JPH0215603Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215603Y2 JPH0215603Y2 JP5915285U JP5915285U JPH0215603Y2 JP H0215603 Y2 JPH0215603 Y2 JP H0215603Y2 JP 5915285 U JP5915285 U JP 5915285U JP 5915285 U JP5915285 U JP 5915285U JP H0215603 Y2 JPH0215603 Y2 JP H0215603Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- knife
- serrated
- thin
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、刃物を揺動運動させて切断する工具
の鋸歯刃物に関するものである。
の鋸歯刃物に関するものである。
ナイフ状薄刃刃物や鋸歯刃物を動力により謡動
運動させて、被切断材を切断する第2図に示すよ
うな揺動切断工具は公知である。
運動させて、被切断材を切断する第2図に示すよ
うな揺動切断工具は公知である。
従来、ナイフ状薄刃刃物14は、第3図に示す
如く、カツタナイフに代表されるように、刃物形
状、寸法が画一化されており、又、第4図に示す
如く電気ジグソー等の鋸歯刃物15においても同
様である。従つて、第2図のような揺動切断工具
において、前記ナイフ状薄刃刃物14と鋸歯刃物
15のどちらか一方を被切断材に応じて選択し保
持して、使用する場合は、前述の如く、刃物の形
状がそれぞれ違うので、保持の方法も違えざるを
得なかつた。即ち、ナイフ状薄刃刃物14の場合
は、第5図、第6図に示す如く揺動腕8に設けら
れた溝16にナイフ状薄刃刃物14を嵌合させて
保持し、鋸歯刃物15の場合は、第7図、第8図
に示す如く一度刃物押え板11を反転させ、刃物
押え板11に設けられた溝17に鋸歯刃物15を
嵌合させて保持しなければならず、使用方法が煩
雑で、且つ、価格も高価であつた。
如く、カツタナイフに代表されるように、刃物形
状、寸法が画一化されており、又、第4図に示す
如く電気ジグソー等の鋸歯刃物15においても同
様である。従つて、第2図のような揺動切断工具
において、前記ナイフ状薄刃刃物14と鋸歯刃物
15のどちらか一方を被切断材に応じて選択し保
持して、使用する場合は、前述の如く、刃物の形
状がそれぞれ違うので、保持の方法も違えざるを
得なかつた。即ち、ナイフ状薄刃刃物14の場合
は、第5図、第6図に示す如く揺動腕8に設けら
れた溝16にナイフ状薄刃刃物14を嵌合させて
保持し、鋸歯刃物15の場合は、第7図、第8図
に示す如く一度刃物押え板11を反転させ、刃物
押え板11に設けられた溝17に鋸歯刃物15を
嵌合させて保持しなければならず、使用方法が煩
雑で、且つ、価格も高価であつた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、この種の切断工具の刃物の保持方法を簡便
ならしめると共に、安価な刃物保持機構を提供す
ることである。
くし、この種の切断工具の刃物の保持方法を簡便
ならしめると共に、安価な刃物保持機構を提供す
ることである。
本考案は、ナイフ状薄刃刃物の形状に、鋸歯刃
物の刃物保持部の形状を一致させれば保持方法を
同一にできる点に着目し、鋸歯刃物の切断性能を
低下させることなく、同一の保持方法で保持でき
るように、揺動腕の溝と鋸歯刃物の形状を工夫し
たものである。
物の刃物保持部の形状を一致させれば保持方法を
同一にできる点に着目し、鋸歯刃物の切断性能を
低下させることなく、同一の保持方法で保持でき
るように、揺動腕の溝と鋸歯刃物の形状を工夫し
たものである。
本考案を詳述するに、第1図、第9図、第11
図、第12図をもつて行う。
図、第12図をもつて行う。
第1図は本考案になる鋸歯刃物10を装着した
揺動切断工具の一実施例を示す一部断面を含む正
面図であり、第9図は本考案になる鋸歯刃物10
の一実施例を示す正面図である。第11図、第1
2図は鋸歯刃物10を保持した詳細を示す正面図
および断面図である。
揺動切断工具の一実施例を示す一部断面を含む正
面図であり、第9図は本考案になる鋸歯刃物10
の一実施例を示す正面図である。第11図、第1
2図は鋸歯刃物10を保持した詳細を示す正面図
および断面図である。
図において、モートル本体1は内部にモートル
を有し、又電源部はテールカバ2によつて収納さ
れている。モートル本体1の前方には、減速部の
ピニオン6とギヤ、出力軸7、揺動腕8の一部、
支点9等を収納するギヤケース3を配設し、モー
トル本体1およびギヤケース3の下方に案内定盤
13を固着させている。出力軸7には偏心カムが
形成され、偏心カムは揺動腕8に係合している。
揺動腕8は揺動中心である支点9を中心に回動お
よび上下動が可能である。従つて、モートルから
の動力は、減速部により出力軸7に減速伝達さ
れ、偏心カムにより揺動腕8は支点9を中心に揺
動する。該揺動腕8にはナイフ状薄刃刃物14を
保持するために、該ナイフ状薄刃刃物14の厚み
よりわずかに浅い溝16が、ナイフ状薄刃刃物1
4の幅寸法Aよりわずかに広く設けられている。
このような概略構成であり、第9図は鋸歯刃物1
0の刃物保持部10aの幅寸法を、ナイフ状薄刃
刃物14の幅寸法Aと同一にし、前記溝16に装
着可能としたものである。又、鋸歯を有する刃部
10bは、切断抵抗を軽減するために、刃物保持
部10aよりも狭い幅寸法Bとし、切断性能の向
上を計つている。
を有し、又電源部はテールカバ2によつて収納さ
れている。モートル本体1の前方には、減速部の
ピニオン6とギヤ、出力軸7、揺動腕8の一部、
支点9等を収納するギヤケース3を配設し、モー
トル本体1およびギヤケース3の下方に案内定盤
13を固着させている。出力軸7には偏心カムが
形成され、偏心カムは揺動腕8に係合している。
揺動腕8は揺動中心である支点9を中心に回動お
よび上下動が可能である。従つて、モートルから
の動力は、減速部により出力軸7に減速伝達さ
れ、偏心カムにより揺動腕8は支点9を中心に揺
動する。該揺動腕8にはナイフ状薄刃刃物14を
保持するために、該ナイフ状薄刃刃物14の厚み
よりわずかに浅い溝16が、ナイフ状薄刃刃物1
4の幅寸法Aよりわずかに広く設けられている。
このような概略構成であり、第9図は鋸歯刃物1
0の刃物保持部10aの幅寸法を、ナイフ状薄刃
刃物14の幅寸法Aと同一にし、前記溝16に装
着可能としたものである。又、鋸歯を有する刃部
10bは、切断抵抗を軽減するために、刃物保持
部10aよりも狭い幅寸法Bとし、切断性能の向
上を計つている。
刃物の保持方法は、第11図、第12図に示す
如く、揺動腕8の溝16に鋸歯刃物10の刃物保
持部10aを嵌合させ、ナイフ状薄刃刃物14と
同様に刃物押え板11でボルト12により保持し
ている。
如く、揺動腕8の溝16に鋸歯刃物10の刃物保
持部10aを嵌合させ、ナイフ状薄刃刃物14と
同様に刃物押え板11でボルト12により保持し
ている。
従つて、第7図、第8図に示す如く、従来の鋸
歯刃物15を保持する時には、刃物押え板11を
反転し、刃物押え板11に設けられた溝17に、
前記鋸歯刃物15を保持するという煩雑な作業を
なくし、又、刃物押え板11に溝17を形成する
必要がないので、よい良い安価な製品を提供する
ことが可能である。
歯刃物15を保持する時には、刃物押え板11を
反転し、刃物押え板11に設けられた溝17に、
前記鋸歯刃物15を保持するという煩雑な作業を
なくし、又、刃物押え板11に溝17を形成する
必要がないので、よい良い安価な製品を提供する
ことが可能である。
本考案の実施例としては、鋸歯刃物10の刃物
保持部10aの幅寸法をナイフ状薄刃刃物14と
同様にし、刃部10bの部分を往復動鋸歯刃物に
近づけた例を示したが、勿論、鋸歯を有する刃部
の形状は、第10図に示す如く、先端を鋭利に
し、上方を幅広くしたものでも、本考案と同様の
効果を得ることができる。
保持部10aの幅寸法をナイフ状薄刃刃物14と
同様にし、刃部10bの部分を往復動鋸歯刃物に
近づけた例を示したが、勿論、鋸歯を有する刃部
の形状は、第10図に示す如く、先端を鋭利に
し、上方を幅広くしたものでも、本考案と同様の
効果を得ることができる。
本考案によれば、鋸歯刃物10の刃物保持部1
0aの形状を、ナイフ状薄刃刃物14と同一にし
たので、これらの刃物を両方とも、被切断材に応
じて選択して、揺動腕8に保持して切断する切断
工具においては、刃物を保持する作業が簡素化さ
れ、又、一種類の保持機構で良いため、より安価
な工具を提供することができる。
0aの形状を、ナイフ状薄刃刃物14と同一にし
