JP3041609B2 - プリント装置、プリント装置と画像処理装置のシステム - Google Patents

プリント装置、プリント装置と画像処理装置のシステム

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JP3041609B2
JP3041609B2 JP10278098A JP27809898A JP3041609B2 JP 3041609 B2 JP3041609 B2 JP 3041609B2 JP 10278098 A JP10278098 A JP 10278098A JP 27809898 A JP27809898 A JP 27809898A JP 3041609 B2 JP3041609 B2 JP 3041609B2
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良二 海老沢
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    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
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  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、画像をプリントす
るプリント装置、及び前記プリント装置と画像処理装置
のシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリント装置は、リニアエンコー
ダの目盛りに埃が付着することによりキャリッジに支持
されるセンサがリニアエンコーダの目盛りを飛ばして読
むことがあり、キャリッジ位置信号と画像データが対応
しなくなり、プリント用紙に得られる画像にずれが生じ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、センサがリ
ニアエンコーダの目盛りを飛ばして読むことによりキャ
リッジの走行位置の検出にずれが生じてもプリント用紙
に全体的な画像ずれが生じないプリント装置、及び前記
プリント装置と画像処理装置のシステムを提供すること
を課題とする。
【0004】また、本発明は、センサがリニアエンコー
ダの目盛りを飛ばして読むことによりキャリッジの走行
位置の検出にずれが生じてもそのずれを直ちに補正する
ことができてプリント用紙に画像ずれが生じないプリン
ト装置、及び前記プリント装置と画像処理装置のシステ
ムを提供することを課題とする。さらに本願発明は、キ
ャリッジのストロークエンド付近での動作が不安定であ
ってもキャリッジの位置検出信号に影響が生ずることが
なく、かつセンサがリニアエンコーダの目盛りを飛ばし
て読むことによりキャリッジの走行位置の検出にずれが
生じてもそのずれが蓄積しないようにそのずれをキャリ
ッジの一往復以内に抑えることができてプリント用紙に
生じる画像ずれが全体に及ばず全体的な画像ずれが生じ
ないプリント装置、及び前記プリント装置と画像処理装
置のシステムを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、キャリッジ
ガイドに案内されかつモータにより動かされるキャリッ
ジと、前記キャリッジに支持されるヘッド及びセンサ
と、エンコーダと、前記センサが前記エンコーダの目盛
りを読み取った信号を受けて前記キャリッジの走行位置
を記憶する走行位置記憶装置と、前記センサからの信号
を受け前記エンコーダの読取りエラーを検出し読取りエ
ラーの補正信号を前記走行位置記憶装置に与えるエラー
検出補正回路を備え、前記ヘッドが前記走行位置記憶装
置の出力に応答して画像データに対応する画像をプリン
ト用紙に生じさせるように構成されたプリント装置を提
供するものである。
【0006】また本願発明は、前記エラー検出補正回路
は、前記走行位置記憶装置に入力するセンサ信号の入力
間隔毎にクロックパルスをカウントしてそのカウント値
を基準パルス数と比較演算することにより、リニアエン
コーダの目盛りの読み取りのエラーの発生を検出しエラ
ーが発生したときにエラーに対応する走行位置補正信号
を出力するように構成されてたプリント装置を提供する
ものである。
【0007】また本願発明は、前記走行位置記憶装置
は、カウンタで構成されていることを特徴とするプリン
ト装置を提供するものである。また本願発明は、キャリ
ッジガイドに案内されかつモータにより往復動されるキ
ャリッジと、前記キャリッジに支持されるヘッド及びセ
ンサと、リニアエンコーダと、前記キャリッジの走行方
向を判定する走行方向判定装置と、前記走行方向判定装
置の出力信号及び前記センサが前記エンコーダの目盛り
を読み取った信号を受けて前記キャリッジの走行位置を
記憶する走行位置記憶装置と、前記センサからの信号を
受け前記エンコーダの読取りエラーを検出し読取りエラ
ーの補正信号を前記走行位置記憶装置に与えるエラー検
出補正回路を備え、前記ヘッドが前記走行位置記憶装置
の出力に応答して画像データに対応する画像をプリント
用紙に生じさせるように構成されているプリント装置を
提供するものである。
【0008】また本願発明は、前記走行方向判定装置
は、二個のセンサからの位相の異なるパルスを利用して
判定するように構成されていることを特徴とするプリン
ト装置を提供するものである。また本願発明は、前記走
行位置記憶装置は、前記キャリッジが往動状態にあると
きは前記センサの信号をアップカウントし、かつ復動状
態にあるときはダウンカウントするアップダウンカウン
タにより構成されていることを特徴とするプリント装置
を提供するものである。
【0009】本願発明は、キャリッジガイドに案内され
かつモータにより往復動されるキャリッジと、該キャリ
ッジに支持されるヘッド及びセンサと、リニアエンコー
ダと、前記キャリッジの走行方向を判定する走行方向判
定装置と、前記センサが前記リニアエンコーダの目盛り
を読み取った信号を受け前記キャリッジの走行位置を記
憶するとともに前記走行方向判定装置からの信号により
所定の走行位置にプリセットされる走行位置記憶装置を
備え、前記リニアエンコーダの目盛りの両端が前記セン
サのストロークエンドよりも内側にあり、前記ヘッドが
前記走行位置記憶装置の出力に応答して画像データに対
応する画像をプリント用紙に生じさせるように構成され
ていることを特徴とするプリント装置を提供するもので
ある。
【0010】本願発明は、前記走行方向判定装置は、二
個のセンサからの位相の異なるパルスを利用して判定す
るように構成されていることを特徴とするプリント装置
を提供するものである。本願発明は、前記走行位置記憶
装置は、前記キャリッジが往動状態にあるときは前記走
行方向判定装置の信号を受けて前記センサの信号をアッ
プカウントしかつ復動状態にあるときは前記走行方向判
定装置の信号を受けて前記センサの信号をダウンカウン
トするアップダウンカウンタで構成されている特徴とす
るプリント装置を提供するものである。
【0011】本願発明は、走査方向に移動しつつ、プリ
ント用紙上に画像データに基づく信号を与えるヘッド
と、プリント装置本体に設けられ、位置センサに位置パ
ルスを発生させるためのリニアエンコーダと、ヘッドと
共に支持され、前記リニアエンコーダを読み取って位置
パルスを発生する位置センサと、該位置センサが出力す
る位置パルスを入力し、ヘッド駆動同期信号として出力
する走行位置記憶装置と、前記位置センサが出力する位
置パルスと、クロックパルスを入力し、前記位置パルス
の所定のパルス数が入力される補正検出期間に前記クロ
ックパルスをカウントする補正パルスカウント回路と、
該補正パルスカウント回路からの補正カウントパルスを
入力し、前記補正検出期間に入力されるべき基準パルス
を参照して補正パルスを算出し、該補正パルスを前記走
行位置記憶装置に出力する演算補正回路とを備え、前記
ヘッドは、前記ヘッド駆動同期信号に応答して画像デー
タに基づく信号を発生するように構成したことを特徴と
するプリント装置を提供するものである。
【0012】本願発明は、感光型マイクロカプセルが塗
布されたプリント用紙を用い、前記ヘッドは発光素子を
備え、該発光素子から前記プリント用紙上に前記画像デ
ータに応じた光を照射することによって潜像を形成させ
るものであり、さらに潜像が形成された前記プリント用
紙に機械的圧力を加えて現像する加圧手段とを有するこ
とを特徴とするプリント装置を提供するものである。
【0013】本願発明は、前記各プリント装置を有し、
前記プリント装置と画像信号を送受信し得るように構成
された画像処理装置を備えて成るプリント装置と画像処
