JPH05129439A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH05129439A JPH05129439A JP28663291A JP28663291A JPH05129439A JP H05129439 A JPH05129439 A JP H05129439A JP 28663291 A JP28663291 A JP 28663291A JP 28663291 A JP28663291 A JP 28663291A JP H05129439 A JPH05129439 A JP H05129439A
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- layer
- insulating layer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、アンチ・ヒューズ構造を有する半導
体装置に関し、アンチ・ヒューズ構造の特性が均一な半
導体装置を提供することを目的とする。 【構成】第1導電層2上に、第1開口部6が形成された
第1絶縁層4を設け、第1絶縁層4上に、第1開口部6
を介して第1導電層2に接続された第2導電層8及び非
晶質材料層10を設け、非晶質材料層10上の平坦な部
分に、第1開口部6とは異なる位置に第2開口部14が
形成された第2絶縁層12を設け、第2絶縁層12上
に、第2開口部14を介して非晶質材料層10と接続さ
れた第3導電層16及び第4導電層18を設けるように
構成する。
体装置に関し、アンチ・ヒューズ構造の特性が均一な半
導体装置を提供することを目的とする。 【構成】第1導電層2上に、第1開口部6が形成された
第1絶縁層4を設け、第1絶縁層4上に、第1開口部6
を介して第1導電層2に接続された第2導電層8及び非
晶質材料層10を設け、非晶質材料層10上の平坦な部
分に、第1開口部6とは異なる位置に第2開口部14が
形成された第2絶縁層12を設け、第2絶縁層12上
に、第2開口部14を介して非晶質材料層10と接続さ
れた第3導電層16及び第4導電層18を設けるように
構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置、特にアンチ
・ヒューズ構造を有する半導体装置及びその製造方法に
関する。
・ヒューズ構造を有する半導体装置及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高集積化が進み、半
導体装置の設計開始から製造終了までに長時間を要して
いる。この問題を解決するために、予め半導体基板上に
半導体素子を形成し、さらに配線の接続までも済ませて
おき、その後、設計に応じて配線の接続を変えて必要な
回路を形成することができるアンチ・ヒューズ構造が考
案されている。
導体装置の設計開始から製造終了までに長時間を要して
いる。この問題を解決するために、予め半導体基板上に
半導体素子を形成し、さらに配線の接続までも済ませて
おき、その後、設計に応じて配線の接続を変えて必要な
回路を形成することができるアンチ・ヒューズ構造が考
案されている。
【0003】アンチ・ヒューズとは、通常の溶断ヒュー
ズ等とは逆に、初期状態は非導通であるが、高電圧を印
加する書込み操作によって導通状態になるヒューズのこ
とである。従来の半導体素子の構造では、設計段階の初
期から回路の配線接続を考慮しなくてはならなかった
が、アンチ・ヒューズ構造を採用することにより、半導
体装置、特にFPGAやPROMの設計から製造終了ま
での時間を短縮させることができるようになった。
ズ等とは逆に、初期状態は非導通であるが、高電圧を印
加する書込み操作によって導通状態になるヒューズのこ
とである。従来の半導体素子の構造では、設計段階の初
期から回路の配線接続を考慮しなくてはならなかった
が、アンチ・ヒューズ構造を採用することにより、半導
体装置、特にFPGAやPROMの設計から製造終了ま
での時間を短縮させることができるようになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置で
は、アンチ・ヒューズ構造を半導体素子中に形成する方