たので、これらの刃物を両方とも、被切断材に応
じて選択して、揺動腕8に保持して切断する切断
工具においては、刃物を保持する作業が簡素化さ
れ、又、一種類の保持機構で良いため、より安価
な工具を提供することができる。
第1図は本考案になる鋸歯刃物を装着した揺動
切断工具の一実施例を示す一部断面を含む正面
図、第2図は従来の揺動切断工具の一部断面を含
む正面図、第3図はナイフ状薄刃刃物の正面図、
第4図は従来の鋸歯刃物の正面図、第5図は従来
のナイフ状薄刃刃物の保持方法を示す正面図であ
り、第6図は第5図のB−B断面図、第7図は従
来の鋸刃刃物の保持方法を示す正面図であり、第
8図は第7図のC−C断面図、第9図は本考案の
一実施例を示す鋸歯刃物の正面図、第10図は応
用例を示す鋸歯刃物の正面図、第11図は本考案
の鋸歯刃物を保持したことを示す正面図で、第1
2図は第11図のD−D断面図である。 図において、8は揺動腕、10は鋸歯刃物、1
0aは刃物保持部、10bは刃部、11は刃物押
え板、13は案内定盤、14はナイフ状薄刃刃物
である。
切断工具の一実施例を示す一部断面を含む正面
図、第2図は従来の揺動切断工具の一部断面を含
む正面図、第3図はナイフ状薄刃刃物の正面図、
第4図は従来の鋸歯刃物の正面図、第5図は従来
のナイフ状薄刃刃物の保持方法を示す正面図であ
り、第6図は第5図のB−B断面図、第7図は従
来の鋸刃刃物の保持方法を示す正面図であり、第
8図は第7図のC−C断面図、第9図は本考案の
一実施例を示す鋸歯刃物の正面図、第10図は応
用例を示す鋸歯刃物の正面図、第11図は本考案
の鋸歯刃物を保持したことを示す正面図で、第1
2図は第11図のD−D断面図である。 図において、8は揺動腕、10は鋸歯刃物、1
0aは刃物保持部、10bは刃部、11は刃物押
え板、13は案内定盤、14はナイフ状薄刃刃物
である。
Claims (1)
- 案内定盤を有し、ナイフ状薄刃刃物を前記案内
定盤より突出させ、前記ナイフ状薄刃刃物を揺動
腕と刃物押え板により保持し、動力により前記ナ
イフ状薄刃刃物を揺動運動させて、被切断材を切
断する切断工具において、往復動鋸歯刃物を前記
ナイフ状薄刃刃物と同様、揺動腕と前記刃物押え
板により保持するため、鋸歯刃物の刃物保持部を
ナイフ状薄刃刃物と同一の幅寸法とし、切断に寄
与する鋸歯の刃部の幅を前記刃物保持部に比較
し、狭くしたことを特徴とする鋸歯刃物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5915285U JPH0215603Y2 (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5915285U JPH0215603Y2 (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61175405U JPS61175405U (ja) | 1986-11-01 |
JPH0215603Y2 true JPH0215603Y2 (ja) | 1990-04-26 |
Family
ID=30585312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5915285U Expired JPH0215603Y2 (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0215603Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0524481Y2 (ja) * | 1987-01-16 | 1993-06-22 | ||
JP2520707B2 (ja) * | 1988-09-01 | 1996-07-31 | 株式会社マキタ | 揺動切断工具 |
JP7238033B2 (ja) * | 2019-06-27 | 2023-03-13 | 株式会社マキタ | ボード用カッタ |
-
1985
- 1985-04-19 JP JP5915285U patent/JPH0215603Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61175405U (ja) | 1986-11-01 |
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