JP3042286B2 - 不具合情報入力装置 - Google Patents

不具合情報入力装置

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JP3042286B2 JP5297008A JP29700893A JP3042286B2 JP 3042286 B2 JP3042286 B2 JP 3042286B2 JP 5297008 A JP5297008 A JP 5297008A JP 29700893 A JP29700893 A JP 29700893A JP 3042286 B2 JP3042286 B2 JP 3042286B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報入力端末装置に関
し、特に製造ラインにおいて発見された不具合情報を入
力する不具合情報入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両製造ラインにおいて、
搬送されてきた車両に不具合が発見された場合、この不
具合項目を当該車両の不具合情報として管理し、後にこ
の情報をもとに不具合項目の修正を行う生産管理が行わ
れている。図11には車両製造ラインのうち特に検査工
程と手直し工程が示されている。車両1は図中左から右
へ搬送され、検査工程において各部の検査が行われる。
検査工程は内容ごとにいくつかの工程に分割され、その
分割された工程ごとに検査端末2が設置されている。検
査端末2は検査コントローラ3を介してネットワーク4
に接続し、さらに検査ホストコンピュータ5に繋がって
いる。
【0003】各工程においては、検査者が担当する範囲
の不具合項目をチェックし、不具合が発見されれば前記
検査端末2により不具合情報として入力する。この不具
合情報は、搬送されてきた車両に対応して検査ホストコ
ンピュータ5に記憶される。該当車両が手直し工程に搬
送されると、対応する情報が検査ホストコンピュータ5
よりネットワーク4および検査コントローラ3を介して
CRTなどの表示端末6に表示される。手直し工程にお
いても、その作業内容により分割され、分割された工程
に対応した不具合情報が前記表示端末6には表示され
る。手直し工程の作業者はこの表示を確認して、対応箇
所の手直しを行う。
【0004】以上はライン上で不具合箇所を直す場合に
ついて説明したが、ライン上では対応できない場合に
は、一旦車両をラインから降ろして修正専用ラインにて
作業をすることも行われる。
【0005】以上のような製造ラインにおいて、検査端
末2からの不具合項目の入力は、不具合の発生した部品
を示す部品用語と、不具合内容の現象を示す現象用語
と、前記の不具合現象を補助する補助用語との組み合わ
せによって行われる。たとえば、「右クリアランスモニ
タランプを締め付けるビスが欠品している」という不具
合項目の場合は、部品用語が「右クリアランスモニタラ
ンプ」であり、補助用語が「ビス」、現象用語が「欠
品」である。
【0006】自動車の場合は、構成部品が2〜3万種類
あり、さらに各々に対して、不具合現象が複数種存在す
ることから、実際の不具合項目は10万種類を越える。
特開平4−336619号公報に示された従来の情報入
力装置においては、このような多くの項目に対応して入
力することは、対象項目を探すのに非常に時間がかかる
という問題がある。そこで、このような多くの項目につ
いて入力を行うために、車両全体図から徐々に狭い範囲
を表示する拡大図を表示し、対象となる部品を探すとい
う方法が採られてきた。
【0007】図12にはこの部品探索の様子が示されて
いる。図12(a)には車両全体が右側面、左側面、平
面、正面、背面に分けられて表示されている。左右側面
図および平面図においては、さらに前部、中央部、後部
の3つの部分に分割されている。この全体図の中から現
在入力しようとしている不具合部分が含まれる領域を指
で触れる。前述のクリアランスモニタランプであれば、
図中Aの部分を触れる。するとこの部分の拡大図が表示
される。この図の例が図12(b)である。この図で
は、各部の部品名が表示され、探している部品がこの中
にあればこれに触れる。クリアランスモニタランプの場
合は図中Bの部分を触れる。すると、図12(c)に示
すように、この部品に関する現象用語と補助用語の一覧
が表示される。そして、この画面において現象用語と補
助用語を指で触れて、入力を終了する。また、図12
(b)において、探している部品が見付からない場合に
は、この部品が含まれる領域を触れると、この領域をさ
らに拡大した図が表示される。この表示例が図12
