JP3043491B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置、特にアンチ
・ヒューズ構造を有する半導体装置及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高集積化が進み、半
導体装置の設計開始から製造終了までに長時間を要して
いる。この問題を解決するために、予め半導体基板上に
半導体素子を形成し、さらに配線の接続までも済ませて
おき、その後、設計に応じて配線の接続を変えて必要な
回路を形成することができるアンチ・ヒューズ構造が考
案されている。
【0003】アンチ・ヒューズとは、通常の溶断ヒュー
ズ等とは逆に、初期状態は非導通であるが、高電圧を印
加する書込み操作によって導通状態になるヒューズのこ
とである。従来の半導体素子の構造では、設計段階の初
期から回路の配線接続を考慮しなくてはならなかった
が、アンチ・ヒューズ構造を採用することにより、半導
体装置、特にFPGAやPROMの設計から製造終了ま
での時間を短縮させることができるようになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置で
は、アンチ・ヒューズ構造を半導体素子中に形成する方
式と、半導体素子間の配線のコンタクトホール中に形成
する方式があるが、形成し易さの面から配線のコンタク
トホール中にアンチ・ヒューズ構造を形成する方式が採
用されることが多い。
【0005】コンタクトホール内にアモルファスシリコ
ン層を形成するアンチ・ヒューズ構造を採用した半導体
装置の場合、半導体装置内にはアンチ・ヒューズ構造を
とる必要のない通常のコンタクトホールも必要とされ
る。このため、アンチ・ヒューズ構造でない通常のコン
タクトホールのアモルファスシリコン層を除去する必要
がある。
【0006】しかしながら、コンタクトホールに導電層
とアモルファスシリコン層を堆積後、反応性イオンエッ
チングによりアモルファスシリコン層を除去すると、コ
ンタクトホール側壁に堆積したアモルファスシリコン層
がエッチングされにくく残存し、コンタクトホールのア
スペクト比が大きくなり、その上に形成する導電層のカ
バレッジが悪くなる。このようにアンチ・ヒューズ構造
を有する半導体装置において通常のコンタクトホールを
形成するには、プロセス上高度な技術を必要とすると共
に、製造歩留まりの低下を招くという問題があった。
【0007】本発明の目的は、高度なプロセス技術を用
いることなく、アンチ・ヒューズ構造を有するコンタク
トホールと共に、導通特性が良好な通常のコンタクトホ
ールを形成することができる半導体装置及びその製造方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、第1導電層
と、前記第1導電層上に形成され、第1開口部が形成さ
れた第1絶縁層と、前記第1絶縁層上に形成され、前記
第1開口部を介して前記第1導電層と接続された第2導
電層と、前記第2導電層上に形成され、前記第1開口部
とは異なる位置に第2開口部が形成された非晶質材料層
と、前記非晶質材料層上に形成され、前記第2開口部を
介して前記第2導電層と接続された第3導電層とを有す
ることを特徴とする半導体装置によって達成される。
【0009】上記目的は、第1導電層を形成する工程
と、前記第1導電層上に第1絶縁層を形成し、前記第1
絶縁層に第1開口部を形成する工程と、前記第1絶縁層
上に、前記第1開口部を介して前記第1導電層と接続さ
れる第2導電層を形成する工程と、前記第2導電層上に
非晶質材料層を形成し、前記非晶質材料層の前記第1開
口部とは異なる位置に第2開口部を形成する工程と、前
記非晶質材料層上に、前記第2開口部を介して前記第2
導電層と接続される第3導電層を形成する工程とを有す
ることを特徴とする半導体装置の製造方法によって達成
される。
【0010】
【作用】本発明によれば、第1導電層と、第1導電層上
に形成され、第1開口部が形成された第1絶縁層と、第
1絶縁層上に形成され、第1開口部を介して第1導電層
と接続された第2導電層と、第2導電層上に形成され、
第1開口部とは異なる位置に第2開口部が形成された非
晶質材料層と、非晶質材料層上に形成され、第2開口部
を介して第2導電層と接続された第3導電層とを設け、
コンタクトホール外部の下地が平坦部分で接続するよう
にしたので、高度なプロセス技術を用いることなく、導
通特性が良好な通常のコンタクトホールを有する半導体
装置を実現することができる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例による半導体装置を図1を
