JP3048339B2 - 画像記録装置の用紙厚感知方法及びその手段 - Google Patents

画像記録装置の用紙厚感知方法及びその手段

Info

Publication number
JP3048339B2
JP3048339B2 JP9170737A JP17073797A JP3048339B2 JP 3048339 B2 JP3048339 B2 JP 3048339B2 JP 9170737 A JP9170737 A JP 9170737A JP 17073797 A JP17073797 A JP 17073797A JP 3048339 B2 JP3048339 B2 JP 3048339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
paper
thickness
head
friction roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9170737A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1087114A (ja
Inventor
永福 朱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JPH1087114A publication Critical patent/JPH1087114A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3048339B2 publication Critical patent/JP3048339B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/02Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness
    • G01B21/08Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness for measuring thickness
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2553/00Sensing or detecting means
    • B65H2553/40Sensing or detecting means using optical, e.g. photographic, elements
    • B65H2553/41Photoelectric detectors
    • B65H2553/414Photoelectric detectors involving receptor receiving light reflected by a reflecting surface and emitted by a separate emitter

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録装置に関
し、特に用紙の厚さを自動に感知する装置と、インクジ
ェット方式の画像記録装置において用紙の厚さに応じて
記録ヘッドを調整するための装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、プリンタ、複写機、ファクシミリ
のような画像記録装置は、紙又はOHP(Overhead Proj
ect)フィルムなど用紙に画像を記録する。このような画
像記録装置には普通紙が最も多く使用されるが、普通紙
と比べて厚い用紙や薄い用紙も時々使用される。しかし
ながら、大部分の画像記録装置は、基本的に普通紙を使
用する場合を基準に設計されてきた。そのため、使用す
る用紙の厚さが普通紙と異なると、記録画質の低下や誤
動作が発生する原因ともなる。例えば、電子写真現像方
式を採用したLBP(Laser Beam Printer)の場合、定着
温度を用紙厚にかかわらず常に一定に維持すると定着性
が低下し、記録画質の低下や用紙のジャムが発生するこ
ともある。
【0003】これを改善するための技術の一つとして、
本願出願人は、韓国特許出願第94−12167号“定
着温度調節装置及び方法”を提案している。この韓国特
許出願第94−12167号は、給紙される用紙の厚さ
を自動的に感知し、感知された用紙種類に応じて定着温
度を調整する技術を開示するものである。
【0004】この用紙厚さを感知する原理は、レジスタ
ローラの上部ローラが用紙厚に応じて上昇するときの圧
力変化を圧力センサーで感知して用紙厚を感知する。し
かしながら、圧力変化による厚さ感知では、ある程度以
上厚みに差がでなければ感知し難く、感度の点で改善の
余地がある。また、圧力センサーはコスト的に高めとな
る。
【0005】一方、画像記録方式のうち、ワイヤードッ
ト(wire dot)方式、熱転写(感熱記録) 方式、インクジ
ェット方式等のような記録方式は、固有の記録ヘッドを
使用している。これらの記録方式の中でインクジェット
方式は、インクを用紙に噴射して画像を記録する方式で
あり、この方式を採用した画像記録装置の記録ヘッド
は、インクを噴射するための微細な噴出孔(ejection ho
le) が形成されたノズルを多数備えている。ノズル内の
インクは、各々のノズルに一つずつ設置した加熱素子(h
eating element) の加熱により膨張してノズルの外部に
噴射される。インクジェット方式の画像記録装置は、記
録画像に対応するよう記録ヘッドを水平方向に移動させ
ながらノズルを選択的に駆動して所望の画像を用紙に記
録する。このとき記録ヘッドはキャリッジに装着され、
このキャリッジは、水平に伸張するキャリアシャフト(c
arrier shaft) に沿って、キャリッジモータにより水平
方向へ左右に移動する。従って、記録ヘッドは、キャリ
ッジの移動と共に左右へ移動するようになっている。
【0006】インクジェット方式は、このようなインク
噴射により画像を記録するので、記録ヘッドと用紙の間
隔(gap) つまりヘッド間隔は、最適に調整された状態で
一定に維持されているのが好ましい。これは、ヘッド間
隔によって用紙に対するインクの衝撃力が変化し滴の大
きさが変わると、記録画質に大きな影響を及ぼすためで
ある。即ち、ヘッド間隔が小さくなったり大きくなった
りすると、画素が広がったり狭くなったりして画素毎に
形が変形し、記録画質が低下することになる。そのため
メーカーでは、ヘッド間隔が最適状態になるように画像
記録装置を設計及び製造している。
【0007】ところが、前記ヘッド間隔は、最適に調整
された状態であっても、ユーザーでの使用中にこれが常
に一定に維持されるものではない。即ち、用紙は種類に
応じてその厚さが変わるので、これに応じてヘッド間隔
も変化することになる。例えば、ヘッド間隔が普通紙を
基準として設計及び製造された状態であると、封筒紙又
はラベル(label) 紙などのように普通紙よりも厚い用紙
を使用する場合には、ヘッド間隔が最適値より小さくな
ってしまう。
【0008】したがって、最適の記録画質を得るために
は、ヘッド間隔が種々の用紙厚さに対応して調整されな
ければならない。このため、従来のインクジェット方式
の画像記録装置はヘッド間隔を調整するための調整レバ
ーを備えている。即ち、用紙厚に対応して調整レバーを
操作してヘッド間隔を小さくするか大きくするかによ
り、用紙厚が変わっても最適な記録画質を得るようにし
ている。しかしながら、このように調整レバーを使用す
る場合には、用紙厚を確かめて手動で調整レバーを操作