理装置のシステムを提供するものである。
【0014】
【実施の形態】図1は、本願発明の実施の形態に係る略
実寸大のプリント装置と画像処理装置(デジタルカメ
ラ、電子手帳、あるいはパーソナルコンピュータ)のシ
ステムの平面図を示す。図2は、プリント装置の側面方
向から見た拡大断面図を示す。図3は、プリント装置の
プリント用紙を排出する側より見た断面図を示す。図4
は、プリント装置のキャリッジのキャリッジガイドの係
合状態を示す要部拡大断面図である。図5は、キャリッ
ジが往動するときに二つのセンサがリニアエンコーダの
目盛りを読んで得られる信号を示す図である。図6は、
キャリッジが復動するときに二つのセンサがリニアエン
コーダの目盛りを読んで得られる信号を示す図である。
【0015】図1に示すように、プリント装置Aと画像
処理装置Bは、プリント装置Aの方に備えたケーブルを
画像処理装置Bのビデオ出力端子(またはデジタル出力
端子)に接続してプリント装置Aの電源スイッチ(図示
しない)をオンにしてから画像処理装置Bのフロッピー
ディスク等のメモリに格納されている画像データ(デジ
タル信号)を選択して選択画像プリント出力スイッチ
(図示しない)をオンすることによりプリント装置Aに
差し込まれたカセットCに収納されたプリント用紙Pを
一枚宛繰り出してプリントできるように構成されてい
る。
【0016】図1、図2、及び図3に示すように、プリ
ント装置Aは、カセットCからプリント用紙Pを繰り出
すピックアップロール1と、ピックアップロール1によ
り繰り出されたプリント用紙Pに間欠送りを与える上流
側の一本のフィードロール2a及びこれに対応した一列
三本のピンチロール3a、並びに下流側の一本のフィー
ドロール2b及びこれに対応した一列三本のピンチロー
ル3bと、フィードロール2a,2bの間に横架される
キャリッジガイド4と、キャリッジガイド4に係合案内
されるキャリッジ5と、キャリッジガイド4の上面に備
えられキャリッジ5に往復動を与えるベルト巻掛け機構
6と、上流側のピンチロール3aの下流側でプリント用
紙Pを水平に支える載置テーブル7と、キャリッジ5に
取り付けられヘッドを構成していて載置テーブル7の上
に導かれるプリント用紙Pに点滅照射して画像と焼き付
ける10個の発光ダイオード8a,8b,8cと、載置
テーブル7と下流側のピンチロール3bの間でプリント
用紙Pを線接触するように下から受けるプラテン9と、
キャリッジ5に取り付けられていてキャリッジ5の走査
移動によりプラテン9の上を転動してプリント用紙Pを
加圧して発光ダイオード8a,8b,8cの中の特定の
光が当らず硬化しなかったマイクロカプセルを選択的に
圧壊する二つの転動ロール12a,12bと、下流側の
フィードロール2bの下流側に設けられていて板ばね1
3により押圧されるプリント用紙Pの上面を加熱して前
記マイクロカプセルが圧壊されて受像層と接触した発色
物質の発色反応を短時間に生じさせるヒータ14と、モ
ータ15と、20枚の歯車及びワンウエイクラッチから
なる歯車列16と、走行位置記憶装置35を有するコン
トローラ17を備えている。符号18はバッテリ、符号
19はシャシー、符号20はケースである。
【0017】さらに、プリント装置Aは、ヘッドの位置
センサであるセンサ21a,21bとバーコードセンサ
22をキャリッジ5のブラケット5e,5fに備え、セ
ンサ21a,21bに対応してスケール23をヒータ1
4の上に備え、プリント用紙Pの先端を検出する用紙セ
ンサ24を上流側のピンチロール3a,3a間に備えて
いる。
【0018】図4(a)に示すように、キャリッジガイ
ド4は高精度な直線度を有してチャンネル形に形成され
ていて両側のリブ4a,4bがキャリッジ5の両側のチ
ャンネル部5g,5hによって抱えられている。キャリ
ッジガイド4の一方のリブ4aとキャリッジ5の一方の
チャンネル部5gの摺動面にテフロン、或いはフッ素樹
脂等の摩擦係数が小さい耐摩耗性被膜が塗布されていて
摺動自在に接触しているとともに、キャリッジガイド4
の他方のリブ4bの側面にテフロン、或いはフッ素樹脂
等の摩擦係数が小さい耐摩耗性被膜が塗布されていて、
該リブ4bとこれに対向するキャリッジ5の他方のチャ
ンネル部5hの対向面同士の間にギャップが設けられて
いる。
【0019】図4(b)に示すように、該ギャップに二
山形に曲成されたステンレス製板ばね10が摺動自在に
接触していることにより、キャリッジ5の横方向のガタ
ツキが吸収されている。また、図4(a),(c)に示
すように、キャリッジ5に取り付けられたステンレス製
板ばね11がテフロン、或いはフッ素樹脂等の摩擦係数
が小さい耐摩耗性被膜が塗布されているキャリッジガイ
ド4の下面に摺動自在に接触していることにより、キャ
リッジ5の上下方向のガタツキが吸収されている。
【0020】ピンチロール3aは、一列が三本で二列六
本有り、シャシー19の底面部に立設された六個の軸受
部で受承しているとともに、シャシー19の底面部の上
に重ねられた金属製ばね板材27に立設された板バネ部
27a1,27b1で上方へ付勢している。このような
構造であるので、部品点数が少なくて済み、組付けが簡
単で、製作コストを大きく低減できる。
【0021】歯車列16は、単一のモータ15の正転と
逆転を選択的に可動部品に伝達する。特に、歯車列16
とベルト巻掛け機構6の有機的な結合によって、モータ
15の出力軸を時計針の逆回転方向に連続回転させるだ
けで、キャリッジ5に往復動を与えることができると同
時にキャリッジ5が両端付近を往復する際にフィードロ
ール2a,2bによりプリント用紙Pに微小な送りを与
えられることはモータ15の運転制御が容易となり手の
平に載るサイズの超小形化を実現している。
【0022】コントローラ17は、プリント装置Aの電
源スイッチのオン信号を入力すると、モータ15を時計
針の回転と反対方向に回転駆動するモータ駆動信号を出
力し、これにより往復動するキャリッジ5に取り付けら
れたセンサ21a,21bがスケール23の目盛りを読
み取る信号を走行位置記憶装置35に入力してキャリッ
ジ5の位置を演算しかつセンサ21aがスケール23の
目盛りを読み取りをエラーしたときにはエラー検出補正
回路36の走行位置補正信号を走行位置記憶装置35に
入力して正しい位置を演算しタイミングベルト6cとキ
ャリッジ5を連結している循環ピン25がプリント用紙
Pの端縁から例えば5mm内側の原点位置aに来たとき
モータ駆動信号の出力を停止するようになっており、並
びにキャリッジ5の原点位置の位置決め中に、バーコー
ドセンサ22がカセットCに付けたバーコードC3を読
み取った信号を入力して演算してカセットCに収納され
たプリント用紙Pの種類を特定しプリント用紙の種類に
応じてヘッドを構成する発光ダイオード8a,8b,8
cの光の強さ又は照射時間を設定するプログラムをRO
Mから選択する初期調整を行うように構成されている。
【0023】また、コントローラ17は、画像処理装置
Bの選択画像プリント出力スイッチ(またはプリント装
置のプリントスイッチ)のオン信号を入力すると、前記
初期調整を行った後に、画像処理装置Bで選択した画像
データを入力して走行位置記憶装置35から出力する位
置検出信号をヘッド駆動同期信号として発光ダイオード
8a,8b,8cを点滅させる電気信号として演算し、
次いでモータ15を時計針の回転方向に回転駆動するモ
ータ駆動信号を出力し、これによりピックアップロール
1とフィードロール2a,2bが回転してピックアップ
ロール1がカセットCからプリント用紙Pを繰り出して
いきプリント用紙Pがフィードロール2aとピンチロー
ル3aに挟まれて用紙センサ24がプリント用紙Pの先
端が検知する信号を入力するとモータ駆動信号の出力を
停止するように構成されている。
【0024】さらに、コントローラ17は、ピックアッ
プロール1がカセットCからプリント用紙Pを繰り出し
た後直ぐに、今度はプリント用紙Pにプリントを行うた
めに、モータ15を時計針の回転と反対方向に回転する
モータ駆動信号を出力し、かつ、画像処理装置Bで選択
した画像データに対応した電気信号を発光ダイオード8
a,8b,8cに出力するように構成されている。この
場合のモータ駆動信号は、例えば循環ピン25の原点通
過回数をカウントすることにより算出してプリント用紙
Pの後端が下流側のフィードロール2bを通過するまで
出力するように構成されており、また、発光ダイオード
8a,8b,8cを点滅させる電気信号は、走行位置記
憶装置35から出力する信号に同期させて出力するよう
に構成されている。
【0025】ここで、センサ21a,21bのセンサ信
号と走行位置記憶装置35とエラー検出補正回路36の
信号処理とヘッドを構成する発光ダイオード8a,8
