JP3045494B1 - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JP3045494B1 JP3045494B1 JP10359618A JP35961898A JP3045494B1 JP 3045494 B1 JP3045494 B1 JP 3045494B1 JP 10359618 A JP10359618 A JP 10359618A JP 35961898 A JP35961898 A JP 35961898A JP 3045494 B1 JP3045494 B1 JP 3045494B1
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- rubber
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/0306—Patterns comprising block rows or discontinuous ribs
- B60C11/0309—Patterns comprising block rows or discontinuous ribs further characterised by the groove cross-section
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C19/00—Tyre parts or constructions not otherwise provided for
- B60C19/08—Electric-charge-dissipating arrangements
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S152/02—Static discharge
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 偏摩耗に起因したグリップ性や電気抵抗の低
下を招くことがなく、しかも複雑なヘッド部の構造を不
要とするとともに、安定な品質を有して効率良く生産し
うる。 【解決手段】 トレッドゴム10は、導電性ゴム材から
なる主部12Aを有するベースゴム体12と、主部12
Aの外側に配されることによりトレッド面2Sをなす絶
縁性ゴム材からなるキャップゴム体11とから形成され
る。ベースゴム体12は、主部12Aに連なりキャップ
ゴム体11を貫通してトレッド溝Gの溝底面Gsで露出
する貫通部12Bと、この貫通部12Bからトレッド溝
G内を通ってトレッド面2Sまでのびる複数のスピュー
12Cとを具える。
下を招くことがなく、しかも複雑なヘッド部の構造を不
要とするとともに、安定な品質を有して効率良く生産し
うる。 【解決手段】 トレッドゴム10は、導電性ゴム材から
なる主部12Aを有するベースゴム体12と、主部12
Aの外側に配されることによりトレッド面2Sをなす絶
縁性ゴム材からなるキャップゴム体11とから形成され
る。ベースゴム体12は、主部12Aに連なりキャップ
ゴム体11を貫通してトレッド溝Gの溝底面Gsで露出
する貫通部12Bと、この貫通部12Bからトレッド溝
G内を通ってトレッド面2Sまでのびる複数のスピュー
12Cとを具える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレッドゴムを導
電性のベースゴム体と絶縁性のキャップゴム体とで形成
したタイヤにおける路面との間の電気抵抗を、耐摩耗性
やグリップ性などの実車性能を損ねることなく低減しう
る空気入りタイヤの関する。
電性のベースゴム体と絶縁性のキャップゴム体とで形成
したタイヤにおける路面との間の電気抵抗を、耐摩耗性
やグリップ性などの実車性能を損ねることなく低減しう
る空気入りタイヤの関する。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車の低燃費化に対応して、転
がり抵抗を減じた低燃費タイヤの開発が進められてお
り、従来、このタイヤの転がり抵抗を低減するため、ゴ
ム組成物中に配合される補強剤としてのカーボンブラッ
クをシリカに置き換えることにより、ヒステリシスロス
を低下させることが一般に行われている。
がり抵抗を減じた低燃費タイヤの開発が進められてお
り、従来、このタイヤの転がり抵抗を低減するため、ゴ
ム組成物中に配合される補強剤としてのカーボンブラッ
クをシリカに置き換えることにより、ヒステリシスロス
を低下させることが一般に行われている。
【0003】しかしカーボンブラックの配合量の減少
は、タイヤの電気抵抗の増加を招き、静電気が車に蓄積
されることによりラジオノイズ等の電波障害を引き起こ
すなど、多くの電気的誤動作の発生原因となっている。
は、タイヤの電気抵抗の増加を招き、静電気が車に蓄積
されることによりラジオノイズ等の電波障害を引き起こ
すなど、多くの電気的誤動作の発生原因となっている。
【0004】そこで、このような低燃費タイヤの電気抵
抗を改善するものとして、特開平9−71112号公報
には、図4にその概念図を示すように、トレッドゴムA
を、カーボンブラックを主に配向した導電性のベースゴ
ム体aとシリカを主に配合した絶縁性のキャップゴム体
bとで構成するとともに、このベースゴム体aの一部を
立上げてキャップゴム体bの表面bsで露出する立上げ
部a1を形成するものが提案されている。
抗を改善するものとして、特開平9−71112号公報
には、図4にその概念図を示すように、トレッドゴムA
を、カーボンブラックを主に配向した導電性のベースゴ
ム体aとシリカを主に配合した絶縁性のキャップゴム体
bとで構成するとともに、このベースゴム体aの一部を
立上げてキャップゴム体bの表面bsで露出する立上げ
部a1を形成するものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのものは、立
上げ部a1とキャップゴム体bとのゴム物性が異なるた
め、この立上げ部a1の露出面に偏摩耗が発生しやす
く、従って摩耗進行とともに接地性が損なわれ、グリッ
プ性の低下を招いたり、或いは立上げ部a1の路面との
接触が不充分となって電気抵抗が増加するなどの問題が
発生する。
上げ部a1とキャップゴム体bとのゴム物性が異なるた
め、この立上げ部a1の露出面に偏摩耗が発生しやす
く、従って摩耗進行とともに接地性が損なわれ、グリッ
プ性の低下を招いたり、或いは立上げ部a1の路面との
接触が不充分となって電気抵抗が増加するなどの問題が
発生する。
【0006】又前記立上げ部a1を形成するために、ト
レッドゴム押出機のヘッド部の構造が複雑化し、また加
硫成形時のゴム流れによって、立上げ部a1の形状・サ
イズが大きく変化してしまうなど、品質を安定して生産
することも難しくなる。
レッドゴム押出機のヘッド部の構造が複雑化し、また加
硫成形時のゴム流れによって、立上げ部a1の形状・サ
イズが大きく変化してしまうなど、品質を安定して生産
することも難しくなる。
【0007】そこで本発明の目的は、導電性のベースゴ
ム体の一部を、トレッド溝の溝底面からスピューとして
トレッド面まで引き出すことを基本として、偏摩耗に起
因したグリップ性や電気抵抗の低下を招くことがなく、
しかも複雑なヘッド部の構造を不要とするとともに、安
定な品質を有して効率良く生産しうる電気抵抗の低い空
気入りタイヤを提供することにある。
ム体の一部を、トレッド溝の溝底面からスピューとして
トレッド面まで引き出すことを基本として、偏摩耗に起
因したグリップ性や電気抵抗の低下を招くことがなく、
しかも複雑なヘッド部の構造を不要とするとともに、安
定な品質を有して効率良く生産しうる電気抵抗の低い空
気入りタイヤを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の空気入りタイヤは、トレッド溝を形成した
トレッド部のトレッドゴムが、カーボンブラックの含有
量が15phr以上かつ体積固有抵抗が1×108 Ωc
m未満の導電性ゴム材からなりかつ半径方向内側に配さ
れる主部を有するベースゴム体と、このベースゴム体の
外側に配されることによりトレッド面をなすとともにカ
ーボンブラックの含有量が15phr未満かつ体積固有
抵抗が1×108 Ωcm以上の絶縁性ゴム材からなるキ
ャップゴム体とから形成されるとともに、前記ベースゴ
ム体は、前記主部に連なりキャップゴム体を貫通して前
記トレッド溝の溝底面で露出する貫通部と、この貫通部
から前記トレッド溝内を通って路面と接触可能にトレッ
ド面までのびる複数のスピューとを具えることを特徴と
している。
に、本発明の空気入りタイヤは、トレッド溝を形成した
トレッド部のトレッドゴムが、カーボンブラックの含有
量が15phr以上かつ体積固有抵抗が1×108 Ωc
m未満の導電性ゴム材からなりかつ半径方向内側に配さ
れる主部を有するベースゴム体と、このベースゴム体の
外側に配されることによりトレッド面をなすとともにカ
ーボンブラックの含有量が15phr未満かつ体積固有
抵抗が1×108 Ωcm以上の絶縁性ゴム材からなるキ
ャップゴム体とから形成されるとともに、前記ベースゴ
ム体は、前記主部に連なりキャップゴム体を貫通して前
記トレッド溝の溝底面で露出する貫通部と、この貫通部
から前記トレッド溝内を通って路面と接触可能にトレッ
ド面までのびる複数のスピューとを具えることを特徴と
している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例とともに説明する。図1において、空気入りタイヤ
1(以下タイヤ1という)は、本例では、乗用車用ラジ
アルタイヤであって、トレッド溝Gを形成したトレッド
部2と、その両端からタイヤ半径方向内方にのびる一対
のサイドウォール部3と、各サイドウォール部3のタイ
ヤ半径方向内方端に位置するビード部4とを具える。
示例とともに説明する。図1において、空気入りタイヤ
1(以下タイヤ1という)は、本例では、乗用車用ラジ
アルタイヤであって、トレッド溝Gを形成したトレッド
部2と、その両端からタイヤ半径方向内方にのびる一対
のサイドウォール部3と、各サイドウォール部3のタイ
ヤ半径方向内方端に位置するビード部4とを具える。
【0010】またタイヤ1は、前記ビード部4、4間を
跨るカーカス6と、このカーカス6の半径方向外側かつ
トレッド部2の内方に配される強靱なベルト層7とによ
って補強されかつ必要なタイヤ剛性が付与される。
跨るカーカス6と、このカーカス6の半径方向外側かつ
トレッド部2の内方に配される強靱なベルト層7とによ
って補強されかつ必要なタイヤ剛性が付与される。
【0011】前記カーカス6は、カーカスコードをタイ
ヤ赤道Cに対して75〜90度の角度で配列した1枚以
上、本例では1枚のカーカスプライ6Aからなり、前記
トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4
のビードコア5の廻りで折返されて係止される。
ヤ赤道Cに対して75〜90度の角度で配列した1枚以
上、本例では1枚のカーカスプライ6Aからなり、前記
トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4
のビードコア5の廻りで折返されて係止される。
【0012】また前記ベルト層7は、ベルトコードをタ
イヤ赤道Cに対して30度以下の角度で配列した2枚以
上、本例では2枚のベルトプライ7A、7Bからなり、
ベルトコードがプライ間相互で交差することによってト
ラス構造を形成し、タガ効果を有してトレッド部2を補
強している。
イヤ赤道Cに対して30度以下の角度で配列した2枚以
上、本例では2枚のベルトプライ7A、7Bからなり、
ベルトコードがプライ間相互で交差することによってト
