JPH0574741U - ワークの位置決め装置 - Google Patents

ワークの位置決め装置

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JPH0574741U
JPH0574741U JP1481492U JP1481492U JPH0574741U JP H0574741 U JPH0574741 U JP H0574741U JP 1481492 U JP1481492 U JP 1481492U JP 1481492 U JP1481492 U JP 1481492U JP H0574741 U JPH0574741 U JP H0574741U
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JP
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work
positioning
flange
receiver
hole
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JP1481492U
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Inventor
佳夫 井上
栄一 五島
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークのフランジに形成された貫通孔の位置
決めを機械的に且つ確実に行うことができるワークの位
置決め装置を提供する。 【構成】 ワークの位置決め装置は、ワーク受け34
と、このワーク受け34を支持する昇降軸10と、この
昇降軸10を上下動させるワーク昇降シリンダ12と、
昇降軸10を回転させるモータ25と、ワーク受け34
の近傍には配置された位置決めピン38と、この位置決
めピン38を支持する昇降ロッド41と、この昇降ロッ
ド41を上下動させるピン昇降シリンダ47と、ワーク
WのフランジFの下面に、その貫通孔Hに嵌合可能な位
置決めピン38を弾発的に当接させる圧縮コイルばね4
6とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、フランジを有し、このフランジに複数の貫通孔を有したワークに 適用され、1つの貫通孔を基準としてワークの回転角位置を位置決めするワーク の位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
フランジを有したワークとしては、例えば自動車のホィールハブがある。この ホィールハブのフランジには、複数の貫通孔が形成されており、これら貫通孔は 、ホィールの取り付けに使用される取付ねじの挿通孔となっている。 フランジの各貫通孔はドリル加工によって形成されるが、このドリル加工後、 貫通孔の開口縁に発生する返り即ちバリを避けることができず、このため、ドリ ル加工後、貫通孔のバリ取り加工を行う必要がある。
【0003】 このバリ取り加工は、貫通孔の穿孔加工が完了したワークをシュートを介して 順次搬送する過程で行われるようになっている。即ち、ワークがシュート上の所 定の作業位置に達したとき、これら貫通孔とバリ取り加工のためのツールとの位 置合わせがなされ、この状態で、ツールにより各貫通孔のバリが除去されること になる。
【0004】 ここで、ツールとワークの各貫通孔とは、ワーク自体が作業位置に達したとき 自動的に位置決めされるものとなっている。つまり、ワークのフランジは、シュ ートに案内される一対のガイド面を有する角形をなしており、これにより、シュ ート上のワークは、その回転姿勢が変化することなく、作業位置まで搬送され、 この結果、その各貫通孔とツールとの間の位置決めが自動的になされるようにな っている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、上述したタイプのワークは、常に角形のフランジを有しているもの に限らず、そのフランジが円形であったり、又は、角形であったものが円形のも のに設計変更される場合もある。 このような場合、ワークをシュートを介して搬送すると、この搬送過程におい て、ワークがシュート上で回転してしまい、ワークが作業位置に達したときには 、その各貫通孔とツールとの位置関係にずれが発生することになる。
【0006】 従って、円形のフランジを有するワークに関しては、作業位置において、貫通 孔とツールとの間の位置決めを行う必要がある。 このような位置決めには、例えばワークの貫通孔の位置を光学的なセンサにて 検出し、この検出結果に基づき、ツール側を移動制御して、ツールと貫通孔との 位置合わせをなす位置決め装置を付加することが考えられる。しかしながら、こ の位置決め装置の場合には、光学的なセンサの使用やツール側の移動制御のため に、その電装系や駆動制御系の構造が複雑になり、好ましいものではない。
【0007】 この考案は、上述した事情に基づいてなされたもので、その目的とするところ は、円形のフランジを有するワークに対し、貫通孔の位置を機械的に検出して、 その位置決めを確実になすことができるワークの位置決め装置を提供することに ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案のワークの位置決め装置は、ワークの搬送レベル位置よりも下方に配 置され、前記ワークのフランジを側方に突出させた状態でワークを水平に受け取 り可能とするワーク受けと、ワーク受けの直上にワークが位置したとき、ワーク 受けを上昇させてワークを受け取り、このワークを位置決めレベル位置に保持す る昇降機構と、ワークが位置決めレベル位置にあるとき、ワーク受けと共にワー クを回転可能な回転機構と、ワーク受けの下方に昇降可能に設けられ、ワークが 位置決めレベル位置にあるとき、ワークのフランジの下面にその先端が弾発的に 当接されて、ワークの回転に伴い1つの貫通孔に合致したとき、この貫通孔に前 記先端が嵌合される位置決めピンとを備えている。
【0009】
【作用】
上述した位置決め装置によれば、ワークがワーク受けの直上まで搬送されて位 置付けられたとき、ワーク受けが上昇して、このワーク受けにワークが水平にし て受け取られ、そして、ワークは位置決めレベル位置に保持される。このとき、 ワークの円形のフランジは、ワーク受けの側方に突出した状態にある。この状態 で、位置決めピンが上昇され、その先端は、ワークのフランジの下面に弾発的に 当接される。ここで、位置決めピンの先端は、ワークの貫通孔が形成されている 同一の円周上に当接されている。この状態で、ワーク受けと共にワークが回転さ れ、この回転に伴い、フランジの1つの貫通孔と位置決めピンとが合致すれば、 この位置決めピンがその貫通孔に嵌合して、位置決めが完了する。
【0010】
【実施例】
図1を参照すると、ワークWを搬送する搬送シュート1が示されており、この 搬送シュート1の途中の作業位置には、一実施例の位置決め装置を含む加工装置 2が配置されている。搬送シュート1は、互いに平行に延びる一対のガイドレー ル3,4から構成されており、これらガイドレール3,4に挟まれるようにして 、ワークWは加工装置2を通過するように搬送可能となっている。なお、搬送シ ュート1上に沿いワークWの搬送を実施する搬送駆動系は図示されていない。
【0011】 ここで、処理するワークWは、図2に示されているように、例えば自動車のフ ロントハブであり、円形のフランジFと、このフランジFを貫通するようにして 設けられた段付きの中空ハブ軸部Sと、フランジFに形成された4個の貫通孔H とから形成されている。これら貫通孔Hは、フランジFの周方向に等間隔を存し て分布されている。
【0012】 前述した加工装置2の下方に配置されている位置決め装置は、図3に詳図され ており、以下には、この位置決め装置について説明する。 位置決め装置は、搬送シュート1の下方に鉛直に配置された昇降軸10を備え ている。この昇降軸10の下端は、スラスト軸受11を介してワーク昇降シリン ダ12のピストンロッドに連結されており、その上端部はスライド軸受13を介 してガイドスリーブ14により囲まれている。このガイドスリーブ14は、その 固定フランジ15を介して取付プレート16の下面に固定されており、この取付 プレート16はベース17に固定されている。ガイドスリーブ14の上端部は、 取付プレート16を貫通して上方に延びている。
【0013】 一方、ガイドスリーブ14の下端部は、上下一対の軸受18,19を介して、 円筒形の回転ケーシング20により囲まれており、回転ケーシング20の下端面 には、ギヤ21が取付ねじ22を介して取り付けられている。このギヤ21と昇 降軸10とはスプライン係合されている。即ち、昇降軸10の下端部は、スプラ イン軸23として形成されており、ギヤ21の中央部には、スプライン軸23と 噛合するスプライン孔が形成されている。従って、ギヤ22とスプライン軸23 即ち昇降軸10とは一体に回転するが、しかしながら、昇降軸10は、ギヤ21 に対して上下動自在となっている。
【0014】 ギヤ21は、駆動ギヤ24に噛合されており、この駆動ギヤ24は、減速機付 きモータ25の出力軸26にボス27、スペーサ28及びホルダ29を介して連 結されており、ホルダ29は、ナット30、皿ばね31及び押付けリング32を 介してボス27及びギヤ24に押し付けられている。 従って、モータ25が駆動されると、その出力軸26の回転がギヤ24,21 を介して昇降軸10に伝達されることにより、昇降軸10は回転駆動される。一 方、前述したワーク昇降シリンダ12のピストンロッドが伸張されると、昇降軸 10は、ガイドスリーブ14に沿って上昇されることになる。
【0015】 昇降軸10の上端は、ガイドスリーブ14の上端から常時突出されており、こ の突出端には、ライナ33を介してワーク受け34が嵌合されている。ワーク受 け34は、カップ形状をなし、前述したワークWのフランジFの下面から突出し た中空軸部Sの大径部S1を嵌合可能となっており、その中央部には、ガイドピ ン35が突出されている。このガイドピン35は、ワーク受け34の底壁を貫通 するねじ35aを介して昇降軸10の上端に連結されており、ワーク受け34と 昇降軸10は連結ピン36により相互に連結されている。
【0016】 ガイドピン35の上端は、ワーク受け34の上端開口面から僅かに突出し、ワ ーク受け34にワークWの大径部S1が嵌合されたとき、その中空軸部Sに嵌合 可能となっている。また、ワーク受け34の底面には、必要に応じ複数のナイフ エッジ37が周方向に間隔を存して形成されており、これらナイフエッジ37は 、ワーク受け34にワークWの大径部S1が嵌合されたとき、この大径部S1の底 面に係合し、ワーク受け34に対するワークWの回転を阻止する。
【0017】 なお、ワーク昇降シリンダ12のピストンロッドが図3に示されているように 収縮状態にあるとき、つまり、昇降軸10が下降位置にあるとき、ワーク受け3 4は、ワークWの前述した搬送シュート1よりも下方の待機位置に位置付けられ ており、図2中1点鎖線L1は、ワークWの搬送レベルを示している。 待機位置にあるワーク受け34の側方には、位置決めピン38が鉛直姿勢で配 置されている。この位置決めピン38は、ワークWの貫通孔Hに嵌合可能な径寸 法を有し、その先端は縮径されたテーパ部として形成されている。
【0018】 位置決めピン38の基端はサポートブロック39に支持されている。このサポ ートブロック39は、その下面から突出した軸部40を有しており、この軸部4 0は、前述した取付プレート16を貫通している。更に、軸部40の下面からは 、位置決めピン38と同軸にして、昇降ロッド41が下方に向けて延びており、 この昇降ロッド41の下端部は、昇降プレート42の一端部を摺動自在に貫通し て、下端にはナット43が螺合されている。従って、ナット43により、昇降プ レート42からの昇降ロッド41の抜け出しが防止されている。
【0019】 昇降ロッド41の中央部は拡径されて、固定のばね座44に形成されており、 ばねシート44と昇降プレート42との間の部位には、昇降ロッド41に対して 摺動自在なばね座45が取り付けられている。これらばね座44,45間には、 昇降ロッド41を囲むようにして圧縮コイルばね46が架け渡されている。従っ て、ばね座45は、圧縮コイルばね46の付勢力を受けて昇降プレート42に当 接されている。
【0020】 そして、昇降プレート42の他端は、ピン昇降シリンダ47のピストンロッド に連結されており、従って、ピン昇降シリンダ47のピストンロッドが伸張され れば、圧縮コイルばね46を介して昇降ロッド41即ち位置決めピン38もまた 上昇されることになる。なお、ピン昇降シリンダ47のピストンロッドが図3に 示す収縮状態にあるとき、位置決めピン38のサポートブロック39は取付プレ ート16上に載置された状態にある。
【0021】 更に、ワークWの搬送シュート1の上方には、フレーム枠48が支持脚49を 介して配置されている。このフレーム枠48の下面には、搬送シュート1の上方 領域に突出する3個のローラホルダ50が取り付けられており、これらローラホ ルダ50には、板ばね51を介し、その一部の周面が露出するようにしてローラ 52が回転自在に取り付けられている。図3には1個のローラ52しか図示して いないが、これらローラ52は、図3に示されているようにワークWがワーク受 け34の上方に位置付けられたとき、ワークWのフランジFの上方に位置し、且 つ、このフランジFの周方向に等間隔を存して位置付けられている。
【0022】 従って、ワーク受け34が上昇されて、このワーク受け34にワークWが受け 取られた状態で、更に、ワーク受け34が2点鎖線で示されているように上昇さ れると、ワークWのフランジFの上面は上述した3個のローラ52に当接し、こ の時点で、ワークWの上昇が阻止され、ワークWは図3中1点鎖線で示した位置 決めレベルL2に保持されることになる。なお、図3から明かなように、搬送シ ュート1上の作業位置には、ワーク受け34の上昇が可能となるように、所定の 開口1aが形成されている。
【0023】 また、昇降ロッド41の近傍には、所定のレベル位置にリミットスイッチ53 が配置されており、このリミットスイッチ53は、昇降ロッド41のばね座44 によってオン操作されるようになっている。 次に、図4乃至図7を参照して、上述した位置決め装置の作動について説明す る。
【0024】 先ず、図4に示されているように、位置決め装置のワーク受け34は、ワーク Wの搬送レベルL1よりも下方の待機位置にあり、このとき、ワークWはまだ搬 送レベルL1上の作業位置には到達していない。 図4の状態から、ワークWが矢印A方向に搬送され、ワーク受け34の上方つ まり作業位置に達すると、図5に示されているようにワークWの搬送が停止され る。この後、ワーク昇降シリンダ12のピストンロッドが伸張され、これにより 、ワーク受け34は、図中矢印B方向に上昇される。
【0025】 この結果、図6に示されているように搬送レベルL1上にあるワークWは、そ の大径部S1がワーク受け34に嵌合され、そして、ワーク受け34のガイドピ ン35がその中空軸部Sに嵌合されることで、ワーク受け34に受け取られる。 そして、更に、ワーク受け34が上昇されると、ワーク受け34のワークWは、 位置決めレベルL2まで上昇し、このとき、ワークWのフランジFの上面が3個 のローラ52に当接し、このとき、ワーク受け34の上昇が停止される。
【0026】 ワークWが位置決めレベルL2に保持されると、ピン昇降シリンダ47のピス トンロッドが伸張され、これにより、連結プレート42及び圧縮コイルばね46 を介して昇降ロッド41即ち位置決めピン38が上昇されて、この位置決めピン 38の先端がワークWのフランジFの下面に当接される。ここで、位置決めピン 38がフランジFに当接されるとき、圧縮コイルばね46は所定の長さだけ縮小 した状態にある。即ち、位置決めピン38は、フランジFに対して弾発的に当接 した状態にある。
【0027】 図6の状態から、モータ25が駆動され、昇降軸10は図中矢印C方向に所定 の回転角だけ回転されると、ワーク受け34とともにワークWもまた、そのフラ ンジFの下面が位置決めピン38に摺接しながら回転する。この回転に伴い、フ ランジFの1つの貫通孔Hが位置決めピン38と合致すると、この時点で、図7 に示されているように、位置決めピン38の先端部が圧縮コイルばね46の押圧 力により、その貫通孔Hに嵌合する。このとき、位置決めピン38が貫通孔Hに 嵌合した分だけ、昇降ロッド41もまた更に上昇し、昇降ロッド41のばね座4 4がリミットスイッチ53をオン操作する。この結果、リミットスイッチ53か らオン信号が出力され、このオン信号の出力と同時にモータ25の駆動が直ちに 停止される。なお、昇降軸10即ちワークWが矢印C方向に所定の回転角回転さ れても、リミットスイッチ53からオン信号が出力されない場合にあっては、ワ ークWは矢印C方向とは逆方向即ち矢印D方向に所定の回転角だけ回転され、こ れにより、位置決めピン38をワークWの貫通孔Hの1つに確実に嵌合させるこ とができる。
【0028】 ワークWの貫通孔Hの1つの位置決めピン38が嵌合して、ワークWつまり各 貫通孔Hにおける回転角位置の位置決めが完了すると、ピン昇降シリンダ47の ピストンロッドが収縮され、位置決めピン38はその貫通孔Hから抜け出て、図 3に示す待機位置に復帰する。 上述したようにして位置決めピン38によりワークWの回転角位置が決定され ると、ワークWの各貫通孔は、前述した加工装置2の各ツール(図示しない)に 対して同軸上に位置しており、これにより、各ツールがワークWの各貫通孔Hに 向けて降下することで、各貫通孔Hのバリが除去されることになる。
【0029】 バリの除去処理が終了すると、ワーク昇降シリンダ12のピストンロッドが収 縮され、これに伴い、ワークWはワーク受け34ととともに下降する。このとき 、ワーク受け34は図3に示す待機位置まで降下するが、ワークWは搬送シュー ト1上に残される。従って、この後、処理後のワークWは、搬送シュート1上を 搬送されて、その作業位置から排出される。
【0030】 上述した動作は、作業位置に搬送されてくる新たなワークWに対して同様に繰 り返して実施される。 この考案は、上述した一実施例に制約されるものではなく、種々の変形が可能 である。例えば、ワーク受けの形状は、図示のものに限らず、処理するワークの 形状に応じて任意に可変することができ、また、ワークの加工に関してもバリの 除去作業に限られものではなく、貫通孔Hを基準として行われる各種の加工や処 理に対して、この考案の装置を適用可能である。更に、ワーク受けの回転機構や 昇降機構なども、図示のものに限られるものでないことは勿論である。
【0031】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の位置決め装置は、ワーク受けにワークを受け 取り、ワーク受けと共にワークを回転させるようにし、そして、ワークの貫通孔 の1つが位置決めピンと合致したとき、この位置決めピンをその貫通孔に嵌合さ せるようにしたから、ワークの回転角位置を機械的にして確実に位置決めするこ とができる。しかも、この考案の位置決め装置は、加工ツール側の装置を変更す ることがないから、その適用が容易になるなどの効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワークの搬送シュートを示した平面図である。
【図2】ワークを示した斜視図である。
【図3】位置決め装置を示した縦断面図である。
【図4】図3の装置のワーク受けが待機位置に状態を示
した図である。
【図5】ワーク受けの直上にワークが位置した状態を示
した図である。
【図6】ワーク受け上のワークが位置決めレベル位置ま
で上昇した状態を示す図である。
【図7】ワークの貫通孔に位置決めピンが嵌合した状態
を示す図である。
【符号の説明】
1 搬送シュート 2 加工装置 10 昇降軸 12 ワーク昇降シリンダ 21,24 ギヤ 23 スプライン軸 25 モータ 34 ワーク受け 38 位置決めピン 41 昇降ロッド 46 圧縮コイルばね 47 ピン昇降シリンダ 52 ローラ 53 リミットスイッチ W ワーク F フランジ H 貫通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形のフランジを有するとともに、この
    フランジに周方向に等間隔を存した複数の貫通孔を有す
    るワークに適用され、周方向でみたワークの回転角位置
    を前記貫通孔に基づいて位置決めするワークの位置決め
    装置において、 ワークの搬送レベル位置よりも下方に配置され、前記ワ
    ークのフランジを側方に突出させた状態でワークを水平
    に受け取り可能とするワーク受けと、ワーク受けの直上
    にワークが位置したとき、ワーク受けを上昇させてワー
    クを受け取り、このワークを位置決めレベル位置に保持
    する昇降機構と、ワークが位置決めレベル位置にあると
    き、ワーク受けと共にワークを回転可能な回転機構と、
    ワーク受けの下方に昇降可能に設けられ、ワークが位置
    決めレベル位置にあるとき、ワークのフランジの下面に
    その先端が弾発的に当接されて、ワークの回転に伴い1
    つの貫通孔に合致したとき、この貫通孔に前記先端が嵌
    合される位置決めピンとを具備したことを特徴とするワ
    ークの位置決め装置。
JP1481492U 1992-03-19 1992-03-19 ワークの位置決め装置 Withdrawn JPH0574741U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8327997B2 (en) 2010-07-21 2012-12-11 Otsuka Electronics Co., Ltd. Transferred object rotating device
CN106563906A (zh) * 2015-10-13 2017-04-19 上海安莱德汽车零部件有限公司 一种减震器焊接限位检具
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CN108910466A (zh) * 2018-09-06 2018-11-30 东莞市馨平自动化科技有限公司 一种温控开关外壳的上料装置
CN115043202A (zh) * 2022-06-13 2022-09-13 昆山讯腾智能装备制造有限公司 飞轮内环输送装置和方法

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Effective date: 19960606