JP3042598B2 - 基板の搬送装置 - Google Patents

基板の搬送装置

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JP3042598B2 JP8179316A JP17931696A JP3042598B2 JP 3042598 B2 JP3042598 B2 JP 3042598B2 JP 8179316 A JP8179316 A JP 8179316A JP 17931696 A JP17931696 A JP 17931696A JP 3042598 B2 JP3042598 B2 JP 3042598B2
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板の搬送装置に関
し、特に方形状の液晶ガラス基板,プリント基板或いは
半導体基板などを非接触の垂直状態で一定方向に搬送す
る搬送装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶ガラス基板,プリント基板
或いは半導体基板などの方形状で薄板状の基板は、例え
ば製造工程などにおいて、その製造内容に応じてそれぞ
れの製造ポジションに水平状態にして搬送ベルトや搬送
ロ−ラを利用して搬送されている。
【0003】例えば前者の搬送ベルトによる搬送方法
は、装置のシンプル化が可能であり、装置価格も低廉化
できるなどの特徴を有するものの、搬送ベルトから基板
にゴミなどが付着し易い。後者の搬送ロ−ラによる搬送
方法は、基板の両端をロ−ラに載置した状態で搬送する
ものであり、前者と同様の効果が期待できるものの、ロ
−ラに載置される基板部分に傷が付き易く、このために
捨て代が必要になり、その分だけ基板が不所望に大きく
なるという問題がある。しかも、水平搬送であるため
に、基板にゴミが付着し易いのみならず、搬送時に基板
が撓み易い。従って、例えば基板の検査工程における精
度が損なわれるという問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来において
は、例えば図9に示す搬送装置が提案されている(特開
平5−36658号公報参照)。同図において、Aは基
板GPの搬送方向に沿ってほぼ垂直に配置されたベ−ス
板であって、それの下方部分には複数の搬送ロ−ラBが
搬送方向に向けて配列されている。尚、この搬送ロ−ラ
Bは図示しない駆動モ−タなどを含む駆動手段によって
所定の方向に回転駆動される。ベ−ス板Aの上方部分に
は突出部Cが配置されており、その下面には搬送方向に
向けてコ字形のガイド溝Dが形成されている。このガイ
ド溝Dの対向する壁面には流体通路E,Eが開口(E
a,Ea)しており、流体通路E,Eにはクリ−ンエア
などの流体源Fが接続されている。
【0005】この搬送装置による基板GPの搬送は次の
ように行なわれる。まず、流体源Fから例えばクリ−ン
エアを流体通路E,Eに供給すると共に、開口Ea,E
aからの吹き出し強さが均一となるように調整する。こ
の状態において、搬送ロ−ラBを図示しない駆動手段に
よって一定方向に回転・駆動させると共に、搬送ロ−ラ
Bに基板GPを垂直状態で載置させる。これによって基
板GPは搬送ロ−ラBにより前進し、やがて基板GPの
上端部分がガイド溝Dに挿入される。この状態におい
て、基板GPはそれの両面に吹き付けられる均一なクリ
−ンエアによって、それの姿勢が垂直状態に保持され
る。そして、基板GPはこの垂直状態を保持したまま
で、搬送ロ−ラBの回転により一定方向に搬送される。
【0006】この搬送装置によれば、基板GPを非接触
で搬送できるために、搬送過程における基板GPの撓み
や傷の発生が解消されるのみならず、ゴミの付着も軽減
される。従って、例えば基板GPの検査工程での検査精
度を有効に改善できるものである。
【0007】しかしながら、この搬送方法では、基板G
Pの上端部分が突出部Cのガイド溝Dに挿入されている
ために、例えば搬送途上の検査工程で基板GPの全面に
ついて検査する必要がある場合には、ガイド溝Dに挿入
されている部分は検査できないという問題がある。
【0008】又、製造ラインの稼動率を高めるために、
各種サイズの基板GPを流す場合には搬送ロ−ラBと突
出部Cとの間隔を調整しなければならないのであるが、
搬送方向の全長に亘って調整しなければならないため
に、品種の切り替え作業が煩雑化するという問題もあ
る。
【0009】それ故に、本発明の目的は、比較的に簡単
