JP3039560B2 - 熱可塑性樹脂組成物およびその用途 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物およびその用途

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、耐衝撃性、塗装性、密着性に優れた熱可塑
性樹脂組成物およびその用途に関する。
[従来の技術] プロピレン系重合体は、機械的物性、成形加工性、耐
薬品性などに優れた性質を有しており、かつ安価である
ことから各種成形品に広く使用されている。しかしプロ
ピレン系重合体は耐衝撃性、塗装性、密着性などに問題
があり、自動車のバンパーに用いる場合、プロピレン系
重合体には、耐衝撃性、塗装性の改良のため熱可塑性エ
ラストマーが添加されている(特開昭63−39951号公
報、特開昭63−122752号公報)。そしてその塗装方法と
しては、1,1,1−トリクロルエタン、トリクロロエチレ
ン等の含ハロゲン系有機溶剤により成形品の表面の洗浄
を行い、その後プライマー塗装、上塗り塗装を行う方法
が広く行われている。
また、プロピレン系重合体の上記欠点を改善するため
に、プロピレン系重合体にビニル系重合体をブレンドす
ることが行われている。特開昭58−93730号公報には特
定の方法で製造したポリスチレン変性プロピレン系重合
体にプロピレン系重合体をブレンドすることにより、ポ
リスチレンをプロピレン系重合体に分散させる試みがな
されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、現在、環境問題の点で、含ハロゲン系
有機溶剤による表面洗浄工程を省略することが望まれて
いるが、表面洗浄を行わないとプライマーとの密着性が
極端に低下してしまうという欠点があった。
後者は、プロピレン系重合体とポリスチレンとは一般
に相溶性が不良であるため、ポリスチレンはプロピレン
系重合体に少量しかブレンドすることができず、またこ
のブレンド物の成形体は耐衝撃性が低下しがちであると
いう欠点があり、また、ポリスチレン変性プロピレン系
重合体もグラフト効率が低いため、プロピレン系重合体
にブレンドしたときの相溶性が未だ不十分であった。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、これらの問題点を解決するために鋭意
研究した結果、特定の多相構造を有する熱可塑性樹脂を
添加することにより、含ハロゲン系有機溶剤を用いなく
ともプライマーと充分な密着性を有することを見いだす
ことによって、プロピレン系樹脂の機械的性質を保持し
つつ、優れた耐衝撃性、塗装性、密着性を併せもった熱
可塑性樹脂組成物を得、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、 (I)プロピレン系重合体 99〜1重量部と、 (II)プロピレン系重合体5〜95重量%と少なくとも一
種のビニル単量体から得られるビニル系重合体95〜5重
量%とからなる多相構造熱可塑性樹脂であって、該ビニ
ル単量体と次の一般式(a)または(b) [式中、R1は水素原子または炭素数1〜2のアルキル
基、R2およびR7は水素原子またはメチル基、R6は水素原
子または炭素数1〜4のアルキル基、R3、R4およびR8
R9はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基、R5、R10は炭
素数1〜12のアルキル基、フエニル基、アルキル置換フ
エニル基または炭素数3〜12のシクロアルキル基を示
し、mは1または2であり、nは0、1または2であ
る。] にて表わされるラジカル重合性有機過酸化物の少なくと
も一種をプロピレン系重合体粒子中で共重合せしめたグ
ラフト化前駆体を溶融混練したグラフト共重合体であ
り、プロピレン系重合体、またはビニル系重合体の一方
が粒子径0.001〜10μmの分散相を形成している多相構
造熱可塑性樹脂1〜99重量部 から成る熱可塑性樹脂組成物、並びにこれら組成物より
成る自動車用バンパーを提供するものである。
本発明に使用するプロピレン系重合体(I)とは、後
に多相構造熱可塑性樹脂で用いるプロピレン系重合体と
同様なものであり、結晶性のポリプロピレンであって、
プロピレン単独重合体およびプロピレンを主体とする他
のα−オレフインまたは極性エチレン性不飽和単量体と
の共重合体(いずれも、プロピレン75重量%以上の共重
合体が望ましい)を含む。
具体的には例えば、アイソタクチックポリプロピレ
ン、結晶性プロピレン−エチレンランダム共重合体、結
晶性ピロピレン−エチレンブロック共重合体、結晶性プ
ロピレン−ブテン−1ランダム共重合体、無水マレイン
酸変性ポリプロピレン等が代表的なものである。
これらのプロピレン系重合体は、混合使用することも
できる。
またプロピレン系重合体の性質を損なわない範囲で他
の重合体を混合使用することもできる。
本発明で使用されうる多相構造熱可塑性樹脂中のビニ
ル系重合体とは、具体的には、ビニル芳香族単量体、例
えばスチレン;核置換スチレン、例えばメチルスチレ
ン、ジメチルスチレン、エチルスチレン、イソプロピル
スチレン、クロルスチレン;α−置換スチレン、例えば
α−メチルスチレン、α−エチルスチレン;(メタ)ア
クリル酸単量体;(メタ)アクリル酸エステル単量体、
例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸
エチル、(メタ)アクリル酸グリシジル等の炭素数1〜
7のアルキルエステル;(メタ)アクリロニトリル;ビ
ニルエステル単量体、例えば酢酸ビニル、ピロピオン酸
ビニル等の1種または2種以上を重合して得られた重合
体または共重合体である。
また、ハロゲン化ビニルないしビニリデン(特に、塩
化ビニル、塩化ビニリデン)、ビニルナフタレン、ビニ
ルカルバゾール、アクリルアミド、メタクリルアミド、
無水マレイン酸、フェニルないしシクロヘキシルなどの
マレイミド、その他のビニル型単量体も使用することが
できる。
さらにこれらの重合体または共重合体は混合使用する
こともできる。
本発明でいう多相構造熱可塑性樹脂とは、プロピレン
系重合体またはビニル系重合体マトリックス中に、それ
とは異なる成分であるビニル系重合体またはプロピレン
系重合体が球状に均一に分散しているものをいう。
分散している重合体の粒子径は0.001〜10μm、好ま
しくは0.01〜5μmである。分散樹脂粒子径が0.001μ
m未満の場合あるいは10μmを超える場合、プロピレン
系重合体(I)にブレンドしたときの分散性が悪く、例
えば外観の悪化、耐衝撃性の低下、あるいは塗装性など
の改良効果が不足するため好ましくない。
本発明の多相構造熱可塑性樹脂中のビニル系重合体の
数平均重合度は5〜10,000、好ましくは10〜5,000の範
囲である。数平均重合度が5未満であると、本発明の熱
可塑性樹脂組成物の塗装性が向上せず好ましくない。ま
た数平均重合度が10,000を越えると、溶融粘度が高く、
成形性が低下したり表面光沢が低下するので好ましくな
い。
本発明の多相構造熱可塑性樹脂は、プロピレン系重合
体が5〜95重量%、好ましくは20〜90重量%からなるも
のである。したがってビニル系重合体は95〜5重量%、
好ましくは80〜10重量%である。
プロピレン系重合体が5重量%未満であると、プロピ
レン系重合体(I)との相溶性が不十分であり、プロピ
レン系重合体が95重量%を超えると本発明の熱可塑性樹
脂組成物の塗装性、密着性が向上せず好ましくない。
本発明の多相構造熱可塑性樹脂を製造する際のグラフ
ト化法は、一般によく知られている連鎖移動法、電離性
放射線照射法などいずれの方法によってもよいが、最も
好ましいのは,下記に示す方法によるものである。何と
ならば、グラフト効果が高く熱による二次的凝集が起こ
らないため、性能の発現がより効果的であり、また製造
方法が簡単であるためである。
以下、本発明の熱可塑性樹脂組成物の製造方法を具体
的に詳述する。
すなわち、プロピレン系重合体100重量部を水に懸濁
せしめ、別に少なくとも一種のビニル単量体5〜400重
量部に、下記一般式(a)または(b)で表わされるラ
ジカル重合性有機過酸化物の一種または二種以上の混合
物を該ビニル単量体100重量部に対して0.1〜10重量部
と、10時間の半減期を得るための分解温度が40〜90℃で
