JPS6035552Y2 - ディスク状カッタ - Google Patents

ディスク状カッタ

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Publication number
JPS6035552Y2
JPS6035552Y2 JP5122381U JP5122381U JPS6035552Y2 JP S6035552 Y2 JPS6035552 Y2 JP S6035552Y2 JP 5122381 U JP5122381 U JP 5122381U JP 5122381 U JP5122381 U JP 5122381U JP S6035552 Y2 JPS6035552 Y2 JP S6035552Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
seat
sheet
disc
chip
Prior art date
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Expired
Application number
JP5122381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57166618U (ja
Inventor
守 村橋
弥 下村
光男 水田
一雄 山里
Original Assignee
株式会社神戸製鋼所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社神戸製鋼所 filed Critical 株式会社神戸製鋼所
Priority to JP5122381U priority Critical patent/JPS6035552Y2/ja
Publication of JPS57166618U publication Critical patent/JPS57166618U/ja
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Publication of JPS6035552Y2 publication Critical patent/JPS6035552Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鋼片から銅繊維を削り出すに好適な植刃式のデ
ィスク状カッタに関する。
セメント、モルタル等にその強度を向上せしめることを
目的に混入される鋼繊維補強材は、大量に使用されるの
で、より安価に製造する必要があり、これを満足する製
造方法として、鋼片から直接に鋼繊維補強材をカッタで
削り出す技術が脚光を浴びている。
ところで、このようなカッタによる切削製造法において
は、カッタの精度、性能が直接sla維の品質、ひいて
は製造歩留りに影響するので工具費の鋼繊維製造費に占
める割合が大きくなり、いかに性能のすぐれた高精度の
工具を、いかに安価に提供するか方法きな問題となる。
〜ゝ゛\ これに対処して提案された技術として実開昭55−37
10冴があるが、そこに開示されたカッタはスローアウ
ェイ方式で切刃チップを使用するので、1つのチップの
4辺が反砿使−比較的工具費が廉価となる。
然し乍ら、通常切刃チップとしては超硬が採用されるの
で、切刃チップの単価が高価であり工具費を低廉化する
ために再研摩して何回も使用すべきであるが、上記の如
きスローアウェイ方式のカッタではカッタのチップ座の
深さを変更することができないので、工具費の低廉化に
も限度がある。
加えて、チップ座の加工精度が直接カッタ外径のフレと
して現出するので、チップ座の加工精度維持が困難であ
ることと相まって高精度のカッタを得るのが困難となる
本考案は前述せる問題点に鑑み、カッタの構成として切
刃チップを再研摩しても使用できるように、かつ、その
再研摩も容易で何回も使用できるようにして、工具費を
極めて低廉化できる精度のすぐれたカッタを提供するこ
とを目的とするもので、その特徴とするところは、ディ
スク状カッタ本体の外周部に深さの等しい段付溝部を等
間隔で複数削設し、該溝部に一回転方向に順次座面高さ
の異なる受座を有するシートを嵌入し、該シートの受座
に一定のカッタ外径となるようそれぞれ高さの異なる平
板状チップを載置するとともに楔片を嵌入して固定した
点にある。
以下、本考案を図示の実施例に基いて詳細に説明する。
第1図は本考案に係るディスク状カッタの部分正面図で
、1はディスク状のカッタ本体でその中心部には工作機
械への取付孔2が貫通して穿設され、外周部には深さの
等しい段付溝部3が等間隔で複数削設されている。
該段付溝部3は切刃に負のラジアルレーキβがつくとと
もにネジレ角αがつくよう(第2図に部分図として示す
ように)軸方向に対して傾斜して設けられている。
4は座面高さHの異なる受座5を有するシートで、該シ
ート4の受座5に平板状チップ6を載置し、楔片7によ
り前記段付溝部3に緊締されている。
8は楔片7をカッタ本体1に固定するネジである。
尚、図中切刃部は3枚のみ図示し、他は略しているが全
周に存在すること言うまでもない。
前記シート4の座面高さHはカッタ本体1の段付溝部3
に挿入された際、一回転方向に順次漸増或は漸減するよ
う形成され、その隣接シート間の座面高さHの差(ΔH
)は1回の再研削代とに等しく構成されている。
上記構成よりなる本考案のカッタにおいては、平板状チ
ップ6がシート4を介挿してカッタ本体1に装着されて
いるので、加工精度の出しにくい段付溝部3の精度が施
削加工仕上程度でも、シート4の受座5を高精度に研削
仕上加工すれば、カッタとしての精度も高品位に維持で
き、しかもシート4はカッタ本体1とは別体となってい
るのでその加工は極めて容易である。
前記シート4の座面高さHは一回転方向に順次再研削代
ずつ異ならせているので、最初にそれぞれ所定の高さの
チップ6を用意しておくだけで、その後は、最も高さの
低いチップ6aを廃却し、最も高さの高いチップ6bの
入っていた部分にのみ新品のチップ6を挿入するだけで
すみ、それら6aと6bの間にあるチップは第3図に図
示するような治具10を用いて再研削した後、順次1つ
づつ挿入する位置をずらせばよく、従って、チップ6は
最初の高さHoから使用しうる最後の高さ取まで刃数の
回数だけ再研削して使用できるので、工具費の低廉化か
はたせる。
前記治具10にはカッタの刃数に対応したチップ6を挾
持する固定側壁11と可動側壁12が設けられ、底面1
3にはチップ6の幅より若干せまい幅の階段状座面14
が設けられ、各段差2は前述した再研削代に等しく構成
されている。
従って、再研削時には一つの平面を平面研削する加工の
みで済み、熟練を要することなく極めて容易に再研削で
きる。
前記平板状チップ6は第4図aに図示する如く、その長
辺の1つが切刃エッヂ15となり、該エッヂ15に連接
する大面積面がスクイ面16゜小面積面が上逃げ面17
となり、切削の進行に伴い前記エッヂ15の摩耗と共に
上逃げ面17に摩耗をきたすので、一般的に再研削は上
記上逃げ面17を追い込んでいくものである。
ところで、未使用時のチップ6の各稜部、コーナ部は極
めて鋭利に形成されていることと、チップの材質が超硬
であることから、切削に使用する稜部、コーナ部はチッ
ピング、損耗等を生じやすいので、第4図すの如く、ス
クイ面16とこれに連接する横逃げ面18のなす稜部1
9に面取20を施すのが好ましい、この面取20は再研
削を繰返しても、再研削される部分が前記上逃げ面17
であるので、常時変化することがない。
以上の説明から明かなように本考案によれば、シートを
介挿してチップを緊締しているため、当該シートの受座
の精度を高度にするだけで、カッタの精度を高品位に維
持できる他、前記シートの受座の高さの設定次第で、チ
ップの再研削回数を従来より極めて多くすることができ
るので、工具費が廉価となり、ひいては製造される鋼繊
維のコストも安価となり、その奏する効果は極めて大き
いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカッタの説明図、第2図は第1図のカ
ッタにおける切刃部の部分平面説明図。 第3図は再研削用治具の説明図、第4図は平板状チップ
の説明図である。 1・・・・・・カッタ本体、2・・・・・・取付孔、3
・・・・・・段付溝部、4・・・・・・シート、5・・
・・・・受座、6・・・・・・平板状チップ、7・・・
・・・楔片、10・・・・・・治具、20・・・・・・
面取。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ディスク状カッタ本体の外周部に深さの等しい役付
    溝部を等間隔でて複数削設し、該溝部に一回転方向に順
    次座面高さの異なる受座を有するシートを嵌入し、該シ
    ートの受座に一定のカッタ外径となるようそれぞれ高さ
    の異なる平板状チップを載置するとともに楔片を嵌入し
    て固定してなるディスク状カッタ。 2 前記平板状チップの長辺の1つを切刃エッヂとなし
    該エッヂに連接する大面積面をスクイ面となし、該スク
    イ面とこれに連接する横逃げ面のなす稜部を面取したこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のデ
    ィスク状カッタ。
JP5122381U 1981-04-08 1981-04-08 ディスク状カッタ Expired JPS6035552Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5122381U JPS6035552Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08 ディスク状カッタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5122381U JPS6035552Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08 ディスク状カッタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57166618U JPS57166618U (ja) 1982-10-20
JPS6035552Y2 true JPS6035552Y2 (ja) 1985-10-22

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ID=29847953

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JP5122381U Expired JPS6035552Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08 ディスク状カッタ

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Publication number Publication date
JPS57166618U (ja) 1982-10-20

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