式と、半導体素子間の配線のコンタクトホール中に形成
する方式があるが、形成し易さの面から配線のコンタク
トホール中にアンチ・ヒューズ構造を形成する方式が採
用されることが多い。
は、アンチ・ヒューズ構造を半導体素子中に形成する方
式と、半導体素子間の配線のコンタクトホール中に形成
する方式があるが、形成し易さの面から配線のコンタク
トホール中にアンチ・ヒューズ構造を形成する方式が採
用されることが多い。
【0005】しかしながら、コンタクトホール中にアン
チ・ヒューズ構造を形成する場合には、厚さのある絶縁
層に形成された微細なコンタクトホールにアモルファス
シリコン層を形成するため、各コンタクトホールにおい
てアモルファスシリコン層の均一なカバレッジ特性を得
ることができず、アンチ・ヒューズ構造への書込み電圧
がばらつくという問題があった。
チ・ヒューズ構造を形成する場合には、厚さのある絶縁
層に形成された微細なコンタクトホールにアモルファス
シリコン層を形成するため、各コンタクトホールにおい
てアモルファスシリコン層の均一なカバレッジ特性を得
ることができず、アンチ・ヒューズ構造への書込み電圧
がばらつくという問題があった。
【0006】本発明の目的は、アンチ・ヒューズ構造の
特性が均一な半導体装置及びその製造方法を提供するこ
とにある。
特性が均一な半導体装置及びその製造方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、第1導電層
と、前記第1導電層上に形成され、第1開口部が形成さ
れた第1絶縁層と、前記第1絶縁層上に形成され、前記
第1開口部を介して前記第1導電層と接続された第2導
電層と、前記第2導電層上に形成された非晶質材料層
と、前記非晶質材料層上に形成され、前記第1開口部と
は異なる位置に第2開口部が形成された第2絶縁層と、
前記第2絶縁層上に形成され、前記第2開口部を介して
前記非晶質材料層と接続された第3導電層とを有するこ
とを特徴とする半導体装置によって達成される。
と、前記第1導電層上に形成され、第1開口部が形成さ
れた第1絶縁層と、前記第1絶縁層上に形成され、前記
第1開口部を介して前記第1導電層と接続された第2導
電層と、前記第2導電層上に形成された非晶質材料層
と、前記非晶質材料層上に形成され、前記第1開口部と
は異なる位置に第2開口部が形成された第2絶縁層と、
前記第2絶縁層上に形成され、前記第2開口部を介して
前記非晶質材料層と接続された第3導電層とを有するこ
とを特徴とする半導体装置によって達成される。
【0008】上記目的は、第1導電層と、前記第1導電
層上に形成され、第1開口部が形成された第1絶縁層
と、前記第1絶縁層上に形成され、前記第1開口部を介
して前記第1導電層と接続された第2導電層と、前記第
2導電層上に形成された非晶質材料層と、前記非晶質材
料層上に形成された第3導電層と、前記第3導電層上に
形成され、前記第1開口部とは異なる位置に第2開口部
が形成された第2絶縁層と、前記第2絶縁層上に形成さ
れ、前記第2開口部を介して前記第3導電層と接続され
た第4導電層とを有することを特徴とする半導体装置に
よって達成される。
層上に形成され、第1開口部が形成された第1絶縁層
と、前記第1絶縁層上に形成され、前記第1開口部を介
して前記第1導電層と接続された第2導電層と、前記第
2導電層上に形成された非晶質材料層と、前記非晶質材
料層上に形成された第3導電層と、前記第3導電層上に
形成され、前記第1開口部とは異なる位置に第2開口部
が形成された第2絶縁層と、前記第2絶縁層上に形成さ
れ、前記第2開口部を介して前記第3導電層と接続され
た第4導電層とを有することを特徴とする半導体装置に
よって達成される。
【0009】上記目的は、第1導電層を形成する工程
と、前記第1導電層上に第1絶縁層を形成し、前記第1
絶縁層に第1開口部を形成する工程と、前記第1絶縁層
上に、前記第1開口部を介して前記第1導電層と接続さ
れる第2導電層を形成する工程と、前記第2導電層上に
非晶質材料層を形成する工程と、前記非晶質材料層上に
第2絶縁層を形成し、前記第2絶縁層の前記第1開口部
とは異なる位置に第2開口部を形成する工程と、前記第