せねばならず不便である上、操作し忘れたりすることが
ままあり、あまり具合のいいものではない。
【0009】さらに、厚い用紙を使用する場合は、ヘッ
ド間隔が狭くなることにより、キャリッジが用紙にかか
ってキャリッジモータの離脱を引き起こす可能性もない
とはいえない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】こうした事情を背景に
なされたのが本発明であって、その目的は、用紙厚の変
化を正確に自動感知することのできるような用紙厚感知
方法とその手段を提供することにある。そして、このよ
うな用紙厚感知の手法を利用し、用紙厚に対応して良好
な記録画像を維持できるような記録ヘッドの自動調整機
能を備えた画像記録装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的のために
本発明は、記録媒体として移送される用紙の厚さに応じ
て変動する反射面を設けると共に該反射面を利用する反
射型光センサを設け、前記反射面による反射光量の変化
を前記反射型光センサで感知することにより用紙厚を感
知することを特徴とする画像記録装置の用紙厚感知方法
を提供する。そして、この用紙厚感知方法を使用した画
像記録装置として、用紙を移送するフィードローラに連
動して用紙を該フィードローラへ押接させつつ回転する
摩擦ローラをもつ画像記録装置において、前記フィード
ローラへ送られてくる用紙の厚さに応じ変位する前記摩
擦ローラに従って変動するように設けられた反射面と、
該反射面の変動により変化する反射光量を感知する反射
型光センサと、を有し、前記反射型光センサの感知結果
から用紙厚値を出力する用紙厚感知手段を備えることを
特徴とした画像記録装置を提供する。
【0012】また本発明は、上記用紙厚感知手段による
用紙厚値に従って、インクジェット式記録ヘッドの駆動
イネーブル時間を調整するようにした画像記録装置を提
供する。
【0013】さらに本発明は、以上の用紙厚感知手段に
よる用紙厚値に従って、記録ヘッドと用紙との間の間隔
を調整するようにしてある画像記録装置を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0015】また、下記の説明及び図面では、具体的な
メカニズム構造、回路構成、素子、処理の流れ等の多く
の特定詳細が本発明のより全般的な理解を助けるために
提供されるが、これら特定詳細なくても本発明が実施で
きることは本技術分野における通常の知識を持った者に
は自明であろう。本例ではインクジェットプリンタに適
用する例を説明する。
【0016】図1は、通常のインクジェットプリンタの
プリンタエンジンのメカニズム構造を示す正面斜視図で
あり、図2はその背面斜視図である。これらを参照する
と、プリンタエンジンは、ラインフィード(line feed)
メカニズム102と、キャリッジメカニズム104と、
ホームアセンブリー(home assembly )106と、摩擦
ローラアセンブリ(friction roller assembly) 108
と、キャリッジモータ116と、ラインフィードモータ
118と、を備える構造とされ、これらは、フレーム1
00に組付けられる。そして、符号Sは給紙される用紙
を示している。
【0017】図3は、図1に示したラインフィードメカ
ニズム102と摩擦ローラアセンブリ108の分解斜視
図である。ラインフィードメカニズム102は、フレー
ムベースアセンブリ126と、フィードローラ114
と、からなり、給紙装置(図示せず) から、図2の矢示
給紙方向へ供給される用紙Sを、キャリッジメカニズム
104のキャリッジ112に装着する記録ヘッド(図示
せず) 側に移送させる。通常、記録ヘッドは、インク容
器と一体化されたインクカートリッジ(図示せず)とし
て提供される。インクカートリッジは交換可能になって
おり、記録ヘッドは、インクカートリッジの底面に用紙
面と対向して設置される。用紙Sが給紙されてフィード
ローラ114と摩擦ローラ(アイドルローラ)128と
の間の接触面に到達し挿入されると、ラインフィードモ
ータ118により回転するフィードローラ114が用紙
Sを記録ヘッド側に移送して画像を記録した後、外部に
排出する。
【0018】このとき、用紙Sがフィードローラ114
と摩擦ローラ128との間へ到達したか否かは、通常、
透過型光センサー122と、アクチュエータフィード1
24と、からなる用紙感知センサー120により感知さ
れる。アクチュエータフィード124は、フィードロー
ラ114と摩擦ローラ128に対して給紙方向手前側に
設置されており、用紙Sが給紙されないときには、光セ
ンサー122の発光素子と受光素子との間の光経路を遮
断している。そして用紙Sが給紙されると、アクチュエ
ータフィード124は、給紙される用紙Sの先端により
押される。これにより該光経路の遮断が解除されて、光
センサー122の発光素子の光が受光素子に受光される
ことにより、用紙Sがフィードローラ114と摩擦ロー
ラ128との間に到達したことを感知できるようになっ
ている。
【0019】そして、キャリッジメカニズム104(図
1)は、キャリッジモータ116でキャリッジ112に
装着されるインクカートリッジを水平方向へ移動させ
る。このとき、キャリッジ112は、水平に伸長するキ
ャリアシャフト110に沿って左右に移動する。また、
ホームアセンブリー106は、プリンタが使用されずキ
ャリッジ112がホーム位置(待機位置)に在る時、記
録ヘッドをキャッピング(capping )させる。このキャ
ッピングとは、記録ヘッドのノズル内のインクが乾いた
り汚染されることを防止するため記録ヘッドをキャップ
で覆うことを意味する。一般的にはこのとき、ノズル掃
除も行われる。
【0020】一方、摩擦ローラアセンブリー108(図
3)は、摩擦ローラ128と、摩擦ローラガイド130
と、引張スプリング132と、からなる複数のサブアセ
ンブリーで構成され、用紙Sをフィードローラ114側
に密着させる。各サブアセンブリーの摩擦ローラ128
は、その回転軸をフィードローラ114の回転軸と平行
にして接触するように設置されている。摩擦ローラガイ
ド130は、その一端側で摩擦ローラ128と連結さ
れ、他方側でフレーム100に固定されるスプリング1
32と連結される。これにより、摩擦ローラガイド13
0は、摩擦ローラ128を弾力的にフィードローラ11
4に密着させる。
【0021】図4は、図3に示したフィードローラ11
4と摩擦ローラアセンブリー108による用紙移送に関
連する構造を示している。一端側を摩擦ローラ128に
連結した摩擦ローラガイド130の他端側は、スプリン
グ132のバネ力が作用してフレーム100の側に引っ
張られている。これにより摩擦ローラ128がフィード
ローラ114へ押接される。そして用紙Sがフィードロ
ーラ114へ到達すると、摩擦ローラ128が用紙Sの
挿入によりその厚さ分だけ持ち上がった状態で弾力的に
用紙Sをフィードローラ114へ密着させて、用紙Sが
正しく記録ヘッド側に移送されるようにする。
【0022】ここで、用紙Sの移送による摩擦ローラガ
イド130の動作をより詳細に説明する(図4)。用紙
Sがフィードローラ114と摩擦ローラ128との間に
挿入されると、摩擦ローラガイド130の前記他端側
は、用紙Sの厚みにより摩擦ローラ128が変位する方
向と逆の方向に移動する。即ち、摩擦ローラ128が連
結された摩擦ローラガイド130の前記一端側は、用紙
Sにより上方へ上げられる反面、スプリング134に連
結された前記他端側は下方に下がる。この際、移動量は
用紙Sの厚さに対応する。
