JP3043362U - 作業台 - Google Patents

作業台

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JP3043362U
JP3043362U JP1997003841U JP384197U JP3043362U JP 3043362 U JP3043362 U JP 3043362U JP 1997003841 U JP1997003841 U JP 1997003841U JP 384197 U JP384197 U JP 384197U JP 3043362 U JP3043362 U JP 3043362U
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博文 湊
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ミナト工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いかなる方向にも被搬送物を簡単に搬送でき
るようにする。 【解決手段】 作業台本体1の上面にローラ2を配設
し、被搬送物の搬送路5を形成する。この作業台本体1
の搬送路5中に、回動可能なターンテーブル14を備え
る。被搬送物が搬送路5を通過する際に、ターンテーブ
ル14を回動すると、被搬送物の搬送方向が簡単に変わ
る。したがって、いかなる方向にも被搬送物Aをスムー
スに搬送できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、作業台本体に配設したローラにより被搬送物を搬送する作業台に関 する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
一般に、木材などの板状の造作材を所定の形状に加工する際には、複数の木工 機械間における造作材の搬送を容易にするために、作業台本体の上面に複数のロ ーラを配設した作業台が用いられている。この作業台は、昇降台によって前記ロ ーラを含む作業台本体が昇降できるようになっており、各種木工機械の定盤の高 さに作業台本体の上面を一致させ、造作材すなわち被搬送物をローラに載せて転 動させることにより、作業台本体の搬送路に沿って被搬送物を搬送させるように している。また、こうした作業台は、昇降可能な作業台本体を造作材の加工台と して利用したり、あるいは、内装,電気工事や日曜大工などの脚立に利用するこ ともできる。
【0003】 ところで、上記作業台にあっては、被搬送物を作業台本体の上面の一方向にし か搬送できないため、前記木工機械の定盤が被搬送物の搬送方向に設置されてい る場合は問題ないが、別の木工機械の定盤をそれ以外の方向に設置した場合は、 この別の木工機械の定盤に被搬送物をスムースに搬送することができない。した がって従来は、作業台本体の上面に被搬送物を載置した状態で、被搬送物を手で 持ちながら向きを変え、被搬送物を送り出さなければならない煩わしさがあった 。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決しようとするもので、いかなる方向にも被 搬送物を簡単に搬送することのできる作業台を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案の請求項1記載の作業台は、作業台本体の上面にローラを配設して被搬 送物の搬送路を形成した作業台において、前記作業台本体の前記搬送路中に回動 可能なターンテーブルを備えたものである。
【0006】 この請求項1の構成によれば、被搬送物が作業台本体の搬送路を通過する途中 で、ターンテーブルを回動するだけで、被搬送物の搬送方向を簡単に変えること ができるので、各種機械の定盤が被搬送物の搬送方向以外に設置されていても、 被搬送物をスムースに搬送できる。よって、いかなる方向にも被搬送物を簡単に 搬送することが可能になる。
【0007】 本考案の請求項2の作業台は、前記請求項1の構成に加えて、前記ターンテー ブルの下部に、該ターンテーブルを上下動させる昇降機構を備えたものである。
【0008】 この請求項2の構成によれば、ターンテーブルを利用する際には、ターンテー ブル上に被搬送物を搬送した後、ターンテーブルを上昇させることにより、被搬 送物をターンテーブルの上面に簡単に載置できるので、搬送作業中にターンテー ブルに被搬送物を持ち上げる手間が省ける。また、ターンテーブルを降下させて おけば、被搬送物はターンテーブルに接することなく、搬送路に沿って支障なく 搬送できる。つまり、ターンテーブルが搬送路中に設けられていても、一連の搬 送作業に支障を来たさない作業台を提供できる。
【0009】 本考案の請求項3の作業台は、前記請求項2の構成に加えて、前記昇降機構は 、前記ターンテーブルの支軸に当接するカムと、このカムの回転軸に手動ハンド ル又は駆動モータを連設して構成される。
【0010】 この請求項3の構成によれば、手動ハンドルの操作又は駆動モータの駆動によ り回転軸を回動するだけで、ターンテーブルの支軸とカムとの当接位置に応じて 、複雑な機構を用いることなく、ターンテーブルを上下動させることができる。 また、カムの形状を変えるだけで、ターンテーブルの昇降位置を容易に調節でき る。
【0011】 本考案の請求項4の作業台は、前記請求項1〜3のいずれか一つの構成に加え て、前記作業台本体を載置する基台の下部に、前記搬送路に対し略垂直方向に延 びる補助脚を設けて構成される。
【0012】 この請求項4の構成によれば、特に作業台本体に形成した搬送路とは異なる方 向に被搬送物を搬送する場合に、補助脚により基台の安定性が確保されるので、 被搬送物の搬送方向をどのように変えても、作業台本体が傾いたり、転倒するの を防止できる。
【0013】
【考案の実施形態】
以下、本考案の作業台の一実施例について、図1〜図6を参照しながら説明す る。同図において、1は複数のローラ2を所定間隔毎に配設した作業台本体であ る。この作業台本体1は、側面からみてコ字状の断面を有する一対の枠材3間に 、前記ローラ2の両端部が回動自在に軸支されるとともに、上面が平坦状に形成 された上板部材4が、各ローラ2間に位置して枠材3間に複数取付け固定される 。各ローラ2の上面は、前記枠材3および上板部材4の上面よりも僅かに高く配 置されており、このローラ2の上面接線方向すなわち作業台本体1の長手左右方 向に沿って、被搬送物Aの搬送路5が形成される。なお、6は枠材3の各上端部 に形成された取付け孔であり、この取付け孔に図示しない連結具を取り付けるこ とにより、作業台本体1を長手左右方向に複数並設できるようになっている。
【0014】 作業台本体1の中央にある板状部材4には、開口部11が形成されており、この 開口部11の下部には、内面にフランジ部12を形成した円筒部材13が一体的に設け られる。また、作業台本体1は、被搬送物Aの搬送路5中に回動可能な円盤状の ターンテーブル14を備えている。このターンテーブル14の平坦状に形成された上 面は、作業台本体1の上面に露出しており、ターンテーブル14の下面に突出して 設けた支軸15が、円筒部材13の内部にある軸受16に軸支されることで、支軸15を 中心にターンテーブル14が回動する構成となっている。前記開口部11の内面には 溝部17が形成されており、この溝部17に弾性変形可能なC形止め輪18が嵌着され る。これにより、軸受16がフランジ部12の上部に取り付け固定される。前記ター ンテーブル14の支軸15はフランジ部12を貫通して、このフランジ部12の下部に形 成した凹部19に突出している。
【0015】 21は、ターンテーブル14の下部に設けられた昇降機構である。この昇降機構21 は、前記ターンテーブル14を上下動させるものであって、具体的には、前記凹部 19内に設けられたカム22と、このカム22の回転軸23に連設する手動ハンドル24と により構成される。カム22は正面からみて滑らかな三角形状に形成され(図4お よび図5参照)、このカム22の外周縁に前記ターンテーブル14の支軸15の下端が 当接するようになっている。また、カム22の回転軸23は、作業台本体1の下部に おいて、円筒部材13の孔25を貫通して軸支されており、凹部19内には抜け止め用 のスリーブ26が設けられている。この回転軸23の基端側には、L字状のアーム27 が取り付け固定されており、アーム27の先端部と中央の上板部材4の下部に形成 したリブ28との間に、弾性部材であるスプリング29が設けられている。また、回 転軸23の先端側にある棒状の手動ハンドル24は、作業台本体1の前方に突出して 、回転軸23に対し放射方向に設けられており、その基端寄りには、前側の枠材3 の下面に当接して、手動ハンドル24の回動を約180 ゜に規制するストッパー30が 設けられる。スプリング29は、ストッパー30が作業台本体1の枠材3に当接する 方向に、回転軸23および手動ハンドル24を常時付勢しており、ストッパー30が枠 材3に当接した状態では、図4および図5に示すように、手動ハンドル24が作業 台本体1に対し略平行に配置される。そして、本実施例では、手動ハンドル24を 正面からみて回転軸23の左側に向けると(図4参照)、ターンテーブル14の支軸 15の下端が、回転軸23の中心から比較的近傍にあるカム22の外周縁に当接して、 ターンテーブル14の上面が、作業台本体1の上面であるローラ2の上面よりも低 い位置に降下する。これに対して、手動ハンドル24を正面からみて回転軸23の右 側に向けると(図5参照)、ターンテーブル14の支軸15の下端が、回転軸23の中 心から比較的離れた位置にあるカム22の外周縁に当接して、ターンテーブル14の 上面が、ローラ2の上面よりも高い位置に上昇する。つまり、手動ハンドル24を 一側に向けると、ターンテーブル14は作業台本体1の上面よりも高い位置に上昇 し、手動ハンドル24を他側に向けると、ターンテーブル14は作業台本体1の上面 よりも低い位置に下降するように、支軸15の下端が当接するカム22の外周縁を形 成している。
【0016】 なお、本実施例では、ストッパー30が手動ハンドル24に設けられているが、回 転軸23に直接設けてもよい。要するに、作業台本体1に当接して手動ハンドル24 の回動をある範囲に規制すれば、その取付け位置は特に限定しない。また、手動 ハンドル24の回動範囲も、本実施例のように 180゜である必要はない。さらに、 手動ハンドル24に代わり駆動モータを連設し、スイッチ操作によりこの駆動モー タを駆動して、ターンテーブル14を上下動させるようにしてもよい。
【0017】 41は、前記作業台本体1を載置する基台に相当する昇降可能な昇降台である。 昇降台41は、軸部42を中心に回動可能な柱体43,44を組み合わせてなるパンタグ ラフ式の昇降部45と、この昇降部45を保持する枠状の基部46とにより構成される 。柱体43,44は、図1に示すように、作業台本体1の枠材3に対応して各々設け られており、枠材3の正面からみて左側下部に、各柱体44の上部が軸支されると ともに、枠材3の長手方向に沿って摺動可能なL字状の連結具47が、各柱体43の 上部に配設される。連結具47は固定部材としての蝶ねじ48を備えており、この蝶 ねじ48を回動操作することによって、枠材3の下部を蝶ねじ48と柱体43の上端間 に挾持固定する構造となっている。
【0018】 柱体43,43の下部間には棒状部材51が設けられており、この棒状部材51の両端 部が、基部46の正面からみて左側に設けられた孔52に軸支される。また、柱体44 ,44の下部間にも別の棒状部材53が設けられており、この棒状部材53の両端部に 設けたL字状の連結具54が、基部46の長手方向に沿って摺動可能に装着される。 昇降台41の下部を構成する基部46は、作業台本体1と同じく搬送路5に沿って長 手方向に延びており、その隅部には、床面に対して昇降台41を安定して載置でき るように、上下動可能な調節脚55が各々螺入される。また、基部46の略中央部に は、搬送路5に対し略垂直方向に延びる前後一対の補助脚56が設けられる。本実 施例の補助脚56は、基部46の前後にある軸部57を中心にして、水平方向に回動可 能に設けられており、必要時以外は邪魔にならないように、補助脚56を基部46側 に収納できる構造となっている。なお、58は前後の柱体43,43および柱体44,44 の間に連結固定される補強部材であって、この補強部材58の間には、柱体43,44 間の左右方向の幅を調節する連結杆59が軸方向に回動可能に設けられる。連結杆 59の基端部は、補強部材58のねじ孔(図示せず)に螺合する雄ねじ部60が形成さ れるとともに、連結杆59の先端部には、手動ハンドル61が設けられる。そして、 蝶ねじ48を緩めた状態で、この手動ハンドル61を回動操作することにより、パン タグラフ構造の昇降部45が昇降して、作業台本体1を所定の高さに微調整できる ようになっている。
【0019】 次に、上記構成につきその作用を説明する。図6に示すように、木工機械など の各種機械の定盤S1,S2,S3が各々設置されている場合、定盤S1,S2 の各搬送方向と作業台本体1の搬送路5とを一致させるようにして、本考案の作 業台を移動し設置する。また、一旦蝶ねじ48を緩め、手動ハンドル61を回動操作 して、昇降部45を昇降させることにより、作業台本体1の上面の高さを、定盤S 1,S2,S3の各上面の高さと予め一致させておく。作業台本体1の高さ調整 が終了したら、蝶ねじ48を締めて、作業台本体1と昇降部45とを動かないように 固定する。
【0020】 この状態で、定盤S1,S2間において板状の被搬送物Aの搬送作業を行なう 場合には、手動ハンドル24を正面からみて左側に回す。すると、図2および図4 に示すように、アーム27とリブ28との間に連結したスプリング29の付勢力により 、アーム27と共に回転軸23が左方向に回転し、最終的に手動ハンドル24はストッ パー30が作業台本体1の枠材3に当接する位置にて停止する。このとき、ターン テーブル14の支軸15が当接するカム22の外周縁は、回転軸23の軸中心に近い位置 にあるので、ターンテーブル14は自重により、その上面がローラ2や板状部材4 の上面よりも低い位置に降下する。したがって、このままの状態で、作業台本体 1の上面にある被搬送物Aをローラ2により転動させると、被搬送物Aはターン テーブル14の上面に触れることなく、そのまま搬送路5に沿って作業台本体1の 長手方向にある定盤S1または定盤S2に搬送される。
【0021】 これに対して、定盤S1,S2と定盤S3間おける被搬送物Aの搬送作業を行 なう場合は、前述のようにターンテーブル14を降下させた状態で、図6に示すよ うに、ローラ2により被搬送物Aを作業台本体1の略中央にまでに転動させた後 、手動ハンドル24を正面からみて右側に回す。すると、図3および図5に示すよ うに、スプリング29の付勢力により、ターンテーブル14の上面に被搬送物Aが当 接する位置まで、アーム27と共に回転軸23が右方向に回転する。その後、被搬送 物Aの自重に抗して手動ハンドル24をさらに右側に回すと、ターンテーブル14の 支軸15がカム22の外周縁の頂部を載り越えるため、最終的に手動ハンドル24はス トッパー30が作業台本体1の枠材3に当接する位置にて停止する。このとき、タ ーンテーブル14の支軸15が当接するカム22の外周縁は、回転軸23の軸中心より遠 い位置にあるので、ターンテーブル14の上面はローラ2や板状部材4の上面より も高い位置に上昇する。したがって、作業台本体1の上面にある被搬送物Aを手 で持たなくても、ターンテーブル14を適宜回動させるだけで、作業台本体1の長 手方向以外に設置される例えば定盤S3に容易に搬送することが可能になる。ま た、ターンテーブル14に載置された被搬送物Aは、ターンテーブル14の支軸15を 中心にして、任意の方向に搬送することができるので、図6に示す定盤S3以外 に複数の定盤が設置されていても、支障なく搬送作業を行なうことが可能になる 。
【0022】 なお、ターンテーブル14を利用して、作業台本体1に形成した搬送路5とは異 なる方向に被搬送物Aを搬送する場合は、図1に示すように、補助脚56を搬送路 5に対し略垂直方向に延ばすことが好ましい。このようにすれば、搬送時におけ る昇降台41の安定性が確保され、作業台本体1が傾いたり、転倒するのを防止で きる。
【0023】 以上のように、本考案の実施例では請求項1に対応して、作業台本体1の上面 にローラ2を配設して被搬送物Aの搬送路5を形成した作業台において、作業台 本体1の搬送路5中に回動可能なターンテーブル14を備えている。この場合、被 搬送物Aが作業台本体1の搬送路5を通過する途中で、ターンテーブル14を回動 するだけで、被搬送物Aの搬送方向を簡単に変えることができるので、各種機械 の定盤S3が被搬送物Aの搬送方向以外に設置されていても、被搬送物Aをスム ースに搬送できる。よって、いかなる方向にも被搬送物Aを簡単に搬送すること が可能になる。
【0024】 また、本考案の実施例では請求項2に対応して、前記ターンテーブル14の下部 に、該ターンテーブル14を上下動させる昇降機構21を備えている。この場合、タ ーンテーブル14を利用する際には、ターンテーブル14上に被搬送物Aを搬送した 後、ターンテーブル14を上昇させることにより、被搬送物Aをターンテーブル14 の上面に簡単に載置できるので、搬送作業中にターンテーブル14に被搬送物Aを 持ち上げる手間が省ける。また、ターンテーブル14を降下させておけば、被搬送 物Aはターンテーブル14に接することなく、搬送路5に沿って支障なく搬送でき る。つまり、ターンテーブル14が搬送路5中に設けられていても、一連の搬送作 業に支障を来たさない作業台を提供できる。
【0025】 また、本考案の実施例では請求項3に対応して、前記昇降機構21は、前記ター ンテーブル14の支軸15に当接するカム22と、このカム22の回転軸23に手動ハンド ル24又は駆動モータを連設して構成される。この場合、手動ハンドル24の操作又 は駆動モータの駆動により回転軸23を回動するだけで、ターンテーブル14の支軸 15とカム22との当接位置に応じて、複雑な機構を用いることなく、ターンテーブ ル14を上下動させることができる。また、カム22の形状を変えるだけで、ターン テーブル14の昇降位置を容易に調節できるという利点もある。
【0026】 また、本考案の実施例では請求項4に対応して、前記作業台本体1を載置する 基台たる昇降台41の下部に、前記搬送路5に対し略垂直方向に延びる補助脚56を 設けて構成される。したがって、特に作業台本体1に形成した搬送路5とは異な る方向に被搬送物Aを搬送する場合には、補助脚56により昇降台41の安定性が確 保されるので、被搬送物Aの搬送方向をどのように変えても、作業台本体1が傾 いたり、転倒するのを防止できる。
【0027】 なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲に おいて種々の変形実施が可能である。例えば、ローラの個数やターンテーブルの 搬送路中における位置などは、特に限定しない。
【0028】
【考案の効果】
本考案の請求項1記載の作業台は、作業台本体の上面にローラを配設して被搬 送物の搬送路を形成した作業台において、前記作業台本体の前記搬送路中に回動 可能なターンテーブルを備えたものであり、いかなる方向にも被搬送物を簡単に 搬送することが可能になる。
【0029】 また、本考案の請求項2の作業台は、前記請求項1の構成に加えて、前記ター ンテーブルの下部に、該ターンテーブルを上下動させる昇降機構を備えたもので あり、ターンテーブルが搬送路中に設けられていても、一連の搬送作業に支障を 来たさない作業台を提供できる。
【0030】 また、本考案の請求項3の作業台は、前記請求項2の構成に加えて、前記昇降 機構は、前記ターンテーブルの支軸に当接するカムと、このカムの回転軸に手動 ハンドル又は駆動モータを連設して構成され、複雑な機構を用いることなく、タ ーンテーブルを上下動させることができるとともに、ターンテーブルの昇降位置 を容易に調節できる。
【0031】 また、本考案の請求項4の作業台は、前記請求項1〜3のいずれか一つの構成 に加えて、前記作業台本体を載置する基台の下部に、前記搬送路に対し略垂直方 向に延びる補助脚を設けて構成され、被搬送物の搬送方向をどのように変えても 、作業台本体が傾いたり、転倒するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の作業台の一実施例を示すもので、作業
台全体の斜視図である。
【図2】同上ターンテーブルが下降している状態を示す
要部の断面図である。
【図3】同上ターンテーブルが上昇している状態を示す
要部の断面図である。
【図4】同上ターンテーブルが下降している状態を示す
要部の背面図である。
【図5】同上ターンテーブルが上昇している状態を示す
要部の背面図である。
【図6】同上使用状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 作業台本体 2 ローラ 5 搬送路 14 ターンテーブル 15 支軸 21 昇降機構 22 カム 23 回転軸 24 手動ハンドル 41 昇降台(基台) 46 基部 56 補助脚

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業台本体の上面にローラを配設して被
    搬送物の搬送路を形成した作業台において、前記作業台
    本体の前記搬送路中に回動可能なターンテーブルを備え
    たことを特徴とする作業台。
  2. 【請求項2】 前記ターンテーブルの下部に、該ターン
    テーブルを上下動させる昇降機構を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の作業台。
  3. 【請求項3】 前記昇降機構は、前記ターンテーブルの
    支軸に当接するカムと、このカムの回転軸に手動ハンド
    ル又は駆動モータを連設したことを特徴とする請求項2
    記載の作業台。
  4. 【請求項4】 前記作業台本体を載置する基台の下部
    に、前記搬送路に対し略垂直方向に延びる補助脚を設け
    たことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載
    の作業台。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102848371A (zh) * 2012-09-26 2013-01-02 徐州工程学院 一种手动式升降修车躺板
JP2013234031A (ja) * 2012-05-08 2013-11-21 Toyota Motor East Japan Inc 搬送装置

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