2絶縁層上に、前記第2開口部を介して前記非晶質材料
層と接続された第3導電層を形成する工程とを有するこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法によって達成され
る。
と、前記第1導電層上に第1絶縁層を形成し、前記第1
絶縁層に第1開口部を形成する工程と、前記第1絶縁層
上に、前記第1開口部を介して前記第1導電層と接続さ
れる第2導電層を形成する工程と、前記第2導電層上に
非晶質材料層を形成する工程と、前記非晶質材料層上に
第2絶縁層を形成し、前記第2絶縁層の前記第1開口部
とは異なる位置に第2開口部を形成する工程と、前記第
2絶縁層上に、前記第2開口部を介して前記非晶質材料
層と接続された第3導電層を形成する工程とを有するこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法によって達成され
る。
【0010】上記目的は、第1導電層を形成する工程
と、前記第1導電層上に第1絶縁層を形成し、前記第1
絶縁層に第1開口部を形成する工程と、前記第1絶縁層
上に、前記第1開口部を介して前記第1導電層と接続さ
れる第2導電層を形成する工程と、前記第2導電層上に
非晶質材料層を形成する工程と、前記非晶質材料層上に
第3導電層を形成する工程と、前記第3導電層上に第2
絶縁層を形成し、前記第2絶縁層の前記第1開口部とは
異なる位置に第2開口部を形成する工程と、前記第2絶
縁層上に、前記第2開口部を介して前記第3導電層と接
続された第4導電層を形成する工程とを有することを特
徴とする半導体装置の製造方法によって達成される。
と、前記第1導電層上に第1絶縁層を形成し、前記第1
絶縁層に第1開口部を形成する工程と、前記第1絶縁層
上に、前記第1開口部を介して前記第1導電層と接続さ
れる第2導電層を形成する工程と、前記第2導電層上に
非晶質材料層を形成する工程と、前記非晶質材料層上に
第3導電層を形成する工程と、前記第3導電層上に第2
絶縁層を形成し、前記第2絶縁層の前記第1開口部とは
異なる位置に第2開口部を形成する工程と、前記第2絶
縁層上に、前記第2開口部を介して前記第3導電層と接
続された第4導電層を形成する工程とを有することを特
徴とする半導体装置の製造方法によって達成される。
【0011】
【作用】本発明によれば、第1導電層と、第1導電層上
に形成され、第1開口部が形成された第1絶縁層と、第
1絶縁層上に形成され、第1開口部を介して第1導電層
と接続された第2導電層と、第2導電層上に形成された
非晶質材料層と、非晶質材料層上に形成され、第1開口
部とは異なる位置に第2開口部が形成された第2絶縁層
と、第2絶縁層上に形成され、第2開口部を介して非晶
質材料層と接続された第3導電層とを設け、アンチ・ヒ
ューズ構造をコンタクトホール外部の下地が平坦な部分
に形成したので、アンチ・ヒューズ構造の特性が均一な
半導体装置を実現することができる。
に形成され、第1開口部が形成された第1絶縁層と、第
1絶縁層上に形成され、第1開口部を介して第1導電層
と接続された第2導電層と、第2導電層上に形成された
非晶質材料層と、非晶質材料層上に形成され、第1開口
部とは異なる位置に第2開口部が形成された第2絶縁層
と、第2絶縁層上に形成され、第2開口部を介して非晶
質材料層と接続された第3導電層とを設け、アンチ・ヒ
ューズ構造をコンタクトホール外部の下地が平坦な部分
に形成したので、アンチ・ヒューズ構造の特性が均一な
半導体装置を実現することができる。
【0012】
【実施例】本発明の第1の実施例による半導体装置を図
1を用いて説明する。本実施例の半導体装置は、アンチ
・ヒューズ構造をコンタクトホールではなくコンタクト
ホール外部の下地が平坦な部分に形成したことを特徴と
している。半導体基板1上には、配線材料として例えば
アルミニウム合金を用いた第1導電層2が形成されてい
る。半導体基板1及び第1導電層2上には第1絶縁層4
が形成され、この第1絶縁層4にコンタクトホール6が
形成されている。
1を用いて説明する。本実施例の半導体装置は、アンチ
・ヒューズ構造をコンタクトホールではなくコンタクト
ホール外部の下地が平坦な部分に形成したことを特徴と
している。半導体基板1上には、配線材料として例えば
