JP3724164B2 - 切断機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はジグソー、レシプロソー等の切断機に関するものである。以下切断機をジグソーとして説明する。
【0002】
【従来の技術】
従来のジグソーの一例を図11に示す。
図に示すようにハウジング20は、ブレード保持具1を支持しており、ブレード保持具1にはベース9下面より下方に突出するブレード6が取付けられる。ブレード保持具1は、ハウジング20内の図示しないモータにより上下動され、ブレード保持具1に取付けられたブレード6により図示しない被切断材の切断作業を行なう。
【0003】
図12はジグソーの内部構造の一例を示す要部断面図であり、図示しないモータの回転軸7先端のピニオンは、軸部8aを有するギヤ8と嵌合している。なお、ブレード保持具1はハウジング20内に上下動可能に支持されており、モータ側の外周にコネクタ5を取付けた構造をしている。ギヤ8には図に示すようにコネクタ5と係合する偏心ピン8bが設けられており、これによりギヤ8が回転することによりブレード保持具1が上下動する。
従って、図示しないモータを駆動させることにより、ブレード保持具1及びブレード6が上下動され、切断作業を行うことができる。
【0004】
上記したジグソーのブレード保持具1の一例を図5、図6に示す。
ブレード保持具1は周知の如くが激しく往復動を繰返すため振動が発生する。この振動を低減するためにブレード保持具1の軽量化が求められており、ブレード保持具1には図に示すように中空部2が設けられていた。また、ブレード保持具1の外周の一部にはコネクタ5を取付けるための切欠き部4が設けられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の切断機は、上記したようにブレード保持具1に中空部2及び切欠き部4を設けた構成をしていたため、ジグソーの使用を繰り返すことにより図5に示すように切欠き部4近傍に破損部23が発生しやすく、ブレード保持具1の寿命が短いという欠点があった。
ブレード保持具1の寿命向上を図るために中空部2の径を小さくし、切欠き部4近傍の肉厚を厚くする、あるいは図7、図8に示すように中空部2の径を小さくし、切欠き部4が中空部2内に貫通しないようにすること等が考えられるが、いずれの場合も中空部2の容積を小さくするためにブレード保持具1の重量が大きくなってしまい、発生する振動の低減を図ることができないという欠点があった。また図9、図10に示すように切欠き部4を形成する近傍に中空部2を設けない構成とすることが考えられるが、この場合には中空部2を上端部から下端に向けて形成する工程と、下端部から上端に向けて形成する工程とが必要となりブレード保持具1の生産性を低下させてしまうという欠点があった。
本発明の目的は、上記欠点を解消し、ブレード保持具の軽量化、寿命及び生産性の向上を図ることができる切断機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、中空部の中心をブレード保持具の軸心から離すことにより達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明ジグソーのブレード保持具の一実施例を図1、図2に示す。
図に示すように、ブレード保持具1には軸心3から切欠き部4の反対側に中心10が離された中空部2が設けられている。このような構成としたことにより、ブレード保持具1の切欠き部4側の外周部の肉厚を厚くすることができ、切欠き部4近傍の強度を向上させることができる。
【0008】
ブレード保持具1の他の実施例を図3、図4に示す。上記実施例では切欠き部4を中空部2内に貫通させた構成としたが、本実施例は、切欠き部4を中空部2内に貫通させない構成としたものである。これにより、上記実施例のブレード保持具1よりも寿命を向上させることができる。
切欠き部4を中空部2内に貫通させない構成とするためには、中空部2の径を非常に小さくしなければならず、ブレード保持具1の軽量化を図ることが困難であったが、中空部2の中心10を図に示すようにブレード保持具1の軸心3から離すことにより、中空部2の径を僅かに小さくするのみで切欠き部4を中空部2内に貫通させない構成とすることができ、ブレード保持具1の軽量化を図ることができる。
【0009】
上記したように、中空部2の中心10をブレード保持具1の軸心3から切欠き部4の反対側に離すようにしたことにより、中空部2の内径を従来と同じ大きさとすると、ブレード保持具1の切欠き部4側の外周部の肉厚を厚くすることができるため、ブレード保持具1の軽量化及び切欠き部4近傍の強度の向上、すなわち寿命向上を図ることができる。また、ブレード保持具1の中空部2を1工程で形成することができるので生産性を低下させてしまうことはない。
【0010】
【発明の効果】
本発明によれば、中空部の中心をブレード保持具の軸心から離したことにより、ブレード保持具の軽量化、寿命及び生産性の向上を図ることができる切断機を提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明切断機を構成するブレード保持具の一実施例を示す断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】本発明切断機を構成するブレード保持具の他の実施例を示す断面図。
【図4】図3のB−B線断面図。
【図5】従来の切断機のブレード保持具の一例を示す断面図。
【図6】図5のC−C線断面図。
【図7】従来の切断機のブレード保持具の一例を示す断面図。
【図8】図7のD−D線断面図。
【図9】従来の切断機のブレード保持具の一例を示す断面図。
【図10】図9のE−E線断面図。
【図11】ジグソーの一例を示す側面図。
【図12】ジグソーの一例を示す要部拡大断面図。
【符号の説明】
1はブレード保持具、2は中空部、3はブレード保持具1の軸心、4は切欠き部、5はコネクタ、10は中空部2の中心である。
Claims (3)
- モータを内蔵するハウジングと、ハウジング内に上下動可能に支持され、中空部が設けられたブレード保持具と、モータの回転をブレード保持具に往復動として伝達する伝達手段とを備え、ブレード保持具の下端に装着されたブレードの往復動によって被切断材を切断する切断機であって、
前記中空部の中心をブレード保持具の軸心から離したことを特徴とする切断機。 - 前記伝達手段を、偏心ピン、偏心ピンに係合され、ブレード保持具に装着されたコネクタにより構成したことを特徴とする請求項1記載の切断機。
- 前記中空部の中心をブレード保持具の軸心から反コネクタ側に離したことを特徴とする請求項2記載の切断機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00277498A JP3724164B2 (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00277498A JP3724164B2 (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 切断機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11198102A JPH11198102A (ja) | 1999-07-27 |
JP3724164B2 true JP3724164B2 (ja) | 2005-12-07 |
Family
ID=11538695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00277498A Expired - Fee Related JP3724164B2 (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 切断機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3724164B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007060815B4 (de) * | 2007-12-18 | 2020-11-26 | Mafell Ag | Stichsäge |
-
1998
- 1998-01-09 JP JP00277498A patent/JP3724164B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11198102A (ja) | 1999-07-27 |
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