JP3125148B2 - チップドレッサー用カッターおよびその製作方法 - Google Patents

チップドレッサー用カッターおよびその製作方法

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JP3125148B2 JP03148546A JP14854691A JP3125148B2 JP 3125148 B2 JP3125148 B2 JP 3125148B2 JP 03148546 A JP03148546 A JP 03148546A JP 14854691 A JP14854691 A JP 14854691A JP 3125148 B2 JP3125148 B2 JP 3125148B2
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裕司 金川
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B5/00Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor
    • B23B5/16Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor for bevelling, chamfering, or deburring the ends of bars or tubes
    • B23B5/166Devices for working electrodes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電極チップの先端を
切削して整形を行うチップドレッサー用カッター、およ
びその製作方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のチップドレッサー用カッターに
は、ブレードを組み合わせて筒形のホルダーに保持させ
たり、カッター本体を掘削や切削などの加工を施すこと
により製作したものが存在する。
【0003】ブレードを組み合わせて筒形のホルダーに
保持させるようにしたものでは、例えば図14に示すよ
うに、略円筒形としたホルダー10の内周面に向かい合
う二対の嵌溝11、11を形成し、十字形に組み合わせ
た二枚のブレード12、13の側端を前記嵌溝11、1
1に嵌挿している。ブレード12、13は、それぞれ上
下端12a、12b、13a、13bを放物線状に凹ま
せると共にそれらの端縁を刃部14としており、さらに
ブレード12には下縁12bの中央に、ブレード13に
は上縁13aの中央にそれぞれ切込み15、15を形成
しており、これら切込み15、15を嵌め合わせて十字
形のカッターブレードとし、上下から電極チップの切削
ができるように構成している。
【0004】カッター本体に掘削や切削などの加工を施
こしたものでは、例えば図15〜図17に示すように、
カッター本体1の上下面をそれぞれ凹状曲面1a、1
a′に切削し、カッター本体1の中心から放射状に配置
する四個の真円穴16…を凹状曲面1aから凹状曲面1
a′に向かってくり抜き、これら真円穴16…のカッタ
ー本体1の中心寄りに拡張部16a…を設け、さらにこ
れら真円穴16…の凹状曲面1a側および凹状曲面1
a′側に凹状曲面1aおよび凹状曲面1a′の半径寄り
に傾斜面17…を設け、しかも隣り合う真円穴16、1
6の拡張部16a、16a間の凹状曲面1a側および凹
状曲面1a′側にそれぞれ傾斜面18…を設け、凹状曲
面1aと傾斜面17…、18…の境界部、凹状曲面1
a′と傾斜面17…、18…の境界部をそれぞれ刃部1
9、19としたものとし、上下から電極チップの切削が
できるように構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のチップドレッサー用カッターを製作するには、ブレ
ードを組み合わせて筒形のホルダーに保持させるように
したものでは、ブレード自体の加工の工程数が多いう
え、組み合わせ工程などの余分な工程が必要となり、ま
たカッター本体に掘削や切削などの加工を施こすもので
は、加工の工程数が多く構造も複雑なものとなり、安価
で精度の高いものが製作できないという課題を有してい
た。また、ブレードを組み合わせて筒形のホルダーに保
持させるようにしたものでは、カッター本体に掘削や切
削などの加工を施こしたものに比べて、強度面で劣ると
いう課題を有していた。
【0006】そこで、この発明は、カッター本体に掘削
や切削などの加工の工程数を少なくし、構造が簡単であ
り、強度面に優れたチップドレッサー用カッターを製作
することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るチップド
レッサー用カッターは、カッター本体1の上下面に凹状
曲面1a、1a′を対向させて設け、凹状曲面1aと凹
状曲面1a′とを貫通する長円形の縦穴2を少なくとも
一つ設け、さらに前記凹状曲面1aおよび凹状曲面1
a′の外周から前記縦穴2のそれぞれに向かって傾斜面
3、3を設け、前記凹状曲面1aと縦穴2の境界部、凹
状曲面1a′と縦穴2の境界部をそれぞれ刃部4、4と
したものとしている。
【0008】この発明に係るチップドレッサー用カッタ
ーの製作方法は、カッター本体1の上下面をそれぞれ凹
状曲面1a、1a′に加工する工程、凹状曲面1aと凹
状曲面1a′とを貫通する長円形の縦穴29を少なくと
も一つ加工する工程、凹状曲面1aおよび凹状曲面1
a′の外周から前記縦穴2のそれぞれに向かって傾斜面
3、3を加工する工程、からなるものとしている。
【0009】
【作用】この発明に係るチップドレッサー用カッターで
は、カッター本体1に設ける刃部4を簡単に、しかも少
ない工程で加工することができる。
【0010】この発明に係るチップドレッサー用カッタ
ーの製作方法では、凹状曲面1a、1a′、縦穴2、お
よび傾斜面3、3は、エンドミルなどにより簡単に加工
することできる。
【0011】
【実施例】以下、この発明に係るチップドレッサー用カ
ッターおよびその製作方法を、実施例として示した図面
に基づいて説明する。
【0012】図1〜図12は、この発明に係るチップド
レッサー用カッターの各実施例を示している。
【0013】図中1は、円柱の側周部に保持フランジを
設けたカッター本体であり、上下面には凹状曲面1a、
1a′を対向させて設け、凹状曲面1aと凹状曲面1
a′とを貫通する長円形の縦穴2を設け、さらに前記凹
状曲面1aおよび凹状曲面1a′の外周から前記縦穴2
のそれぞれに向かって傾斜面3、3を設け、前記凹状曲
面1aと縦穴2の境界部、凹状曲面1a′と縦穴2の境
界部をそれぞれ刃部4、4としたものとしている。
【0014】前記縦穴2は、図1〜図3に示したもので
は、カッター本体1の中心を挟んで図中の上下に平行に
配置した二個の長円形の穴としている。このものは、カ
ッター本体1の中心部に刃部4を持たないものとなるの
で、チップの電極の中心部は切削することができない
が、中心部に残ったピックアップはチップをカッター本
体1の中心部に押し付ける加圧力によって押し出されて
取り除かれる。また、前記縦穴2は、図4〜図6に示し
たものでは、図1〜図3に示した縦穴2をカッター本体
1の片側へ寄せたものとしている。このものは、カッタ
ー本体1の中心部に刃部4を持つものとなるので、チッ
プの電極を全面切削することができる。
【0015】さらに、前記縦穴2は、図7〜図9に示し
たものでは、カッター本体1の中心から放射状に配置し
た四個の長円形の穴としている。このものは、図1〜図
3に示したものと同様にカッター本体1の中心部に刃部
4を持たないものとなる。また、前記縦穴2は、図10
〜図12に示したものでは、図7〜図9に示した一組の
向かい合う縦穴2をカッター本体1の片側へ寄せて、も
う一組の向かい合う縦穴2の一つに重なるようにしてい
る。このものは、図4〜図6に示したものと同様にカッ
ター本体1の中心部に刃部4を持つものとなる。
【0016】なお、前記縦穴2は、形状や個数が限定さ
れるものではなく、実施例以外の各種の形状としたり、
任意の個数とすることができる。
【0017】次に、図1〜図12に示したこの発明に係
るチップドレッサー用カッターの製作方法について説明
する。
【0018】この発明に係るチップドレッサー用カッタ
ーの製作方法は、カッター本体1の上下面をそれぞれ凹
状曲面1a、1a′に加工する工程、凹状曲面1aと凹
状曲面1a′とを貫通する縦穴2を加工する工程、凹状
曲面1aおよび凹状曲面1a′の外周から前記縦穴2の
それぞれに向かって傾斜面3、3を加工する工程、から
なる。
【0019】前記カッター本体1の上下面をそれぞれ凹
状曲面1a、1a′に加工するには、カッター本体1の
上下面からそれぞれエンドミルをあてて加工する。前記
凹状曲面1aと凹状曲面1a′とを貫通する縦穴2を加
工するには、凹状曲面1aからエンドミルをあて凹状曲
面1a′に貫通させることにより加工されるが、円形の
穴である場合にはドリルにより加工することもできる。
前記凹状曲面1aおよび凹状曲面1a′の外周から前記
縦穴2のそれぞれに向かって傾斜面3、3を加工するに
は、凹状曲面1aおよび凹状曲面1a′の外周にそれぞ
れエンドミルをあて縦穴2に達するようにして加工され
る。
【0020】以上のように構成されたこの発明に係るチ
ップドレッサー用カッターは、例えば図13に示したよ
うに揺動装置5に備え付けられたギヤーケース6の先端
に装着され、エアモータ(図示せず)により回転駆動さ
せられる。そして、カッター本体1の上下面の刃部4、
4に一対の電極チップ7を上下から押し付ければ、その
先端を切削整形することができる。
【0021】
【発明の効果】この発明に係るチップドレッサー用カッ
ターでは、カッター本体1に設ける刃部4を簡単に、し
かも少ない工程で加工することができるので、安価で精
度が高く、しかも強度面に優れたものとなる。
【0022】そして、この発明に係るチップドレッサー
用カッターの製作方法では、凹状曲面1a、1a′、縦
穴2、および傾斜面3、3は、エンドミルなどにより簡
単に加工することできるので、安価で精度が高く、しか
も強度面に優れたチップドレッサー用カッターを製作す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るチップドレッサー用カッターの
一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示したチップドレッサー用カッターの平
面図である。
【図3】図2中のA−A線によるチップドレッサー用カ
ッターの断面図である。
【図4】この発明に係るチップドレッサー用カッターの
他実施例を示す斜視図である。
【図5】図4に示したチップドレッサー用カッターの平
面図である。
【図6】図5中のB−B線による断面図である。
【図7】この発明に係るチップドレッサー用カッターの
他実施例を示す斜視図である。
【図8】図7に示したチップドレッサー用カッターの平
面図である。
【図9】図8中のC−C線による断面図である。
【図10】この発明に係るチップドレッサー用カッター
の他実施例を示す斜視図である。
【図11】図10に示したチップドレッサー用カッター
の平面図である。
【図12】図11中のD−D線による断面図である。
【図13】この発明に係るチップドレッサー用カッター
の使用状態を示す説明図である。
【図14】従来のチップドレッサー用カッターの分解斜
視図である。
【図15】従来のチップドレッサー用カッターの斜視図
である。
【図16】図15に示した従来のチップドレッサー用カ
ッターの平面図である。
【図17】図16中のE−E線による断面図である。
【符号の説明】
1 カッター本体 1a 凹状曲面 1a′凹状曲面 2 縦穴 3 傾斜面 4 刃部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 11/30 B23C 3/12 B23C 5/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カッター本体1の上下面に凹状曲面(1
    a、1a′)を対向させて設け、凹状曲面(1a)と
    状曲面(1a′)とを貫通する長円形の縦穴(2)を少
    なくとも一つ設け、さらに前記凹状曲面(1a)および
    凹状曲面(1a′)の外周から前記縦穴(2)のそれぞ
    れに向かって傾斜面(3、3)を設け、前記凹状曲面
    (1a)と縦穴(2)の境界部、凹状曲面(1a′)と
    縦穴(2)の境界部をそれぞれ刃部(4、4)としたこ
    とを特徴とするチップドレッサー用カッター。
  2. 【請求項2】 カッター本体(1)の上下面をそれぞれ
    凹状曲面(1a、1a′)に加工する工程、凹状曲面
    (1a)と凹状曲面(1a′)とを貫通する長円形の縦
    穴(29)を少なくとも一つ加工する工程、凹状曲面
    (1a)および凹状曲面(1a′)の外周から前記縦穴
    (2)のそれぞれに向かって傾斜面(3、3)を加工す
    る工程、からなることを特徴とするチップドレッサー用
    カッターの製作方法。
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DE102008006703A1 (de) * 2008-01-30 2009-08-06 Cnc Precision S.R.O. Schneide für die Bearbeitung von Punktschweißelektroden, Fräswerkzeug und Kappenfräser

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