JP3042199B2 - 自動製パン機 - Google Patents

自動製パン機

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JP3042199B2
JP3042199B2 JP4242909A JP24290992A JP3042199B2 JP 3042199 B2 JP3042199 B2 JP 3042199B2 JP 4242909 A JP4242909 A JP 4242909A JP 24290992 A JP24290992 A JP 24290992A JP 3042199 B2 JP3042199 B2 JP 3042199B2
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昭久 仲野
郁子 田中
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般家庭で使用する自動
製パン機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来例の自動製パン機について説
明する。まず、本体構成に付いては本発明の図1と同一
であるので本発明実施例の図1について説明する。
【0003】1は焼成室、2はヒーター、3は着脱自在
に装着されたパン焼き型、4はモーター、5はモーター
4の動力を伝達するベルト、6はモーター4により駆動
される練り羽根、7はパン焼き型3の外面に当接してプ
ロセス判定や温度制御のためパン焼き型3の温度を検知
する温度検知器、8は蓋、9はパン焼きの全ての制御を
行う制御装置、10は制御装置9に条件を入力する操作
スイッチ、11は制御装置9の状態を表示する表示部で
ある。
【0004】このような構成の自動製パン機において、
従来の調理工程は図2に示すように、スタートした後の
プロセス判定の時点で温度検知器7によって温度を検知
し、検知された温度に従って高温プロセスと低温プロセ
スとに分かれ、以降の工程の時間や制御温度を変えてい
た。
【0005】しかし、図10に示すように焼成工程の1
回目の最高温度に達するまでの温度の立ち上がりに於て
は高温プロセスも低温プロセスも通電率100%で通電
していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このために、電源電圧
が低い時は焼成工程スタートから最高温度に達するまで
の時間が長くなり、高いときはこの時間が短くなる。
【0007】これは精粉された小麦粉のみを使用する白
パンを作る場合はあまり問題にならないが、胚芽を含ん
だ全粒粉パン等を作る場合は、焼成工程の立ち上がりの
時間によって出来上りに大きな差を生ずる場合がある。
【0008】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、電源電圧の検知装置によって、電源電圧を検知し、
これによって焼成工程の立ち上がりの電力の通電率を決
定し、電源電圧が変化しても立ち上がりに要する時間が
ほぼ同じになるように通電率を設定することにより、全
粒粉パン等を作る場合も出来上がりに差が生じないよう
にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、制御装置には電源電圧の検知装置を有し、
検知した電源電圧が所定電圧よりも高いときは、焼成工
程の温度の立ち上がりのヒーター電力の通電率を低く設
定し、前記電源電圧が所定電圧よりも低いときは、焼成
工程の温度の立ち上がりのヒーター電力の通電率を高く
設定することを特徴とする自動製パン機とする。
【0010】
【作用】上記の構成により、電源電圧の変化に拘らず、
良質なパンが調理可能となる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0012】本体構造は従来の技術の項で説明した図1
と同じなので省略する。図2に於てプロセス判定の時点
でパン焼き型温度が28℃以上の時は高温プロセスとな
り、28℃未満の場合は低温プロセスとなる。
【0013】高温プロセスの焼成工程では、図3の焼成
工程のパン焼き型温度のグラフに示すように1回目のピ
ーク温度θ1に達するまでのヒーター電力を16秒オ
ン、4秒オフの80%デューティーで通電し、低温プロ
セスの焼成工程では、ピーク温度θ1に達するまでのヒ
ーター電力を連続通電の100%デューティーで通電す
る。
【0014】θ1に達した後は、デューティー制御によ
る温度制御で一定温度を保ち、焼成工程の45分が経過
すると、焼成工程を終了し仕上げ工程にはいる。
【0015】これによって、28℃以上の室温中でもピ
ーク温度θ1に達するまでの時間が短すぎることなく、
約15分から20分の範囲に設定される。
【0016】また、28℃未満の室温中でもピーク温度
θ1に達するまでの時間が長すぎることなく、15分か
ら20分の範囲に設定される。
【0017】図4の焼成工程のパン焼き型温度のグラフ
に示すように、ヒーター電力をθ0までは100%、θ
0以降は14秒オン、6秒オフの70%デューティーに
切り替えて、θ1に達した後は図3同様の温度制御を行
う。
【0018】図5の発酵工程の一定時間を限定し、その
一定時間内にヒーターに通電した時間を累積し、その時
間Tを制御回路内の記憶回路に記憶しておき、焼成工程
の1回目のピーク温度θ1に達するまでのヒーター電力
をこのTに従ってデューティー制御を行う。即ち、室温
が高温時は図6に示すように、発酵工程でのヒーター電