用いて説明する。本実施例の半導体装置は、アンチ・ヒ
ューズ構造を有するコンタクトホール外部の下地が平坦
な部分で電気的に接続して通常のコンタクトホールを形
成したことを特徴としている。
【0012】半導体基板1上には、配線材料として例え
ばアルミニウム合金を用いた第1導電層2が形成されて
いる。半導体基板1及び第1導電層2上には第1絶縁層
4が形成され、この第1絶縁層4にコンタクトホール6
A、6Bが形成されている。第1絶縁層4上には、Ti
N、TiW等の高融点金属を用いた第2導電層8が形成
され、この第2導電層8上にアンチ・ヒューズ構造を形
成するためのアモルファスシリコン層10が積層されて
いる。第2導電層8はコンタクトホール6A、6Bを介
して第1導電層2に接続されている。
【0013】図1右側のコンタクトホール6Aはアンチ
・ヒューズ構造を形成するためのもので、左側のコンタ
クトホール6Bはアンチ・ヒューズ構造ではなく通常の
短絡した導通特性を実現するためのものである。図1左
側のコンタクトホール6B近傍のアモルファスシリコン
層10には、第1絶縁層4のコンタクトホール6Bから
はずれた下地が平坦な部分にコンタクトホール12が形
成されている。
【0014】アモルファスシリコン層10上にはTi
N、TiW等の高融点金属を用いた第3導電層14が形
成され、この第3導電層14上に例えばアルミニウム合
金を用いた第4導電層16が形成されている。これによ
り、図1右側のコンタクトホール6Aにはアンチ・ヒュ
ーズ構造が形成される。一方、図1左側のコンタクトホ
ール6Bにもアンチ・ヒューズ構造が形成されるが、第
3導電層14及び第4導電層16が、アモルファスシリ
コン層10のコンタクトホール12を介して、第1導電
層4とコンタクトしている第2導電層8に接続されてい
る。したがって、第4導電層16が第1導電層4が短絡
した通常のコンタクトホールと同様の導通状態が実現す
る。
【0015】なお、高融点金属を用いた第3導電層14
はアモルファスシリコンと良好なコンタクトを得るため
に形成するもので、第4導電層16をアルミニウム合金
でなく高融点金属により形成した場合は2層構造にする
必要はない。このように、本実施例の半導体装置によれ
ば、通常のコンタクトホールを形成すべき部分では、コ
ンタクトホールからはずれた下地が平坦な部分のアモル
ファスシリコン層をエッチング除去すればよく、コンタ
クトホール内のアモルファスシリコン層をエッチング除
去する必要がないので、導通特性が良好な接続状態を実
現できる。
【0016】次に、本発明の一実施例による半導体装置
の製造方法について図2を用いて説明する。まず、半導
体基板1上に、アルミニウム合金を用いた約700nm
厚の第1導電層2を堆積する。続いて、半導体基板1及
び第1導電層2上に例えばPSGを用いた約800nm
厚の第1絶縁層4を堆積する。続いて、必要に応じて表
面を平坦化するために、SOGを塗布した後、コントロ
ールエッチングにより平坦化し、続いて再度SOGを堆
積する。続いて、フォトリソグラフィ技術により第1絶
縁層4にコンタクトホール6A、6Bを形成する(図2
(a))。
【0017】次に、第1絶縁層4上に、TiN、TiW
等の高融点金属を用いた約100nm厚の第2導電層8
を堆積する。この第2導電層8は第1絶縁層4のコンタ
クトホール6を介して第1導電層2に接続される。続い
て、第2導電層8上にアンチ・ヒューズ構造を形成する
ための約100nm厚のアモルファスシリコン層10
を、熱CVD法、光CVD法、プラズマCVD法、スパ
ッタリング法などを用いて堆積する。続いて、Cl系
(例えばBCl3 +Cl2 )のガスによる反応性イオン
エッチングにより、図2左側のコンタクトホール6Bか
らはずれた下地が平坦な部分のアモルファスシリコン層
10をエッチング除去してコンタクトホール12を形成
する(図2(b))。
【0018】次に、アモルファスシリコン層10上に、
TiN、TiW等の高融点金属を用いた約100nm厚
の第3導電層14を堆積し、続いて、この第3導電層1
4上に例えばアルミニウム合金を用いた約700nm厚
の第4導電層16を形成する(図2(c))。これによ
り、図1右側のコンタクトホール6Aの部分にはアンチ
・ヒューズ構造が形成され。一方、図1左側のコンタク
トホール6Bにもアンチ・ヒューズ構造が形成される
が、第3導電層14及び第4導電層16が、アモルファ
スシリコン層10のコンタクトホール12を介して、第
1導電層4とコンタクトしている第2導電層8に接続さ