な構成によって基板を不所望に隠蔽することなく、しか
も、サイズの異なる品種の搬送にも対応可能な基板の搬
送装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は上述の
目的を達成するために、薄板状の基板を搬送方向に配列
した複数の受けロ−ラにほぼ垂直に載置した状態で一定
方向に搬送する基板の搬送装置であって、前記受けロ−
ラに隣接する部位に搬送方向に沿ってほぼ垂直に配置し
たベ−ス板と、このベ−ス板に搬送方向に分散して配置
したベルヌ−イチャックと、基板の搬送手段とを具備
し、前記基板の一方の面にベルヌ−イチャックによる吸
着力を作用させることにより、基板を受けロ−ラ上でベ
ルヌ−イチャックに接触させることなく、ほぼ垂直状態
に姿勢保持し、この状態で基板を搬送手段によって一定
方向に搬送するように構成したものであり、本発明の第
2の発明は、前記受けロ−ラを、搬送方向に向かって昇
り勾配となるように配列したことを特徴とする。
【0011】又、本発明の第3の発明は、薄板状の基板
をロ−ダ部から1枚づつ切り出すと共に、搬送方向に配
列した複数の受けロ−ラにほぼ垂直に載置した状態で一
定方向に搬送する基板の搬送装置であって、前記受けロ
−ラに隣接する部位に搬送方向に沿ってほぼ垂直に配置
したベ−ス板と、このベ−ス板に搬送方向に分散して配
置し、基板を無接触でほぼ垂直状態に姿勢保持する第1
のベルヌ−イチャックと、基板の搬送手段と、受けロ−
ラの始端側に配置したロ−ダ部とを有し、前記ロ−ダ部
は少なくとも、基板を垂直状態で一定の間隔を保って収
容し、基板の切り出しに関連して一定方向に間欠的に移
動するトレ−と、上下動可能な支持ア−ムの下端に複数
のロ−ラをほぼ同一平面に位置するように配列した切出
部と、この切出部の上昇位置に対応するベ−ス板部分に
配置した第2のベルヌ−イチャックとから構成し、下降
状態の切出部のロ−ラ上にトレ−の移動に基づいて基板
を位置させると共に、切出部の上昇により基板をロ−ラ
に載置した状態でトレ−から切り出し、切り出し状態に
おいて基板を第2のベルヌ−イチャックによりほぼ垂直
に姿勢保持し、搬送手段によって受けロ−ラ側に移送さ
せることを特徴とし、第4の発明は、前記受けロ−ラ及
びロ−ダ部のロ−ラを、搬送方向に向かって昇り勾配と
なるように配列したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の1実施例について
図1〜図8を参照して説明する。同図において、本発明
の搬送装置はロ−ダ部P1と、始端部分がロ−ダ部P1
に隣接するように配設された検査部P2と、検査部P2
の終端に隣接して配設されたアンロ−ダ部P3とから構
成されている。特に、ロ−ダ部P1及びアンロ−ダ部P
3は基本的な動作・機能はほぼ同一となるように構成さ
れている。例えばロ−ダ部P1は搬送部P1Aと基板の
切出部P1Bとから、アンロ−ダ部P3は搬送部P3A
と基板の収容部P3Bとからそれぞれ構成されており、
搬送部P1Aと搬送部P3A並びに基板の切出部P1B
と基板の収容部P3Bの基本的な動作・機能はほぼ同一
となるように構成されている。
【0013】基板GPの搬送ラインSLに沿う部位には
ベ−ス板1が、ロ−ダ部P1,検査部P2,アンロ−ダ
部P3に跨がってほぼ垂直に配置されている。尚、この
ベ−ス板1は適宜に分割して配置されているが、一体化
することも可能である。そして、ベ−ス板1の表面側
(搬送ラインSL側)には基板GPのサイズに関連して
適宜の間隔で複数の第1のベルヌ−イチャック2が配置
されており、それの表面側の下方部分には複数の受けロ
−ラ3が一定の間隔で配列されている。特に、この受け
ロ−ラ3は基板GPの搬送ラインSLを形成しており、
搬送ラインSLはロ−ダ部P1より検査部P2,アンロ
−ダ部P3に向けて昇り勾配となるように構成されてい
る。即ち、それぞれの受けロ−ラ3は搬送方向に向かっ
て昇り勾配が付与されるように配置されている。
【0014】上述のようにロ−ダ部P1は搬送部P1A
と基板の切出部P1Bとから構成されているが、搬送部
P1Aは次のように構成されている。即ち、ほぼ垂直に
配置されたベ−ス板1の表面側には第2のベルヌ−イチ
ャック2a〜2d(第1チャック2a,第2チャック2
b,第3チャック2c,第4チャック2d)が適宜の間
隔で配置されている。特に、第3チャック2c,第4チ
ャック2dの下方部分には検査部P2の搬送ラインSL
に連続するように複数の受けロ−ラ3が配置されてい
る。又、ベ−ス板1の裏面側の一方の端部にはプ−リ4
aを有するパルスモ−タ4が、他方の端部には従動プ−
リ4bがそれぞれ配置されており、それぞれのプ−リ4
a,4bにはベルト5が張架されている。このベルト5
の所定部分には、ベ−ス板1の上端部分に跨がるように
位置するコ字形のア−ム6の一端が固定されており、他
端(表面側)には搬送手段としての爪7が、ベ−ス板1
に対してほぼ直角となるように固定されている。このア
−ム6の裏面側に位置する適宜の部分にはガイドブロッ
ク8が固定されており、そのコ字形のガイド凹部はベ−
ス板1の裏面側に固定された長尺状のレ−ル部9に摺動
自在なるように係合されている。
【0015】一方、基板GPを1枚づつ切り出して搬送
部P1Aに供給する切出部P1Bは次のように構成され
ている。即ち、例えばベ−ス板1の下方部分にはシリン
ダ−10が配置されており、それのロッド10aの先端
には第1の支持ア−ム11が固定されている。この第1
の支持ア−ム11の端部にはそれより薄板状で逆T形状
の第2の支持ア−ム12が、ロッド10aとほぼ平行と
なるように固定されており、さらに上昇位置において、
下端部分のベ−ス板1に対向する側には複数のロ−ラ1
3が同一平面内に位置するように配置されている。又、
第2の支持ア−ム12の下降位置に対応する部位にはト
レ−14が配置されている。このトレ−14は、例えば
一対の側板15,15に複数の棒状のスペ−サ16を、
側面形状がほぼコ字状となるように分散・配置すると共
に、それぞれのスペ−サ16にそろばん様の溝16aを
一定のピッチ間隔で形成して構成されている。尚、これ
らのスペ−サ16のそれぞれの溝16aには基板GPが
挿入・配置されている。特に、このトレ−14は、例え
ばスライダ−17によって一定のピッチ間隔で間欠的に
移動するように構成されている。
【0016】次に、この搬送装置による基板GPの搬送
方法について図1〜図8を参照して説明する。まず、図
8に示すように、図中、右側のトレ−14に基板GP
を、スペ−サ16の溝16aに挿入されるように収容す
る。その後、このトレ−14をスライダ−17と共に左
側方向に移動させ、トレ−14の最左端の基板が切り出
し位置にて停止させる。そして、シリンダ−10の昇降
動作に関連して1ピッチづつ左側方向に間欠的に移動す
るようにセッティングする。次に、図5及び図6に示す
ように、シリンダ−10の下降動作によって第1,第2
の支持ア−ム11,12が二点鎖線で示す位置にまで下
降して停止すると、トレ−14が1ピッチだけ移動す
る。これによって、第2の支持ア−ム12のロ−ラ13
の上方部分に基板GPの下端が位置するようになる。こ
の状態で、シリンダ−10を上昇動作させると、基板G
Pは特に上方に位置するそれぞれのスペ−サ16の溝1
6aによって位置決めされながら上昇する。そして、基
板GPがスペ−サ16の溝16aから完全に脱出し切ら
ないうちに、基板GPの上方部分は第1チャック2a,
第2チャック2bの非接触吸着による姿勢制御機能の影
響下に至る。従って、基板GPはスペ−サ16の溝16
aと第1チャック2a,第2チャック2bとによって位
置規制及び姿勢制御がなされる。第2の支持ア−ム12
が図示実線位置まで上昇して停止すると、基板GPはト
レ−14から完全に切り出され、スペ−サ16の溝16
aから完全に脱出することになる。この状態において、
基板GPは第1チャック2a,第2チャック2bの非接
触吸着によってほぼ垂直に姿勢制御される。
【0017】次に、パルスモ−タ4を正方向に回転させ
ると、ベルト5に固定されたア−ム6は、ガイドブロッ
ク8がレ−ル部9に係合された状態で、図2,図3にお
いて左方向に移動し、これに伴って爪7も同方向に移動
する。これによって、基板GPは爪7に引っ掛けられて
垂直に姿勢制御された状態のままで、左方向に搬送され
る。この際、基板GPの下端はロ−ラ13に載置されて
いる関係で、円滑に移動し、やがて、受けロ−ラ3の搬
送ラインSLに移し替えられる。この基板GPが検査部
P2の所定のポジションまで搬送されると、パルスモ−
タ4は回転を停止し、これに伴って爪7の移動も停止す
る。これと同時に、パルスモ−タ4は逆方向に回転し始
める。従って、爪7は基板GPから離れ、ア−ム6,爪
7は原点に復帰し、次の基板GPの切り出しのために待
機する。尚、この状態において、基板GPは第1のベル
ヌ−イチャック2によって引き続き非接触状態で吸着さ
れている。基板GPが検査ポジションで停止すると、基
板の品質,外観状態などの所定の検査項目について検査
が行なわれる。検査が終了すると、基板GPはアンロ−
ダ部P3の搬送部P3Aに搬送され、切出部P3Bのロ
−ラ(13)に載置される。以下、ロ−ダ部P1の動作
とは逆の動作によってトレ−14に1枚づつ収容され
る。尚、検査部P2に搬送された基板GPは後続の基板
によって押せ押せの状態で一定方向に向けて搬送される
が、それぞれの作業ポジションに爪を設け、それぞれの
爪で個々に引っ掛けて搬送することもできる。
【0018】この実施例によれば、搬送ラインSLに載
置された基板GPは、その裏面側をベルヌ−イチャック
2の非接触吸着によってほぼ垂直に姿勢制御された状態
で一定方向に搬送されるために、搬送のための捨て代が
不要となり、その分だけ基板GPのサイズを小形化でき
る。
【0019】その上、基板GPは、その裏面側をベルヌ
−イチャック2の非接触吸着によって姿勢制御した状態
で搬送され、上方部分には何ら搬送手段が存在しない関
係で、基板GPのサイズが変更されても的確に搬送でき
る。従って、サイズの異なる品種を、設備の煩雑な切り
替えを要することなく、混合状態で搬送することが可能
となる。
【0020】しかも、基板GPは裏面側がベルヌ−イチ
ャック2によって非接触吸着されるために、その表面側
は全面が開放された状態になっている。従って、例えば
検査部P2において、特別の工夫なしに基板GPの全面
に亘って所定の検査を行なうことができる。
【0021】特に、搬送ラインSLはロ−ダ部P1から
検査部P2,アンロ−ダ部P3に向けて例えば10°程
度の昇り勾配が付与されているために、基板GPを爪7
によって搬送する際に、基板GPには常にブレ−キ力が
作用している状態になっている。従って、基板GPを停
止させた際に、慣性によって基板GPが行きすぎること
はなく、所定の位置に停止させることができる。
【0022】さらには、ロ−ダ部P1(又はアンロ−ダ
部P3)において、基板GPをトレ−14から切出部P
1Bによって切り出す際に、基板GPはスペ−サ16の
溝16aによる位置規制と、第2のベルヌ−イチャック
2a,2bの非接触吸着とによって姿勢制御されている
ために、切り出し工程で基板GPが倒れることはなく、
円滑に切り出すことができる。
【0023】尚、本発明は何ら上記実施例にのみ制約さ
れることなく、例えば搬送ラインは水平に構成すること
もできる。基板の搬送手段は爪による他、往復動するプ
ッシャ−,受けロ−ラの能動的回転などによる手段も適
用可能である。又、ベルヌ−イチャックの設置数は適宜
に増減できる。さらに、ロ−ダ部,アンロ−ダ部はエレ
ベ−タ方式以外の構造に変更可能であるし、又、人手に
よって搬送部に供給することもできる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、搬送ライ
ンに載置された基板は、その裏面側をベルヌ−イチャッ
クの非接触吸着によってほぼ垂直に姿勢制御された状態
で一定方向に搬送されるために、搬送のための捨て代が
不要となり、その分だけ基板のサイズを小形化できる。
【0025】その上、基板は、その裏面側をベルヌ−イ
チャックの非接触吸着によって姿勢制御した状態で搬送
され、上方部分には何ら搬送手段が存在しない関係で、
基板のサイズが変更されても的確に搬送できる。従っ
て、サイズの異なる品種を、設備の煩雑な切り替えを要
することなく、混合状態で搬送することが可能となる。
【0026】しかも、基板は裏面側がベルヌ−イチャッ
クによって非接触吸着されるために、その表面側は全面
が開放された状態になっている。従って、例えば検査部
において、基板の全面に亘って所定の検査を行なうこと
ができる。
【0027】特に、搬送ラインに搬送方向に向けて昇り
勾配を付与すれば、基板を搬送する際に、基板には常に
ブレ−キ力が作用することになる。従って、基板を停止
させた際に、慣性によって基板が行きすぎることはな
く、所定の位置に確実に停止させることができる。
【0028】さらには、ロ−ダ部における基板の切り出
し位置に第2のベルヌ−イチャックを配設すると共に、
トレ−に基板を離隔配置する溝を設ければ、基板をトレ
−から切出部によって切り出す際に、基板はスペ−サの
溝による位置規制と、第2のベルヌ−イチャックの非接
触吸着とによって姿勢制御されているために、切り出し
工程で基板が倒れることはなく、円滑に切り出すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す正面図。
【図2】本発明の搬送装置にかかる搬送部の正面図。
【図3】図2の平面図。
【図4】図2のX−X矢視図。
【図5】本発明の搬送装置にかかる基板の切出部の拡大
正面図。
【図6】図5の側面図。
【図7】図5のY−Y断面図。
【図8】本発明の搬送装置にかかる基板のトレ−の側面
図。
【図9】従来例の一部破断状態の側面図。
【符号の説明】
GP 基板 P1 ロ−ダ部 P1A 搬送部 P1B 基板の切出部 P2 検査部 P3 アンロ−ダ部 P3A 搬送部 P3B 基板の収容部 SL 搬送ライン 1 ベ−ス板 2 第1のベルヌ−イチャック 2a〜2d 第2のベルヌ−イチャック 3 受けロ−ラ 4 パルスモ−タ 4a,4b プ−リ 5 ベルト 6 ア−ム 7 爪 8 ガイドブロック 9 レ−ル部 10 シリンダ− 11,12 支持ア−ム 13 ロ−ラ 14 トレ− 15 側板 16 スペ−サ 16a 溝 17 スライダ−
フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭39−2353(JP,B1) 特公 昭44−23830(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/68 B65G 49/06 - 49/07 H05K 13/02 B65H 5/02 B65H 5/06 B65H 5/22 B65H 29/16 - 29/24 B65G 19/00 - 19/30 B65G 25/00 - 25/12 C03B 35/00 - 35/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板状の基板を搬送方向に配列した複数
    の受けロ−ラにほぼ垂直に載置した状態で一定方向に搬
    送する基板の搬送装置であって、前記受けロ−ラに隣接
    する部位に搬送方向に沿ってほぼ垂直に配置したベ−ス
    板と、このベ−ス板に搬送方向に分散して配置したベル
    ヌ−イチャックと、基板の搬送手段とを具備し、前記基
    板の一方の面にベルヌ−イチャックによる吸着力を作用
    させることにより、基板を受けロ−ラ上でベルヌ−イチ
    ャックに接触させることなく、ほぼ垂直状態に姿勢保持
    し、この状態で基板を搬送手段によって一定方向に搬送
    することを特徴とする基板の搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記受けロ−ラを、搬送方向に向かって
    昇り勾配となるように配列したことを特徴とする請求項
    1記載の基板の搬送装置。
  3. 【請求項3】 薄板状の基板をロ−ダ部から1枚づつ切
    り出すと共に、搬送方向に配列した複数の受けロ−ラに
    ほぼ垂直に載置した状態で一定方向に搬送する基板の搬
    送装置であって、前記受けロ−ラに隣接する部位に搬送
    方向に沿ってほぼ垂直に配置したベ−ス板と、このベ−
    ス板に搬送方向に分散して配置し、基板を非接触でほぼ
    垂直状態に姿勢保持する第1のベルヌ−イチャックと、
    基板の搬送手段と、受けロ−ラの始端側に配置したロ−
    ダ部とを有し、前記ロ−ダ部は少なくとも、基板を垂直
    状態で一定の間隔を保って収容し、基板の切り出しに関
    連して一定方向に間欠的に移動するトレ−と、上下動可
    能な支持ア−ムの下端に複数のロ−ラをほぼ同一平面に
    位置するように配列した切出部と、この切出部の上昇位
    置に対応するベ−ス板部分に配置した第2のベルヌ−イ
    チャックとから構成し、下降状態の切出部のロ−ラ上に
    トレ−の移動に基づいて基板を位置させると共に、切出
    部の上昇により基板をロ−ラに載置した状態でトレ−か
    ら切り出し、切り出し状態において基板を第2のベルヌ
    −イチャックによりほぼ垂直に姿勢保持し、搬送手段に
    よって受けロ−ラ側に移送させることを特徴とする基板
    の搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記受けロ−ラ及びロ−ダ部のロ−ラ
    を、搬送方向に向かって昇り勾配となるように配列した
    ことを特徴とする請求項3記載の基板の搬送装置。
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