JP3048158B2 - カラー画像処理装置 - Google Patents

カラー画像処理装置

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JP3048158B2
JP3048158B2 JP01189196A JP18919689A JP3048158B2 JP 3048158 B2 JP3048158 B2 JP 3048158B2 JP 01189196 A JP01189196 A JP 01189196A JP 18919689 A JP18919689 A JP 18919689A JP 3048158 B2 JP3048158 B2 JP 3048158B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラー画像処理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、特公昭56ー48869号公報に開示されているよう
に、カラー印字装置において、複数の原色信号のレベル
を比較し、無彩色のレベル値のときには、黒色のみを再
生面上に着色することにより、複数の原色の位置ずれに
よる画質劣化を防止する技術が知られている。
また、例えばカラー複写機において、読み取り原稿が
白黒原稿かカラーかを自動判別し、白黒原稿の場合には
黒単色プリントを実行し、カラー原稿の場合にはカラー
プリントを実行する技術が知られている。かかる原稿の
種類の判別により、コピー実行時間の短縮、経費の削減
を図ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来技術では、画像入力用のカラ
ーセンサの読み取り位置のずれ等に起因して、入力画像
の黒文字の周辺部の画素を有彩色と誤判定することが多
かった。そのため、出力画像の黒文字の周辺部に発生す
る色にじみを押さえることができなかった。
特に第3図に示す様な3ラインセンサは、R(レツ
ド),G(グリーン),B(ブルー)の各ラインセンサを一
定の距離をおいて平行に並べたものであるが、光学系駆
動用モータの振動等に起因して各ラインセンサの読み取
り位置がそれぞれ微妙にずれる。即ち3ラインセンサは
一般に原稿上の異なるラインをR,G,B各色のラインセン
サが読み取り、適当な処理を施すことにより原稿上の同
一ラインに関するR,G,Bの色成分信号の画素情報を得る
ものであるが、上述の様な振動等の影響から所定の信号
処理を施してもライン相互間の読み取り位置のズレが無
視できなくなる。
また、上記有彩・無彩の誤判定に伴い白黒原稿とカラ
ー原稿を誤判定するという問題があった。
そこで本発明は、有彩/無彩の判定或いは白黒原稿と
カラー原稿の判定等を的確に行い、高精度のカラー画像
再生を行うことのできるカラー画像処理装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
以上の点に鑑みて、第1の発明は、異なる分光特性に
基き複数成分のカラー信号を入力する入力手段、前記カ
ラー信号の各成分信号から入力画像の無彩色領域を判定
する判定手段、前記判定手段により判定された無彩色領
域を拡大すべく、前記判定手段からの出力である無彩色
領域信号を補正する補正手段とを有することを特徴とす
る。
第2の発明は、入力カラー信号の各色成分信号を平滑
化する平滑化手段、前記平滑化後の色成分信号から前記
入力カラー信号に応じた入力画像の無彩色領域を判定す
る判定手段とを有することを特徴とする。
第3の発明は、複数画素からなるブロック領域の入力
画像信号に応じた画像情報から該ブロック領域内の特定
画素の有彩・無彩判定信号を発生する発生手段、複数の
前記判定信号に基き、前記入力画像信号に応じた画像が
白黒画像であるかカラー画像であるか自動的に判別する
判別手段とを有することを特徴とする。
第4の発明は、複数の色成分信号を入力する入力手
段、前記色成分信号の組み合わせによる彩度を示す複数
のパラメータを抽出する抽出手段、前記パラメータによ
り形成される空間を有彩色領域、明るい無彩色領域、暗
い無彩色領域、有彩と無彩の中間色領域を含む複数の領
域に区分し、特定対象画像がその何れに属するかにより
彩度を判定する判定手段を有することを特徴とする。
第5の発明は、それぞれ異なる分光特性に基き色成分
信号を発生する複数のラインセンサーを並列に配列した
画像入力手段、前記画像入力手段により入力された色成
分信号を平滑化する処理手段、前記処理手段により処理
された色成分信号を用いて無彩レベルを判定することで
黒文字処理における黒文字判定を行なう判定手段、前記
判定手段による判定結果に従って、前記処理手段による
処理を行なわない色成分信号を用いて黒信号を出力する
出力する出力手段とを有することを特徴とする。
第6の発明は複数の色成分信号を入力する入力手段、
前記色成分信号の組み合わせにより彩度を示す複数のパ
ラメータを抽出する抽出手段、前記パラメータにより形
成される空間を有彩色領域、無彩色領域、有彩と無彩の
中間色領域を含む複数の領域に区分し、特定対象画像が
その何れに属するかにより彩度を判定する判定手段を有
することを特徴とする。
第7の発明は、画素の有彩・無彩を判定した有彩・無
彩判定情報を発生する発生手段、前記発生手段により発
生した有彩・無彩判定情報を複数画素分用いて、前記複
数画素の有彩・無彩を考慮した有彩・無彩領域判定情報
を出力する出力手段、前記出力手段による出力に応じ
て、前記複数画素を含む画像がカラー画像であるかモノ
クロ画像であるか判定する判定手段とを有することを特
徴とする。
第8の発明は、異なった波長特性に基き、原稿の異な
った位置の色成分信号を発生する複数の平行に配列され
たラインセンサーと前記原稿からの光を前記ラインセン
サーに伝えるための光学手段を有する画像入力手段、前
記ラインセンサーにより発生された複数の色成分信号に
基き、無彩画素であるか否か判定した判定信号を発生す
る発生手段、前記光学手段により生ずる色ずれを補正す
るため、前記判定手段の判定結果に従い、複数の有彩記
録剤を使うことなく前記原稿の無彩エリアの再生を行な
う再生手段とを有することを特徴とする。
〔実施例〕
実施例1 まず最初に本発明の第1の実施例の3ラインセンサの
構成について説明する。
第1図は、本実施例の画像処理装置のセンサ部のブロ
ツク図である。同図において、1−1はR(レツド)カ
ラーセンサ、1−2はG(グリーン)カラーセンサ、1
−3はB(ブルー)カラーセンサ、1−4,1−5,1−6は
アナログ/デジタル変換器、1−7はRセンサ信号遅延
メモリ、1−8はGセンサ信号遅延メモリ、1−9はR
センサ信号補間器、1−10はGセンサ信号補間器であ
る。1−11はクロツク発生器でセンサ1−1,1−2,1−3
を同一のクロツクより駆動する。クロツク発生器はプリ
ンタ或は第2図のマイクロプロセツサ2−11から送られ
る水平同期信号に同期して画素クロツク(CCDの転送ク
ロツクを発生する)。
第2図は第1図の遅延メモリ1−7,1−8及び補間器
1−9,1−10の構成図である。
2−1はFIFOメモリで構成されるR信号遅延メモリ、
2−2はFIFOメモリで構成されるG信号遅延メモリ、2
−3及び2−4はFIFOメモリのどの部分のセンサライン
データを乗算器に送るかを選択するセレクタ、2−5,2
−6,2−7,2−8は乗算器、2−9,2−10は加算器であ
る。2−14は倍率等を入力し、表示する操作部、2−11
はマイクロプロセツサであり、操作部2−14から倍率デ
ータに基づいて乗算器2−5,2−6,2−7,2−8及びセレ
クタ2−3,2−4を制御する。
第3図は3ライン並列カラーセンサの構成図である。
301はR(レツド)ラインセンサ、302はG(グリーン)
ラインセンサ、303はB(ブルー)ラインセンサ、304は
カラーセンサIC本体である。
本実施例において、ラインセンサ間の間隔180μm、
センサ画素幅10μmであり、等倍読み取り時に必要な第
2図2−1及び2−2の遅延メモリサイズは、それぞれ
2−1のR信号遅延メモリが36ラインメモリ、G信号2
−2のG信号遅延メモリが18ラインメモリである。
本実施例では、100%〜400%までの副走査方向の変倍
を可能とする為に、第2図2−1のR信号遅延メモリサ
イズは144ラインメモリ、G信号遅延メモリサイズは72
ラインメモリで構成されている。
第4図は読み取り装置構成図である。
401はカラーセンサIC本体、402はRラインセンサ、40
3はGラインセンサ、404はBラインセンサ、405は第3
反射ミラー、406は第2反射ミラー、407は第1反射ミラ
ー、408は原稿板ガラス、409は原稿圧板、411は原稿を
露光する照明ランプ、412は結像レンズ、410は読み取り
装置本体である。原稿は図中矢印方向に走査される。
ここで、読み取り装置の模式図を第6図に示す。
601は原稿、602は原稿601を照らすランプ、603はミラ
ー、604はミラー603により反射された原稿からの光を受
光素子である3ラインセンサ605に結像させるレンズ、6
06は画像処理部である。
第5図は、第2図マイクロプロセツサ2−11の処理流
れ図である。
以下、第5図の処理流れ図に従って説明する。
変倍率N、mをRセンサとBセンサ間の距離をセンサ
の副走査方向の距離或は等倍時の副走査方向の読取画素
ピツチで割った数とする。
今、、105%の副走査方向の変倍をする場合について
考えると、N=1.05。前述した通り、本実施例ではm=
36であるからRラインセンサとBラインセンサの間隔内
に含まれる画素数はN×m=1.05×36=37.8(画素)と
なる。ここでN×mは倍率Nにおけるセンサ間の読取画
素数である。
第2図2−1のFIFOメモリにおいて+37ラインの画素
データをD(37)、+38ラインの画素データをD(38)
とし、式(1)の線形演算により現在B(ブルー)セン
サが読みとっている原稿位置と同じ位置に対応するR
(レツド)信号の値を求める。
D(37.8)=0.2×D(37)+0.8×D(38) …式(1) 上記補間処理に対応する制御をマイクロプロセツサ2
−11が行う。
500でN,mをセツトし、501でマイクロプロセツサ2−1
1は式(2)の演算を行う。
A=N×m−[N×m] …式(2) ここで[ ]は少数部を切り捨てる整数化処理であ
る。
本実施例の場合、m=36であるから105%の副走査方
向変倍の場合、 A=36×1.05−[36×1.05]=0.8 …式(3) となる。
502でマイクロプロセツサ2−11は、乗算器2−5に
係数Aに乗算係数として設定する。
503で[N×m]の値を求め、セレクタ2−3の設定
を行う。[N×m]の値は変倍時のRラインセンサとB
ラインセンサの副走査方向の画素間隔の整数成分であ
る。m=36,N=1.05の場合[N×m]=37であり、FIFO
メモリ2−1のD(37)(:+37ラインの画素データ)
のデータが乗算器2−6に流れ、FIFOメモリ2−1のD
(37+1)のデータが乗算器2−5に流れる様に、マイ
クロプロセツサ2−11はセレクタ2−3の設定を行う。
504で(1−A)の値を求め、乗算器2−6に乗算の
係数として設定する。こうして式(1)の演算が行わ
れ、Rのデータが得られる。
次にGのデータを求める為に、式(4)の演算を行
う。
E=N×l−[N×l] …式(4) ここでlはGセンサとBセンサ間の距離をセンサの副
走査方向の距離、或は等倍時の読取画素ピツチで割った
数である。
本実施例の場合l=18であるから、今105%の副走査
方向の変倍をする場合、 N=1.05であり、N×l=18.9であるから、 D(18.9)=0.1×D(18)+0.9×D(19) …式(5) を求める必要がある。そこで、 E=18×10.5−[18×1.05]=0.9 …式(6) を設定し、506で[N×l]の値を求め、セレクタ2−
4の設定を行う。[N×l]の値は、変倍時のGライン
センサとBラインセンサの副走査方向の画素間隔の整数
部分である。l=18,N=1.05の場合[N×l]=18であ
り、FIFOメモリ2−2のD(18)(+18ラインの画素デ
ータ)のデータが加算器2−8に流れ、FIFOメモリ2−
2のD(18+1)のラインのデータが乗算器2−7が流
れる様マイクロプロセツサ2−11はセレクタ2−4の設
定を行う。
507でE=0.9の値を乗算係数として乗算器2−7に設
定する。508で(1−E)=0.1の値を乗算器2−8に乗
算係数として設定する。こうして式(4)の演算が行わ
れ、GのデータD(18.9)が求められる。
以上の例はm,lが整数であったが、実際にはRセンサ
とBセンサ間及びGセンサとBセンサ間の距離を正確に
作成することは難しい。例えばセンサの副走査方向の距
離(或は、等倍時の副走査方向の読取画素間隔)を10μ
mとした時、RセンサとBセンサの距離が365μm、G
センサとBセンサの距離が178μmとなった場合には、
mは36.5、lは17.8なる。この場合には等倍時、即ちN
=1.0の場合にも補間処理が必要となり、式(1),式
(4)は夫々下記の如くなる。
A′=1×36.5−[1×36.5]=0.5 ∴D(36.5)=0.5×D(36)+0.5×D(37) …式(1)′ E′=1×17.8−[1×17.8]=0.8 ∴D(17.8)=0.2×D(17)+0.8×D(18) …式(2)′ いずれにしても第5図の流れ図により実現できる。
次に第7図,第8図により上記3ラインセンサを用い
た読取装置の構成と動作について説明する。
第7図,第8図において、701は機箱、702は原稿載置
ガラス、703は原稿、409は原稿を押える原稿圧着板であ
る。407は第1ミラーで、レール706,706′に沿って摺動
自在な支持部材707,707′に支持されている。411は原稿
3を照明するランプ、709はランプカバーで、ランプ411
及びランプカバー709は支持部材に固定されており、こ
れらは一体で移動し、第1ミラーユニツトAを構成して
いる。406,405は第2,第3ミラーで、上記レール706,70
6′上を摺動自在な支持部材713,713′に支持されてい
る。また、支持部材713,713′は第2ミラーカバー714に
よって保持されており、これらは一体で移動し、第2ミ
ラーユニツトBを構成している。第1,第2ミラーユニツ
トA,Bは同一方向へ同期して2対1の速度比で移動す
る。
412は結像レンズ、401は固体撮像素子である。
717はモータ、718はタイミングベルト、719は駆動軸
である。駆動軸719には駆動プーリ720、大プーリ721,72
1′、大プーリの半分の径を有する小プーリ722,722′が
固着されており、これらは同期して回転する。723,72
3′,724,724′はテンシヨンプーリで、テンシヨンプー
リの回転軸725A,725A′,725B,725B′にはバネ726A,72
6A′,726B,726B′が取り付けられている。
727,727′は長ワイヤで、その両端部は第1ミラー支
持部材707,707′に取り付けられ、また大プーリ721,72
1′に数回転、テンシヨンプーリ723,723′に反回転巻き
付けられている。長ワイヤ727,727′には、バネ726A,72
6A′により3〜4kgの張力が加えられており、大プーリ7
21,721′が回転するとこの回転力は長ワイヤ727,727′
を介して支持部材707,707′に伝達され、第1ミラーユ
ニツトAはスライド移動する。
728,728′は短ワイヤで、その両端部は第2,第3ミラ
ー支持部材713,713′に取り付けられ、また小プーリ72
2,722′に数回転、テンシヨンプーリ724,724′に半回転
巻き付けられている。短ワイヤ728,728′にもバネ726B,
726B′により3〜4kgの張力が加えられており、小プー
リ722,722′が回転すると第2ミラーユニツトBがスラ
イド移動する。
しかして、原稿703を原稿載置ガラス702上にセツト
し、読み取りキー(図示せず)を押すとランプ411が点
灯し、第7図に実線で示したホームポジシヨンに位置す
る第1,第2ミラーユニツトA,Bは速度比2対1で往動を
開始する。これにより原稿703の原稿面はランプ411の長
手方向に沿った部分が順次連続して走査され、その原稿
面からの反射光は、第1,第2,第3ミラー407,406,405及
び結像レンズ412を経由して固体撮像素子401にスリツト
露光されて読み取りが実行される。上記の読み取り動作
において、第1ミラーユニツトA及び第2ミラーユニツ
トBは速度比2対1で同期して移動するため、原稿面か
ら固体撮像素子401までの距離(光路長)は一定に保た
れ、原稿画像はボケなくスリツト露光される。
第7図に破線で示す反射位置に第1,第2ミラーユニツ
トA,Bが達するとランプ411が消灯し、復動が開始され、
原稿読み取り開始位置Cまで第1ミラーユニツトAが移
動すると、ブレーキが加わり、第1,第2ミラーユニツト
A,Bは第7図に実線で示すホームポジシヨンで停止す
る。繰返し読み取りの場合は上記の動作を設定された回
数だけ繰返す。
いま第4図において、ミラー407の移動速度をv、ラ
インセンサ間の距離をl、1ラインのデータ読み取りに
要する時間をtとすると、必要な遅延ライン数Lは数式
で示される。
L=l/v×1/t …(1) 式(1)の移送速度vは一定であることが前提になっ
ているが、ミラー407を駆動するモータの性能(例えば
コギング現象をおこすなど)や、駆動機構に起因し移動
速度のずれΔvが生じる。移動速度のずれ量Δvは時間
により変化する量であり、正又は負の値をとる。
一方式(1)で示す遅延ライン数Lは固定であるため
ラインセンサ毎の原稿上の読み取り位置にずれが生じ、
これにより色ずれが発生する。
この現象に起因する色ずれは、ミラーの移動速度のず
れ量Δvが時間により変化する値であるため、単純な色
ずれ(例えば赤味を帯びるなど)とは異なり、読み取り
位置によって異なる複雑な色ずれとなる。
そのため並列カラーセンサ401を用いて黒文字のみで
構成された原稿に代表される無彩画像の原稿を読み取る
際、複雑な色ずれが発生し、読み取り対象の原稿の白黒
/カラー判定の際にも誤判定の大きな要因となってい
た。
そこで本実施例においては以下の様な手段によりこれ
を解決している。
第9図の黒領域判定回路のブロツク図において、101,
102,103は入力カラー信号であり、それぞれR(レツ
ド),G(グリーン),B(ブルー)に対応する8ビツトの
デジタル信号である。これらの信号は前述の様なイメー
ジセンサにより入力される。104,105,106はそれぞれR,
G,Bのカラー信号の平滑回路、107はR,G,B信号の最大値
A(A=max(R,G,B))を検出する回路、108はR,G,B信
号の最小値B(B=min(R,G,B))を検出する回路であ
る。
109は最大値検出回路107及び最小値検出回路108で求
められた値より、D=max(R,G,B)−min(R,G,B)を求
める回路、110は109により算出した値Dと定数aの大小
比較を行い、式(1)で示す比較結果を出力する回路で
ある。
111はA(A=max(R,G,B))と定数bの大小比較を
行い、式(2)で示す比較結果を出力する回路である。
112は110と111からの出力信号のAND演算を行う回路、
113は112から出力される黒領域信号を補正する回路であ
る。
本実施例においては明度が高いほど、入力カラー信号
値は大きい値となる。したがって、D=max(R,G,B)−
min(R,G,B)の値が定数aより小さく、かつA=max
(R,G,B)の値が定数bに対応する一定の明度より小さ
い場合、すなわち第12図に示す斜視領域に入力カラー信
号値が含まれる場合はAND回路112より1が黒領域信号補
正回路113に出力される。その他の場合、すなわち第12
図に示す斜線領域に入力信号値が含まれない場合はAND
回路112より0が補正回路113に出力される。
定数a及び定数bを適切に定めることにより、入力画
の黒領域をその他の有彩色領域及び明るい原稿地の部分
から識別することができる。
但し、前述のように入力カラー信号の色ずれ誤差の影
響により、黒領域の部分の周辺の部分に誤判定が生じる
可能性がある。黒領域信号補正回路113は、前記誤判定
の補正を行うものである。なお、114は原稿の黒文字を
読みとり、判定された黒領域信号、116は補正回路113を
経た後の判定信号、115はラインバツフアである。
第10図は黒領域信号補正回路113の機能ブロツク図で
ある。第10図において、116はAND回路112より出力され
る黒領域信号114を格納するラインバツフアであり、1
画素につき1ビツトで構成される。113はラインバツフ
ア115に格納された黒領域信号114を補正して判定信号11
6を出力するOR回路である。この回路は補正対象画素e
と、その近傍の8画素(a,b,c,d,f,g,h,i)の値をOR演
算し、a〜iのうち少くとも1つが1の場合には1を、
a〜iのすべてが0の場合には0を出力する。第15図に
この補正回路による補正例を示す。補正例1はa〜iの
画素のうちa,b,d,e,g,hが0でc,f,iが1の場合であり、
この場合には補正前の補正対象画素eの値が0であって
も補正後のeの値は1となる。また補正例2はbのみが
1で他の画素がすべて0の場合であり、この場合にも補
正前の補正対象画素eの値が0であっても補正後のeの
値は1となる。
第14図は本実施例に基づき原稿黒文字から補正黒領域
が再現されるまでを説明する図であり、601は原稿黒文
字、602は入力画像、604は補正前の黒領域、605は補正
後の黒領域である。第14図に示す通り、原稿黒文字601
を読み取り、判定された黒領域信号114は原稿黒文字の
周辺の読み取り時に生じる入力カラー信号の色ずれ誤差
603により604のように原稿黒文字601より細めに判定さ
れる。そこで補正回路113は黒領域信号114を補正し、判
定信号116を出力することにより、太め処理された補正
黒領域605を再現している。
第11図は第9図における平滑回路104〜106の機能を示
すブロツク図である。第11図において、301は入力カラ
ー信号を格納するラインバツフアであり、1画素につき
8ビツトで構成される。302はラインバツフア301に格納
された入力カラー信号を平滑化カラー信号として出力す
る平滑演算器である。該演算器は平滑化対象画素nにつ
いてnの近傍の4画素(j,k,l,m)を用いて n=4(4n+j+k+l+m)/8 で表わされる荷重平均をとることにより平滑化カラー信
号を出力する。
第13−1図,第13−2図,第13−3図は計算機実験の
結果を示す図である。第13−3図は黒文字原稿の例を表
す図であり、第13−1図,第13−2図はカラー信号につ
いてのmax(R,G,B)−min(R,G,B)の分布を示したもの
である。第13−1図は平滑化処理を行う前の入力カラー
原信号であり、第13−2図は平滑化処理を行った後の平
滑化カラー信号である。この2図から明らかなように平
滑化処理をした場合、入力されたmax(R,G,B)−min
(R,G,B)のばらつきが低減しており、黒領域を抽出す
るための判定処理に平滑化したカラー信号を用いるのが
有効であることが実験的に確かめられた。特に第13−3
図に示すような画数の多い文字において顕著な効果がみ
られる。
第16図は黒領域判定信号に基づく色信号処理のブロツ
ク図である。
第16図において、800は画像読取部、801は対数変換
部、802はマスキング変換部、803はUCR(下色除去)
部、804はセレクタである。
画像読取部(例えばCCD)800により入力されたR信
号,G信号,B信号は801で対数変換、802でマスキング演算
を経てY信号,M信号,C信号となり、803で下色除去処理
(UCR)を受けてY′信号,M′信号,C′信号としてセレ
クタ804に入力される。
また一方でR信号,G信号,B信号は平滑回路を経て黒領
域判定部806に送られる。ここで第1図に示した黒領域
判定が行われる。黒領域判定部806で当該画素が黒領域
であると判定された場合にはセレクタ804は出力y(イ
エロー),m(マゼンタ),c(シアン),bk(ブラツク)
としてY″,M″,C″,Bk″を選択する。
ここでY″,M″,C″は0データ発生部805からの出力
であり、その値は0である。したがってセレクタの出力
y,m,cの値はともに0となる。またBk″は入力カラー信
号のうちG(グリーン)信号を対数変換した後LUT(ル
ツクアツプテーブル)808で濃度補正したものである。
第16図に示すように、判定部806に入力する信号は平
滑化信号を用い、プリントのための信号はこれとは別に
平滑化せずにプリンタ809に送っている。これにより判
定のための信号処理により出力信号の劣化を生じないで
済む。
R(レツド),G(グリーン),B(ブルー)の3原色カ
ラー信号のうち、G(グリーン)信号を用いることとし
たのは、第13図のR,G,Bの各センサーの分光感度特性図
に示す通り、G信号が最も中性濃度画像(NDイメージ)
に近いからである。すなわち、R,G,Bの各信号を用いて
演算し、中性濃度信号を生成する方式(例えばNTSCのY
信号)では、R,G,Bの各信号の位置ずれの影響を受け、
画像の鮮明度が低下する場合がある。これに対し、黒領
域の出力に単色のG信号を用いれば、回路構成が簡単に
なり、またMTFの劣化を防止することができるという利
点がある。
一方、当該領域が黒領域でないと判定された場合に
は、セレクタ804はY′,M′,C′,Bk′を選択し、出力y,
m,c,bkとしてY′,M′,C′,Bk′をプリンタ809に送出す
る。
なお、本実施例では画像読取部800でR,G,Bの3原色フ
イルターを使用した場合に黒領域の出力に単色のG信号
を用いることとしたが、例えば、C(シアン),Y(イエ
ロー),W(ホワイト)の3色といった他のフイルターを
使用した場合にも本実施例と同様のことがいえる。すな
わち、この場合には、Y,M,Cの各信号を用いて演算をす
ることなく、W(ホワイト)信号単色から無彩色領域の
出力を行うことにより、回路構成が簡単になり、またMT
Fの劣化を防止することができるという上述と同様の効
果が得られる。
なお上述のCCD3ラインセンサの改良としては第17図
(a)に示す様なものも考えられる。
第17図において1701はレツド成分(R)のラインセン
サであり、レツド成分光のみを透過するフイルタでライ
ンセンサの複数の受光素子の表面が覆われている。同様
に1702はグリーン成分(G)のラインセンサ、1703はブ
ルー成分(B)のラインセンサであり、それぞれグリー
ン成分、ブルー成分の光のみを透過するフイルタで複数
の受光素子表面が覆われている。
各ラインセンサは、それぞれ180μmのピツチで隣接
して平行に配置され、Bのラインセンサは、20μm×10
μmの受光素子アレイで構成され、R及びGのセンサは
10μm×10μmの受光素子アレイで構成される。ここで
BとR及びGの受光素子の受光面積が異なるのは次の理
由による。すなわち、一般に、ブルー成分光のみの透過
フイルターにおいては、ブルー光の透過率が、レツド/
グリーン成分光のみの透過フイルターにおけるレツド/
グリーン光の透過率に比べ低い傾向にある。従って、信
号のS/N比(信号雑音比)を向上させる為にBのみの受
光面積を大きくし、RとGの信号とレベルを合わせる様
にしてある。そのため、第17図(b)に示す様に、Bセ
ンサの入力レベルと、R,Gセンサの入力レベルがそろわ
ず色ずれが発生する。
また、縮小光学系は、原稿面上の振動等による色ずれ
量がセンサ上に増幅されて伝わり、副走査方向の移動時
の速度むらによる色ずれの影響をより強くうけるため、
本実施例で示す無彩領域判定手段及び出力信号補正手段
が有効なものとなる。
実施例2 前記実施例1においては、黒領域と判定されると黒単
色で出力するという領域を行っているが、色網点画が入
力原稿である場合、原稿の黒部分が強調され、出力画像
の色網点中の黒が不自然に強調されることがあった。
本実施例は有彩画素が無彩画素の近傍にある場合にこ
れを黒領域としないことにより、上記欠点を除去するも
のである。
第18図,第19図,第20図は本発明のカラー画像処理装
置の第2の実施例を説明する図面であり、第18図は上記
処理装置の黒領域判定回路のブロツク図、第19図は上記
処理装置の有彩画素数カウント回路のブロツク図、第20
図はmax(R,G,B)−min(R,G,B)空間における有彩領域
を示す図である。
第18図において101〜115は第9図と同様なので説明を
省略する。901はD=max(R,G,B)−min(R,G,B)の値
がある定数Cより大きいか否かを比較する比較回路であ
り、第20図の斜線部分に当該画素が含まれるか否かを判
定する。
有彩画素の場合D=max(R,G,B)−min(R,G,B)の値
が無彩画素より大きい値となるため、定数Cを適切に定
めることにより当該画素が有彩か無彩かを判定すること
ができる。この比較回路901はD≦Cの場合に0を出力
し、D>Cの場合に1を出力する。
902は、3ラインのFIFOバツフアメモリであり、有彩
画素の判定結果が格納される。903は当該画素の近傍の
8画素に存在する有彩画素の個数をカウントするカウン
ターである。すなわち、第19図に示す通り、ラインバツ
フア902に格納された画素Sを考えると、この画素S及
び近傍画素o,p,q,r,t,u,v,wのうち有彩画素と判断され
たものの個数がEの値であり、カウンター903から出力
される。
904はカウンター903で計測された有彩画素の個数Eが
定数d(本実施例ではd=1)を超えるか否かを判定す
ると比較回路である。すなわち、比較回路904はE>d
の場合に0を出力し、E≦dの場合に1を出力する。
前記処理により、当該画素の8連結近傍に有彩画素が
特定の個数(定数dに相当)以下の場合のみ黒領域判定
となる。
905はAND回路であり、補正回路113の出力及び比較回
路904の出力がいずれも1の場合に1を判定信号906とし
て出力し、その他の場合には0を出力する。
これにより、入力カラー原稿が色網点画である場合
に、色網点の中の黒が不自然に強調されることを防止す
ることが可能となる。
なお本実施例では、有彩色領域判定も無彩色領域判定
と同数の近傍8画素を用いて行っているが、この近傍画
素数を有彩色領域判定と無彩色領域判定で異なったもの
とすることもできる。
実施例3 第21図は本発明のカラー画像処理装置の第3の実施例
を説明する図面であり、黒領域判定回路のブロツク図で
ある。
前記第2の実施例においては、当該画素の近傍に有彩
画素が存在する場合に、黒領域判定を妨げるものであっ
たが、本実施例においては、当該画素の近傍の黒領域判
定画素数fと、有彩判定画素数Eを比較し、f>Eの場
合に黒領域判定を行うものである。
第21図において、1201は黒領域判定の結果を格納する
3ラインのFIFOバツフアメモリであり、1202は当該画素
の近傍8画素の黒画素数を計数するカウンタである。12
03は黒画素数Fと有彩画素数Eとを比較する回路(コン
パレータ)であり、f>Eの場合に1が、f≦Eの場合
に0が判定信号1204として出力される。
本実施例によれば有彩画素が黒画素の近傍に存在する
場合に、黒領域判定を妨げることにより、色網点原稿の
出力画像に不自然な黒が発生するのを防止することがで
きる。
以上説明したように、本出願の実施例1から実施例3
の発明によれば、判定した黒領域信号を補正する手段を
設けることにより、入力カラーセンサの位置ずれ等によ
り生じる、黒領域を誤判定による黒文字周辺の色にじみ
を防ぐことができる。
また、入力カラー信号を平滑化して、黒領域の判定を
行うことにより、より正確な黒領域判定を行うことがで
きる。
さらに、入力カラー信号を該入力カラー信号の特定の
単色成分を用いて処理することにより、回路構成が簡単
となる。
実施例4 第23図〜第30図は本発明の第4の実施例を説明する図
面である。
第23図の判定回路のブロツク図において、2101はCCD
でR(レツド),G(グリーン),B(ブルー)を読み取る
カラーセンサであり、例えば実施例1の3ラインセンサ
を用いることができる。2102はアナログ入力信号に対し
て8ビツト(256階調)のデジタル信号を出力するA/D変
換器、2103はR,G,Bのデジタルカラー信号を格納するラ
インバツフア、2104はR,G,Bの画像データをラインバツ
フア2103から順番に読み出すよう制御するアドレスシー
ケンサ、2105はアドレスシーケンサ2104からのR,G,B各
8ビツトの信号の最大値を検出する回路、2106はアドレ
スシーケンス2104からのR,G,B各8ビツトの信号の最小
値を検出する回路、2107はROM(リードオンリメモリ)