アルミニウム合金を用いた第1導電層2が形成されてい
る。半導体基板1及び第1導電層2上には第1絶縁層4
が形成され、この第1絶縁層4にコンタクトホール6が
形成されている。
【0013】第1絶縁層4上には、TiN、TiW等の
高融点金属を用いた第2導電層8が形成され、この第2
導電層8上にアンチ・ヒューズ構造を形成するためのア
モルファスシリコン層10が積層されている。第2導電
層8はコンタクトホール6を介して第1導電層2に接続
されている。アモルファスシリコン層10及び第1絶縁
層4上には第2絶縁層12が形成されている。第2絶縁
層12には、第1絶縁層4のコンタクトホール6からは
ずれた下地が平坦な部分にコンタクトホール14が形成
されている。
高融点金属を用いた第2導電層8が形成され、この第2
導電層8上にアンチ・ヒューズ構造を形成するためのア
モルファスシリコン層10が積層されている。第2導電
層8はコンタクトホール6を介して第1導電層2に接続
されている。アモルファスシリコン層10及び第1絶縁
層4上には第2絶縁層12が形成されている。第2絶縁
層12には、第1絶縁層4のコンタクトホール6からは
ずれた下地が平坦な部分にコンタクトホール14が形成
されている。
【0014】第2絶縁層12上には、アモルファスシリ
コン層10と接続するためにTiN、TiW等の高融点
金属を用いた第3導電層16が形成され、この第3導電
層16上に例えばアルミニウム合金を用いた第4導電層
18が形成されている。第3導電層16は第2絶縁層1
2のコンタクトホール14を介してアモルファスシリコ
ン層10に接続され、このコンタクトホール14の部分
にアンチ・ヒューズ構造が形成される。第4導電層18
に書込み電圧を印加すると、アンチ・ヒューズ構造のア
モルファスシリコン層10が導通して、第4導電層18
及び第3導電層16が、第2導電層8を介して第1導電
層4と接続される。
コン層10と接続するためにTiN、TiW等の高融点
金属を用いた第3導電層16が形成され、この第3導電
層16上に例えばアルミニウム合金を用いた第4導電層
18が形成されている。第3導電層16は第2絶縁層1
2のコンタクトホール14を介してアモルファスシリコ
ン層10に接続され、このコンタクトホール14の部分
にアンチ・ヒューズ構造が形成される。第4導電層18
に書込み電圧を印加すると、アンチ・ヒューズ構造のア
モルファスシリコン層10が導通して、第4導電層18
及び第3導電層16が、第2導電層8を介して第1導電
層4と接続される。
【0015】なお、高融点金属を用いた第3導電層16
はアモルファスシリコンと良好なコンタクトを得るため
に形成するもので、第4導電層18をアルミニウム合金
でなく高融点金属により形成した場合は2層構造にする
必要はない。このように、本実施例の半導体装置によれ
ば、第1絶縁層のコンタクトホールからはずれた下地が
平坦な部分にアンチ・ヒューズ構造が形成されるので、
均一な厚さのアモルファスシリコン層を形成することが
でき、アンチ・ヒューズ構造の特性のばらつきを最小限
に抑えることができる。
はアモルファスシリコンと良好なコンタクトを得るため
に形成するもので、第4導電層18をアルミニウム合金
でなく高融点金属により形成した場合は2層構造にする
必要はない。このように、本実施例の半導体装置によれ
ば、第1絶縁層のコンタクトホールからはずれた下地が
平坦な部分にアンチ・ヒューズ構造が形成されるので、
均一な厚さのアモルファスシリコン層を形成することが
でき、アンチ・ヒューズ構造の特性のばらつきを最小限
に抑えることができる。
【0016】次に、本発明の第1の実施例による半導体
装置の製造方法について図2を用いて説明する。まず、
半導体基板1上に、アルミニウム合金を用いた約700
nm厚の第1導電層2を堆積する。続いて、半導体基板
1及び第1導電層2上に例えばPSGを用いた約800
nm厚の第1絶縁層4を堆積する。続いて、必要に応じ
て表面を平坦化するために、SOGを塗布した後、コン
トロールエッチングにより平坦化し、続いて再度SOG
を堆積する。続いて、フォトリソグラフィ技術により第
1絶縁層4にコンタクトホール6を形成する(図2
(a))。
装置の製造方法について図2を用いて説明する。まず、
半導体基板1上に、アルミニウム合金を用いた約700
nm厚の第1導電層2を堆積する。続いて、半導体基板
1及び第1導電層2上に例えばPSGを用いた約800
nm厚の第1絶縁層4を堆積する。続いて、必要に応じ
て表面を平坦化するために、SOGを塗布した後、コン
トロールエッチングにより平坦化し、続いて再度SOG
を堆積する。続いて、フォトリソグラフィ技術により第
1絶縁層4にコンタクトホール6を形成する(図2
(a))。
【0017】次に、第1絶縁層4上に、TiN、TiW
等の高融点金属を用いた約100nm厚の第2導電層8
を堆積する。この第2導電層8は第1絶縁層4のコンタ
クトホール6を介して第1導電層2に接続される。続い
て、第2導電層8上にアンチ・ヒューズ構造を形成する
ための約100nm厚のアモルファスシリコン層10
を、熱CVD法、光CVD法、プラズマCVD法、スパ
ッタリング法などを用いて堆積する。続いて、積層した
第2導電層8とアモルファスシリコン層10を一緒にパ
ターニングする(図2(b))。
等の高融点金属を用いた約100nm厚の第2導電層8
を堆積する。この第2導電層8は第1絶縁層4のコンタ
クトホール6を介して第1導電層2に接続される。続い
て、第2導電層8上にアンチ・ヒューズ構造を形成する
ための約100nm厚のアモルファスシリコン層10
を、熱CVD法、光CVD法、プラズマCVD法、スパ
ッタリング法などを用いて堆積する。続いて、積層した
第2導電層8とアモルファスシリコン層10を一緒にパ
ターニングする(図2(b))。
【0018】次に、アモルファスシリコン層10及び第
1絶縁層4上に例えばPSGを用いた約200nm厚の
第2絶縁層12を堆積する。続いて、CHF3 +Ar系
のガスによる反応性イオンエッチングにより、コンタク
トホール6からはずれた下地が平坦な部分の第2絶縁層
12をエッチング除去してコンタクトホール14を形成
する(図2(c))。
1絶縁層4上に例えばPSGを用いた約200nm厚の
第2絶縁層12を堆積する。続いて、CHF3 +Ar系
のガスによる反応性イオンエッチングにより、コンタク
トホール6からはずれた下地が平坦な部分の第2絶縁層
12をエッチング除去してコンタクトホール14を形成
する(図2(c))。
【0019】次に、第2絶縁層12上に、アモルファス
シリコン層10と接続するためにTiN、TiW等の高
融点金属を用いた約100nm厚の第3導電層16を堆
積し、続いて、この第3導電層16上に例えばアルミニ
ウム合金を用いた約700nm厚の第4導電層18を形
成する。続いて、積層した第3導電層16と第4導電層
18を一緒にパターニングしてアンチ・ヒューズ構造の
製造を終了する(図2(d))。
シリコン層10と接続するためにTiN、TiW等の高
融点金属を用いた約100nm厚の第3導電層16を堆
積し、続いて、この第3導電層16上に例えばアルミニ
ウム合金を用いた約700nm厚の第4導電層18を形
成する。続いて、積層した第3導電層16と第4導電層
18を一緒にパターニングしてアンチ・ヒューズ構造の
製造を終了する(図2(d))。
【0020】このように本実施例によれば、第1絶縁層
のコンタクトホールからはずれた下地が平坦な部分にア
ンチ・ヒューズ構造を形成すればよいので、均一な厚さ
のアモルファスシリコン層を形成することができ、アン
チ・ヒューズ構造の特性のばらつきを最小限に抑えるこ
とができる。本発明の第2の実施例による半導体装置を
図3を用いて説明する。
のコンタクトホールからはずれた下地が平坦な部分にア
ンチ・ヒューズ構造を形成すればよいので、均一な厚さ
のアモルファスシリコン層を形成することができ、アン
チ・ヒューズ構造の特性のばらつきを最小限に抑えるこ
とができる。本発明の第2の実施例による半導体装置を
図3を用いて説明する。
【0021】本実施例の半導体装置は、第1の実施例と
同様にアンチ・ヒューズ構造をコンタクトホール外部の
下地が平坦な部分に形成したことを特徴としているが、
第2絶縁層12と第3導電層16の積層順序を第1の実
施例とは逆にして第3導電層16上に第2絶縁層12を
形成したものである。半導体基板1上には例えばアルミ