ラス構造を形成し、タガ効果を有してトレッド部2を補
強している。
【0013】なお本例では、ベルトコードとしてスチー
ルコードが用いられ、かつプライのトッピングゴムとし
て、カーボンブラック配合により体積固有電気抵抗値を
1×108 Ωcm未満とした従来の導電性ゴム材を用い
ることにより、ベルト層7に導電性が付与される。なお
ベルトコードとして、金属コード、カーボンファイバー
コード等の他の導電性のコードも要求により使用でき
る。
ルコードが用いられ、かつプライのトッピングゴムとし
て、カーボンブラック配合により体積固有電気抵抗値を
1×108 Ωcm未満とした従来の導電性ゴム材を用い
ることにより、ベルト層7に導電性が付与される。なお
ベルトコードとして、金属コード、カーボンファイバー
コード等の他の導電性のコードも要求により使用でき
る。
【0014】次に、前記トレッド部2を形成するトレッ
ドゴム10は、トレッド面2Sをなす半径方向外側のキ
ャップゴム体11と、その内側に配されるベースゴム体
12との2層構造をなす。
ドゴム10は、トレッド面2Sをなす半径方向外側のキ
ャップゴム体11と、その内側に配されるベースゴム体
12との2層構造をなす。
【0015】このキャップゴム体11は、前記トレッド
部2の全巾に亘って延在し、トレッド面2Sにはタイヤ
周方向にのびる縦溝Gm及びこれに交わる方向にのびる
横溝Gyなどから構成されるトレッド溝Gを凹設してい
る。
部2の全巾に亘って延在し、トレッド面2Sにはタイヤ
周方向にのびる縦溝Gm及びこれに交わる方向にのびる
横溝Gyなどから構成されるトレッド溝Gを凹設してい
る。
【0016】またキャップゴム体11は、導電性以外の
特性である、耐摩耗性、低転がり抵抗性、ウエット性能
を重視して設定された体積固有電気抵抗値が1×108
Ωcm以上の高性能ゴムからなり、ゴム基材中に、本例
ではシリカを主補強剤として30〜100phr、好ま
しくは40〜70phr配合し、カーボンブラックの配
合を15phr以下、好ましくは10phr以下にとど
めた絶縁性ゴム材が採用される。
特性である、耐摩耗性、低転がり抵抗性、ウエット性能
を重視して設定された体積固有電気抵抗値が1×108
Ωcm以上の高性能ゴムからなり、ゴム基材中に、本例
ではシリカを主補強剤として30〜100phr、好ま
しくは40〜70phr配合し、カーボンブラックの配
合を15phr以下、好ましくは10phr以下にとど
めた絶縁性ゴム材が採用される。
【0017】また前記ベースゴム体12は、電気抵抗を
重視した導電性ゴム材からなり、前記キャップゴム体1
1の内面に隣接する主部12Aは、前記キャップゴム体
11の性能を阻害しないように、例えば1〜4mm程度
の厚さを有する薄いシート状に形成される。本例では、
この主部12Aが前記キャップゴム体11と略同巾を有
するものを例示しているが、特に規制するものではな
い。
重視した導電性ゴム材からなり、前記キャップゴム体1
1の内面に隣接する主部12Aは、前記キャップゴム体
11の性能を阻害しないように、例えば1〜4mm程度
の厚さを有する薄いシート状に形成される。本例では、
この主部12Aが前記キャップゴム体11と略同巾を有
するものを例示しているが、特に規制するものではな
い。
【0018】前記導電性ゴム材は、ゴム基材中にカーボ
ンブラックを15phr以上含み、これによって体積固
有電気抵抗値が1×108 Ωcm未満の優れた導電性を
確保している。なお導電性のために、カーボンブラック
を20phr以上、さらには40phr以上配合するこ
とが好ましい。なお他のゴム物性を得るために、シリカ
を補助的に配合してもよい。
ンブラックを15phr以上含み、これによって体積固
有電気抵抗値が1×108 Ωcm未満の優れた導電性を
確保している。なお導電性のために、カーボンブラック
を20phr以上、さらには40phr以上配合するこ
とが好ましい。なお他のゴム物性を得るために、シリカ
を補助的に配合してもよい。
【0019】ここで、前記導電性ゴム材に使用するカー
ボンブラックの種類は、特に限定されないが、カーボン
ブラックの配合量Wc(phr)と平均粒子径Nc(単
位nm)との比(Wc/Nc)を1.5以上とすること
が好ましい。一般に導電性ゴム材の体積固有電気抵抗値
は、カーボンブラックの配合量Wcとその平均粒子径N
cとに関係し、Wcの増加又はNcの減少によって体積
固有電気抵抗値は減少する。したがって、前記比(Wc
/Nc)を1.5以上に規制することによって、必要な
導電性が保証されうる。なお好適には、平均粒子径Nc
が30nm以下のハードカーボンが望ましい。
ボンブラックの種類は、特に限定されないが、カーボン
ブラックの配合量Wc(phr)と平均粒子径Nc(単
位nm)との比(Wc/Nc)を1.5以上とすること
が好ましい。一般に導電性ゴム材の体積固有電気抵抗値
は、カーボンブラックの配合量Wcとその平均粒子径N
cとに関係し、Wcの増加又はNcの減少によって体積
固有電気抵抗値は減少する。したがって、前記比(Wc
/Nc)を1.5以上に規制することによって、必要な
導電性が保証されうる。なお好適には、平均粒子径Nc
が30nm以下のハードカーボンが望ましい。
【0020】なお前記導電性ゴム材、及び絶縁性ゴム材
に用いるゴム基材としては、例えば、天然ゴム(N
R)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、ブタジエ
ンゴム(BR)、イソプレインゴム(IR)等のジエン
系ゴムの一種若しくは複数種を組み合わせたものが使用
でき、又要求により、硫黄、加硫促進剤、老化防止剤等
の公知の添加剤が添加される。
に用いるゴム基材としては、例えば、天然ゴム(N
R)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、ブタジエ
ンゴム(BR)、イソプレインゴム(IR)等のジエン
系ゴムの一種若しくは複数種を組み合わせたものが使用
でき、又要求により、硫黄、加硫促進剤、老化防止剤等
の公知の添加剤が添加される。
【0021】そして本発明では、図2に示すように、前
記ベースゴム体12が、前記主部12Aに連なりキャッ
プゴム体11を貫通して前記トレッド溝Gの溝底面Gs
で露出する貫通部12Bと、この貫通部12Bから前記
トレッド溝G内を通って路面と接触可能にトレッド面2
Sまでのびる複数のスピュー12Cとを具えることを特
徴としている。
記ベースゴム体12が、前記主部12Aに連なりキャッ
プゴム体11を貫通して前記トレッド溝Gの溝底面Gs
で露出する貫通部12Bと、この貫通部12Bから前記
トレッド溝G内を通って路面と接触可能にトレッド面2
Sまでのびる複数のスピュー12Cとを具えることを特
徴としている。
【0022】なお前記主部12Aと溝底面Gsとが隔た
る場合には、前記貫通部12Bは、この主部12Aから
の立ち上げ部として形成するが、溝底面Gsが主部12
A内に入り込む場合には、この主部12Aの溝底面Gs
での露出部として前記貫通部12Bを形成することがで
きる。
る場合には、前記貫通部12Bは、この主部12Aから
の立ち上げ部として形成するが、溝底面Gsが主部12
A内に入り込む場合には、この主部12Aの溝底面Gs
での露出部として前記貫通部12Bを形成することがで
きる。
【0023】ここで、タイヤの成形金型には、一般に、
タイヤと成形金型との間に残留する空気を逃がすための
ベントホールが設けられており、加硫成形時の圧力によ
ってタイヤのゴムが前記ベントホール内に侵入すること
により、完成タイヤの表面には、この侵入したゴムから
なる針状のスピューが突出する。従って、従来のスピュ
ーでは、成形金型が最後に接触することとなるトレッド
面2Sに形成されている。
タイヤと成形金型との間に残留する空気を逃がすための
ベントホールが設けられており、加硫成形時の圧力によ
ってタイヤのゴムが前記ベントホール内に侵入すること
により、完成タイヤの表面には、この侵入したゴムから
なる針状のスピューが突出する。従って、従来のスピュ
ーでは、成形金型が最後に接触することとなるトレッド
面2Sに形成されている。
【0024】しかし、本願におけるスピュー12Cは、
路面へのアースを目的としているため、トレッド溝Gの
溝底面Gsに形成している。
路面へのアースを目的としているため、トレッド溝Gの
溝底面Gsに形成している。
【0025】このスピュー12Cは、新品タイヤにおい
ては、トレッド面2Sより半径方向外方に、例えば5±
3mm程度の長さLで突出していることが好ましく、こ
れにより接地に際して柔軟に曲げ変形し、かつ弱い接触
圧力で路面とアースできる。この柔軟性は、スピュー1
2Cが溝深と略同等の長さを有することにより付与され
るが、スピュー12Cの断面最大長さ(断面円形のとき
直径を意味する)を0.5〜3.0mmとすることによ
り、前記柔軟性をより好ましく設定できる。
ては、トレッド面2Sより半径方向外方に、例えば5±
3mm程度の長さLで突出していることが好ましく、こ
れにより接地に際して柔軟に曲げ変形し、かつ弱い接触
圧力で路面とアースできる。この柔軟性は、スピュー1
2Cが溝深と略同等の長さを有することにより付与され
るが、スピュー12Cの断面最大長さ(断面円形のとき
直径を意味する)を0.5〜3.0mmとすることによ
り、前記柔軟性をより好ましく設定できる。
【0026】なお、0.5mm未満では、スピュー12
Cの形成が難しくまた強度を不充分とするとともに1本
当たりの電気抵抗が高くなる。逆に3.0mmを超える
と、柔軟性が低下するに加えて、加硫金型を離型する際
のスピュー12Cの抵抗力が大きく、スピュー12Cの
表面にひび割れなどを招くなど破損が生じやすくなる。
Cの形成が難しくまた強度を不充分とするとともに1本
当たりの電気抵抗が高くなる。逆に3.0mmを超える
と、柔軟性が低下するに加えて、加硫金型を離型する際
のスピュー12Cの抵抗力が大きく、スピュー12Cの
表面にひび割れなどを招くなど破損が生じやすくなる。
【0027】前記スピュー12Cは、タイヤの電気抵抗
を充分に減じるために、接地面において少なくとも1本
以上、好ましくは5本以上、さらに好ましくは10本以
上設けるのが良い。また、スピュー12Cの形成位置
は、溝底面Gsであれば特に規制されないが、スピュー
12Cの曲がり方向の点で縦溝Gmに形成するのが好ま
しい。また前記スピュー12Cの断面形状は、柔軟性や
破断の点から円形が好ましいが、要求により三角形及び
それ以上の多角形を採用しても良い。
を充分に減じるために、接地面において少なくとも1本
以上、好ましくは5本以上、さらに好ましくは10本以
上設けるのが良い。また、スピュー12Cの形成位置
は、溝底面Gsであれば特に規制されないが、スピュー
12Cの曲がり方向の点で縦溝Gmに形成するのが好ま
しい。また前記スピュー12Cの断面形状は、柔軟性や
破断の点から円形が好ましいが、要求により三角形及び
それ以上の多角形を採用しても良い。
【0028】このように、溝底面Gsから引出されたス
ピュー12Cは、トレッド陸部からは独立して、柔軟性
を有して低い接触圧力で接地するため、安定して路面と
電気的に導通(アース)しうる。また、トレッド陸部で
はキャップゴム体11のみが接地するなど、図4の如き
異なる物性の2つのゴム材が一体に接地しないため、偏
摩耗の発生を防止でき、グリップ性や電気導通性の低下
を抑制しうる。
ピュー12Cは、トレッド陸部からは独立して、柔軟性
を有して低い接触圧力で接地するため、安定して路面と
電気的に導通(アース)しうる。また、トレッド陸部で
はキャップゴム体11のみが接地するなど、図4の如き
異なる物性の2つのゴム材が一体に接地しないため、偏
摩耗の発生を防止でき、グリップ性や電気導通性の低下
を抑制しうる。