あるラジカル重合開始剤をビニル単量体とラジカル重合
性有機過酸化物との合計100重量部に対して0.01〜5重
量部とを溶解せしめた溶液を加え、ラジカル重合開始剤
の分解が実質的に起こらない条件で加熱し、ビニル単量
体、ラジカル重合性有機過酸化物およびラジカル重合開
始剤をプロピレン系重合体に含浸せしめ、その含浸率が
初めの50重量%以上に達したとき、この水性懸濁液の温
度を上昇せしめ、ビニル単量体とラジカル重合性有機過
酸化物とをプロピレン系重合体中で共重合せしめて、グ
ラフト化前駆体(A)を得る。
このグラフト化前駆体(A)は、必ずしもプロピレン
系重合体(I)に混合する前に溶融混練しなくてもよ
い。すなわち、このグラフト化前駆体(A)を直接プロ
ピレン系重合体(I)と共に溶融混合してもよい。
またグラフト化前駆体(A)を100〜300℃の溶融下、
混練することにより、本発明の多相構造熱可塑性樹脂を
得ることもできる。このとき、グラフト化前駆体に、別
のプロピレン系重合体(B)またはビニル系重合体
(C)を混合し、溶融下に混練しても多相構造熱可塑性
樹脂を得ることができる。最も好ましいのはグラフト化
前駆体を混練して得られた多相構造熱可塑性樹脂であ
る。
前記一般式(a)にて表わされるラジカル重合性有機
過酸化物とは、式 [式中、R1は水素原子または炭素数1〜2のアルキル
基、R2は水素原子またはメチル基、R3、R4はそれぞれ炭
素数1〜4のアルキル基、R5は炭素数1〜12のアルキル
基、フエニル基、アルキル置換フエニル基または炭素数
3〜12のシクロアルキル基を示し、mは1または2であ
る]にて表わされる化合物である。
また、前記一般式(b)で表わされるラジカル重合性
有機過酸化物とは、式 [式中、R6は水素原子または炭素数1〜4のアルキル
基、R7は水素原子またはメチル基、R8およびR9はそれぞ
れ炭素数1〜4のアルキル基、R10は炭素数1〜12のア
ルキル基、フエニル基、アルキル置換フエニル基または
炭素数3〜12のシクロアルキル基を示し、nは0、1ま
たは2である]で表わされる化合物である。
一般式(a)で表わされるラジカル重合性有機過酸化
物として、具体的には、t−ブチルペルオキシアクリロ
イロキシエチルカーボネート;t−アミルペルオキシアク
リロイロキシエチルカーボネート;t−ヘキシルペルオキ
シアクリロイロキシエチルカーボネート;1,1,3,3−テト
ラメチルブチルペルオキシアクリロイロキシエチルカー
ボネート;クミルペルオキシアクリロイロキシエチルカ
ーボネート;p−イソプロピルクミルペルオキシアクリロ
イロキシエチルカーボネート;t−ブチルペルオキシメタ
クリロイロキシエチルカーボネート;t−アミルペルオキ
シメタクリロイロキシエチルカーボネート;t−ヘキシル
ペルオキシメタクリロイロキシエチルカーボネート;1,
1,3,3−テトラメチルブチルペルオキシメタクリロイロ
キシエチルカーボネート;クミルペルオキシメタクリロ
イロキシエチルカーボネート;p−イソプロピルクミルペ
ルオキシメタクリロイロキシエチルカーボネート;t−ブ
チルペルオキシアクリロイロキシエトキシエチルカーボ
ネート;t−アミルペルオキシアクリロイロキシエトキシ
エチルカーボネート;t−ヘキシルペルオキシアクリロイ
ロキシエトキシエチルカーボネート;1,1,3,3−テトラメ
チルブチルペルオキシアクリロイロキシエトキシエチル
カーボネート;クミルペルオキシアクリロイロキシエト
キシエチルカーボネート;p−イソプロピルクミルペルオ
キシアクリロイロキシエトキシエチルカーボネート;t−
ブチルペルオキシメタクリロイロキシエトキシエチルカ
ーボネート;t−アミルペルオキシメタクリロイロキシエ
トキシエチルカーボネート;t−ヘキシルペルオキシメタ
クリロイロキシエトキシエチルカーボネート;1,1,3,3−
テトラメチルブチルペルオキシメタクリロイロキシエト
キシエチルカーボネート;クミルペルオキシメタクリロ
イロキシエトキシエチルカーボネート;p−イソプロピル
クミルペルオキシメタクリロイロキシエトキシエチルカ
ーボネート;t−ブチルペルオキシアクリロイロキシイソ
プロピルカーボネート;t−アミルペルオキシアクリロイ
ロキシイソプロピルカーボネート;t−ヘキシルペルオキ
シアクリロイロキシイソプロピルカーボネート;1,1,3,3
−テトラメチルブチルペルオキシアクリロイロキシイソ
プロピルカーボネート;クミルペルオキシアクリロイロ
キシイソプロピルカーボネート;p−イソプロピルクミル
ペルオキシアクリロイロキシイソプロピルカーボネー
ト;t−ブチルペルオキシメタクリロイロキシイソプロピ
ルカーボネート;t−アミルペルオキシメタクリロイロキ
シイソプロピルカーボネート;t−ヘキシルペルオキシメ
タクリロイロキシイソプロピルカーボネート;1,1,3,3−
テトラメチルブチルペルオキシメタクリロイロキシイソ
プロピルカーボネート;クミルペルオキシメタクリロイ
ロキシイソプロピルカーボネート;p−イソプロピルクミ
ルペルオキシメタクリロイロキシイソプロピルカーボネ
ート等を例示することができる。
さらに、一般式(b)で表わされる化合物としては、
t−ブチルペルオキシアリルカーボネート;t−アミルペ
ルオキシアリルカーボネート;t−ヘキシルペルオキシア
リルカーボネート;1,1,3,3−テトラメチルブチルペルオ
キシアリルカーボネート;p−メンタンペルオキシアリル
カーボネート;クミルペルオキシアリルカーボネート;t
−ブチルペルオキシメタリルカーボネート;t−アミルペ
ルオキシメタリルカーボネート;t−ヘキシルペルオキシ
メタリルカーボネート;1,1,3,3−テトラメチルブチルペ
ルオキシメタリルカーボネート;p−メンタンペルオキシ
メタリルカーボネート;クミルペルオキシメタリルカー
ボネート;t−ブチルペルオキシアリロキシエチルカーボ
ネート;t−アミルペルオキシアリロキシエチルカーボネ
ート;t−ヘキシルペルオキシアリロキシエチルカーボネ
ート;t−ブチルペルオキシメタリロキシエチルカーボネ
ート;t−アミルペルオキシメタリロキシエチルカーボネ
ート;t−ヘキシルペルオキシメタリロキシエチルカーボ
ネート;t−ブチルペルオキシアリロキシイソプロピルカ
ーボネート;t−アミルペルオキシアリロキシイソプロピ
ルカーボネート;t−ヘキシルペルオキシアリロキシイソ
プロピルカーボネート;t−ブチルペルオキシメタリロキ
シイソプロピルカーボネート;t−アミルペルオキシメタ
リロキシイソプロピルカーボネート;t−ヘキシルペルオ
キシメタリロキシイソプロピルカーボネート等を例示す
ることができる。
中でも好ましくは、t−ブチルペルオキシアクリロイ
ロキシエチルカーボネート;t−ブチルペルオキシメタク
リロイロキシエチルカーボネート;t−ブチルペルオキシ
アリルカーボネート;t−ブチルペルオキシメタリルカー
ボネートである。
本発明においては前記(I)+(II)にさらに熱可塑
性エラストマー(III)を添加してもよいが、その熱可
塑性エラストマーとしては、ポリブタジエン、スチレン
−ブタジエン共重合体、ポリアクリロニトリル−ブタジ
エン共重合体、ポリイソプレンなどのジエン系ゴム、エ
チレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−α−オレ
フィン−ポリエン共重合体などの非ジエン系ゴム、スチ
レン−ブタジエンブロック共重合体、水素化スチレン−
ブタジエンブロック共重合体、エチレン−プロピレンエ
ラストマー、スチレングラフトエチレン−プロピレンエ
ラストマー、エチレン系アイオノマー樹脂、水素化スチ
レン−イソプレンブロック共重合体などがある。
これらの熱可塑性エラストマーは1種または2種以上
を使用することができる。
これらの熱可塑性エラストマーの中では耐衝撃性、耐
ガソリン性および成形品表面外観の面からエチレン−プ
ロピレン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン
共重合体ゴムが好ましい。
更に好ましくはムーニー粘度(ML1+4、100℃)が10〜
150のものである。
本発明においては(I)+(II)+(III)にさらに
加えて無機充填剤(IV)を用いてもよいが、その無機充
填材としては、粉粒状、平板状、鱗片状、針状、球状、
または中空状、および繊維状等が挙げられ、具体的には
硫酸カルシウム、珪酸カルシウム、クレー、珪藻土、タ
ルク、アルミナ、珪砂、ガラス粉、酸化鉄、金属粉、グ
ラフアイト、炭化珪素、窒化珪素、シリカ、窒化ホウ
素、窒化アルミニウム、カーボンブラック等の粉粒状充
填材;雲母、ガラス板、セリサイト、パイロフライト、
アルミフレーク等の金属箔、黒鉛などの平板状もしくは
鱗片状充填材;ガラスバルーン、金属バルーン、シラス
バルーン、軽石などの中空状充填材;ガラス繊維、炭素
繊維、グラフアイト繊維、ウイスカー、金属繊維、シリ
コンカーバイト繊維、アスベスト、ウオラストナイトな
どの鉱物繊維の例を挙げることができる。なかでも炭酸
カルシウム、硫酸バリウム、タルクが好ましい。さらに
機械物性、成形品の表面外観、耐熱性の面からタルクが
好ましい。タルクは一般に市販されているものでよい
が、特に好ましいのは平均粒径が1〜4μmのものであ
る。
これらの無機充填剤は単独、又は2種以上を用いるこ
とができる。
充填材の配合量が100重量部を超えると成形品の衝撃
強度など機械的強度が低下するので好ましくない。
また該無機充填材の表面は、ステアリン酸、オレイン
酸、パルミチン酸、またはそれらの金属塩、パラフイン
ワックス、ポリエチレンワックスまたはそれらの変性
物、有機シラン、有機ボラン、有機チタネートなどを使
用して表面処理を施すことが好ましい。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、温度150〜300℃で溶
融・混合することによって製造される。上記温度が150
℃未満の場合、溶融が不完全であったり、また溶融粘度
が高く、混合が不十分となり、成形物に相分離や層状剥
離が現れるため好ましくない。また300℃を超えると、
混合される樹脂の分解もしくはゲル化が起こり好ましく
ない。
溶融・混合する方法としては、バンバリーミキサー、
加圧ニーダー、混練押出機、二軸押出機、ロールなどの
通常用いられる混練機により行うことができる。
本発明では、さらに本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムなど
の無機難燃剤、ハロゲン系、リン系などの有機難燃剤、
金属粉、酸化防止剤、紫外線防止剤、滑剤、分散剤、カ
ップリング剤、発泡剤、架橋剤、着色剤等の添加剤およ
び他のポリオレフイン系樹脂;芳香族ポリエステル、ポ
リフエニレンエーテル、ポリアミド、ポリカーボネー
ト、ポリオキシメチレン、ポリフェニレンスルファイド
等のエンジニアリングプラスチックス;ポリスチレン、
ABS、MBS、ポリ塩化ビニル等のビニル系樹脂などを添加
しても差し支えない。
[実 施 例] 次に実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
参考例1〔多相構造熱可塑性樹脂Aの製造〕 容積5のステンレス製オートクレーブに、純水2500
gを入れ、さらに懸濁剤としてポリビニルアルコール2.5
gを溶解させた。この中にプロピレン系重合体「日石ポ
リプロ J650G」〔商品名:日本石油化学(株)製〕700
gを入れ、攪拌・分散した。別にラジカル重合開始剤と
してのベンゾイルペルオキシド「ナイパーB」〔商品
名:日本油脂(株)製〕1.5g、ラジカル重合性有機過酸
化物としてt−ブチルペルオキシメタクリロイロキシエ
チルカーボネート6gをビニル単量体としてのスチレン30
0gに溶解させ、この溶液を前記オートクレーブ中に投入
・攪拌した。
次いでオートクレーブを60〜65℃に昇温し、2時間攪
拌することによりラジカル重合開始剤およびラジカル重
合性有機過酸化物を含むビニル単量体をプロピレン系重
合体中に含浸させた。次いで、含浸されたビニル単量
体、ラジカル重合性有機過酸化物およびラジカル重合開
始前の合計量が初めの50重量%以上になっていることを
確認した後、温度を80〜85℃に上げ、その温度で7時間
維持して重合を完結させ、水洗および乾燥してグラフト
化前駆体を得た。このグラフト化前駆体中のスチレン重
合体を酢酸エチルで抽出し、GPCにより数平均重合度を
測定したところ、900であった。
次いで、このグラフト化前駆体をラボプラストミル一
軸押出機〔(株)東洋精機製作所製〕で200℃にて押し
出し、グラフト化反応させることにより多相構造熱可塑
性樹脂Aを得た。
この多相構造熱可塑性樹脂Aを走査型電子顕微鏡「JE
OL JSM T300」〔日本電子(株)製〕により観察した
ところ、粒子径0.3〜0.5μmの真球状樹脂が均一に分散
した多相構造熱可塑性樹脂であった。
なおこのときのスチレン重合体のグラフト化効率は55
重量%であった。
参考例2[多相構造体熱可塑性樹脂Bの製造] 参考例1において、ビニル単量体としてのスチレン単
量体300gをスチレン単量体210g、アクリロニトリル単量
体90gとの混合単量体に、またベンゾイルペルオキシド
1.5gをジ−3,5,5−トリメチルヘキサノイルペルオキシ
ド「パーロイル355」[商品名、日本油脂(株)製]3g
に変更し、分子量調整剤としてα−メチルスチレンダイ
マー「ノフマーMSD」[商品名、日本油脂(株)製]0.3
gを使用した以外は、参考例1を繰り返して多相構造熱
可塑性樹脂Bを得た。
このときスチレン−アクリロニトリル系重合体の数平
均重合度は1200、またこの樹脂組成物中に分散している
樹脂の平均粒子径は0.3〜0.5μmであった。
実施例1〜7 プロピレン系重合体「日石ポリプロ J650G」〔商品
名:日本石油化学(株)製〕および参考例で得た多相構
造熱可塑性樹脂を第1表に示す割合で溶融混合した。
溶融混合の方法は、各樹脂のペレットをドライブレン
ドした後、シリンダー温度230℃に設定されたスクリュ
ー径30mmの同軸方向2軸押出機に供給し、押出後、造粒
した。造粒した樹脂は射出成形によって試験片を作成し
た。試験片の大きさは次のようである。
アイゾット衝撃試験片:13mm×65mm×6mm(ノッチ付) 荷重たわみ温度試験片:13mm×130mm×6mm 塗膜密着性試験片:45mm×90mm×4mm なお、試験法は次のようである。
(1)アイゾット衝撃値(ノッチ付):(JIS K7110) (2)荷重たわみ温度:(JIS K7207) (3)塗膜密着性:試験片に縦横各11本の1mm間隔の直
交する切れ目をナイフで素材に到達するまで入れて、格
子状に一辺の長さ1mmの正方形を100個作った後、その格
子へセロハン粘着テープ[ニチバン(株)製]を貼り付
け、瞬時に剥がしたとき剥がれずに残った正方形の数で
表した。
(4)耐ガソリン性:試験片にアクリル系塗料を塗装
し、レギュラーガソリンに4時間浸漬した後、塗膜密着
性の試験を行った。
(5)外観 :模擬バンパー(長さ460mm×幅120
mm×高さ56mm、バンパー裏面に4本のリブを具備、厚さ
3mm)の成形し、外観(フローマークの有無)を調べ
た。
実施例8〜12 実施例1〜7の多相構造熱可塑性樹脂を参考例で得た
グラフト化前駆体に代えた例および平均繊維長さ5.0m
m、径10μmのガラス繊維を配合した例を第2表に示し
た。
実施例13〜17 実施例1〜7の樹脂組成物に熱可塑性エラストマー
(III)であるエチレン−プロピレン共重合体(EPRと略
す)「EP−02P」(商品名、日本合成ゴム(株)製)ま
たはエチレン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDMと略
す)「EP21」(商品名、日本合成ゴム(株)製)を添加
した例を第3表に示した。
実施例18〜22 実施例13〜17の樹脂組成物に、さらに無機充填剤(I
V)としてタルクを添加した例を第4表に示した。
比較例1〜8 上記実施例の多相構造熱可塑性樹脂を用いずに、多相
構造熱可塑性樹脂の代わりにPS「ダイヤレックス HF5
5」[商品名、三菱モンサント化成(株)製]またはア
クリロニトリル/スチレン共重合体「デンカAS AS−S
−312」[商品名、電気化学工業(株)製]をブレンド
した例を第5表に示した。
以上のことより、プロピレン系重合体(I)に特定の
多相構造熱可塑性樹脂(II)をブレンドした系である本
発明の熱可塑性樹脂組成物は、耐衝撃性、耐熱性、塗装
性および成形性に優れた組成物であるのに対し、比較例
のものは耐衝撃性は低下し、相溶性が不充分であること
が解る。
[発明の効果] 本発明の熱可塑性樹脂組成物は、プロピレン系重合体の
長所である優れた機械物物性、成形加工性を保持しつ
つ、耐衝撃性、塗装性および密着性を改良した優れた樹
脂組成物であり、自動車のバンパー用としても好適であ
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08L 57/00 C08L 57/00 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 23/10 C08L 51/06 C08L 57/00 B60R 19/03 C08F 255/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(I)プロピレン系重合体99〜1重量部
    と、 (II)プロピレン系重合体5〜95重量%と少なくとも一
    種のビニル単量体から得られるビニル系(共)重合体95
    〜5重量%とからなる多相構造熱可塑性樹脂であって、
    該ビニル単量体と次の一般式(a)または(b) [式中、R1は水素原子または炭素数1〜2のアルキル
    基、R2およびR7は水素原子またはメチル基、R6は水素原
    子または炭素数1〜4のアルキル基、R3、R4およびR8
    R9はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基、R5、R10は炭
    素数1〜12のアルキル基、フエニル基、アルキル置換フ
    エニル基または炭素数3〜12のシクロアルキル基を示
    し、mは1または2であり、nは0、1または2であ
    る。] にて表わされるラジカル(共)重合性有機過酸化物の少
    なくとも一種をプロピレン系重合体粒子中で共重合せし
    めたグラフト化前駆体を溶融混練した多相構造体であ
    り、プロピレン系重合体、またはビニル系重合体の一方
    が粒子径0.001〜10μmの分散相を形成している多相構
    造熱可塑性樹脂1〜99重量部から成る熱可塑性樹脂組成
    物100重量部と、 (III)熱可塑性エラストマー1〜100重量部、 から成る熱可塑性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】前記樹脂組成物(I)+(II)+(III)1
    00重量部と、 (IV)無機充填剤1〜100重量部、 から成る特許請求の範囲第1項に記載の熱可塑性樹脂組
    成物。
  3. 【請求項3】(I)プロピレン系重合体99〜1重量部
    と、 (II)プロピレン系重合体5〜95重量%と少なくとも一
    種のビニル単量体から得られるビニル系重合体95〜5重
    量%とからなる多相構造熱可塑性樹脂であって、該ビニ
    ル単量体と次の一般式(a)または(b) [式中、R1は水素原子または炭素数1〜2のアルキル
    基、R2およびR7は水素原子またはメチル基、R6は水素原
    子または炭素数1〜4のアルキル基、R3、R4およびR8
    R9はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基、R5、R10は炭
    素数1〜12のアルキル基、フエニル基、アルキル置換フ
    エニル基または炭素数3〜12のシクロアルキル基を示
    し、mは1または2であり、nは0、1または2であ
    る。] にて表わされるラジカル重合性有機過酸化物の少なくと
    も一種をプロピレン系重合体粒子中で共重合せしめたグ
    ラフト化前駆体を溶融混練したグラフト共重合体であ
    り、プロピレン系重合体、またはビニル系重合体の一方
    が粒子径0.001〜10μmの分散相を形成している多相構
    造熱可塑性樹脂1〜99重量部 から成る自動車用バンパー。
  4. 【請求項4】前記樹脂組成物(I)+(II)100重量部
    と、 (III)熱可塑性エラストマー1〜100重量部、 から成る特許請求の範囲第3項に記載の自動車用バンパ
    ー。
  5. 【請求項5】前記樹脂組成物(I)+(II)+(III)1
    00重量部と、 (IV)無機充填剤1〜100重量部、 から成る特許請求の範囲第4項に記載の自動車用バンパ
    ー。
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