b,8cを点滅させる電気信号との関係を詳細に説明す
る。リニアエンコーダ23は、目盛りの両端がプリント
用紙Pの幅方向の両縁よりも5mm内側にあるように設
けられ、これにより、プリント用紙Pへの発光ダイオー
ド8a,8b,8cの点滅照射は、両縁に5mmの縁取
りが生じるように行われる。
【0026】なお、プリント用紙Pに縁取りがない画像
を得るには、リニアエンコーダ23の目盛りの両端がプ
リント用紙Pの幅方向の両縁に一致していて点滅照射が
プリント用紙Pの幅一杯に行われる必要があるととも
に、プラテン9の上を転動する転動ロール12aによる
プリント用紙Pの加圧がプリント用紙Pの幅一杯に行わ
れる必要がある。
【0027】二個のセンサ21a,21bがリニアエン
コーダ23の目盛線の線巾の半分の間隔だけ離れて設け
られている。具体的には、リニアエンコーダ23の目盛
りピッチは0.15mmであり、目盛線の線巾は0.0
7mmであり、またセンサ21a,21bの取付け間隔
は、0.035mmである。センサ21a,21bは、
反射型のフォトインタラプタが用いられ、センサを構成
している発光ダイオードから遠赤外線を放射しリニアエ
ンコーダ23の反射が良い目盛り線と反射が悪い地部分
に照射しその反射光をセンサを構成しているフォトトラ
ンジスタで受光し該フォトトランジスタが受光した反射
光の強さに応じた大きさの電流を流すことにより該フォ
トトランジスタの電源側の電圧変化を走行位置記憶装置
35とエラー検出補正回路36に入力するようになって
いる。
【0028】この実施の形態では、キャリッジ5が往動
するときは、センサ21aがセンサ21bよりもキャリ
ッジ5の往動方向前側に位置し、またキャリッジ5の復
動するときは、センサ21bがセンサ21aよりもキャ
リッジ5の復動方向前側に位置する。従って、キャリッ
ジ5が往動するときは、センサ21aがリニアエンコー
ダ23の目盛りを読んで得られる信号は図5の矩形波信
号Pa1に示すようになり、またセンサ21bがリニア
エンコーダ23の目盛りを読んで得られる信号は図5の
矩形波信号Pb1に示すようになる。
【0029】同様に、キャリッジ5が復動するときは、
センサ21aがリニアエンコーダ23の目盛りを読んで
得られる信号は図6の矩形波信号Pa2に示すようにな
り、またセンサ21bがリニアエンコーダ23の目盛り
を読んで得られる信号は図6の矩形波信号Pb2に示す
ようになる。センサ21a、21bによって検出される
これらの矩形波信号Pa1、Pb1、Pa2、Pb2
は、ヘッドの位置に応じて発生する位置パルスとなる。
【0030】図7は走行位置記憶装置35とエラー検出
補正回路36の詳細を示す。走行位置記憶装置35は、
アップダウンカウンタ回路35aからなり、カウント方
向切替え信号発生回路(走行方向判定装置)35bから
の信号を受けるようになっており、エラー検出補正回路
36はパルスカウンタ回路36aと演算補正回路36b
からなる。
【0031】アップダウンカウンタ回路35aは、カウ
ント信号入力端子35a1とカウント信号出力端子35
a2とカウント切替え信号入力端子35a3と補正信号
入力端子35a4を有していて、センサ21aのセンサ
信号を図示しない波形成形回路を介し波形成形してから
カウント信号入力端子35a1に入力してアップカウン
トまたはダウンカウントするとともに入力信号をそのま
まカウント信号出力端子35a2 より出力する構成で
ある。
【0032】アップダウンカウンタ回路35aは、カウ
ント切替え信号入力端子35a3に信号「1」を入力す
るときアップカウントし、信号「0」を入力するときダ
ウンカウントするようにカウント状態を設定するように
なっている。カウント方向切替え信号発生回路35b
は、二つのセンサ21a,21bのセンサ信号を入力し
て図5に示すように矩形波信号bが「1」から「0」に
変化するとき矩形波信号aが「0」になっていればキャ
リッジ5が往動状態にあると判別し、また図6に示すよ
うに矩形波信号bが「1」から「0」に変化するとき矩
形波信号aが「1」となっていれば復動状態にあると判
別し、そして往動状態にあるときはアップカウント命令
の信号(例えば信号「1」)を、また復動状態にあると
きはダウンカウント命令の信号(例えば信号「0」)を
アップダウンカウンタ回路35aのカウント切替え信号
入力端子35a3へ出力する構成である。
【0033】なお、センサ21a,21bのセンサ信号
を常時ウオッチングして毎回アップカウント命令の信号
またはダウンカウント命令の信号を出力しても良いが、
キャリッジ5が往動から復動に変わったとき、及び復動
から往動に変わったときに、矩形波信号bに対し矩形波
信号aの状態を一度だけチェックしてアップカウント命
令の信号またはダウンカウント命令の信号を出力し続け
るようになっていても良い。
【0034】パルスカウンタ回路36aは、カウントパ
ルス入力端子36a1とカウント値出力端子36a2と
カウント開始・終了決定パルス入力端子36a3を有し
ていて、カウント開始・終了決定パルス入力端子36a
3に、カウント開始・終了決定パルスとして、アップダ
ウンカウンタ回路35aのカウント信号入力端子35a
1に入力するセンサ信号と同一の信号を入力したら、カ
ウントパルス入力端子36a1よりクロックパルスを入
力してカウントし次のカウント開始・終了決定パルスを
入力したらその時点のカウント値に対応する信号をカウ
ント値出力端子36a2より出力するとともにカウント
値を自己リセットして再びクロックパルスを入力してカ
ウントすることを反復するように構成されている。
【0035】演算補正回路36bは、割り算(X/K)
の分子数(X)として、パルスカウンタ回路36aのカ
ウント値出力端子36a2から出力するカウント値に対
応する信号を入力するようになっているとともに、割り
算の分母数(K)として、カウント開始・終了決定パル
スの正常なパルス間隔の時間内に出力するクロックパル
スの数を予め内部に設定されていて、カウント値に対応
する信号を入力する度に割り算(X/K)し、その値を
四捨五入し、さらにその値から1を差し引いた値の補正
パルス数を前記アップダウンカウンタ回路35aの補正
信号入力端子35a4へ出力するように構成されてい
る。
【0036】従って、キャリッジ5が復動から往動に変
化してセンサ21bがリニアエンコーダ23の最初の目
盛りを検出してセンサ信号を「1」から「0」に変化す
るとき、センサ21aのセンサ信号が「0」となるか
ら、カウント方向切替え信号発生回路35bがダウンカ
ウント命令の信号からアップカウント命令の信号に切り
換えて出力し、以後キャリッジ5が往動から復動に変化
して最初の二つのセンサ信号が入力するまでアップカウ
ント命令の信号を維持する。
【0037】そして、センサ21aのセンサ信号がアッ
プダウンカウンタ回路35aのカウント信号入力端子3
5a1とパルスカウンタ回路36aのカウントパルス入
力端子36a1にそれぞれ入力するので、アップダウン
カウンタ回路35aはアップカウントし、パルスカウン
タ回路36aはクロックパルスを入力してカウントす
る。
【0038】センサ21aがリニアエンコーダ23の二
番目の目盛りを検出して「1」から「0」にセンサ信号
を変化すると、この変化がアップダウンカウンタ回路3
5aのカウント信号入力端子35a1に入力するから、
アップダウンカウンタ回路35aがアップカウントす
る。他方、センサ21aがリニアエンコーダ23の二番
目の目盛りを検出したときのセンサ信号の変化はパルス
カウンタ回路36aのカウント開始・終了決定パルス入
力端子36a3に入力し、このため、パルスカウンタ回
路36aはその時点のカウント値に対応する信号をカウ
ント値出力端子36a2より出力するとともにカウント
値を自己リセットして再びクロックパルスを入力してカ
ウントする。演算補正回路36bは、パルスカウンタ回
路36aからカウント値に対応する信号Xを入力して定
数Kで割り算し、その値を四捨五入し、さらにその値か
ら1を差し引いた値の補正パルス数をアップダウンカウ
ンタ回路35aの補正信号入力端子35a4へ出力する
が、センサ21aがリニアエンコーダ23の目盛りを飛
ばして読んだとき以外は前記1を差し引いた値は0とな
り補正信号入力端子35a4へパルスを出力することは
ない。
【0039】センサ21aがリニアエンコーダ23の目
盛りを一つ飛ばして読んだときには、前記1を差し引い
た値は1となり補正信号入力端子35a4へ1パルスを
補正出力し、目盛りを二つ飛ばして読んだときには、前
記1を差し引いた値は2となり補正信号入力端子35a
4 へ2パルスを補正出力する。このため、アップダウ
ンカウンタ回路35aが目盛りを一つ飛ばした分の数を
余計にカウントし、これにより、位置検出信号を正しく
同期してカウント信号出力端子35a2から出力するこ
とができる。
【0040】以後、センサ21aがリニアエンコーダ2
3の三番目以降の目盛りを検出したときも二番目の目盛
りを検出したときと同様に反復動作する。また、キャリ
ッジ5が往動から復動に変化してセンサ21bがリニア
エンコーダ23の最初の目盛りを検出してセンサ信号を
「1」から「0」に変化するとき、センサ21aのセン
サ信号が「1」となるから、カウント方向切替え信号発
生回路35bがアップカウント命令の信号からダウンカ
ウント命令の信号に切り換えて出力し、以後キャリッジ
5が復動から往動に変化して最初の二つのセンサ信号が
入力するまでダウンカウント命令の信号を維持する。
【0041】そして、アップダウンカウンタ回路35a
は一つダウンカウントし、パルスカウンタ回路36aは
クロックパルスを入力してカウントする。センサ21a
がリニアエンコーダ23の二番目の目盛りを検出する
と、アップダウンカウンタ回路35aがさらに一つダウ
ンカウントする。他方、パルスカウンタ回路36aはセ
ンサ21aのセンサ信号を入力してその時点のカウント
値に対応する信号Xを出力するとともにカウント値を自
己リセットして再びクロックパルスを入力してカウント
する。演算補正回路36bは、パルスカウンタ回路36
aからカウント値に対応する信号Xを入力して定数Kで
割り算し、その値を四捨五入し、さらにその値から1を
差し引いた値の補正パルス数をアップダウンカウンタ回
路35aの補正信号入力端子35a4へ出力するが、セ
ンサ21aがリニアエンコーダ23の目盛りを飛ばして
読んだとき以外は前記1を差し引いた値は0となり補正
信号入力端子35a4へパルスを出力することはない。
【0042】センサ21aがリニアエンコーダ23の目
盛りを一つ飛ばして読んだときには、前記1を差し引い
た値は1となり補正信号入力端子35a4へ1パルスを
補正出力し、目盛りを二つ飛ばして読んだときには、前
記1を差し引いた値は2となり補正信号入力端子35a
4へ2パルスを補正出力する。このため、アップダウン
カウンタ回路35aは目盛りを飛ばした分の数を余計に
ダウンカウントし、これにより、位置検出信号を正しく
同期してカウント信号出力端子35a2から出力するこ
とができる。以後、センサ21aがリニアエンコーダ2
3の三番目以降の目盛りを検出したときも二番目の目盛
りを検出したときと同様に反復動作する。
【0043】キャリッジ5はストロークエンドで毎回不
安定な位置に来たりチャタリングすることがあるが、リ
ニアエンコーダ23の目盛りの配列方向の両端がキャリ
ッジ5のストロークエンドよりも十分に内側にあるの
で、走行位置記憶装置35は、センサ21a,21bの
センサ信号を安定して入力することができる。コントロ
ーラ17は、アップダウンカウンタ回路35aのカウン
ト信号出力端子35a2より出力する信号をヘッド駆動
同期信号として発光ダイオード8a,8b,8cを点滅
させる電気信号として演算し、発光ダイオード8a,8
b,8cを点滅させる電気信号をヘッドを構成する発光
ダイオード8a,8b,8cに対して出力するように構
成されている。
【0044】従って、センサ21a,21bがリニアエ
ンコーダ23の目盛りを飛ばして読むことによりキャリ
ッジ5の走行位置の検出にずれが生じてもそのずれが蓄
積しないようにそのずれをキャリッジ5の一往復以内に
抑えることができてプリント用紙に生じる画像ずれが全
体に及ばない。以下、さらに詳述する。
【0045】プリント装置Aは、カセットCをケース1
に開口されたカセット差し込み口より差し込むと、カセ
ットCの上面のスライド扉C1に付設した突起がシャシ
ー19に設けられた爪19aに当接してスライド扉C1
が開いていきシャシー2に設けられたカセット保持部1
9bがカセットCを嵌合保持するとともに、シャシー2
に設けられた山形に折り曲げた板ばね26がカセットC
の底面の開口より入り込んでカセットCの床板C2 を
持ち上げることによりプリント用紙Pをピックアップロ
ール1に密着付勢するように構成されている。
【0046】カセットCは、例えば10枚のプリント用
紙Pを積層状態に収容している。プリント用紙Pは、台
紙に受像層が塗布されその上に直径約4ミクロンのマイ
クロカプセルが均一に塗布されさらにポリエステルフィ
ルムがラミネートされてなる。マイクロカプセルは、発
色前は透明であり受像層と化学反応を起こして発色し加
熱されると反応を促進して迅速に発色する発色物質と、
発色の前後において透明であり特定波長の光が当たると
光硬化する光硬化物質が一緒に封入されている。
【0047】マイクロカプセルは、圧壊されることによ
り発色物質が受像層に接触し加熱されると迅速に発色す
る。本願発明のプリント用紙Pは、ポリエステルフィル
ムがラミネートされているので、従来のような発色後の
フィルムラミネートの工程が不要である。プリント用紙
Pは、一種類のマイクロカプセルが塗布されていて単一
色のグレースケールで発色できるものや、三種類のマイ
クロカプセルが塗布されていて256階調でフルカラー
発色できるものや、高感度タイプや低感度のものがあ
る。フルカラーに発色するプリント用紙Pのマイクロカ
プセルは、イエロウ、マゼンタ、またはシアンのいずれ
か一つの発色物質(発色前は透明)と、該発色物質の色
と補色の関係の特定波長の光のみに感度を有していてそ
の光が当たることにより硬化して高圧を受けてもマイク
ロカプセルの圧壊を防止する役目を果たす光硬化物質と
が封入されている。
【0048】ピックアップロール1は、ゴムロールであ
り支軸29にフリー回転自在に取り付けられている。ピ
ックアップロール1は、モータ15が時計針の回転方向
に回転するときに、支軸29の回転を三ピース爪クラッ
チ30を介してプリント用紙Pを繰り出す回転方向に回
転される。三ピース爪クラッチ30は、支軸29に固定
された原動爪30aと、支軸29に遊嵌されていて両側
に爪部を有する中間爪30bと、ピックアップロール1
より設けられた従動爪30cとからなり、カセットCを
ケース1に差し込むと、ピックアップロール1が差し込
み方向に相対移動するプリント用紙Pと接触して回転
し、これにより、ピックアップロール1が用紙繰り出し
回転方向に約1回転半の遊びが確保され、支軸29が約
1回転半回転すると、原動爪30aと中間爪30bと従
動爪30cの支軸29の回転をピックアップロール1に
伝達するようになっている。
【0049】フィードロール2a,2bは、鋼製軸体に
ゴム製筒体が被嵌固定されてなる。ピンチロール3a,
3bは、プラスチック単体である。ピンチロール3a
は、三つが上流側のフィードロール2aの下側にフリー
回転可能に一列に配列されかつフィードロール2aを押
圧するようにばね27aにより付勢されている。同様
に、ピンチロール3bは、三つが下流側のフィードロー
ル2bの下側に一列に配列されかつフィードロール2b
を押圧するようにばね27bにより付勢されている。
【0050】ベルト巻掛け機構6は、キャリッジガイド
4に設けられた垂直軸6d,6eに枢着された原動側タ
イミングプーリ6aと従動側タイミングプーリ6b、及
び両プーリ6a,6bに巻き掛けられたタイミングベル
ト6cとからなり、タイミングベルト6cに付設された
循環ピン25が梁状のキャリッジガイド4に係合案内さ
れたキャリッジ5に設けられた長孔5aと係合してい
て、モータ15が時計針の回転と反対方向に回転すると
きに、モータ15の回転を歯車列16を介して原動側タ
イミングプーリ6aに伝達されて、タイミングベルト6
cが平面方向に見て時計針の回転と反対方向に走行して
キャリッジ5がプリント用紙Pの送り方向に対して直交
する方向に往復走査するように構成されている。
【0051】プリントするためにモータ15によりベル
ト巻掛け機構6が駆動されるとき、該モータ15は連続
回転し、ベルト巻掛け機構6により往復動されるキャリ
ッジ5も少しも間欠停止しないが循環ピン25が両端で
Uターンすることによりキャリッジ5に生起するイナー
シャが小さく抑えられている。なお、プーリ6a,6b
には循環ピン25との干渉を逃げる凹部6a’,6b’
が設けられている。
【0052】キャリッジガイド4にはキャリッジ5とベ
ルト巻掛け機構6と転動ロール12a,12bと三つの
センサ21a,21b,22と歯車列16の一部が組付
けられるのでキャリッジガイド4の組付け性を確保する
ため、キャリッジガイド4は原動側タイミングプーリ6
a寄りの端部がシャシー19に穿設された矩形穴(符号
なし)に嵌合固定され、またキャリッジガイド4の従動
側タイミングプーリ6b寄りの端部がシャシー19に形
成された開口に通されかつシャシー2にネジ39で固定
されている。
【0053】ヘッドは、高輝度の発光ダイオード8a,