で構成される16ビツト入力で1ビツト出力のルツクアツ
プテーブル(LUT)であり、第25図に示す斜線の有彩色
領域に(max(R,G,B),min(R,G,B))が含まれる場合
に1を出力し、それ以外の場合に0を出力するように構
成されている。2108は、対象画素とその周囲の8画素の
有彩画素数をカウントするカウンタ(I)、2109は2108
で計測した有彩画素数(Aとする)を、ある正の定数α
と比較し、A>αの場合に1を出力し、それ以外の場合
に0を出力するコンパレータである。2110は2109の出力
が1となる個数をカウントするカウンタ(II)、2111は
マイクロプロセツサであり、カウンタ2110の値より、原
稿が白黒原稿かカラー原稿かの判定、その他の制御を行
う。2112はCCD駆動回路、2113はカラーコピー動作又は
白黒コピー動作を行うよう制御する信号である。
上記構成において、各構成部分は以下のような動作を
行う。
CCD2101で読み取られたR(レツド),G(グリーン),
B(ブルー)のアナログ入力信号は、A/D変換器2102でそ
れぞれ8ビツトのデジタル信号に変換され、ラインバツ
フア2103に格納される。このラインバツフア2103は、3
ライン分の画像データを格納できるものであり、R,G,B
の各々について、計3個用意されている。ラインバツフ
ア2103に格納されている画像データの状態を第24図に示
す。
次に、ある画素が有彩画素であるか無彩画素であるか
を判断する手順について説明する。いま、第24図におい
て画素eを判断対象画素とすると、まず画素eについて
のR,G,Bそれぞれ8ビツトのデータをアドレスシーケン
サ2104によりラインバツフア2103からアクセスする。こ
のデータを用いて最大値検出回路2105により、R,G,Bの
うちの最大値max(R,G,B)を検出し、最小値検出回路21
06によりR,G,Bのうちの最小値min(R,G,B)を検出す
る。このmax(R,G,B),min(R,G,B)の値はそれぞれ8
ビツトのデジタル信号であり、LUT(ルツクアツプテー
ブル)2107に入力される。LUT2107は(max(R,G,B),mi
n(R,G,B))が第25図の斜線領域に含まれる場合には、
当該画素を有彩画素と判断し、カウンタ(I)2108に1
を出力する。一方、含まれない場合には無彩画素と判断
し、0を出力する。
ここで第25図は、(max(R,G,B),min(R,G,B))空
間における有彩色領域を図示したものである。従来、第
26図に示すように、max(R,G,B)−min(R,G,B)の値A
がある定数kを超える場合、すなわちA>kとなる場合
に、当該画素を判定する方法が知られている。これに対
し、第25図に示すように、(max(R,G,B),min(R,G,
B))空間を非線型に区分し、有彩色判定することによ
り、より正確に判定を行うことができる。
なお、黒文字(無彩色)の原稿画像を、CCD2101によ
り入力した場合の(max(R,G,B),min(R,G,B))空間
の分布は第27図に示すようになる。
以上のようにして、画素eについての有彩・無彩の判
定は一応は可能であるが、上述の構成のみでは、例えば
CCDセンサの位置ずれ等に起因する誤判定を生じるおそ
れがある。そこで、本発明においては、以下の構成によ
りかかる誤判定を防止することにしている。
すなわち、第24図において判断対象画素eに対して、
その周囲の8画素a,b,c,d,f,g,h,i(eを中心とする3
×3マトリツクス領域)について、上述と同様の有彩・
無彩の判定を行う。そしてa〜iの合計9画素について
LUTの出力が1となるものの数、すなわち有彩画素数の
個数を、カウンタ(I)2108により計数し、このカウン
ト数Aを比較回路2109においてある適当な正の定数αと
比較し、A>αの場合には、最終的に画素eを有彩画素
と判定し、A≦αの場合には無彩画素と判定する。
このように3×3のマトリツクスで計9画素の画像情
報に基づき有彩・無彩の判定を行うことにより上記誤判
定の防止を図ることができる。
比較回路2109は有彩画素と判定する場合には1を出力
し、無彩画素と判定する場合には0は出力する。
ここまでの一連の動作を原稿上のすべての画素に対し
て行い、比較回路2109が1を出力する回数、すなわち有
彩画素の個数をカウンタ(II)2110が計数し、全画素数
に対するカウンタ(II)のカウント数の割合Jが、ある
定数βより大きい場合には、マイクロプロセツサ2111が
カラー原稿と判定し、そうでない場合には白黒原稿と判
定し、それぞれのコピー動作を行う。
上述の動作におけるマイクロプロセツサ2111の処理を
第28−1図、第28−2図のフローチヤートで説明する。
S1において、マイクロプロセツサ2111がCCD駆動回路2
112を制御し、読み取りを開始する。CCD駆動回路2112は
変換パルスをA/D変換器2102に送り、画素毎にR,G,B信号
を8ビツトのデジタル信号に変換する。
まず1ライン目を走査し(S2)、H−sync(水平同期
信号)の割り込みを持って(S3)、次のラインの走査に
移る(S4)、3ライン目を走査し終わると(S5)、判定
に必要な画像データがラインバツフア2103に格納され
る。
S6で、R,G,Bそれぞれのラインバツフアに格納されて
いる8ビツト画像データをアドレスシーケンサ2104によ
り順番にアクセスする。判定対象画素の周囲を含めた9
画素について繰り返し(S7)、1ライン分の処理が終了
すれば次のラインの読み取り(S3)に戻る(S9)。全ラ
イン読み取りが終了している場合には、カウンタ(II)
のカウンタ値Bを読み取り(S10)、全画素数に対する
カウンタ(II)のカウント数の割合をJとする(S1
1)。Jの値がある適当な定数βよりも大きい場合に
は、カラー原稿と判定し(S12)、カラーコピーの動作
を実行する(S13)。一方、J≦βの場合には白黒原稿
と判定し(S12)、白黒コピーの動作を実行し(S14)、
カラーコピー動作を省略する。
第29図は、本発明と画像処理装置全体の構成との関係
を説明する図面である。
第29図において、2701は画像読取部、2702はカラー/
白黒判定部、2703は画像処理部、2704は画像再生部、27
05は制御部である。
画像読取部2701の情報に基づき、カラー/白黒判定部
2702がカラー原稿か白黒原稿かを判定し、画像処理部27
03は判定部2702の判定に応じてカラー原稿の場合にはカ
ラー画像処理を行い、白黒画像処理を行う。画像再生部
2704はカラー原稿の場合にはY(イエロー),M(マゼン
タ),C(シアン)等のインクによるカラープリントを実
行し、白黒原稿の場合には、Bk(ブラツク)の単色プリ
ントを実行する。かかる判定を行うことにより、コピー
時間の短縮、経費の削減を図ることができる。
第30図は、本実施例における本発明が適用されるデジ
タルカラー複写機の全体構成図を示している。
第30図において、2201はイメージスキヤナ部で原稿を
読み取り、デジタル信号処理を行う部分である。また22
02はプリンタ部であり、イメージスキヤナ部2201に読取
られた原稿画像に対応した画像を用紙にフルカラーでプ
リント出力する部分である。
イメージスキヤナ部2201において、2200は鏡面圧板で
あり、原稿台ガラス(以下プラテン)2203上の原稿2204
は、ランプ2205で照射され、ミラー2206,2207,2208に導
かれ、レンズ2209により3ラインセンサ(以下CCD)221
0上に像を結び、フルカラー情報レツド(R),グリー
ン(G),ブルー(B)成分として信号処理部2211に送
られる。尚、2205,2206は速度vで、2207,2208は1/2vで
ラインセンサの電気的走査方向に対して垂直方向に機械
的に動くことによって原稿全面を走査する。信号処理部
2211では読取られた信号を電気的に処理し、マゼンタ
(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラツク(B
k)の各成分に分解し、プリンタ部2202に送る。また、
イメージスキヤナ部2201における一回の原稿走査につ
き、M,C,Y,Bkのうちひとつの成分がプリンタ部2202に送
られ、計4回の原稿走査により一回のプリントアウトが
完成する。
イメージスキヤナ部2201より送られてくるM,C,Yまた
はBkの画信号は、レーザドライバ2212に送られる。レー
ザドライバ2212は画信号に応じ、半導体レーザ2213を変
調駆動する。レーザ光はポリゴンミラー2214、f−θレ
ンズ2215、ミラー2216を介して、感光ドラム2217上を走
査する。
2218は回転現像器であり、マゼンタ現像部2219、シア
ン現像部2220、イエロー現像部221、ブラツク現像部222
2より構成され、4つの現像器が交互に感光ドラム2217
に接し、感光ドラム2217上に形成された静電潜像をトナ
ーで現像する。
2223は転写ドラムで、用紙カセツト2224又は2225より
給紙されてきた用紙をこの転写ドラム2223に巻きつけ、
感光ドラム2217上に現像された像を用紙に転写する。
この様にしてM,C,Y,Bkの4色が順次転写された後に、
用紙は定着ユニツト2226を通過して排紙される。
実施例5 第31図〜第33−2図は本発明の画像処理装置の第5の
実施例を説明する図面である。
第31図の判定回路のブロツク図において、2101,2102,
2105〜2113は第23図と同様なので説明は省略する。2301
はLUT2107からの1ビツトの信号を格納するラインバツ
フア、2302はラインバツフア2301に格納されているデー
タをマイクロプロセツサ2111からのアドレスバスによ
り、1画素ずつアクセスするアドレスシーケンサであ
る。
上記構成において、各部は以下のような動作を行う。
CCD2101で読み取られたR,G,Bのアナログ入力信号は、
A/D変換器2102でそれぞれ8ビツトのデジタル信号に変
換される。このR,G,Bの8ビツト信号に基づき、1画素
毎に最大値検出回路2105よりR,G,Bのうちの最大値max
(R,G,B)を検出し、最小値検出回路2106により、R,G,B
のうちの最小値min(R,G,B)を検出する。このmax(R,
G,B)、min(R,G,B)の値はそれぞれ8ビットのデジタ
ル信号であり、LUT(ルツクアツプテーブル)2107に入
力される。上述の実施例4の場合同様LUT2107は(max
(R,G,B),min(R,G,B)が第25図の斜線領域に含まれる
場合には当該画素を有彩画素と判断し、1を出力する。
一方含まれない場合には無彩画素と判断し、0を出力す
る。
LUT2107により、CCD2101で走査する1画素毎に、有彩
・無彩が判定され、その結果はラインバツフア2301に格
納される。ラインバツフア2301は、3ライン分のデータ
を格納できるもので、3ライン分のデータがそろった時
