JPH06304805A - 穴明工具および穴明方法 - Google Patents

穴明工具および穴明方法

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JPH06304805A
JPH06304805A JP5096295A JP9629593A JPH06304805A JP H06304805 A JPH06304805 A JP H06304805A JP 5096295 A JP5096295 A JP 5096295A JP 9629593 A JP9629593 A JP 9629593A JP H06304805 A JPH06304805 A JP H06304805A
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JP
Japan
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tool
tip
main shaft
axis
work material
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Application number
JP5096295A
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Inventor
Yoshihiko Kimura
良彦 木村
Kimishige Odawara
公茂 小田原
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Mitsubishi Materials Corp
Denso Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 略正方形の穴を容易かつ安価に形成可能とす
る。 【構成】 工具回転軸7の先端に取り付けられたチップ
13の先端面を被削材16の表面に押し付け、主軸1を
回転させると、その回転がフレキシブルカップリング1
5を介して工具回転軸7に伝達され、その結果、チップ
13の切刃14により被削材16が切削される。ところ
が、工具回転軸7は支持部材8によりガイド面3に沿っ
て回転自在とされているので、切削回転中、工具回転軸
7はその軸線回りに回転するとともに、ガイド面3に沿
ってその軌跡が正方形状となるよう移動する。その結
果、切刃14もその軌跡が正方形状となるよう移動し、
被削材16には正方形状の穴17が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は転削工具を用いた被削材
の加工に係り、特に、被削材に正方形状の穴を明ける穴
明工具および被削材に正方形状の穴を明けるための穴明
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属製の被削材に正方形状の穴を開ける
場合、従来より、例えば放電加工もしくはブローチ等を
用いる方法がある。前者は、正方形状の先端面を有する
電極を放電加工機に装着し、絶縁油内にて前記端面と前
記被削材との間でパルス放電を行うことにより前記被削
材に多数の微小穴を穿孔し、その結果前記被削材に穴を
形成させるものである。
【0003】また、後者は、予め前記被削材に貫通孔を
開け、その貫通孔にブローチを挿通させた状態で、前記
貫通孔の形状が正方形状となるまで前記貫通孔の内周を
切削するものである。ここで、目的とする穴が有底であ
る場合には、前記貫通孔を形成後、前記貫通孔を一方か
ら前記貫通孔と同径の部材で塞ぐことにより有底の穴を
形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の穴明方法のうち、放電加工によるものは、設備が高
価で、かつ穴の形成に長時間を要するという問題があっ
た。一方、ブローチによるものは、形成可能な穴の大き
さおよび形状に制限があった。特に、目的とする穴が有
底である場合には、前記貫通孔を塞ぎ、前記穴の底とな
る部材を別途用意する必要があった。しかも、前記貫通
孔内に前記部材を挿通、固定する作業が必要となるた
め、作業工程が煩雑となっていた。本発明は、上記事情
に鑑みてなされたもので、略正方形の穴を容易かつ安価
に形成するための穴明工具および穴明方法を提供するこ
とをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸線回りに回
転する主軸と、この主軸の先端に設けられて被削材を切
削する刃体と、この刃体と前記被削材とを前記軸線回り
に正方形状の軌跡を描くように相対移動させる回転変換
機構を有する穴明工具および、この穴明工具を用い、前
記刃体の先端面を前記被削材に圧接させた状態で前記主
軸を回転させることにより、前記被削材に、前記刃体と
前記被削材との相対移動の軌跡に対応した正方形状の穴
を開ける穴明方法である。
【0006】
【作用】本発明の穴明工具は、刃体を主軸の軸線回りに
正方形状の軌跡を描くように相対移動させる回転変換機
構を有する。その結果、本発明の穴明工具を用いた切削
中、前記被削材には、前記刃体により、前記刃体と前記
被削材との相対移動の軌跡に対応した正方形状の穴が形
成される。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づき、本発明の実施例につい
て説明する。図1は、本発明に係る穴明工具の第1実施
例を示すものである。図1において、符号1は主軸で、
この主軸1は、先端側に開口する桝状をなすハウジング
2の底部を貫通し、かつハウジング2により回転自在に
支持されている。
【0008】一方、ハウジング2の先端側の内周面に
は、図2に示すように、主軸1と同軸をなす正方形状の
ガイド面3が形成されている。また、ハウジング2のガ
イド面3より基端側に位置する内周面には、ガイド面3
に連なり、かつ基端側に向けて漸次軸線側に傾斜する正
方形状のテーパ面4が形成されている。更に、ガイド面
3の先端側には、ガイド面3に連なり、かつ先端側に向
けて漸次軸線側に傾斜する正方形状のテーパ面5が形成
された蓋部材6が取り付けられている。ここで、テーパ
面4,5の形状は、ガイド面3を挟んで対称とされてい
る。
【0009】ガイド面3内には、工具回転軸7が、その
軸線がガイド面3の軸線と平行となるよう挿通され、支
持部材8によりガイド面3内に支持されている。ここ
で、支持部材8は、工具回転軸7と一体的に形成され、
工具回転軸7の外周面から工具回転軸7と垂直な3方向
にそれぞれ等間隔で突出する支持台9と、前記支持台9
の3つの外周端にそれぞれ回転自在に支持された軸10
と、各軸10の先端側および基端側にそれぞれ固定さ
れ、ガイド面3の周に沿ってテーパ面4,5上を回転し
ながら移動する各一対のローラー11,12とから構成
されている。ここで、ローラー11,12はそれぞれテ
ーパ面4,5に対応したテーパを有し、テーパ面4,5
と常時接触しながらガイド面3の周に沿って移動する。
【0010】更に、工具回転軸7は蓋部材6から先端方
向に突出し、工具回転軸7の先端には、図3に示すよう
に、正面視して正三角形をなす平板状のスローアウェイ
チップ(刃体。以下、チップと略称する。)13が、そ
の正面を工具回転軸7の軸線に対し垂直とし、かつその
重心を工具回転軸7の軸線と一致させた状態で着脱自在
に取り付けられている。また、チップ13の頂点および
それに連なる稜辺部にはそれぞれ切刃14が設けられて
いる。
【0011】一方、主軸1の先端と工具回転軸7の基端
とは、フレキシブルカップリング(回転伝達手段)15
により連結されている。従って、主軸1の回転はフレキ
シブルカップリング15を介して工具回転軸7に伝達さ
れるとともに、主軸1の軸線と工具回転軸7の軸線とは
常時平行に保たれる。
【0012】ここで、形成すべき穴およびガイド面3の
平面形状および大きさは、前記穴の一辺の幅L(Lは任
意の正の実数)により決定される。その決定方法につい
て以下に説明する。
【0013】図4は、本発明の穴明工具により形成され
る穴17の平面形状を、ガイド面3の中心を原点Oとし
た座標軸上に示したもので、このとき、穴17の平面形
状は、下記表1により決定される。すなわち、θはガイ
ド面3の中心を原点Oとした主軸1の回転角(ラジア
ン)で、θを0〜π/4まで変化させた時に、表1の結
果に基づき点P(xp,yp)が描く軌跡が、図4の区間
