JPH0123765Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0123765Y2 JPH0123765Y2 JP10001783U JP10001783U JPH0123765Y2 JP H0123765 Y2 JPH0123765 Y2 JP H0123765Y2 JP 10001783 U JP10001783 U JP 10001783U JP 10001783 U JP10001783 U JP 10001783U JP H0123765 Y2 JPH0123765 Y2 JP H0123765Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- hairbiki
- hair
- cutting
- cutting edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 229910001315 Tool steel Inorganic materials 0.000 description 2
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- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 229920002522 Wood fibre Polymers 0.000 description 1
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- 239000002025 wood fiber Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
- Scissors And Nippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は木材、紙等の繊維状材料の切削に用い
る毛引刃付回転カツタの改良に関する。
る毛引刃付回転カツタの改良に関する。
従来の技術
本刃が繊維状材料に対してほぼ繊維平行に切削
するに先だつて毛引刃が繊維に対してほぼ直角方
向に切断して横側切断面を良好に仕上げる目的で
毛引刃付の回転カツタが市販されている。これら
の毛引刃は固定又は半径方向に出入調整可能に設
けられており、材料の切削接線に対して第1図第
2図のように傾斜した直線の切刃線をもつものが
殆んどである。その切削は先端部の僅かな部分に
おいて行なわれるため、底刃に比べ摩耗が早く或
いは欠損により短期間に再研磨が必要であつてわ
ずらわしく、作業性を阻害するとともに刃物維持
コストが高くなる欠点があつた。
するに先だつて毛引刃が繊維に対してほぼ直角方
向に切断して横側切断面を良好に仕上げる目的で
毛引刃付の回転カツタが市販されている。これら
の毛引刃は固定又は半径方向に出入調整可能に設
けられており、材料の切削接線に対して第1図第
2図のように傾斜した直線の切刃線をもつものが
殆んどである。その切削は先端部の僅かな部分に
おいて行なわれるため、底刃に比べ摩耗が早く或
いは欠損により短期間に再研磨が必要であつてわ
ずらわしく、作業性を阻害するとともに刃物維持
コストが高くなる欠点があつた。
目 的
従つて本考案は上記の欠点を解消するためにな
されたものであつて、毛引刃のしばしばの再研削
を不要として良い切れ味を保つことのできる毛引
刃付回転カツタを提供しようとするものである。
されたものであつて、毛引刃のしばしばの再研削
を不要として良い切れ味を保つことのできる毛引
刃付回転カツタを提供しようとするものである。
解決手段
本考案は毛引刃付回転カツタにおいて円錘台板
状とした毛引刃をカツタ台金の取付座との間の何
れかに毛引刃を数等分に割り出す穴又は係合凹部
と位置決めピンを設けて取外し可能に台金に固着
し毛引刃が摩耗したときは1ピツチづつ割り出し
て行くことによつて新しい切刃線に替えていくよ
うにしたものである。
状とした毛引刃をカツタ台金の取付座との間の何
れかに毛引刃を数等分に割り出す穴又は係合凹部
と位置決めピンを設けて取外し可能に台金に固着
し毛引刃が摩耗したときは1ピツチづつ割り出し
て行くことによつて新しい切刃線に替えていくよ
うにしたものである。
実施例
以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。柄取カツタ台金1には回転軸中心に対称な2
個所に軸方向に僅かの傾斜を有して長い超硬合金
又は特殊工具鋼等でなる本刃2,2がろう付され
ている。この本刃2より少し離れた位置の端面取
付座1a上に本刃2,2の端面外周切刃線より
0.2〜0.6mm程高く若干軸方向に離れ全円周を切刃
とする超硬合金、特殊工具鋼製の毛引刃3,3が
取外し可能に固着されている。この毛引刃3が本
考案の特徴をなすもので、第6図において、毛引
刃3は本例では厚み2mm、直径22φmm平らな円錘
台板で大径面3aが取付時外側となり小径面3b
が台金1の取付座1aに接する面である。また小
径面3bに軸心から離れた位置で軸心と平行に位
置決めピン4が1本突設されている。そして固定
の皿小ねじ5が通る皿穴3cが中心に穿設されて
いる。外周3dのエツジ3eが切刃として作用し
切刃角aは本例では45゜につくられている。この
円錘台形の毛引刃3がカツタ台金1に取付けられ
る座面1aは台金中心に向けてあさり1゜の面に
毛引刃3の締付け用の皿小ねじ5が螺合するねじ
穴1bが刻設されている。そしてこのねじ中心に
対して毛引刃3の皿穴3cの中心から位置決めピ
ン4の中心迄の距離に等しい半径の円周上に等分
割本例では8等分位置に位置決めピン4の嵌入す
る割出し穴1cが穿設されている。穴に替えて円
周方向に係合する凹溝でもよい。なお、位置決め
ピン4は1本に限られることはなく複数本でもよ
いことは勿論であり、また位置決めピン4を台金
1に、割出し穴1cを毛引刃3に設けることも可
能である。次に毛引刃3の他の実施例を第8図に
示す。このものは切刃となる外周部3dの全周に
軸方向の凹溝3fが多数削設されている。この溝
によつて難切削の繊維を切断し易くし、切断面を
一層良い面とすることができる。
る。柄取カツタ台金1には回転軸中心に対称な2
個所に軸方向に僅かの傾斜を有して長い超硬合金
又は特殊工具鋼等でなる本刃2,2がろう付され
ている。この本刃2より少し離れた位置の端面取
付座1a上に本刃2,2の端面外周切刃線より
0.2〜0.6mm程高く若干軸方向に離れ全円周を切刃
とする超硬合金、特殊工具鋼製の毛引刃3,3が
取外し可能に固着されている。この毛引刃3が本
考案の特徴をなすもので、第6図において、毛引
刃3は本例では厚み2mm、直径22φmm平らな円錘
台板で大径面3aが取付時外側となり小径面3b
が台金1の取付座1aに接する面である。また小
径面3bに軸心から離れた位置で軸心と平行に位
置決めピン4が1本突設されている。そして固定
の皿小ねじ5が通る皿穴3cが中心に穿設されて
いる。外周3dのエツジ3eが切刃として作用し
切刃角aは本例では45゜につくられている。この
円錘台形の毛引刃3がカツタ台金1に取付けられ
る座面1aは台金中心に向けてあさり1゜の面に
毛引刃3の締付け用の皿小ねじ5が螺合するねじ
穴1bが刻設されている。そしてこのねじ中心に
対して毛引刃3の皿穴3cの中心から位置決めピ
ン4の中心迄の距離に等しい半径の円周上に等分
割本例では8等分位置に位置決めピン4の嵌入す
る割出し穴1cが穿設されている。穴に替えて円
周方向に係合する凹溝でもよい。なお、位置決め
ピン4は1本に限られることはなく複数本でもよ
いことは勿論であり、また位置決めピン4を台金
1に、割出し穴1cを毛引刃3に設けることも可
能である。次に毛引刃3の他の実施例を第8図に
示す。このものは切刃となる外周部3dの全周に
軸方向の凹溝3fが多数削設されている。この溝
によつて難切削の繊維を切断し易くし、切断面を
一層良い面とすることができる。
この回転カツタで木材の切削を行なうと毛引刃
3の切刃で木材繊維をほヾ直角方向に切断し押し
広げ横側切断面を良好に仕上げ、本刃2が切断さ
れた繊維を繊維方向に切削する。このとき毛引刃
の切込量は通常約0.4mmで切刃は第7図に示すよ
うにA−A線で侵入しこの侵入角βは毛引刃3の
直径22φとすると切刃角の約1/3となり従来の毛
引刃よりかなり鋭角となり切れ味が向上するもの
である。切削の進行につれて切れ味が低下し切削
面が悪くなると皿小ねじ5をゆるめて毛引刃3を
外し割り出し穴1cの1ピツチ分旋回させて皿小
ねじ5で固定し新しい切刃面を割出す。この割り
出しによつて切刃の摩耗部分が重ならないように
毛引刃直径と割り出し角度が決定されている。こ
のようにして順次等分回本例では8回新しい切刃
面を割出すことができるものである。8回割出し
を終ると毛引刃3は再研削するか使い捨てる。
3の切刃で木材繊維をほヾ直角方向に切断し押し
広げ横側切断面を良好に仕上げ、本刃2が切断さ
れた繊維を繊維方向に切削する。このとき毛引刃
の切込量は通常約0.4mmで切刃は第7図に示すよ
うにA−A線で侵入しこの侵入角βは毛引刃3の
直径22φとすると切刃角の約1/3となり従来の毛
引刃よりかなり鋭角となり切れ味が向上するもの
である。切削の進行につれて切れ味が低下し切削
面が悪くなると皿小ねじ5をゆるめて毛引刃3を
外し割り出し穴1cの1ピツチ分旋回させて皿小
ねじ5で固定し新しい切刃面を割出す。この割り
出しによつて切刃の摩耗部分が重ならないように
毛引刃直径と割り出し角度が決定されている。こ
のようにして順次等分回本例では8回新しい切刃
面を割出すことができるものである。8回割出し
を終ると毛引刃3は再研削するか使い捨てる。
以上詳述したように本考案は毛引刃を平らな円
錘台板状として旋回割り出すようになしたので、
切れ味の低下に対して、旋回させることによつて
直ちに対応することができ、割り出し回数分の新
しい切刃を順次切削に関与させることができ、毛
引刃の取換え回数が少なくてすみ、また平面と円
と構成であるために製作が容易で毛引刃のココス
トを安くできる特徴を有する。
錘台板状として旋回割り出すようになしたので、
切れ味の低下に対して、旋回させることによつて
直ちに対応することができ、割り出し回数分の新
しい切刃を順次切削に関与させることができ、毛
引刃の取換え回数が少なくてすみ、また平面と円
と構成であるために製作が容易で毛引刃のココス
トを安くできる特徴を有する。
第1図、第2図は従来の毛引刃の切刃点の説明
図、第3図はカツタの斜視図、第4図はカツタの
平面図、第5図は毛引刃取付座部分の図、第6図
は毛引刃の図でイ平面図、ロは中心断面図、第7
図イ,ロは毛引刃の被削材への侵入角の説明図、
第8図は他の毛引刃の実施例でイは平面図ロは側
面図である。 1……台金、1a……取付座、1c……割り出
し穴、3……毛引刃、4……位置決めピン。
図、第3図はカツタの斜視図、第4図はカツタの
平面図、第5図は毛引刃取付座部分の図、第6図
は毛引刃の図でイ平面図、ロは中心断面図、第7
図イ,ロは毛引刃の被削材への侵入角の説明図、
第8図は他の毛引刃の実施例でイは平面図ロは側
面図である。 1……台金、1a……取付座、1c……割り出
し穴、3……毛引刃、4……位置決めピン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 毛引刃が刃先線を全外周部とし中心に取付穴
を有する平らな円錘台形でなり、該毛引刃と回
転カツタ台金の取付座との何れか一方に取付中
心より同心円周上に等分割位置に複数個の割り
出し位置決め用の穴、又は溝状の係合凹部を形
成し、他方に該穴又は係合凹部に嵌入する凸部
を設けて該毛引刃を前記回転カツタ台金に本刃
より少し離れ且本刃外周より僅かに高く前記取
付穴において取外し可能に固着してなり、毛引
刃を割り出すことによつて新しい刃先線に替え
ていくことを特徴とする毛引刃付回転カツタ。 (2) 平らな円錘台形の外周切刃部に繊維切断面の
軸方向の溝が刻設されている毛引刃である実用
新案登録請求の範囲第1項記載の毛引刃付回転
カツタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10001783U JPS6078402U (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 毛引刃付回転カツタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10001783U JPS6078402U (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 毛引刃付回転カツタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6078402U JPS6078402U (ja) | 1985-05-31 |
JPH0123765Y2 true JPH0123765Y2 (ja) | 1989-07-20 |
Family
ID=30236785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10001783U Granted JPS6078402U (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 毛引刃付回転カツタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6078402U (ja) |
-
1983
- 1983-06-28 JP JP10001783U patent/JPS6078402U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6078402U (ja) | 1985-05-31 |
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