点で以下の手順に移る。
第32図はラインバツフアの格納の状態を示す図であ
り、いま、最終的な有彩・無彩の判断対象画素をeとす
ると、その周囲の8画素a,b,c,d,f,g,h,iを含めた9画
素について1画素ずつアドレスシーケンサ2302がライン
バツフア2301からアクセスし、格納されているデータが
1のもの、すなわち有彩画素をカウンタ(I)2108がカ
ウントする。その後処理は実施例4の場合と同様であ
り、このカウント数Aを比較回路2109においてある適当
な正の定数αと比較し、A>αの場合には最終的に画素
eを有彩画素と判定し、A≦αの場合には無彩画素と判
定する。比較回路2109は有彩画素と判定する場合には1
を出力し、無彩画素と判定する場合には0を出力する。
ここまでの一連の動作を原稿上のすべての画素に対し
て行い、比較回路2109が1を出力する回数、すなわち有
彩画素の個数をカウンタ(II)2110が計数し、全画素数
に対するカウンタ(II)のカウント数の割合Jが、ある
定数βより大きい場合には、マイクロプロセツサ2111が
カラー原稿と判定し、そうでない場合には白黒原稿と判
定し、それぞれのコピー動作を行う。
上述の動作におけるマイクロプロセツサ2111の処理の
手順を第33−1図,第33−2図のフローチヤートで説明
する。
S1〜S5は実施例4の場合と同様なので説明は省略す
る。
S6において、アドレスシーケンサ2302によりラインバ
ツフア2301に格納されているデータをアクセスするが、
本実施例の場合には、すでに画素毎の有彩・無彩のデー
タがラインバツフア2301に格納されているので、対象画
素とその周辺の8画素、計9画素中の有彩画素について
カウンタ(I)でカウントすれば足りる。したがって、
実施例4の場合に比べて、処理速度を上げることができ
る。
S7〜S14も実施例4の場合と同様なので説明は省略す
る。
以上本実施例によれば、LUT2107の後に、ラインバツ
フア2301を設けることにより、max(R,G,B),min(R,G,
B)の検出、有彩・無彩の判定を1画素につき9回ずつ
行う手間が省け、処理に要する時間を短縮することがで
きる。また、A/D変換器の後にR,G,B各色毎のラインバツ
フアを設ける必要もなくなり、装置の簡略化を図ること
ができる。
実施例6 第34図〜第36図は、本発明の画像処理装置の第6の実
施例を示したものである。
前述第4の実施例においては、有彩判定対象画素の周
辺画素の有彩判定信号により、当該画素の有彩判定を行
い、その判定信号に基づいて入力原稿の白黒/カラー判
定を行うものであった。
本実施例においては、有彩判定対象画素の周辺画素の
有彩判定信号及び黒判定信号より、当該画素の有彩判定
を行い、その判定信号に基づいて、入力原稿の白黒/カ
ラー判定を行うものである。
入力原稿が白黒の場合のカラーセンサによる入力信号
の色ずれ領域は、第34図に示すように黒領域の近傍に発
生する。したがって、判定対象画素の近傍に黒と判定さ
れる画素がある程度存在する場合、有彩判定を妨げるこ
とにより、色ずれによる誤判定をより確実に防止するこ
とができる。
第35図は第6の実施例の判定回路のブロツク図であ
る。
第35図において、2101〜2106、2111〜2113は第23図と
同様なので説明は省略する。2401は有彩判定を行うため
の16ビツト入力、1ビツト出力のルツクアツプテーブル
であり、2402は黒判定を行うための16ビツト入力、1ビ
ツト出力のルツクアツプテーブルである。2403はLUT
(I)2401の出力が1の場合、すなわち有彩画素数Cを
カウントするカウンタ(I)であり、2404はLUT(II)2
402の出力が1の場合、すなわち黒画素数Bkをカウント
するカウンタ(II)である。2405はカウンタ(I)2403
の出力Cと、カウンタ(II)2404の出力Bkを比較し、C
>Bkのとき、すなわち黒画素数よりも有彩画素数の方が
多い場合に1を出力し、C≦Bkのときに0を出力する比
較回路である。2406は比較回路2405の出力をカウントす
るカウンタ(III)である。
上記構成において、各構成部分は以下のような動作を
行う。
CCD2101で読み取られたR(レツド),G(グリーン),
B(ブルー)のアナログ入力信号は、A/D変換器2102でそ
れぞれ8ビツトのデジタル信号に変換され、ラインバツ
フア2103に格納される。このラインバツフア2103は、3
ライン分の画像データを格納できるものであり、R,G,B
の各々について計3個用意されている。
実施例4の場合と同様に、いま、第24図において画素
eを判断対象画素とすると、まず画素eについてのR,G,
Bそれぞれ8ビツトのデータをアドレスシーケンサ2104
により、ラインバツフア2103からアクセスする。
このデータを用いて最大値検出回路2105により、R,G,
Bのうち最大値max(R,G,B)を検出し、最小値検出回路2
106により、R,G,Bのうちの最小値min(R,G,B)を検出す
る。このmax(R,G,B),min(R,G,B)の値はそれぞれ8
ビツトのデジタル信号であり、LUT(I)2401と、LUT
(II)2402に一組ずつ入力される。
第36図は(max(R,G,B),min(R,G,B))空間におけ
る判定領域を示す図である。
第36図において2501は白領域、2502は黒領域、2503は
中間領域、2504は有彩色領域である。
LUT(I)2401は、(max(R,G,B),min(R,G,B))が
第36図の有彩色領域2504に含まれる場合には、当該画素
を有彩画素と判断し、カウンタ(I)2403に1を出力す
る。一方、有彩色領域2504に含まれない場合には0を出
力する。
また、LUT(II)2402は(max(R,G,B),min(R,G,
B))が第36図の黒領域2502に含まれる場合には、当該
画素を黒画素と判断し、カウンタ(II)2404に1を出力
する。一方、黒領域2502に含まれない場合には0を出力
する。
比較回路2405は、カウンタ(I)2403のカウント数
C、すなわち有彩画素数と、カウンタ(II)2404のカウ
ント数Bk、すなわち黒画素数を比較し、C>Bkのとき1
を、C≦Bkのとき0を出力する。この出力をカウンタ
(III)2406がカウントし、ここまでの一連の動作を原
稿上のすべての画素に対して行い、比較回路2405が1を
出力する回数、すなわち有彩画素の個数をカウンタ(II
I)2406が計数し、全画素数に対するカウンタ(III)の
カウント数の割合Jが、ある定数βより大きい場合に
は、マイクロプロセツサ2111がカラー原稿と判定し、そ
うでない場合には、白黒原稿と判定し、それぞれのコピ
ー動作を行う。
なお、マイクロプロセツサ2111の処理のフローチヤー
トは、実施例4の場合とほぼ同様なので、その説明は省
略する。
以上のように、本実施例によれば、有彩画素数と黒画
素数を比較して判定対象画素の有彩・無彩を判定するた
め、第4の実施例に比べると、判定精度が向上するとい
う効果がある。
実施例7 第37図〜第40−2図は本発明の画像処理装置の第7の
実施例を説明する図面である。
上述の第34図に示すように、白黒原稿の入力画像の色
にじみは、エツジ部に顕著に発生する。本実施例におい
ては、エツジ部を検出する手段を設け、該エツジ部は色
判定を行わないことにより、誤判定を現象させるもので
ある。
また、本実施例においては原稿の白黒/カラー判定の
ための読み取りスキヤン速度を画像形成時より高速で行
うことにより、複写に要する時間の短縮を図ることがで
きる。
第37図の本発明の第7の実施例の判定回路の処理ブロ
ツク図において、2101〜2113は第4図と同様なので説明
は省略する。2501はエツジ判定部であり、当該画素がエ
ツジであるか否かを判定する。2503はAND回路であり、
当該画素がエツジ部でない場合のみ、有彩判定信号をカ
ウンタ2110に送り出す。
上記構成において、各部は以下のような動作を行う。
基本動作は実施例4の場合と同様であるが、本実施例
では白黒/カラー判定のための原稿スキヤンをコピー動
作のための読み取りスキヤンの2倍の速度で行う。
そこで第38図に示すように、ブロツク処理の対象とな
るウインドウのサイズを、主走査方向が副走査方向の2
倍となるようにすることで、白黒/カラー判定における
主走査方向と副走査方向のバランスをとっている。
また、エツジ判定部2501は、第39図のエツジ判定処理
ブロツク図に示すように判定対象画素aがエツジ部であ
るか否かを判定する。第39図において2104はアドレスシ
ーケンサであって、第38図に示すように画素のa〜eの
G(グリーン)データ8ビツトを演算回路2504〜2507へ
送る。2504〜2507は演算回数で、それぞれ|a−b|,|a−e
|,|a−d|,|a−c|の8ビツトデータを出力する。ここで
第38図に示すように、aは判定対象画素、bとeは画素
aに対し副走査方向に隣接する画素、cとdは画素aに
対し主走査方向に1つおいてとなりの画素である。かか
る画素の取り方をするのは、本実施例では白黒/カラー
判定のための原稿スキヤンを通常のスキヤンの2倍の速
度で行っているためである。2508は加算回路で、2504〜
2507の出力の総和F(F=|a−b|+|a−e|+|a−d|+|a
−c|)を求める。2509は比較回路で前記総和fが予め定
められた値γより大きい場合にはエツジ部と判定し0を
出力し、小さい場合にはエツジ部でないと判定し1を出
力する。
AND回路2503は比較回路2109と2509のいずれもが1の
場合には、カウンタ(II)2110に1を出力し、それ以外
の場合には0を出力する。
このようにして、エツジ部と判定された画素について
は、白黒/カラーの判定を行わず、誤判定を防止するこ
とができる。
第40−1図,第40−2図は上述の動作におけるマイク
ロプロセツサ2111の処理をフローチヤートに示したもの
である。第40−1図,第40−2図においてS1〜S10,S13,
S14は実施例4の場合と同様なので説明は省略する。
S20,S21はエツジ判定を行うために、上記第38図の画
素a〜eの計5画素のG(グリーン)データ8ビツトを
ラインバツフア2103から演算回路2504〜2507へアクセス
するステツプである。
S22において、有彩判定画素数Bの値が定数βより大
きい場合にカラー原稿と判断している。特に、入力カラ
ーセンサの色ずれ度合が小さい場合は本判定方式が有効
であり、これにより読み取りサイズの大小にかかわら
ず、カラー部分が存在すればカラー原稿と判定すること
ができる。
以上の様に本実施例によればエツジ部の白黒/カラー
判定を行わないことにより白黒/カラーの誤判定を防止
することができる。
また本実施例によれば、白黒/カラー判定の際の原稿
スキヤンを通常のコピー動作の読み取りスキヤンよりも
速くすることにより、白黒/カラー判定に要する時間を
短縮できる。
以上の実施例においてLUT(ルツクアツプテーブル)
