JP3055262U - カッターホイール - Google Patents

カッターホイール

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Publication number
JP3055262U
JP3055262U JP1998004577U JP457798U JP3055262U JP 3055262 U JP3055262 U JP 3055262U JP 1998004577 U JP1998004577 U JP 1998004577U JP 457798 U JP457798 U JP 457798U JP 3055262 U JP3055262 U JP 3055262U
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JP
Japan
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cutter wheel
mounting hole
smooth
axis
cutter
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Expired - Lifetime
Application number
JP1998004577U
Other languages
English (en)
Inventor
利光 荒井
Original Assignee
トーヨー産業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転時の抵抗発生が小さく、切断時の回転が
円滑となり、ガラス板や液晶に滑らかでビビリのない切
れ目を形成することができるカッターホイールを提供す
る。 【解決手段】 外周縁に刃先2が形成された円板状のカ
ッターホイール1に軸心を貫通する取り付け孔3を設
け、このカッターホイール1の両側面に軸心を中心とす
る凹部4、4を設け、上記取り付け孔3の軸方向の長さ
を短くすることにより、軸との接触面積を大幅に減少さ
せることでカッターホイール1の回転時の抵抗発生を小
さくでき、切断時の回転が円滑となり、滑らかでビビリ
のない切れ目を形成することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ガラスや液晶を切断するガラス切りやガラス切断装置に使用する カッターホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車、建築、産業用の各種ガラス、セラミックガラス、液晶等を切 断するには、手動、自動の何れにおいても、ヘッド部材の先端にカッターホイー ルを回転自在に取り付けた構造のガラス切りを用い、ガラスや液晶の表面にカッ ターホイールを押し当てて移動させることにより切れ目を入れ、この後切れ目の 両側を押し下げることにより、切れ目の部分で折り割るようにしている。
【0003】 従来のガラス切りに用いられているカッターホイールは、外周に刃先を設けた 円板状で軸心に取り付け孔を設けた構造になっており、取り付け孔の長さは、カ ッターホイールの厚みに等しくなっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、液晶や硬質ガラス、セラミックガラスの切断は特に精度が要求され 、カッターホイールによる切れ目の形成は滑らかでビビリがなく、直線状に施す 必要があり、このため、切断時にカッターホイールの円滑な回転が必要不可欠で ある。しかしながら、従来のカッターホイールは、その取り付け孔の長さがカッ ターホイールの厚みに等しくなっているので、取り付け軸に対する接触面積が多 く、その分だけ回転時の抵抗発生が大きくなり、円滑な回転が得られないという 問題がある。
【0005】 そこで、この考案の課題は、回転時の抵抗発生が小さく、切断時の回転が円滑 となり、滑らかでビビリのない切れ目を形成することができるカッターホイール を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、請求項1の考案は、外周縁に刃先が形成さ れた円板状のカッターホイールに軸心を貫通する取り付け孔を設け、このカッタ ーホイールの両側面に軸心を中心とする凹部を設け、上記取り付け孔の軸方向の 長さを短くした構成を採用したものである。
【0007】 請求項2の考案は、請求項1の考案において、両側面に設けた凹部がカッター ホイールの軸心を中心とする円錐台形状に形成され、取り付け孔の両端がこの両 側凹部の底部で開口し、外周縁に形成した刃先が、カッターホイールの厚み方向 の中心に一致している構成を採用したものである。
【0008】 請求項3の考案は、請求項1又は2の考案において、カッターホイールが超硬 合金で形成されている構成を採用したものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0010】 図示のように、カッターホイール1は、外周縁に刃先2が設けられた円板状に 形成され、このカッターホイール1には、軸心を貫通する取り付け孔3と、両側 面に軸心を中心とする凹部4、4を設け、取り付け孔3の両端がこの両側凹部4 、4の底部で開口している。