【0023】本発明は、このような点に着目して給紙さ
れる用紙Sの厚さを自動的に感知する。そして、感知し
た用紙厚に対応して記録ヘッドを調整する。これによ
り、用紙厚に応じた最適の記録画質を維持することがで
きる。
【0024】図5は、用紙Sの厚さを感知するための本
発明に従う用紙厚感知装置のメカニズム構造図である。
図5では、図4に示した摩擦ローラガイド130に換え
て反射面138を有する摩擦ローラガイド136を使用
し、該反射面138と対向するように反射型光センサー
140を離隔設置してある。即ち、光センサー140
は、それに備える発光素子と受光素子が、該反射面13
8と対向するようにフレーム100に設置される。そし
て、該反射面138と光センサー140は、スプリング
132が取り付けられている摩擦ローラガイド136の
部位を避け、それ以外の部位に設置される。図5は、図
4と異なり、そのスプリング132を省略して該反射面
138と光センサー140とを示してある。これは、ス
プリング132を併せて示すと、光センサー140と重
なることによる混同を避けるためのものである。また、
反射面138及び光センサー140は、摩擦ローラアセ
ンブリー108の多数のサブアセンブリー中のいずれか
一つ、好ましくは、キャリッジ112のホーム位置(待
機位置)の側にあるサブアセンブリーに設置する。その
理由は、ホーム位置(待機位置)は基準位置であり、給
紙される用紙Sの幅が異なる場合であっても常に用紙S
が通るので、用紙Sが給紙されればその厚さを常時感知
し得るからである。
【0025】図5に示す用紙厚感知装置において、反射
面138から光センサー140が受ける反射光量は、反
射面138と光センサー140との間の間隔や反射面1
38の傾斜角に応じて決定される。反射面138は、用
紙Sが供給されたときの摩擦ローラガイド136の動作
により、用紙Sの厚さに応じて移動する摩擦ローラ12
8の移動方向と逆方向へ移動する。即ち、フィードロー
ラ114と摩擦ローラ128との間に用紙Sが挿入され
ると、摩擦ローラ128が連結された摩擦ローラガイド
130の前記一端側は、用紙Sにより上方へ上げられる
反面、スプリング134に連結された前記他端側にある
反射面138は下方に下がる。このときの移動量は用紙
Sの厚さに対応するので、反射面138と光センサー1
40との間の間隔は用紙Sの厚さに応じて変化する。そ
の結果、光センサー140が受ける反射光量も用紙Sの
厚さに応じて比例的に変化する。即ち、反射光量は、用
紙Sの厚さが厚ければその分だけ減少し、用紙Sの厚さ
が薄ければその分だけ増加し、そして用紙Sがない場合
には最大になる。このように用紙厚の変化による図5の
用紙厚感知装置の動作状態の例を図6(A)及び図6
(B)に示す。
【0026】図6(A)及び図6(B)は、用紙Sの厚
さが異なる二つの場合の相対的な動作状態を示すもの
で、図6(A)は用紙Sが薄い場合を、図6(B)は用
紙Sが厚い場合を示している。ここで、光センサー14
0は、受光素子が受ける反射光量に対応する電圧レベル
の感知信号を出力するが、通常、光センサー140の出
力特性は線形的であるので、反射光量と感知信号の電圧
レベルとは線形的である。従って、光センサー140か
ら出力される感知信号により用紙厚を正確に感知でき
る。この点、既に提案してある前記韓国特許出願第94
−12167号とは異なり、用紙厚に応じた反射光量の
変化により用紙厚を感知するので、より用紙厚の変化を
正確に感知することが可能であり、しかも圧力センサー
よりも低廉な光センサーを使用しているので製品価格を
低減することも可能である。
【0027】なお、本実施形態では、用紙厚を既存の摩
擦アセンブリー108を用いて反射型光センサー122
で感知することを示したが、摩擦ローラアセンブリー1
08を使用しない場合は、本発明に従う用紙厚感知装置
を用紙Sの移送経路上にさらに設置するとよい。
【0028】図7は、用紙Sの厚さを自動感知して記録
ヘッドを調整する本発明の第1実施形態に従う用紙厚感
知装置を備えるインクジェットプリンタのブロック構成
図を示す。図7は、通常のインクジェットプリンタに図
8のように構成した用紙厚感知回路162を追加すると
共に、ROM148は、制御部142のCPU144が
図10のフローチャートに示す記録ヘッドの調整機能を
遂行するように、プログラムされている。その他の部分
の基本的な機能は、通常のインクジェットプリンタと同
一である。
【0029】制御部142は、CPU144、インター
フェース146、ROM148、及びRAM150で構
成される。CPU144は、ROM148に貯蔵されて
いるプログラムを実行してインターフェース146を介
してプリンタの各部を制御する。ROM148には、C
PU144の実行プログラム及び各種参照データが貯蔵
される。RAM150は、CPU144の動作によるデ
ータを一時貯蔵する。インターフェース146は、CP
U144と入出力装置(即ち、操作パネル152、モー
タ駆動部154及び156、ヘッド駆動部158、用紙
厚感知回路162、用紙感知センサー120)との間で
入出力される信号をインターフェースする。
【0030】操作パネル152は、各種命令を入力する
ための多数のボタンと、CPU144の制御により各種
動作状態を表示するディスプレイとを有する。モータ駆
動部154は、CPU144の制御によりキャリッジモ
ータ116を駆動する。これによりキャリッジモータ1
16は、キャリッジ112を水平方向に移動する。モー
タ駆動部156は、CPU144の制御によりラインフ
ィードモータ118を駆動する。これによりラインフィ
ードモータ118は、用紙Sを給紙及び移送させる。ヘ
ッド駆動部158は、キャリッジ112に装着される記
録ヘッド160をCPU144の制御により駆動して用
紙Sに画像を記録する。記録ヘッド160は多数のノズ
ルを有し、ヘッド駆動部158により駆動されてノズル
を介してインクを噴射し、用紙Sに画像を記録する。用
紙厚感知回路162は、前記光センサー140を含み、
反射光量から用紙厚値を得てこれをCPU144に提供
する。用紙感知センサー120は、図2のように設置さ
れて用紙Sの給紙を感知してCPU144に知らせる。
【0031】図8は、図7中に示した用紙厚感知回路1
62の詳細回路図を示す。光センサー140の発光素子
である発光ダイオードLEDは、抵抗R1を通過した電
源電圧Vccと接地との間で順方向に接続される。受光
素子であるフォトトランジスタPTは、抵抗R2を通過
した電源電圧Vccと増幅器164の正入力端子(+)
間とに接続される。従って、フォトトランジスタPTか
ら反射光量に対応する電圧レベルを有する感知信号が発
生し、感知信号は、増幅器164により増幅された後、
ADC(Analog-to-Digital Converter )166に印加
される。すると、ADC166は、感知信号をその電圧
レベルに対応する値を有するディジタルデータに変換し
た用紙厚値VT を、インターフェース146を通じてC
PU114に提供する。
【0032】このような用紙厚感知回路162の出力状
態を用紙厚の変化と対応させて示すと図9のようにな
る。図9では、例えば、用紙Sの厚さをT1、T2、T
3の3種に区分すると、これに応じて用紙厚値VT が変
化することが示されている。相対的にみて、T1は薄い
用紙に区分される厚さ範囲、T2はそれよりも厚い中間
の用紙に区分される厚さ範囲、T3はさらに厚い用紙に
区分される厚さ範囲である。CPU144は、このよう
な区分に基づいて、用紙厚感知回路162が出力する用
紙厚値VT を確認し、VT1の範囲に該当する場合は現在
給紙された用紙Sが薄い区分の用紙であると判断し、V
T2の範囲に該当する場合は現在給紙された用紙Sがそれ
よりも厚い中間区分の用紙であると判断し、VT3の範囲
に該当する場合は現在給紙された用紙Sが中間区分の用
紙よりも厚い用紙であると判断できる。
【0033】図10は、本発明の第1実施形態に従うC
PU144の処理フローチャートを表すものであり、給
紙後、図5の用紙厚感知装置に用紙Sが到達する時、用
紙厚感知回路162により用紙Sの厚さを感知し、感知
した用紙厚に対応して記録ヘッドの駆動イネーブル時間
を調整する過程を示している。以下、このフローチャー
トを参照して、本発明による図7のインクジェットプリ
ンタで用紙厚感知装置(図5)を用いて用紙厚を感知
し、記録ヘッド160の駆動イネーブル時間を調整する
動作例を詳細に説明する。
【0034】先ず、CPU144はプリント開始に応答
して、通常の場合と同様に、ラインフィードモータ11
8を駆動して給紙装置(図示略)から給紙を開始した後
(ステップA1)、用紙感知センサー120で用紙Sが
感知されたか否かを検査する(ステップA2)。通常、
CPU144は、給紙時にラインフィードモータ118
を逆方向に回転させて給紙ローラ(図示略) を回転さ
せ、給紙による用紙Sが用紙感知センサー120に到達
すると、ラインフィードモータ118を正方向に回転さ
せてフィードローラ114を回転させる。即ち、ライン
フィードモータ118が逆方向に回転する場合には、給
紙ローラにだけ動力が伝達され、フィードローラ114
には動力が伝達されない。逆にラインフィードモータ1
18が正方向に回転する場合は、フィードローラ114
にだけ動力が伝達され、給紙ローラには動力が伝達され
ない。従って、給紙される用紙Sがフィードローラ11
4に到達すると、フィードローラ114が回転し始める
まで、用紙Sの先端が暫くフィードローラ114と摩擦
ローラ128との間に挿入されたままで停止している状
態となる。これにより用紙Sの整列がなされる。
【0035】ステップA2で、用紙感知センサー120
が用紙Sを感知した場合、用紙Sの先端はフィードロー
ラ114と摩擦ローラ128との間に挿入されたまま停
止した状態となっている。すると、CPU144は、用
紙厚感知回路162から発生する用紙厚値VT を検知す
る(ステップA3)。このとき用紙厚値VT は、当該用
紙Sの厚さに対応する値となる。
【0036】次に、CPU144は、用紙厚値VT に対
応する記録ヘッドの駆動イネーブル時間をROM148
に予め貯蔵してある参照表(lookup table) から検索す
る(ステップA4)。参照表は、例えば次のように構成
する。
【表1】
【0037】この参照表に基づき給紙された用紙Sの用
紙厚値VT に対応するヘッド駆動イネーブル時間を検索
すると、CPU144は、駆動イネーブル時間を前記検
索した駆動イネーブル時間に変更する調整を行なう(ス
テップA5)。即ち、CPU144は、相互に異なる複
数の調整範囲の中で、検出した用紙厚値VT が含まれる
調整範囲に応じて、駆動イネーブル時間を調整する。こ
のとき、CPU144は、用紙Sが薄い場合は駆動イネ
ーブル時間をより長く調整し、用紙Sが厚い場合は、駆
動イネーブル時間をより短く調整する。勿論、用紙Sの
厚さが直前に記録した先の用紙給紙時と同一である場合
は調整する必要がない。通常、駆動イネーブル時間は、
CPU144がヘッド駆動部158を制御して調整でき
るようになっているので、これに関する説明は省略す
る。
【0038】このような動作により、用紙Sが薄い場合
は、駆動イネーブル時間をより長く調整することによ
り、記録ヘッド160から噴射されるインクの滴が大き
くなるようにし、用紙Sが厚い場合は、ヘッド駆動イネ
ーブル時間をより短く調整することによりインクの滴が
小さくなる。以上のようにして記録ヘッドの調整が行わ
れた状態で通常のプリント動作が行われる。
【0039】従って、用紙厚さが変わる場合であって
も、その変化に応じて自動的に記録ヘッドの駆動イネー
ブル時間を適応的に調整することにより、種々の厚みを
有する用紙Sに対するインクの衝撃力又は滴の大きさが
一定状態に維持されるので最適の記録画質が得られる。
【0040】一方、このように、用紙厚に応じて記録ヘ
ッド160の駆動イネーブル時間を調整する代わりに、
ヘッド間隔自体を調整しても同様な結果が得られる。こ
の本発明の第2実施形態を構成する間隔調整装置の斜視
構造図を図11に示し、その回路ブロック構成を図12
に示す。図12の回路は、図7のブロック構成図にモー
タ駆動部182と、間隔調整モータ172と、を追加し
た構成としたものである。
【0041】キャリアシャフト168は、インクカート
リッジ170を搭載したキャリッジ112に対する水平
方向への移動軸を提供する。この際、キャリアシャフト
168は、図1に示すようなキャリアシャフト110と
は異なり、中間部分の直径よりも両端の軸支部の方が小
径とされ、しかも偏心させてある。これによりキャリア
シャフト168が回転すると、キャリッジ112の高さ
位置を変化させるカム構造になる。このようなキャリア
シャフト168は、間隔調整モータ172により回転す
る。そして、間隔調整モータ172の回転軸に設置され
たギア174は、キャリアシャフト168の一端側の端
部に設置されるギア176に連結される。そして、フレ
ーム100に突設された係止突起180は、ギア176
に突設されたリブ178と係止して、キャリアシャフト
168のカム部分の初期位置を設定するためのものであ
る。
【0042】ここで、図11に示したキャリアシャフト
168の状態は初期状態を示してある。図12のCPU
144は、間隔調整モータ172を駆動させてヘッド間
隔を調整し前記記録ヘッドの位置を初期化させる。これ
をより詳細に説明すると、CPU144は、モータ駆動
部182を通じて間隔調整モータ172を時計方向に一
定距離だけ回転させる。このときモータ駆動部182
は、CPU144が制御する駆動方向及びパルス数に従
い間隔調整モータ172を駆動する。すると、ギア17
6が反時計方向に回転し始め、継続して回転するとギア
176のリブ178が係止突起180に係止する。その
結果、ギア176の回転が停止し、キャリアシャフト1
68は初期状態に位置される。このような初期状態で
は、キャリアシャフト168の水平移動軸の高さは最も
低い位置にある。これによりキャリッジ112の高さ位
置も最も低い状態になり、インクカートリッジ170の
底面に取り付けられた記録ヘッド160の高さ位置も最
も低い状態になる。こうした初期状態となるまで間隔調
整モータ172を回転させる距離は、この調整を行なう
直前の記録ヘッド160の高さ、つまりリブ178の直
前の位置を考慮して適切に設定する。
【0043】このような状態で、もしも間隔調整モータ
172が反時計方向に回転する場合は、ギア176及び
キャリアシャフト168が時計方向に回転して、インク
カートリッジ170の高さ位置、つまり記録ヘッド16
0の高さ位置が初期状態よりも高くなる。そして、この
記録ヘッド160の高さ位置が高い状態のときに間隔調
整モータ172が時計方向に回転すると、ギア176及
びキャリアシャフト168が反時計方向に回転して、記
録ヘッド160の高さ位置は再び低くなる。
【0044】以上のような構造とした間隔調整装置を用
いれば、記録ヘッド160の高さ位置を用紙厚に応じて
調整して、ヘッド間隔を自動的に調整することができ
る。図13は、本発明の第2実施形態に従うCPU14
4の処理フローチャートを示すもので、給紙後、図5の
用紙厚感知装置に用紙Sが到達したとき、用紙厚感知回
路162により用紙Sの厚さを感知し、感知した用紙厚
に対応して図11の間隔調整装置によりヘッド間隔を調
整する過程を示している。
【0045】以下、図13を参照して、図12のインク
ジェットプリンタにおいて、図5の用紙厚感知装置と図
11の間隔調整装置を用いて用紙厚さを感知し、ヘッド
間隔を調整する動作例を詳細に説明する。先ず、CPU
144は、プリント開始に応じて図10のステップA1
〜A3と同様に、ラインフィードモータ118を駆動し
て給紙装置から給紙を開始した後(ステップB1)、用
紙感知センサー120で用紙Sを感知すると(ステップ
B2)、用紙厚感知回路162から発生する用紙厚値V
T を検知する(ステップB3)。
【0046】次に、CPU144は、この用紙厚値VT
に対応する間隔調整モータ172のステップ数をROM
148に予め貯蔵してある参照表から検索する(ステッ
プB4)。この参照表は、例えば下記のように構成す
る。
【表2】
【0047】この参照表で、前記用紙厚値VT が該当す
る範囲のパルス数を検索すると、CPU144は、モー
タ駆動部182を制御して間隔調整モータ172を駆動
してヘッド間隔を調整する(ステップB5)。そして、
CPU144は、記録ヘッドの高さ位置を初期状態に調
整した後、前記パルス数だけ間隔調整モータ172を反
時計方向に回転させる。即ち、CPU144は、相互に
異なる複数の調整範囲の中で、前記検出した用紙厚値V
T が含まれる調整範囲に応じて、ヘッド間隔の調整を行
なう。このとき、CPU144は、用紙Sが薄い場合は
より少ないパルス数で間隔調整モータ172を駆動して
記録ヘッド160の高さを低く調整し、用紙Sが厚い場
合はより多くのパルス数で間隔調整モータ172を駆動
して記録ヘッド160の高さ位置を高く調整する。勿
論、直前に給紙された時と現在検知した用紙厚値VT
該当する範囲が同じである場合には調整する必要がな
い。
【0048】こうした動作により、用紙Sの厚さが薄い
場合はそれに対応して記録ヘッド160の高さ位置を低
くし、一方用紙Sの厚さが厚い場合はそれに対応して記
録ヘッド160の高さ位置を高くして、ヘッド間隔を一
定に維持するようになっている。以後、このように記録
ヘッドの位置が調整された状態で通常のプリント動作が
行われる。従って、用紙Sの厚さが変わる場合であって
も、自動的にヘッド間隔を適応的に調整してヘッド間隔
を一定状態に維持することができ最適の画質が得られる
ことになる。
【0049】以上は、本発明の具体的な実施形態につい
て説明してきたが、多様な変形が本発明の技術的な範囲
から外れない限度で実施可能である。以上の実施形態で
は、特に本発明の用紙厚感知装置をインクジェットプリ
ンタに適用する例を示したが、用紙厚さの感知が必要な
どんな画像記録装置であっても同様に適用できる。ま
た、本発明の記録ヘッド調整技術をインクジェットプリ
ンタに適用する例を示したが、インクジェット方式を採
用した全ての記録装置、例えばインクジェット方式のフ
ァクシミリにも同様に適用できる。そして、用紙厚さを
感知する時、本発明の用紙厚感知装置に加え、本出願人
により既に提案した韓国特許出願第94−12167号
のような他の用紙用紙厚感知装置を併用することもでき
る。また、記録ヘッドの駆動イネーブル時間又はヘッド
間隔を用紙厚さの範囲によって3種に区分して調整する
ことを示したが、より精密な調整を望む場合は調整段階
をより細分化して設定すればよい。
【0050】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明は、用紙
厚さの変化を正確に感知できるだけでなく、圧力センサ
ーに換えて光センサーを使用することにより、製品の価
格を低く抑えることができコスト的にも有利である。ま
た、用紙厚さに適応して記録ヘッドを自動的に調整でき
るので、従来技術のように調整レバーの操作に使用者が
煩わされることなく、常に最適の記録画質を維持できる
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常のインクジェットプリンタのプリンタエン
ジンのメカニズム構造を示す正面斜視図。
【図2】図1のプリンタエンジンのメカニズム構造を示
す背面斜視図。
【図3】ラインフィードメカニズムと摩擦ローラアセン
ブリーの分解斜視図。
【図4】フィードローラと摩擦ローラアセンブリーの用
紙移送に関連する構造を示す断面図。
【図5】本発明による用紙厚感知装置のメカニズム構造
を示す断面図。
【図6】用紙厚さの変化による図5の用紙厚感知装置の
動作状態を例示する断面図。
【図7】本発明の第1実施形態による用紙厚感知回路を
備えるインクジェットプリンタのブロック構成図。
【図8】図7の用紙厚感知回路の回路図。
【図9】用紙厚さの変化による図8の用紙厚感知回路の
出力状態を示す図。
【図10】本発明の第1実施形態による処理フローチャ
ート。
【図11】本発明による間隔調整装置の構造を示す斜視
図。
【図12】本発明の第2実施形態による間隔調整装置を
備えるインクジェットプリンタのブロック構成図。
【図13】本発明の第2実施形態による処理フローチャ
ート。
【符号の説明】
100 フレーム 102 ラインフィードメカニズム 104 キャリッジメカニズム 106 ホームアセンブリー 108 摩擦ローラアセンブリー 112 キャリッジ 114 フィードローラ 116 キャリッジモータ 118 ラインフィードモータ 120 用紙感知センサー 122 透過型光センサー 124 アクチュエータフィード 126 フレームベースアセンブリー 128 摩擦ローラ 130 ローラガイド 132 引張スプリング 134 スプリング 136 摩擦ローラガイド 138 反射面 140 光センサー 142 制御部 144 CPU 146 インターフェース 148 ROM 150 RAM 152 操作パネル 154、156 モータ駆動部 158 ヘッド駆動部 160 記録ヘッド 162 用紙厚感知回路 164 増幅器 166 AD変換器 168 キャリアシャフト 170 インクカートリッジ 172 間隔調整モータ 174、176 ギア 178 リブ 180 係止突起 182 モータ駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/01 B65H 7/02 B65H 7/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を移送するフィードローラに連動し
    て用紙を該フィードローラへ押接させつつ回転する摩擦
    ローラをもつインクジェット式の画像記録装置におい
    て、 前記フィードローラへ送られてくる用紙の厚さに応じ変
    位する前記摩擦ローラに従って変動するように設けられ
    た反射面と、該反射面の変動により変化する反射光量を
    感知する反射型光センサと、を有し、前記反射型光セン
    サの感知結果から用紙厚値を出力する用紙厚感知手段を
    備え、該用紙厚感知手段による用紙厚値に従ってインク
    ジェット式記録ヘッドの駆動イネーブル時間を調整する
    ことにより、ヘッドから噴射されるインク滴の大きさを
    変えられるようにしてあることを特徴とする画像記録装
    置。
JP9170737A 1996-06-26 1997-06-26 画像記録装置の用紙厚感知方法及びその手段 Expired - Lifetime JP3048339B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019960024077A KR100186611B1 (ko) 1996-06-26 1996-06-26 화상기록장치의 용지 두께감지장치와 그를 이용한 잉크젯트 기록헤드 자동 조정장치 및 방법
KR1996P24077 1996-06-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1087114A JPH1087114A (ja) 1998-04-07
JP3048339B2 true JP3048339B2 (ja) 2000-06-05

Family

ID=19463602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9170737A Expired - Lifetime JP3048339B2 (ja) 1996-06-26 1997-06-26 画像記録装置の用紙厚感知方法及びその手段

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5806992A (ja)
EP (1) EP0816800B1 (ja)
JP (1) JP3048339B2 (ja)
KR (1) KR100186611B1 (ja)
DE (1) DE69714922T2 (ja)

Families Citing this family (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3452323B2 (ja) * 1996-02-23 2003-09-29 キヤノンファインテック株式会社 画像形成装置
JP3497388B2 (ja) * 1998-08-31 2004-02-16 セイコープレシジョン株式会社 プリンタ
US6189879B1 (en) * 1998-11-09 2001-02-20 Heidelberger Druckmaschinen Ag Thickness measurement apparatus
FR2790421A1 (fr) * 1999-03-01 2000-09-08 Gemplus Card Int Machine d'impression graphique pour support de memorisation de type carte, procede d'impression graphique desdits supports de memorisation et supports de memorisation
WO2001036904A1 (fr) * 1999-11-18 2001-05-25 Fujitsu Limited Pachymetre
JP2001163314A (ja) * 1999-12-07 2001-06-19 Fuji Photo Film Co Ltd 印刷装置を備えた商品包装装置
US6382752B1 (en) * 2000-01-07 2002-05-07 Hewlett-Packard Company Adjustable chassis for automated writing instrument carriage
US6547384B2 (en) * 2000-02-15 2003-04-15 Master Mind Co., Ltd. Printing apparatus and method
DE10013743B4 (de) * 2000-03-20 2009-03-19 Giesecke & Devrient Gmbh Vorrichtung zur berührenden Dickenmessung von Blattgut
US7213989B2 (en) * 2000-05-23 2007-05-08 Silverbrook Research Pty Ltd Ink distribution structure for a printhead
US6988840B2 (en) * 2000-05-23 2006-01-24 Silverbrook Research Pty Ltd Printhead chassis assembly
US7004652B2 (en) * 2000-05-23 2006-02-28 Silverbrook Research Pty Ltd Printer for accommodating varying page thickness
US6786658B2 (en) * 2000-05-23 2004-09-07 Silverbrook Research Pty. Ltd. Printer for accommodating varying page thicknesses
US6526658B1 (en) 2000-05-23 2003-03-04 Silverbrook Research Pty Ltd Method of manufacture of an ink jet printhead having a moving nozzle with an externally arranged actuator
US6488422B1 (en) 2000-05-23 2002-12-03 Silverbrook Research Pty Ltd Paper thickness sensor in a printer
CN1210154C (zh) 2000-05-24 2005-07-13 西尔弗布鲁克研究有限公司 打印头与打印表面间距离可调整的打印机及其调整方法
US6755518B2 (en) * 2001-08-30 2004-06-29 L&P Property Management Company Method and apparatus for ink jet printing on rigid panels
JP3552694B2 (ja) * 2000-10-17 2004-08-11 セイコーエプソン株式会社 インクジェット式記録装置
US6616355B2 (en) * 2000-10-30 2003-09-09 Vutek, Inc. Printing system for accommodating various substrate thicknesses
US6467977B2 (en) * 2000-12-19 2002-10-22 Hewlett-Packard Company Media weight sensor using a resonant piezoelectric element
US6485205B2 (en) 2000-12-19 2002-11-26 Hewlett-Packard Company Media weight sensor using an acoustic resonator
US6850717B2 (en) * 2001-07-17 2005-02-01 Oki Data Corporation Medium thickness detecting apparatus
KR20030054157A (ko) * 2001-12-24 2003-07-02 엘지엔시스(주) 통과물의 두께 검출장치
US6734417B2 (en) * 2002-05-08 2004-05-11 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Displacement measurement system and sheet feed system incorporating the same
US6726357B2 (en) 2002-05-20 2004-04-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Media identification system
US7296259B2 (en) * 2002-09-11 2007-11-13 Agere Systems Inc. Processor system with cache-based software breakpoints
US20040061873A1 (en) * 2002-09-26 2004-04-01 Davis Brett L. Method and apparatus for detecting media thickness
US6796628B2 (en) * 2002-11-07 2004-09-28 Pitney Bowes Inc. Contour correcting printer
US6998628B2 (en) 2002-11-21 2006-02-14 Lexmark International, Inc. Method of media type differentiation in an imaging apparatus
US7091427B2 (en) * 2003-01-28 2006-08-15 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Apparatus using resonance of a cavity to determine mass of a load
US6918643B2 (en) * 2003-04-23 2005-07-19 Gigarox Corporation Printer capable of automatically adjusting inkjet clearance for printing on thick, non flexible printing material
KR100547431B1 (ko) * 2003-08-01 2006-01-31 엘지엔시스(주) 매체의 두께검지장치
JP4654696B2 (ja) * 2005-01-21 2011-03-23 富士ゼロックス株式会社 用紙判定方法及び用紙測定装置
US7293869B2 (en) * 2005-03-11 2007-11-13 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Recording medium processing apparatus
US20070009275A1 (en) * 2005-06-24 2007-01-11 Olympus Corporation Image forming apparatus
US7578586B2 (en) * 2005-11-08 2009-08-25 Xerox Corporation Transfix roller load controlled by force feedback
JP4946194B2 (ja) * 2006-06-16 2012-06-06 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録装置
US7753369B2 (en) * 2007-04-27 2010-07-13 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Mechanically triggered NIP drive shaft
US7699419B2 (en) * 2007-12-27 2010-04-20 Great Computer Corporation Spacing-sensing apparatus for use in a printing module of printer
US8289570B2 (en) * 2008-04-13 2012-10-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and apparatus for ascertaining and adjusting friction between media pages in a document feeder
TWI353885B (en) * 2009-06-26 2011-12-11 Primax Electronics Ltd Thickness detecting mechanism
JP4914475B2 (ja) * 2009-10-01 2012-04-11 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置
JP5451322B2 (ja) * 2009-11-06 2014-03-26 キヤノン株式会社 記録装置
CN102114990B (zh) * 2009-12-30 2012-12-26 致伸科技股份有限公司 自动馈纸装置
EP2570450A1 (de) 2011-09-14 2013-03-20 Sika Technology AG Formgedächtnis-Material auf Basis eines Strukturklebstoffs
JP6086103B2 (ja) * 2014-07-25 2017-03-01 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
US9278531B1 (en) * 2014-11-12 2016-03-08 Xerox Corporation Print head protection device for inkjet printers
JP6811182B2 (ja) * 2015-04-10 2021-01-13 キャノン プロダクション プリンティング ネザーランド ビーブイ 高さ調整可能印刷ヘッドを有するプリンタ
US9527320B2 (en) * 2015-04-23 2016-12-27 Xerox Corporation Inkjet print head protection by acoustic sensing of media
US9802427B1 (en) 2017-01-18 2017-10-31 Datamax-O'neil Corporation Printers and methods for detecting print media thickness therein

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4580914A (en) * 1984-08-02 1986-04-08 Metromedia, Inc. Apparatus and method for positioning an ink-jet printing head
US4737645A (en) * 1985-11-01 1988-04-12 Creative Associates Limited Partnership Printer supplies monitoring system
JPH0698769B2 (ja) * 1985-11-15 1994-12-07 キヤノン株式会社 記録装置
CN1013840B (zh) * 1988-01-28 1991-09-11 精工爱普生株式会社 打印机的压纸卷筒间隙的自动调整机构
US5065169A (en) * 1988-03-21 1991-11-12 Hewlett-Packard Company Device to assure paper flatness and pen-to-paper spacing during printing
JPH01255576A (ja) * 1988-04-06 1989-10-12 Brother Ind Ltd 印字装置
DE3830880A1 (de) * 1988-09-08 1990-03-15 Mannesmann Ag Drucker, insbesondere matrixnadeldrucker, mit einer druckkopfabstandseinstelleinrichtung
JPH0661983B2 (ja) * 1989-04-03 1994-08-17 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 自動ギヤツプ調整機構
IT1240137B (it) * 1990-03-20 1993-11-27 Olivetti & Co Spa Dispositivo di avanzamento e allineamento di fogli per una stampante
US5204537A (en) * 1990-03-30 1993-04-20 Recognition Equipment Incorporated Thickness sensor comprising a leaf spring means, and a light sensor
ES2048024B1 (es) * 1990-04-25 1995-02-16 Fujitsu Ltd Aparato de impresion provisto de dispositivo de ajuste del intervalo de la cabeza.
DE4025483C2 (de) * 1990-08-10 1995-03-16 Siemens Nixdorf Inf Syst Druckeinrichtung
JP2945781B2 (ja) * 1991-05-17 1999-09-06 株式会社リコー インクジェットプリンタ
JPH04355177A (ja) * 1991-05-31 1992-12-09 Brother Ind Ltd 印字ヘッドのギャップ調整装置
US5227809A (en) * 1991-06-17 1993-07-13 Tektronix, Inc. Automatic print head spacing mechanism for ink jet printer
JP2907597B2 (ja) * 1991-07-29 1999-06-21 キヤノン株式会社 記録媒体の検出方法
JP3030983B2 (ja) * 1991-10-04 2000-04-10 ブラザー工業株式会社 印字装置
JPH05345411A (ja) * 1992-06-15 1993-12-27 Canon Inc インクジェット記録装置
JP3313819B2 (ja) * 1992-07-06 2002-08-12 キヤノン株式会社 記録装置及び方法
JP2880627B2 (ja) * 1993-06-25 1999-04-12 東芝テック株式会社 印字ギャップ調整装置
US5366301A (en) * 1993-12-14 1994-11-22 Hewlett-Packard Company Record media gap adjustment system for use in printers
US5486063A (en) * 1995-01-09 1996-01-23 Intermec Incorporated Method and apparatus for sensing the length of label or tag media by detecting changes in relative thickness
JP3500225B2 (ja) * 1995-04-25 2004-02-23 シチズン時計株式会社 インパクトドットプリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
KR100186611B1 (ko) 1999-05-15
EP0816800B1 (en) 2002-08-28
DE69714922T2 (de) 2003-04-24
KR980000949A (ko) 1998-03-30
EP0816800A2 (en) 1998-01-07
DE69714922D1 (de) 2002-10-02
US5806992A (en) 1998-09-15
EP0816800A3 (en) 2000-03-08
JPH1087114A (ja) 1998-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3048339B2 (ja) 画像記録装置の用紙厚感知方法及びその手段
US7918518B2 (en) Inkjet recording apparatus
JP3753126B2 (ja) 媒体端部検出装置及び画像形成装置
US8205956B2 (en) Image recording apparatus
US7775656B2 (en) Image recording apparatus
US8205954B2 (en) Image recording apparatus and image recording method
JP2007301833A (ja) 記録装置
US7896459B2 (en) Image recording device and method for correcting deformation of printed sheet
US20090087239A1 (en) Image recording apparatus
JP4165569B2 (ja) 印刷方法
KR100196571B1 (ko) 잉크 젯 기록장치의 용지매수 감지장치
US20060192804A1 (en) Image forming apparatus
JP4850557B2 (ja) 記録装置
JP4078241B2 (ja) 記録装置
US6561611B2 (en) Detector unit and ink cartridge incorporated in recording apparatus, and method of judging presence of the ink cartridge using the detector unit
JP5862173B2 (ja) 画像記録装置
JP3741243B2 (ja) インクジェット記録装置
JP3859059B2 (ja) プリンタ、及び、プリンタにおける紙種違い検出方法
JP2003112838A (ja) 給紙装置及び該装置を備えた画像形成装置
JP4798079B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH10202927A (ja) 熱転写記録装置およびカム位置検出装置
JP2024053655A (ja) 接触圧調整方法、及び画像記録装置
JPH1035930A (ja) シート給送装置及び記録装置
JPH0299358A (ja) 記録装置
JPH06293168A (ja) インクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000216

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080324

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140324

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term