JP3047428B2 - カラー映像信号の色相制御回路 - Google Patents

カラー映像信号の色相制御回路

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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/643Hue control means, e.g. flesh tone control

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラー映像システムと、特にこれに限られる
ものではないが、ディジタル・ビデオ・システムのカラ
ー映像信号の色相制御回路に係わる。
〔発明の概要〕
本発明によるカラー映像信号の色相制御回路は、ビデ
オ信号の色相変化に対する色相制御回路を提供するもの
であり、この回路の構成は、ビデオ信号の受信手段と、
第1及び第2の色差サンプルの信号配列を提供するため
の第1及び第2のビデオ信号の色差サンプルの処理手段
とを有し、第1の信号配列は、第1の順序をもって第1
及び第2の色差サンプルを交互に配列されて成り、第2
の信号配列は、第2の順序をもって第1及び第2の色差
サンプルを交互に配列されて成り、この第2の順序は第
1及び第2の色差サンプルに対応する各対が第1の信号
配列の順序に対応して反転されて成り、要求される色相
を示す位相角の第1の周期的関数によって第1の信号配
列の色差サンプルを乗算して第1の乗算された信号配列
を提供する乗算手段と、要求される色相を示す位相角
の、第1の周期的関数と直交位相なり、交互に正と負と
なる第2の周期的関数によって第2の信号配列の色差サ
ンプルを乗算して第2の乗算された信号配列を提供する
乗算手段と、色相調整された第1及び第2の色差サンプ
ルを与える第1及び第2の乗算された信号配列を加算す
る手段とを有し、その加算手段は各乗算された第1の色
差サンプルと、これに対応する乗算された第2の色差サ
ンプルとを加算し得るようになされたことにより、コン
ポーネント・ビデオ・システム及びコンポジット・ディ
ジタル・ビデオ・システムに適用することのできるビデ
オ信号の色相変化に対する色相制御回路を提供し、また
コンポジット・ディジタル・ビデオ・システムに対する
簡単な回路構成の色相制御回路を提供する。
〔従来の技術〕
NTSCアナログ・ビデオ・システムのようなコンポジッ
ト・ビデオ・システムにおける色相制御または調整はそ
の参照副搬送波バーストに関わる副搬送波のエンコーデ
ィング或いはデコーディングの位相の変化によって単純
に相対的に影響される。従って色相制御は、参照副搬送
波のバーストに関連してエンコードされた又はデコード
された副搬送波の位相を変化させることによって行われ
ていた。このような位相変化から起こる映像画像に因る
色の変化は、エンコーディング或いはデコーディングの
副搬送波の位相制御によって補償することができる。従
って信号に含まれるその色相乃至は色はその飽和度が一
定になるとき変化させることができる。すなわちこの位
相の変化は、飽和度を変化させることなく信号の色相ま
たは色の情報を変動させる。
しかしながら、他のタイプのビデオ・システムにおい
ては、このタイプの色相制御を供給することはできな
い。例えば、分離したカラー成分信号を使用して、コン
ポーネント・ディジタル・ビデオ信号を処理するような
コンポーネント・ビデオ・システムでは副搬送波がない
ため、エンコーディングまたはデコーディングした副搬
送波の変動によって色相の調整を行うことはできない。
また、コンポジット・ディジタル・ビデオ・システム
においても色相調整は上述したようなコンポジット・ア
ナログ・ビデオ・システムにおける単純な方法では実行
できなかった。
一般にコンポーネント・ビデオ・システムでは、ビデ
オ信号は色差サンプルCb及びCrとして処理される。色差
サンプルCb及びCrで示すビデオ信号の色度図は第4図に
示すように、色相の変動はベクトルPが角度φをもって
ベクトルQに回転することによって示される。色差サン
プルを調整した色相はHb及びHrで示され、 Hb=Cbcosφ−Crsinφ ……(1) Hr=Cbsinφ+Crcosφ ……(2) となる。
この(1)式と(2)式を履行する色相制御回路を提
供するためには4つの乗算器と2つの加算器を必要と
し、各式について2つの乗算器と1つの加算器が用いら
れていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上述したようなカラー映像信号の色相制御回
路において、コンポーネント・ビデオ・システムにおい
てもコンポジット・ディジタル・ビデオ・システムにお
いても使用し得る色相制御回路を提供し、また比較的少
数の回路構成要素より色相制御回路を提供することがで
きる様にすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明は、下記の手段を
備えた色相制御回路を提供する。即ち、 ビデオ信号の色相を変えるための色相制御回路であっ
て、 上記ビデオ信号を受信し、該ビデオ信号の第1及び第
2色差サンプルを処理して、該色差サンプルの第1及び
第2信号シーケンスを下記のように作る、即ち、第1信
号シーケンスは上記第1及び第2色差サンプルが第1順
序で交互に並べられており、第2信号シーケンスは上記
第1及び第2色差サンプルが第2順序で交互に並べら
れ、この第2の順序においては、第1及び第2色差サン
プルの対応する対が上記第1信号シーケンスと相対的に
逆転順序となるように作る手段と、 上記第1信号シーケンスの色差サンプルに所望の色相
を表す位相角を持つ第1周期的関数を乗算して第1積信
号シーケンスを作る第1乗算手段と、 上記第2信号シーケンスの色差サンプルに所望の色差
を表す位相角を持ち、交互に正と負となる第2周期的関
数を乗算して第2積信号シーケンスを作り、第1及び第
2周期的関数が直交位相関係になるようにする第2乗算
手段と、 上記第1及び第2積信号シーケンスを加算して第1及
び第2の色相調整された色差サンプルを作る加算手段で
あって、各周期的関数が乗算された第1色差サンプルを
それに対応する周期的関数が乗算された第2色差サンプ
ルと加算するように動作する加算手段と、 を備えた色相制御回路を提供する。
[作用] 本発明によるカラー映像信号の色相制御回路では、色
差サンプルの第1及び第2の信号配列を用いて、またこ
の第1及び第2の信号配列が異なる順序の色差サンプル
を有する。
色相調整回路は交互に多重送信された色差サンプルCb
及びCrの形で入力端子にビデオ信号を受信する。このビ
デオ信号は第1の乗算器(14)において因子cosφを乗
算され、乗算された信号の結果は加算器(20)に供給さ
れる。このφは目的とする色相調整を示す。ビデオ信号
はまたフリップ・フロップ及びバッファ回路によって順
序を反転され、サンプルCb及びCrに対応する各対の順序
が反転されるようになされる。この反転した順序のビデ
オ信号には第2の乗算器(26)において、交互に選択さ
れる因子(−sinφ)及び(+sinφ)が乗算され、乗算
した信号は加算器(20)に供給される。乗算した信号は
加算器(20)で加算されて、色相調整された色差サンプ
ルHb及びHrすなわち Hb=Cbcosφ−Crsinφ、Hr=Cbsinφ+Crcosφ を得ることができる。
従って、本発明による場合は2つの乗算器と1つの加
算器を用いて色相調整を行うことができるため、従来に
比して少数の回路構成要素より色相制御回路を提供する
ことができる。
また、コンポーネント・ビデオ・システムおいてもコ
ンポジット・ディジタル・ビデオ・システムにおいても
使用し得る色相制御回路を提供することができる。
〔実施例〕
以下、本発明による色相制御回路の一例を、第1図と
第1図に示す色相制御回路のより詳細な回路図を示す第
2図とを参照して詳細に説明する。
第1図に示すように、この回路には、交互に色差信号
CbとCrより成る乗算されるコンポーネント・ビデオ信号
Vinを受信する入力端子(10)が設けられる。この入力
端子(10)は第1の乗算器(14)の一の入力側と、多重
送信順序反転回路(11)とに接続され、この多重送信順
序反転回路(11)の出力側は第2の乗算器(26)の一の
入力側に接続される。第1の乗算器(14)は他の入力側
で乗算因子cosφを受け、乗算された出力は加算器(2
0)の一の入力側で受けられる。第2の乗算器(26)は
他の入力側で交互に受ける(−sinφ)又は(+sinφ)
のうち一方の乗算因子を入力し、乗算された出力信号は
加算器(20)の他の入力側に供給される。加算器(20)
の加算された出力信号は出力端子(36)に供給される。
実行中は第2図の回路によって多重送信順序反転回路
(11)を第2の乗算器(26)に適用して交互に受ける色
差サンプルCb及びCrの順序を反転することによっで、式
(1)及び(2)を実行する。このように、実行中の交
互モードで、この回路は式(1)の実行によって色相調
整された色差サンプルHbと、式(2)の実行によって色
相調整された色差サンプルHrとを提供する。結果的に第
1図の回路は2つの乗算器(14)及び(26)と1つの加
算器(20)のみによって成分の再生を行うことができ
る。
第1図において説明した回路の作用をさらに理解を容
易にするために、以下に第2図の回路図及びその各信号
の関連時間のタイミングを示す第3図を参照して説明す
る。
第2図に示すように、多重送信コンポーネント・ビデ
オ信号Vin(交互に送信される色差サンプルCb及びCrよ
り成る)が入力端子(10)に供給される。また色差信号
CbとCrとのどちらかが供給されたかを確認する信号MUXI
NVが供給されるサンプル確認信号端子(12)も設けられ
る。第1図に示した例と同様に、第1の乗算器(14)の
一の入力側は多重送信コンポーネント・ビデオ信号Vin
を受信するために入力端子(10)に接続される。この第
1の乗算器(14)の他の入力側は乗算因子cosφが供給
される。第1の乗算器(14)の出力側は2つの直列に接
続されたフリップ・フロップ(16)、(18)を通じて加
算器(20)の一の入力側に接続される。
入力端子(10)はまた、直列に接続されたフリップ・
フロップ(22)、(24)を通じて第2の乗算器(26)の
第1の入力側に接続される。この第2の乗算器(26)の
第1の入力側はバッファ回路(28)を通して入力端子
(10)が接続され、実際上フリップ・フロップ(22)、
(24)と並列に接続される。サンプル確認信号端子(1
2)は直接的にバッファ回路(28)のエネーブル端子
と、インバータ(30)を通してフリップ・フロップ(2
4)のエネーブル端子とに接続される。このように、サ
ンプル確認信号MUXINVの状態に依存して入力されたコン
ポーネント・ビデオ信号は、バッファ回路(28)を通し
て第2の乗算器(26)に実際上遅れずに供給されるか、
或いはフリップ・フロップ(22)、(24)を通過すると
きは2クロック・パルス遅れて供給される。このフリッ
プ・フロップ(22)、(24)とバッファ回路(28)とは
第1図における多重送信順序反転回路(11)と等価であ
る。第2の乗算器(26)の第2の入力側は、乗算因子の
(−sinφ)或いは(+sinφ)のうち1つが選択されて
供給される。これはサンプル確認信号MUXINVに対応する
選択器(31)によって行われる。第2の乗算器(26)の
出力側はフリップ・フロップ(32)を通して加算器(2
0)の第2の入力側に接続される。加算器(20)の出力
信号はフリップ・フロップ(34)を通して出力端子(3
6)に供給され、出力信号Voutが出力される。
次に第2図に示した回路の動作を、そのタイミングを
示す第3図を参照して説明する。第3図において、VAは
第2の乗算器の第1の入力信号、VBは加算器(20)の第
1の入力信号、VCは加算器(20)の第2の入力信号を示
す。第3図にはさらにビデオ信号の入力信号Vin、出力
信号Voutと回路のクロック信号及びサンプル確認信号と
が示される。
上述したように、第2図の回路の入力端子(10)に入
力するコンポーネント・ビデオ信号Vinは交互に色差サ
ンプルCb及びCrとなる。第3図においてコンポーネント
・ビデオ信号は交互にサンプルCb1、Cr1、Cb2、Cr2、Cb
3、Cr3、Cb4……(以下同様)として示される。動作時
の第1のクロック周期ではサンプルCb1が供給され、第
1の乗算器(14)に入力されてcosφが乗算される。出
力信号Cb1cosφは2つのフリップ・フロップ(16)、
(18)に入力される。サンプルCb1はまたフリップ・フ
ロップ(22)にも供給される。このとき、バッファ回路
(28)はサンプル確認信号MUXINVによって可能化されて
おらず、このためサンプルはバッファ回路(28)を通し
て供給されない。
第2のクロック周期ではサンプルCr1が受信され、ま
た第1の乗算器(14)でcosφを乗算され、出力信号Cr1
cosφはフリップ・フロップ(16)に供給される。その
間に乗算されたサンプルCb1cosφはフリップ・フロップ
(16)でシフトされ、フリップ・フロップ(18)に供給
される。サンプル確認信号MUXINVが変化してサンプルCr
1はバッファ回路(28)を通して第2の乗算器(26)に
供給され、因子(−sinφ)が乗算される。この因子は
選択器(31)によって選定される。出力信号(−Cr1sin
φ)はフリップ・フロップ(32)に供給される。
第3のクロック周期ではサンプルCb2が入力端子(1
0)に供給される。第1のクロック周期と同様に(サン
プルCb1に関連して)、サンプルCb2は第1の乗算器(1
4)及びフリップ・フロップ(22)に供給される。その
間乗算された第1のサンプルCb1cosφはフリップ・フロ
ップ(18)の出力側に信号VBとして現れる。そして乗算
されたサンプル(−1Cr1sinφ)はフリップ・フロップ
(32)の出力側に信号VCとして現れる。これらの2つの
乗算されたサンプルは加算器(20)で加算され、加算出
力信号Cb1cosφ−Cr1sinφ=Hb1が出力される。また、
第1のサンプルCb1はフリップ・フロップ(22)、(2
4)を通過して第2の乗算器(26)の入力側に供給され
る。選択器(31)はサンプル確認信号MUXINVに対応して
おり、今回は乗算する因子(+sinφ)を選択して第2
の乗算器(26)による出力信号Cb1sinφが作られる。
第4のクロック周期では、加算器(20)の出力信号Hb
1がフリップ・フロップ(34)にホールドされ、出力端
子(36)において出力信号Voutとして現れる。サンプル
Cr2もまた入力端子(10)に供給され、もう一度第1の
乗算器(14)とサンプル確認信号MUXINVによって再び可
能化されたバッファ回路(28)とに供給される。従っ
て、サンプルCr2は信号VAとして現れ、第2の乗算器(2
6)において、このとき選択器(31)によって選択され
る因子(−sinφ)が乗算される。出力信号(−Cr2sin
φ)はフリップ・フロップ(32)に供給される。その
間、第1の乗算器(14)は出力信号Cr2cosφをフリップ
・フロップ(16)に供給する。フリップ・フロップ(1
8)の出力側には今回は2クロック周期遅れて乗算され
たサンプルCr1cosφが信号VBとして現れる。フリップ・
フロップ(32)の出力信号VCは今回は乗算されたサンプ
ルCb1sinφで、これが加算器(20)において、乗算され
たサンプルCr1cosφに加算されて、出力信号Hr1として
出力される。
第5のクロック周期では、加算器(20)の出力信号Hr
1がフリップ・フロップ(34)にホールドされて出力信
号Voutとして現れる。
この回路の他の部分の動作は上述した例と同様に進行
する。このように、入力したビデオ信号Vinは第1の乗
算器(14)に直接的に供給されて、その色差サンプルの
順序はCb1、Cr1、Cb2、Cr2、Cb3、Cr3、Cb4…(以下同
様)となるが、第2の乗算器(26)は色差サンプルを反
転した順序で受信し、その順序は第3図中信号VAで示す
ようにCr1、Cb1、Cr2、Cb2、Cr3、Cb3、Cr4…(以下同
様)となる。フリップ・フロップ(16)、(18)はフリ
ップ・フロップ(22)、(24)によって順序反転の過程
で生じる遅れを調整するために供給される。従って対応
するサンプルが加算器(20)で加算される。
このことから明らかなように、2つの乗算器(14)、
(26)と加算器(20)とを交互に用いることによって、
各式(1)及び(2)を順番に実行して各成分の意味の
ある結果を導いており、これは別の方法による場合は4
つの乗算器と2つの加算器が必要とされることがわか
る。
第1図及び第2図に示した構成では色相調整は、角度
φの変化と、2つの乗算器(14)、(26)への、角度φ
の位相直交する周期的(上述のサイン及びコサインの)
関数の適用によって行われる。可変電圧やディジタル値
をつくるために可変的な調整を行うことが可能で、これ
は乗算器(14)、(26)に適用し得る適切な周期的関数
を供給して処理することができる。
上述した実施例においてはコンポーネント・ビデオ環
境においての適用として説明し、この場合色差サンプル
Cb及びCrは乗算した形で有効であり、これはコンポジッ
ト・ディジタル・システムにおいても用いることができ
る。また、他の構成では成し得なかった、従来のNTSCア
ナログ・システムと同程度に簡単に色相調整を行うこと
もできる。その場合は、色差サンプルCb及びCrを生成し
て、回路に交互に供給する必要が生じうる。入力ビデオ
信号は乗算された形である必要はなく、適切なラッチ/
フリップ・フロップ配列がなされることにより、適当な
サンプルが回路に正しい配列で供給されることを確実に
する。乗算された出力信号が要求されない場合は似たよ
うな配列を出力側に供給することができる。
本発明の一例は上述の実施例において図面を参照して
詳細に説明したが、本発明は上述の実施例に限らず、本
発明の範囲及び構想に逸脱することなくその他種々の変
更及び調節が可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば2つの乗算器と1つの加算器を用いて
色相調整を行うことができるため、従来に比して少数の
回路構成要素より色相制御回路を提供することができ
る。
また上述したように、コンポーネント・ビデオ・シス
テムにおいてもコンポジット・ディジタル・ビデオ・シ
ステムにおいても使用し得る色相制御回路を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による基本的色相制御回路の略線的ブロ
ック図、第2図は第1図に示す色相制御回路の一例のよ
り詳細な回路図、第3図は第2図に示す回路の各部にお
ける信号の関連時間のタイミングを示す図、第4図は色
度図におけるビデオ信号のベクトル回転として示す色相
の変化のベクトル図である。 (10)は入力端子、(11)は多重送信順序反転回路、
(12)はサンプル確認信号端子、(14)は第1の乗算
器、(26)は第2の乗算器、(20)は加算器、(28)は
バッファ回路、(30)はインバータ、(31)は選択器、
(36)は出力端子、(16)、(18)、(22)、(24)、
(32)及び(34)はフリップ・フロップである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/44 - 9/78

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ信号の色相を変えるための色相制御
    回路であって、 上記ビデオ信号を受信し、該ビデオ信号の第1及び第2
    色差サンプルを処理して、該色差サンプルの第1及び第
    2信号シーケンスを下記のように作る、即ち、第1信号
    シーケンスは上記第1及び第2色差サンプルが第1順序
    で交互に並べられており、第2信号シーケンスは上記第
    1及び第2色差サンプルが第2順序で交互に並べられ、
    この第2の順序においては、第1及び第2色差サンプル
    の対応する対が上記第1信号シーケンスと相対的に逆転
    順序となるように作る手段と、 上記第1信号シーケンスの色差サンプルに所望の色相を
    表す位相角を持つ第1周期的関数を乗算して第1積信号
    シーケンスを作る第1乗算手段と、 上記第2信号シーケンスの色差サンプルに所望の色差を
    表す位相角を持ち、交互に正と負となる第2周期的関数
    を乗算して第2積信号シーケンスを作り、第1及び第2
    周期的関数が直交位相関係になるようにする第2乗算手
    段と、 上記第1及び第2積信号シーケンスを加算して第1及び
    第2の色相調整された色差サンプルを作る加算手段であ
    って、各周期的関数が乗算された第1色差サンプルをそ
    れに対応する周期的関数が乗算された第2色差サンプル
    と加算するように動作する加算手段と、 を備えたカラー映像信号の色相制御回路。
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