JP4654696B2 - 用紙判定方法及び用紙測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真プロセスなどによって画像形成用の用紙に画像を形成する画像形成装置に係り、詳細には、用紙の紙質と紙厚を判定する用紙判定方法及び用紙の紙質と紙厚を判定可能とする用紙測定装置に関する。
電子写真プロセスを適用した画像形成装置には、プリンタ、複写機、ファクシミリなどに加え、複数の機能を合わせ持つ複合機などがある。このような画像形成装置では、画像データに応じた画像を画像形成用の用紙に形成するときに、画像データに応じて感光体ドラムを走査露光し、トナー現像を施すことによりトナー像を形成して、このトナー像を記録用紙に転写する。
この後に、記録用紙と共にトナー像を加圧しながら加熱する定着処理を施すことにより、トナー像を用紙に定着させて、画像データに応じた画像が用紙に形成されるようにしている。
一方、画像形成装置において、用紙に形成する画像の品質に影響を与える要因としては、温度、湿度などの環境条件に加え、用紙の材質(紙質)や用紙の厚さがあり、画像形成装置においては、これらの影響因子を検出して、検出結果に基づいて各種のパラメータを設定ないし補正することにより、高品質の画像形成が可能となるようにしている。
ところで、画像形成装置では、普通紙、上質紙、再生紙、OHPフィルムなどに加え、厚紙やコート紙などの各種の紙質の用紙への画像形成が要求される。また、各紙質の用紙において紙厚が異なるものがあり、画像形成装置では、用紙への画像形成に先立って、用紙の紙質及び紙厚を検出して、検出結果に基づいて各種のパラメータの設定ないし補正を行って画像形成を制御するようにしている。
例えば、用紙は、材質に応じて光の反射率に差があることから、光電式の反射型センサを用いて、用紙の表面で反射した反射光の光量を計測することにより、用紙の紙質を判定する方法が一般的となっている。
一方、用紙の厚さ(紙厚)を検出する方法には、スポット状の光の位置を検出できるPSD(Position Sensitive Detector:半導体位置検出素子)センサを用いる方法がある。この方法では、PSDセンサとLED光源を設けたマイクロ変位センサを用紙の表面に対向され、LED光源からスポット状の光を、用紙の表面に照射し、この反射光をPSDセンサによって検出する。このとき、光の反射位置の変化、すなわち、用紙の厚さの変化によってPSDセンサによって検出される光の重心位置が変化することから、PSDセンサによって検出する光の重心位置の変位量から用紙の厚さが測定されるようにしている。
しかし、PSDセンサを用いたマイクロ変位センサは、一般的な光学式のセンサに比べて高価であり、また、僅かな用紙のシワや撓みが測定誤差を生じさせてしまう。
これに対して、用紙などのシート状の部材の厚さを計測する方法としては、所定位置の支点を軸に揺動する揺動部材を設け、この揺動部材とベース部材の間に用紙などのシート材を配置して、揺動部材の先端がシート材の表面に当接することにより、シート材の厚さに応じて揺動部材が支点を軸に揺動することから、この揺動部材の他端側の変位量から、シート材の厚さ計測する方法が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
特開2002−340543号公報 特開2003−149887号公報
しかしながら、何れの方法においても、用紙の紙質と紙厚を別々の検出手段で検出しなければならないという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、一つの検出手段を用いて効率的にかつ的確に用紙の紙質及び紙厚を検出できる用紙判定方法及び用紙測定装置を提案することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、用紙の紙質及び紙厚を判定する用紙判定方法であって、用紙が載置される基準板上に対向して配置された発光素子と、発光素子から用紙へ向けて照射した光の反射光を受光する受光素子と、有し、前記基準板に対して一定位置となる所定の支軸を中心に、前記基準板へ向けて突設した検知レバーの揺動によって前記発光素子及び前記受光素子を一体に回動可能とし、回動前に前記発光素子から前記基準板に載置された用紙に照射した光を前記受光素子で受光した受光量に基づいて用紙の紙質を判定すると共に、該受光量と、前記基準板に載置された用紙が基準板上を移動し、該用紙の先端が前記検知レバーに当接して前記検知レバーが揺動されることにより、用紙の紙厚に応じて前記発光素子及び前記受光素子が回動されたときに前記発光素子から前記用紙に照射した光を前記受光素子で受光した受光量と、
に基づいて前記用紙の紙厚を判定することを特徴とする。
この発明によれば、用紙の紙質ごとに光の反射率が異なることから、発光素子から発して用紙の表面で反射した光の受光量から、用紙の紙質を判定する。また、発光素子と受光素子を一体で用紙表面に対して傾倒させたときに、受光素子の受光量が変化することから、受光素子と発光素子を一体で、用紙の紙厚に応じて回動させて、回動したときの受光量から紙厚を判定する。
これにより、一対の発光素子と受光素子を用いて、用紙の紙質と共に紙厚を判定することが可能となる。
このような本発明では、前記用紙の紙質ごとに、前記発光素子及び前記受光素子の回動角に応じた受光量の変化を計測し、該計測結果と、前記回動前の受光量と前記回動されたときの受光量の差分と、から前記紙厚を判定することができる。
また、本発明の判定方法を適用するための用紙測定装置は、用紙の紙質及び紙厚を判定可能とする用紙測定装置であって、前記用紙が載置される基準板と、前記基準板に対向して設けられて基準板上の前記用紙に光を照射する発光素子と、該発光素子から照射して用紙表面で反射した反射光を受光する受光素子と、前記基準板に対して一定位置に設けられ、前記発光素子及び前記受光素子を一体で回動可能に支持する支軸と、前記基準板へ向けられた先端が基準板上を移動する前記用紙の先端に当接することにより、用紙の紙厚に応じて前記支軸を中心に前記発光素子及び前記受光素子を回動させる検知レバーと、前記用紙の紙厚に応じた回動前の前記受光素子の受光量に基づいて用紙の紙質を判定すると共に、該受光量と、前記用紙の紙厚に応じて回動したときの受光量と、に基づいて、前記用紙の紙厚を判定する判定手段と、を含むものであれば良い。
これにより、特別な駆動手段を用いることなく、簡単な構成で発光素子と受光素子を、用紙の紙厚に応じて回動させることができると共に、簡単に用紙の紙質及び紙厚を判定することが可能となる。
以上説明したように本発明によれば、一対の発光素子と受光素子を用いるのみで、用紙の紙質と共に紙厚を判定することができるという優れた効果が得られる。
また、本発明では、基準板上を用紙が移動するときに、用紙の紙厚に応じて発光素子と受光素子を一体で回動するようにできるので、特別な駆動手段を用いることなく、簡単に用紙の紙質及び紙厚を判定することができる。
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に係る画像形成装置10の概略構成を示している。なお、画像形成装置10としては、プリンタ、複写機、ファクシミリ或いはこれらの機能を併せ持つ複合機など、用紙に画像を形成するものであれば任意の構成を適用することができ、以下では、これらの基本機能を例に説明する。
画像形成装置10では、用紙12に画像を形成するようになっており、この用紙12が装填される給紙部14が設けられている。また、画像形成装置10には、電子写真プロセスによって用紙12に画像を形成するプリントエンジン(画像形成部)16及び、用紙12の搬送を担う搬送部18が設けられている。
プリントエンジン16は、感光体ドラム20が設けられた現像モジュール22及び、レーザービームなどを用いたROS(Raster Optical Scanner)などの露光手段(図示省略)を備えており、帯電器などを用いて感光体ドラム20を均一に帯電させた後、画像データに応じてレーザービームを走査することにより、感光体ドラム20の表面に静電潜像を形成する。
また、プリントエンジン16では、感光体ドラム20に形成した静電潜像に対してトナー現像を行うことにより、トナー像を形成する。このとき、黒(K)色のトナーを用いてトナー現像を行うことによりK色のトナー像が形成される。
このプリントエンジン16には、感光体ドラム20に対向して転写ベルト24が設けられており、画像形成装置10では、給紙部14から取出された用紙12が、感光体ドラム20に形成されたトナー像の同期して、感光体ドラム20と転写ベルト24の間の転写位置へ送り込まれるようになっている。
プリントエンジン16は、この用紙12にトナー像を重ねながら、感光体ドラム20と転写ベルト24の間で挟持することにより、感光体ドラム20上のトナー像を用紙12に転写する。
なお、ここでは、例えば、K色などの単色分のトナーを用いたトナー像を形成するようになっているが、プリントエンジン16では、K色に加えて、Y(イエロー)、M(マゼンタ)及びC(シアン)の各色のトナー像を形成し、これらのトナー像を重ねて用紙12に転写することによりカラー画像の形成が可能となっている。
カラー画像を形成するときには、感光体ドラム20に、各色のトナー像を順に形成して、用紙12に重畳しながら転写するものであってもよく、また、感光体ドラム20に換えて中間担持体を用い、図示しない感光体ドラムに形成した各色のトナー像を、中間担持体に重畳しながら転写して形成したカラー画像を用紙12へ転写するなどの従来公知の任意の構成を適用することができる。
また、画像形成装置10では、印刷用のデータとして入力される画像データに対して、RIP処理を施すことにより、Y、M、C及びKの各色成分のラスタデータを生成し、生成したラスタデータを用いることにより、各色成分の画像に応じた静電潜像及びトナー像を形成する一般的構成を適用することができる。
一方、画像形成装置10のプリントエンジン16には、定着モジュール(定着器)26が設けられている。この定着モジュールは、図示しないヒータ等の加熱手段によって所定の温度に加熱される定着ローラ28を備えている。
この定着モジュール26では、トナー像が転写されて感光体ドラム20と転写ベルト24から送り込まれる用紙12を、定着ローラ28によって挟持し、加圧しながら加熱して送り出す。
これにより、用紙12に転写されているトナーが溶融して定着され、画像データに応じた画像が形成された用紙12が得られる。
この画像形成装置10の給紙部14には、それぞれに多数枚の用紙12を積層して収容する複数の給紙トレイ30(例えば、給紙トレイ30A、30B、30C、30D)が設けられている。
給紙トレイ30のそれぞれには、取出しローラ及びフィードローラ(何れも図示省略)が設けられており、取出しローラ及びフィードローラによって最上層から用紙12の取出し及び送り出しがなされるようになっている。
また、搬送部18は、給紙トレイ30のそれぞれから送り出される用紙12を、プリントエンジン16の感光体ドラム20と転写ベルト24の間へ搬送する給紙用搬送路32、定着モジュール26から送り出される用紙12を、画像形成装置10の機外へ排出する排出用搬送路34を備えている。
これにより、給紙トレイ30から取出された用紙12が、プリントエンジン16へ給紙される。給紙用搬送路32には、感光体ドラム20の手前の所定位置にレジローラ36が設けられており、プリントエンジン16へ給紙される用紙12は、レジローラ36によって、感光体ドラム20へのトナー像の形成に同期したタイミングで送り出されて、感光体ドラム20に形成されたトナー像に重ねられる余になっている。
なお、画像形成装置10には、手差しトレイ(図示省略)が設けられていてもよく、このときには、手差しトレイから引き入れられた用紙12が、レジローラ36より給紙トレイ30側で給紙搬送路32へ送り込まれるものであれば良い。
プリントエンジン16で画像が形成された用紙12は、図示しない排出用トレイへ排出される。なお、画像形成装置10には、画像を形成した用紙12に各種の後処理を行う後処理装置を設けることができ、後処理装置が設けられているときには、排出用搬送路34によって搬送される用紙12が、この後処理装置へ送り込まれる。
また、搬送部18には、切換え部38、反転部40及び両面用搬送路42が設けられている。切換え部38は、定着モジュール26から送り出される用紙12の搬送方向を切換えて反転部40へ送り込む。この反転部40へ送り込まれ用紙12は、反転部40から送り出されるときに搬送方向が切換えられ、切換え部38から排紙用搬送路34へ送り出されることにより、画像形成面が反転されて排出される。
また、両面用搬送路42は、用紙12を排出用搬送路34から給紙用搬送路32へ戻すようになっており、このときに、用紙12が反転部40から両面用搬送路42へ送り込まれることにより、用紙12が、給紙トレイ30から取出されたときと逆の面を感光体ドラム20側へ向けて給紙される。これにより、画像形成装置10では、用紙12の表裏両面に画像を形成する所謂両面印刷が可能となっている。
一方、図2に示すように、画像形成装置10には、画像処理部50及びプリントコントローラ52が設けられている。画像形成装置10では、例えば、パーソナルコンピュータなどの図示しない画像処理装置と接続され、画像処理装置で作成されたドキュメントやページレイアウトなどが印刷ジョブとして画像処理部50に入力される。画像処理部50では、この印刷ジョブの各ページの画像に対して所定の画像処理及びRIP処理を実行し、印刷用のデータ(ラスタデータ)を生成する。
プリントコントローラ52には、CPU54を備えた図示しないマイクロコンピュータが設けられている。このプリントコントローラ52には、画像処理部50が接続されると共に、給紙部14、プリントエンジン16及び搬送部18のそれぞれに設けられている各種のセンサ、デバイスが接続されている。
また、画像形成装置10には、操作パネル56が設けられており、操作パネル56がプリントコントローラ52に接続している。操作パネル56は、例えば、LCDなどの表示デバイスと共に入力デバイスとなるキーが設けられた一般的構成となっている。プリントコントローラ52は、操作パネル56の表示デバイスに各種の情報を表示すると共に、所定のUIを表示して、該表示に基づいたキー操作によって各種の設定などがなされるようになっている。
プリントコントローラ52は、画像処理部50での画像処理、RIP処理を制御すると共に、給紙部14、プリントエンジン16及び搬送部18の各種デバイスの作動を制御し、画像処理部50で生成したラスタデータに基づいた画像形成処理を実行する。このとき、プリントコントローラ52では、予め記憶されている各種の設定、操作パネル56を用いて入力された設定、各種のセンサの検出値及び印刷ジョブ上での印刷設定等に基づいた画像処理及びデバイス制御を行うようにしている。
例えば、給紙部14には、給紙トレイ30(図1参照)ごとに用紙サイズを検出するセンサが設けられている。また、給紙トレイ30には、収容する用紙12の周辺部に対向して用紙ガイドが設けられており、給紙トレイ30に用紙12を収容するときに、用紙12を所定位置に配置して用紙ガイドを周縁部に当接させる。この用紙ガイドは、サイズ検出用センサに対向する突部が連結されており、用紙12のサイズに合わせて用紙ガイドを移動することにより、突部のパターンが変化する。
プリントコントローラ52では、給紙トレイ30が装填されたときに、サイズ検出用センサによって検出する突部のパターンから、該当給紙トレイ30に収容されている用紙12のサイズを判定し、印刷設定で指定されているサイズに応じた用紙12を収容している給紙トレイ30を選択し、選択した給紙トレイ30から用紙12の取出しを行うようにしている。
これにより、画像形成装置10では、印刷ジョブの印刷設定で指定されているサイズの用紙12へ画像を形成するようにしている。
また、搬送部18には、用紙12の搬送路に沿った所定位置に、搬送路を搬送される用紙12を検出するセンサが設けられており、プリントコントローラ52は、用紙12の先端部が、レジローラ36に達するタイミングで用紙12の搬送を一時停止し、感光体ドラム20に形成されるトナー像に合わせたタイミングで、レジローラ36を駆動して用紙12を転写位置へ送り込む。
これにより、画像形成装置10では、用紙12の搬送方向に沿った一定位置に画像を形成できるようになっている。
ところで、図2に示すように、画像形成装置10には、周囲の温度及び湿度を検出する環境検出センサ(例えば、温度センサ及び湿度センサ)58が設けられており、この環境検出センサ58が、プリントコントローラ52に接続している。
これにより、プリントコントローラ52では、用紙12へ画像を形成するときの環境温度、環境湿度の検出が可能となっている。また、プリントコントローラ52では、環境検出センサ58の検出結果に基づいて、各種のデバイスを制御するためのパラメータ(制御用パラメータ)を補正することにより、環境温度、環境湿度にかかわらず一定品質の画像形成が可能となっている。
一方、画像形成装置10では、用紙12として、普通紙、上質紙、再生紙、OHP用フィルム(以下、OHP用紙とする)などの各種の材質や、光沢紙、半光沢紙など、表面状態(以下、紙質とする)の異なる用紙12への画像形成が可能であると共に、厚紙、薄紙などの厚さ(以下、紙厚とする)の異なる用紙12への画像形成が可能となっている。
図1に示すように、画像形成装置10には、給紙用搬送路32に沿って搬送される用紙12の紙質及び紙厚を検出する検出手段として用紙センサ60が設けられている。図2に示すように、この用紙センサ60は、プリントコントローラ52に接続している。
プリントコントローラ52では、この用紙センサ60の検出結果に基づいて、用紙12の紙質と共に紙厚の判定を行うようになっている。
また、プリントコントローラ52には、各種のデータを記憶するROM62が設けられており、このROM62に、用紙12の紙質及び紙厚に応じた制御パラメータが記憶されている。なお、ROM62としては、データの書換えが可能であると共に、書き込まれたデータを保持可能な不揮発性メモリを用いることができ好ましい。
プリントコントローラ52では、用紙センサ60の検出結果に基づいて、用紙12の紙質及び紙厚を判定すると、判定した紙質及び紙厚に応じた制御パラメータをROM62から読み出して設定することにより、用紙12の紙質及び紙厚にかかわらず、高品質の画像形成が可能となっている。
図3(A)及び図3(B)には、本実施の形態に適用した用紙センサ60の概略構成を示している。この用紙センサ60は、ケーシング64内に発光素子66と受光素子68が設けられ、発光素子66から被検出体へ向けて照射した光の反射光を受光素子68で受光する一般的な、反射型光学式センサを形成している。
用紙センサ60は、発光素子66及び受光素子68が、搬送路(給紙用搬送路32)に対向して配置されており、これにより、給紙用搬送路32を搬送される用紙12の表面で反射した光を受光可能となっている。
また、用紙搬送路32には、用紙センサ60に対向してガイド板70が設けられており、用紙12は、このガイド板70上を、レジローラ36(図1参照)へ向けて矢印A方向に搬送されるようになっている。
これにより、画像形成装置10では、用紙12が用紙センサ60に対向する一定位置を通過するようになっている。
一方、用紙センサ60は、支軸72を中心に回動可能に取付けられている。用紙センサ60は、支軸72よりも用紙12の搬送方向上流側に発光素子66と受光素子68が設けられており、用紙センサ60は、ガイド板70に対して一定位置となる支軸72を中心に回動するようになっている。
また、用紙センサ60のケーシング64には、用紙12の搬送方向下流側の短部に検知レバー74が設けられている。検知レバー74は、ケーシング64から、ガイド板70へ向けて突設されており、用紙センサ60は、ケーシング64と検知レバー74が、支軸72を中心に一体で回動するようになっている。
図3(A)に示すように、用紙センサ60は、定常状態で検知レバー74の先端側がガイド板70上へ向いて、先端がガイド板70の表面に接近している。また、この状態で、用紙センサ60は、ガイド板70の表面ないしガイド板70上の用紙12の表面に対して正対している。
これにより、用紙センサ60は、発光素子66から照射して用紙12で反射した光を受光素子68で受光したときの受光量が最大となるようになっている。すなわち、用紙センサ60は、測定軸76が、用紙12の表面に対して垂直となっている。
これに対して、図3(B)に示すように、用紙センサ60は、ガイド板70上を搬送される用紙12の先端部が、検知レバー74に当接することにより、検知レバー74が用紙12に押されて支軸72を中心に揺動し、さらに用紙12が移動することにより、検知レバー74の先端がガイド板70上の用紙12の表面に当接する。
用紙センサ60は、検知レバー74と一体でケーシング64が揺動するようになっており、これにより、用紙12の垂直線78に対して、用紙センサ60の測定軸76が傾く。このときの垂直線78に対する測定軸76の角度θは、用紙12の厚さである紙厚tに応じた値となる。なお、角度θは、用紙センサ60が用紙12に表面に対して正対しているとき(図3(A)に示す状態)では、0°(θ=0)となっている。
一方、用紙12の紙質の検出には、反射型の光学式センサを用い、反射光の受光量から用紙12の紙質を判定するのが一般的方法となっている。
ここで、表1には、紙質として、普通紙、半光沢紙、光沢紙及びOHP用紙を例に、角度θが0°のときと、0°を中心に0.5°、1.0°と変化させたときの受光量の測定結果を示している。なお、受光素子68の受光量は、受光素子68の出力電圧Vとして示し、用紙12の紙厚tは同じとしている。
Figure 0004654696
また、図4には、表1の測定結果をグラフとして表しており、図5には、用紙センサ60の受光量が最大のときを100%として、角度θを変化させたときの受光量の比率を示している。
図4及び図5に示すように、用紙センサ60は、用紙12の紙質にかかわらず、角度θ=0°で最大となり、また、そのときの受光素子68の受光量は、用紙12の紙質によって異なる。ここから、角度θ=0°のときの受光素子68の受光量から用紙12の紙質の判定が可能となる。
また、角度θを変化させたときの受光素子68の受光量の変化(変化率)は、紙質によって異なるが、何れの紙質においても角度θが増加することにより、受光量の比率が低下する。
すなわち、用紙センサ60の受光量は、用紙12の垂直線78に対する用紙センサ60の測定軸76の傾き(角度θ、用紙センサ60の用紙表面に対する傾き)が大きくなることにより減少する。
一方、用紙センサ60のケーシング64が検知レバー74と一体で回動し、検知レバー74の回動角が大きくなると、用紙12に対する用紙センサ60の傾き、すなわち、角度θも大きくなる。また、検知レバー74は、用紙12の紙厚tが大きくなることにより、回動角も大きくなり、これにより、用紙センサ60の測定軸76の傾きである角度θも大きくなる。
したがって、用紙センサ60では、検知レバー74の先端が用紙12の表面に当接しているときの受光量は、用紙12の紙厚tに応じた値となる。
すなわち、図6に示すように、受光量が最大の時の電圧Vmaxとしたとき(角度θ=0°)に、この電圧Vmaxから用紙12の紙質を判定することができる。また、用紙センサ60の出力電圧Vは、用紙12の紙厚tに応じて減少することから、紙質と受光量から用紙12の紙厚tを判定することができる。
これにより、用紙12の紙質ごとの電圧Vmaxと、紙厚tに応じた出力電圧Vを予め測定して、測定結果のテーブルをプリントコントローラ52のROM62に記憶することにより、用紙センサ60の測定結果と、ROM62に記憶しているテーブルから、用紙12の紙質と紙厚tを適正に判定することができる。
一方、用紙12の光の反射率は、紙質が同じであれば、ほぼ同じであるが、用紙センサ60は、発光素子66、受光素子68の個体差、取り付け状態などによって、同じ紙質の用紙12でも、用紙センサ60(画像形成装置10)ごとに出力電圧が異なることがある。
図4に示すように、角度θに対する受光素子の出力電圧Vの変化は、二次曲線で近似可能となる。
ここから、紙質ごとに、角度θに対する出力電圧Vの近似式を求める。すなわち、図6の角度θ−出力電圧Vの特性を曲線f(θ)としたときの、近似式(例えば二次曲線)を紙質ごとに求める。このような曲線f(θ)では、電圧Vmaxが異なっても、電圧Vmaxと任意の角度θにおける電圧Vaとの電圧差ΔVは同じとなる。ここから、電圧差ΔVを角度θに変換することができる。これにより、紙質ごとに電圧差Vから角度θに変換する変換式を推定することができる。
これにより、電圧Vmaxと、用紙12の紙厚tに応じて用紙センサ60が回動したときの受光量に応じた出力電圧を電圧Vaから、紙厚tに応じた角度θをえることができる。
また、角度θと紙厚tは、用紙センサ60の形状、大きさ(寸法)、ガイド板70と支軸72の間隔などの構造によって異なるが、紙厚tが0mm≦t≦2mm程度の範囲であれば、例えばt=b・θ+c(ただし、b、cは予め設定している定数)などの一次曲線(直線)で近似することも可能である。
プリントコントローラ52のROM62には、測定結果から求めて用紙12の紙質ごとに設定した用紙センサ60の出力電圧Vの電圧差ΔVから角度θを得るための変換式及び、角度θから紙厚tを算出する演算式をを予め記憶されており、また、画像形成装置10では、製造時や設置時に用紙12の紙質ごとに測定される最大電圧Vmaxが入力されて、プリントコントローラ52のROM62に記憶させるようにしている。
これにより、画像形成装置10のプリントコントローラ52では、用紙センサ60の測定結果から用紙12の紙質及び紙厚tの判定が可能となっている。
また、プリントコントローラ52には、紙質及び紙厚tに応じた制御パラメータ又は制御パラメータの補正値が設定されて記憶されており、プリントコントローラ52では、画像を形成する用紙12の紙質及び紙厚tを判定すると、この判定結果に基づいて制御パラメータの設定ないし補正を行い、設定又は補正した制御パラメータを用いて、各デバイスの制御を行いながら、画像形成処理を実行するようにしている。
このように構成されている画像形成装置10では、印刷ジョブが入力されることにより、印刷ジョブの印刷設定で指定されている用紙12のサイズから、該当サイズの用紙12を収容している給紙トレイ30を選択して、選択した給紙トレイ30から取り出した用紙12への画像形成を行う。
また、画像形成装置10では、画像形成処理に先だって環境検出センサ58によって環境温度及び環境湿度を検出し、現像モジュール22内の各種のバイアス電圧、定着モジュール26の定着温度、用紙12の搬送速度などの各種の制御パラメータの設定や設定されている制御パラメータの補正等を行うことにより、用紙12に高品質の画像形成が可能となるようにしている。なお、制御パラメータとしては、用紙12に高品質の画像形成を可能とするための公知のパラメータを適用でき、ここでは詳細な説明を省略する。
ところで、画像形成装置10では、用紙12として、普通紙、再生紙、上質紙、光沢紙、半光沢紙、OHP用紙などの各種の紙質に加え、厚紙、薄紙などの異なる紙厚tなどの用紙12への画像形成が可能となっている。各種の用紙12野それぞれへ適正なトナー像の転写及び定着処理を行って高品質の画像を形成するためには、用紙12のサイズのみならず、紙質や紙厚tに基づいた制御パラメータの設定ないし補正が必要となっており、画像形成装置10では、ひとつの用紙センサ60を用いて、用紙12の紙質と共に紙厚tの判定を行うようにしている。
ここで、図7を参照しながら、画像形成装置10における用紙センサ60を用いた用紙12の紙質及び紙厚tの判定処理の概略を説明する。
図7には、用紙判定処理の概略を示しており、このフローチャートは、給紙トレイ30から取出した用紙12をプリントエンジン16へ向けて搬送するときに実行され、最初のステップ100では、給紙用搬送路32を搬送される用紙12の先端が、用紙センサ60に対向する位置に達したか否かを確認する。
用紙12の先端が用紙センサ60に達する位置に達したか否かは、給紙用搬送路32に設けて用紙12を検出するセンサと、用紙12の搬送速度から判断することができる。また、用紙12がガイド板70に達して用紙センサ60に対向することにより、用紙センサ60の出力電圧Vが変化することから判断してもよい。
ここで、用紙12の先端が用紙センサ60に対向する位置に達してステップ100で肯定判定されるとステップ102へ移行し、用紙センサ60の出力電圧Vを読み込む。
次のステップ104では、読み込んだ用紙センサ60の出力電圧Vから、用紙12の紙質を判定する。このとき、用紙12の先端が用紙センサ60に設けている検知レバー74に接触していないので、用紙センサ60の出力電圧Vは、用紙12の紙質によって定まる最大電圧Vmaxとなる。また、プリントコントローラ52には、紙質ごとの最大電圧Vmaxが測定されてROM62に記憶されており、これにより、簡単にかつ的確に用紙12の紙質が判断される。
これと共に、ステップ106では、用紙12の先端部が用紙センサ60に設けている検知レバー74に接触するタイミングに達したか、すなわち、検知レバー74と共に用紙センサ60が、用紙12によって回動され、検知レバー74の先端が、ガイド板70上の用紙12に載ったか否かを判断する。
なお、検知レバー74の先端が用紙12の表面に載ったか否かは、用紙12の通過を検知するセンサの検出結果と、搬送速度、経過時間から判断するものであってもよく、また、検知レバー74が用紙12の表面に載ることにより用紙センサ60の出力電圧Vが変化することから判断してもよい。
ここで、用紙センサ60の検知レバー74の先端が用紙12の表面に載ったと判断すると、ステップ106で肯定判定してステップ108へ移行し、用紙センサ60の出力電圧Vを電圧Vaとして読み込む。
この後、ステップ110では、用紙センサ60によって検出した最大電圧Vmaxと電圧Vaから電圧差ΔVを演算し、電圧差ΔVから用紙12の紙厚tを演算する(ステップ112)。
すなわち、紙厚tを判定するときには、電圧差ΔV(ΔV=Vmax−Va)を演算し、紙質ごとに設定している電圧差ΔVと角度θの変換式を用いて、角度θを算出し、算出した角度θを、紙厚tに変換することにより求められる。
これにより、用紙12の紙質及び紙厚tが判定される。
このように、画像形成装置10では、光学式の用紙センサ60のみを用いて、用紙12の紙質のみならず、紙厚tの判定も的確に行うことができる。また、紙厚tの判定も、簡単な演算処理で行うことができるので、プリントエンジン16へ給紙する用紙12の紙質及び紙厚tを迅速に判定することができるので、制御パラメータを用紙12の紙質及び紙厚tに基づいて的確に制御して、用紙12へ画像形成を行うことができるので、迅速に高品質の画像形成が可能となる。
なお、以上説明した本実施の形態では、画像形成装置10を例に説明したが、これに限らず、本発明は、光学式センサを用いて用紙12の紙質を検出するときに、紙質に合わせて紙厚tを検出するときの任意の構成に適用することができる。
本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 画像形成装置に設けられる制御部の概略構成図である。 (A)及び(B)は本発明を適用した用紙センサの一例を示す概略図であり、(A)は回動前の状態を示し、(B)は紙厚に応じて回動した状態を示している。 紙質ごとの角度θに対する用紙センサの出力電圧の変化の測定結果を示す線図である。 出力電圧の最大値を100%としたときの紙質ごとの角度θに対する用紙センサの出力変化を示す線図である。 用紙センサの角度に応じた出力変化の概略を示す線図である。 用紙センサを用いた紙質及び紙厚の判定処理の概略を示す流れ図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 用紙
14 給紙部
16 プリントエンジン
18 搬送部
22 現像モジュール
26 定着モジュール
52 プリントコントローラ(判定手段)
54 CPU(判定手段)
58 環境検出センサ
60 用紙センサ
64 ケーシング
66 発光素子
68 受光素子
70 ガイド板(基準板)
72 支軸
74 検知レバー(アクチュエータ)

Claims (3)

  1. 用紙の紙質及び紙厚を判定する用紙判定方法であって、
    用紙が載置される基準板上に対向して配置された発光素子と、発光素子から用紙へ向けて照射した光の反射光を受光する受光素子と、有し、前記基準板に対して一定位置となる所定の支軸を中心に、前記基準板へ向けて突設した検知レバーの揺動によって前記発光素子及び前記受光素子を一体に回動可能とし、
    回動前に前記発光素子から前記基準板に載置された用紙に照射した光を前記受光素子で受光した受光量に基づいて用紙の紙質を判定すると共に、
    該受光量と、
    前記基準板に載置された用紙が基準板上を移動し、該用紙の先端が前記検知レバーに当接して前記検知レバーが揺動されることにより、用紙の紙厚に応じて前記発光素子及び前記受光素子が回動されたときに前記発光素子から前記用紙に照射した光を前記受光素子で受光した受光量と、
    に基づいて前記用紙の紙厚を判定することを特徴とする用紙判定方法。
  2. 前記用紙の紙質ごとに、前記発光素子及び前記受光素子の回動角に応じた受光量の変化を計測し、
    該計測結果と、前記回動前の受光量と前記回動されたときの受光量の差分と、から前記紙厚を判定することを特徴とする請求項1に記載の用紙判定方法。
  3. 用紙の紙質及び紙厚を判定可能とする用紙測定装置であって、
    前記用紙が載置される基準板と、
    前記基準板に対向して設けられて基準板上の前記用紙に光を照射する発光素子と、
    発光素子から照射して用紙表面で反射した反射光を受光する受光素子と、
    前記基準板に対して一定位置に設けられ、前記発光素子及び前記受光素子を一体で回動可能に支持する支軸と、
    前記基準板へ向けられた先端が基準板上を移動する前記用紙の先端に当接することにより、用紙の紙厚に応じて前記支軸を中心に前記発光素子及び前記受光素子を回動させる検知レバーと、
    前記用紙の紙厚に応じた回動前の前記受光素子の受光量に基づいて用紙の紙質を判定すると共に、該受光量と、前記用紙の紙厚に応じて回動したときの受光量と、に基づいて、前記用紙の紙厚を判定する判定手段と、
    を含むことを特徴とする用紙測定装置。
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