は、最大値検出回路あるいは最小値検出回路の出力がR,
G,Bのいずれとなるかにより、異なったものを用意する
こともできる。かかる構成とすればより適切なテーブル
参照が可能となる。
また、アドレスシーケンサからデータをアクセスした
後の処理をハードにより行うのではなく、コンピユータ
の制御によりソフトで行うこともできる。
さらに、(max(R,G,B),min(R,G,B))空間におい
て有彩色領域を決定するに際し、非線型に区分せずに、
線型に区分して近似することもできる。
なお有彩・無彩の判定は、必ずしも3×3のマトリツ
クス計9画素で行う必要はなく、例えば対象画素の上下
左右を含めた計5画素としたり、5×5のマトリツクス
計25画素とすることもできる。
以上説明したように、本出願の第4の実施例から第7
の実施例のカラー画像処理装置によれば、複数画素から
なるブロツク領域の画素情報から該ブロツク領域内の特
定の画素の有彩・無彩判定信号を発生する手段と、複数
の前記判定信号に基づき、入力画像信号が白黒画像信号
であるかカラー画像信号であるかを自動的に判定する手
段を有することにより、上記判定における誤判定を防止
することができる。
実施例8 第41−1図は、本発明の第8の実施例の全体構成図で
ある。第41−1図において、3201はイメージスキヤナ部
で原稿を読取り、デイジタル信号処理を行う部分であ
る。
イメージスキヤナ部3201において、3200は鏡面圧板で
あり、原稿台ガラス(以下プラテン)3203上の原稿3204
は、ランプ3205で照射され、ミラー3206,3207,3208に導
かれ、レンズ3209により実施例1で説明した3ラインセ
ンサ(以下CCD)3210上に像を結び、フルカラー情報レ
ツド(R),グリーン(G),ブルー(B)成分として
色判定部3211に送られる。尚、3205,3206は速度vで、3
207,3208は1/2vでラインセンサの電気的走査方向に対し
て垂直方向に機械的に動くことによって原稿全面を走査
する。
第41−2図はイメージスキヤナ部の内部ブロツク図で
ある。第41−2図において、3101はカウンタであり、CC
D3210の主走査位置を指定する主走査アドレス3102を出
力する。すなわち、水平同期信号HSYNCが1のときに、
図示されないCPUより所定値にセツトされ、画素のクロ
ツク信号のCLKによってインクリメントされる。
CCD3201上に結像された画像は3つのラインセンサ330
1,3302,3303において光電変換され、それぞれR成分、
G成分、B成分の読取信号として、増巾器3304,3305,33
06、サンプルホールド回路3307,3308,3309及びA/D変換
器3310,3311,3312を通じて各色8ビツトのデジタル画信
号3313(R),3314(G),3315(B)として出力され
る。
第42図は、色判定部3211の彩度判定のブロツク図であ
る。
第42図において、3301はMAX/MIN検知器であり、3302
〜3309はセレクタ、3310〜3315は減算器で入力Aと入力
Bに対してA−Bを出力する。3316〜3323はコンパレー
タで入力Aと入力Bに対して3316,3319は2A>Bの場
合、3317,3320,3322,3323はA>Bの場合、3318,3321は
A>2Bの場合に1を出力し、それ以外の場合には0を出
力する。3324〜3328はANDゲート、3329はNORゲート、33
30はNANDゲートである。
上記構成において、MAX/MIN検知器3301には、第43−
1図に示す回路を用いる。第43−1図において、3350,3
351,3352はコンパレータであり、それぞれR>G,G>B,B
>Rの場合に1を出力する。第43−1図に示す回路は、
第43−2図に示す様に、以下の判定信号S00,S01,S02,S1
0,S11,S12を発生させる。すなわち、 MAXがRの場合又はR,G,Bがすべて等しい場合にはS00
=1,S01=S02=0、 MAXがGの場合は、S01=1,S00=S02=0、 MAXがBの場合は、S02=1,S00=S01=0、 MINがRの場合又は、R,G,Bがすべて等しい場合には、
S10=1,S11=S12=0、 MINがGの場合は、S11=1,S10=S12=0、 MINがBの場合は、S12=1,S10=S11=0、 となる。
例えば、MAXがRの場合にはR>GかつR≧Bである
からコンパレータから3350は1を出力し、コンパレータ
3352は0を出力する。そしてAND1は1を出力し、OR1は
1を出力する。AND2,AND3は0を出力する。すなわちS00
=1,S01=S02=0となる。同様の判定を行った結果が第
43−2図に示す表である。
MAX/MIN検知器の出力S00,S01,S02はセレクタ3302に入
力され、出力S10,S11,S12はセレクタ3303〜3309に入力
される。
セレクタ3302〜3309は第44−1図に示す様にAND回路
とOR回路で構成される。このセレクタによれば、第44−
2図に示す様に、入力A,B,Cに対しS0=1,S1=S2=0の
ときにAを出力し、S1=1,S0=S2=0のときにBを出力
し、S2=1,S0=S1=0のときにCを出力する。本実施例
では入力A,B,CにR,G,B信号を対応させている。
本実施例の画素色判定は、R,G,B信号の中で最大のも
のの値をMAX、最小のものの値をMINとし、第45−1図に
示す様にA,B,C,Dの4つの領域に区分することによって
行う。
すなわち、無彩色の領域において、MAXとMINの差が小
さく、有彩色に近くなればなるほど、MAXとMINの差は大
きくなることを利用して、MAX,MINをパラメータとした
線形の連立不等式によってMAX−MIN平面を区分する。
具体的には、ka,kb,kc,ia,ib,ic,WMX,WMNを予め定め
られた定数とし、第45−1図の様なA,B,C,Dの4つの領
域に区分する。
Aは、暗い無彩色(黒)の領域である。(MAX,MIN)
がこの領域に含まれる条件は、 MIN≦WMN 又は MAX≦WMX であって、かつ のすべてを満たすことである。
Bは暗い無彩色と有彩色の中間の領域である。(MAX,
MIN)がこの領域に含まれる条件は、 MIN≦WMN 又は MAX≦WMX であって、かつ のいずれかを満し、かつ のすべてを満たすことである。
Cは、有彩色領域である。(MAX,MIN)がこの領域に
含まれる条件は、 MIN≦WMN 又は MAX≦WMX であって、かつ のいずれかを満たすことである。
Dは、明るい無彩色(白)の領域である。(MAX,MI
N)がこの領域に含まれる条件は、 のいずれも満たすことである。
第45−2図は上記A,B,C,Dの各状態に対する出力信号
を示したものである。すなわち、 A領域に含まれる場合には BL1=1,UNK1=COL1=0、 B領域に含まれる場合には UNK1=1,BL1=COL1=0、 C領域に含まれる場合には COL1=1,BL1=UNK1=0、 D領域に含まれる場合には BL1=1,UNK1=COL1=0、 である。
上述の領域判定を行うのが第42図の3304〜3330の回路
である。MAX/MIN検知器3301の出力に応じセレクタ3302,
3303はそれぞれMAX信号、MIN信号をR,G,Bの中から選択
するが、セレクタ3303に連動してセレクタ3304〜3309も
それぞれ定数ka,kb,kc,ia,ib,icの値を選択する、例え
ばMAXがR信号、MINがG信号の場合にはセレクタ3304は
KAG、3305はKBG、3306はKCG、3307はiAG、3308はiBG、3
309はiCGを選択し、それぞれ定数ka,kb,kc,ia,ib,icと
する。このように最小値がR,G,Bのいずれかによって定
数ka,kb,kc,ia,ib,icの値を変更するのは以下の理由に
よる。
一般にフルカラーセンサの場合にはセンサ固有の色バ
ランスのいずれかある為、全ての色味に体し、同一の判
定基準で有彩色/無彩色の判定をすると誤判定の原因と
なる。そこで第46図に示す様にして、R−G−Bの3次
元空間を3分割することでセンサーの色バランス特性に
対応している。即ち、R−G−Bの3次元空間をMIN=
Rである領域3702、MIN=Gである領域3703、MIN=Bで
ある領域3704に分け、それぞれに応じたka,kb,kc,ia,i
b,icの値を用いる。
例えば、R成分の信号が低めにあらわれるセンサに対
しては、第41図中のKAR,KBR,KCR,iAR,iBR,iCRの値を少
し大きめにとっておくことで、MIN=Rである場合にお
いて、第45−1図に示す領域において、A領域を広くC
領域をせまくとることが可能となり、様々なセンサに対
してきめ細く対応することができる。
演算器3310〜3312とコンパレータ3316〜3318は、 MAX−kaと2MIN MAX−kbとMIN MAX−kcと1/2MIN の大小関係を判定する。
また演算器3313〜3315とコンパレータ3319〜3321は、 MAX−iaと2MIN MAX−ibとMIN MAX−icと1/2MIN の大小関係を判定する。
コンパレータ3322と3323はそれぞれ、 MAXとWMX MINとWMN の大小関係を判断する。
以上から、上記領域判定が行われ、結果は、BL1,UNK
1,COL1の判定信号として出力される。
本実施例によれば、色相判定の結果に応じて彩度判定
の基準を切り換える彩度判定手段を有することにより、
読取センサーの色バランス特性に対応した彩度判定が可
能となり、白黒/カラー判定の誤判定の防止のために有
効である。
また、MAX−MIN空間を有彩色領域、明るい無彩色
(白)領域、暗い無彩色(黒)領域、有彩と無彩の中間
色領域と細かく区分し彩度判定を行うため、有彩/無彩
判定がより正確になる。
さらに領域は線型を区分しているので、簡単な不等式
により領域を定めることができる。
なお本実施例においては彩度判定のための判定基準と
して、色成分信号のMAX−MIN空間を複数領域に区分した
が、彩度を示すパラメータはMAX−MINの組み合わせに限
るものではなく、例えばMAXと平均値あるいはMINと平均
値、MAXの平方根とMINの平方根など様々なパラメータの
組み合わせが考えられる。
また、本実施例においてはR−G−Bの3次元空間を
3分割したが、3分割に限らず6分割、12分割とするこ
ともできる。このように細かく分割すれば、より適切な
判定処理を行うことができる。
実施例9 第47図は本発明の第9の実施例を説明するブロツク図
である。第47図において、3301〜3303は第2図と同様な
ので説明は省略する。3701はリードオンリメモリ(RO
M)でありMAX信号、MIN信号、S10,S11,S12信号がそのア
ドレスに入力される。ROM3701においては第45−1図、
第45−2図に示すような判定結果を出力すべく予めデー
タがプログラムされており、出力BL1,UNK1,COL1が出力
される。
本実施例によれば、領域判定をするにあたり、その度
演算を行うことなく、判定結果を得ることができ判定に
要する時間を短縮することができる。
また回路構成も簡素化することができる。
なお、本実施例ではROMを用いたが、RAMをこれに置き
換えて用いることもできる。
実施例10 第48図、第49図は本発明の第10の実施例を説明する図
である。
第48図は彩度判定のブロツク図である。図中、MAX及
びMINは第1図で説明したものと同様の信号であり、加
算器8001、減算器8002,8003、二乗器8004,8005、乗算器
8006,8007、加算器8008を経て判定信号Jがつくられ
る。Jは J=(MAX+MIN−a)×b+(MAX−MIN)×c なる式で計算され、8003,8006,8007に予めセツトされる
a,b,cの値に応じて算出される。
ここでa,b,cの値を適当選ぶことにより、J1<J2なる
適当な定数においてJ=J1となる曲線及びJ=J2となる
曲線は第49図に示す様に楕円曲線で示される。従って判
定回路8009においてJの値をJ1とJ2と比較することで、
第45−1図と同様の判定をすることができる。
本実施例によれば領域区分に楕円曲線を用いたことに
より、直線を用いる場合より、領域区分に柔軟性を持た
せることができる。
なお本実施例の楕円曲線に限らず、双曲線、放物線な
ど、他のあらゆる線型,非線型の方程式により領域区分
することができる。
実施例11 第50図、第51図は、本発明の第11の実施例を説明する
図であり、第50図は彩度判定のブロツク図、第51図はR
−G−B空間を示す図である。
第50図において第2図との違いはセレクタ3304,3305,
3306,3307,3308,3309にMAX信号を示すS00,S01,S02をセ
レクト信号として入力していることである。本実施例に
よれば、第51図に示す様にMAX=Rである様な空間500
1、MAX=Gである様な空間5002、MAX=Bである様な空
間5003の各場合において、ia,ib,ic,ka,kb,kcの各値を
切り換えることができる。
実施例12 第52図は本発明の第12の実施例を説明する図であり、
彩度判定の処理ブロツク図である。
9001は(R,G,B)から(Y,I,Q)空間の(I,Q)を計算
する演算器で、 なる式で(I,Q)が計算される。(I,Q)によって色相を
判定することが可能である為、予めROM9002にその判定
結果をプログラムしておけばセレクタ3304〜3309の切換
信号を出力することができる。
なお、本実施例では(I,Q)を用いたが、(L,a,
b)空間の(a,b)やその他の色度を表す信号を
用いることもできる。
また、色相によるセレクタの切り換えも3通りに限ら
ず6通り、12通りとすることもできる。
更に、セレクタ信号としてはMAX信号やMAX信号とMIN
信号の組み合わせも用いることができる。
実施例13 第53図〜第56図は、本発明の第13の実施例を説明する
図である。
第53図は、本実施例の構成を示すブロツク図であり、
3101は第1検出手段、3102は第2検出手段である。
ここで第1検出手段3101は上記実施例8に記載した色
相判定手段であり、画素毎に入力されたR,G,Bの各信号
に対し、当該画素が暗い無彩色すなわち黒であることを
示すBL1信号、有彩色であることを示すCOL1信号、暗い
無彩色と有彩色の中間であることを示すUNK1信号を出力
し、第2判定手段3102に送る。
第2判定手段3102は、判定対象画素を中心とする5×
5マトリクス(第55図)の周辺画素群の判定結果をもと
に、当該画素の判定結果を修正し、当該画素が暗い無彩
色すなわち黒であることを示すBL信号、有彩色であるこ
とを示すCOL信号を出力する。
すなわち、本実施例は、実施例8の色相判定手段の出
力に対し、さらに適当な判定を行うことにより有彩/無
彩の判定信号を出力するという構成をとる。
第54図は第2判定手段3102のブロツク図である。第1
判定手段によって判定されたBK1,COL1,UNK1の信号は、
ラインメモリ7001,7002,7003,7004によってライン遅延
され、HSYNK信号,CLK信号によって同期をとられ、5ラ
インが同期に出力される。ここで、BK1,COL1,UNK1を、 1ライン遅延したものをそれぞれ BK2,COL2,UNK2、 2ライン遅延したものをそれぞれ BK3,COL3,UNK3、 3ライン遅延したものをそれぞれ BK4,COL4,UNK4、 4ライン遅延したものをそれぞれ BK5,COL5,UNK5、 とするとき、第55図に示す様な5×5のエリア内で、カ
ウント手段7005で黒画素をカウントしNBを得、カウント
手段7006で有彩色画素をカウントしNCを得る。更にコン
パレータ7007により5×5のブロツク内での黒画素の数
NBと有彩画素の数NCを比較する。
更に、ゲート回路7008,7009,7010,7011,7012を通し
て、5×5のエリアの中心画素に対する第一判定手段の
出力BK3,COL3,UNK3の結果と共に演算され、中心画素が
黒であることを示すBL信号と、中心画素が有彩であるこ
とを示すCOL信号が出力される。このときの判定基準
は、第1判定基準の判定結果が、黒画素及び有彩画素で
あったものに対しては、判定を覆さない。すなわち、BK
3=1又はCOL3=1である場合にはBK=1又はCOL=1と
なる。又、第1判定基準の判定結果が有彩画素と無彩画
素の中間であったものに対しては、NBとNCの値を比較
し、NB>NCのときは黒画素としBL=1とし、NB≦NCのと
きは有彩画素としCOL=1を出力する。その結果、第45
−1図に示した不確定な中間領域Bを、黒領域A又は有
彩領域Cのいずれかに精度よく振り分けることができ
る。
またNBとNCの比較は第56図に示すようにROMを用いて
行うこともできる。第16図において、ROM7101のアドレ
スには第14図と同様にNB,NC,BK3,COL3,UNK3が入力さ
れ、予め記憶されている演算結果BL,COLが出力される。
このようにROMを用いることにより回路構成を簡略化
することができる。
以上の様に、本出願の第8の実施例から第13の実施例
のカラー画像処理装置によれば、複数の色成分信号を入
力する入力手段と、前記色成分信号から判定対象画素の
色相を判定する手段と、前記色相判定手段の出力に応じ
て彩度判定の基準を切り換える彩度判定手段を有するこ
とにより、複数の色成分信号を入力する入力手段と、前
記色成分信号から組み合わせによって彩度を示す複数の
パラメータを抽出する手段と、前記パラメータにより形
成される空間を有彩色領域、明るい無彩色(白)領域、
暗い無彩色領域、有彩と無彩の中間色領域を含む複数の
領域を含む複数の領域に区分し、判定対象画素がそのい
ずれに属するかにより彩度を判定する判定手段を有する
ことにより、上記白黒/カラー判定における誤判定を防
止することができる。
なお、本出願にかかる発明は3ラインセンサに限らず
R,G,Bの点順次のラインセンサやエリアセンサなど種々
のイメージセンサ(固体撮像素子を用いたものや撮像管
を用いたものなど)を有する画像処理装置に対して適用
することができる。
また画像出力手段もレーザービームカラープリンタや
熱転写型カラープリンタ、インクジエツトカラープリン
タ、ドツトカラープリンタなど種々の出力装置を用いる
ことができる。
〔発明の効果〕
以上のように、第1の発明によれば、入力手段による
読取りずれが発生しても無彩色領域を良好に得ることが
できる。
第2の発明によれば、入力カラー信号の各成分におい
て色ずれが生じても影響の少ない無彩色判定を提供でき
る。
第3、第4、第6の発明によれば、誤判定の可能性を
低減した白黒画像信号、カラー画像信号判定を実現でき
る。
第5の発明によれば、入力手段による読取りずれが発
生しても黒文字判定が良好にでき、加えて、黒信号出力
時には、平滑化しない劣化の発生していない信号を用い
るので、平滑化の影響を画像記録に及ぼすことを防止で
きる。
第7の発明では、有彩・無彩判定情報を複数画素分用
いて、前記複数画素の有彩・無彩を考慮した有彩・無彩
領域判定情報を出力するので、1画素単位の有彩無彩判
定で生ずる誤判定の確立を低減した有彩無彩判定がで
き、その結果上述した複数画素を含む画素が、カラー画
像であるかモノクロ画像であるかを精度よく判定でき
る。
また、第8の発明では、原稿からの光を複数の平行に
配列されたラインセンサーに伝えるための光学手段によ
り生ずる色ずれを補正するため、前記ラインセンサーに
より発生された複数の色成分信号を基き、無彩画素であ
るか判定結果に基き、複数の有彩記録剤を使うことなく
前記原稿の無彩エリアの再生を行なうので、光学手段に
起因した再生画像に生ずる画像の劣化を防止することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の読取装置の信号処理ブ
ロツク図、 第2図は遅延メモリ及び補間演算の構成図、 第3図は3ライン並列カラーセンサの構成図、 第4図は読み取り装置構成図、 第5図はマイクロプロセツサの処理流れ図、 第6図は読み取り動作を説明する図、 第7図は読み取り装置の動作を示す図、 第8図は読み取り装置の構造を示す図、 第9図は本発明の第1の実施例の黒領域判定回路のブロ
ツク図、 第10図は本発明の第1の実施例の黒領域補正回路のブロ
ツク図、 第11図は本発明の第1の実施例の平滑化回路の機能ブロ
ツク図、 第12図は本発明の第1の実施例のmax(R,G,B)−min
(R,G,B)空間における黒領域を説明する図、 第13−1図は本発明の第1の実施例の入力カラー原信号
についてのmax(R,G,B)−min(R,G,B)の分布図、 第13−2図は本発明の第1の実施例の平滑化入力カラー
信号についてのmax(R,G,B)−min(R,G,B)の分布図、 第13−3図は本発明の第1の実施例の黒文字原稿の例を
表す図、 第14図は本発明の第1の実施例の原稿黒文字から補正黒
領域が再生されるまでを説明する図、 第15図は本発明の第1の実施例のOR信号処理例を示す
図、 第16図は本発明の第1の実施例のカラー信号処理のブロ
ツク図、 第17図は3ラインセンサの別の例を示す図、 第18図は本発明の第2の実施例の黒領域判定回路のブロ
ツク図、 第19図は本発明の第2の実施例の有彩画素数カウント回
路のブロツク図、 第20図は本発明の第2の実施例のmax(R,G,B)−min
(R,G,B)空間における有彩領域を説明する図、 第21図は本発明の第3の実施例の黒領域判定回路のブロ
ツク図、 第22図はRed,Blue,Greenの各色センサの分光感度特性図
である。 第23図は、本発明の第4の実施例の判定回路のブロツク
図、 第24図は、本発明の第4の実施例のラインバツフアの格
納の状態を示す図、 第25図は、本発明の第4の実施例の(max(R,G,B),min
(R,G,B))空間と有彩色領域との関係を示す図、 第26図は、従来例の有彩判定空間図、 第27図は、黒文字入力データの分布図、 第28−1図,第28−2図は、本発明の第4の実施例のマ
イクロプロセツサ2111の処理流れ図、 第29図は、本発明と画像処理装置全体の構成との関係を
説明する図、 第30図は、カラー複写機の全体構成図、 第31図は、本発明の第5の実施例の判定回路のブロツク
図、 第32図は、本発明の第5の実施例のラインバツフアの格
納の状態を示す図、 第33−1図,第33−2図は、本発明の第5の実施例のマ
イクロプロセツサ2111の処理流れ図、 第34図は、黒文字をカラーセンサーで読み取った場合の
色ずれと、黒文字部との関係を示す図、 第35図は、本発明の第6の実施例の判定回路のブロツク
図、 第36図は、本発明の第6の実施例の(max(R,G,B),min
(R,G,B))空間における判定領域を示した図、 第37図は、本発明の第7の実施例の判定回路のブロツク
図、 第38図は、本発明の第7の実施例のラインバツフアのウ
インドウを示す図、 第39図は、本発明の第7の実施例のエツジ判定部2501の
処理回路ブロツク図、 第40−1図,第40−2図は、本発明の第7の実施例のマ
イクロプロセツサ2111の処理流れ図である。 第41−1図は、本発明の第8の実施例の全体構成図、 第41−2図は、イメージスキヤナ部の内部ブロツク図、 第42図は、色判定部211の彩度判定のブロツク図、 第43−1図は、MAX/MIN検知回路、 第43−2図は、MAX/MIN検知器の出力信号を説明する
図、 第44−1図は、セレクタの回路図、 第44−2図は、セレクタの出力信号を説明する図、 第45−1図は、判定条件を示す図、 第45−2図は、判定信号を説明する図、 第46図は、R−G−Bの色空間を表す図、 第47図は、本発明の第9の実施例の彩度判定のブロツク
図、 第48図は、本発明の第10の実施例の彩度判定のブロツク
図、 第49図は、判定条件を示す図、 第50図は、本発明の第11の実施例の彩度判定のブロツク
図、 第51図は、R−G−Bの色相空間を示す図、 第52図は、本発明の第12の実施例の彩度判定の処理ブロ
ツク図、 第53図は、本発明の第13の実施例の構成を示すブロツク
図、 第54図は、第2判定手段のブロツク図、 第55図は、第2判定手段に用いる5×5マトリクス、 第56図は、第2判定手段のブロツク図である。 104〜106……平滑回路 107……R,G,B信号最大値検出回路 108……R,G,B信号最小値検出回路 109……減算回路 110,111……比較回路 112……AND回路 113……OR回路 301……ラインバツフア 302……平滑演算器 804……セレクタ 901,904……比較回路 903……カウンター 1202……カウンター 1203……比較回路 2103……ラインバツフア 2104……アドレスシーケンサ 2105……max(R,G,B)検出回路 2106……min(R,G,B)検出回路 2107……ルツクアツプテーブル 2111……マイクロプロセツサ 2503……AND回路 3301……MAX/MIN検知器 3302〜3309……セレクタ 3310〜3315……減算器 3316〜3323……コンパレータ 3324〜3328……AND回路 3329……NOR回路 3330……NAND回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 9/79 H04N 9/79 H (56)参考文献 特開 昭61−18261(JP,A) 特開 昭63−169172(JP,A) 特開 昭62−150967(JP,A) 特開 昭62−169581(JP,A) 特開 昭62−186653(JP,A) 特開 昭62−245778(JP,A) 実開 昭62−103376(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 - 1/62 G06T 7/00

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる分光特性に基き複数成分のカラー信
    号を入力する入力手段、 前記カラー信号の各成分信号から入力画像の無彩色領域
    を判定する判定手段、 前記判定手段により判定された無彩色領域を拡大すべ
    く、前記判定手段からの出力である無彩色領域信号を補
    正する補正手段とを有することを特徴とするカラー画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】入力カラー信号の各色成分信号を平滑化す
    る平滑化手段、 前記平滑化後の色成分信号からの前記入力カラー信号に
    応じて入力画像の無彩色領域を判定する判定手段とを有
    することを特徴とするカラー画像処理装置。
  3. 【請求項3】更に、異なる分光特性に基き複数の前記入
    力カラー信号を入力する入力手段を有することを特徴と
    する請求項2記載のカラー画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記入力手段は、並列に配置された複数の
    ラインセンサーであることを特徴とする請求項1記載の
    カラー画像処理装置。
  5. 【請求項5】複数画素からなるブロック領域の入力画像
    信号に応じた画像情報から該ブロック領域内の特定画素
    の有彩・無彩判定信号を発生する発生手段、 複数の前記判定信号に基き、前記入力画像信号に応じた
    画像が白黒画像であるかカラー画像であるか自動的に判
    別する判別手段とを有することを特徴とするカラー画像
    処理装置。
  6. 【請求項6】更に、異なる分光特性に基き前記画像情報
    を入力する入力手段とを有することを特徴とする請求項
    5記載のカラー画像処理装置。
  7. 【請求項7】前記入力手段は、並列に配置された複数の
    ラインセンサーであることを特徴とする請求項6記載の
    カラー画像処理装置。
  8. 【請求項8】前記発生手段は、前記ブロック領域内の有
    彩画素数が特定の値より大きい場合に、該ブロック領域
    内の特定の画素を有彩画素と判定し、判定信号を発生す
    ることを特徴とする請求項5記載のカラー画像処理装
    置。
  9. 【請求項9】前記発生手段は、前記ブロック領域内の有
    彩画素数と無彩画素数とを比較することにより、該ブロ
    ック領域内の特定画素を有彩画素と判定し、判定信号を
    発生することを特徴とする請求項5記載のカラー画像処
    理装置。
  10. 【請求項10】前記判別手段は、前記ブロック領域内の
    特定の画素が画像の輪郭部であるか否かを判定する判定
    手段を有し、輪郭部と判定された場合には、当該画素を
    有彩画素として扱わないことを特徴とする請求項5記載
    の画像処理装置。
  11. 【請求項11】複数の色成分信号を入力する入力手段、 前記色成分信号の組み合わせにより彩度を示す複数のパ
    ラメータを抽出する抽出手段、 前記パラメータにより形成される空間を有彩色領域、明
    るい無彩色領域、暗い無彩色領域、有彩と無彩の中間色
    領域を含む複数の領域に区分し、特定対象画像がその何
    れに属するかにより彩度を判定する判定手段を有するこ
    とを特徴とするカラー画像処理装置。
  12. 【請求項12】前記判定手段は、判定対象画素が前記中
    間色領域と判定された際には、該判定対象画素の周辺画
    素の彩度判定結果に基づき、前記有彩色領域もしくは前
    記暗い無彩色領域に修正することを特徴とする11記載の
    カラー画像処理装置。
  13. 【請求項13】それぞれ異なる分光特性に基き色成分信
    号を発生する複数のラインセンサーを並列に配列した画
    像入力手段、 前記画像入力手段により入力された色成分信号を平滑化
    する処理手段、 前記処理手段により処理された色成分信号を用いて無彩
    レベルを判定することで黒文字処理における黒文字判定
    を行なう判定手段、 前記判定手段による判定結果に従って、前記処理手段に
    よる処理を行なわない色成分信号を用いて黒信号を出力
    する出力する出力手段を有することを特徴とするカラー
    画像処理装置。
  14. 【請求項14】複数の色成分信号を入力する入力手段、 前記色成分信号の組み合わせにより彩度を示す複数のパ
    ラメータを抽出する抽出手段、 前記パラメータにより形成される空間を有彩色領域、無
    彩色領域、有彩と無彩の中間色領域を含む複数の領域に
    区分し、特定対象画像がその何れに属するかにより彩度
    を判定する判定手段を有することを特徴とするカラー画
    像処理装置。
  15. 【請求項15】画素の有彩・無彩を判定した有彩・無彩
    判定情報を発生する発生手段、 前記発生手段により発生した有彩・無彩判定情報を複数
    画素分用いて、前記複数画素の有彩・無彩を考慮した有
    彩・無彩領域判定情報を出力する出力手段、 前記出力手段による出力に応じて、前記複数画素を含む
    画像がカラー画像であるかモノクロ画像であるか判定す
    る判定手段とを有することを特徴とするカラー画像処理
    装置。
  16. 【請求項16】前記判定手段による判定結果に応じて、
    前記複数画素を含む画像をカラー像形成するか白黒像形
    成する画像形成手段とを有することを特徴とする請求項
    15記載のカラー画像処理装置。
  17. 【請求項17】前記複数画素に応じた複数色成分の画像
    情報を発生する複数平行に配列されたセンサー手段、前
    記有彩・無彩判定情報は、前記センサー手段の出力に応
    じて決ることを特徴とする請求項15箇記載のカラー画像
    処理装置。
  18. 【請求項18】前記複数画素とは、空間的に連続する画
    素であることを特徴とする請求項15項記載のカラー画像
    処理装置。
  19. 【請求項19】異なった波長特性に基き、原稿の異なっ
    た位置の色成分信号を発生する複数の平行に配列された
    ラインセンサーと前記原稿からの光を前記ラインセンサ
    ーに伝えるための光学手段を有する画像入力手段、 前記ラインセンサーにより発生された複数の色成分信号
    に基き、無彩画素であるか否か判定した判定信号を発生
    する発生手段、 前記光学手段により生ずる色ずれを補正するため、前記
    判定手段の判定手段に従い、複数の有彩記録を行なうこ
    となく前記原稿の無彩エリアの再生を行なう再生手段と
    を有することを特徴とするカラー画像処理装置。
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