JP3040413B2 - 自動二輪車 - Google Patents
自動二輪車Info
- Publication number
- JP3040413B2 JP3040413B2 JP2008502A JP850290A JP3040413B2 JP 3040413 B2 JP3040413 B2 JP 3040413B2 JP 2008502 A JP2008502 A JP 2008502A JP 850290 A JP850290 A JP 850290A JP 3040413 B2 JP3040413 B2 JP 3040413B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- luggage box
- engine
- lid plate
- rearward
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 10
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 7
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 2
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K19/00—Cycle frames
- B62K19/46—Luggage carriers forming part of frame
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J9/00—Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags
- B62J9/10—Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags integrated with the cycle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J9/00—Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags
- B62J9/10—Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags integrated with the cycle
- B62J9/12—Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags integrated with the cycle in the fairing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ユニットスイング式後輪懸架装置を有す
る自動二輪車に関するものである。
る自動二輪車に関するものである。
(発明の背景) エンジンと伝動ケースとを一体化した動力ユニットを
上下揺動自在に車体フレームに軸着したユニットスイン
グ式の後輪懸架装置を有する自動二輪車が公知である。
このような車両において、操向軸筒と運転シートと動力
ユニットとで囲まれる空間に大容量の荷物箱を配設する
ことが考えられている。この場合、この荷物箱が大きい
ためその各面の面積も大きくなり、これらの面が走行に
伴い振動して騒音の原因になるという問題があった。
上下揺動自在に車体フレームに軸着したユニットスイン
グ式の後輪懸架装置を有する自動二輪車が公知である。
このような車両において、操向軸筒と運転シートと動力
ユニットとで囲まれる空間に大容量の荷物箱を配設する
ことが考えられている。この場合、この荷物箱が大きい
ためその各面の面積も大きくなり、これらの面が走行に
伴い振動して騒音の原因になるという問題があった。
またこの種の自動二輪車では、楽な運転姿勢で運転で
きるようにすることが必要であり、大容量の荷物箱を設
けたために楽な運転姿勢がとれなくなることは避けなけ
ればならない。
きるようにすることが必要であり、大容量の荷物箱を設
けたために楽な運転姿勢がとれなくなることは避けなけ
ればならない。
(発明の目的) この発明はこのような事情に鑑みなされたものであ
り、操向軸筒と運転シートとエンジンとで囲まれる空間
に大容量の荷物箱を配設する場合に、この荷物箱の各面
が走行中などに振動しにくくし、騒音の発生を防止する
ことができるようにし、この場合に運転姿勢を犠牲にす
ることなく楽な姿勢で運転できるようにした自動二輪車
を提供することを目的とする。
り、操向軸筒と運転シートとエンジンとで囲まれる空間
に大容量の荷物箱を配設する場合に、この荷物箱の各面
が走行中などに振動しにくくし、騒音の発生を防止する
ことができるようにし、この場合に運転姿勢を犠牲にす
ることなく楽な姿勢で運転できるようにした自動二輪車
を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は車体幅方向中央付近に位置
し前方へ突出するシリンダを有するエンジンとこのエン
ジンの一側から後方へのびる伝動ケースとを一体化した
動力ユニットを車体フレームに上下揺動自在に軸支し、
動力ユニット後部に後輪を保持したユニットスイング式
後輪懸架装置を有する自動二輪車において、操向軸筒か
ら斜下後方に下降したのち斜上後方に伸びる下フレーム
と、操向軸筒から後方へ伸びてから下降して下端が前記
下フレームに固着された上フレームと、この上フレーム
の後方かつ下フレームの上方に配設された運転シート
と、前記上フレームの上に配設された燃料タンクと、前
記上・下フレームの間に配設され後部が前記エンジンの
上方まで延出しかつ一側面に開閉可能な蓋板を有する荷
物箱と、前記燃料タンクおよび前記荷物箱を覆い前記運
転シートに連なるカウリングとを備え、前記荷物箱の上
・下面をそれぞれ前記上・下フレームに固定すると共に
側面を外側へ膨らませ、前記蓋板をカウリングのこの蓋
板に対向する部分と一体に開閉可能にしたことを特徴と
する自動二輪車、により達成される。
し前方へ突出するシリンダを有するエンジンとこのエン
ジンの一側から後方へのびる伝動ケースとを一体化した
動力ユニットを車体フレームに上下揺動自在に軸支し、
動力ユニット後部に後輪を保持したユニットスイング式
後輪懸架装置を有する自動二輪車において、操向軸筒か
ら斜下後方に下降したのち斜上後方に伸びる下フレーム
と、操向軸筒から後方へ伸びてから下降して下端が前記
下フレームに固着された上フレームと、この上フレーム
の後方かつ下フレームの上方に配設された運転シート
と、前記上フレームの上に配設された燃料タンクと、前
記上・下フレームの間に配設され後部が前記エンジンの
上方まで延出しかつ一側面に開閉可能な蓋板を有する荷
物箱と、前記燃料タンクおよび前記荷物箱を覆い前記運
転シートに連なるカウリングとを備え、前記荷物箱の上
・下面をそれぞれ前記上・下フレームに固定すると共に
側面を外側へ膨らませ、前記蓋板をカウリングのこの蓋
板に対向する部分と一体に開閉可能にしたことを特徴と
する自動二輪車、により達成される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の側面図、第2図は主とし
てフレーム構造を示す平面図、第3図は主として動力ユ
ニットを示す平面図、第4図は足置台の配置を示すため
の第1図におけるIV−IV線断面図、第5図はV−V線断
面図である。
てフレーム構造を示す平面図、第3図は主として動力ユ
ニットを示す平面図、第4図は足置台の配置を示すため
の第1図におけるIV−IV線断面図、第5図はV−V線断
面図である。
これらの図で、符号10は車体フレームであり、操向軸
筒12と、下フレーム14と、上フレーム16と、シートレー
ル18とを備える。下フレーム14は、操向軸筒12から斜下
後方に下降する1本の下降チューブ14aと、この下降チ
ューブ14aの後端に固着されたクロスチューブ14bと、下
降チューブ14aの途中とこのクロスチューブ14bとに固着
されて後方へのびる左右一対の下チューブ14c、14dとを
有するものである。上フレーム16は、操向軸筒12からほ
ぼ水平に後方へのびた後下降し、その下端は左右の下チ
ューブ14c、14dを接続するクロスチューブ14eに固着さ
れた1本のチューブで形成されている。この結果下フレ
ーム14と上フレーム16との間に、左右側方に開いた大き
い空間が形成され、ここに後記荷物箱68が収容される。
シートレール18は上フレーム16の後部の下降部分から後
方へのびる左右一対のチューブ18a、18bで形成され、こ
のチューブ18a.18bの中間付近がステー20(20a、20b)
を介して下チューブ14c、14dに支持されている。
筒12と、下フレーム14と、上フレーム16と、シートレー
ル18とを備える。下フレーム14は、操向軸筒12から斜下
後方に下降する1本の下降チューブ14aと、この下降チ
ューブ14aの後端に固着されたクロスチューブ14bと、下
降チューブ14aの途中とこのクロスチューブ14bとに固着
されて後方へのびる左右一対の下チューブ14c、14dとを
有するものである。上フレーム16は、操向軸筒12からほ
ぼ水平に後方へのびた後下降し、その下端は左右の下チ
ューブ14c、14dを接続するクロスチューブ14eに固着さ
れた1本のチューブで形成されている。この結果下フレ
ーム14と上フレーム16との間に、左右側方に開いた大き
い空間が形成され、ここに後記荷物箱68が収容される。
シートレール18は上フレーム16の後部の下降部分から後
方へのびる左右一対のチューブ18a、18bで形成され、こ
のチューブ18a.18bの中間付近がステー20(20a、20b)
を介して下チューブ14c、14dに支持されている。
22は操向前輪であり、前フォーク24によって操向軸筒
12に左右へ回動自在に保持されている。26は操向ハンド
ルである。
12に左右へ回動自在に保持されている。26は操向ハンド
ルである。
30は動力ユニットである。この動力ユニット30は強制
空冷式4サイクル頭上カム軸式単気筒エンジン32と、こ
のエンジン32のクランクケース32aの左側から後方に伸
びる伝動ケース34とを一体化したものであり、伝動ケー
ス34の後端の右側に駆動後輪36が保持されている。エン
ジン32は車体幅方向のクランク軸32bをもち、このクラ
ンク軸32bの回転は伝動ケース34に収容されたVベルト
無段変速機(図示せず)を介して後輪36に伝えられる。
またエンジン32のシリンダ32cは車体幅方向中央付近に
位置し、クランクケース32aから前方へ突出している。
このシリンダ32cは第3図に示すようにクランクケース3
2aの横幅よりもその幅が小さく、このシリンダ32cを囲
むように冷却風ダクト32dげ取付けられている。このシ
リンダ32cの右側面にはファン32eが配設され、このファ
ン32eはベルト32fを介してクランク軸32bによって回転
されて、冷却風をダクト32d内に送る。またこのファン3
2eの側面にはラジエタ32gが取付けられている(第3
図)。このエンジン32はそのシリンダヘッドが液冷式と
なっていて、ラジエタ32gはこの冷却液を冷却するもの
である。
空冷式4サイクル頭上カム軸式単気筒エンジン32と、こ
のエンジン32のクランクケース32aの左側から後方に伸
びる伝動ケース34とを一体化したものであり、伝動ケー
ス34の後端の右側に駆動後輪36が保持されている。エン
ジン32は車体幅方向のクランク軸32bをもち、このクラ
ンク軸32bの回転は伝動ケース34に収容されたVベルト
無段変速機(図示せず)を介して後輪36に伝えられる。
またエンジン32のシリンダ32cは車体幅方向中央付近に
位置し、クランクケース32aから前方へ突出している。
このシリンダ32cは第3図に示すようにクランクケース3
2aの横幅よりもその幅が小さく、このシリンダ32cを囲
むように冷却風ダクト32dげ取付けられている。このシ
リンダ32cの右側面にはファン32eが配設され、このファ
ン32eはベルト32fを介してクランク軸32bによって回転
されて、冷却風をダクト32d内に送る。またこのファン3
2eの側面にはラジエタ32gが取付けられている(第3
図)。このエンジン32はそのシリンダヘッドが液冷式と
なっていて、ラジエタ32gはこの冷却液を冷却するもの
である。
動力ユニット30のクランクケース32aにはまた後輪36
の車軸右端を保持するアーム38の前端が固定されてい
る。このアーム38の後端と伝動ケース34の後端とは、後
輪36の上方を迂回するU字状アーム40で結合され、この
U字状アーム40の前端がクランクケース32a上面にアー
ム42によって結合されている。この結果伝動ケース34あ
るいはアーム38と、アーム40及び42とが側面視略三角形
を形成する。
の車軸右端を保持するアーム38の前端が固定されてい
る。このアーム38の後端と伝動ケース34の後端とは、後
輪36の上方を迂回するU字状アーム40で結合され、この
U字状アーム40の前端がクランクケース32a上面にアー
ム42によって結合されている。この結果伝動ケース34あ
るいはアーム38と、アーム40及び42とが側面視略三角形
を形成する。
この動力ユニット30は、車体フレーム10に上下揺動自
在に軸着される。すなわち下チューブ14c、14dの後端に
はそれぞれブラケット44、44が固着され、これらのブラ
ケット44と44との間に保持されたリンク46の後端にクラ
ンクケース32aの上面が軸着されている、動力ユニット3
0のアーム40、42の結合部は、1本のクッションユニッ
ト48を介して上フレーム16に支持されている、 50(50a、50b)は左右一対のエアクリーナ箱であり、
その一方50aは伝動ケース34の上方に、他方50bはアーム
38の上方に位置するように固定されている。両エアクリ
ーナ箱50a、50bゴム製のチューブ52によって互いに連通
され、右側のエアクリーナ箱50bの下面に設けた外気吸
入口50c(第2図)から入った吸気は、チューブ52、左
側のエアクリーナ箱50aに入り、さらにダクト54によっ
て気化器56に導かれる。この気化器56はクランクケース
32aの上方に位置し、混合気をシリダ32cに導く。
在に軸着される。すなわち下チューブ14c、14dの後端に
はそれぞれブラケット44、44が固着され、これらのブラ
ケット44と44との間に保持されたリンク46の後端にクラ
ンクケース32aの上面が軸着されている、動力ユニット3
0のアーム40、42の結合部は、1本のクッションユニッ
ト48を介して上フレーム16に支持されている、 50(50a、50b)は左右一対のエアクリーナ箱であり、
その一方50aは伝動ケース34の上方に、他方50bはアーム
38の上方に位置するように固定されている。両エアクリ
ーナ箱50a、50bゴム製のチューブ52によって互いに連通
され、右側のエアクリーナ箱50bの下面に設けた外気吸
入口50c(第2図)から入った吸気は、チューブ52、左
側のエアクリーナ箱50aに入り、さらにダクト54によっ
て気化器56に導かれる。この気化器56はクランクケース
32aの上方に位置し、混合気をシリダ32cに導く。
58は排気マフラであり、後輪36の右側のアーム38に取
付けられている。エンジン32の排気はクランクケース32
aの下を通る排気管60によってこのマフラ58に導かれ
る。
付けられている。エンジン32の排気はクランクケース32
aの下を通る排気管60によってこのマフラ58に導かれ
る。
62は跨座式運転シートであり、前記上フレーム16の後
部の下降部分に固着された前記シートレール18に取付け
られている。この運転シート62はエンジン32の上方に位
置する。
部の下降部分に固着された前記シートレール18に取付け
られている。この運転シート62はエンジン32の上方に位
置する。
64(64a、64b)は左右一対の足置台である。これらの
足置台64は、前記下チューブ14c、14dからシリダ32cの
左右側方へ下降するブラケット66(66a、66b)に固着さ
れている。
足置台64は、前記下チューブ14c、14dからシリダ32cの
左右側方へ下降するブラケット66(66a、66b)に固着さ
れている。
68は硬質樹脂製の荷物箱である。この荷物箱68は前記
のように下フレーム14と上フレーム16との間の空間すな
わち、操向軸筒12とエンジン32と運転シート62とで囲ま
れる空間に収容され、その後部はエンジン32の上方に延
出しさらにその後部はクッションユニット48の左側を通
って後方に延出する後部延出部68cとなっている、この
後部延出部68cからは運転シート62の下を通って後方に
貫通する筒状部68dが延出している。そしてテニスラケ
ットAは第1図仮想線のように収納でき、また釣り竿な
どは筒状部68dの後端の蓋を開いて後方から荷物箱68内
へ挿入できるようになっている。
のように下フレーム14と上フレーム16との間の空間すな
わち、操向軸筒12とエンジン32と運転シート62とで囲ま
れる空間に収容され、その後部はエンジン32の上方に延
出しさらにその後部はクッションユニット48の左側を通
って後方に延出する後部延出部68cとなっている、この
後部延出部68cからは運転シート62の下を通って後方に
貫通する筒状部68dが延出している。そしてテニスラケ
ットAは第1図仮想線のように収納でき、また釣り竿な
どは筒状部68dの後端の蓋を開いて後方から荷物箱68内
へ挿入できるようになっている。
この荷物箱68は第5図に示すように、左側面が大きく
開口した箱本体68aと、この開口を塞ぐ蓋板68bとを有す
る。箱本体68aの下面は、第5図に示すように、下フレ
ーム14a、14bに固着された適宜数のブラケット板70に固
定され、また箱本体68aの上面は、上フレーム14に固着
されたブラケット板72、72に固定されている。また箱本
体68aの右の側面は第5図に示すように、外側へ滑らか
に膨らんでいる。箱本体68aの左側の蓋板68bもまた外側
に膨らんでいる。このように左右の側面を膨らませるこ
とにより、これらの広い面積の面の剛性が増大しその振
動が抑制される。
開口した箱本体68aと、この開口を塞ぐ蓋板68bとを有す
る。箱本体68aの下面は、第5図に示すように、下フレ
ーム14a、14bに固着された適宜数のブラケット板70に固
定され、また箱本体68aの上面は、上フレーム14に固着
されたブラケット板72、72に固定されている。また箱本
体68aの右の側面は第5図に示すように、外側へ滑らか
に膨らんでいる。箱本体68aの左側の蓋板68bもまた外側
に膨らんでいる。このように左右の側面を膨らませるこ
とにより、これらの広い面積の面の剛性が増大しその振
動が抑制される。
蓋板68bはその下部が2組のヒンジ74、74により箱本
体68aの下部に取付けられ、このヒンジ74、74を支点に
左側に開閉可能となっている。なお箱本体68aの開口縁
にはゴムシール76が装着され、蓋板68bを閉じた時にこ
の蓋板68bがシール76に押圧されて箱68を液密にシール
する。
体68aの下部に取付けられ、このヒンジ74、74を支点に
左側に開閉可能となっている。なお箱本体68aの開口縁
にはゴムシール76が装着され、蓋板68bを閉じた時にこ
の蓋板68bがシール76に押圧されて箱68を液密にシール
する。
78は燃料タンクであり、前記上フレーム16に跨がるよ
うに取付けられている。80はカウリングであり、操向軸
筒12の前方からこの燃料タンク78及び荷物箱68を覆い、
運転シート62に滑らかに連続している。なおこのカウリ
ング80の一部すなわち荷物箱68の蓋板68bに対向する部
分80aは、この蓋板68b側に固定され蓋板68bと一体に開
閉される。ここにカウリグ80の左右の下方には、前後に
長い樹脂製のモール82、82が固定され、左側のモール82
は前記ヒンジ74、74を覆っている、 また84は電池であり、下チューブ14c、14dの下方に配
設されている。86はメインスタンドであり動力ユニット
30の下面に取付けられている。
うに取付けられている。80はカウリングであり、操向軸
筒12の前方からこの燃料タンク78及び荷物箱68を覆い、
運転シート62に滑らかに連続している。なおこのカウリ
ング80の一部すなわち荷物箱68の蓋板68bに対向する部
分80aは、この蓋板68b側に固定され蓋板68bと一体に開
閉される。ここにカウリグ80の左右の下方には、前後に
長い樹脂製のモール82、82が固定され、左側のモール82
は前記ヒンジ74、74を覆っている、 また84は電池であり、下チューブ14c、14dの下方に配
設されている。86はメインスタンドであり動力ユニット
30の下面に取付けられている。
従って荷物箱68の蓋板68bを第5図に示すように側方
に開けは、箱本体68aの開口が側面に表われる。この開
口から長尺の荷物、例えばテニスラケットAをそのグリ
ップ側を収納箱68の後部延出部68cに挿入しつつ収納箱6
8内に入れることができる。
に開けは、箱本体68aの開口が側面に表われる。この開
口から長尺の荷物、例えばテニスラケットAをそのグリ
ップ側を収納箱68の後部延出部68cに挿入しつつ収納箱6
8内に入れることができる。
この実施例では、荷物箱68の右側の側面と反対の蓋板
68bとを共に外に膨らませたが、本発明はいずれか一方
のみを膨らませたものも含む。
68bとを共に外に膨らませたが、本発明はいずれか一方
のみを膨らませたものも含む。
(発明の効果) この発明な以上のように、操向軸筒と運転シートとエ
ンジンとで囲まれる位置に配設した荷物箱の上・下面を
車体フレームの上・下フレームに固定してそれら上・下
面の振動を防ぐと共に、左右の側面のいずれかは外側に
膨らませることによりその剛性を増大し、振動を防ぐ。
従って走行にともないこれらの面が振動して騒音を発生
することがなくなる。また外側へ膨らませたので荷物の
収納容積が減少することもない。
ンジンとで囲まれる位置に配設した荷物箱の上・下面を
車体フレームの上・下フレームに固定してそれら上・下
面の振動を防ぐと共に、左右の側面のいずれかは外側に
膨らませることによりその剛性を増大し、振動を防ぐ。
従って走行にともないこれらの面が振動して騒音を発生
することがなくなる。また外側へ膨らませたので荷物の
収納容積が減少することもない。
ここにエンジンのシリンダは前方へ突出させたから荷
物箱の後部をこのエンジンの上方へ延出させてその容積
を増大させることができる。またエンジンのシリンダを
前方へ突出させたうえ、上フレームはその後部を下降さ
せこの下降部分の後方に運転シートを配設したから、上
フレームの下降部分より前の部分を高くすることにより
荷物箱の容量を増大させつつ、運転シート位置を低くし
て楽な運転姿勢をとることが可能になるものである。
物箱の後部をこのエンジンの上方へ延出させてその容積
を増大させることができる。またエンジンのシリンダを
前方へ突出させたうえ、上フレームはその後部を下降さ
せこの下降部分の後方に運転シートを配設したから、上
フレームの下降部分より前の部分を高くすることにより
荷物箱の容量を増大させつつ、運転シート位置を低くし
て楽な運転姿勢をとることが可能になるものである。
さらに荷物箱の蓋板はカウリングのこの蓋に対向する
部分と一体に開閉できるようにしたから荷物の出し入れ
も容易になる。
部分と一体に開閉できるようにしたから荷物の出し入れ
も容易になる。
第1図は本発明の一実施例の側面図、第2図はそのフレ
ーム構造を示す平面図、第3図は動力ユニットを示す平
面図、第4図は足置台の配置を示すための第1図におけ
るIV−IV線断面図、第5図はV−V線断面図である。 10…車体フレーム、12…操向軸筒、14…下フレーム、16
…上フレーム、30…動力ユニット、32…エンジン、32a
…クランクケース、32c…シリンダ、34…伝動ケース、3
6…後輪、62…運転シート、68…荷物箱、68b…蓋板、78
…燃料タンク、80…カウリング、80a…蓋板に対向する
部分。
ーム構造を示す平面図、第3図は動力ユニットを示す平
面図、第4図は足置台の配置を示すための第1図におけ
るIV−IV線断面図、第5図はV−V線断面図である。 10…車体フレーム、12…操向軸筒、14…下フレーム、16
…上フレーム、30…動力ユニット、32…エンジン、32a
…クランクケース、32c…シリンダ、34…伝動ケース、3
6…後輪、62…運転シート、68…荷物箱、68b…蓋板、78
…燃料タンク、80…カウリング、80a…蓋板に対向する
部分。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62J 9/00 B62J 17/00 B62K 11/02
Claims (1)
- 【請求項1】車体幅方向中央付近に位置し前方へ突出す
るシリンダを有するエンジンとこのエンジンの一側から
後方へのびる伝動ケースとを一体化した動力ユニットを
車体フレームに上下揺動自在に軸支し、動力ユニット後
部に後輪を保持したユニットスイング式後輪懸架装置を
有する自動二輪車において、 操向軸筒から斜下後方に下降したのち斜上後方に伸びる
下フレームと、操向軸筒から後方へ伸びてから下降して
下端が前記下フレームに固着された上フレームと、この
上フレームの後方かつ下フレームの上方に配設された運
転シートと、前記上フレームの上に配設された燃料タン
クと、前記上・下フレームの間に配設され後部が前記エ
ンジンの上方まで延出しかつ一側面に開閉可能な蓋板を
有する荷物箱と、前記燃料タンクおよび前記荷物箱を覆
い前記運転シートに連なるカウリングとを備え、前記荷
物箱の上・下面をそれぞれ前記上・下フレームに固定す
ると共に側面を外側へ膨らませ、前記蓋板をカウリング
のこの蓋板に対向する部分と一体に開閉可能にしたこと
を特徴とする自動二輪車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008502A JP3040413B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 自動二輪車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008502A JP3040413B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 自動二輪車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03217384A JPH03217384A (ja) | 1991-09-25 |
JP3040413B2 true JP3040413B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=11694894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008502A Expired - Fee Related JP3040413B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 自動二輪車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3040413B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2331065T3 (es) * | 2002-10-03 | 2009-12-21 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Motocicleta. |
JP4332010B2 (ja) * | 2003-10-10 | 2009-09-16 | 本田技研工業株式会社 | スクータ型車両の物品収納構造 |
JP2016203943A (ja) * | 2015-04-28 | 2016-12-08 | ヤマハ発動機株式会社 | 鞍乗型車両 |
JP6539700B2 (ja) | 2017-09-11 | 2019-07-03 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
-
1990
- 1990-01-19 JP JP2008502A patent/JP3040413B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03217384A (ja) | 1991-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3040413B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP2889278B2 (ja) | スクータ型車両の荷物収納箱装置 | |
JP3139619B2 (ja) | スクータ型自動二,三輪車 | |
JP3586740B2 (ja) | アンダーボーン型自動二輪車のエンジン吸気構造 | |
JP2002173071A (ja) | ピリオンステップ構造 | |
JP2001088763A (ja) | スクータ型自動二輪車 | |
JP6982184B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JPH0796878A (ja) | 自動二輪車のエンジン冷却装置 | |
JPH0818583B2 (ja) | スクータ型自動二輪車 | |
JPH06117338A (ja) | スクータ型車両のエアクリーナ | |
JP2001213380A (ja) | スクータ型自動二輪車 | |
JPH05238456A (ja) | 自動二輪車における車両構成部品の配設構造 | |
JP2003182670A (ja) | スクータ型自動二輪車のレッグシールド構造 | |
JP2551382Y2 (ja) | スイング式パワーユニットを備える車両 | |
JPH03217385A (ja) | 自動二輪車 | |
JP3813284B2 (ja) | スクータ型自動二輪車 | |
JP3064389B2 (ja) | スクータ型車両のリアーフェンダ装置 | |
JPH0733147B2 (ja) | スク−タ型車輌の吸気装置 | |
JP2554464B2 (ja) | スクータ型自動二輪車の物入れ装置 | |
JP2009103233A (ja) | 動力伝達装置の冷却構造 | |
JP2533766Y2 (ja) | スイング式パワーユニットを備える車両 | |
JPH107062A (ja) | スクータ型車両のフレーム構造 | |
JPS62116372A (ja) | スクータ型自動二輪車 | |
JP3006857B2 (ja) | スクータ型二,三輪車の収納箱装置 | |
JP2001114172A (ja) | 自動二輪車の吸気装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |