JPH0328956B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0328956B2 JPH0328956B2 JP63130856A JP13085688A JPH0328956B2 JP H0328956 B2 JPH0328956 B2 JP H0328956B2 JP 63130856 A JP63130856 A JP 63130856A JP 13085688 A JP13085688 A JP 13085688A JP H0328956 B2 JPH0328956 B2 JP H0328956B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- blade
- knife
- main body
- thin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229910052602 gypsum Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010440 gypsum Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の利用分野］
本発明は、ケビキ刃を有し、ナイフ状薄刃刃物
を動力で揺動させ、被加工物を切断する切断工具
に関するものである。
を動力で揺動させ、被加工物を切断する切断工具
に関するものである。
案内定盤にケビキ刃を固定し、前記案内定盤下
面より微少量突出させ、前記ケビキ刃の同一平面
後方から、ナイフ状薄刃刃物を動力により揺動運
動させて、石膏ボード等の薄板を切断する工具は
公知である。
面より微少量突出させ、前記ケビキ刃の同一平面
後方から、ナイフ状薄刃刃物を動力により揺動運
動させて、石膏ボード等の薄板を切断する工具は
公知である。
［発明の背景］
従来この種の工具は、第１図、第２図に示す如
く、本体軸心上に設けられたハンドルを握つて切
断する場合、或いは本体を握つて切断する場合、
共に本体軸心、すなわち操作者が本体に加える矢
印方向の推力の作用線Ａと、被切断材の切断を行
うナイフ状薄刃刃物が距離ｌだけ離れているた
め、ナイフ状薄刃刃物が受ける反力と、操作者が
かける推力によりモーメントが発生し、本体は真
直には進まず、曲がろうとする。従つて、操作者
は前記モーメントと逆方向のモーメントを加えが
ら切断しなければならないので、非常に手首が疲
れ、操作性が悪く、しかも切断面も真直には仕上
らなかつた。
く、本体軸心上に設けられたハンドルを握つて切
断する場合、或いは本体を握つて切断する場合、
共に本体軸心、すなわち操作者が本体に加える矢
印方向の推力の作用線Ａと、被切断材の切断を行
うナイフ状薄刃刃物が距離ｌだけ離れているた
め、ナイフ状薄刃刃物が受ける反力と、操作者が
かける推力によりモーメントが発生し、本体は真
直には進まず、曲がろうとする。従つて、操作者
は前記モーメントと逆方向のモーメントを加えが
ら切断しなければならないので、非常に手首が疲
れ、操作性が悪く、しかも切断面も真直には仕上
らなかつた。
［発明の目的］
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くしこの種の工具の操作性を向上させることにあ
る。
くしこの種の工具の操作性を向上させることにあ
る。
［発明の概要］
本発明は、切断を行うナイフ状薄刃刃物が、操
作者が本体に推力を加えると作用線と同一平面上
にあれば、切断反力と推力によるモーメントが発
生しないことに着目し、ケビキ刃、ナイフ状薄刃
刃物、本体軸心の三者を同一平面上になるように
工夫したものである。
作者が本体に推力を加えると作用線と同一平面上
にあれば、切断反力と推力によるモーメントが発
生しないことに着目し、ケビキ刃、ナイフ状薄刃
刃物、本体軸心の三者を同一平面上になるように
工夫したものである。
本発明を第３図〜第５図によつて説明する。第
３図は本発明になる揺動切断工具の一実施例とし
ての一部断面を含む正面図であり、第４図、第５
図は夫々一部断面を含む平面図、側面図である。
３図は本発明になる揺動切断工具の一実施例とし
ての一部断面を含む正面図であり、第４図、第５
図は夫々一部断面を含む平面図、側面図である。
モートル本体１は内部にモートルを有し、又電
源とスイツチ３の一部を収納している。モートル
本体１の前方には減速部のピニオン１７、ギヤ１
８、揺動腕６の一部、支点７等を収納するギヤケ
ース４を配設し、モートル本体１及びギヤケース
４下方に案内定盤１０を固着させている。出力軸
１８には、偏心カム５が形成され、偏心カム５は
揺動腕６に係号している。揺動腕６は揺動中心で
ある支点７を中心に回転および上下動が可能であ
る。従つてモートルからの動力は減速部により出
力軸１８に減速伝達され、偏心カム５により揺動
腕６は支点７を中心に揺動する。揺動腕６には、
揺動方向でかつ本体の進行方向に切刃をもつナイ
フ状薄刃刃物９が刃物ホルダ８によりモートル本
体１の軸心と同一平面となるように固定されてい
る。案内定盤１０の一部を穿設した刃口１１を貫
通して、ナイフ状薄刃刃物９が案内定盤１０の下
面から突出している。前記ナイフ状薄刃刃物９と
モートル本体１の軸心のなす同一平面上前方に、
ケビキ刃１２が案内定盤１０に固定された刃物プ
レート１４にネジ１３で、案内定盤１０の下面よ
り微少量だけ突出させて固定されている。
源とスイツチ３の一部を収納している。モートル
本体１の前方には減速部のピニオン１７、ギヤ１
８、揺動腕６の一部、支点７等を収納するギヤケ
ース４を配設し、モートル本体１及びギヤケース
４下方に案内定盤１０を固着させている。出力軸
１８には、偏心カム５が形成され、偏心カム５は
揺動腕６に係号している。揺動腕６は揺動中心で
ある支点７を中心に回転および上下動が可能であ
る。従つてモートルからの動力は減速部により出
力軸１８に減速伝達され、偏心カム５により揺動
腕６は支点７を中心に揺動する。揺動腕６には、
揺動方向でかつ本体の進行方向に切刃をもつナイ
フ状薄刃刃物９が刃物ホルダ８によりモートル本
体１の軸心と同一平面となるように固定されてい
る。案内定盤１０の一部を穿設した刃口１１を貫
通して、ナイフ状薄刃刃物９が案内定盤１０の下
面から突出している。前記ナイフ状薄刃刃物９と
モートル本体１の軸心のなす同一平面上前方に、
ケビキ刃１２が案内定盤１０に固定された刃物プ
レート１４にネジ１３で、案内定盤１０の下面よ
り微少量だけ突出させて固定されている。
上記の構成により、被切断材を切断の際はケビ
キ刃１２で被切断材の表面に溝をつけ、その溝を
案内としてナイフ状薄刃刃物９は揺動運動を行
い、切断部が被切断材に喰い込む作用を連続的に
なし、被切断材を切断する。従来技術と異なる点
は、操作者が本体に加える推力の作用線と切断を