8b,8cよりなり、載置テーブル7に対向しているキ
ャリッジ5のキャリッジ下部のLED取付け基板5bに
配設されている。発光ダイオード8aは4個配設され赤
色の波長の光を発光し、発光ダイオード8bは3個配設
され緑色の波長の光を発光し、発光ダイオード8cは3
個配設され青色の波長の光を発光する。発光ダイオード
8a,8b,8cは、アパーチャ5cに穿設されたピン
ホールを通してプリント用紙Pに照射する。
【0054】赤色に発光する発光ダイオード8aはプリ
ント用紙Pに塗布されているマイクロカプセルのシアン
色に発色する発色物質と一緒に封入された光硬化物質を
硬化する。緑色に発光する発光ダイオード8bはマゼン
タ色に発色する発色物質と一緒に封入された光硬化物質
を硬化する。青色に発光する発光ダイオード8cは黄色
に発色する発色物質と一緒に封入された光硬化物質を硬
化する。従って、R,G,Bの光の中、単色光が当たる
エリアでは、YとM、YとC、またはMとCが発色し、
二色の光が当たるエリアでは、YとMとCのいずれかが
発色し発色の相対的な割合や発色の強さによって色調、
彩度、明度が異なり、光が当たらないエリアでは、Yと
MとCのいずれもが圧壊されて発色し黒色に見える。
【0055】コントローラ17は、画像処理装置Bから
画像データを入力して発光ダイオード8a,8b,8c
の位相のずれを加味して演算するようになっている。プ
ラテン9と転動ロール12a,12bは、プリント用紙
Pの一点を高い圧力で挟圧してプリント用紙Pに塗布さ
れているマイクロカプセルを選択的に圧壊する役割を果
たす加圧手段を構成している。
【0056】プラテン9は、プリント用紙Pの送り方向
に対して直交する方向に延びていてばね28により持ち
上げられていて、接触圧が約800gとなるようにばね
28のばね圧が調整されており、転動ロール12aと接
触する箇所のプリント用紙Pの送り方向に沿った断面形
状が上に凸となっていて走行する転動ロール12aが点
接触するようになっており、モータ寄りの端部9aをシ
ャシー19に垂直面内に枢支され、モータと反対側の端
部9bより延在するカムフォロア9cが歯車16rと一
体に設けられたカム34を下方より付勢している。
【0057】カム34は、プリント用紙Pの両端におい
て、転動ロール12aがプリント用紙Pに乗って加圧走
行し側端より例えば5mm手前の位置でカムフォロア9
cを微小寸法(例えば0.3mm)押し下げて転動ロー
ル12aとプラテン9によるプリント用紙Pに対する加
圧を解除するようになっており、もって転動ロール12
aがプラテン9を叩く音の発生を回避するようになって
おり、また転動ロール12aがUターンしてプリント用
紙Pの側端に乗って側端より再び5mm離れた位置でカ
ムフォロア9cの押し下げを解除することにより転動ロ
ール12aとカムフォロア9cによりプリント用紙Pに
対する加圧が行われるようになっている。
【0058】二つの転動ロール12a,12bは、キャ
リッジ5の側面部に設けられた縦に長い長孔に両端軸部
を係合されている。転動ロール12aは、プリント用紙
Pがプラテン9の上に送られてくるとキャリッジ5によ
って往復動しプリント用紙Pを加圧する。プリント用紙
Pがプラテン9と転動ロール12aで挟圧されていると
きには該プリント用紙Pに送りを与えることは不能であ
る。このため、循環ピン25が位置dから原点位置aま
でUターンする間、及び循環ピン25が位置bから原点
位置cまでUターンする間は、カム34がカムフォロア
9cを押し下げることにより、転動ロール12aがプリ
ント用紙Pから外れてプラテン9の上に極微小な隙間を
有する非接触状態に位置し、そして循環ピン25が位置
bまたは位置dに移動したときは転動ロール12aがプ
リント用紙Pの上の端縁から5mm離れた位置にあって
加圧解除状態になり、また循環ピン25が原点位置aま
たは位置cに移動したときは転動ロール12aがプリン
ト用紙Pの上の端縁から5mm離れた位置にあって加圧
開始状態に位置するようになっている。
【0059】そして、歯車列16は、後述するゼネバ歯
車16rを有していて該ゼネバ歯車16rのたった一枚
の歯による歯車16sに対する噛合回転が、循環ピン2
5が位置bから位置cまでUターンする間、並びに循環
ピン25が位置dから原点位置aまでUターンする間に
行われるようになっている。従って、プリント用紙Pが
プラテン9と転動ロール12aで挟圧されていないとき
に、モータ15の回転がピックアップロール1とフィー
ドロール2a,2bに伝達されフィードロール2a,2
bがプリント用紙Pに送りを与えるようになっている。
【0060】発光ダイオード8a,8b,8cは、循環
ピン25が原点位置aから位置bに移動するとき、及び
位置cから位置dに移動するときに、センサ21a,2
1bがスケール23の目盛りを読み取る信号と同期して
出力される電気信号により点滅する。そうして、転動ロ
ール12aが直動するとプリント用紙Pに直線を引いた
ように加圧して特定波長の光が当らず硬化しなかったマ
イクロカプセルのみを選択的に圧壊し、そして、転動ロ
ール12a,12bがプリント用紙Pに載っていない一
端に位置してプリント用紙Pが微小寸法(例えば0.1
5mm)間欠送りされてから転動ロール12a,12b
が反対方向に直動することを繰り返してプリント用紙P
の全面に対して加圧できる。
【0061】下側の転動ロール12aと上側の転動ロー
ル12bは同径である。なお、ケース20の内面に板ゴ
ムやスポンジ等の吸音材(図示しない)が貼着されてい
る。下側の転動ロール12aがばね28により持ち上げ
られるプラテン9により持ち上げ力を受けるが、この持
ち上げ力を上側の転動ロール12bを介してキャリッジ
ガイド4が負担する。このため、キャリッジ5が移動す
ると、上側の転動ロール12bはキャリッジガイド4の
下面に接触して転動し、下側の転動ロール12aはプラ
テン9に対して滑りを生じずに円滑に転動し得る。
【0062】ヒータ14は、フィードロール2a,2b
により送られるプリント用紙Pを板ばね13との間に通
してプリント用紙Pのマイクロカプセルが圧壊されて受
像層に接触した発色物質に摺動接触して加熱し発色を瞬
時に促進し画像を生じさせる役割を果たす。なお、この
実施の態様では、ヒータ14は、下流側のフィードロー
ル2bの下流側に設けられているが、プリント用紙Pが
ヒータ14と板ばね13に挟まれたままになると過熱状
態になるのでヒータ14は、下流側のフィードロール2
bの上流側に設けることが好ましい。
【0063】最後に、歯車列16の構成を作用との関連
において詳述する。 (I)第一の動力伝達経路(図8) 先ず、プリント装置Aの電源スイッチのオン信号を入力
すると、モータ15が時計針の回転と反対方向に回転駆
動し、キャリッジ5が一回往復動する。このとき、歯車
列16は、図3に示すように、モータ15の回転を歯車
16a(歯数12)と歯車16b(歯数84)との噛合
回転を介して軸31に伝達し、さらに軸31の回転をワ
ンウエイクラッチ32aを介して歯車16c(歯数3
0)に伝達し、さらに歯車16cと歯車16d(歯数2
0)と歯車16e(歯数30)との噛合回転を介して歯
車16eと一体の傘歯車16f(歯数30)に伝達し、
さらに傘歯車16fと傘歯車16g(歯数15)の噛合
回転を介して傘歯車16gと一体の歯車16h(歯数1
5)に伝達し、さらに歯車16hと歯車16i(歯数1
5)に伝達する。歯車16iはベルト巻掛け機構6の原
動側タイミングプーリ6aと一体に設けられているか
ら、ベルト巻掛け機構6が走行しキャリッジ5が往復動
する。
【0064】なお、歯車列16は、キャリッジ5が一回
往復動しても、循環ピン25が位置bから位置cまでU
ターンするときと、及び位置dから原点位置aまでUタ
ーンするときの二回について、モータ15の回転を大き
く減速してフィードロール2a,2bに伝達するように
なっており、このため、フィードロール2a,2bが微
小角度回転してプリント用紙Pを毎回0.15mm送る
ことになるが、キャリッジ5が一回往復動するだけなの
で無視できる。
【0065】循環ピン25が位置bから位置cまでUタ
ーンする間、及び位置dから原点位置aまでUターンす
る間に、モータ15の回転をピックアップロール1とフ
ィードロール2a,2bに伝達させるための歯車列16
の動力伝達経路については、以下の(III)において
述べる。 (II)第二の動力伝達経路(図9) 次いで、画像処理装置Bの選択画像プリント出力スイッ
チをオンすると、モータ15が時計針の回転方向に回転
駆動し、ピックアップロール1とフィードロール2a,
2bが回転する。
【0066】このとき、歯車列16は、モータ15の回
転を歯車16aと歯車16bとの噛合回転を介して軸3
1に伝達し、さらに軸31の回転をワンウエイクラッチ
32bを介して歯車16j(歯数12)に伝達し、さら
に歯車16jと歯車16k(歯数42)の噛合回転を介
してピックアップロール1の支軸29に伝達し、また軸
31の回転をワンウエイクラッチ32cを介して歯車1
6l(歯数19)に伝達し、さらに歯車16lと歯車1
6m(歯数31)と歯車16n(歯数19)と歯車16
o(歯数31)の噛合回転を介して歯車16mまたは1
6oと一体のフィードロール2a,2bに伝達する。
【0067】なお、コントローラ17はプリント用紙を
早送りする命令信号を入力したときは、プリント用紙の
排出が終了するまでこの第二の動作モードとなるように
モータ15の駆動信号を出力する。 (III)第三の動力伝達経路(図10) 続いて、画像処理装置Bの選択画像プリント出力スイッ
チをオンしてプリント用紙Pが繰り出された後は、モー
タ15が再び時計針の回転と反対方向に回転駆動し、プ
リントを終了するまでベルト巻掛け機構6に回転力が常
時伝達しキャリッジ5が往復動を続行する。
【0068】このときのベルト巻掛け機構6へ回転力を
伝達するための歯車列16の機能は、上記(I)で述べ
た第一の動力伝達経路の通りである。ここでは、ベルト
巻掛け機構6へ回転力を常時伝達するだけでなく、キャ
リッジ5が端に位置してUターンする度に、モータ15
の回転をピックアップロール1とフィードロール2a,
2bに伝達するための歯車列16の第三の動力伝達経路
について述べる。
【0069】歯車列16は、図10に示すように、モー
タ15の回転を歯車16aと歯車16bとの噛合回転を
介して軸31に伝達し、さらに軸31の回転をワンウエ
イクラッチ32aを介して歯車16p(歯数12)に伝
達し、さらに歯車16pと歯車16q(歯数30)の噛
合回転を介して歯車16qと一体のゼネバ歯車16r
(歯数1)に伝達し、さらにゼネバ歯車16rと歯車1
6s(歯数18)の間欠噛合回転を介して連続回転から
間欠回転を創り出して歯車16sと一体の歯車16t
(歯数12)に伝達し、さらに歯車16tと歯車16u
(歯数38)の噛合回転を介して歯車16uの軸部と歯
車16nの軸孔の間に設けたワンウエイクラッチ32d
を介して歯車16nに間欠回転を伝達し、さらに歯車1
6nと歯車16mと歯車16oの噛合回転を介して歯車
16nまたは16oと一体のフィードロール2a,2b
に間欠回転を伝達する。もって、キャリッジ5が端に位
置してUターンする度にフィードロール2a,2bが微
小角度回転してプリント用紙Pを毎回約0.15mm送
ることになる。
【0070】図1、図2に戻って説明する。歯車列16
は、ベルト巻掛け機構6へ回転力を伝達するための動力
伝達分岐部に、互いに噛合する駆動側と従動側の一対の
傘歯車16f,16gを備えていて、従動側傘歯車16
gが原動側タイミングプーリ6aと同軸に移動不能に組
付け得るが、原動側傘歯車16fは他の歯車が近接して
いて軸に堅く組付けることができない。このため、シャ
シー19より設けられた傘歯車移動防止用ブラケット3
3が原動側傘歯車16fの背面に当接されていて、原動
側傘歯車16fが従動側傘歯車16gに回転伝達すると
きの反力で軸から抜け出ることが防止されている。
【0071】続いて、作用を説明する。プリント装置A
は、電源スイッチ(図示しない)をオンすると、モータ
15が時計針の回転と反対方向に回転してモータ15の
回転を歯車列16の第一の動力伝達経路を介してベルト
巻掛け機構6に伝達してキャリッジ5が略一往復しその
際センサ21a,21bのセンシングによりキャリッジ
5が原点位置に復帰するとモータ15を回転停止すると
ともに、バーコードセンサ22がカセットCに付けたバ
ーコードC3 を読み取ってカセットCに収納されたプ
リント用紙Pの種類を特定しプリント用紙の種類に応じ
てヘッドを構成する発光ダイオード8a,8b,8cの
光の強さ又は照射時間を設定する。
【0072】そして、画像処理装置Bのプリント画像出
力スイッチをオンすると、モータ15が時計針の回転方
向に回転してモータ15の回転を歯車列16の第二の動
力伝達経路を介してピックアップロール1とフィードロ
ール2a,2bに伝達し、ピックアップロール1がカセ
ットCからプリント用紙Pを繰り出していき、プリント
用紙Pがフィードロール2aとピンチロール3aに挟ま
れ用紙センサ24がプリント用紙Pの先端を検知すると
モータ15を回転停止する。
【0073】その後直ぐに、モータ15が時計針の回転
と反対方向に回転しモータ15の回転を歯車列16の第
一の動力伝達経路を介してベルト巻掛け機構6に伝達し
てキャリッジ5が往復動を開始すると同時に、モータ1
5の回転を歯車列16の第三の動力伝達経路を介してピ
ックアップロール1とフィードロール2a,2bに伝達
する。
【0074】これにより、循環ピン25が原点位置aか
ら位置bに直線移動するとき、及び位置cから位置dに
直線移動するときに、発光ダイオード8a,8b,8c
が、画像処理装置Bから入力する画像データに対応して
プリント用紙Pに点滅照射して特定波長の光が当ったマ
イクロカプセルを圧壊不能にする。また、循環ピン25
が位置bから位置cまでUターンする間、及び位置dか
ら原点位置aまでUターンする間に、カム24がカムフ
ォロア9cを微小寸法押し下げてフィードロール2a,
2bがプリント用紙Pを約0.15mm送る。
【0075】そうして、循環ピン25が原点位置aから
位置bに直線移動するとき、及び位置cから位置dに直
線移動するときに、カム24がカムフォロア9cの押し
下げを解除してばね28の付勢によりプラテン9が持ち
上がり転動ロール12aがプリント用紙Pに直線を引い
たように有効に加圧して特定波長の光が当らず硬化しな
かったマイクロカプセルのみを選択的に圧壊し、これを
繰り返してプリント用紙Pの全面のマイクロカプセルを
選択的に圧壊する。
【0076】プラテン9が持ち上がると、転動ロール1
2aに加わる負荷がキャリッジ5にモーメント力となっ
て伝わるが、板ばね10がキャリッジ5のガタツキを吸
収しているので、キャリッジ5に設けられたセンサ21
a,21bがスケール23の目盛りを飛ばさずに正しく
読むことができ、発光ダイオード8a,8b,8cにお
いて点滅発光を正しく行うことができ、画像がぼけた
り、画像に縞模様が発生することを回避できる。
【0077】ヒータ14は、プリント用紙Pを板ばね1
3との間に通してプリント用紙Pのマイクロカプセルが
圧壊されて受像層に接触した発色物質に摺動接触して加
熱し発色を瞬時に促進し画像を生じさせる。以上述べた
第1の実施の形態は、センサのリニアエンコーダの目盛
りの読み取りにエラーが発生したとき直ちにキャリッジ
の走行位置を補正するものであり、インクジェット方式
のプリント装置や熱転写方式もしくは熱昇華方式のプリ
ント装置にも適用される。また、キャリッジガイドに案
内されるキャリッジが往復動する場合に限定されるもの
ではない。
【0078】図11は、本発明の第2の実施の形態を示
す図で、図1に対応させて描いた図であり、同一部分に
は同一符号を付している。第2の実施の形態と第1の実
施の形態との相違点は、第1の実施の形態が走行位置記
憶装置35及びエラー検出補正回路36を備えているの
に対し、第2の実施の形態においては走行位置記憶装置
37及び走行方向判定装置38を備えている点である。
【0079】以下、主として前記相違点について説明
し、その他の構成は同一(図2ないし図6、図8ないし
図10)のため説明を省略する。図12は、第2の実施
の形態の特徴部分を示す図で、キャリッジと二つのセン
サとリニアエンコーダと走行位置記憶装置と走行方向判
定装置とヘッドの関係を説明するための概念図である。
【0080】先ず、第2の実施の形態の概要を説明する
と、図11において、コントローラ17は、プリント装
置Aの電源スイッチのオン信号を入力すると、モータ1
5を時計針の回転と反対方向に回転駆動するモータ駆動
信号を出力し、これにより往復動するキャリッジ5に取
り付けられたセンサ21a,21bがスケール23の目
盛りを読み取る信号を走行位置記憶装置37に入力して
キャリッジ5の位置を演算しかつセンサ21aがスケー
ル23の目盛りを読み取りをエラーしたか否かに係わら
ず、キャリッジ5が一往復する度にキャリッジ5の走行
方向を判定する走行方向判定装置38からの信号により
走行位置記憶装置37がキャリッジ5の走行位置を所定
の走行位置にプリセットして正しい走行位置に補正する
ようになっており、タイミングベルト6cとキャリッジ
5を連結している循環ピン25がプリント用紙Pの幅方
向の印字可能な領域より若干内側、例えば端縁から5m
m内側の原点位置aに来たときモータ駆動信号の出力を
