JPH0420563Y2 - - Google Patents

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JPH0420563Y2
JPH0420563Y2 JP6153987U JP6153987U JPH0420563Y2 JP H0420563 Y2 JPH0420563 Y2 JP H0420563Y2 JP 6153987 U JP6153987 U JP 6153987U JP 6153987 U JP6153987 U JP 6153987U JP H0420563 Y2 JPH0420563 Y2 JP H0420563Y2
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JP
Japan
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cutting
blade
workpiece
counter
blades
Prior art date
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JP6153987U
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JPS63170107U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は主として木工用に使用される座掘り
カツターに関するものである。
(従来の技術) 従来、例えば、第7図に示すように、回転ボデ
ー31のワーク対接面32の外周に設けた複数の
ケビキ刃33により、ワークの座掘り部外周を切
削するとともに、ケビキ刃33の内側においてワ
ーク対接面32に配設した複数の底刃34により
座掘り部の底面を切削するようにした座掘りカツ
ターが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、この従来構成によると、各底刃34
が座掘り部の底面において半径方向に連続する木
材組織を切削することになるため、特に木目を横
断する際の切削抵抗が大きくなつて、切れ味に悪
影響を及ぼすばかりでなく、底刃34の長さ以上
の大きな切り屑が削出されて、それらの排出に支
障をきたすという問題点があつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解決するために、回転
ボデーのワーク対接面の外周に、ワークの座掘り
部の外周を切削するための外側ケビキ刃を設ける
とともに、この外側ケビキ刃の内側において前記
対接面には、座掘り部の底面を半径方向に分断す
るための内側ケビキ刃と、分断された前記底面を
切削するための底刃とを設けたものである。
(作用) この解決手段によれば、座掘り部の底面は内側
ケビキ刃により分断されたのちに底刃により切削
される。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。
この実施例の座掘りカツターは、第2図に示す
ように、回転駆動工具に取着される取付部1を備
えた回転ボデー2と、ワーク3に既設したガイド
孔4に挿通されるガイド棒5とから構成され、そ
のガイド棒5は回転ボデー2の回転軸線上におい
て同ボデー2に対しねじ6により固定連結されて
いる。第1図に示すように、回転ボデー2には三
つの刃体支持部7〜9が等角度をおいて放射状に
形成され、各刃体支持部7〜9の下面はワーク対
接面10となつているとともに、各刃体支持部7
〜9相互間の空間部はそれぞれ切り屑排出部11
となつている。
第1,3図に示すように、互いに隣接する一対
の刃体支持部7,8の外周面に形成された凹部1
2には、ねじ13によりケビキ刃体14がそれぞ
れ取着されている。各ケビキ刃体14は第6図に
示す形状に形成されていて、それらの外縁にはワ
ーク3の座掘り部15(第2図)の外周を切削す
るための外側ケビキ刃16がワーク対接面10よ
り下方へ突出するように形成されている。
第1,4図に示すように、各刃体支持部7〜9
おけるワーク対接面10の回転方向(第1図の矢
印方向)前部には、それぞれ半径方向の位置が異
なるように凹部17が形成され、各凹部17には
ねじ18により底刃体19がそれぞれ取着されて
いる。各底刃体19は、第5図に示すように、そ
れぞれ同一形状に形成されていて、それらの回転
方向前縁には、座掘り部15の底面を切削するた
めの底刃20がワーク対接面10から下方に突出
するように形成されている。また、前記外側ケビ
キ刃16よりも内側に位置する一対の底刃体19
には座掘り部15の底面を分断するための内側ケ
ビキ刃21が、そして、外側の底刃体19には外
側ケビキ刃16と同一円周上に位置する外側ケビ
キ刃22が、それぞれの底刃体19の半径方向外
側縁からワーク対接面10より下方に突出するよ
うに形成されている。なお、第2図に示すよう
に、内外各ケビキ刃16,21,22は各底刃2
0よりも高くなつている。
さて、以上のように構成された座掘りカツター
を使用してワーク3を加工する場合には、取付部
1を回転駆動工具に取着し、かつ、第2図に示す
ように、ガイド棒5をワーク3のガイド孔4に挿
入した状態で回転ボデー2を駆動する。すると、
まず、第1図に示すように、各外側ケビキ刃1
6,22により座掘り部15の外周が切削線23
に沿つて切削されると同時に、各内側ケビキ刃2
1により座掘り部15の底面が内外2本の分断線
24,25を介して半径方向に3つに分断され
る。続いて、座掘り部15の底面はほぼ分断され
た領域毎に各底刃20によりそれぞれ切削され、
所望深さの座掘り部15が形成される。
以上の切削工程においては、座掘り部15の底
面が内側ケビキ刃21により分断されたのちに各
底刃20により切削されるため、各底刃20に作
用するワーク3の切削抵抗、特にワーク3の木目
を横切る際の切削抵抗が大幅に軽減されて、座掘
りカツターの切れ味が向上する。しかも、この場
合、各底刃20から削出される切り屑が細かく分
断されるため、これを各切り屑排出部11を通し
て外部にスムーズに排出することができる。
また、この実施例においては、底刃体19上に
底刃20と内側ケビキ刃21とを一体に形成する
とともに、複数の底刃体19をそれぞれ半径方向
の異なる位置に配設したので、製作および組付け
が簡単になるばかりでなく、分断および削出動作
を正確な位置で連係させて、切削抵抗をより軽減
することができる。
なお、この考案は前記実施例の構成のみに限定
されるものではなく、例えば、内外のケビキ刃1
6,21,22や底刃20の形状ならびに数を適
宜に変更して具体化することも可能である。
考案の効果 以上詳述したように、この考案によれば、切削
抵抗を軽減して切れ味をよくすることができると
ともに、切り屑を細かく分断してスムーズに排出
することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した一実施例を示す
座掘りカツターの底面図、第2図はその正面図、
第3図は第1図のA−A線拡大断面図、第4図は
第1図のB−B線拡大断面図、第5図は底刃体を
示す斜視図、第6図はケビキ刃体を示す斜視図、
第7図は従来の座掘りカツターの底面図である。 回転ボデー……2、ワーク……3、ワーク対接
面……10、座掘り部……15、外側ケビキ刃…
…16,22、底刃……20、内側ケビキ刃……
21。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 回転ボデー2のワーク対接面10の外周に、
    ワーク3の座掘り部15の外周を切削するため
    の外側ケビキ刃16,22を設けるとともに、
    この外側ケビキ刃16,22の内側において前
    記対接面10には、座掘り部15の底面を半径
    方向に分断するための少なくとも1個の内側ケ
    ビキ刃21と、分断された前記底面を切削する
    ための底刃20とを設けたことを特徴とする座
    掘りカツター。 2 前記内側ケビキ刃21と前記底刃20とが一
    体に形成されていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の座掘りカツタ
    ー。 3 複数の前記内側ケビキ刃21と底刃20とを
    半径方向の異なる位置にそれぞれ配設したこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項に
    記載の座掘りカツター。
JP6153987U 1987-04-22 1987-04-22 Expired JPH0420563Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6153987U JPH0420563Y2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22

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JP6153987U JPH0420563Y2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63170107U JPS63170107U (ja) 1988-11-07
JPH0420563Y2 true JPH0420563Y2 (ja) 1992-05-12

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ID=30894974

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JPS63170107U (ja) 1988-11-07

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