JP3036816U - 吸塵装置付カッター装置 - Google Patents

吸塵装置付カッター装置

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JP3036816U
JP3036816U JP1996011312U JP1131296U JP3036816U JP 3036816 U JP3036816 U JP 3036816U JP 1996011312 U JP1996011312 U JP 1996011312U JP 1131296 U JP1131296 U JP 1131296U JP 3036816 U JP3036816 U JP 3036816U
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JP
Japan
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cutter
cutter disk
suction port
housing
blower
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Application number
JP1996011312U
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English (en)
Inventor
勝 辻村
栄二 田中
勝典 小村
Original Assignee
株式会社明和製作所
株式会社工務
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カッター円板に対しても良好な吸塵が可能な
吸塵装置付カッター装置を提供する。 【解決手段】 ハウジング20の下部中央左右方向に配
置された回転主軸30にカッター円板が装着固定され、
そのカッター円板の略上半部は固定カバー21によって
被われ、さらに固定カバー21のカッター円板の回転方
向Pの末端部に、カッター円板の仮想延長半径線と交差
する収容室22内の平面上に位置する吸入口61がカッ
ター円板に対して左右方向に偏りなく設けられ、その吸
入口61が、排出口63にブロワー62を介して連通し
ており、カッター円板によって発生した切り粉・切り屑
が、ブロワー62によって形成される空気流に乗り、カ
ッター円板のいずれに対しても偏りなく、吸入口61に
導かれ、排出口63から排出されるように構成されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、各種石材・コンクリート・瓦・タイ ル等の切断・すじつけに使用する吸塵装置付カッター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、各種石材・コンクリート・瓦・タイル等の切断・す じつけに使用するカッター装置として、カッター円板を被う収容室の側壁に吸込 口が穿けられたものがあるが、カッター円板の回転に伴う気流の流れと平行に吸 入口が開口しているためカッター円板によって発生する切り粉・切り屑の吸込み が不十分となると言う問題点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 解決しようとする課題は、従来のカッタ ー装置はカッター円板の回転に伴う気流の流れと平行に吸塵装置の吸入口が開口 しているため充分な吸塵が行えないことである。本考案は、切り粉・切り屑を吸 込む吸込口が吸込みに最も適した位置に穿けられると共に、内蔵のブロワーを介 して、外面に設けられた排出口に連通するよう構成された吸塵装置付カッター装 置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 図面を参考にして説明する。本考案の吸塵 装置付カッター装置は、ハウジング20の下部中央左右方向に回転主軸30が配 置され、その回転主軸30のハウジング20からの突出部にカッター円板が装着 固定されている。また、そのカッター円板の略上半部は、カッター円板の収容室 22を形成する固定カバー21によって被われている。さらに収容室22内のカ ッター円板の回転方向Pの末端部に、カッター円板の仮想延長半径線と交差する 収容室22内の平面上に位置する吸入口61がカッター円板に対して左右方向に 偏りなく設けられている。しかもその吸入口61は、ハウジング20の外面に開 口する排出口63に、ハウジング20内に配置されたブロワー62を介して連通 しており、カッター円板によって発生した切り粉・切り屑が、ブロワー62によ って形成される空気流に乗り、カッター円板のいずれに対しても偏りなく、吸入 口61に導かれ、排出口63から排出されるように構成されている。
【0005】 本考案によれば、例えばコンクリートに対して、カッター円板が回転され、切 断・すじつけが開始されると共に、ブロワー62が起動されると、収容室22内 に吸入口61に向う空気流が形成される。その際、吸込口61が収容室22のカ ッター円板の回転方向Pの末端部にカッター円板の回転に伴う気流と略直交する 方向に配置してあるため、空気流の方向がカッター円板の回転方向Pに沿ってお り、空気流はカッター円板に対し均一に流れる。従って、カッター円板によって 発生した切り粉・切り屑は、空気流に乗り、カッター円板のいずれに対しても偏 りなく、安定して吸入口61に導かれ、排出口63から排出される。
【0006】
【考案の実施の形態】 本考案の実施の形態例についてカッター円板を2枚 としたものを例にして説明するが、カッター円板が1枚のものも本件考案は適用 可能である。30はハウジング20の下部中央左右方向に軸支された回転主軸、 51,52はそれぞれ同軸に並設された2枚のカッター円板であって、前記回転 主軸30のハウジング20からの突出部に左右方向に間隔を保って保持部材55 ,56を介して装着固定されている。21はカッター円板51,52の略上半部 を被う固定カバーであって、断面略半円状に形成され、ハウジング20の一方の 側面にボルト等で脱着可能に取付けられており、カッター円板51,52の収容 室22を形成する。
【0007】 60は吸塵装置であって、以下のように構成される。すなわち、61は吸入口 で、収容室22内のカッター円板51,52の仮想延長半径線と交差する収容室 22内の平面上に位置し、切断・すじつけ時に発生する切り粉・切り屑を吸込む 如く、カッター円板51,52に対して左右方向に偏りなく設けられている。6 2はハウジング20内に配設されたブロワーである。63はブロワー62の吐出 側の排出口で、ハウジング20の外面に設けられ、且つ吸込口61とはブロワー 62を介して連通している。64は排出口63に接続されたフレキブルな排気ダ クトである。
【0008】 70は駆動装置であって、以下のように構成される。71は図示されないモー ターその他の部品が内蔵されるモーターケースであって、その先端部はハウジン グ20の側面に結合されている。72はそのモーターケース71の基端に結合さ れたハンドル、73はハンドル72に取付けられたスイッチである。74はハウ ジング20内に軸支されたピニオンであって、モーターケース71に内蔵のモー タ(図示省略)に結合されている。75はそのピニオン74と噛合い、駆動され る傘歯車であって、回転主軸30に嵌合固定されている。また、76,78はそ れぞれ回転主軸30、ブロワー軸65に嵌合固定されたプーリー、77はそのプ ーリー76,78の間に張架されたベルトであって、ベルトケースカバー79で 被われている。
【0009】 25はハウジング20内に設けられた可動カバーであって、ハウジング20の 下面に当接する可動カバー25の底板26の上面に垂設された略扇形の側板27 ,27の外周がそれに面一の曲板28で連結され、固定カバー21の前下端の左 右方向枢軸24を軸に可動カバー25が矢印Qで示す方向に回動されることによ って、カッター円板51,52の露出度合(切込み深さ)が調節されると共に、 可動カバー25が任意の回動角で固定されるよう、底板26の他端を固定カバー 21に固定する留具29が設けられている。また、扇形の各側板27の半径方向 中央部分は、カッター円板52の保持部材56との干渉を避けるため、周方向の 切欠部23が設けられている。80は固定カバー21に取付けた把手である。
【0010】 作用について説明すると、スイッチ73が入れられると、図示されないモータ ーが回転し、その回転運動がピニオン74、傘歯車75、回転主軸30を介して 2枚のカッター円板51,52に伝達され、両カッター円板51,52が回転す る。同時に回転主軸30の回転が、プーリー76、ベルト77、プーリー78を 介してブロワー軸65に伝達され、ブロワー62が回転し、収容室22の内に吸 入口61に向う空気流が形成される。さらにカッター円板51,52がコンクリ ート等の被処理材に当てられると、切断・すじつけが開始される。
【0011】 その際、吸込口61が収容室22のカッター円板51,52の回転方向Pの末 端部にカッター円板51,52の回転に伴う気流と略交差する方向に配置してあ るため、ブロワー62が起動されると、空気は、カッター円板51,52の回転 方向Pに沿って流れると共に、複数枚の平行なカッター円板51,52のいずれ に対しても偏らず、均一に流れる。従って、カッター円板51,52によって発 生した切り粉・切り屑は、空気流に乗って、カッター円板51,52のいずれに 対しても偏りなく、安定して吸入口61に導かれ、排出口63から排出される。
【0012】
【考案の効果】 本考案は以上のように構成されるため、カッター円板の回 転に伴う気流の流れと略直交する方向に吸入口61が設けられているため吸入効 率が良い。特に複数枚の平行なカッター円板51,52を備えたものでも、切り 粉・切り屑が、カッター円板51,52のいずれに対しても偏りなく、安定して 吸入口61に導かれ、排出口63から排出され、作業環境が常に良好に保たれる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一例を示す左側面図である。
【図2】 本考案の一例の右側面図である。
【図3】 本考案の一例の切断展開構造図である。
【符号の説明】
20 ハウジング 21 固定カバー 22 収容室 23 切欠部 24 枢軸 25 可動カバー 26 底板 27 側板 28 曲板 29 留具 30 回転主軸 51 カッター円板 52 カッター円板 55 保持部材 56 保持部材 60 吸塵装置 61 吸入口 62 ブロワー 63 排出口 64 排気ダクト 65 ブロワー軸 70 駆動装置 71 モーターケース 72 ハンドル 73 スイッチ 74 ピニオン 75 傘歯車 76 プーリー 77 ベルト 78 プーリー 79 ベルトケースカバー 80 把手 P カッター円板の回転方向 Q 可動カバーの回動方向

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(20)の下部中央左右方向
    に回転主軸(30)が配置され、その回転主軸のハウジ
    ングからの突出部にカッター円板が装着固定され、その
    カッター円板の略上半部が、カッター円板の収容室(2
    2)を形成する固定カバー(21)によって被われ、さ
    らに収容室内のカッター円板の回転方向(P)の末端部
    に、カッター円板の仮想延長半径線と交差する収容室内
    の平面上に位置する吸入口(61)がカッター円板に対
    して左右方向に偏りなく設けられ、その吸入口が、ハウ
    ジングの外面に開口する排出口(63)に、ハウジング
    内に配置されたブロワー(62)を介して連通し、カッ
    ター円板によって発生した切り粉・切り屑が、ブロワー
    によって形成される空気流に乗り、吸入口に導かれ、排
    出口から排出されるように構成したことを特徴とする吸
    塵装置付カッター装置。
JP1996011312U 1996-10-15 1996-10-15 吸塵装置付カッター装置 Expired - Lifetime JP3036816U (ja)

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JP1996011312U JP3036816U (ja) 1996-10-15 1996-10-15 吸塵装置付カッター装置

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JP1996011312U JP3036816U (ja) 1996-10-15 1996-10-15 吸塵装置付カッター装置

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