JP3056888U - 円筒状抜き型 - Google Patents

円筒状抜き型

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JP3056888U
JP3056888U JP1998006904U JP690498U JP3056888U JP 3056888 U JP3056888 U JP 3056888U JP 1998006904 U JP1998006904 U JP 1998006904U JP 690498 U JP690498 U JP 690498U JP 3056888 U JP3056888 U JP 3056888U
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Inventor
直 奥野
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株式会社小池製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刃部材が緩みや抜けを容易に生じないように
安定且つ確実に基板に支持されるようにした円筒状抜き
型を提供すること。 【構成】 回転ローラ1の円筒外面に当接固定される部
分円筒状の基板2と、基板2に所定の形状に沿って植設
されると共に基板2表面から頂縁部3bを突出させた刃
部材3とからなる円筒状抜き型において、刃部材3にそ
の高さ方向に連動可能に係合させた支持部材5を基板2
表面にねじ6でねじ止めしたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、段ボール等の被加工シートを打ち抜き、或は折り筋を刻設するため に用いる円筒状抜き型に関する。
【0002】
【従来の技術】
前記円筒状抜き型は、回転ローラの円筒外面に当接固定されるベニヤ合板等か らなる部分円筒状の基板と、基板に所定の形状に沿って植設されると共に基板表 面から頂縁部を突出させた刃部材とから構成される。
【0003】 前記刃部材は、基板への植設に際して、従来、基板にその厚さ方向にレーザー ビーム等で穿設された刃装入溝内に圧入されるものであり、抜き型の使用中に、 基板に対して刃部材の部分的な緩みや抜けを生じ、加工製品に損傷を与えたり、 その品質を低下させる等の問題があった。
【0004】 前記刃部材の緩みや抜けは、特に基板による刃部材の支持の弱い個所に生じ易 く、例えば周方向に隣接する基板間の接続部分で各基板上の刃部材の端面同士が 当接状態で接続されるような部分に生じた場合は、被加工シートの打ち抜き部や 折り筋等に、前記刃部材の接続部分に対応して不連続や不整合、さらには損傷が 生じることになる。また、刃部材を交換する場合、新しい刃部材は基板における 当初よりも広がった刃装入溝に圧入されるため、前記緩みや抜けが必然的に生じ 易くなる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、刃部材が緩みや抜けを容易に生じないように安定且つ確実に 基板に支持されるようにした円筒状抜き型を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案に係る円筒状抜き型は、回転ローラの円筒外面に当接固定される部分円 筒状の基板と、基板に所定の形状に沿って植設されると共に基板表面から頂縁部 を突出させた刃部材とからなる円筒状抜き型において、刃部材にその高さ方向に 連動可能に係合させた支持部材を基板表面にねじ止めしたことを特徴としている 。
【0007】 前記構成では、支持部材が基板にねじで固定されると共に刃部材が支持部材と 高さ方向に一体化され、従って刃部材は支持部材を介して基板表面に固定される ことになる。
【0008】 前記支持部材は、刃部材の所要個所、特に刃部材の緩みや抜けの生じ易い個所 に設けられることが好ましく、例えば、刃部材の長手方向端部付近に、特に該端 部の基部端面が基板端面から露出するような場合に係合されてもよい。前記支持 部材は、例えば、その一端において刃部材側面に固着されると共に他端において 基板表面にねじ止めされてもよく、或はその中間部において刃部材側面に貫通さ せられると共に両端において基板表面にねじ止めされてもよい。なお、前記支持 部材は、基板表面に直接ねじ止めされる代りに、押え部材を介して基板表面にね じ止めされてもよい。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を実施例に基づいて説明する。
【0010】 [実施例1] 図1は本考案の実施例1に係る円筒状抜き型を示し、同図(A)はその要部平 面図、同図(B)は、同図(A)におけるI−I線断面図、図2は図1に示す円 筒状抜き型の要部側面図である。
【0011】 同図において、回転ローラ1の円筒外面に複数枚の部分円筒状の基板2が周方 向に互いに接続されるように各々当接固定され、各基板2に所定の形状に沿って 打ち抜き又は折り筋刻設用の刃部材3が植設されると共に、各刃部材3の基部3 aが基板2に穿設された刃装入溝4に圧入され、且つ刃部材3の頂縁部3bが基 板2表面から突出させられている。また、各基板2上の周方向に延びる各刃部材 3は、両基板2の前記接続部において基部3a端面を基板2端面から露出させる と共に両者の基部3a端面間において周方向に互いに整合状態で接続されている 。
【0012】 各刃部材3の側面には、両基板2の接続部付近において、断面L字状の細板か らなる支持部材5の一端が熔接により固着され、該支持部材5の他端は基板2表 面にねじ6で固定されている。なお、支持部材5は、各刃部材3の他の側面にも 前記と同様に固着され且つ基板2表面にねじ止めされていてもよい。
【0013】 搬送された被加工シート7は、前記筒状抜き型が設けられ回転ローラ1と台ロ ーラ8との間に送られ、所要の打ち抜き或は折り筋の刻設が行なわれる。
【0014】 [実施例2] 図3は本考案の実施例2に係る円筒状抜き型を示し、同図(A)はその要部平 面図、同図(B)は、同図(A)におけるII−II線断面図である。
【0015】 同図において、各刃部材3が実施例1と同様に基板2に植設され、各刃部材3 の側面には、両基板2の接続部付近において矩形孔9が穿設され、該矩形孔9に 細板からなる支持部材5の中間部が貫通させられ、該支持部材5の両端は基板2 表面にねじ6で固定されている。
【0016】 [実施例3] 図4は本考案の実施例3に係る円筒状抜き型を示し、同図(A)はその要部平 面図、同図(B)は、同図(A)におけるIII−III線断面図である。
【0017】 同図において、各刃部材3が実施例1と同様に基板2に植設され、各刃部材3 の側面には、両基板2の接続部付近において、軸孔10が穿設され、該軸孔10 にピンからなる支持部材5の中間部が貫通させられ、該支持部材5の両端は基板 2表面に押え板11を介してねじ6で固定されている。
【0018】
【考案の効果】
本考案に係る請求項1に記載の円筒状抜き型は以上のように構成されるので、 刃部材が緩みや抜けを容易に生じないように安定且つ確実に基板に支持される。
【0019】 請求項2に記載の円筒状抜き型では、特に刃部材が緩みや抜けを受け易い個所 において前記効果を得ることができる。請求項3〜5に記載の円筒状抜き型では 、簡素な構造で前記効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1に係る円筒状抜き型を示し、
同図(A)はその要部平面図、同図(B)は、同図
(A)におけるI−I線断面図である。
【図2】図1に示す円筒状抜き型の要部側面図である。
【図3】本考案の実施例2に係る円筒状抜き型を示し、
同図(A)はその要部平面図、同図(B)は、同図
(A)におけるII−II線断面図である。
【図4】本考案の実施例3に係る円筒状抜き型を示し、
同図(A)はその要部平面図、同図(B)は、同図
(A)におけるIII−III線断面図である。
【符号の説明】
1 回転ローラ 2 基板 3 刃部材 3b 頂縁部 5 支持部材 6 ねじ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ローラの円筒外面に当接固定される
    部分円筒状の基板と、基板に所定の形状に沿って植設さ
    れると共に基板表面から頂縁部を突出させた刃部材とか
    らなる円筒状抜き型において、刃部材にその高さ方向に
    連動可能に係合させた支持部材を基板表面にねじ止めし
    たことを特徴とする円筒状抜き型。
  2. 【請求項2】 支持部材が刃部材の長手方向端部付近に
    係合された請求項1記載の円筒状抜き型。
  3. 【請求項3】 支持部材がその一端において刃部材側面
    に固着されると共に他端において基板表面にねじ止めさ
    れた請求項1又は2記載の円筒状抜き型。
  4. 【請求項4】 支持部材がその中間部において刃部材側
    面に貫通させられると共に両端において基板表面にねじ
    止めされた請求項1又は2記載の円筒状抜き型。
  5. 【請求項5】 支持部材が押え部材を介して基板表面に
    ねじ止めされた請求項1、2、3又は4記載の円筒状抜
    き型。
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