れ、第4導電層16が第1導電層4が短絡した通常のコ
ンタクトホールと同様の導通状態が実現する。
【0019】次に、第2導電層8、アモルファスシリコ
ン層10、第3導電層14、第4導電層16を一緒にパ
ターニングしてアンチ・ヒューズ構造のコンタクトホー
ルと通常のコンタクトホールを完成する(図2
(d))。このように、本実施例によれば、通常のコン
タクトホールを形成すべき部分では、コンタクトホール
からはずれた下地が平坦な部分のアモルファスシリコン
層をエッチング除去すればよいので、プロセス上高度な
技術を必要とせず、製造歩留まりが低下することもな
い。
【0020】本発明は、上記実施例に限らず種々の変形
が可能である。例えば、上記実施例では、第1絶縁層の
コンタクトホールの近傍にアモルファスシリコン層のコ
ンタクトホールを形成したが、下地が平坦な部分であれ
ば、アモルファスシリコン層のコンタクトホールを第1
絶縁層のコンタクトホールのぎりぎり近くの位置に形成
してもよいし、第1絶縁層のコンタクトホールからもっ
と離れた位置に形成してもよい。
【0021】また、上記実施例では、第1導電層が半導
体基板上に形成されている場合について本発明を適用し
たが、第1導電層下にさらに他の導電層が存在している
場合であっても本発明を適用することはもちろん可能で
ある。更に、上記実施例では、配線金属にアルミニウム
合金を用いたが、他の金属、例えばタングステン、チタ
ン等の高融点金属を用いてもよい。
【0022】また、上記実施例では、非晶質材料にアモ
ルファスシリコンを用いたが、他の非晶質材料を用いて
もよい。
【0023】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、第1導電
層と、第1導電層上に形成され、第1開口部が形成され
た第1絶縁層と、第1絶縁層上に形成され、第1開口部
を介して第1導電層と接続された第2導電層と、第2導
電層上に形成され、第1開口部とは異なる位置に第2開
口部が形成された非晶質材料層と、非晶質材料層上に形
成され、第2開口部を介して第2導電層と接続された第
3導電層とを設け、コンタクトホール外部の下地が平坦
部分で接続するようにしたので、高度なプロセス技術を
用いることなく、導通特性が良好な通常のコンタクトホ
ールを有する、FPGA、PROM等の半導体装置を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体装置を示す図で
ある。
【図2】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
を示す図である。
【符号の説明】 1…半導体基板 2…第1導電層 4…第1絶縁層 6A、6B…コンタクトホール 8…第2導電層 10…アモルファスシリコン層 12…コンタクトホール 14…第3導電層 16…第4導電層

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電層と、 前記第1導電層上に形成され、第1開口部が形成された
    第1絶縁層と、 前記第1絶縁層上に形成され、前記第1開口部を介して
    前記第1導電層と接続された第2導電層と、 前記第2導電層上に形成され、前記第1開口部とは異な
    る位置に第2開口部が形成された非晶質材料層と、 前記非晶質材料層上に形成され、前記第2開口部を介し
    て前記第2導電層と接続された第3導電層とを有するこ
    とを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 前記非晶質材料層はアモルファスシリコン層であること
    を特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 第1導電層を形成する工程と、 前記第1導電層上に第1絶縁層を形成し、前記第1絶縁
    層に第1開口部を形成する工程と、 前記第1絶縁層上に、前記第1開口部を介して前記第1
    導電層と接続される第2導電層を形成する工程と、 前記第2導電層上に非晶質材料層を形成し、前記非晶質
    材料層の前記第1開口部とは異なる位置に第2開口部を
    形成する工程と、 前記非晶質材料層上に、前記第2開口部を介して前記第
    2導電層と接続される第3導電層を形成する工程とを有
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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