JP3249328B2 - 埋込型空気調和機 - Google Patents

埋込型空気調和機

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JP3249328B2
JP3249328B2 JP02994395A JP2994395A JP3249328B2 JP 3249328 B2 JP3249328 B2 JP 3249328B2 JP 02994395 A JP02994395 A JP 02994395A JP 2994395 A JP2994395 A JP 2994395A JP 3249328 B2 JP3249328 B2 JP 3249328B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は埋込型空気調和機に係
り、特に、室内の出窓等に埋め込んだ状態で使用される
埋込型空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、室内の出窓等に埋め込んだ状態
で室内の冷暖房等の空調を行なうための埋込型空気調和
機が多く用いられている。
【0003】このような埋込型空気調和機においては、
熱交換ユニットを備えるのが一般的であり、この熱交換
ユニットは、熱交換器と送風機とこの送風機を支持する
フレームとを外装枠で囲んで形成するのが一般的であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
埋込型空気調和機においては、熱交換器が外装枠の内部
に置かれるだけで、熱交換器は専ら自重により固定され
るので、大きなウエイトを占める熱交換器が、組立て設
置作業時等に、外装枠の内部で左右に動くと、極めて作
業を行いにくいという問題がある。
【0005】本発明は上記した点に鑑みなされたもの
で、外装枠の内部に熱交換器を堅固に固定することがで
き、しかも簡単に組立て設置作業を行うことができる、
埋込型空気調和機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、室内の出窓等に埋め込ま
れ、フレームに送風機を支持し、この送風機の上流に熱
交換器を配置し、この熱交換器と前記フレームとを外装
枠で囲んで形成した熱交換ユニットを備える埋込型空気
調和機において、前記外装枠がコの字に曲がる薄い鋼板
製であり、この外装枠の補強のために補強金具が該外装
枠の隅部に設けられており、前記熱交換器の管板を、前
記外装枠の補強金具に固定したものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、前記熱交換器の中央にこの熱交換器の一次
側の空気の温度を検出する温度センサを設け、前記熱交
換器の管板に前記空気の湿度を検出する湿度センサを設
け、この湿度センサの上方には水滴遮蔽体を設けたこと
を特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載のも
のにおいて、前記湿度センサは、前記熱交換器の管板に
接触しないように、前記管板表面より浮いた状態で支持
したことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、熱交換器の管板
が外装枠に固定されるので、組立て設置作業時等に、熱
交換器が外装枠の内部で左右に動くことがなく、作業の
安全性を向上させることができる。
【0010】請求項2及び請求項3記載の発明によれ
ば、請求項1記載の発明に加えて、さらに、温度センサ
と湿度センサとを利用して、所望の温度と湿度とに制御
できるとともに、熱交換器の結露水が湿度センサに掛か
るのを防止することができる。しかも、湿度センサを熱
交換器の管板に取付けるので、湿度センサが熱交換ユニ
ットの外側に出張ることがなく、上述したもののほかに
ユニットの小型化を一挙に達成することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0012】図4において、参照符号200は出窓を示
している。この出窓200の出窓屋根ユニット201に
は、後述する熱交換ユニット1(図5)が埋設され、該
熱交換ユニット1の吸込口3(図5)は吸込パネル20
3で覆われる。この吸込パネル203の両側には、化粧
パネル205が設けられ、両化粧パネル205の下部に
は被覆パネル207が設けられている。
【0013】図5において、1は熱交換ユニットを示し
ている。この熱交換ユニット1の内部には、熱交換器2
が、熱交換ユニット1の前面に形成された吸込口3に沿
うように露出して配設されており、この熱交換器2の内
部には、所定の冷媒を流すための冷媒管4および温水を
流すための温水管5がそれぞれ収容されている。これら
冷媒管4および温水管5の端部は、熱交換ユニット1の
右側面後方に案内されて、温水管5の熱交換器入口部に
は、流量可変弁6が配設されている。
【0014】熱交換ユニット1の右側面後方には、図6
に示すように、冷媒管4に冷媒を供給、排出する冷媒接
続口7が配設されており、温水管5の熱が冷媒管4に伝
わりにくくするため、熱交換ユニット1の温水接続口8
より下方には、冷媒管4に冷媒を供給、排出する冷媒接
続口7が配設されている。
【0015】さらに、熱交換ユニット1の冷媒接続口7
の下方近傍には、ドレンを排出するドレン接続口9が配
設されている。
【0016】熱交換ユニット1の熱交換器2の後方に
は、図5に示すように、室内空気を熱交換器2に供給す
るための送風機10が配設され、熱交換ユニット1の前
面下方には、吹出口11が形成され、この吹出口11部
分には、この吹出口11から吹出される空気の風向を、
上下方向に変更させる可変ルーバ12と縦方向に変更さ
せる縦風向板13が配設されている。
【0017】熱交換ユニット1の右側面前方には、開口
14が形成されており、この開口14には、電装箱15
がその一側部が熱交換ユニット1の内側に位置するよう
に装着されている。この電装箱15の内部には、所定の
空気調和制御を行なうためのコントロール基板16が収
容され、この電装箱15の一側前面には、切換スイッチ
17が配設されている。
【0018】電装箱15には固定片20が突出形成され
ており、この固定片20を、それぞれ固定用フランジ1
8に固定することにより、電装箱15は固定されてい
る。言い換えれば、図5は電装箱15を固定した状態、
図6は電装箱15を固定する前の状態を示している。
【0019】熱交換ユニット1は、図1及び図2に示す
ように、外装枠100を備え、この外装枠100は薄い
鋼板をコの字に曲げ、或いは3枚の鋼板を溶接すること
により形成されている。この外装枠100は、熱交換器
2と送風機10とこの送風機10を支持するフレーム1
01とを囲んでおり、これにより図5に示すような熱交
換ユニット1が形成される。
【0020】図1を参照して、フレーム101には、軸
受103及びクッションゴム105を介して、送風機1
0が取り付けられ、この送風機10はモータ107に連
結される。109は軸受押え、109Aはクッションゴ
ム押えである。この送風機10が取り付けられた後に、
フレーム101の裏面には、フレーム裏枠111が取付
けられ、下面には下パネル113及び下金具115が取
付けられる。
【0021】そして、この送風機10の上流には熱交換
器2が配置され、この熱交換器2の上方には断熱材11
7が配置され、これらすべての部材を囲うようにフレー
ム101及び熱交換器2には外装枠100が被せられ
る。
【0022】しかして、この実施例によれば、外装枠1
00の内部に熱交換器2が単に設置されるだけではな
く、この熱交換器2が、外装枠100の内部に堅固に固
定されることに特徴を有する。
【0023】すなわち、外装枠100の正面の隅部(図
2中では左上部)には、外装枠100の補強のための補
強金具(補強具、金属以外のものでも良い)121が設
けられ、この補強金具121には、取付け孔123があ
けられ、この取付け孔123には、熱交換器2の管板1
25がねじ(図示せず)により固定される。
【0024】なお、図2において熱交換器2は切断線L
で切断図示され、途中が図示を省略されている。
【0025】これによれば、熱交換器2は従来のように
自重により固定されるだけではなくなり、ねじにより固
定されるので、組立て設置作業時に、熱交換器2が外装
枠100の内部で左右に動くようなことはなくなり、そ
の作業性を従来のものに比べて格段に向上させることが
できる。
【0026】また、外装枠100は補強金具121で補
強されるので、従来のものに比べて外装枠100の剛性
が高まり、変形に強くなり、かつ補強金具121を取付
ける隅部の直角度を、高精度に維持することができる。
【0027】さらに、補強金具121は外装枠100の
正面の隅部に設けられるので、そこに熱交換器2の管板
125を固定するに際し、正面からアクセスすることが
できるので、固定作業は極めて簡単になる。
【0028】つぎに、センサ部分について説明する。
【0029】熱交換器2には、さらに、熱交換器の一次
側の空気の温度を検出する温度センサ127と、前記一
次側の空気の湿度を検出する湿度センサ129とが設け
られる。この熱交換器2には、冷却器として作用させる
ための冷媒管4と、再熱器として作用させるための温水
管5とが設けられ、きめ細かなドライ運転の実現が可能
になる。その実現のために2つのセンサが並設される。
【0030】温度センサ127は熱交換器2の中央のフ
ィン前面に取付けられ、前記一次側の空気の温度を直接
検出できるようになっている。
【0031】湿度センサ129は、取付板131を介し
て、熱交換器2の端部の管板125に取付けられる。そ
して、取付板131の上端及び側端には、図2からも明
らかなように、結露により生じる水滴が湿度センサ12
9に掛からないように、水滴を図中で左右に振分けて流
せるように、水滴遮蔽体133が設けられる。図3に示
すように、湿度センサ129は、熱交換器2の管板12
5に直接接触させないように、取付板131を介して、
管板125の表面より僅かにtmm(例えば0.5mm)浮
いた状態で取付けられる。
【0032】湿度センサ129は、結露水の影響を受け
にくくするために、熱交換器2のフィンより遠くに配置
する。そのために、従来であれば、湿度センサ129は
例えば隣接する電装箱15の端部に取付けられる。
【0033】しかしながら、これだと熱交換ユニット1
の小型化を達成できない。これを解消するため、本実施
例では、熱交換器2の端部の管板125に湿度センサ1
29を取付けるとともに、結露の影響を受けにくくする
ために、水滴遮蔽体133を設け、さらには、湿度セン
サ129を管板125の表面より僅かに浮かせた状態で
取付けたものである。
【0034】また、湿度センサ129は熱交換器2の側
部の管板125に取付けられているので、この湿度セン
サ129の取付位置は、熱交換器2の中央側より風速の
やや弱い位置になっている。このため、中央側の風速の
速い空気に、熱交換器2の側部側の空気が誘引されて、
湿度センサ129には、熱交換器2の中央側に配置され
た場合に比べて、弱い空気がやや斜めに当たるため、湿
度センサ129は通風抵抗になりにくくなっている。
【0035】これによれば、温度センサ127と湿度セ
ンサ129とを利用して、きめ細かなドライ運転を実現
できるとともに、熱交換ユニット1の小型化を一挙に達
成できるという効果を得ることができる。
【0036】なお、本発明は上記実施例のものに限定さ
れるものではなく、必要に応じて種々変更することが可
能である。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
によれば、熱交換器が外装枠の内部に固定されるので、
熱交換器が作業中に左右に動くようなことがなくなり、
取付け設置作業が従来のものに比べて簡単になる。
【0038】また、請求項2及び請求項3記載の発明に
よれば、さらに温度センサと湿度センサとを利用して、
きめ細かなドライ運転を実現できるとともに、熱交換ユ
ニットの小型化を一挙に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による熱交換ユニットの一例を示す分解
斜視図である。
【図2】外装枠と熱交換器とを示す正面図である。
【図3】熱交換器を示す側面図である。
【図4】本発明による埋込型空気調和機を出窓に設けた
一例を示す斜視図である。
【図5】熱交換ユニットの一例を示す斜視図である。
【図6】熱交換ユニットに電装箱を吊り下げた状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 熱交換ユニット 2 熱交換器 10 送風機 100 外装枠 101 フレーム 121 補強金具(補強具) 125 管板 127 温度センサ 129 湿度センサ 131 取付板 133 水滴遮蔽体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−204531(JP,A) 特開 平4−121550(JP,A) 特開 平4−55654(JP,A) 実開 昭51−53743(JP,U) 実開 昭58−25934(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の出窓等に埋め込まれ、フレームに
    送風機を支持し、この送風機の上流に熱交換器を配置
    し、この熱交換器と前記フレームとを外装枠で囲んで形
    成した熱交換ユニットを備える埋込型空気調和機におい
    て、前記外装枠がコの字に曲がる薄い鋼板製であり、この外
    装枠の補強のために補強金具が該外装枠の隅部に設けら
    れており、 前記熱交換器の管板を、前記外装枠の補強金具に固定し
    たことを特徴とする埋込型空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記熱交換器の中央にこの熱交換器の一
    次側の空気の温度を検出する温度センサを設け、前記熱
    交換器の管板に前記空気の湿度を検出する湿度センサを
    設け、この湿度センサの上方には水滴遮蔽体を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の埋込型空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記湿度センサは、前記熱交換器の管板
    に接触しないように、前記管板表面より浮いた状態で支
    持したことを特徴とする請求項2記載の埋込型空気調和
    機。
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