ニウム合金の第1導電層2が形成され、半導体基板1及
び第1導電層2上には第1絶縁層4が形成され、この第
1絶縁層4にコンタクトホール6が形成されている。
同様にアンチ・ヒューズ構造をコンタクトホール外部の
下地が平坦な部分に形成したことを特徴としているが、
第2絶縁層12と第3導電層16の積層順序を第1の実
施例とは逆にして第3導電層16上に第2絶縁層12を
形成したものである。半導体基板1上には例えばアルミ
ニウム合金の第1導電層2が形成され、半導体基板1及
び第1導電層2上には第1絶縁層4が形成され、この第
1絶縁層4にコンタクトホール6が形成されている。
【0022】第1絶縁層4上には高融点金属の第2導電
層8が形成され、この第2導電層8上にアモルファスシ
リコン層10が積層されている。本実施例では、アモル
ファスシリコン層10上に更に高融点金属の第3導電層
16が積層されている。第2絶縁層12は、第3導電層
16及び第1絶縁層4上に形成され、第2絶縁層12に
コンタクトホール14が形成されている。
層8が形成され、この第2導電層8上にアモルファスシ
リコン層10が積層されている。本実施例では、アモル
ファスシリコン層10上に更に高融点金属の第3導電層
16が積層されている。第2絶縁層12は、第3導電層
16及び第1絶縁層4上に形成され、第2絶縁層12に
コンタクトホール14が形成されている。
【0023】第2絶縁層12上には例えばアルミニウム
合金の第4導電層18が形成され、第4導電層18は第
2絶縁層12のコンタクトホール14を介して第3導電
層16に接続され、このコンタクトホール14の部分に
アンチ・ヒューズ構造が形成される。第4導電層18に
書込み電圧を印加すると、アンチ・ヒューズ構造のアモ
ルファスシリコン層10が導通して、第4導電層18
が、第3導電層16及び第2導電層8を介して第1導電
層4と接続される。
合金の第4導電層18が形成され、第4導電層18は第
2絶縁層12のコンタクトホール14を介して第3導電
層16に接続され、このコンタクトホール14の部分に
アンチ・ヒューズ構造が形成される。第4導電層18に
書込み電圧を印加すると、アンチ・ヒューズ構造のアモ
ルファスシリコン層10が導通して、第4導電層18
が、第3導電層16及び第2導電層8を介して第1導電
層4と接続される。
【0024】次に、本発明の第2の実施例による半導体
装置の製造方法について図4を用いて説明する。まず、
半導体基板1上に例えばアルミニウム合金の第1導電層
2を堆積し、続いて、半導体基板1及び第1導電層2上
に例えばPSGの第1絶縁層4を堆積する。続いて、必
要に応じて平坦化した後に第1絶縁層4にコンタクトホ
ール6を形成する(図4(a))。
装置の製造方法について図4を用いて説明する。まず、
半導体基板1上に例えばアルミニウム合金の第1導電層
2を堆積し、続いて、半導体基板1及び第1導電層2上
に例えばPSGの第1絶縁層4を堆積する。続いて、必
要に応じて平坦化した後に第1絶縁層4にコンタクトホ
ール6を形成する(図4(a))。
【0025】次に、第1絶縁層4上に高融点金属の第2
導電層8を堆積し、続いて、第2導電層8上にアモルフ
ァスシリコン層10を堆積する。続いて、第2導電層8
上に、アモルファスシリコン層10と接続するためにT
iN、TiW等の高融点金属を用いた約100nm厚の
第3導電層16を堆積する。このように積層した第2導
電層8とアモルファスシリコン層10と第3導電層16
を一緒にパターニングする(図4(b))。
導電層8を堆積し、続いて、第2導電層8上にアモルフ
ァスシリコン層10を堆積する。続いて、第2導電層8
上に、アモルファスシリコン層10と接続するためにT
iN、TiW等の高融点金属を用いた約100nm厚の
第3導電層16を堆積する。このように積層した第2導
電層8とアモルファスシリコン層10と第3導電層16
を一緒にパターニングする(図4(b))。
【0026】次に、第3導電層16及び第1絶縁層4上
に例えばPSGの第2絶縁層12を堆積する。続いて、
第1絶縁層4のコンタクトホール6からはずれた下地が
平坦な部分の第2絶縁層12にコンタクトホール14を
形成する(図4(c))。次に、第2絶縁層12上にア
ルミニウム合金の第4導電層18を形成し、この第4導
電層18をパターニングしてアンチ・ヒューズ構造の製
造を終了する(図4(d))。
に例えばPSGの第2絶縁層12を堆積する。続いて、
第1絶縁層4のコンタクトホール6からはずれた下地が
平坦な部分の第2絶縁層12にコンタクトホール14を
形成する(図4(c))。次に、第2絶縁層12上にア
ルミニウム合金の第4導電層18を形成し、この第4導
電層18をパターニングしてアンチ・ヒューズ構造の製
造を終了する(図4(d))。
【0027】本発明は、上記実施例に限らず種々の変形
が可能である。例えば、上記実施例では、第1絶縁層の
コンタクトホールの近傍に第2絶縁層のコンタクトホー
ルを形成したが、下地が平坦な部分であれば、第2絶縁
層のコンタクトホールを第1絶縁層のコンタクトホール
のぎりぎり近くの位置に形成してもよいし、もっと第1
絶縁層のコンタクトホールから離れた位置に形成しても
よい。
が可能である。例えば、上記実施例では、第1絶縁層の
コンタクトホールの近傍に第2絶縁層のコンタクトホー
ルを形成したが、下地が平坦な部分であれば、第2絶縁
層のコンタクトホールを第1絶縁層のコンタクトホール
のぎりぎり近くの位置に形成してもよいし、もっと第1
絶縁層のコンタクトホールから離れた位置に形成しても
よい。
【0028】また、上記実施例では、第1導電層が半導
体基板上に形成されている場合について本発明を適用し
たが、第1導電層下にさらに他の導電層が存在している
場合であっても本発明を適用することはもちろん可能で
ある。更に、上記実施例では、配線金属にアルミニウム
合金を用いたが、他の金属、例えばタングステン、チタ
ン等の高融点金属を用いてもよい。
体基板上に形成されている場合について本発明を適用し
たが、第1導電層下にさらに他の導電層が存在している
場合であっても本発明を適用することはもちろん可能で
ある。更に、上記実施例では、配線金属にアルミニウム
合金を用いたが、他の金属、例えばタングステン、チタ
ン等の高融点金属を用いてもよい。
【0029】また、上記実施例では、非晶質材料にアモ
ルファスシリコンを用いたが、他の非晶質材料を用いて
もよい。
ルファスシリコンを用いたが、他の非晶質材料を用いて
もよい。
【0030】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、第1導電
層と、第1導電層上に形成され、第1開口部が形成され
た第1絶縁層と、第1絶縁層上に形成され、第1開口部
を介して第1導電層と接続された第2導電層と、第2導
電層上に形成された非晶質材料層と、非晶質材料層上に
形成され、第1開口部とは異なる位置に第2開口部が形
成された第2絶縁層と、第2絶縁層上に形成され、第2
開口部を介して非晶質材料層と接続された第3導電層と
を設け、アンチ・ヒューズ構造をコンタクトホール外部
の下地が平坦な部分に形成したので、アンチ・ヒューズ
構造の特性が均一な、FPGA、PROM等の半導体装
置を実現することができる。
層と、第1導電層上に形成され、第1開口部が形成され
た第1絶縁層と、第1絶縁層上に形成され、第1開口部
を介して第1導電層と接続された第2導電層と、第2導
電層上に形成された非晶質材料層と、非晶質材料層上に
形成され、第1開口部とは異なる位置に第2開口部が形
成された第2絶縁層と、第2絶縁層上に形成され、第2
開口部を介して非晶質材料層と接続された第3導電層と
を設け、アンチ・ヒューズ構造をコンタクトホール外部
の下地が平坦な部分に形成したので、アンチ・ヒューズ
構造の特性が均一な、FPGA、PROM等の半導体装
置を実現することができる。
【図1】本発明の第1の実施例による半導体装置を示す
図である。
図である。
【図2】本発明の第1の実施例による半導体装置の製造
方法を示す図である。
方法を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例による半導体装置を示す
図である。
図である。
【図4】本発明の第2の実施例による半導体装置の製造
方法を示す図である。
方法を示す図である。
1…半導体基板 2…第1導電層 4…第1絶縁層 6…コンタクトホール 8…第2導電層 10…アモルファスシリコン層 12…第2絶縁層 14…コンタクトホール 16…第3導電層 18…第4導電層
Claims (5)
- 【請求項1】 第1導電層と、 前記第1導電層上に形成され、第1開口部が形成された
第1絶縁層と、 前記第1絶縁層上に形成され、前記第1開口部を介して
前記第1導電層と接続された第2導電層と、 前記第2導電層上に形成された非晶質材料層と、 前記非晶質材料層上に形成され、前記第1開口部とは異
なる位置に第2開口部が形成された第2絶縁層と、 前記第2絶縁層上に形成され、前記第2開口部を介して
前記非晶質材料層と接続された第3導電層とを有するこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 第1導電層と、 前記第1導電層上に形成され、第1開口部が形成された
第1絶縁層と、 前記第1絶縁層上に形成され、前記第1開口部を介して
前記第1導電層と接続された第2導電層と、 前記第2導電層上に形成された非晶質材料層と、 前記非晶質材料層上に形成された第3導電層と、 前記第3導電層上に形成され、前記第1開口部とは異な
る位置に第2開口部が形成された第2絶縁層と、 前記第2絶縁層上に形成され、前記第2開口部を介して
前記第3導電層と接続された第4導電層とを有すること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の半導体装置におい
て、 前記非晶質材料層はアモルファスシリコン層であること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】 第1導電層を形成する工程と、 前記第1導電層上に第1絶縁層を形成し、前記第1絶縁
層に第1開口部を形成する工程と、 前記第1絶縁層上に、前記第1開口部を介して前記第1
導電層と接続される第2導電層を形成する工程と、 前記第2導電層上に非晶質材料層を形成する工程と、 前記非晶質材料層上に第2絶縁層を形成し、前記第2絶
縁層の前記第1開口部とは異なる位置に第2開口部を形
成する工程と、 前記第2絶縁層上に、前記第2開口部を介して前記非晶
質材料層と接続された第3導電層を形成する工程とを有
することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 第1導電層を形成する工程と、 前記第1導電層上に第1絶縁層を形成し、前記第1絶縁
層に第1開口部を形成する工程と、 前記第1絶縁層上に、前記第1開口部を介して前記第1
導電層と接続される第2導電層を形成する工程と、 前記第2導電層上に非晶質材料層を形成する工程と、 前記非晶質材料層上に第3導電層を形成する工程と、 前記第3導電層上に第2絶縁層を形成し、前記第2絶縁
層の前記第1開口部とは異なる位置に第2開口部を形成
する工程と、 前記第2絶縁層上に、前記第2開口部を介して前記第3
導電層と接続された第4導電層を形成する工程とを有す
ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28663291A JPH05129439A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28663291A JPH05129439A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05129439A true JPH05129439A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=17706930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28663291A Withdrawn JPH05129439A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05129439A (ja) |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP28663291A patent/JPH05129439A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |