームまたは上記第2アームのいずれか一方の断面略
コの字形状にすることによって、第1アームと第2アー
ムのはめ合わせる位置が確認しやすくなり、パネルの取
付位置が容易に認識できる。
【0017】また、上記請求項3のパネルの取付構造に
よれば、請求項2のパネルの取付構造において、上記円
弧形状の凸部が設けられた第1アームまたは上記第2ア
ームに、上記円弧形状の凸部と協同して円弧形状の凹部
の側壁を案内するガイド部を設けたので、上記円弧形状
の凸部が設けられた第1アームまたは第2アームの一方
とガイド部とで形成された断面略コの字形状の凹部と、
円弧形状の凹部が設けられた第1アームまたは第2アー
ムの断面略コの字形状の凹部によって、第1アームと第
2アームはお互いに案内される。
よれば、請求項2のパネルの取付構造において、上記円
弧形状の凸部が設けられた第1アームまたは上記第2ア
ームに、上記円弧形状の凸部と協同して円弧形状の凹部
の側壁を案内するガイド部を設けたので、上記円弧形状
の凸部が設けられた第1アームまたは第2アームの一方
とガイド部とで形成された断面略コの字形状の凹部と、
円弧形状の凹部が設けられた第1アームまたは第2アー
ムの断面略コの字形状の凹部によって、第1アームと第
2アームはお互いに案内される。
【0018】したがって、上記第1アームと第2アーム
が互いに案内され、パネルの開閉をより円滑に行うこと
ができると共に、第1アームと第2アームの円弧形状に
おける半径方向の係合強度を高めて、パネルを保持する
に十分な強度を有するパネルの取付構造を実現できる。
が互いに案内され、パネルの開閉をより円滑に行うこと
ができると共に、第1アームと第2アームの円弧形状に
おける半径方向の係合強度を高めて、パネルを保持する
に十分な強度を有するパネルの取付構造を実現できる。
【0019】また、上記請求項4のパネルの取付構造に
よれば、請求項3のパネルの取付構造において、上記円
弧形状の凹部の側壁の外周に、上記ガイド部との係合に
よって上記第1,第2アームの相対的な回転位置を所定
の位置に保持する係合部を設けたので、上記ガイド部と
係合部が係合して、前面パネルを所定の位置に開いた状
態で保持する。
よれば、請求項3のパネルの取付構造において、上記円
弧形状の凹部の側壁の外周に、上記ガイド部との係合に
よって上記第1,第2アームの相対的な回転位置を所定
の位置に保持する係合部を設けたので、上記ガイド部と
係合部が係合して、前面パネルを所定の位置に開いた状
態で保持する。
【0020】したがって、上記第1アームまたは第2ア
ームの一方に設けられたガイド部と、第1アームまたは
第2アームの他方の断面略コの字形状側の外周に設けら
れた係合部によって、据付け時やメンテナンス時にパネ
ルを取り外すことなく、パネルを必要な角度に開けたま
ま保持でき、作業性がよくなる。
ームの一方に設けられたガイド部と、第1アームまたは
第2アームの他方の断面略コの字形状側の外周に設けら
れた係合部によって、据付け時やメンテナンス時にパネ
ルを取り外すことなく、パネルを必要な角度に開けたま
ま保持でき、作業性がよくなる。
【0021】また、上記請求項5のパネルの取付構造に
よれば、請求項1乃至4のいずれか一つのパネルの取付
構造において、上記第1アームの円弧形状の中心は上記
ケーシングの外側に位置するので、上記第1アームは上
記ケーシング内に占める空間を小さくできる。
よれば、請求項1乃至4のいずれか一つのパネルの取付
構造において、上記第1アームの円弧形状の中心は上記
ケーシングの外側に位置するので、上記第1アームは上
記ケーシング内に占める空間を小さくできる。
【0022】したがって、上記第1アームのケーシング
内部の空間に占める割合を小さくして、ケーシング内の
空間を有効に利用できる。
内部の空間に占める割合を小さくして、ケーシング内の
空間を有効に利用できる。
【0023】
【実施例】以下、この発明のパネルの取付構造を一実施
例により詳細に説明する。
例により詳細に説明する。
【0024】図1はこの発明の一実施例のパネルの取付
構造を用いた空気調和機の要部断面図を示しており、1
は開口部1aを有するケーシング、2は上記ケーシング
1の開口部1aを覆う前面パネル、3は上記前面パネル
2をケーシング1に開閉自在に取り付ける取付部であ
る。上記ケーシング1の開口部1aは、略長方形状をし
ており、取付部3は、開口部1aの上部に所定の間隔を
開けて二つ設けている(図1では一つのみを示す)。な
お、上記ケーシング1の上部には、カバー10を取り付
けるようにしている。
構造を用いた空気調和機の要部断面図を示しており、1
は開口部1aを有するケーシング、2は上記ケーシング
1の開口部1aを覆う前面パネル、3は上記前面パネル
2をケーシング1に開閉自在に取り付ける取付部であ
る。上記ケーシング1の開口部1aは、略長方形状をし
ており、取付部3は、開口部1aの上部に所定の間隔を
開けて二つ設けている(図1では一つのみを示す)。な
お、上記ケーシング1の上部には、カバー10を取り付
けるようにしている。
【0025】上記取付部3は、図1,図2(a),(b)に示す
ように、上記ケーシング1に設けられた板部材4aと円
弧形状の凸部4bとを有し、円弧形状の中心Oがケーシ
ング1の外側に位置する第1アーム4と、上記前面パネ
ル2に設けられ、上記第1アーム4の円弧形状の凸部4
bに沿って回転自在に嵌合する断面略コの字形状の円弧
形状の凹部22を有する第2アーム5と、上記ケーシン
グ1に第1アーム4の前面パネル2側の先端近傍の下方
に所定の間隔を開けて設けられた略円筒形状のガイド部
6とを備えている。なお、上記第1アーム4の円弧形状
の中心Oは、ケーシング1の外側に位置している。ま
た、上記略円筒形状のガイド部6は、ガイド部6から前
面パネル2に対して反対側に延びる支持部材7を介して
第1アーム4と一体に形成されている。
ように、上記ケーシング1に設けられた板部材4aと円
弧形状の凸部4bとを有し、円弧形状の中心Oがケーシ
ング1の外側に位置する第1アーム4と、上記前面パネ
ル2に設けられ、上記第1アーム4の円弧形状の凸部4
bに沿って回転自在に嵌合する断面略コの字形状の円弧
形状の凹部22を有する第2アーム5と、上記ケーシン
グ1に第1アーム4の前面パネル2側の先端近傍の下方
に所定の間隔を開けて設けられた略円筒形状のガイド部
6とを備えている。なお、上記第1アーム4の円弧形状
の中心Oは、ケーシング1の外側に位置している。ま
た、上記略円筒形状のガイド部6は、ガイド部6から前
面パネル2に対して反対側に延びる支持部材7を介して
第1アーム4と一体に形成されている。
【0026】そして、上記第2アーム5の外周には、先
端近傍から回転角45度,60度,73度毎(図3に示す
前面パネル2を閉じた状態において)に中心Oを通る回
転軸に平行に断面略半円形状の係合部11,12,13を
形成している。そして、図1に示すように、上記第1ア
ーム4の先端と第2アーム5の先端とを向かい合わせ
て、第1アーム4の凸部4bが第2アーム5の凹部22
に嵌合して、第2アーム5が第1アーム4の円弧形状に
沿って、前面パネル2を矢印Rの方向に中心Oを軸に回
転させて、ケーシング1の開口部1aを閉じるようにし
ている。
端近傍から回転角45度,60度,73度毎(図3に示す
前面パネル2を閉じた状態において)に中心Oを通る回
転軸に平行に断面略半円形状の係合部11,12,13を
形成している。そして、図1に示すように、上記第1ア
ーム4の先端と第2アーム5の先端とを向かい合わせ
て、第1アーム4の凸部4bが第2アーム5の凹部22
に嵌合して、第2アーム5が第1アーム4の円弧形状に
沿って、前面パネル2を矢印Rの方向に中心Oを軸に回
転させて、ケーシング1の開口部1aを閉じるようにし
ている。
【0027】上記前面パネル2は、上記取付部3を用い
て図3〜図8に示すように、用途に応じて開閉させる。
て図3〜図8に示すように、用途に応じて開閉させる。
【0028】すなわち、図3に示すように、通常、空気
調和機の運転時には、前面パネル2がケーシング1の開
口部1aを覆うように全閉している。
調和機の運転時には、前面パネル2がケーシング1の開
口部1aを覆うように全閉している。
【0029】次ぎに、図4に示すように、エアフィルタ
の清掃等のメンテナンス時には、前面パネル2を回転角
にして45度開いて、前面パネル2側の第2アーム5の
係合部13がケーシング1側のガイド部6に係合して、