1における穴17の平面形状を示している。
【0014】
【表1】
【0015】この場合、穴17の平面形状は、x軸、y
軸、直線x=yに対して線対称なので、穴17のうち前
記区間1以外の部分の形状は前記区間1から求められ
る。例えば、図4の区間2は、前記区間1を直線x=y
で折り返すことにより求められ、また、他の区間につい
ても、前記区間1をx軸またはy軸で折り返すことによ
り求めることができる。
【0016】一方、図5は、ガイド面3の平面形状を、
ガイド面3の中心を原点Oとした座標軸上に示したもの
である。ここで、穴17の一辺の幅をLとした場合、ガ
イド面3の平面形状は、下記の表2により決定される。
すなわち、θを0〜π/4まで変化させた時に、表2の
結果に基づき点G(xg,yg)が描く軌跡が、図5の区
間1におけるガイド面3の形状を示している。
【0017】
【表2】
【0018】この場合、ガイド面3の形状は、穴17の
形状と同様、x軸、y軸、直線x=yに対して線対称な
ので、ガイド面3のうち前記区間1以外の部分の形状は
前記区間1から求められる。なお、図5および表2にお
いて、rはローラ−11,12の半径、bは工具回転軸
7の中心からローラ−11,12の中心までの距離であ
る。更に、チップ13の大きさは、その重心から頂点ま
での距離aが、a=L/√3となるように定められる。
【0019】次に、上記構成を有する穴明工具を用いた
穴明方法について以下に説明する。工具回転軸7の先端
に取り付けられたチップ13の先端面を被削材16の表
面に押し付け、主軸1を回転させると、その回転がフレ
キシブルカップリング15を介して工具回転軸7に伝達
され、その結果、チップ13の切刃14により被削材1
6が切削される。ところが、工具回転軸7は支持部材8
によりガイド面3に沿って回転自在とされているので、
切削回転中、工具回転軸7は軸線回りに回転するととも
に、ガイド面3に沿ってその軌跡が正方形状となるよう
移動する。その結果、切刃14も正方形状の軌跡を描い
て移動し、被削材16には図3および図4に示すような
正方形状の穴17が形成される。穴17を有底とする場
合には、目的とする深さまで切削を行った後、切削を中
止すればよい。
【0020】図6〜図9は、工具回転軸7を反時計回り
に0〜90°まで回転させた場合におけるローラー1
1,12およびチップ3の動作を、15°毎に示したも
のである。ここで、図6は、工具回転軸7を回転前(θ
=0°)の状態を示し、図7、図8、図9、図10、図
11および図12はそれぞれ工具回転軸7を15°、3
0°、45°、60°、75°および90°回転後の状
態を示す。図からわかる通り、工具回転軸7は軸線回り
に回転しつつガイド面3に沿ってその軌跡が正方形状と
なるよう移動し、それに伴い、切刃14もまたその重心
回りに回転しつつその軌跡が穴17の内周面に沿った正
方形状となるよう移動する。
【0021】また、本実施例においては、工具回転軸7
が、互い逆向きのテーパを有するテーパ面4,5とロー
ラー11,12との接触により支持されているため、切
削中、工具回転軸7が受けるスラスト荷重や曲げモーメ
ントはテーパ面4,5とローラー11,12とにより受
け止められ、その結果、切削中における工具回転軸7の
軸線方向への移動や振れが防止される。
【0022】図13および図14は、本発明の第2実施
例を示すものである。図13において、符号20は、天
板20aと、下方に伸びる脚部20bとからなるハウジ
ング20で、天板20aの中央部には、図14に示すよ
うに正方形状の内周面21を有する開口部22が形成さ
れている。この開口部22には主軸1が上方から前記内
周面21と平行に挿通され、主軸1の下端には、上記第
1実施例と同様のチップ13が、その正面を主軸1の軸
線に対し垂直とし、かつその重心を主軸1の軸線と一致
させた状態で着脱自在に取り付けられている。
【0023】一方、脚部20bは平板状をなす基台23
上に固定され、かつ基台23の上面中央部には被削材1
6が、その上面がチップ13の先端面と対向するようク
ランプ24により固定されている。更に、基台23は、
主軸1の軸線と直交する2軸に沿ってそれぞれ揺動自在
なテーブル26を介して台座25上に固定され、台座2
5により、主軸1の軸線と直交する任意の方向に移動自
在に支持されている。
【0024】また、符号27は回転部材である。この回
転部材27は、主軸1と一体的に形成され、主軸1の外
周面から主軸1と垂直な3方向にそれぞれ等間隔で突出
する支持台28と、支持台28の3つの外周端にそれぞ
れ回転自在に支持された軸29と、各軸29の先端側に
固定され、内周面21上を回転しながらその周に沿って
移動可能なローラー30とから構成されている。その結
果、主軸1の回転に伴い、ローラー30は、内周面21
上の周上を内周面21と常時接触しながら回転する。な
お、穴17および内周面21の平面形状および大きさ、
あるいはチップ13のサイズ等は、前記穴の一辺の幅L
(Lは任意の正の実数)に応じて、上記第1実施例と同
様の方法で決定される。
【0025】上記構成を有する穴明工具においては、主
軸1の先端に取り付けられたチップ13の先端面を被削
材16の表面に押し付け、主軸1を回転させると、チッ
プ13の切刃14により被削材16が切削される。一
方、主軸1の回転に伴い回転部材27も回転するが、前
記の通り回転部材27は内周面21上をその周に沿って
回転自在とされており、かつ内周面21が正方形状をな
しているので、切削中、ハウジング20には、その軌跡
が内周面21の形状に応じた正方形状となるようハウジ
ング20を移動させる力が作用する。
【0026】しかも、ハウジング20は基台23に固定
され、かつ基台23は、主軸1の軸線と直交する任意の
方向に移動自在となるよう台座25に支持されているた
め、基台23はその軌跡が正方形状となるよう移動す
る。従って、基台23に固定された被削材16もまたそ
の回転軌跡が正方形状となるよう移動し、その結果、被
削材16には、上記第1実施例同様、上記図3および図
4に示すような正方形状の穴17が形成される。
【0027】すなわち、本実施例は、切削中、主軸1お
よびその先端に取り付けられたチップ13を自転させ、
かつ被削材16を内周面21の形状に応じて移動させる
ことにより、被削材16に正方形状の穴17を形成させ
るものである。
【0028】なお、上記の各実施例においては、正三角
形をなすチップ13の有する頂点およびそれに連なる稜
辺部にそれぞれ切刃14を設けたが、上記頂点のうち、
被削材16に面する少なくとも1個の頂点と、その回転
方向後方側に連なる稜辺部に切刃14が設けられていれ
ば穴17の形成は可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明においては、
穴明工具の先端に取り付けられたチップの先端面を被削
材の表面に押し付けて主軸を回転させるだけで、被削材
に正方形状の穴を形成させることができる。そのため、
設備が安価で、かつ穴の形成も短時間で済む。また、形
成可能な穴の大きさおよび形状も任意に設定可能で、特
に、目的とする深さまで切削を行った後切削を中止する
ことにより、有底の穴を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る穴明工具の構造の例
を示す側断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る穴明工具のII−I
I線に沿った断面図である。
【図3】本発明の第一実施例に係る穴明工具のIII−
III線に沿った断面図である。
【図4】本発明の穴明工具に用いられるチップおよび本
発明によって得られた穴の形状の例を示す図である。
【図5】本発明の穴明工具におけるガイド面の形状の例
を示す図である。
【図6】本発明の穴明工具を用いた穴開けにおける支持
部材およびチップの動作状況の例を示す図である。
【図7】本発明の穴明工具を用いた穴開けにおける支持
部材およびチップの動作状況の例を示す図である。
【図8】本発明の穴明工具を用いた穴開けにおける支持
部材およびチップの動作状況の例を示す図である。
【図9】本発明の穴明工具を用いた穴開けにおける支持
部材およびチップの動作状況の例を示す図である。
【図10】本発明の穴明工具を用いた穴開けにおける支
持部材およびチップの動作状況の例を示す図である。
【図11】本発明の穴明工具を用いた穴開けにおける支
持部材およびチップの動作状況の例を示す図である。
【図12】本発明の穴明工具を用いた穴開けにおける支
持部材およびチップの動作状況の例を示す図である。
【図13】本発明の第2実施例に係る穴明工具の構造の
例を示す一部を断面視した側面図である。
【図14】本発明の第2実施例に係る穴明工具のXIV
−XIV線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 主軸 2,20 ハウジング 3 ガイド面 4,5 テーパ面 6 蓋部材 7 工具回転軸 8 支持部材 9,28 支持台 10,29 軸 11,12,30 ローラー 13 スローアウェイチップ(刃体,チップ) 14 切刃 15 フレキシブルカップリング(回転伝達部材) 16 被削材 17 穴 20a 天板 20b 脚部 21 内周面 22 開口部 23 基台 24 クランプ 25 台座 26 テーブル 27 回転部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線回りに回転する主軸と、この主軸の
    先端に設けられて被削材を切削する刃体と、この刃体と
    前記被削材とを前記軸線回りに正方形状の軌跡を描くよ
    うに相対移動させる回転変換機構を有することを特徴と
    する穴明工具。
  2. 【請求項2】 前記回転変換機構が、前記主軸と同軸を
    なす正方形状の内周面を有する開口部が形成されたハウ
    ジングと、この開口部内に前記主軸と平行に挿通された
    工具回転軸と、前記内周面に3点で接し、この3点によ
    り前記内周面にその周に沿って回転自在に支持され、か
    つ前記3点が形成する正三角形の重心にて前記工具回転
    軸を支持する支持部材と、前記主軸の先端と前記工具回
    転軸の基端とを連結し、前記主軸の回転を前記工具回転
    軸に伝達する回転伝達部材とを有することを特徴とする
    請求項1記載の穴明工具。
  3. 【請求項3】 前記回転変換機構が、前記主軸の軸線と
    直交する任意の方向に移動自在とされ、かつ基端側に前
    記被削材が固定された基台と、この基台の基端側に支持
    され、かつ基端側に正方形状の内周面を有する開口部が
    形成されるとともに、前記開口部に基端側から前記主軸
    が挿入されたハウジングと、前記内周面に3点で接し、
    この3点により前記内周面上をその周に沿って回転自在
    とされ、かつ前記3点が形成する正三角形の重心にて前
    記主軸に支持された回転部材とを有することを特徴とす
    る請求項1記載の穴明工具。
  4. 【請求項4】 前記刃体が、正面視して正三角形をな
    し、かつ3個の頂点の少なくとも1個に切刃を有する平
    板状のスローアウェイチップで、このスローアウェイチ
    ップが、その正面を前記工具回転軸と垂直とし、かつそ
    の重心を前記工具回転軸の軸線と一致させた状態で前記
    工具回転軸の先端に着脱自在に装着されていることを特
    徴とする請求項2記載の穴明工具。
  5. 【請求項5】 前記刃体が、正面視して正三角形をな
    し、かつ3個の頂点の少なくとも1個に切刃を有する平
    板状のスローアウェイチップで、このスローアウェイチ
    ップが、その正面を前記主軸と垂直とし、かつその重心
    を前記主軸の軸線と一致させた状態で前記主軸の先端に
    着脱自在に装着されていることを特徴とする請求項3記
    載の穴明工具。
  6. 【請求項6】 被削材に正方形状の穴を明ける穴明方法
    であって、刃体を主軸の軸線回りに正方形状の軌跡を描
    くように相対移動させる回転変換機構を有する穴明工具
    を用い、前記刃体の先端面を前記被削材に圧接させた状
    態で前記主軸を回転させて、前記被削材に、前記刃体と
    前記被削材との相対移動の軌跡に対応した正方形状の穴
    を明けることを特徴とする穴明方法。
JP5096295A 1993-04-22 1993-04-22 穴明工具および穴明方法 Pending JPH06304805A (ja)

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