停止するようになっており、並びにキャリッジ5の原点
位置の位置決め中に、バーコードセンサ22がカセット
Cに付けたバーコードC3 を読み取った信号を入力し
て演算してカセットCに収納されたプリント用紙Pの種
類を特定しプリント用紙の種類に応じて発光ダイオード
8a,8b,8cの光の強さ又は照射時間を設定するプ
ログラムをROMから選択する初期調整を行うように構
成されている。
【0081】次に、第二の実施の形態の動作を、図12
を用いて詳細に説明する。走行位置記憶装置37は、ア
ップダウンカウンタ回路37aで構成され、また走行方
向判定装置38は、カウント方向切替え信号発生回路3
8aとリセット信号発生回路38bで構成されている。
アップダウンカウンタ回路37aは、カウント信号入力
端子37a1とカウント信号出力端子37a2とカウン
ト切替え信号入力端子37a3とリセット信号入力端子
37a4を有していて、センサ21aのセンサ信号を図
示しない波形成形回路を介してカウント信号入力端子3
7a1に入力してアップカウントまたはダウンカウント
するとともに入力信号をそのままカウント信号出力端子
37a2より出力する構成である。カウント切替え信号
入力端子37a3は入力信号が1のときアップカウント
し、入力信号が0のときダウンカウントするようにカウ
ント状態を設定するようになっている。
【0082】カウント方向切替え信号発生回路38a
は、二つのセンサ21a,21bのセンサ信号を入力し
て図5に示すように矩形波信号Pb1が1から0に変化
するとき矩形波信号Pa1 が0になっていればキャリ
ッジ5が往動状態にあると判別し、また図6に示すよう
に矩形波信号Pb2が1から0に変化するとき矩形波信
号Pa2 が1となっていれば復動状態にあると判別
し、そして往動状態にあるときはアップカウント命令の
信号(例えば信号1)を、また復動状態にあるときはダ
ウンカウント命令の信号(例えば信号0)をアップダウ
ンカウンタ回路37aのカウント切替え信号入力端子3
7a3へ出力する構成である。
【0083】リセット信号発生回路38bは、カウント
方向切替え回路38aの出力信号をアップダウンカウン
タ回路37aへの入力とは別途並列的に入力するように
なっていてカウント方向切替え回路38aの出力信号が
ダウンカウント命令の信号からアップカウント命令の信
号に切り換わるときにリセット信号を発生して該リセッ
ト信号をアップダウンカウンタ回路37aのリセット信
号入力端子37a4へ出力する構成である。
【0084】従って、キャリッジ5が復動から往動に変
化してセンサ21a,21bの最初のセンサ信号を出力
するとき、カウント方向切替え信号発生回路38aから
出力するアップカウント命令の信号をアップダウンカウ
ンタ回路37aのカウント切替え信号入力端子37a3
に入力するとともに、リセット信号発生回路38bから
のリセット信号をアップダウンカウンタ回路37aのリ
セット信号入力端子37a4に入力してそれまでにカウ
ントしていた値をリセットし、それ以降キャリッジ5が
往動中は、センサ21aのセンサ信号をアップダウンカ
ウンタ回路37aのカウント信号入力端子37a1に入
力してアップカウントするとともに入力信号をその信号
をアップダウンカウンタ回路37aのカウント信号出力
端子37a2より出力する。
【0085】また、キャリッジ5が往動から復動に変化
してセンサ21a,21bの最初のセンサ信号を出力す
るとき、カウント方向切替え信号発生回路38aから出
力するダウンカウント命令の信号をアップダウンカウン
タ回路37aのカウント切替え信号入力端子37a3に
入力し、それ以降キャリッジ5が復動中は、センサ21
aのセンサ信号をアップダウンカウンタ回路37aのカ
ウント信号入力端子37a1に入力してダウンカウント
するとともに入力信号をその信号をアップダウンカウン
タ回路37aのカウント信号出力端子37a2より出力
する。
【0086】キャリッジ5はストロークエンドで毎回不
安定な位置に来たりチャタリングすることがあるが、リ
ニアエンコーダ23の目盛りの配列方向の両端がキャリ
ッジ5のストロークエンドよりも十分に内側にあるの
で、走行位置記憶装置37は、センサ21a,21bの
センサ信号を安定して入力することができる。コントロ
ーラ17は、アップダウンカウンタ回路37aのカウン
ト信号出力端子37a2より出力する信号をヘッド駆動
同期信号として発光ダイオード8a,8b,8cを点滅
させる電気信号として演算し、発光ダイオード8a,8
b,8cを点滅させる電気信号を発光ダイオード8a,
8b,8cに対して出力するように構成されている。
【0087】従って、センサ21a,21bがリニアエ
ンコーダ23の目盛りを飛ばして読むことによりキャリ
ッジ5の走行位置の検出にずれが生じてもそのずれが蓄
積しないようにそのずれをキャリッジ5の一往復以内に
抑えることができてプリント用紙に生じる画像ずれが全
体に及ばない。以上述べたように第2の実施の形態は、
キャリッジのストロークエンド付近での動作が不安定で
あってもキャリッジの位置検出信号に影響が生ずること
がなく、かつセンサがリニアエンコーダの目盛りを飛ば
して読んでもキャリッジが初期位置に来るたびに走行位
置を補正するものであり、インクジェット方式のプリン
ト装置や熱転写方式もしくは熱昇華方式のプリンタ装置
にも適用される。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、センサがリニアエンコ
ーダの目盛りを飛ばして読むことによりキャリッジの走
行位置の検出にずれが生じてもそのずれを直ちに補正す
ることができてプリント用紙に画像ずれが生じない。ま
た、本発明によれば、キャリッジのストロークエンド付
近での動作が不安定であってもキャリッジの位置検出信
号に影響が生ずることがなく、かつセンサがリニアエン
コーダの目盛りを飛ばして読むことによりキャリッジの
走行位置の検出にずれが生じてもそのずれが蓄積しない
ようにそのずれをキャリッジの一往復以内に抑えること
ができてプリント用紙に生じる画像ずれが全体に及ばず
全体的な画像ずれが生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第一の実施の形態に係る略実寸大の
プリント装置と画像処理装置のシステムを示す平面図。
【図2】図1のプリント装置の側面方向からみた拡大断
面図。
【図3】図1のプリント装置のプリント用紙が排出する
側より見た断面図。
【図4】図1の実施の形態に係るプリント装置に採用し
たキャリッジガイドに対するキャリッジの係合案内を説
明するための図であって、図4(a)は図2の断面図の
中の一部を抜き出した拡大断面図、図4(b)は図4
(a)におけるIVb−IVb断面図、図4(c)は図
4(a)におけるIVc−IVc断面図。
【図5】図1の実施の形態においてキャリッジが往動す
るときに二つのセンサがリニアエンコーダの目盛りを読
んで得られる信号を示す図。
【図6】図1の実施の形態においてキャリッジが復動す
るときに二つのセンサがリニアエンコーダの目盛りを読
んで得られる信号を示す図。
【図7】図1の実施の形態においてキャリッジと二つの
センサとリニアエンコーダと走行位置記憶装置とヘッド
の関係を説明するための概念図。
【図8】図1の実施の態様に係るプリント装置に採用し
た歯車列の第一の動力伝達経路を説明するための概念
図。
【図9】図1の実施の態様に係るプリント装置に採用し
た歯車列の第二の動力伝達経路を説明するための概念
図。
【図10】図1の実施の態様に係るプリント装置に採用
した歯車列の第三の動力伝達経路を説明するための概念
図。
【図11】本願発明の第二の実施の形態に係る略実寸大
のプリント装置と画像処理装置のシステムを示す平面
図。
【図12】図11の実施の形態において、キャリッジと
二つのセンサとリニアエンコーダと走行位置記憶装置と
走行方向判定装置とヘッドの関係を説明するための概念
図。
【符号の説明】
A ・・・プリント装置 B ・・・画像処理装置 C ・・・カセット C1 ・・・スライド扉 C2 ・・・床板 P ・・・プリント用紙 1 ・・・ピックアップロール 2a,2b・・・フィードロール 2a1 ,2b1 ・・・支軸 3a,3a・・・ピンチロール 4 ・・・キャリッジガイド 5 ・・・キャリッジ 5a ・・・長孔 5b ・・・LED取付けプレート 5c ・・・プレート 5d ・・・長孔 6 ・・・ベルト巻掛け機構 6a ・・・原動側タイミングプーリ 6b ・・・従動側タイミングプーリ 6c ・・・タイミングベルト 6d,6e・・・垂直軸 6a’,6b’・・・凹部 7 ・・・載置テーブル 8a,8b,8c・・・発光ダイオード 9 ・・・プラテン 9a,9b・・・端部 9c ・・・カムフォロア 10 ・・・板ばね 11 ・・・板ばね 12a,12b・・・転動ロール 13 ・・・板ばね 14 ・・・ヒータ 15 ・・・モータ 16 ・・・歯車列 16a〜16e,16h〜16q,16s〜16u・・
・歯車 16r ・・・ゼネバ歯車 16f〜16g・・・傘歯車 17 ・・・コントローラ 18 ・・・バッテリ 19 ・・・シャシー 19a ・・・爪 19b ・・・カセット保持部 20 ・・・ケース 21a,21b・・・センサ 22 ・・・バーコードセンサ 23 ・・・スケール 24 ・・・用紙センサ 25 ・・・循環ピン 26 ・・・板ばね 27 ・・・金属製ばね部材 27a,27b・・・半島形状部 27a1 ,27b1 ・・・板ばね部 28 ・・・ばね 29 ・・・支軸 30 ・・・三ピース爪クラッチ 30a ・・・原動爪 30b ・・・中間爪 30c ・・・従動爪 31 ・・・軸 32a,32b,32c,32d・・・ワンウエイクラ
ッチ 33 ・・・ブラケット 34 ・・・カム 35、37・・・走行位置記憶装置 35a ・・・アップダウンカウンタ回路 35a1 ・・・カウント信号入力端子 35a2 ・・・カウント信号出力端子 35a3 ・・・カウント切替え信号入力端子 35a4 ・・・補正信号入力端子 35b ・・・カウント方向切替え信号発生回路(走
行方向判定装置) 36 ・・・エラー検出補正回路 36a ・・・パルスカウンタ回路 36a1 ・・・カウントパルス入力端子 36a2 ・・・カウント値出力端子 36a3 ・・・カウント開始・終了決定パルス入力端
子 36b ・・・演算補正回路 37a ・・・アップダウンカウンタ回路 37a1 ・・・カウント信号入力端子 37a2 ・・・カウント信号出力端子 37a3 ・・・カウント切替え信号入力端子 37a4 ・・・リセット信号入力端子 38 ・・・走行方向判定装置 38a ・・・カウント方向切替え信号信号発生回路 38b ・・・リセット信号発生回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−30046(JP,A) 特開 昭59−19182(JP,A) 特開 平2−80274(JP,A) 特開 平8−2049(JP,A) 特開 平3−173667(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 19/18 G01B 21/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジガイドに案内されかつモータ
    により動かされるキャリッジと、前記キャリッジに支持
    されるヘッド及びセンサと、エンコーダと、前記センサ
    が前記エンコーダの目盛りを読み取った信号を受けて前
    記キャリッジの走行位置を記憶する走行位置記憶装置
    と、前記センサからの信号を受け前記エンコーダの目盛
    りの読取りエラーを検出し読取りエラーの補正信号を前
    記走行位置記憶装置に与えるエラー検出補正回路を備
    え、 前記ヘッドが前記走行位置記憶装置の出力に応答して画
    像データに対応する画像をプリント用紙に生じさせるよ
    うに構成されたプリント装置。
  2. 【請求項2】 前記エラー検出補正回路は、前記走行位
    置記憶装置に入力するセンサ信号の入力間隔毎にクロッ
    クパルスをカウントしてそのカウント値を基準パルス数
    と比較演算することにより、リニアエンコーダの目盛り
    の読み取りのエラーの発生を検出しエラーが発生したと
    きにエラーに対応する走行位置補正信号を出力するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプ
    リント装置。
  3. 【請求項3】 前記走行位置記憶装置は、カウンタで構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載のプリン
    ト装置。
  4. 【請求項4】 キャリッジガイドに案内されかつモータ
    により往復動されるキャリッジと、前記キャリッジに支
    持されるヘッド及びセンサと、リニアエンコーダと、前
    記キャリッジの走行方向を判定する走行方向判定装置
    と、前記走行方向判定装置の出力信号及び前記センサが
    前記エンコーダの目盛りを読み取った信号を受けて前記
    キャリッジの走行位置を記憶する走行位置記憶装置と、
    前記センサからの信号を受け前記エンコーダの目盛りの
    読取りエラーを検出し読取りエラーの補正信号を前記走
    行位置記憶装置に与えるエラー検出補正回路を備え、前
    記ヘッドが前記走行位置記憶装置の出力に応答して画像
    データに対応する画像をプリント用紙に生じさせるよう
    に構成されているプリント装置。
  5. 【請求項5】 前記走行方向判定装置は、二個のセンサ
    からの位相の異なるパルスを利用して判定するように構
    成されていることを特徴とする請求項4に記載のプリン
    ト装置。
  6. 【請求項6】 前記走行位置記憶装置は、前記キャリッ
    ジが往動状態にあるときは前記センサの信号をアップカ
    ウントし、かつ復動状態にあるときはダウンカウントす
    るアップダウンカウンタにより構成されていることを特
    徴とする請求項4に記載のプリント装置。
  7. 【請求項7】 キャリッジガイドに案内されかつモータ
    により往復動されるキャリッジと、該キャリッジに支持
    されるヘッド及びセンサと、リニアエンコーダと、前記
    キャリッジの走行方向を検出し、走行方向に応じた信号
    を出力するとともに、前記キャリッジの走行方向が復動
    から往動に変化した時にリセット信号を出力する走行方
    向判定装置と、前記キャリッジが往動状態にあるときは
    前記走行方向判定装置の信号を受けて前記センサの信号
    をアップカウントしかつ復動状態にあるときは前記走行
    方向判定装置の信号を受けて前記センサの信号をダウン
    カウントするアップダウンカウンタを有する走行位置記
    憶装置とを備え、前記アップダウンカウンタは、前記リセット信号によ
    り、カウント値がリセットされる ことを特徴とするプリ
    ント装置。
  8. 【請求項8】 前記走行方向判定装置は、二個のセンサ
    からの位相の異なるパルスを利用して判定するように構
    成されていることを特徴とする請求項7に記載のプリン
    ト装置。
  9. 【請求項9】 走査方向に移動しつつ、プリント用紙上
    に画像データに基づく信号を与えるヘッドと、 プリント装置本体に設けられ、位置センサに位置パルス
    を発生させるためのリニアエンコーダと、 ヘッドと共に支持され、前記リニアエンコーダを読み取
    って位置パルスを発生する位置センサと、 該位置センサが出力する位置パルスを入力し、ヘッド駆
    動同期信号として出力する走行位置記憶装置と、 前記位置センサが出力する位置パルスと、クロックパル
    スを入力し、前記位置パルスの所定のパルス数が入力さ
    れる補正検出期間に前記クロックパルスをカウントする
    補正パルスカウント回路と、 該補正パルスカウント回路からの補正カウントパルスを
    入力し、前記補正検出 期間に入力されるべき基準パルス
    を参照して補正パルスを算出し、該補正パルスを前記走
    行位置記憶装置に出力し、前記リニアエンコーダの目盛
    りの読み取りエラーを補正する演算補正回路とを備え、 前記ヘッドは、前記ヘッド駆動同期信号に応答して画像
    データに基づく信号を発生するように構成したことを特
    徴とするプリント装置。
  10. 【請求項10】 感光型マイクロカプセルが塗布された
    プリント用紙を用い、前記ヘッドは発光素子を備え、該
    発光素子から前記プリント用紙上に前記画像データに応
    じた光を照射することによって潜像を形成させるもので
    あり、さらに潜像が形成された前記プリント用紙に機械
    的圧力を加えて現像する加圧手段とを有することを特徴
    とする請求項9記載のプリント装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項10のいずれか
    一に記載のプリント装置を有し、前記プリント装置と画
    像信号を送受信し得るように構成された画像処理装置を
    備えて成るプリント装置と画像処理装置のシステム。
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