【0029】又前記スピュー12Cは、加硫成形時のゴ
ム流れに影響を受けることなく、金型によって容易にか
つ確実に形成しうるため、安定な品質を有して効率良く
生産しうる。
ム流れに影響を受けることなく、金型によって容易にか
つ確実に形成しうるため、安定な品質を有して効率良く
生産しうる。
【0030】
【実施例】図1の構造をなすタイヤサイズ195/65
R14のタイヤを、表1の仕様に基づき試作するととも
に、試供タイヤの電気抵抗値を測定しその結果を表1に
示す。
R14のタイヤを、表1の仕様に基づき試作するととも
に、試供タイヤの電気抵抗値を測定しその結果を表1に
示す。
【0031】(1)タイヤの電気抵抗:前記試供タイヤ
を、標準リムR(6×14)に空気圧200kpaでリ
ム組した状態で、ドイツの WDK、 Blatt 3で規定される
「荷重下でのタイヤ電気抵抗の測定手順」に基づき測定
された。すなわち、図3に示すように、台板30に対し
て絶縁状態で取付く銅板31上に、前記リム組みタイヤ
1を、荷重150kg、250kg、350kg、及び
450kgで垂直に接地させ、標準リムRの中央部と銅
板31との間の電気抵抗を、印可電圧1000ボルトの
抵抗測定器32を用いて測定する。測定時の気温25
℃、湿度は50%であった。
を、標準リムR(6×14)に空気圧200kpaでリ
ム組した状態で、ドイツの WDK、 Blatt 3で規定される
「荷重下でのタイヤ電気抵抗の測定手順」に基づき測定
された。すなわち、図3に示すように、台板30に対し
て絶縁状態で取付く銅板31上に、前記リム組みタイヤ
1を、荷重150kg、250kg、350kg、及び
450kgで垂直に接地させ、標準リムRの中央部と銅
板31との間の電気抵抗を、印可電圧1000ボルトの
抵抗測定器32を用いて測定する。測定時の気温25
℃、湿度は50%であった。
【0032】
【表1】
【0033】
【発明の効果】本発明は叙上の如く、導電性のベースゴ
ム体の一部を、トレッド溝の溝底面からスピューとして
トレッド面まで引き出しているため、偏摩耗に起因した
グリップ性や電気抵抗の低下を招くことがなく、しかも
複雑なヘッド部の構造を不要とするとともに、安定な品
質を有して効率良く生産しうる。
ム体の一部を、トレッド溝の溝底面からスピューとして
トレッド面まで引き出しているため、偏摩耗に起因した
グリップ性や電気抵抗の低下を招くことがなく、しかも
複雑なヘッド部の構造を不要とするとともに、安定な品
質を有して効率良く生産しうる。
【図1】本発明の一実施例のタイヤの断面図である。
【図2】トレッド部の一部を拡大して示す部分断面図で
ある。
ある。
【図3】タイヤの電気抵抗の測定方法を説明する線図で
ある。
ある。
【図4】従来技術を説明するトレッドゴムの概念図であ
る。
る。
2 トレッド部 2S トレッド面 10 トレッドゴム 11 キャップゴム体 12 ベースゴム体 12A 主部 12B 貫通部 12C スピュー G トレッド溝 Gs 溝底面
Claims (1)
- 【請求項1】トレッド溝を形成したトレッド部のトレッ
ドゴムが、カーボンブラックの含有量が15phr以上
かつ体積固有抵抗が1×108 Ωcm未満の導電性ゴム
材からなりかつ半径方向内側に配される主部を有するベ
ースゴム体と、このベースゴム体の外側に配されること
によりトレッド面をなすとともにカーボンブラックの含
有量が15phr未満かつ体積固有抵抗が1×108 Ω
cm以上の絶縁性ゴム材からなるキャップゴム体とから
形成されるとともに、 前記ベースゴム体は、前記主部に連なりキャップゴム体
を貫通して前記トレッド溝の溝底面で露出する貫通部
と、この貫通部から前記トレッド溝内を通って路面と接
触可能にトレッド面までのびる複数のスピューとを具え
ることを特徴とする空気入りタイヤ。
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