【0011】 上記両凹部4、4は、カッターホイール1の軸心を中心とする円錐台形状に形 成され、取り付け孔3の両端がこの両側凹部4、4の底部で開口し、カッターホ イール1の厚みに対して取り付け孔3の貫通部分は、両側凹部4、4の分だけ薄 くなり、したがって、上記取り付け孔3の軸方向の長さがカッターホイール1の 厚みよりも短くなっている。
【0012】 前記カッターホイール1は超硬合金を用い、例えば2〜5mm程度の直径に形成 し、取り付け孔3の軸方向の長さは使用上における強度に耐える範囲でできるだ け短くなるように、両側凹部4、4の深さを設定すればよく、また、外周縁の刃 先2は、図1のようなV字状や図2の如き二段V字状等、被切断物の材質に合わ せて形成すればよく、この刃先2は、カッターホイール1の厚み方向の中心に一 致している。
【0013】 図3は、ガラス切断装置に上記カッターホイール1を使用した例を示し、ガラ ス切断装置は、テーブル11上にY軸方向へ移動するよう配置したX軸ガイド1 2にカッターヘッド13をX軸方向に移動するよう取り付け、該カッターヘッド 13の下部に上下動するよう設けたホルダー14に、カッターホイール1が取り 付け孔3を貫通する軸15で回転自在に取り付けた構造になっており、テーブル 11上に載置したガラス板Aにカッターホイール1を所定の圧力で押し当て、X 軸ガイド12とカッターヘッド13の移動により、回転するカッターホイール1 でガラス板Aに切れ目を入れていくものであり、ガラス板Aは切れ目を入れたあ と、この切れ目の部分で折り割りするものである。
【0014】 上記カッターホイール1は、ホルダー14の下端に軸15で取り付けるための 、取り付け孔3の軸方向の長さが、両側凹部4、4の形成によりカッターホイー ル1の厚みよりも短くなっているため、軸15との接触面積を大幅に減少させる ことができ、これにより、カッターホイール1の回転時の抵抗発生が少なく、該 カッターホイール1の円滑な回転が得られることになり、ガラス板Aに滑らかで ビビリのない切れ目を形成することができる。
【0015】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によると、円板状のカッターホイールに軸心を貫通する 取り付け孔を設け、このカッターホイールの両側面に軸心を中心とする凹部を設 け、上記取り付け孔の軸方向の長さを短くしたので、軸との接触面積を大幅に減 少させることで回転時の抵抗発生を小さくでき、切断時の回転が円滑となり、滑 らかでビビリのない切れ目を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はカッターホイールの縦断面図、(B)
は同斜視図
【図2】カッターホイールの他の例を示す縦断面図
【図3】カッターホイールを用いた切断装置の要部を示
す正面図
【符号の説明】
1 カッターホイール 2 刃先 3 取り付け孔 4 凹部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周縁に刃先が形成された円板状のカッ
    ターホイールに軸心を貫通する取り付け孔を設け、この
    カッターホイールの両側面に軸心を中心とする凹部を設
    け、上記取り付け孔の軸方向の長さを短くしたことを特
    徴とするカッターホイール。
  2. 【請求項2】 両側面に設けた凹部がカッターホイール
    の軸心を中心とする円錐台形状に形成され、取り付け孔
    の両端がこの両側凹部の底部で開口し、外周縁に形成し
    た刃先が、カッターホイールの厚み方向の中心に一致し
    ていることを特徴とする請求項1に記載のカッターホイ
    ール。
  3. 【請求項3】 カッターホイールが超硬合金で形成され
    ている請求項1又は2に記載のカッターホイール。
JP1998004577U 1998-06-24 1998-06-24 カッターホイール Expired - Lifetime JP3055262U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005072926A1 (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Mitsuboshi Diamond Industrial Co., Ltd. カッターホイールおよびこれを用いた脆性材料基板のスクライブ方法および分断方法、ならびにカッターホイールの製造方法
CN107140816A (zh) * 2017-07-13 2017-09-08 嘉兴沃尔德金刚石工具有限公司 一种可拆卸刀轮架

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005072926A1 (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Mitsuboshi Diamond Industrial Co., Ltd. カッターホイールおよびこれを用いた脆性材料基板のスクライブ方法および分断方法、ならびにカッターホイールの製造方法
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