力は少しの通電で発酵温度θhを保つことが出来、ヒー
ターへの通電時間Tは少なくなる。この時の焼成工程の
立ち上がりの電力はTに従って少なくなる。また、室温
が低温時は図7に示すように、発酵工程で発酵温度θh
を保つ為のヒーター電力はより多くの通電が必要とな
り、ヒーターへの通電時間Tは多くなる。この時の焼成
工程の立ち上がりの電力はTに従って多くなる。この時
の焼成工程の1回目のピーク温度θ1に達するまでの時
間は室温の高低に関わらず約15分から20分になるよ
うに設定される。
【0019】図8に示す回路図を説明すると、9が図1
の制御装置に当たる部分でパン調理の全てのプロセスの
制御を行う。12は電源電圧検知装置で電源13の電圧
を検出して制御回路14に入力しその入力値に従って制
御回路14が動作し調理のプロセスを進行させる。4は
調理材料を練るためのモーターでありトライアック15
により制御回路14からの信号により制御される。2は
ヒーターであり、リレー16によって制御回路14から
の信号により制御され、温度検知器7によって温度制御
を行う。
【0020】この回路に於て、制御装置9内の電源電圧
検知装置12によって電源13の電圧を検知し制御回路
14に入力しその入力値に従って焼成工程の1回目のピ
ーク温度θ1に達するまでのヒーターへの通電率を決定
する。即ち、電源電圧が低い時は電源電圧の二乗でヒー
ター電力が低くなるのでそれを補う分だけ通電率を大き
くする。電源電圧が高い時は電源電圧の二乗でヒーター
電力が高くなるのでその分だけ通電率を小さくする。
【0021】これによって、電源電圧に関わらず焼成工
程の1回目のピーク温度θ1に達するまでの時間を約1
5分から20分に設定することができる。
【0022】図9に示すように、焼成工程に於て温度の
立ち上がりの当初は、ヒーター電力を100%通電し、
一定の温度θ11とθ12との間の経過時間Tを測定し
その時間に従ってθ2以降のヒーター電力の通電率を変
化させる。即ち、室温が高い時は経過時間Tはt1に示
すように短くなりこの時のθ12以降の通電率を少なく
する事により1回目のピーク温度θ1に達するまでの時
間を約15分から20分に設定する。
【0023】これによって、室温のみでなく電源電圧に
も依存せずに焼成工程の1回目のピーク温度θ1に達す
るまでの時間を約15分から20分に設定することがで
きる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、電源電
圧の検知により、焼成工程の立ち上がりの通電率を変化
させて、電源電圧の変化にも出来上がり状態にほとんど
差が生じなくなるものである。従って、電源電圧の変化
に拘らず、良質なパンが調理可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成図
【図2】本発明の実施例のプロセス図
【図3】本発明の第1の実施例の温度及び電力グラフ
【図4】本発明の第2の実施例の温度及び電力グラフ
【図5】本発明の第3の実施例の温度グラフ
【図6】本発明の第3の実施例の温度及び電力グラフ
【図7】本発明の第3の実施例の温度及び電力グラフ
【図8】本発明の第4の実施例の回路図
【図9】本発明の第5の実施例の温度及び電力グラフ
【図10】従来例の温度グラフ
【符号の説明】
1 焼成室 2 ヒーター 3 パン焼き型 4 モーター 6 練り羽根 7 温度検知部 9 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 37/00 301 A21B 1/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒーターを有する焼成室と、前記焼成室内
    に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記パン焼き型
    の内底部に設けられ、モーターにより駆動される練り羽
    根と、前記パン焼き型の近傍にあって、その温度を検知
    する温度検知部と、この温度検知部により温度を検知し
    てパン焼き制御を行なう制御装置とを備え、前記制御装
    置には電源電圧の検知装置を有し、検知した電源電圧が
    所定電圧よりも高いときは、焼成工程の温度の立ち上が
    りのヒーター電力の通電率を低く設定し、前記電源電圧
    が所定電圧よりも低いときは、焼成工程の温度の立ち上
    がりのヒーター電力の通電率を高く設定することを特徴
    とする自動製パン機。
JP4242909A 1992-09-11 1992-09-11 自動製パン機 Expired - Fee Related JP3042199B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9573263B2 (en) 2012-04-18 2017-02-21 Ridge Tool Company Work tools having interchangeable work heads

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9573263B2 (en) 2012-04-18 2017-02-21 Ridge Tool Company Work tools having interchangeable work heads

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