行うナイフ状薄刃刃物９の運動方向が同一平面上
にあるため、ナイフ状薄刃刃物９が切断反力を受
けても、モーメントが発生しない点である。した
がつて、切断線は真直となり、従来切断線の曲が
りを防止するために操作者が加えていた力は不要
となり、操作性がよい。しかも、上記の曲がりを
矯正する力が不要となり、操作性が向上したた
め、従来モートル本体の軸心上に配設していたハ
ンドル２がなくても容に切断が可能である。
キ刃１２で被切断材の表面に溝をつけ、その溝を
案内としてナイフ状薄刃刃物９は揺動運動を行
い、切断部が被切断材に喰い込む作用を連続的に
なし、被切断材を切断する。従来技術と異なる点
は、操作者が本体に加える推力の作用線と切断を
行うナイフ状薄刃刃物９の運動方向が同一平面上
にあるため、ナイフ状薄刃刃物９が切断反力を受
けても、モーメントが発生しない点である。した
がつて、切断線は真直となり、従来切断線の曲が
りを防止するために操作者が加えていた力は不要
となり、操作性がよい。しかも、上記の曲がりを
矯正する力が不要となり、操作性が向上したた
め、従来モートル本体の軸心上に配設していたハ
ンドル２がなくても容に切断が可能である。
第６図は、ケビキ刃１２とナイフ状薄刃刃物９
が揺動腕６に固定した例を示すものである。
が揺動腕６に固定した例を示すものである。
［発明の効果］
本発明は上記の構成であるから、切断時に本体
が曲がろうとするモートルが発生せず、このため
操作性を向上させることができる。
が曲がろうとするモートルが発生せず、このため
操作性を向上させることができる。
第１図は従来の揺動切断工具の斜視図、第２図
は第１図の一部断面を含む平面図、第３図は本発
明切断工具の一部断面を含む正面図であり、第４
図は第３図の同じく一部断面を含む平面図、第５
図は第３図の同じく一部断面を含む側面図であ
る。第６図は本発明の他の実施例を示す正面図で
ある。 １はモートル本体、９はナイフ状薄刃刃物、１
２はケビキ刃である。
は第１図の一部断面を含む平面図、第３図は本発
明切断工具の一部断面を含む正面図であり、第４
図は第３図の同じく一部断面を含む平面図、第５
図は第３図の同じく一部断面を含む側面図であ
る。第６図は本発明の他の実施例を示す正面図で
ある。 １はモートル本体、９はナイフ状薄刃刃物、１
２はケビキ刃である。
Claims (1)
- １ ケビキ刃により被切断材表面に溝をつけ、前
記ケビキ刃の後方からナイフ状薄刃刃物を揺動さ
せて、前記溝を案内として被切断材を切断する携
帯用切断工具において、前記ケビキ刃、ナイフ状
薄刃刃物、及び本体の軸心を、同一平面上に配設
した切断工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63130856A JPS648994A (en) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | Cutting tool |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63130856A JPS648994A (en) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | Cutting tool |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS648994A JPS648994A (en) | 1989-01-12 |
| JPH0328956B2 true JPH0328956B2 (ja) | 1991-04-22 |
Family
ID=15044294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63130856A Granted JPS648994A (en) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | Cutting tool |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS648994A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7040371B2 (ja) * | 2018-09-07 | 2022-03-23 | 工機ホールディングス株式会社 | 電動工具 |
-
1988
- 1988-05-27 JP JP63130856A patent/JPS648994A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS648994A (en) | 1989-01-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4682416A (en) | Metal cutter | |
| WO1994002296A1 (en) | Method of cutting and tool therefor | |
| JPH0328956B2 (ja) | ||
| JPH049986Y2 (ja) | ||
| JPH0215603Y2 (ja) | ||
| JP2000135623A (ja) | 防塵カッター | |
| JPH027033Y2 (ja) | ||
| JP2611618B2 (ja) | 携帯用電気丸鋸 | |
| US2714408A (en) | Scroll cutting tool | |
| AU568869B2 (en) | Metal cutter | |
| JPH0318158Y2 (ja) | ||
| JP3301642B2 (ja) | 切断方法及びその工具 | |
| JPH0337576Y2 (ja) | ||
| JPH0126402Y2 (ja) | ||
| JP7365636B2 (ja) | 切断工具 | |
| JPH0642103U (ja) | 切断工具 | |
| JP7340813B2 (ja) | 切断工具 | |
| JPH08299618A (ja) | 携帯用電動切断工具 | |
| GB2294233A (en) | Biscuit joinery jig | |
| JPH0672562U (ja) | 切断工具 | |
| JPH0427604Y2 (ja) | ||
| JPH07116359A (ja) | 切断工具 | |
| JPH0427500Y2 (ja) | ||
| JPS63283672A (ja) | 面取り機構を有する携帯用切断工具 | |
| JPH08184172A (ja) | 穴切削用工具及びその施工方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |