JP3051890B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3051890B2
JP3051890B2 JP6081683A JP8168394A JP3051890B2 JP 3051890 B2 JP3051890 B2 JP 3051890B2 JP 6081683 A JP6081683 A JP 6081683A JP 8168394 A JP8168394 A JP 8168394A JP 3051890 B2 JP3051890 B2 JP 3051890B2
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air conditioner
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登志彦 岩坂
卓郎 西原
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換器を備えた空気
調和機に関し、特に、室内の壁に掛けて据付られる壁掛
け型空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる空気調和機の一つとして、一つの
室内熱交換器と一つの冷媒回路を用いて冷房と暖房とを
行うことのできるヒートポンプ型のものが公知である。
この種の空気調和機の室内機(以下「空気調和機」とい
う)には、熱交換器が配置された通風路と、運転を制御
するための電装ボックスやファンモータ等が配置された
機械室とに分離されている。
【0003】そして、通風室では、ケースの前面(グリ
ル)に形成された空気吸込み口から吸込まれた空気が熱
交換器を通過して熱交換され、下方の吹出し口から吹出
されるようになっている。
【0004】一方、実公昭61ー44106号公報に開
示されているように、空気調和機の運転を制御するため
に、温度と湿度とを検知する技術が公知である。この公
報に開示の技術では、温度センサ及び湿度センサを一体
に取付けたセンサーケースを熱交換器に設け、温度及び
湿度を検知し、その検知信号に基づいて必要な制御をす
る構成が開示されている。
【0005】そして、この公報に開示の技術では、熱交
換器に取付けた状態では、温度センサの上に湿度センサ
を配置する構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、空気調
和機のケース前面には吸込み空気を清浄するための、プ
レフィルターや空気清浄フィルターが設けられているの
で、温度センサを湿度センサの下に配置する従来の構成
にあっては、温度センサが空気清浄フィルターの枠体等
に接触するおそれがあった。
【0007】一方、温度センサは一般に、軟質の樹脂で
被覆されたサーミスタであり、湿度センサは外部が軟質
の樹脂で形成されているため、湿度センサはともかく、
温度センサは他の部材等に当接すると損傷しやすく、正
確な温度を測定できないという問題点がある。
【0008】従って、本発明は、正確な温度及び湿度を
測定することにより確実な運転制御ができる空気調和機
を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、略くの字形に形成された熱交換器と、こ
の熱交換器の一次側にこの熱交換器を覆うように配置し
た一次フィルターと、この一次フィルターと前記熱交換
器の略く字形の上部との間の空間に配置した二次フィル
ターとを備えた空気調和機において、上方に温度センサ
を下方に湿度センサを保持する保持具を前記熱交換器の
一次側でかつ前記二次フィルターの上方に位置する熱交
換器の端部側に設けるものである。
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】発明では、略くの字型の熱交換器と一次フィル
ターとの間にできた空間を用いて二次フィルター及び温
度センサ、湿度センサを配置して空気調和機内の空間の
利用を図ることができる。また、一次フィルターと温度
センサ、湿度センサとの間に所定の空間が確保でき、こ
れらセンサが一次フィルターで傷つけられることを抑制
できる。
【0013】
【0014】
【0015】
【実施例】以下に、添付図面を参照して本発明の一実施
例を詳細に説明する。
【0016】図1及び図2に示すように、本発明の実施
例にかかる壁掛け型空気調和機3は、冷暖房が可能な家
庭用エアコンであって、室外機に連結された室内ユニッ
トとして、室内の壁に取り付けられるものである。
【0017】空気調和機3は、図1及び図2に示すよう
に、主として、冷媒が導入される冷媒熱交換器5と、温
水が導入される温水熱交換器6と、送風機7とをケース
4内に収納している。
【0018】ケース4は後方のフレーム10と前面のグ
リル11とから構成されており、そのグリル11の正面
及び上方に吸込み口11a、11bが形成されている。
グリル11の下側には吹出し口17が形成されており、
該吹出し口17には空気の吹出し方向を案内する案内羽
根19が設けられている。
【0019】フレーム10は、その上側に位置する天板
部23と、下側に位置する底部25と、天板部23と底
部25との間で壁側にある背板部27とから構成されて
おり、これらは合成樹脂から一体に成型されている。
【0020】フレーム10内には、熱交換器5、6が配
置されてここを風が通過する通風路12と、送風機のモ
ータ18、電装ボックス31が配置された機械室14と
区分されている。
【0021】冷媒熱交換器5は、空気調和機の外部機
(図示せず)に接続されており、冷媒管を介して冷媒が
導入されるようになっている。温水熱交換器6は、同様
に外部機に接続されて、温水管を介して温水が導入され
る。これらの冷媒熱交換器5と温水熱交換器6とはいわ
ゆる略くの字型の熱交換器であり、その上下方向におい
て、屈曲されている。このような熱交換器を使用するこ
とによって、熱交換器の伝熱面積を広くとることができ
る。
【0022】送風機7は、貫流型の送風機であり、モー
タ18により回転される縦長のクロスフローファン(フ
ァン)とから構成されている。
【0023】機械室14側には、電装ボックス31、モ
ータ18、分岐管、その他種々の配線が収納されてい
る。
【0024】電装ボックス31には、制御基板が収納さ
れており、その基板には電磁弁等の制御用配線のほか、
更に、温度センサ33と湿度センサ35とが接続され、
温度センサ33と湿度センサ35とから検知信号を受け
るとその信号に基づいて、空気調和機の運転を制御する
ようになっている。
【0025】次に、温度センサ33と湿度センサ35の
位置関係について説明する。
【0026】温度センサ33と湿度センサ35とは、そ
れぞれ、通風路に配置された熱交換器5において、空気
吸込み口11b(または11a)に対面する側に配置さ
れている。
【0027】温度センサ33と湿度センサ35とは、保
持具39に一体に保持されており、一度にこれらを設置
できるようになっている。この保持具39は、温度セン
サ33と湿度センサ35とを配置する基板39aと熱交
換器の冷媒管2に挟持して保持する挟持部39bとを備
えており、保持具39を容易に熱交換器5に固定するこ
とができる。
【0028】保持具39は、グリル11と略く字型の熱
交換器5の上部とによって囲まれた空間領域48に配置
されており、空気調和機内のデッドスペースの利用が図
られている。また、かかる空間領域48に温度センサ3
3と湿度センサ35とを設けることによって、万が一一
次フィルター47や二次フィルター37等に歪みが生じ
ても、これらとの間の間隔を十分にとることができるか
ら、これらとの接触を防止でき、温度センサ等の損傷を
確実に防止できる。
【0029】保持具39では、温度センサ33が湿度セ
ンサ35より上に配置され、且つ実施例では保持具39
はグリル11の空気吸込み口11aに設けられた二次フ
ィルター37よりも上方に配置されている。従って、温
度センサ33のみならず、湿度センサ35も二次フィル
ター37及びその枠に当接しにくく、仮に湿度センサ3
5がフィルタ37や枠に当接してもこの湿度センサはそ
の外部が軟質の樹脂で形成されているので損傷しにく
く、温度センサ33や湿度センサ35に損傷を与えたり
その測定を阻害するのが防止されている。
【0030】また、温度センサ33及び湿度センサ35
は、一次フィルター47の後方に位置するものであるか
ら、室内空気中の汚れの付着を防止している。
【0031】電装ボックス31は、モータ18の側部に
おいて、ケース4内の奥行き方向を横断するように設け
られている。
【0032】尚、電装ボックス31と側壁41との間に
あるのは、回路図等が描かれたメンテナンス用の技術書
43であり、グリル11を開けて挿入及び抜き出しが可
能になっている。
【0033】次に、本実施例の作用を説明する。
【0034】空気調和機3において、送風機7の駆動に
より、空気取込み口11a、11bから取り込まれた空
気は、一次フィルター47、二次フィルター37を通過
して、熱交換器5、6を通過した後、吹出し口17から
吹出される。
【0035】熱交換器を通過する直前の空気は、温度セ
ンサ33と湿度センサ35とにより、その温度と湿度が
検知される。従って、冷媒熱交換器5を通過する直前の
空気の状態、即ち、室内の空気の状態が測定されるの
で、確実に室内の温度と湿度とが測定できる。
【0036】温度センサ33、湿度センサ35の測定信
号は、電装ボックス31に送られ、かかる測定信号に基
づいて冷媒流量や加湿器(図示せず)等の必要な制御が
行なわれる。
【0037】空気調和機3では、温度センサ33は熱交
換器5が配置されている通風路に設けられているから、
熱交換されるべき空気の温度を検知し、検知信号を電装
ボックス31に送り、検知温度に基づく必要な制御をす
る。
【0038】従って、温度センサ31は熱交換器5の一
次側の空気温度を検知し、しかも、二次フィルター37
の枠等に接触するがないので、その損傷が防止されてい
るので、誤動作や故障がなく、確実な制御ができる。ま
た、温度センサ33は一次フィルター47を通過した風
を受けるから、埃やごみ等の付着を防止でき、確実な温
度測定とそれに基づく運転制御ができる。
【0039】本発明は上述した実施例に限定されず、種
々変形可能である。
【0040】例えば、空気調和機としては、ヒートポン
プ型のものの熱交換器の一次側に温度センサ及び湿度セ
ンサを配置するものであっても同様な効果を得ることが
できる。
【0041】本発明では、温度センサは保持具において
湿度センサよりも上に位置し、一次フィルターと熱交換
器との間に配置されるので、これらセンサが一次フィル
ターに当ることがなく、温度センサの損傷を防止でき
る。従って、正確な測定温度に基づいて正確な運転制御
をすることができる。また、温度センサには一次フィル
ターで汚れが取り去られた後の空気が通過するので、温
度センサへの汚の付着を防止し、正確な温度測定をする
ことができる。さらに、略くの字型の熱交換器を使用し
ているから、熱交換器の上方にできる空間で二次フィル
ター設けた残りの空間を用いて温度センサ及び湿度セン
サを配置することができ、空気調和機内の空間の有効利
用を図ることができる。
【0042】
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる空気調和機の一部を切
り欠いて示す斜視図である。
【図2】図1に示す空気調和機の横断面図である。
【図3】図1に示す空気調和機において、センサ等の配
置状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
3 空気調和機 5 冷媒熱交換器(熱交換器) 33 温度センサ 35 湿度センサ 39 保持具 37 二次フィルター
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略くの字型に形成された熱交換器と、こ
    の熱交換器の一次側にこの熱交換器を覆うように配置し
    た一次フィルターと、この一次フィルターと前記熱交換
    器の略く字型の上部との間の空間に配置した二次フィル
    ターとを備えた空気調和機において、上方に温度センサ
    を下方に湿度センサを保持する保持具を前記熱交換器の
    一次側でかつ前記二次フィルターの上方に位置する前記
    熱交換器の端部側に設けることを特徴とする空気調和
    機。
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JP4209912B2 (ja) * 2006-12-07 2009-01-14 ダイキン工業株式会社 空気調和機

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