JP3047470B2 - 中枢神経系剤としての置換されたテトラヒドロピリジンおよびヒドロキシピペリジン - Google Patents

中枢神経系剤としての置換されたテトラヒドロピリジンおよびヒドロキシピペリジン

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JP3047470B2 JP4502236A JP50223692A JP3047470B2 JP 3047470 B2 JP3047470 B2 JP 3047470B2 JP 4502236 A JP4502236 A JP 4502236A JP 50223692 A JP50223692 A JP 50223692A JP 3047470 B2 JP3047470 B2 JP 3047470B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、医薬として有用な新規な置換されたテトラ
ヒドロピリジンおよびヒドロキシピペリジンおよびその
誘導体、これらの製法、これらの化合物および医薬的に
許容し得る担体を含有する医薬組成物、および医薬的な
治療方法に関するものである。本発明の新規な化合物
は、中枢神経系剤である。さらにくわしくは、本発明の
新規な化合物は、ドパミン作用剤である。
GB1055548は、抗腫瘍活性を有する式 〔式中、Rは置換されていないフェニルまたはメチル、
ハロゲン、ニトロ、アミノ、(低級アルカイル)アミノ
または低級アルコキシルにより置換されたフェニルを示
し、そしてAは1〜4個の炭素原子のアルキルでありそ
してA′は1〜4個の炭素原子のアルキル、ベンジル、
クロロベンジルまたはジメトキシベンジルであるか、ま
たはAおよびA′は隣接する窒素原子と一緒になって、
次の複素環式環、すなわちピロリジノ、モルホリノ、チ
オモルホリノ、4−フェニルピペリジノ、4−フェニル
−4−ヒドロキシピペリジノ、N′−メチルピペラジ
ノ、N′−ベンジルピペラジノ、N′−フェニルピペラ
ジノ、N′−クロロフェニルピペラジノ、N′−トリル
ピペラジノ、N′−メトキシフェニルピペラジノ、N′
−(β−ヒドロキシエチル)ピペラジノ、N′−(β−
アセトキシエチル)ピペラジノ、N′−(β−プロピオ
ニルオキシ)ピペラジノ、N′−カルブエトキシピペラ
ジノ、ヘキサメチレンイミノおよびヘプタメチレンイミ
ノの1種を形成するが、但しRがフェニル、p−メトキ
シフェニル、o−もしくはp−ニトロフェニルまたはo
−アミノフェニルである場合は、 は、ジメチルアミノまたはジエチルアミノを示さない〕
の化合物およびその酸付加塩、特に抗腫瘍活性を有す
る、生理学的に無害な陰イオンを含有する酸付加塩を開
示している。
上述した文献は、本発明の化合物の構造的変化の組み
合わせも、そしてまた後述するドパミン作用剤としての
これらの化合物の使用も教示していないしまた示唆もし
ていない。
発明の要約 したがって、本発明は、式I の化合物またはその医薬的に許容し得る酸付加塩を提供
するものである。
上記式において、 nは、2、3または4の整数であり、 Zは、 であり、 Ar1およびAr2は、それぞれ独立して、 アリール、 低級アルキル、低級アルコキシ、低級チオアルコキ
シ、ヒドロキシ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アル
キルアミノ、ニトロ、 (式中、Rはアリール、低級アルキル、トリフルオロメ
チルまたはN、SおよびOから選択された1個または2
個以上の異種原子を有する5−員または6−員のヘテロ
芳香族環である)、−NH−SO2R(式中、Rは上述した通
りである)または−N−(SO2R)(式中Rは上述した
通りである)からなる群から選択された1〜4個の置換
分により置換されたアリール、 N、SおよびOから選択された1個または2個以上の
異種原子を有する5−員または6−員のヘテロ芳香族
環、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換されてい
るN、SおよびOから選択された1個または2個以上の
異種原子を有する5−員または6−員のヘテロ芳香族
環、 N、SおよびOから選択された1個または2個以上の
異種原子を有する8−員、9−員または10−員のヘテロ
芳香族の二環式環、または ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換されてい
るN、SおよびOから選択された1個または2個以上の
異種原子を有する8−員、9−員または10−員のヘテロ
芳香族二環式環である。
ドパミン作用剤として、式Iの化合物は、精神分裂病
のような精神病を治療するための抗精神病剤として有用
である。式Iの化合物は、また、抗高血圧剤として、そ
してまた、ドパミン作用活性下に応答する疾病の治療に
有用である。すなわち、本発明の他の実施化には、式I
の化合物を用いての過プロラクチン血症関連疾患、例え
ば乳汁漏出症、無月経、月経性疾病および性機能不全、
およびいくつかの中枢神経系疾病、例えばパーキンソン
病、ハンティングトン舞踏病およびうつ病の治療が包含
される。
さらに、本発明の他の実施化は、上述した治療方法に
おいて、単位投与形態の式Iの化合物の有効量を投与す
るための医薬組成物である。
最後に、本発明は、式Iの化合物を製造する方法に関
するものである。
発明の詳細な説明 式Iの化合物において、「低級アルキル」なる用語
は、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状
の炭化水素基を意味しそして例えば、メチル、エチル、
n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、第2ブチ
ル、イソブチル、第3ブチル、n−ペンチル、n−ヘキ
シルなどを包含する。
「アリール」なる用語は、芳香族基を意味し、該基
は、フェニル基または低級アルキル、低級アルコキシ、
低級チオアルコキシ、ヒドロキシ、低級アシルオキシ、
アミノ、低級アルキルアミノ、ニトロ、 (式中、Rはアリール、低級アルキル、トリフルオロメ
チル、または後述するような5−員または6−員のヘテ
ロ芳香族環である)、−NH−SO2R(式中、Rは低級アル
キル、トリフルオロメチルまたは後述するような5−員
または6−員のヘテロ芳香族環である)または−N−
(SO2R)(式中、Rは低級アルキル、トリフルオロメ
チルまたは後述するような5−員または6−員のヘテロ
芳香族環である)から選択された1〜4個の置換分によ
り置換されたフェニル基である。
「5−員または6−員のヘテロ芳香族環」なる用語
は、限定するものではないが、置換されていないかまた
はハロゲン、低級アルキル、ヒドロキシ、低級アシルオ
キシ、低級アルコキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rはアリール、低級アルキル、トリフルオロメ
チルまたは「5−員または6−員のヘテロ芳香族環」に
対して定義したような5−員または6−員のヘテロ芳香
族環である)、−NH−SO2R(式中、Rは、低級アルキ
ル、トリフルオロメチルまたは「5−員または6−員の
ヘテロ芳香族環」に対して定義したような5−員または
6−員のヘテロ芳香族環である)または−N−(SO2R)
(式中、Rは、低級アルキル、トリフルオロメチルま
たは「5−員または6−員のヘテロ芳香族環」に対して
定義したような5−員または6−員のヘテロ芳香族環で
ある)によって置換されている2−、3−または4−ピ
リジニル、2−、4−または5−ピリミジニル、2−ピ
ラジニル、2−または3−フラニル、2−または3−チ
エニル、2−、4−または5−イミダゾリル、2−、4
−または5−チアゾリルを包含する。
「8−員、9−員または10−員のヘテロ芳香族の二環
式環」なる用語は、限定するものではないが、置換され
ていないかまたはハロゲン、低級アルキル、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、低級アルコキシ、アミノ、低級
アルキルアミノ、ニトロ、 (式中、Rはアリール、低級アルキル、トリフルオロメ
チルまたは「5−員または6−員のヘテロ芳香族環」に
対して定義したような5−員または6−員のヘテロ芳香
族環である)、−NH−SO2R(式中、Rは低級アルキル、
トリフルオロメチルまたは「5−員または6−員のヘテ
ロ芳香族環」に対して定義したような5−員または6−
員のヘテロ芳香族環である)または−N−(SO2R)
(式中、Rは低級アルキル、トリフルオロメチルまた
は「5−員または6−員のヘテロ芳香族環」に対して定
義したような5−員または6−員のヘテロ芳香族環であ
る)によって置換されている2−、3−、4−、5−、
6−または7−インドリル、2−、3−、4−、5−、
6−または7−ベンゾ〔b〕チエニル、2−、3−、4
−、5−、6−、7−または8−キノリニル、1−、3
−、4−、5−、6−、7−または8−イソキノリニ
ル、2−、3−、4−、5−、6−または7−(1,8)
ナフチリジニルを包含する。
「低級アルコキシ」および「チオアルコキシ」は、
「低級アルキル」について上述したような1〜6個の炭
素原子のO−アルキルまたはS−アルキルである。
「低級アシルオキシ」は、「低級アルキル」について
上述したような1〜6個の炭素原子の アルキルである。
「ハロゲン」は、弗素、塩素、臭素または沃素であ
る。
「アルカリ金属」は、周期表のI A族の金属でありそ
して例えばリチウム、ナトリウム、カリウムなどを包含
する。
「アルカリ土類金属」は、周期表のII A族の金属であ
りそして例えばカルシウム、バリウム、ストロンチウ
ム、マグネシウムなどを包含する。
「貴金属」は、白金、パラジウム、ロジウム、ルテニ
ウムなどである。
式I、VIおよびXの化合物における点線は単一結合ま
たは二重結合を意味する。
式Iの化合物の医薬的に許容し得る酸付加塩は、非毒
性の無機酸、例えば塩酸、硝酸、燐酸、硫酸、臭化水素
酸、沃化水素酸、亜燐酸から誘導された塩、ならびに非
毒性の有機酸、例えば脂肪族モノ−およびジ−カルボン
酸、フェニル−置換アルカン酸、ヒドロキシアルカン
酸、アルカンジオイック酸、芳香族酸、脂肪族および芳
香族スルホン酸などから誘導された塩を包含する。すな
わち、このような塩は、硫酸塩、ピロ硫酸酸、酸性硫酸
塩、亜硫酸塩、酸性亜硫酸塩、硝酸塩、燐酸塩、一水素
燐酸塩、二水素燐酸塩、メタ燐酸塩、ピロ燐酸塩、クロ
ライド、ブロマイド、アイオダイド、酢酸塩、プロピオ
ン酸塩、カプリル酸塩、イソ酪酸塩、蓚酸塩、マロン酸
塩、コハク酸塩、スベリン酸塩、セバシン酸塩、フマー
ル酸塩、マレイン酸塩、マンデル酸塩、安息香酸塩、ク
ロロ安息香酸塩、メチル安息香酸塩、ジニトロ安息香酸
塩、フェニル酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、
メタンスルホン酸塩などを包含する。また、アミノ酸の
塩、例えばアルギン酸塩などおよびグルコン酸塩、ガラ
クトウロン酸塩も企図される〔例えば、Berge,S.M.等、
“Pharmaceutical Salts"、Journal of Pharmaceutical
Science、Vol.66,1〜19頁(1977)参照〕。
この塩基性化合物の酸付加塩は、通常のやり方で、遊
離塩基形態を、塩を生成するのに十分な量の所望の酸と
接触させることにより製造される。有機塩基形態は、通
常のやり方で塩形態を塩基と接触させそして遊離塩基を
単離することにより製造される。遊離塩基形態は、その
それぞれの塩形態とは極性溶剤中の溶解度のようなある
物理的性質において若干相違しているけれども、他の点
においては、本発明の目的に対して塩は塩基の同等であ
る。
本発明の化合物のあるものは、非溶媒和形態ならびに
水和形態を包含する溶媒和形態で存在することができ
る。一般に、水和形態を包含する溶媒和形態は非溶媒和
形態と同等でありそして本発明の範囲に包含するように
企図される。
上述した式Iの好ましい化合物は、Zが である化合物である。
上述した式Iの他の好ましい化合物は、Zが である化合物である。
式Iのより好ましい化合物は、 Zが であり、そして Ar1およびAr2が、それぞれ独立して、 アリール、 低級アルキル、低級アルコキシ、低級チオアルコキ
シ、ヒドロキシ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アル
キルアミノ、ニトロまたは (式中、Rはアリール、低級アルキル、トリフルオロメ
チル、2−、3−または4−ピリジニル、2−、4−ま
たは5−ピリミジニル、2−ピラジニル、2−または3
−フラニル、2−または3−チエニル、2−、4−また
は5−イミダゾリルまたは2−、4−または5−チアゾ
リルである)からなる群から選択された1〜4個の置換
分により置換されたアリール、 2−、3−または4−ピリジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、3−または4−ピリジニル、 2−、4−または5−ピリミジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、4−または5−ピリミジニル、 2−ピラジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−ピラジニル、 2−または3−フラニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−または3−フラニル、 2−または3−チエニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−または3−チエニル、 2−、4−または5−イミダゾリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、4−または5−イミダゾリル、 2−、4−または5−チアゾリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、4−または5−チアゾリル、 2−、3−、4−、5−、6−または7−インドリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、 ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、3−、4−、5−、6−または7−インドリル、 2−、3−、4−、5−、6−または7−ベンゾ
〔b〕チエニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、3−、4−、5−、6−または7−ベンゾ〔b〕チ
エニル、 2−、3−、4−、5−、6−、7−または8−キノ
リニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、3−、4−、5−、6−、7−または8−キノリニ
ル、 1−、3−、4−、5−、6−、7−または8−イソ
キノリニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された1
−、3−、4−、5−、6−、7−または8−イソキノ
リニル、 2−、3−、4−、5−、6−または7−(1,8)ナ
フチリジニル、または ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、3−、4−、5−、6−または7−(1,8)ナフチ
リジニルである化合物である。
式Iのより好ましいもう一つの化合物は、 Zが であり、そして Ar1およびAr2が、それぞれ独立して、 アリール、 低級アルキル、低級アルコキシ、低級チオアルコキ
シ、ヒドロキシ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アル
キルアミノ、ニトロまたは (式中、Rはアリール、低級アルキル、トリフルオロメ
チル、2−、3−または4−ピリジニル、2−、4−ま
たは5−ピリミジニル、2−ビラジニル、2−または3
−フラニル、2−または3−チエニル、2−、4−また
は5−イミダゾリルまたは2−、4−または5−チアゾ
リルである)からなる群から選択された1〜4個の置換
分により置換されたアリール、 2−、3−または4−ピリジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、3−または4−ピリジニル、 2−、4−または5−ピリミジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、4−または5−ピリミジニル、 2−ピラジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−ピラジニル、 2−または3−フラニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−または3−フラニル、 2−または3−チエニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−または3−チエニル、 2−、4−または5−イミダゾリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、4−または5−イミダゾリル、 2−、4−または5−チアゾリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、4−または5−チアゾリル、 2−、3−、4−、5−、6−または7−インドリ
ル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、3−、4−、5−、6−または7−インドリル、 2−、3−、4−、5−、6−または7−ベンゾ
〔b〕チエニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、3−、4−、5−、6−または7−ベンゾ〔b〕チ
エニル 2−、3−、4−、5−、6−、7−または8−キノ
リニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、3−、4−、5−、6−、7−または8−キノリニ
ル、 1−、3−、4−、5−、6−、7−または8−イソ
キノリニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された1
−、3−、4−、5−、6−、7−または8−イソキノ
リニル、 2−、3−、4−、5−、6−または7−(1,8)ナ
フチリジニル、または ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、3−、4−、5−、6−または7−(1,8)ナフチ
リジニルである化合物である。
式Iのもっとも好ましい化合物は、 Zが であり、 nが2または3であり、そして Ar1およびAr2が、それぞれ独立して、 アリール、 低級アルキル、低級アルコキシ、低級チオアルコキ
シ、ヒドロキシ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アル
キルアミノ、ニトロまたは (式中、Rはアリール、低級アルキル、トリフルオロメ
チル、2−、3−または4−ピリジニル、2−、4−ま
たは5−ピリミジニル、2−ピラジニル、2−または3
−フラニル、2−または3−チエニル、2−、4−また
は5−イミダゾリルまたは2−、4−または5−チアゾ
リルである)からなる群から選択され1〜4個の置換分
により置換されたアリール、 2−、3−または4−ピリジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、3−または4−ピリジニル、 2−、4−または5−ピリミジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、4−または5−ピリミジニル、 2−または3−チエニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−または3−チエニル、 4−または5−チアゾリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)、または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された
4−または5−チアゾリル、 2−または3−インドリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−または3−インドリル、 2−、3−または4−キノリニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、3−または4−キノリニル、 1−、3−または4−イソキノリニル、または ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された1
−、3−または4−イソキノリニルである化合物であ
る。
式Iのもっとも好ましいもう一つの化合物は、 Zが であり、 nが2または3であり、そして Ar1およびAr2が、それぞれ独立して、 アリール、 低級アルキル、低級アルコキシ、低級チオアルコキ
シ、ヒドロキシ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アル
キルアミノ、ニトロまたは (式中、Rはアリール、低級アルキル、トリフルオロメ
チル、2−、3−または4−ピリジニル、2−、4−ま
たは5−ピリミジニル、2−ピラジニル、2−または3
−フラニル、2−または3−チエニル、2−、4−また
は5−イミダゾリルまたは2−、4−または5−チアゾ
リルである)からなる群から選択された1〜4個の置換
分により置換されたアリール、 2−、3−または4−ピリジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、3−または4−ピリジニル、 2−、4−または5−ピリミジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、4−または5−ピリミジニル、 2−または3−チエニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−または3−チエニル、 4−または5−チアゾリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された4
−または5−チアゾリル、 2−または3−インドリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−または3−インドリル、 2−、3−または4−キノリニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、3−または4−キノリニル、 1−、3−または4−イソキノリニル、または ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された1
−、3−または4−イソキノリニルである。
特に好ましい化合物は、次の通りである。
3−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕キノリン、 4−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕イソキノリン、 3−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−(2−チエニル)
−1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕ピリジン、 3−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕ピリジン、 3−〔5−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ペンチニル〕キノリン、 3−〔5−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ペンチニル〕ピリジン、 3−〔5−(3,6−ジヒドロ−4−(2−チエニル)
−1(2H)−ピリジニル)−1−ペンチニル〕ピリジ
ン、 1,2,3,6−テトラヒドロ−1−〔4−(5−ニトロ−
2−ピリジニル)−3−ブチニル〕−4−フェニルピリ
ジン、 1,2,3,6−テトラヒドロ−1−〔4−(4−ニトロフ
ェニル)−3−ブチニル〕−4−フェニルピリジン、 4−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕ピリジン、 6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−3−ピリジンア
ミン、 4−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕ベンゼンアミン、 5−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−2−ピリジンア
ミン、 N−〔6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−
1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−3−ピリジ
ニル〕アセトアミド、 N−〔6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−
1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−3−ピリジ
ニル〕−2−チオフェンカルボキサミド、 N−〔4−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−
1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕フェニル〕ア
セトアミド、 N−〔5−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−
1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−2−ピリジ
ニル〕アセトアミド、 6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−N−メチル−3
−ピリジンアミン、 4−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−N−メチルベン
ゼンアミン、 5−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−N−メチル−2
−ピリジンアミン、 6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−N−プロピル−
3−ピリジンアミン、 N−(メチルスルホニル)−N−〔6−〔4−(3,6
−ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)−ピリジニル)−
1−ブチニル〕−3−ピリジニル〕メタンスルホンアミ
ド、 N−〔6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−
1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−3−ピリジ
ニル〕メタンスルホンアミド、 3−〔5−〔3,6−ジヒドロ−4−(2−チエニル)
−1(2H)−ピリジニル〕−1−ペンチニル〕キノリ
ン、 5−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−2−チアゾール
アミン、 3−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−1H−インドー
ル、 および 4−〔4−〔3,6−ジヒドロ−4−(2−チエニル)
−1(2H)−ピリジニル〕−1−ブチニル〕ピリジン、 または これらの化合物の医薬的に許容し得る酸付加塩。
式Iの化合物は、価値あるドパミン作用剤である。使
用した試験は、式Iの化合物がドパミン作用活性を有す
ることを示す。すなわち、式Iの化合物について、J.R.
McLean等〔Pharmacology,Biochemistry and Behavior,V
olume 8,97−99頁(1978)〕により記載されている検査
によって、マウスにおける運動活性を阻害する能力;お
よびD.GrigoriadisおよびP.Seeman〔Journal of Neuroc
hemistry,Volume 44,1925−1935(1985)〕により記載
されている受容体検査における〔3H〕−スピロペリドー
ル結合を阻害する能力;およびJ.R.WaltersおよびR.H.R
oth〔Naunyn−Schmiedeberg's Archives of Pharmacolo
gy,Volume 296,5−14頁(1976)〕により記載されてい
るプロトコールによって、ラットにおけるドパミン合成
を阻害する能力を試験した。上記試験方法を、参照のた
めに本明細書中に引用する。表中のデータは、式Iの代
表的な化合物のドパミン作用活性を示す。
また、本発明は、式I 〔式中、nは、2、3または4の整数であり、 Zは、 であり、 Ar1およびAr2は、それぞれ独立して、 アリール、 低級アルキル、低級アルコキシ、低級チオアルコキ
シ、ヒドロキシ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アル
キルアミノ、ニトロ、 (式中、Rはアリール、低級アルキル、トリフルオロメ
チルまたはN、SおよびOから選択された1個または2
個以上の異種原子を有する5−員または6−員のヘテロ
芳香族環である)、−NH−SO2R(式中、Rは上述した通
りである)または−N−(SO2R)(式中Rは上述した
通りである)からなる群から選択された1〜4個の置換
分により置換されたアリール、 N、SおよびOから選択された1個または2個以上の
異種原子を有する5−員または6−員のヘテロ芳香族
環、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された
N、SおよびOから選択された1個または2個以上の異
種原子を有する5−員または6−員のヘテロ芳香族環、 N、SおよびOから選択された1個または2個以上の
異種原子を有する8−員、9−員または10−員のヘテロ
芳香族の二環式環、または ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された
N、SおよびOから選択された1個または2個以上の異
種原子を有する8−員、9−員または10−員のヘテロ芳
香族二環式環である〕の化合物またはその医薬的に許容
し得る酸付加塩を製造する方法を提供するものであり、
そして該製造方法は、次の工程からなる。
(a) 例えばトリエチルアミンなどのような酸掃去剤
の存在下に、そして触媒的に有効な量のビス(トリアリ
ールホスフィン)パラジウム(II)クロライド(〔(Ar
33P〕2PdCl2)、ビス(トリアリールホスフィン)パ
ラジウム(II)アセテート(〔(Ar33P〕2Pd(O2CC
H3)またはトリアリールホスフィンパラジウム(I
I)アセテート((Ar33P/Pd(O2CCH3)(式中、A
r3はフェニルまたは低級アルキルにより置換されたフェ
ニルである)および沃化第一銅(CuI)の存在下に、例
えばジクロロメタンなどのような溶剤中で、式II Ar1−X II (式中、XはCl、BrまたはIでありそしてAr1は上述し
た通りである)の化合物を式III HC≡C−(CH2−OH III (式中、nは2、3または4の整数である)の化合物と
反応させて式IV Ar1−C≡C−(CH2−OH IV (式中、Ar1およびnは上述した通りである)の化合物
を得る。好ましくは、反応は、トリエチルアミンおよび
ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロ
ライドおよび沃化第一銅の存在下に、ジクロロメタン中
で実施される。
(b) 例えばトリエチルアミン、ジイソプロピルエチ
ルアミンなどのような酸掃去剤の存在下に、例えばジク
ロロメタンなどのような溶剤中で、式IVのアルコールを
アルキル−またはアリール−スルホニルハライド、例え
ばメタンスルホニルクロライドなどと反応させて式V a Ar1−C≡C−(CH2−La V a (式中、Laは、アルキル−またはアリール−スルホニル
オキシでありそしてAr1およびnは上述した通りであ
る)の化合物を得る。好ましくは、反応は、トリエチル
アミンの存在下に、ジクロロメタン中でメタンスルホニ
ルクロライドを使用して実施される。または、このよう
にする代りに、式IVのアルコールを、例えばテトラブロ
モメタンなどのようなテトラハロメタンと組み合わせた
例えばトリフェニルホスフィンなどのようなトリアリー
ルホスフィンと反応させて式V b Ar1−C≡C−(CH2−Lb V b (式中、Lbはハロゲン原子でありそしてAr1およびnは
上述した通りである)の化合物を得ることができる。好
ましくは、反応は、トリフェニルホスフィンおよびテト
ラブロモメタンを使用して実施される。
(c) 例えば重炭酸ナトリウムなどのような塩基の存
在下に、例えばジメチルホルムアミドなどのような溶剤
中で、式V aまたはV bの化合物を式VI (式中、Zは上述した通りである)の化合物と反応させ
て上記式Iの化合物を得る。好ましくは、反応は、重炭
酸ナトリウムの存在下ジメチルホルムアミド中で実施さ
れる。
本発明は、また、上記式Iの化合物を製造するもう一
つの方法を提供する。該製造方法は、次の工程からな
る。
(a) 例えばトリエチルアミンなどのような酸掃去剤
の存在下に、そして触媒的に有効な量のビス(トリアリ
ールホスフィン)パラジウム(II)クロライド(〔(Ar
33P〕2PdCl2)、ビス(トリアリールホスフィン)パ
ラジウム(II)アセテート(〔(Ar33P〕2Pd(O2CC
H3)またはトリアリールホスフィンパラジウム(I
I)アセテート((Ar33P/Pd(O2CCH3)(式中、A
r3はフェニルまたは低級アルキルにより置換されたフェ
ニルである)および沃化第一銅(CuI)の存在下に、例
えばジクロロメタンなどのような溶剤中で、式II Ar1−X II (式中、XはCl、BrまたはIでありそしてAr1は上述し
た通りである)の化合物を式VII HC≡C−SiMe3 VII の化合物と反応させて式VIII Ar1−C≡C−SiMe3 VIII (式中、Ar1は上述した通りである)の化合物を得る。
好ましくは、反応は、トリエチルアミンおよびビス(ト
リフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロライドお
よび沃化第一銅の存在下に例えばジクロロメタンなどの
ような溶剤中で実施される。
(b) 例えば水酸化カリウムなどのような塩基および
例えばエタノールなどのようなアルコールを使用してト
リメチルシリル基を除去して、式IX Ar1−C≡CH IX (式中、Ar1は上述した通りである)の化合物を得る。
好ましくは、反応は、水酸化カリウムの存在下にエタノ
ール中で実施される。
(c) 式IXの化合物を、約0℃の温度で例えばn−ブ
チルリチウムなどのような有機リチウム化合物とおよび
例えばテトラヒドロフラン:ヘキサメチル燐酸トリアミ
ドの混合物などのような溶剤中で式X (式中、X1は、Cl、BrまたはIでありそしてnおよびZ
は上述した通りである)の化合物と反応させて、式Iの
化合物を得る。好ましくは、反応は、テトラヒドロフラ
ンおよびヘキサメチル燐酸トリアミドの混合物中でn−
ブチルリチウムを使用して実施される。
好ましくは、式I a (式中、nは2、3または4の整数でありそしてAr
1aは、ニトロにより置換されたアリールまたはニトロに
より置換された2−、3−または4−ピリジニルであ
る)の化合物またはその医薬的に許容し得る酸付加塩
は、式IIの化合物および式IIIの化合物から式IVの化合
物を製造するために使用した方法を使用して、式II a Ar1a−X II a (式中、Ar1aおよびXは上述した通りである)の化合物
を式XII (式中、nは上述した通りである)の化合物と反応させ
て式I aの化合物を得ることにより製造される。
好ましくは、式I b (式中、nは2、3または4の整数でありそしてAr
1bは、アミノにより置換されたアリールまたはアミノに
より置換された2−、3−または4−ピリジニルであ
る)の化合物またはその医薬的に許容し得る酸付加塩
は、式I aの化合物を、約0℃〜溶剤の還流温度で、例
えばエタノールなどのような溶剤中で、例えば白金、パ
ラジウム、ロジウム、ルテニウムなどのような触媒の存
在下に水素とまたは例えば塩酸などのような酸の存在下
に鉄と反応させて式I bの化合物を得ることにより製造
される。好ましくは、反応は、約80℃の温度でエタノー
ル中で鉄および塩酸を使用して実施される。
好ましくは、式I c 〔式中、nは2、3または4の整数でありそしてAr
1cは、 (式中、Rは、アリール、低級アルキル、トリフルオロ
メチルまたはN、SおよびOから選択された1個または
2個以上の異種原子を有する5−員または6−員のヘテ
ロ芳香族環である)、−NH−SO2R(式中、Rは上述した
通りである)または−N−(SO2R)(式中、Rは上述
した通りである)により置換されたアリール、または (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
(式中、Rは上述した通りである)により置換された2
−、3−または4−ピリジニルである〕の化合物または
その医薬的に許容し得る酸付加塩は、約0℃〜溶剤の還
流温度でそして例えばジクロロメタンなどのような溶剤
中で、例えばトリエチルアミンなどのような塩基および
場合によっては触媒量のN,N−ジメチルアミノピリジン
の存在下に、式I bの化合物を式XIII R1−X XIII (式中、R1または(R−SO2−でありそしてXは上述した通り
である)の化合物と反応させて式I cの化合物を得るこ
とにより製造される。好ましくは、反応は、約室温で、
触媒量のN,N−ジメチルアミノピリジンを含有するジク
ロロメタン中でトリエチルアミンの存在下に実施され
る。式I cの化合物のAr1cにおける置換基がR−SO2NH−
である場合は、それは、約−78℃で例えばジクロロメタ
ンなどのような溶剤中で例えばトリエチルアミンなどの
ような塩基の存在下に、式I bの化合物を式XIV (R−SO22O XIV の化合物と反応させて式I cの化合物を得ることによっ
て製造される。好ましくは、反応は、約−78℃でジクロ
ロメタン中でトリエチルアミンの存在下で実施される。
好ましくは、式I d (式中、nは2、3または4の整数でありそしてAr
1dは、低級アルキルアミノにより置換されたアリールま
たは低級アルキルアミノにより置換された2−、3−ま
たは4−ピリジニルである)の化合物またはその医薬的
に許容し得る酸付加塩は、約0℃〜約室温で例えばジク
ロロエタン、ジクロロメタンなどのような溶剤中で、金
属水素化物、例えばシアノ硼水素化ナトリウム、トリア
セトキシ硼水素化ナトリウム、水素化アルミニウムリチ
ウムなどの存在下にそして場合によっては例えば酢酸な
どのような酸の存在下に、式I bの化合物を式XV (式中R2は低級アルキルである)の化合物と反応させる
ことにより製造される。好ましくは、反応は、ほぼ室温
でジクロロエタン中で酢酸の存在下にトリアセトキシ硼
水素ナトリウムを使用して実施される。このようにする
代りに、式I dの化合物のAr1dにおける置換基がメチル
アミノである場合においては、それは、例えばテトラヒ
ドロフランなどのような溶剤中で式I bの化合物を酢酸
無水物およびギ酸の混合物と反応させそして次に例えば
水素化アルミニウムリチウムなどのような金属水素化物
試薬と反応させて式I dの化合物を得ることによっても
製造される。
式Xの化合物は、例えばトリエチルアミンなどのよう
な酸掃去剤の存在下に例えばジクロロメタンなどのよう
な溶剤中で式VIの化合物および式XI X1−(CH2−X1 XI (式中、X1およびnは上述した通りである)の化合物か
ら製造される。好ましくは、反応は、トリエチルアミン
の存在下にジクロロメタン中で実施される。
式XIIの化合物は、式V aまたはV bおよびVIの化合物
から式Iの化合物を製造するために使用した方法を使用
して、式XVII の化合物と式XVI HC≡C−(CH2−L XVI (式中、Lはハロゲン原子またはアルキル−またはアリ
ールスルホニルオキシでありそしてnは上述した通りで
ある)の化合物とから製造される。
式XVIの化合物は、式IVの化合物から式V aおよびV b
の化合物を製造するために使用した方法を使用して、式
IIIの化合物から製造される。
式II、II a、III、VI、VII、XI、XIII、XIV、XVおよ
びXVIIの化合物は、既知であるかまたは当該技術におい
て知られている方法によって製造することができる。
本発明の化合物は、広範囲の種々な経口および非経口
投与形態で製剤しそして投与することができる。当業者
に明らかであるように、次の投与形態は、活性成分とし
て、式Iの化合物または式Iの化合物の医薬的に許容し
得る塩を含有することができる。
本発明の化合物から医薬組成物を製造するに際して、
医薬的に許容し得る担体は固体または液体であることが
できる。固体の形態の製剤は、粉末、錠剤、ピル、カプ
セル、カシェー、坐剤および分散性顆粒を包含する。固
体の担体は、稀釈剤、風味剤、可溶化剤、滑沢剤、懸濁
剤、結合剤、防腐剤、錠崩壊剤または封入物質としても
作用し得る1種または2種以上の物質であることができ
る。
粉末の場合は、担体は、微細な固体であって、微細な
活性成分と混合される。
錠剤の場合は、活性成分を適当な割合で必要な結合性
を有する担体と混合しそして所望の形状および大きさに
圧縮する。
粉末および錠剤は、好ましくは、活性化合物約5%ま
たは10%〜約70%を含有する。適当な担体は、炭酸マグ
ネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、糖、ラ
クトース、ペクチン、デキストリン、澱粉、ゼラチン、
トラガントゴム、メチルセルロース、ナトリウムカルボ
キシメチルセルロース、低融点ワックス、ココアバター
などである。「製剤」なる用語は、活性成分が、他の担
体なしにまたは他の担体とともに、一つの担体によって
囲まれ、該担体が活性成分と一緒になっているカプセル
を与える担体としての封入物質と活性化合物の処方物を
包含するよう企図するものである。同様に、カシェーお
よびロゼンジが包含される。錠剤、粉末、カプセル、ピ
ル、カシェーおよびロゼンジは、経口投与に適した固体
の投与形態として使用することができる。
坐剤の製造に際しては、低融点ワックス例えば脂肪酸
グリセライドの混合物またはココアバターをはじめにと
かしそして活性成分を、例えば撹拌によってその中に均
質に分散する。次に溶解した均質の混合物を普通の大き
さの型に注入し、冷却することにより固化させる。
液体の形態の製剤は、溶液、懸濁液および乳濁液、例
えば水溶液または水−プロピレングリコール溶液を包含
する。非経口的注射に際しては、液状製剤を水性ポリエ
チレングリコール溶液中の溶液として処方することがで
きる。
経口的使用に適した水溶液は、活性成分を水に溶解し
そして必要に応じて適当な着色剤、風味剤、安定剤およ
び濃化剤を加えることにより製造することができる。
経口的使用に適した水性懸濁液は、粘稠物質、例えば
天然または合成ゴム、樹脂、メチルセルロース、ナトリ
ウムカルボキシメチルセルロースおよび他の公知の懸濁
剤と一緒に、微細な活性成分を水中に分散することによ
って製造することができる。
また、使用直前に経口投与用の液状形態の製剤に変換
すべく企図された固体形態の製造もまた本発明に包含さ
れる。このような液体の形態は、溶液、懸濁液および乳
濁液を包含する。これらの製剤は、活性成分のほかに、
着色剤、風味料、安定剤、緩衝剤、人工および天然甘味
料、分散剤、濃化剤、可溶化剤などを含有することがで
きる。
医薬製剤は、単位投与形態にあることが好ましい。こ
のような形態においては、製剤は、適当な量の活性成分
を含有する単位投与形態に細分される。これらの単位投
与形態は、包装された錠剤、カプセルおよびバイアルま
たはアンプル中の粉末のような不連続の量の製剤を含有
する包装された錠剤になし得る。また、単位投与形態
は、カプセル、錠剤またはロゼンジそれ自体であっても
よく、また、それは包装された形態のこれらの何れかの
適当な数であってもよい。
単位投与製剤中の活性成分の量は、特定の適用および
活性成分の力価によって、1mg〜1000mg、好ましくは10m
g〜100mgに変化または調節することができる。所望によ
り組成物は、また他の相容性の治療剤を含有することが
できる。
抗精神病剤として治療上使用する場合、本発明の医薬
治療方法において使用される化合物は、1日につき1kg
当り約1〜50mgの初期投与量で投与される。1kg当り約
5〜25mgの1日の投与量範囲が好ましい。しかしなが
ら、この投与量は、患者の必要条件、治療する病気の程
度および使用される化合物によって変わり得る。特定の
状況に対する適当な投与量の決定は、当業者の熟練の範
囲内にある。一般に、治療は、化合物の最適の投与量以
下の少量の投与量で開始される。その後、投与量は、そ
の情況での最適の効果を達するまで少量ずつ増加され
る。便宜上、1日当りの全投与量は、必要に応じて、1
日中少量ずつ細分しそして投与することができる。
以下の実施例は、さらに、本発明の好ましい化合物お
よびその製法を説明するものであるが、本発明はこれら
の実施例に限定されるものではない。
実施例 1 3−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)
−ピリジニル)−1−ブチニル〕キノリン 工程(a):4−(3−キノリニル)−3−ブチン−1
−オールの製造 トリエチルアミン40mlおよびジクロロメタン75ml中の
3−ブロモキノリン(13.57ml、0.10モル)および3−
ブチン−1−オール(9.0ml、0.12モル)の溶液を、15
分間乾燥窒素を泡立導入することにより脱ガスしそして
ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムクロライド
0.7g(0.001モル)および沃化第一銅0.013gを加える。
フラスコを窒素でフラッシュしそして混合物を5時間加
熱還流する。冷却した混合物をジクロロメタンでうすめ
そして水で洗浄し、乾燥(硫酸ナトリウム)し次に濃縮
して油状物27gを得る。この油状物を、ジエチルエーテ
ルと一緒にすりつぶして黄褐色の固体として標記化合物
18.2gを得た。融点95.7〜96.7℃。
工程(b):3−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニ
ル−1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕キノリン
の製造 工程(a)で製造したアルコール(1.98g、0.01モ
ル)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(3.5ml、0.02
モル)および触媒量の4−ジメチルアミノピリジンの溶
液を、0℃に冷却しそしてメタンスルホニルクロライド
(0.8ml、0.0105モル)を滴加する。溶液を0℃で18時
間撹拌し、次いで減圧下で濃縮する。残留物を、ジメチ
ルホルムアミド(20ml)にとりそしてこの溶液に、4−
フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(2.41g、0.
015モル)および重炭酸ナトリウム(3.4g、0.04モル)
を加える。混合物を、40℃で5時間加熱しそして溶剤を
減圧下で除去する。残留物を、酢酸エチル50mlと水50ml
との間に分配する。水性層を酢酸エチル50mlで抽出しそ
して合した有機層を乾燥(硫酸ナトリウム)し次に溶剤
を真空下で除去する。残留物をクロマトグラフィー処理
(シリカゲル、2%のメタノール/98%のジクロロメタ
ン)して、水0.4モルを含有する標記化合物を得た。融
点94.3〜95.8℃。
実施例1の操作に従って、次の化合物を製造した。
実施例 2 水0.4モルを含有する4−〔4−〔3,6−ジヒドロ−4
−フェニル−1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕
イソキノリン。融点58〜59℃。
実施例 3 水0.6モルを含有する3−〔4−(3,6−ジヒドロ−4
−(2−チエニル)−1(2H)−ピリジニル)−1−ブ
チニル〕ピリジン。融点77〜78℃。
実施例 4 水0.4モルを含有する3−〔4−(3,6−ジヒドロ−4
−フェニル−1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕
ピリジン。融点72〜73℃。
実施例 5 水0.35モルを含有する3−〔4−(3,6−ジヒドロ−
4−フェニル−1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニ
ル〕ピリジンモノ塩酸塩。融点167〜168℃。
実施例5に記載された実施例4の化合物のモノ塩酸塩
は、実施例4の化合物から出発して慣用の方法により製
造される。
実施例 6 水0.5モルを含有する3−〔5−(3,6−ジヒドロ−4
−フェニル−1(2H)−ピリジニル)−1−ペンチニ
ル〕キノリン1.6モル塩酸塩。融点191〜192℃。
実施例 7 水0.25モルを含有する3−〔5−(3,6−ジヒドロ−
4−フェニル−1(2H)−ピリジニル)−1−ペンチニ
ル〕ピリジン。融点63.0〜63.5℃。
実施例 8 3−〔5−(3,6−ジヒドロ−4−(2−チエニル)
−1(2H)−ピリジニル)−1−ペンチニル〕ピリジン
モノ塩酸塩。融点190.0〜190.5℃。
実施例 9 1,2,3,6−テトラヒドロ−1−〔4−(5−ニトロ−2
−ピリジニル)−3−ブチニル〕−4−フェニルピリジ
ン 工程(a):4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1
(2H)−ピペリジニル)−1−ブチンの製造 ジメチルホルムアミド300ml中の3−ブチニルトシレ
ート(25.0g、0.11モル)、4−フェニル−1,2,3,6−テ
トラヒドロピリジン(21.8g、0.11モル)および重炭酸
ナトリウム(10.3g、0.12モル)の溶液を、80℃で18時
間加熱する。溶剤を減圧下で除去しそして残留物をジク
ロロメタン200mlと水200mlとの間に分配する。水性層を
ジクロロメタン100mlで抽出しそして合した有機層を乾
燥(硫酸ナトリウム)しそして溶剤を真空除去する。残
留物をクロマトグラフィー処理(シリカゲル、25%酢酸
エチル/75%ヘキサン)して、黄色の固体として標記化
合物を得た。融点36.5〜37.5℃。
工程(b):1,2,3,6−テトラヒドロ−1−〔4−(5
−ニトロ−2−ピリジニル)−3−ブチニル〕−4−フ
ェニルピリジンの製造 トリエチルアミン7.9mlおよびアセトニトリル100ml中
の2−ブロモ−5−ニトロピリジン(4.23g、0.02モ
ル)および工程(a)で製造したアルキン)4.0g、0.01
9モル)の溶液を、15分間の乾燥窒素の泡立導入により
脱ガスしそしてビス(トリフェニルホスフィン)パラジ
ウムクロライド0.27g(0.0004モル)および沃化第一銅
0.07g(0.0004モル)を加える。フラスコを窒素でフラ
ッシュしそして混合物を室温で6時間撹拌する。溶剤を
減圧下で除去しそして残留物をジクロロメタン100mlと
飽和水性重炭酸ナトリウム100mlとの間に分配する。水
性層をジクロロメタン50mlで抽出しそして合した有機層
を水50mlで洗浄しそして乾燥(硫酸ナトリウム)し次に
溶剤を真空下で除去する。残留物をクロマトグラフィー
処理(シリカゲル、1%メタノール/99%ジクロロメタ
ン)して、水0.3モルを含有する標記化合物を得た。融
点133〜134℃。
実施例9の操作に従って、次の化合物を製造した。
実施例 10 1,2,3,6−テトラヒドロ−1−〔4−(4−ニトロフ
ェニル)−3−ブチニル〕−4−フェニルピリジン。融
点148〜149℃。
実施例 12 水0.7モルを含有する4−〔4−(3,6−ジヒドロ−4
−フェニル−1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕
ピリジン。融点112〜113℃。
実施例 13 6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−3−ピリジンア
ミン 95%エタノール30mlおよび水10ml中の1,2,3,6−テト
ラヒドロ−1−〔4−(5−ニトロ−2−ピリジニル)
−3−ブチニル〕−4−フェニルピリジン(実施例9)
(2.0g、0.006モル)、還元鉄(3.1g)および濃塩酸0.1
0mlの溶液を、はげしい撹拌下で80℃で30分間加熱す
る。熱溶液を、珪藻土(セライト)を通して濾過しそし
て濾過ケーキを熱エタノール300mlで洗浄する。溶剤を
減圧下で除去しそして残留物を、ジクロロメタン50mlと
飽和水性重炭酸ナトリウム50mlとの間に分配する。水性
層をジクロロメタンで抽出しそして合した有機層を水で
洗浄しそして乾燥(硫酸ナトリウム)し次に溶剤を真空
下で除去する。残留物をクロマトグラフィー処理(シリ
カゲル、2%メタノール/98%ジクロロメタン)して水
0.3モルを含有する標記化合物を得た。融点135.5〜137
℃。
実施例13の操作に従って、次の化合物を製造した。
実施例 14 水0.2モルを含有する4−〔4−(3,6−ジヒドロ−4
−フェニル−1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕
ベンゼンアミン。融点88〜89℃。
実施例 15 5−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−2−ピリジンア
ミン。融点180〜181℃。
実施例 16 N−〔6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−
1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−3−ピリジ
ニル〕アセトアミド ジクロロメタン50mlの6−〔4−(3,6−ジヒドロ−
4−フェニル−1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニ
ル〕−3−ピリジンアミン(実施例13)(1.5g、0.005
モル)、トリエチルアミン(0.76ml、0.0054モル)およ
びN,N−ジメチルアミノピリジン(触媒量)の溶液を、
0℃に冷却しそして塩化アセチル(0.42ml、0.006モ
ル)を滴加する。冷却浴を除きそして溶液を室温で1時
間撹拌する。反応を飽和水性重炭酸ナトリウムで停止
し、有機層を水で洗浄しそして乾燥(硫酸ナトリウム)
し次に溶剤を減圧下で除去する。残留物をクロマトグラ
フィー処理(シリカゲル、2%メタノール/98%ジクロ
ロメタン)して、水0.35モルを含有する標記化合物を得
た。融点158.5〜159.5℃。
実施例16の操作に従って、次の化合物を製造した。
実施例 17 N−〔6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−
1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル−3−ピリジニ
ル〕−2−チオフェンカルボキサミド 標記化合物は、6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フ
ェニル〕−1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−
3−ピリジンアミン(実施例13)および2−チオフェン
カルボニルクロライドから製造された。水0.3モルを含
有する。融点187〜188℃。
実施例 18 N−〔4−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−
1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕フェニル〕ア
セトアミド 標記化合物は、4−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フ
ェニル−1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕ベン
ゼンアミン(実施例14)および塩化アセチルから製造さ
れた。水0.1モルを含有する。融点172〜173.4℃。
実施例 19 N−〔5−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−
1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−2−ピリジ
ニル〕アセトアミド 標記化合物は、5−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フ
ェニル−1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−2
−ピリジンアミン(実施例15)および塩化アセチルから
製造された。融点169〜170℃。
実施例 20 6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−N−メチル−3
−ピリジンアミン 酢酸無水物0.50ml(6.8ミリモル)に、窒素下で88%
ギ酸0.32ml(8.4ミリモル)を滴加する。無水のテトラ
ヒドロフラン(10ml)を加えそして溶液を50℃で2時間
加熱する。これを冷却した溶液に、テトラヒドロフラン
10ml中の6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−
1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−3−ピリジ
ンアミン(実施例13)(0.8g、2.6ミリモル)の懸濁液
を加えそして溶液を室温で18時間撹拌する。混合物を真
空濃縮しそして残留物を、ジクロロメタンと5%水酸化
アンモニウムとの間に分配する。有機層を乾燥しそして
真空濃縮する。テトラヒドロフラン10ml中の残留物を、
窒素下で、0℃の乾燥テトラヒドロフラン20ml中の水素
化リチウムアルミニウム0.14g(3.9ミリモル)の懸濁液
に滴加する。反応混合物を0℃で5時間撹拌する。反応
を、10%塩酸溶液0.52ml、30%水酸化ナトリウム溶液0.
52mlおよび水0.52mlの連続添加により停止する。得られ
た混合物を、珪藻土(セライト)を通して濾過し、真空
蒸発し次にクロマトグラフィー処理(シリカゲル、1%
メタノール/99%ジクロロメタン)して、水0.5モルを含
有する標記化合物を得た。融点164.5〜165.5℃。
実施例20の操作に従って、次の化合物を製造した。
実施例 21 水0.3モルを含有する4−〔4−(3,6−ジヒドロ−4
−フェニル−1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕
−N−メチルベンゼンアミン。融点106〜107℃。
実施例 22 水0.36モルを含有する5−〔4−(3,6−ジヒドロ−
4−フェニル−1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニ
ル〕−N−メチル−2−ピリジンアミン。融点169〜170
℃。
実施例 23 6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2
H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−N−プロピル−
3−ピリジンアミン ジクロロエタン20ml中のプロピオンアルデヒド(0.18
ml、2.5ミリモル)、6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−
フェニル−1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−
3−ピリジンアミン(実施例13)(0.83g、2.7ミリモ
ル)および氷酢酸(0.14ml、2.5ミリモル)の溶液を、
窒素下で、トリアセトキシ硼水素化ナトリウム(0.79
g、3.7ミリモル)で処理しそして室温で18時間撹拌す
る。反応を、飽和水性重炭酸ナトリウムで停止し、ジク
ロロメタンでうすめそして有機層を乾燥(硫酸ナトリウ
ム)し、次に減圧下で濃縮する。残留物を、クロマトグ
ラフィー処理(シリカゲル、1%メタノール/99%ジク
ロロメタン)して、水0.20モルを含有する標記化合物を
得た。融点138〜139℃。
実施例 24 N−(メチルスルホニル)−N−〔6−〔4−(3,6
−ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)−ピリジニル)−
1−ブチニル〕−3−ピリジニル〕メタンスルホンアミ
ド ジクロロメタン20ml中の6−〔4−(3,6−ジヒドロ
−4−フェニル−1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニ
ル〕−3−ピリジンアミン(実施例13)(0.89g、2.9ミ
リモル)、トリエチルアミン(0.61ml、4.4ミリモル)
およびN,N−ジメチルアミノピリジン(触媒量)の溶液
を、0℃に冷却しそしてメタンスルホニルクロライド
(0.30ml、3.5ミリモル)を窒素下で滴加する。冷却浴
を除きそして溶液を室温で18時間撹拌する。この溶液を
ジクロロメタンでうすめそして飽和重炭酸ナトリウム水
溶液30mlおよび水30mlで洗浄し、そして有機層を乾燥
(硫酸ナトリウム)する。溶剤を減圧下で除去しそして
残留物をクロマトグラフィー処理(シリカゲル、1%メ
タノール/99%ジクロロメタン)して、白色の固体とし
て標記化合物を得た。融点168〜169.5℃。
実施例 25 N−〔6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−
1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−3−ピリジ
ニル〕メタンスルホンアミド −78℃のジクロロメタン20ml中の6−〔4−(3,6−
ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)−ピリジニル)−1
−ブチニル〕−3−ピリジンアミン(実施例13)(0.50
g、1.6ミリモル)およびトリエチルアミン(0.25ml、1.
8ミリモル)の溶液に、ジクロロメタン10ml中のメタン
スルホン酸無水物(0.60g、2.8ミリモル)の溶液を窒素
下で滴加する。この溶液を−78℃で2時間撹拌し、次い
で2時間かけて室温に加温する。反応を、水で停止し、
有機層を乾燥(硫酸ナトリウム)しそして溶剤を減圧下
で除去する。残留物を、クロマトグラフィー処理(シリ
カゲル、1%メタノール/99%ジクロロメタン)して、
水0.3モルを含有する標記化合物を得た。融点138〜139
℃。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61P 9/12 A61P 9/12 25/00 25/00 25/18 25/18 25/24 25/24 43/00 101 43/00 101 111 111 C07D 211/74 C07D 211/74 277/22 277/22 401/06 401/06 409/14 409/14 417/06 417/06 (72)発明者 スミス,セアラ・ジエイン アメリカ合衆国ミシガン州 48103.ア ンアーバー.ベミツジドライブ1468 (72)発明者 ワイズ,ロレンス・デイビツド アメリカ合衆国ミシガン州 48105.ア ンアーバー.バリスター1241 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式I の化合物またはその医薬的に許容し得る酸付加塩。 上記式において、 nは、2、3または4の整数であり、 Zは、 であり、 Ar1およびAr2は、それぞれ独立して、 アリール、 低級アルキル、低級アルコキシ、低級チオアルコキシ、
    ヒドロキシ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキル
    アミノ、ニトロ、 (式中、Rはアリール、低級アルキル、トリフルオロメ
    チルまたはN、SおよびOから選択された1個または2
    個以上の異種原子を有する5−員または6−員のヘテロ
    芳香族環である)、−NH−SO2R(式中、Rは上述した通
    りである)または−N−(SO2R)(式中Rは上述した
    通りである)からなる群から選択された1〜4個の置換
    分により置換されたアリール、 N、SおよびOから選択された1個または2個以上の異
    種原子を有する5−員または6−員のヘテロ芳香族環、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換されてい
    るN、SおよびOから選択された1個または2個以上の
    異種原子を有する5−員または6−員のヘテロ芳香族
    環、 N、SおよびOから選択された1個または2個以上の異
    種原子を有する8−員、9−員または10−員のヘテロ芳
    香族の二環式環、または ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換されてい
    るN、SおよびOから選択された1個または2個以上の
    異種原子を有する8−員、9−員または10−員のヘテロ
    芳香族二環式環である。
  2. 【請求項2】Zが である請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】Zが である請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】Zが であり、そして Ar1およびAr2が、それぞれ独立して、 アリール、 低級アルキル、低級アルコキシ、低級チオアルコキシ、
    ヒドロキシ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキル
    アミノ、ニトロまたは (式中、Rはアリール、低級アルキル、トリフルオロメ
    チル、2−、3−または4−ピリジニル、2−、4−ま
    たは5−ピリミジニル、2−ピラジニル、2−または3
    −フラニル、2−または3−チエニル、2−、4−また
    は5−イミダゾリルまたは2−、4−または5−チアゾ
    リルである)からなる群から選択された1〜4個の置換
    分により置換されたアリール、 2−、3−または4−ピリジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、3−または4−ピリジニル、 2−、4−または5−ピリミジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、4−または5−ピリミジニル、 2−ピラジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −ピラジニル、 2−または3−フラニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −または3−フラニル、 2−または3−チエニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −または3−チエニル、 2−、4−または5−イミダゾリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、4−または5−イミダゾリル、 2−、4−または5−チアゾリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、4−または5−チアゾリル、 2−、3−、4−、5−、6−または7−インドリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、3−、4−、5−、6−または7−インドリル、 2−、3−、4−、5−、6−または7−ベンゾ〔b〕
    チエニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、3−、4−、5−、6−または7−ベンゾ〔b〕チ
    エニル 2−、3−、4−、5−、6−、7−または8−キノリ
    ニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、3−、4−、5−、6−、7−または8−キノリニ
    ル、 1−、3−、4−、5−、6−、7−または8−イソキ
    ノリニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された1
    −、3−、4−、5−、6−、7−または8−イソキノ
    リニル、 2−、3−、4−、5−、6−または7−(1,8)ナフ
    チリジニル、または ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、3−、4−、5−、6−または7−(1,8)ナフチ
    リジニルである、請求項2記載の化合物。
  5. 【請求項5】Zが であり、そして Ar1およびAr2が、それぞれ独立して、 アリール、 低級アルキル、低級アルコキシ、低級チオアルコキシ、
    ヒドロキシ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキル
    アミノ、ニトロまたは (式中、Rはアリール、低級アルキル、トリフルオロメ
    チル、2−、3−または4−ピリジニル、2−、4−ま
    たは5−ピリミジニル、2−ピラジニル、2−または3
    −フラニル、2−または3−チエニル、2−、4−また
    は5−イミダゾリルまたは2−、4−または5−チアゾ
    リルである)からなる群から選択された1〜4個の置換
    分により置換されたアリール、 2−、3−または4−ピリジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、3−または4−ピリジニル、 2−、4−または5−ピリミジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、4−または5−ピリミジニル、 2−ピラジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −ピラジニル、 2−または3−フラニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −または3−フラニル、 2−または3−チエニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −または3−チエニル、 2−、4−または5−イミダゾリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、4−または5−イミダゾリル、 2−、4−または5−チアゾリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、4−または5−チアゾリル、 2−、3−、4−、5−、6−または7−インドリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、3−、4−、5−、6−または7−インドリル、 2−、3−、4−、5−、6−または7−ベンゾ〔b〕
    チエニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、3−、4−、5−、6−または7−ベンゾ〔b〕チ
    エニル 2−、3−、4−、5−、6−、7−または8−キノリ
    ニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、3−、4−、5−、6−、7−または8−キノリニ
    ル、 1−、3−、4−、5−、6−、7−または8−イソキ
    ノリニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された1
    −、3−、4−、5−、6−、7−または8−イソキノ
    リニル、 2−、3−、4−、5−、6−または7−(1,8)ナフ
    チリジニル、または ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、3−、4−、5−、6−または7−(1,8)ナフチ
    リジニルである、請求項3記載の化合物。
  6. 【請求項6】Zが であり、 nが2または3であり、そして Ar1およびAr2が、それぞれ独立して、 アリール、 低級アルキル、低級アルコキシ、低級チオアルコキシ、
    ヒドロキシ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキル
    アミノ、ニトロまたは (式中、Rはアリール、低級アルキル、トリフルオロメ
    チル、2−、3−または4−ピリジニル、2−、4−ま
    たは5−ピリミジニル、2−ピラジニル、2−または3
    −フラニル、2−または3−チエニル、2−、4−また
    は5−イミダゾリルまたは2−、4−または5−チアゾ
    リルである)からなる群から選択された1〜4個の置換
    分により置換されたアリール、 2−、3−または4−ピリジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、3−または4−ピリジニル、 2−、4−または5−ピリミジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、4−または5−ピリミジニル、 2−または3−チエニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −または3−チエニル、 4−または5−チアゾリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された4
    −または5−チアゾリル、 2−または3−インドリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −または3−インドリル、 2−、3−または4−キノリニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、3−または4−キノリニル、 1−、3−または4−イソキノリニル、または ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された1
    −、3−または4−イキソノリニルである請求項4記載
    の化合物。
  7. 【請求項7】Zが であり、そして nが2または3であり、そして Ar1およびAr2が、それぞれ独立して、 アリール、 低級アルキル、低級アルコキシ、低級チオアルコキシ、
    ヒドロキシ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキル
    アミノ、ニトロまたは (式中、Rはアリール、低級アルキル、トリフルオロメ
    チル、2−、3−または4−ピリジニル、2−、4−ま
    たは5−ピリミジニル、2−ピラジニル、2−または3
    −フラニル、2−または3−チエニル、2−、4−また
    は5−イミダゾリルまたは2−、4−または5−チアゾ
    リルである)からなる群から選択された1〜4個の置換
    分により置換されたアリール、 2−、3−または4−ピリジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、3−または4−ピリジニル、 2−、4−または5−ピリミジニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、4−または5−ピリミジニル、 2−または3−チエニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −または3−チエニル、 4−または5−チアゾリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された4
    −または5−チアゾリル、 2−または3−インドリル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −または3−インドリル、 2−、3−または4−キノリニル、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された2
    −、3−または4−キノリニル、 1−、3−または4−イソキノリニル、または ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された1
    −、3−または4−イソキノリニルである請求項5記載
    の化合物。
  8. 【請求項8】3−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニ
    ル−1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕キノリ
    ン、 4−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)
    −ピリジニル)−1−ブチニル〕イソキノリン、 3−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−(2−チエニル)−
    1(2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕ピリジン、 3−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)
    −ピリジニル)−1−ブチニル〕ピリジン、 3−〔5−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)
    −ピリジニル)−1−ペンチニル〕キノリン、 3−〔5−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)
    −ピリジニル)−1−ペンチニル〕ピリジン、 3−〔5−(3,6−ジヒドロ−4−(2−チエニル)−
    1(2H)−ピリジニル)−1−ペンチニル〕ピリジン、 1,2,3,6−テトラヒドロ−1−〔4−(5−ニトロ−2
    −ピリジニル)−3−ブチニル〕−4−フェニルピリジ
    ン、 1,2,3,6−テトラヒドロ−1−〔4−(4−ニトロフェ
    ニル)−3−ブチニル〕−4−フェニルピリジン、 4−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)
    −ピリジニル)−1−ブチニル〕ピリジン、 6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)
    −ピリジニル)−1−ブチニル〕−3−ピリジンアミ
    ン、 4−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)
    −ピリジニル)−1−ブチニル〕ベンゼンアミン、 5−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)
    −ピリジニル)−1−ブチニル〕−2−ピリジンアミ
    ン、 N−〔6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1
    (2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−3−ピリジニ
    ル〕アセトアミド、 N−〔6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1
    (2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−3−ピリジニ
    ル〕−2−チオフェンカルボキサミド、 N−〔4−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1
    (2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕フェニル〕アセ
    トアミド、 N−〔5−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1
    (2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−2−ピリジニ
    ル〕アセトアミド、 6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)
    −ピリジニル)−1−ブチニル〕−N−メチル−3−ピ
    リジンアミン、 4−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)
    −ピリジニル)−1−ブチニル〕−N−メチルベンゼン
    アミン、 5−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)
    −ピリジニル)−1−ブチニル〕−N−メチル−2−ピ
    リジンアミン、 6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)
    −ピリジニル)−1−ブチニル〕−N−プロピル−3−
    ピリジンアミン、 N−(メチルスルホニル)−N−〔6−〔4−(3,6−
    ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)−ピリジニル)−1
    −ブチニル〕−3−ピリジニル〕メタンスルホンアミ
    ド、 N−〔6−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1
    (2H)−ピリジニル)−1−ブチニル〕−3−ピリジニ
    ル〕メタンスルホンアミド、 3−〔5−〔3,6−ジヒドロ−4−(2−チエニル)−
    1(2H)−ピリジニル〕−1−ペンチニル〕キノリン、 5−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)
    −ピリジニル)−1−ブチニル〕−2−チアゾールアミ
    ン、 3−〔4−(3,6−ジヒドロ−4−フェニル−1(2H)
    −ピリジニル)−1−ブチニル〕−1H−インドール、 および 4−〔4−〔3,6−ジヒドロ−4−(2−チエニル)−
    1(2H)−ピリジニル〕−1−ブチニル〕ピリジン、か
    らなる群から選択された、請求項1記載の化合物。
  9. 【請求項9】医薬的に許容し得る賦形剤、稀釈剤または
    担体と混合された請求項1記載の化合物の治療的に有効
    な量を含有するドパミン作用剤、抗精神病剤、抗高血圧
    剤または抗うつ病剤として投与するのに適した医薬組成
    物。
  10. 【請求項10】(a) 酸掃去剤および触媒の存在下に
    溶剤中で式II Ar1−X II (式中、XはCl、BrまたはIでありそしてAr1は後述す
    る通りである)の化合物を式III HC≡C−(CH2−OH III (式中、nは2、3または4の整数である)の化合物と
    反応させて式IV Ar1−C≡C−(CH2−OH IV (式中、Ar1およびnは上述した通りである)の化合物
    を得、 (b) 溶剤中でそして酸掃去剤の存在下で、式IVのア
    ルコールをアルキル−またはアリール−スルホニルハラ
    イドと反応させて式V a Ar1−C≡C−(CH2−La V a (式中、Laは、アルキル−またはアリール−スルホニル
    オキシでありそしてAr1およびnは上述した通りであ
    る)の化合物を得、 またはこのようにする代りに、式IVのアルコールを、テ
    トラハロメタンと組み合わされたトリアリールホスフィ
    ンと反応させて式V b Ar1−C≡C−(CH2−Lb V b (式中、Lbはハロゲン原子でありそしてAr1およびnは
    上述した通りである)の化合物を得、 (c) 塩基の存在下に溶剤中で式V aまたはV bの化合
    物を式VI (式中、Zは後述する通りである)の化合物と反応させ
    て式Iの化合物を得、そして必要に応じて式Iの化合物
    を慣用の手段により相当する医薬的に許容し得る酸付加
    塩に変換し、そして必要な場合は、相当する医薬的に許
    容し得る酸付加塩を慣用の手段により式Iの化合物に変
    換することからなる、式I 〔式中、nは、2、3または4の整数であり、 Zは、 であり、 Ar1およびAr2は、それぞれ独立して、 アリール、 低級アルキル、低級アルコキシ、低級チオアルコキシ、
    ヒドロキシ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキル
    アミノ、ニトロ、 (式中、Rはアリール、低級アルキル、トリフルオロメ
    チルまたはN、SおよびOから選択された1個または2
    個以上の異種原子を有する5−員または6−員のヘテロ
    芳香族環である)、−NH−SO2R(式中、Rは上述した通
    りである)または−N−(SO2R)(式中Rは上述した
    通りである)からなる群から選択された1〜4個の置換
    分により置換されたアリール、 N、SおよびOから選択された1個または2個以上の異
    種原子を有する5−員または6−員のヘテロ芳香族環、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された
    N、SおよびOから選択された1個または2個以上の異
    種原子を有する5−員または6−員のヘテロ芳香族環、 N、SおよびOから選択された1個または2個以上の異
    種原子を有する8−員、9−員または10−員のヘテロ芳
    香族の二環式環、または ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された
    N、SおよびOから選択された1個または2個以上の異
    種原子を有する8−員、9−員または10−員のヘテロ芳
    香族二環式環である〕の化合物またはその医薬的に許容
    し得る酸付加塩を製造する方法。
  11. 【請求項11】(a) 酸掃去剤および触媒の存在下に
    溶剤中で、式II Ar1−X II (式中、XはCl、BrまたはIでありそしてAr1は後述す
    る通りである)の化合物を式VII HC≡C−SiMe3 VII の化合物と反応させて式VIII Ar1−C≡C−SiMe3 VIII (式中、Ar1は上述した通りである)の化合物を得、 (b) 塩基およびアルコールを使用してトリメチルシ
    リル基を除去そして式IX Ar1−C≡CH IX (式中、Ar1は上述した通りである)の化合物を得、 (c) 溶剤中で、式IXの化合物を、有機リチウム化合
    物として式X (式中、X1は、Cl、BrまたはIでありそしてnおよびZ
    は後述する通りである)の化合物と反応させて式Iの化
    合物を得、そして必要に応じて式Iの化合物を慣用の手
    段により相当する医薬的に許容し得る酸付加塩に変換
    し、そして必要な場合は、相当する医薬的に許容し得る
    酸付加塩を慣用の手段により式Iの化合物に変換するこ
    とからなる、式I 〔式中、nは、2、3または4の整数であり、 Zは、 であり、 Ar1およびAr2は、それぞれ独立して、 アリール、 低級アルキル、低級アルコキシ、低級チオアルコキシ、
    ヒドロキシ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキル
    アミノ、ニトロ、 (式中、Rはアリール、低級アルキル、トリフルオロメ
    チルまたはN、SおよびOから選択された1個または2
    個以上の異種原子を有する5−員または6−員のヘテロ
    芳香族環である)、−NH−SO2R(式中、Rは上述した通
    りである)または−N−(SO2R)(式中Rは上述した
    通りである)からなる群から選択された1〜4個の置換
    分により置換されたアリール、 N、SおよびOから選択された1個または2個以上の異
    種原子を有する5−員または6−員のヘテロ芳香族環、 ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換された
    N、SおよびOから選択された1個または2個以上の異
    種原子を有する5−員または6−員のヘテロ芳香族環、 N、SおよびOから選択された1個または2個以上の異
    種原子を有する8−員、9−員または10−員のヘテロ芳
    香族の二環式環、または ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキ
    シ、低級アシルオキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、
    ニトロ、 (式中、Rは上述した通りである)、−NH−SO2R(式
    中、Rは上述した通りである)または−N−(SO2R)
    (式中、Rは上述した通りである)により置換されてい
    るN、SおよびOから選択された1個または2個以上の
    異種原子を有する8−員、9−員または10−員のヘテロ
    芳香族二環式環である〕の化合物またはその医薬的に許
    容し得る酸付加塩を製造する方法。
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