(d)である。ここで部品が選択されると、この部品に
対応した現象用語、補助用語が表示され、ここでこれら
を選択することにより不具合情報の入力が終了する。
【0008】以上のように対象部品の探索に際して、表
示部分を階層的に拡大していき探索を行うことにより、
だれもが容易に対象部品を探索することを可能としてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は以上のよ
うに構成されており、不具合情報を入力する際には、対
象となる部品が見付かるまで拡大図を選択し、対象部品
の部品用語と補助用語と現象用語を各々入力する必要が
あり、操作回数が多いという問題があった。最初に表示
させる画面を設定できる場合、たとえば図12(b)が
最初に表示されるように設定されている場合でも、少な
くとも部品用語と補助用語と現象用語の各々のキーを押
さなければならない。不具合項目を前述の3つの用語を
組み合わせる場合と、部品用語と現象用語のみで表示で
きる場合とあり、前者の場合でも3回、後者の場合でも
2回のキー操作が必要であった。
【0010】本発明は前述の問題点を解決するためにな
されたものであり、簡易な操作で、短時間で不具合情報
を入力できる不具合情報入力装置を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明にかかる不具合情報入力装置は、前記不具
合情報の項目ごとにその入力回数を計数し、項目ごとの
不具合発生頻度を算出する発生頻度算出手段と、発生し
た不具合項目をその発生頻度と共に記憶する発生不具合
記憶手段と、前記発生した不具合項目をその発生頻度の
高いものから所定数抽出する抽出手段と、前記抽出され
た不具合項目を表示するための複数の枠を有する項目表
画面を記憶する項目表画面記憶手段とを有している。そ
して、前記抽出された各不具合項目を前記項目表のひと
つの枠に対応して書き込み、これら各々の枠をひとつの
操作単位とする。そして、これを前記表示手段に表示す
る。
【0012】さらに、現在項目表画面に表示されている
項目のいずれかより頻度の高い新項目が発生した場合
に、項目表画面においてこの新項目より頻度の低い項目
の表示位置に新項目を入れ替えて表示する。
【0013】または、不具合項目を発生頻度順に並べて
表示する。
【0014】
【作用】本発明は以上のような構成を有しており、頻度
の高い不具合項目を表にして表示し、この表において入
力項目を選択する。したがって、表に記載された項目に
関して、1回の操作で入力することができる。
【0015】さらに、新たに発生頻度の高い項目が発生
した場合、すでに記憶されている項目と入れ替えて表示
することにより、常時新しい情報に基づいた項目の表示
が可能である。
【0016】また、記憶される項目ごとにその頻度も記
憶し、頻度順に表示することにより入力キーを探しやす
くなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明にかかる好適な実施例を図面に
したがって説明する。
【0018】図1には、本発明が適用される車両製造ラ
インの特に検査工程に関わる工程が示されている。車両
1は図中左から右へと搬送される。検査工程に入る直前
に当該車両を特定する車両番号の読取りが行われる。車
両番号は車体の一部に取り付けられてきたタグから発信
される電波をアンテナ7により受信し、これを検査コン
トローラ3aによって解析することにより読み取られ
る。検査コントローラ3aはネットワーク4を介して検
査ホストコンピュータ5に接続されている。検査ホスト
コンピュータ5はさらに生産指示システムのホストコン
ピュータに接続されており、この生産指示の内容と受信
された車体番号を照合し、この車体の仕様の明細情報を
特定する。
【0019】検査工程に送られた車両は項目ごとに検査
が行わる。このとき検査ホストコンピュータからは、車
体番号に対する仕様明細情報を基に作成された検査指示
が検査コントローラ3bに送信される。そして、検査コ
ントローラ3bは検査情報を検査端末2aに送信する。
作業員はこの検査情報に従い該当車両の検査を行い、見
付けた不具合の項目名によって、検査端末2aより入力
する。入力された不具合項目は検査コントローラ3c、
ネットワーク4を介して、検査ホストコンピュータ5お
よび解析コンピュータ8に送信される。検査ホストコン
ピュータ5においては車両番号に対応して不具合項目が
記憶され、また不具合項目ごとの頻度の集計も行われ
る。また、解析コンピュータにおいては、不具合項目の
発生頻度やその発生した車種・仕様などの情報に基づ
き、品質に関わる情報を集計し、品質速報を作成する。
この品質速報はほぼリアルタイムで作成されるので、品
質改善活動を強力に支援することができる。
【0020】検査工程において検査が終了した車両は手
直し工程に送られる。手直し工程では、前述の検査工程
で見付かった不具合に対応して、これを修正する。検査
工程で入力された不具合項目が検査ホストコンピュータ
5から検査コントローラ3bに送信され、さらにCRT
などの表示端末6にこの内容が表示される。この表示端
末6は車両に対して左右に配置されており、両側にいる
作業者の双方が確実に確認できるようになっている。作
業者はこの表示端末6に示された不具合項目を確認し
て、この項目に対して修正を行う。この修正が終了する
と操作者は検査端末2bより修正が終了したことを入力
し、検査コントローラ3bから検査ホストコンピュータ
5および解析コンピュータ8に送信される。さらに、手
直し工程が終了すると確認工程により、前工程で不具合
が解消されたかが確認され、この状況が検査端末2cよ
り入力される。この不具合解消の状況はやはり検査ホス
トコンピュータ5および解析コンピュータ8に送信され
る。そして、手直し工程での情報を手直し連絡表に書き
込みこれを該当車両に付して、下流の工程へと送る。手
直し工程において不具合が全て解消した場合には次の工
程の組み立てが行われるが、不具合が手直し工程では対
処できず解消されなかった場合には、その不具合の内容
に応じた修正ラインに送られる。
【0021】製造ラインの最終工程では最終確認検査が
行われる。検査ホストコンピュータ5から検査コントロ
ーラ3dを介して該当車両の不具合修正などの履歴を含
む情報が送られ、これらの情報を基に作業者は検査を行
いその結果を入力する。
【0022】図2には検査コントローラ3と検査端末2
の構成が示されている。中央演算処理装置(CPU)は
前記ネットワーク4とLANインターフェイスを介して
接続されており、さらにディスク、メモリ、グラフィッ
クコンピュータと接続されている。また、検査コントロ
ーラ3は入力端末コントローラを介して検査端末2と繋
がっている。検査端末2においてはインターフェイスか
らさにプラズマディスプレイへ画像情報が送られて表示
が行われる。また、本装置の表示装置はタッチパネルデ
ィスプレイを構成しており、したがってディスプレイ上
で入力が行われ再びインターフェイスを介して検査コン
トローラに情報が送られる。
【0023】図3には検査ホストコンピュータ5での不
具合項目の集計方法が示されている。車両番号X999
9の車体に対して、n個の検査コントローラから入力さ
れた不具合項目の表がT1,T2,Tnで示されてい
る。この情報には、不具合の項目とその不具合が車体の
どの部分に関係するものであるかが「層別」情報として
含まれている。たとえば、バッテリの誤品ならばエンジ
ンルーム(E/R)に関係する項目であることが分か
る。各検査コントローラから入力された不具合項目はホ
ストコンピュータ5において、車両番号ごとに集計され
る。車両番号X9999の不具合情報の集計表がTtで
ある。
【0024】図4には、各手直し工程において、指示す
る修正内容の選択するための項目選択表Tfと,この項
目選択表Tfにより選択された修正項目の表Tsが示さ
れている。各手直し工程ではその工程における手直し作
業の内容が分配されており、この分配に基づいて、必要
な項目だけ表示端末6に表示させるようにしている。し
たがって、項目選択表Tfは各手直し工程ごとに設定さ
れており、図4にその一例が示されている。この選択は
前述の層別情報に基づき指示される。すなわち、送別ご
とに指示を行うか行わないかのフラグがたてられ、この
フラグのある不具合項目のみ、前記集計表Tから選択
し、図5に示される表示端末6に表示する。このよう
に、その工程に関わる項目のみ表示させることにより見
落としなどを防止し、確実な作業を行うことができる。
【0025】図6は、本発明の構成を示すブロック図で
ある。入力手段10は、画面表示されたキーの位置を触
れることにより、そのキーに対応する操作が行えるいわ
ゆるタッチパネルディスプレイであり、後述する表示手
段22を兼ねるものである。この入力手段10には前述
の図13に示した車両全体図や拡大図などが表示される
が、本装置においては特に図7に示される表示が行われ
ることが特徴となっている。この図7を用いて入力する
方法については後述する。
【0026】さて、搬送されてきた車両に何らかの不具
合が発見されたとき、操作者はこの不具合の情報を従来
の方法または後述する本発明にかかる方法により入力手
段10より入力する。この情報は検査ホストコンピュー
タ12に送信され、検査ホストコンピュータ12内の発
生頻度算出手段14に送られる。発生頻度算出手段14
は、送られてきた不具合項目ごとにその発生頻度が算出
される。そして、不具合項目とその発生頻度が発生不具
合記憶手段16に記憶されている。この記憶の状態の一
例を図8に示す。図8に示すように発生した不具合項目
の名称とその項目の発生回数が記憶されている。
【0027】このように記憶された不具合項目のうち、
頻度の高い項目から所定個数を抽出手段18により抽出
する。本実施例の場合は12個までの不具合項目を抽出
するようになっている。
【0028】また、検査ホストコンピュータ12には項
目表画面を記憶する手段20が含まれている。この項目
表画面は、図7に示した入力画面の不具合項目表示部分
の不具合項目が書き込まれていない画面であり、これを
図9に示す。項目表は30-1から30-12 までの12個
の枠を有しており、1個の枠内に1個の不具合項目を書
き込むことができる。したがって、最高12個の不具合
項目をひとつの画面に表示させることができる。前述の
抽出手段によって、抽出される不具合項目が12個まで
であったのは、一つの画面で表示できる最大数だからで
ある。
【0029】この項目表の各枠30-1〜12に前記抽出手
段により抽出された不具合項目を書き込み、これを表示
手段22にて表示する。この表示例が前出の図7であ
る。
【0030】図7は、不具合項目の書き込まれた項目表
30の他に、表示内容の変更や項目探索の操作を行うタ
ッチキー32、34も表示され、現在検査中の車両を特
定するフレーム番号36なども表示されている。図中の
項目表30は図8に示された不具合項目について表示し
ているが、項目が6つしかないので、空白の枠がある。
もちろん、さらに多くの不具合項目が見付かれば空白の
枠の中にこの項目が書き込まれる。この項目表において
特徴的なことは、ひとつの不具合項目を表す部品用語・
補助用語・現象用語がひとつの枠の中に表示されている
ことである。すなわち項目表30のひとつの枠はひとつ
の不具合項目に割り当てられる。そして、項目表の枠3
0-1〜-12 をそれぞれひとつの操作キーとすることによ
り、1回の操作でひとつの不具合項目が入力できる。す
なわち、従来の装置においては前出のクリアランスラン
プビスの欠品の場合は少くとも3回のキー操作を要した
が、本実施例にいては枠30-7の入力キーを1回押すだ
けで不具合項目の入力が可能となる。
【0031】また、不具合項目が項目表の枠の数より多
くなった場合、本実施例においては12個を越えた場合
には頻度が多いものから順に12個が表示される。そし
て、現在表示されている12の項目以外でこれらの項目
いずれかより頻度の高い新項目が見付かった場合、頻度
の低い項目が書き込まれていた枠に、この新項目を書き
込む。新項目をこのようにして書き替えていけば、その
他の項目の枠は変わらず操作者が従来の項目については
直ちにその位置が分かる。
【0032】さらに、書き替られた枠については所定期
間背景の色を変えるなど、他の枠と区別することによ
り、操作者に以前書き込まれていた不具合項目とは異な
ることを知らせることができ、誤って入力が行われるこ
とが防止できる。
【0033】また、不具合項目の出現頻度の順序が変わ
るごとに、頻度順に並べ変えることも好適である。この
場合は、操作者が上位の項目から探せば比較的早い段階
で探している項目が見付かる。
【0034】以上の項目表画面は、新しい車両が搬送さ
れてきたときに最初に表示される画面であり、頻度の高
かった不具合項目に関しては、前述のようにこの画面に
よる入力のみで足りる。また、項目表に載っていない不
具合項目の場合は、タッチキー32、34のうち、図1
2に示したような車両全体図もしくは拡大図を表示させ
るためのキーを押して、該当する画面を呼び出す。この
場合の入力は従来装置の入力と同じ過程である。
【0035】図10は、本実施例の装置のフローチャー
トを示した図である。不具合が入力されると(S10
0)、該当する不具合項目がすでに記憶されているもの
であるかが判断される(S102)。該当する項目がま
だ記憶されていない場合には、この不具合項目を記憶し
て、この項目の出現回数(頻度)を1にセットする(S
104)。またステップS102で、該当する項目がす
でに記憶されている場合は、この項目の出現回数に1を
加える(S106)。そして、出現回数の多い順に12
項目まで不具合項目を抽出し(S108)、これを項目
表として表示する(S110)。
【0036】以上のように、本実施例にいては、高い頻
度で出現する不具合項目をひとつの画面で表示し、ひと