前面パネル2をケーシング1に対して45度開いた状態
で保持する。
の清掃等のメンテナンス時には、前面パネル2を回転角
にして45度開いて、前面パネル2側の第2アーム5の
係合部13がケーシング1側のガイド部6に係合して、
前面パネル2をケーシング1に対して45度開いた状態
で保持する。
【0030】次ぎに、図5に示すように、据付け時に
は、前面パネル2を回転角にして60度開けて、前面パ
ネル2側の第2アーム5の係合部12がケーシング1側
のガイド部6に係合して、前面パネル2をケーシング1
に対して60度開いた状態で保持する。
は、前面パネル2を回転角にして60度開けて、前面パ
ネル2側の第2アーム5の係合部12がケーシング1側
のガイド部6に係合して、前面パネル2をケーシング1
に対して60度開いた状態で保持する。
【0031】そして、上記前面パネル2を取り外す場合
は、図6に示すように、前面パネル2を回転角にして6
5度開けて、前面パネル2側の第2アーム5の係合部1
1がケーシング1側のガイド部6を乗り越える直前にす
る。さらに、図7に示すように、前面パネル2側の第2
アーム5の係合部11がケーシング1側のガイド部6の
先端の係合部6aを乗り越えて、前面パネル2を回転角
にして73度開け、前面パネル2側の第2アーム5の係
合部13がケーシング1側のガイド部6を乗り越える。
そして、図8に示すように、前面パネル2を回転角にし
て90度開いて、ケーシング1から前面パネル2を取り
外す。
は、図6に示すように、前面パネル2を回転角にして6
5度開けて、前面パネル2側の第2アーム5の係合部1
1がケーシング1側のガイド部6を乗り越える直前にす
る。さらに、図7に示すように、前面パネル2側の第2
アーム5の係合部11がケーシング1側のガイド部6の
先端の係合部6aを乗り越えて、前面パネル2を回転角
にして73度開け、前面パネル2側の第2アーム5の係
合部13がケーシング1側のガイド部6を乗り越える。
そして、図8に示すように、前面パネル2を回転角にし
て90度開いて、ケーシング1から前面パネル2を取り
外す。
【0032】このように、上記第1アーム4と第2アー
ム5のスライドに伴う相対的な回転により前面パネル2
を開閉でき、中心Oがケーシング1の前方外側に位置す
るから、ケーシングにアームが当接しないように切欠き
部を形成する必要がない。したがって、美観を損なうこ
となく、切欠き部からケーシング内にゴミなどが侵入す
るのを防止できる。また、上記前面パネル2の開閉と脱
着が容易にできるパネルの取付構造を実現することがで
きる。
ム5のスライドに伴う相対的な回転により前面パネル2
を開閉でき、中心Oがケーシング1の前方外側に位置す
るから、ケーシングにアームが当接しないように切欠き
部を形成する必要がない。したがって、美観を損なうこ
となく、切欠き部からケーシング内にゴミなどが侵入す
るのを防止できる。また、上記前面パネル2の開閉と脱
着が容易にできるパネルの取付構造を実現することがで
きる。
【0033】また、上記前面パネル2は、上記第1アー
ム4の断面略凸形状の円弧形状の凸部4aと第2アーム
5の断面略コの字形状の円弧形状の凹部22によって、
前面パネル2の開閉を円滑に行うことができる。また、
上記第2アーム5を断面略コの字形状にすることによっ
て、第1アームと第2アームのはめ合わせる位置が確認
しやすく、前面パネル2の取付位置が容易に認識するこ
とができ、前面パネル2の取り付けが容易にできる。
ム4の断面略凸形状の円弧形状の凸部4aと第2アーム
5の断面略コの字形状の円弧形状の凹部22によって、
前面パネル2の開閉を円滑に行うことができる。また、
上記第2アーム5を断面略コの字形状にすることによっ
て、第1アームと第2アームのはめ合わせる位置が確認
しやすく、前面パネル2の取付位置が容易に認識するこ
とができ、前面パネル2の取り付けが容易にできる。
【0034】また、上記第1アーム4とガイド部6によ
り形成される断面略コの字形状の凹部21と、第2アー
ム5の断面略コの字形状の凹部22とが互いに案内さ
れ、前面パネル2の開閉をより円滑に行うことができる
と共に、上記第1アーム4と第2アーム5の円弧形状の
半径方向の係合強度を高めて、前面パネル2を保持する
に十分な強度を有するパネルの取付構造を実現すること
ができる。
り形成される断面略コの字形状の凹部21と、第2アー
ム5の断面略コの字形状の凹部22とが互いに案内さ
れ、前面パネル2の開閉をより円滑に行うことができる
と共に、上記第1アーム4と第2アーム5の円弧形状の
半径方向の係合強度を高めて、前面パネル2を保持する
に十分な強度を有するパネルの取付構造を実現すること
ができる。
【0035】また、上記ガイド部6と、第2アームの係
合部11,12,13によって、据付け時やメンテナンス
時に前面パネル2を取り外さずに必要な角度に開けたま
ま保持することができ、作業性が向上する。
合部11,12,13によって、据付け時やメンテナンス
時に前面パネル2を取り外さずに必要な角度に開けたま
ま保持することができ、作業性が向上する。
【0036】さらに、上記第1アーム4の円弧形状の中
心Oは、ケーシング1の外側に位置するので、第1アー
ム4のケーシング1内部に占める割合を小さくでき、ケ
ーシング1内の空間を有効利用できる。
心Oは、ケーシング1の外側に位置するので、第1アー
ム4のケーシング1内部に占める割合を小さくでき、ケ
ーシング1内の空間を有効利用できる。
【0037】上記実施例では、空気調和機の前面パネル
2の取付構造を適用したが、これに限らないのは勿論で
ある。
2の取付構造を適用したが、これに限らないのは勿論で
ある。
【0038】また、上記第1アーム4の円弧形状の中心
Oはケーシング1の外側に位置していたが、第1アーム
の円弧形状の中心はケーシングの内側に位置してもよ
い。
Oはケーシング1の外側に位置していたが、第1アーム
の円弧形状の中心はケーシングの内側に位置してもよ
い。
【0039】また、上記ケーシング1側に断面略凸形状
の第1アーム4を設け、前面パネル2側に断面略コの字
形状の第2アーム5を設けたが、第1アームの断面形状
を略コの字形状とし、第2アームの断面形状を略凸形状
とし、第2アームの半径方向外側にガイド部を設けても
よい。また、上記第1アームと第2アームをいずれも断
面略コの字形状とし、その断面略コの字形状の各凹部に
互いに嵌合するようにしてもよい。
の第1アーム4を設け、前面パネル2側に断面略コの字
形状の第2アーム5を設けたが、第1アームの断面形状
を略コの字形状とし、第2アームの断面形状を略凸形状
とし、第2アームの半径方向外側にガイド部を設けても
よい。また、上記第1アームと第2アームをいずれも断
面略コの字形状とし、その断面略コの字形状の各凹部に
互いに嵌合するようにしてもよい。
【0040】また、上記第1アーム4にガイド部4aを
設けたが、ガイド部はなくともよい。この場合、上記ガ
イド部に係合する係合部もなくともよい。
設けたが、ガイド部はなくともよい。この場合、上記ガ
イド部に係合する係合部もなくともよい。
【0041】また、上記第2アーム5の外周に係合部1
1,12,13を形成したが、係合部はなくともよい。
1,12,13を形成したが、係合部はなくともよい。
【0042】また、上記ケーシング1の第1アーム4と
ガイド部6は断面略コの字形状を構成し、前面パネル2
の第2アーム5は断面略コの字形状であったが、第1ア
ームまたは第2アームの形状はこれに限らず、第1アー
ムまたは第2アームのいずれか一方が断面略四角形の筒
状をし、他方がその筒状の内周に挿入自在に嵌合できる
断面略四角形状でもよい。
ガイド部6は断面略コの字形状を構成し、前面パネル2
の第2アーム5は断面略コの字形状であったが、第1ア
ームまたは第2アームの形状はこれに限らず、第1アー
ムまたは第2アームのいずれか一方が断面略四角形の筒
状をし、他方がその筒状の内周に挿入自在に嵌合できる
断面略四角形状でもよい。
【0043】また、上記第1アーム4とガイド部6とは
一体に形成したが、上記第1アームとガイド部とを別々
に形成した後、第1アームにガイド部を固定してもよ
い。
一体に形成したが、上記第1アームとガイド部とを別々
に形成した後、第1アームにガイド部を固定してもよ
い。
【0044】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明のパネルの取付構造は、ケーシングの開口部にパネル
を開閉自在に取り付けるパネルの取付構造において、上
記ケーシングの開口部の近傍の内側に円弧形状の第1ア
ームを設けると共に、上記パネルに、上記ケーシングの
第1アームに、第1アームの円弧形状に沿って回転自在
に嵌合する円弧形状の第2アームを設けると共に、上記
第1アームの円弧形状の中心と第2アームの円弧形状の
中心とは同じとし、上記パネル側の第2アームがケーシ
ングの第1アームによりパネルの開閉時の回転方向に案
内されることにより、回転軸なしにパネルを回動自在と
したものである。
明のパネルの取付構造は、ケーシングの開口部にパネル
を開閉自在に取り付けるパネルの取付構造において、上
記ケーシングの開口部の近傍の内側に円弧形状の第1ア
ームを設けると共に、上記パネルに、上記ケーシングの
第1アームに、第1アームの円弧形状に沿って回転自在
に嵌合する円弧形状の第2アームを設けると共に、上記
第1アームの円弧形状の中心と第2アームの円弧形状の
中心とは同じとし、上記パネル側の第2アームがケーシ
ングの第1アームによりパネルの開閉時の回転方向に案
内されることにより、回転軸なしにパネルを回動自在と
したものである。
【0045】したがって、請求項1の発明のパネルの取
付構造によれば、上記パネルに設けられた第2アーム
は、上記ケーシングの開口部の近傍に設けられた第1ア
ームの円弧形状に沿って回転自在に嵌合して、パネルを
開閉自在に取り付ける共に、上記ケーシングからパネル
を着脱できる。したがって、上記第1アームと第2アー
ムのスライドを伴う相対的な回転によりパネルを開閉で
き、ケーシングに切欠き部を設ける必要がなく、美観を
損なわないので意匠性が向上し、ケーシング内へのゴミ
の侵入も防ぐことができる。また、据付け時やメンテナ
ンス時に容易に着脱できるパネルの取付構造を実現する
ことができる。
付構造によれば、上記パネルに設けられた第2アーム
は、上記ケーシングの開口部の近傍に設けられた第1ア
ームの円弧形状に沿って回転自在に嵌合して、パネルを
開閉自在に取り付ける共に、上記ケーシングからパネル
を着脱できる。したがって、上記第1アームと第2アー
ムのスライドを伴う相対的な回転によりパネルを開閉で
き、ケーシングに切欠き部を設ける必要がなく、美観を
損なわないので意匠性が向上し、ケーシング内へのゴミ
の侵入も防ぐことができる。また、据付け時やメンテナ
ンス時に容易に着脱できるパネルの取付構造を実現する
ことができる。
【0046】また、請求項2の発明のパネルの取付構造
は、請求項1に記載のパネルの取付構造において、上記
第1アームまたは上記第2アームのいずれか一方は断面
略コの字形状の円弧形状の凹部であり、上記第1アーム
または第2アームの他方は断面略凸形状の円弧形状の凸
部であり、上記円弧形状の凹部に円弧形状の凸部が嵌合
しているものである。
は、請求項1に記載のパネルの取付構造において、上記
第1アームまたは上記第2アームのいずれか一方は断面
略コの字形状の円弧形状の凹部であり、上記第1アーム
または第2アームの他方は断面略凸形状の円弧形状の凸
部であり、上記円弧形状の凹部に円弧形状の凸部が嵌合
しているものである。
【0047】したがって、請求項2の発明のパネルの取
付構造によれば、上記第1アームまたは第2アームの他
方の断面略凸形状の凸部が、第1アームまたは第2アー
ムのいずれか一方の断面略コの字形状の円弧形状の凹部
によって案内されるので、第1アームに第2アームが回
動自在に嵌合しながら、上記パネルの開閉を円滑に行う
ことができる。また、上記第1アームまたは上記第2ア
ームのいずれか一方の断面略コの字形状にすることによ
って、第1アームと第2アームのはめ合わせる位置が確
認しやすく、パネルの取付位置を容易に認識することが
できので、パネル取付けの作業性が向上する。
付構造によれば、上記第1アームまたは第2アームの他
方の断面略凸形状の凸部が、第1アームまたは第2アー
ムのいずれか一方の断面略コの字形状の円弧形状の凹部
によって案内されるので、第1アームに第2アームが回
動自在に嵌合しながら、上記パネルの開閉を円滑に行う
ことができる。また、上記第1アームまたは上記第2ア
ームのいずれか一方の断面略コの字形状にすることによ
って、第1アームと第2アームのはめ合わせる位置が確
認しやすく、パネルの取付位置を容易に認識することが
できので、パネル取付けの作業性が向上する。
【0048】また、請求項3の発明のパネルの取付構造
は、請求項2に記載のパネルの取付構造において、上記
円弧形状の凸部が設けられた上記第1アームまたは上記
第2アームに、上記円弧形状の凸部と協同して上記円弧
形状の凹部の側壁を案内するガイド部を設けたものであ
る。
は、請求項2に記載のパネルの取付構造において、上記
円弧形状の凸部が設けられた上記第1アームまたは上記
第2アームに、上記円弧形状の凸部と協同して上記円弧
形状の凹部の側壁を案内するガイド部を設けたものであ
る。
【0049】したがって、請求項3の発明のパネルの取
付構造によれば、上記円弧形状の凸部が設けられた第1
アームまたは第2アームの一方とガイド部とで形成され
た断面略コの字形状の凹部と、円弧形状の凹部が設けら
れた第1アームまたは第2アームの断面略コの字形状の
凹部によって、第1アームと第2アームとは互いに案内
される。したがって、上記パネルの開閉を円滑にできる
と共に、第1アームと第2アームとの円弧形状における
半径方向の係合強度を高めて、パネルを保持するに十分
な強度を有するパネルの取付構造を実現することができ
る。
付構造によれば、上記円弧形状の凸部が設けられた第1
アームまたは第2アームの一方とガイド部とで形成され
た断面略コの字形状の凹部と、円弧形状の凹部が設けら
れた第1アームまたは第2アームの断面略コの字形状の
凹部によって、第1アームと第2アームとは互いに案内
される。したがって、上記パネルの開閉を円滑にできる
と共に、第1アームと第2アームとの円弧形状における
半径方向の係合強度を高めて、パネルを保持するに十分
な強度を有するパネルの取付構造を実現することができ
る。
【0050】また、請求項4の発明のパネルの取付構造
は、請求項3に記載のパネルの取付構造において、上記
円弧形状の凹部の側壁の外周に、上記ガイド部との係合
によって上記第1アームと上記第2アームとの相対的な
回転位置を所定の位置に保持する係合部を設けたもので
ある。
は、請求項3に記載のパネルの取付構造において、上記
円弧形状の凹部の側壁の外周に、上記ガイド部との係合
によって上記第1アームと上記第2アームとの相対的な
回転位置を所定の位置に保持する係合部を設けたもので
ある。
【0051】したがって、請求項4の発明のパネルの取
付構造によれば、上記ガイド部と係合部が係合して、前
面パネルを所定の位置に開いた状態で保持するので、据
付け時やメンテナンス時にパネルを取り外す煩わしさが
なく、上記パネルを必要な角度に開けたまま保持して作
業ができ、作業性が向上する。
付構造によれば、上記ガイド部と係合部が係合して、前
面パネルを所定の位置に開いた状態で保持するので、据
付け時やメンテナンス時にパネルを取り外す煩わしさが
なく、上記パネルを必要な角度に開けたまま保持して作
業ができ、作業性が向上する。
【0052】また、請求項5の発明のパネルの取付構造
は、請求項1及至4のいずれか一つに記載のパネルの取
付構造において、上記第1アームの円弧形状の中心は上
記ケーシングの外側に位置するものである。
は、請求項1及至4のいずれか一つに記載のパネルの取
付構造において、上記第1アームの円弧形状の中心は上
記ケーシングの外側に位置するものである。
【0053】したがって、請求項5の発明のパネルの取
付構造によれば、上記第1アームは上記ケーシング内に
占める空間を小さくできるので、上記第1アームのケー
シング内部の空間に占める割合を小さくして、ケーシン
グ内の空間を有効に利用することができる。
付構造によれば、上記第1アームは上記ケーシング内に
占める空間を小さくできるので、上記第1アームのケー
シング内部の空間に占める割合を小さくして、ケーシン
グ内の空間を有効に利用することができる。
【図1】 図1はこの発明の一実施例のパネルの取付構
造を用いた空気調和機の要部断面図である。
造を用いた空気調和機の要部断面図である。
【図2】 図2(a)は図1のII-II線から見た第1アーム
であり、図2(b)は図1のIII-III線から見た第2アーム
である。
であり、図2(b)は図1のIII-III線から見た第2アーム
である。
【図3】 図3は上記空気調和機の前面パネルが閉じた
状態を示す要部断面図である。
状態を示す要部断面図である。
【図4】 図4は上記空気調和機の前面パネルが45度
開いた状態を示す要部断面図である。
開いた状態を示す要部断面図である。
【図5】 図5は上記空気調和機の前面パネルが60度
開いた状態を示す要部断面図である。
開いた状態を示す要部断面図である。
【図6】 図6は上記空気調和機の前面パネルが65度
開いた状態を示す要部断面図である。
開いた状態を示す要部断面図である。
【図7】 図7は上記空気調和機の前面パネルが73度
開いた状態を示す要部断面図である。
開いた状態を示す要部断面図である。
【図8】 図8は上記空気調和機の前面パネルが取り外
された状態を示す要部断面図である。
された状態を示す要部断面図である。
【図9】 図9は従来のパネルの取付構造を用いた空気
調和機の要部断面図である。
調和機の要部断面図である。
【図10】 図10は上記空気調和機の前面パネルを開
いた状態の要部断面図である。
いた状態の要部断面図である。
【図11】 図11は他の従来例のパネルの取付構造を
用いた空気調和機の要部断面図である。
用いた空気調和機の要部断面図である。
【図12】 図12は上記空気調和機の前面パネルを開
いた状態の要部断面図である。
いた状態の要部断面図である。
1…ケーシング、2…前面パネル、3…取付部、4…第
1アーム、5…第2アーム、6…ガイド部、11,12,
13…係合部。
1アーム、5…第2アーム、6…ガイド部、11,12,
13…係合部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401
Claims (5)
- 【請求項1】 ケーシング(1)の開口部(1a)にパネル
(2)を開閉自在に取り付けるパネルの取付構造におい
て、 上記ケーシング(1)の開口部(1a)の近傍の内側に設け
られた円弧形状の第1アーム(4)と、 上記パネル(2)に設けられ、上記ケーシング(1)の第1
アーム(4)に、その第1アーム(4)の円弧形状に沿って
回転自在に嵌合する円弧形状の第2アーム(5)とを備
え、上記第1アーム(4)の円弧形状の中心(O)と上記第2ア
ーム(5)の円弧形状の中心(O)とは同じとし、 上記パネル(2)側の上記第2アーム(5)が上記ケーシン
グ(1)の上記第1アーム(4)により上記パネル(2)の開
閉時の回転方向に案内されることにより、回転軸なしに
上記パネル(2)を回動自在とした ことを特徴とするパネ
ルの取付構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載のパネルの取付構造にお
いて、上記第1アーム(4)または上記第2アーム(5)の
いずれか一方は断面略コの字形状の円弧形状の凹部(2
2)であり、上記第1アーム(4)または上記第2アーム
(5)の他方は断面略凸形状の円弧形状の凸部(4a)であ
り、上記円弧形状の凹部(22)に上記円弧形状の凸部
(4a)が嵌合していることを特徴とするパネルの取付構
造。 - 【請求項3】 請求項2に記載のパネルの取付構造にお
いて、上記円弧形状の凸部(4a)が設けられた上記第1
アーム(4)または上記第2アーム(5)に、上記円弧形状
の凸部(4a)と協同して上記円弧形状の凹部(22)の側
壁(5a)を案内するガイド部(6)を設けたことを特徴と
するパネルの取付構造。 - 【請求項4】 請求項3に記載のパネルの取付構造にお
いて、上記円弧形状の凹部(22)の側壁(5a)の外周
に、上記ガイド部(6)との係合によって上記第1アーム
(4)と上記第2アーム(5)との相対的な回転位置を所定
の位置に保持する係合部(11,12,13)を設けたこと
を特徴とするパネルの取付構造。 - 【請求項5】 請求項1及至4のいずれか一つに記載の
パネルの取付構造において、上記第1アーム(4)の円弧
形状の中心(O)は上記ケーシング(1)の外側に位置する
ことを特徴とするパネルの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6055575A JP3058001B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | パネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6055575A JP3058001B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | パネルの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07260193A JPH07260193A (ja) | 1995-10-13 |
JP3058001B2 true JP3058001B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=13002538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6055575A Expired - Lifetime JP3058001B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | パネルの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3058001B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101428677B1 (ko) | 2008-05-23 | 2014-09-23 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 |
WO2020071901A1 (en) * | 2018-10-05 | 2020-04-09 | Daikin Research & Development Malaysia Sdn. Bhd. | A housing with hinged access panel |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3379303B2 (ja) * | 1995-10-17 | 2003-02-24 | 松下電器産業株式会社 | 空気調和機の室内ユニット |
EP1950501A1 (en) * | 2007-01-29 | 2008-07-30 | Lg Electronics Inc. | Air conditioner |
JP2023074839A (ja) | 2021-11-18 | 2023-05-30 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 室内機 |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP6055575A patent/JP3058001B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101428677B1 (ko) | 2008-05-23 | 2014-09-23 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 |
WO2020071901A1 (en) * | 2018-10-05 | 2020-04-09 | Daikin Research & Development Malaysia Sdn. Bhd. | A housing with hinged access panel |
CN114206047A (zh) * | 2018-10-05 | 2022-03-18 | 大金研发马来西亚私人有限公司 | 一种具有铰链式访问面板的壳体 |
CN114206047B (zh) * | 2018-10-05 | 2024-05-10 | 大金研发马来西亚私人有限公司 | 一种具有铰链式访问面板的壳体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07260193A (ja) | 1995-10-13 |
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