JP2001048563A - ガラス切りにおけるカッタヘッドおよびガラス切断具 - Google Patents

ガラス切りにおけるカッタヘッドおよびガラス切断具

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JP2001048563A
JP2001048563A JP11215506A JP21550699A JP2001048563A JP 2001048563 A JP2001048563 A JP 2001048563A JP 11215506 A JP11215506 A JP 11215506A JP 21550699 A JP21550699 A JP 21550699A JP 2001048563 A JP2001048563 A JP 2001048563A
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JP
Japan
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cutter
wheel
shaft
glass
cut
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JP11215506A
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English (en)
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Takuji Nagaoka
卓爾 永岡
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NAGAOKA SANGYO KK
Original Assignee
NAGAOKA SANGYO KK
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/10Glass-cutting tools, e.g. scoring tools
    • C03B33/105Details of cutting or scoring means, e.g. tips
    • C03B33/107Wheel design, e.g. materials, construction, shape

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス材から成る被切断物に対して深い切り
目を形成することができるガラス切りのカッタヘッドを
提供することである。 【解決手段】 ヘッド本体4に形成された二股片11間
に外周に切刃12を有するカッタホイール13を設け
る。カッタホイール5に一体のホイール軸13を多角形
軸で形成し、そのホイール軸13の両端部を二股片11
に設けられた軸受孔15に挿入して回転自在に支持し、
カッタホイール5の回転移動時、ホイール軸13の外周
の稜線13aが軸受孔15の内周に断続的に接触する作
用によりカッタホイール5に振動を与えて、外周の切刃
12を被切断物に深く侵入させ、深い切り目の形成を可
能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この発明は、板ガラスや液晶
ガラス等の被切断物を切断する際に使用されるガラス切
りのカッタヘッドおよびガラス切断具に関するものであ
る。
【従来の技術】ガラス材を切断するガラス切りには手動
式のものと、自動式のものとが知られている。いずれの
ガラス切りもカッタヘッドに設けられ回転自在なカッタ
ホイールを被切断物に押し当てて移動させることにより
切り目(入ともいう)を形成し、その切り目の両側部分
を押し下げ、あるいは切り目の背面側から軽く衝撃を与
えて切り目に沿って割るようにしている。従来のガラス
切りに用いられているカッタヘッドは、ヘッド本体の先
端に設けられた二股片間に外周に切刃を有するカッタホ
イールを設け、そのカッタホイールの中心孔に挿通され
たホイール軸の両端部を二股片で支持し、このホイール
軸を中心としてカッタホイールを回転自在としている。
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のガラ
ス切りにおけるカッタヘッドにおいては、カッタホイー
ルに形成された中心孔が円形孔であり、その中心孔に丸
軸から成るホイール軸を挿入してカッタホイールを回転
自在に支持する構成であるため、そのカッタホイールを
ガラス材から成る被切断物に押し当てて移動させたと
き、被切断物との接触によってカッタホイールが滑らか
に回転することになる。このため、被切断物に対して深
い切り目を形成することができず、被切断物が厚みのあ
る場合、切り目の形成後に割りを入れるのが困難とな
り、垂直な切断面を得ることができないという問題があ
った。この発明の課題は、被切断物に対して深い切り目
を形成することができるようにしたガラス切りにおける
カッタヘッドおよびガラス切断具を提供することであ
る。
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明に係るカッタヘッドにおいては、ヘッド
本体に形成された二股片間にカッタホイールを設け、そ
のカッタホイールと一体のホイール軸の両端部を前記二
股片に形成された軸受孔に挿入して回転自在に支持し、
前記ホイール軸を多角形軸として前記軸受孔内での回転
時に外周の稜線が軸受孔と内周に断続的に当たるように
した構成を採用している。ここで、カッタホイールとホ
イール軸の一体化に際しては、カッタホイールの形成時
にホイール軸を同時に形成してもよく、あるいは、カッ
タホイールの中心に孔を形成し、その孔に多角形軸から
成るホイール軸を圧入してもよい。上記ホイール軸が挿
入される軸受孔は、角孔であってもよく、あるいは円形
孔であってもよい。上記のように、ヘッド本体の二股片
に形成された軸受孔にカッタホイールに一体に設けられ
た多角形軸から成るホイール軸を挿入して回転自在に支
持することにより、カッタホイールの外周の切刃を波切
断物に押し当てて移動させると、その被切断物との接触
によりカッタホイールが回転する。このとき、カッタホ
イールと一体のホイール軸は軸受孔の内周一部に押し付
けられた状態で回転して外周の稜線が軸受孔の内周に断
続的に当接し、その当接によってカッタヘッドが振動す
ることになり、外周の切刃は被切断物に深く侵入し、被
切断物に対して深い切り目を形成することができる。こ
こで、軸受孔を角孔とすると、その角孔の内周の平坦面
に、ホイール軸の外周の稜線と平坦面とが交互に当接す
るため、カッタヘッドに付与される振動が大きく、被切
断物に対してきわめて深い切り目を形成することができ
る。また、この発明に係るガラス切断具においては、ホ
ルダ軸の先端に上記のカッタヘッドを取付けた構成を採
用している。
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は手動によるガラス切断具
を示し、筒状ホルダ軸1の先端部にはヘッド支持軸2が
設けられ、そのヘッド支持軸2にカッタヘッド3が取付
けられている。カッタヘッド3は、ヘッド本体4と、そ
のヘッド本体4の先端部に設けられたカッタホイール5
とから成る。ヘッド本体4には上面から下方に延びる接
続孔6が設けられ、その接続孔6にヘッド支持軸2が挿
入されている。また、ヘッド本体4には側面から接続孔
6に向けてねじ7がねじ込まれ、そのねじ7の先端はヘ
ッド支持軸2の外周に形成された軸方向に長いガイド溝
8に挿入され、そのガイド溝8の両端にねじ7の先端が
当接する範囲内においてヘッド本体4は軸方向に移動自
在とされている。ヘッド本体4は接続孔6内に組み込ま
れたスプリング9によって下向きに押圧され、ねじ7の
先端がガイド溝8の下端に押し付けられている。また、
ヘッド本体4の外周には定規で案内される平坦な案内面
10が対向位置に形成され、先端部には二股片11が設
けられている。図2および図4に示すように、二股片1
1間には前記カッタホイール5が配置されている。カッ
タホイール5は超硬合金から成り、外周には切刃12が
設けられている。また、カッタホイール5にはホイール
軸13が一体に設けられている。ホイール軸13は多角
形軸から成る。この多角形軸からホイール軸13の一体
化に際し、ここでは、カッタホイール5に円形孔14を
形成し、その円形孔14にホイール軸13を圧入してい
る。ホイール軸13の両端部はヘッド本体4の二股片1
1に形成された軸受孔15に挿入されている。軸受孔1
5は、ホイール軸13を回転可能に支持し、そのホイー
ル軸13の回転時に外周の稜線13aが軸受孔15の内
周に断続的に当接してホイール軸13に振動を与えるよ
うな形状であればよく、図3に示すような正4角形の角
孔や円形孔を採用することができる。角孔から軸受孔1
5の形成に際し、ここでは、二股片11の先端部に切欠
部を設け、その切欠部の開口をヘッド本体4の先端部外
周に固着した蓋16によって閉塞しており、上記蓋16
は切欠部にホイール軸13の両端部を挿入したのち、ヘ
ッド本体4の先端部外周に固着される。ここで、多角形
軸から成るホイール軸13の角数が少ない場合、ホイー
ル軸13の外周の平坦面が角孔から成る軸受孔15の内
周の平坦面に面係合してホイール軸13の回転を阻害す
るおそれがある。また、ホイール軸13の角数が多い場
合、ホイール軸13は円に近づいてホイール軸13の回
転が滑らかになり、ホイール軸13に振動を与えること
ができなくなるため、ホイール軸13は6角形乃至12
角形等の多角形軸で形成するのが好ましい。いま、カッ
タホイール5を被切断物に押し当ててカッタヘッド3を
移動させると、被切断物との接触によってカッタホイー
ル5が回転する。このとき、ホイール軸13は軸受孔1
5の内周一部に押し付けられて外周の稜線13aが軸受
孔15の内周に断続的に当接し、その当接によってカッ
タホイール5に振動が付与される。このため、カッタホ
イール5は振動しつつ移動し、上記振動によってカッタ
ホイール5の外周の切刃12は被切断物に深く侵入し、
被切断物に深い切り目を形成することができる。したが
って、切り目に沿って被切断物を簡単に割ることができ
ると共に、垂直の切断面を得ることができる。ここで、
図2に示すように、カッタホイール5の外周に油を浸み
込ませた含油材17を接触させて切刃12に油を付着さ
せることにより、被切断物に対して円滑に切り目を形成
することができる。
【発明の効果】以上のように、カッタホイールと一体の
ホイール軸を多角形軸とし、そのホイール軸の両端部を
ヘッド本体の二股部に形成された軸受孔に挿入して回転
自在に支持したことにより、カッタホイールの回転移動
時に、そのカッタホイールに振動を与えることができ
る。このため、カッタホイールの外周の切刃を被切断物
に深く侵入させることができ、被切断物に対して深い切
り目を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るカッタヘッドがつけられたガラ
ス切断具の一部分を示す正面図
【図2】図1に示すガラス切断具のカッタヘッドの一部
を拡大して示す一部切欠正面図
【図3】図2の正面図
【図4】図2の一部切欠側面図
【図5】図2に示すカッタホイールの斜視図
【符号の説明】
1 ホルダ軸 4 ヘッド本体 5 カッタホイール 11 二股片 13 ホイール軸 15 軸受孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド本体に形成された二股片間にカッ
    タホイールを設け、そのカッタホイールと一体のホイー
    ル軸の両端部を前記二股片に形成された軸受孔に挿入し
    て回転自在に支持し、前記ホイール軸を多角形軸として
    前記軸受孔内での回転時に外周の稜線が軸受孔と内周に
    断続的に当たるようにしたガラス切りにおけるカッタヘ
    ッド。
  2. 【請求項2】 前記軸受孔を角孔とした請求項1に記載
    のガラス切りにおけるカッタヘッド。
  3. 【請求項3】 前記軸受孔を前記ホイール軸の外周の稜
    線を通る外接円により大径の円形孔とした請求項1に記
    載のガラス切りにおけるカッタヘッド。
  4. 【請求項4】 ホルダ軸の先端に請求項1乃至3のいず
    れかに記載のカッタヘッドを取付けたガラス切断具。
JP11215506A 1999-07-29 1999-07-29 ガラス切りにおけるカッタヘッドおよびガラス切断具 Pending JP2001048563A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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