つの不具合項目の入力を1回のキー操作で行えるように
したことにより、作業を単純化し1項目あたりの入力時
間を短縮することが可能となる。
【0037】本実施例にいてはタッチパネルディスプレ
イにより表示された項目表の枠を直接触れれば、該当す
る不具合項目が入力できる構成とした。しかし、その他
の手段、たとえばマウスを使って、項目表の枠をクリッ
クすることにより入力を行うようにすることも可能であ
る。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、頻度の高
い不具合項目を表にして表示することと、この表のひと
つの枠がひとつの不具合項目に対応するようにすること
により、この表に記載された項目に関して、1回の操作
で入力することが可能となる。このようにすれば、入力
操作の時間を短縮することが可能である。
【0039】さらに、新たに発生頻度の高い項目が発生
した場合、すでに記憶されている項目と入れ替えて表示
することにより、常時新しい情報に基づいた項目の表示
が可能である。また、入れ替わりのなかった従来の項目
については、項目表の枠の位置は変わらないので、操作
者が迷うことがない。
【0040】また、記憶される項目ごとにその頻度も記
憶し、頻度順に表示することにより上位の枠から探して
いけば比較的早く対象の不具合項目を見付けることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる好適な実施例の車両製造ライン
の構成図である。
【図2】本実施例の検査コントローラおよび検査端末の
構成図である。
【図3】本実施例の不具合項目の集計動作を説明する図
である。
【図4】本実施例の表示させるべき不具合項目の選択動
作を説明する図である。
【図5】本実施例の手直し工程のラインの概観図であ
る。
【図6】本発明の構成を示す構成ブロック図である。
【図7】本実施例の表示の一例を示す図であり、特に出
現頻度の高い不具合項目を表にした図である。
【図8】出現した不具合項目とその頻度の記憶内容を示
す図である。
【図9】本実施例の装置に記憶された項目表画面であ
る。
【図10】本実施例の制御フローを示す図である。
【図11】車両製造ラインを示す図であり、特に検査工
程と直し工程の示した図である。
【図12】従来の不具合項目入力装置の入力画面であ
る。
【符号の説明】
10 入力手段 12 検査ホストコンピュータ 14 発生頻度算出手段 16 発生不具合記憶手段 18 抽出手段 20 項目表画面記憶手段 22 表示手段 30 項目表

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両全体図を最上位とし、詳細度に応じ
    て階層的に特定部位の拡大図を表示する表示手段を有
    し、上位の図において次に表示させる下位の図を順次選
    択して所望の部分の拡大図を表示させ、前記所望の拡大
    図において不具合の箇所およびその内容を入力する不具
    合情報入力装置において、 前記不具合情報の項目ごとにその入力回数を計数し、項
    目ごとの不具合発生頻度を算出する発生頻度算出手段
    と、 発生した不具合項目をその発生頻度と共に記憶する発生
    不具合記憶手段と、 前記発生した不具合項目をその発生頻度の高いものから
    所定数抽出する抽出手段と、 前記抽出された不具合項目を表示するための複数の枠を
    有する項目表を記憶する項目表画面記憶手段と、を有
    し、 前記抽出された各不具合項目を前記項目表のひとつの枠
    に対応して書き込み、この各々の枠がひとつの操作単位
    となる入力キーであり、これを前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする不具合情報入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の不具合情報入力装置にお
    いて、現在項目表画面に表示されている項目のいずれか
    より頻度の高い新項目が発生した場合に、項目表画面に
    おいてこの新項目より頻度の低い項目の表示位置に新項
    目を入れ替えて表示することを特徴とする不具合情報入
    力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の不具合情報入力装置にお
    いて、不具合項目を発生頻度順に並べて表示することを
    特徴とする不具合情報入力表示装置。
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