JPH0643042B2 - 手持ち電気鉋 - Google Patents

手持ち電気鉋

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Publication number
JPH0643042B2
JPH0643042B2 JP10860786A JP10860786A JPH0643042B2 JP H0643042 B2 JPH0643042 B2 JP H0643042B2 JP 10860786 A JP10860786 A JP 10860786A JP 10860786 A JP10860786 A JP 10860786A JP H0643042 B2 JPH0643042 B2 JP H0643042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary drum
electric plane
frame
eccentric shaft
bearing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP10860786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62264901A (ja
Inventor
靖也 桜井
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Publication date
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、あいじゃくりを行う手持ち電気鉋の構造に関
する。
[従来の技術] 回転胴の外周に切削用の刃を備えて回転させ、木材等を
切削する手持ち電気鉋は、平面の切削以外に、あいじゃ
くりと称する段部の形成を行うことが多い。
この様なあいじゃくりは、実開昭44−4792号公報
に記載されるように一度溝を形成しておき、この溝を境
界として形成する方法や、ベースより回転胴の側端部を
延出させて行う方法がある。
しかし、溝を形成する場合は、一度別の工具を用いて溝
加工を施さなければならないため、面倒であり、一般に
は、手持ち電気鉋の回転胴の側端部を利用して行うもの
が好まれている。
しかしながら、溝加工を施さないで手持ち電気鉋で一度
にあいじゃくりを行うには、回転胴の側端部を露出させ
ると共に形成される段部の障害にならないようにフレー
ムとの間に空間を形成しておく必要がある。
この様な空間は、回転胴を支持する部分と回転胴との間
の寸法差によって形成されるため、回転胴の径を大きく
するか回転胴を支持する軸を細くするなどの工夫を施さ
なければ十分な空間を確保することはできなかった。
このため、あいじゃくりの量を増すこと、すなわち大き
な段部を形成するためにできる限り回転胴の径を大きく
し、回転胴を支持する部分をできる限り小さくして、両
者の寸法差を大きくしているが、機械的強度等を考える
と限界があり、小形の手持ち電気鉋では、深いあいじゃ
くりを形成することは困難であった。
この様な従来の手持ち電気鉋の構造を第3図に示すと、
外周に刃を備えて構成された回転胴1には、両端に軸
2、3が備えられており、それぞれ軸受4、5を介して
フレーム6に取り付けられている。
従って、軸受5を保持するフレーム6の下端部と回転胴
1の下端部との差があいじゃくりのできる最大寸法とな
る。
また、無理な構造は、機械的震動を大きくし、耐久性等
にも問題を生じることになった。
従って、あまり大きなあいじゃくり寸法が得られず、大
きなあいじゃくりを行うには、回転胴1の大きい大形の
手持ち電気鉋を用いる必要があった。
[発明が可決しようとする課題] 本発明は、この様な事情に鑑みてなされたものであり、
従来の問題点である、回転胴の軸や回転胴の径によって
制限されたあいじゃくりの最大寸法について、回転胴の
径を大きくすることなく、また軸の径等を小さくするこ
となく、構造的に有利な状態で十分大きなあいじゃくり
の寸法が得られるように手持ち電気鉋を構成することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、回転胴の一方の側端部の軸心に凹部を形成
し、この凹部の底部に軸受の外径側を嵌合し、この軸受
内径側に偏心軸の一端を結合し、この偏心軸の他端をフ
レームに固定してこのフレームと前記回転胴との間の寸
法を大きくすることによって課題を解決している。
[作用] 回転胴の凹部に偏心軸を備えているため、回転胴の軸心
より回転胴を支持する軸線をあいじゃくりを大きくする
方向へ偏在させることができ、回転胴の径を大きくする
ことなく、十分大きなあいじゃくりの寸法が得られる。
[実施例] この様な手持ち電気鉋を図面に示された一実施例に基づ
いて説明すると、第1図は、本発明の一実施例を示す手
持ち電気鉋の要部縦断面図であり、第2図は、偏心軸の
要部を示す図である。
第1図において、手持ち電気鉋は、回転胴7の一方の側
端部に凹部8が形成されており、この凹部8の底部に軸
受9の外径側が嵌合されており、この軸受9の内径側に
偏心軸10が嵌合されて回転胴7の一方の側端部を支持
するように構成されている。
回転胴7の側端部は、図示されないプレートと同じ位置
か、あるいはプレートより幾らか延出するように構成さ
れているものである。
そして、他方の側端部には、長い軸11が備えられ軸受
12を介して支持されており、この長い軸11は、図示
されないベルトなどを介して電動機に連結されており、
回転胴7を回転させるように構成されている。
さらに、偏心軸10は、支持部13が形成されフレーム
14に固定されている。
この支持部13は、偏心軸10が回転しないように固定
するため、2本の軸が延出されており、フレーム14に
それぞれ結合されるように構成されている。
この様な構成において、手持ち電気鉋は、段部を形成す
る板に載置して移動させることにより、回転胴7に取り
付けられた刃によって板が切削される。
そして、板は、回転胴7によって切削された部分とされ
ない部分とによって段部が形成されることになり、この
機に形成される段部は、回転胴7とフレーム14との間
に十分大きな寸法が確保されているため、大きな段部を
形成することができ、深いあいじゃくりを形成すること
ができる。
しかも、偏心軸10は、回転胴7の軸心よりさらに偏在
させてフレーム14に支持されているため、回転胴7の
径を大きくすることなくあいじゃくりのための寸法を大
きくすることができる。
また、回転胴7は、凹部8によって回転胴7の内部に軸
受9や偏心軸10を収納しているため、回転胴7を軸方
向に大きくする必要がなく、外形を大きくすることな
く、小さい電気鉋を構成することができる。
[発明の効果] 本発明によれば、回転胴に凹部を形成すると共に偏心軸
を介して支持したため、回転胴の径を大きくすることな
く、また、回転胴を支持する軸の径を小さくすることな
く、あいじゃくりの最大寸法を大きくすることができ、
小形の手持ち電気鉋で大きなあいじゃくりができる効果
は、極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す手持ち電気鉋の要部
縦断面図であり、第2図は、偏心軸の要部を示す図であ
る。 第3図は、従来の手持ち電気鉋の要部縦断面図である。 7……回転胴、8……凹部、9……軸受、10……偏心
軸、13……支持部、14……フレーム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレートの側部に回転胴の一方の側端部を
    延出させてあいじゃくりを行う手持ち電気鉋において、
    回転胴の一方の側端部の軸心に凹部を形成し、この凹部
    の底部に軸受の外径側を嵌合し、この軸受内径側に偏心
    軸の一端を嵌合し、この偏心軸の他端をフレームに固定
    してこのフレームと前記回転胴との間の寸法を大きくす
    ることを特徴とする手持ち電気鉋。
JP10860786A 1986-05-14 1986-05-14 手持ち電気鉋 Expired - Lifetime JPH0643042B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10860786A JPH0643042B2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 手持ち電気鉋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10860786A JPH0643042B2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 手持ち電気鉋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62264901A JPS62264901A (ja) 1987-11-17
JPH0643042B2 true JPH0643042B2 (ja) 1994-06-08

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ID=14489085

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JP10860786A Expired - Lifetime JPH0643042B2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 手持ち電気鉋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL9002865A (nl) * 1990-12-21 1992-07-16 Emerson Electric Co Schaaf met verbeterde lagering.

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Publication number Publication date
JPS62264901A (ja) 1987-11-17

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