JP3035334B2 - ばね架装台 - Google Patents

ばね架装台

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JP3035334B2
JP3035334B2 JP2315297A JP31529790A JP3035334B2 JP 3035334 B2 JP3035334 B2 JP 3035334B2 JP 2315297 A JP2315297 A JP 2315297A JP 31529790 A JP31529790 A JP 31529790A JP 3035334 B2 JP3035334 B2 JP 3035334B2
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elastomeric
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マリオ・チェルッティ
ジョバンニ・ヴァネシ
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ピレリ・システミ・アンティビブランティ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers
    • F16F7/10Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect
    • F16F7/104Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted
    • F16F7/108Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted on plastics springs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のフレームに使用されるエンジン架
装台に関し、特に、低振動数及び大振幅の振動を減衰し
かつフレームを高振動数及び小振幅の振動から絶縁し得
るようにしたエンジン架装台に関する。
(従来の技術及びその課題) エンジン架装台は、外包体と、截頭円錐形のエラスト
マーダイヤフラムと、ピンと、外包体を自動車フレーム
に接続する係合部分とから成っていることが公知であ
る。
ダイヤフラムは、その両端にて外包体の側壁に、及び
その中間部にて、エンジンの重量を支持し得るようにし
たピンと関係する。
車両が走行中、それぞれ5乃至10Hz、及び2乃至4mm
の範囲である低振動数及び大振幅の振動が存在すると
き、エラストマーダイヤフラムは、例えば、路面の凹凸
に起因するはずみに伴い、減衰及び振動中に吸収された
エネルギーが釈放されることで大きく変形される。
望ましくないことに、100乃至200Hzの高振動数、及び
50乃至200μmの小振幅の振動が存在する場合、エラス
トマーダイヤフラムは多かれ少なかればねのように挙動
し、該ばねのこわさ定数は、振動数の増大に伴って増加
し、実際上、受け取った振動がフレームに伝達される程
度が増す。
このため、公知のエンジン架装台は、フレームを高振
動数及び小振幅の振動から絶縁し得ない。
上述の欠点は、フレームに伝達される高振動数、小振
幅の振動値を軽減し得るようにした特別の手段を設けた
更に公知の装置により解決することが出来る。公知の解
決手段は、低振動数及び大振幅の振動を液圧的に減衰
し、かつ高振動数及び小振幅の振動をエラストマーダイ
ヤフラムの変位によって吸収する原理に基づくものであ
る。
実際上、これら肉厚の薄いダイヤフラムは、高振動
数、小振幅の振動によって装置の軸線に対して反対方向
に動き、その動く間、高振動数の反動がフレームに伝達
されるのを阻止し、又はその伝達を著しく減衰させるも
のである。
一例として、ここでは、かかる装置は、英国特許第2,
041,488号に開示されているとのみ記述するに止める。
しかしながら、従来の解決手段は、特定の閉塞手段及び
方法を使用して、装置内部の液体を完全に密封し得るよ
うにしなければならないという欠点を伴う。
本出願人がその研究開発段階において、解決しようと
した問題点は、所定の範囲の高振動数及び小振幅の振動
をエラストマー材料を利用するが、液体中の減衰手段を
利用せずに、均一な方法にて解消し、又は少なくとも実
質上、減衰させ得るエンジン架装台を実現することであ
った。
(課題を解決するための手段) この問題点の解決手段は、エラストマー材料の完全性
を保証し、該材料に作用する異なる応力により、例え
ば、エラストマー材料の疲労弛緩を招来する虞れのある
傾向の任意の種類の牽引力又は高振動数応力に起因する
引き裂き力によって、いかなる種類の破断も生じないよ
うにもすることを要する。
故に、本発明は、上述の欠点が全くないエンジン架装
台を実現することを目的とする。
本発明の目的は、所定の高振動数及び小振幅の所定の
振動から自動車のフレームを絶縁し得るようにした、エ
ンジンを該フレームに架装するばね架装台(1)であっ
て、略環状外包体(3)と、該外包体(3)内に同軸的
に収納されたピン(5)と、エラストマーダイヤフラム
からなりかつ略環状の第1のエラストマー体(4)であ
って、該外包体(3)内に収納されかつその外周部及び
内周部が夫々該外包体の内周部及び該ピン(5)に取り
付け固着された前記第1のエラストマー体(4)とを具
備し、該外包体(3)は該外包体をフレームに接続する
係合部分(6)を有し、前記ピン(5)がエンジン重量
を支え得るようにすることにより、エンジンの少なくと
も一部が前記ピン(5)を介してフレームに対して支持
された前記架装台において、更に、2つの略環状質量体
M1、M2及びこわさ値K2、K3、K4を有する3つの(第2、
第3、第4)の略環状エラストマー体(9、10、11)か
ら成る揺動システム(M1、M2、9、10、11)を備え、 第1の質量体(M1)が前記第2のエラストマー体
(9)を介してピン(5)に接続される一方、第2の質
量体(M2)が前記第4のエラストマー体(11)を介して
外包体(3)に接続され、かつ前記2つの質量体M1、M2
が前記第3のエラストマー体(10)を介して相互に接続
され、第1のエラストマー体(4)及び前記システム
(M1、M2、9、10、11)は、高振動数及び小振幅の振動
が生じたとき、2つのピーク値及びその間の最低値を画
成する動こわさを生じさせ、一方のピーク値(P2)が、
他方のピーク値(P1)より小さく、これら2つのピーク
値が2つの共振振動数に対応すると共に、該2つの共振
振動数間の範囲はフレームに対して絶縁されるべき前記
所定の振動の高振動数を含んでおり、第3のエラストマ
ー体(10)のこわさ値K3と第2のエラストマー体(9)
のこわさ値との比が2乃至4の範囲内にあり、第2及び
第4のエラストマー体(9、11)のこわさ値K2及びK4間
の比が1.2乃至0.6の範囲内にあり、前記各エラストマー
体(9、10、11)が0.02乃至0.05dAN/mmの範囲の減衰係
数を有し、第3のエラストマー体(10)のこわさ値K3と
全体的な静こわさ値KSTとの比が2乃至5の範囲内にあ
り、前記小さい方のピーク(P2)の高さが静こわさKST
よりも低いように、こわさK2、K3及びK4の値、減衰係
数、及びこわさK3と静こわさKSTとの間の比を設定する
ことを特徴とするばね架装台により達成される。
従って、本発明の上記構成によれば、次に示す利点を
有する。
各エラストマー体のこわさ値(剛性値)と減衰係数
とを上記の如き数値に選定することにより、本願の第2
図に示す如きばね挙動を得ることが出来る。即ち、同図
に示す如く、本発明のばね架装台の動的挙動は、高周波
数(高振動数)でかつ小振幅の振動のときは、2つのピ
ーク値(P1、P2)とその間の最低値とにより定義される
動的こわさが与えられ、その最低値範囲(13、14)は、
高振動数の振動がフレームに対して絶縁されるような周
波数範囲となるから、この範囲においてフレームに対し
て伝達される動的振動は小さくなる。
また特に、ばね架装台において小さい方のピーク
(P2)値が静こわさ値KSTよりも低くなっているため、
両ピーク(P1、P2)間の最低部範囲内の動的こわさ値は
上記静こわさ値よりも当然に小さくなり、従って、上記
の如くフレームに伝達される動的振動の量を小さくする
ことを保証し得る。
2つのピーク間に所定幅の略フラットな最低値部分
があるので、振動周波数が少し変動したとしても、振動
伝達率が大幅に変わってしまうという不都合が無く、乗
り心地が安定して良好である。
(実施例) 本発明は、添付図面に関して、単に一例として掲げた
以下の詳細な説明から理解されよう。
第1図において、エンジン2を自動車のフレームの架
装する架装台が参照符号1で示してある。
一つの可能な適用例において、該架装台は、重量80kg
のエンジンを支持する。
架装台1は、剛性な略環状の外包体3と、截頭円錐形
の形態のエラストマーダイヤフラムによって具現化され
た外包体3内に夫々同軸的に配したカバー4と、ピン5
と、外包体をフレームに接続する係合部品、即ち、適当
なロックボルトを受け入れて架装台をフレームに締結し
得るようにした、一部図面に図示した穴6とを備えてい
る。
ダイヤフラムは、その両端7、8にて、外包体の側壁
及びピン5にそれぞれ関係する。
架装台1は、又、それぞれ略環状の第1及び第2の質
量体M1、M2という2つの質量体と、それぞれ略環状の第
2、第3及び第4のエラストマー体9、10、11として識
別した3つのエラストマー体とから成る揺動システムを
備えている。第1及び2の質量体間の比は0.2乃至1.1と
する。これら2の質量体は、2つのリング、特にピンに
対して同軸状の関係にて2つの平行面内に位置する2つ
の円筒状の同一形状である構成要素にて形成することが
望ましい。2つの質量体の各々は、特に、鉛から選択さ
れた、全重量が2kg以下であることが望ましい各種の剛
性な材料から選択することが出来る。第2及び第4のエ
ラストマー体は、こわさ値K2、K4を備え、第2及び第4
のエラストマー体のこわさ値は1.2乃至0.6の範囲内とす
る。ここに説明する実施例において、こわさ値K2、K4は
同一の値とする。
更に、第2及び第4のエラストマー体のこわさ値は、
第3のエラストマー体のこわさ値K3よりも小さくする。
こわさ値K3及びK2、又はこわさ値K3及びK4間の比は2乃
至4の範囲内であることが望ましい。
ダイヤフラム及び3つのエラストマー体は硬さ35乃至
55IRH(なお、本明細書中で使用する「IRH」は、「IRH
D」即ち、「International Rubber Hardness Degrees
(国際ゴム硬さ等級)」の意である、)の同一の材料、
例えば天然ゴムにて形成することが出来る。
当然、寸法が同一であるならば、例えば、45乃至55IR
Hといった硬さは、通常、より大きいこわさに適合し、
例えば35乃至45IRHといった小さい硬さは、本発明の目
的上、エラストマー体のより小さいこわさに適合する。
更に、本発明の基本的な特徴は、所望の結果を得るた
めには、エラストマー体における減衰係数を、0.02乃至
乃至0.05daN s/mm(なお、本明細書中で使用する「daN
s/mm」は、減衰係数の単位であり「daN」は「deca Newt
on」の略であって力を表し、1daN=10N=0.98Kgfであ
り、また「s」は時間(秒)を表し、また「mm」は距離
を表す)の範囲内にて選択することが望ましいことであ
る。該減衰係数は、振動記録計として当業者に公知の計
器によって求められる。
特に、第2及び第4のエラストマー体は、截頭円錐形
であり、第3のエラストマー体は、円筒状形態とし、か
かる形態がエラストマー体のこわさ値に寄与する。
第1図に図示するように、第2のエラストマー体は、
略環状の第1の質量体M1をピン5に接続する一方、第4
のエラストマー体は、略環状の第2の質量体M2を外包体
の側壁に接続する。側壁、即ち、それぞれ第1の質量の
外壁及び第2の質量体の内壁は、遊動質量体として挙動
し得る程度だけピン及び外包体の壁から離間させる。
2つの質量体M1、M2の対向する底部は、第3のエラス
トマー体によって相互に接続し、分岐体が形成されるよ
うにする。該分岐体は、ピン及び外包体間に両端がある
ダイヤフラム4を含む別の分岐部分に対して平行に配置
された3つのエラストマー体により接続した2つの質量
体から成る。
上述の適用例において、エラストマー材料と剛性な部
品との間の架装台は、ゴムと金属との間に通常使用され
る型式のものとする。
第1及び第2の分岐部分(4;9、M1、10、M2、11)の
こわさ値は、静荷重が2等分されるような値を選択す
る。
好適な実施例によると、120乃至200Hzの範囲の振動に
対する応答反動を軽減する目的にて、異なるこわさ値と
全体的な静こわさ値との間の比は次のようにすると有利
であると考えられる。
(a)K1/Kst=0.45−0.55; (b)K2/Kst=0.9−1.5; (c)K2=K4; (d)K3/Kst=2−5. ここで、全体的な静こわさ値は、静止状態にてピン5
に加えられる荷重と、架装台のエラストマー部品のエラ
ストマー的変形の効果によってピンが下方に変位する程
度との比であるということが出来る。
架装台1の2つの平行な分岐部分の静こわさ値は、次
式にて示すことが出来る。
一実施例において、架装台1は、次のこわさ値を有す
ることを特徴とする。
(e)K2=K4; (f)K3=3K2; (g)Kst=K1+3/7xK2. 本発明の更に好適な実施例において、異なるこわさ値
及び質量体は次の値を有するようにする。
(h)K1=6daN/mm、ここで、N=ニュートン; (i)K2=14daN/mm; (l)K3=53daN/mm; (m)K4=14daN/mm; M1=M2. 2つの質量体は、11乃至12kg/dm3の範囲の重量密度を
有し、これら質量体は例えば鉛にて形成し、各質量体の
対応する重量が0.97kgとなるようにする。
第2図に示した実施例に関係する部品は、次の値を有
することを特徴とする。
ダイヤフラムは、対向面間の距離が15mm、角度「a」
が20゜、及びピンの片側に配設した面の長さが25mmとな
るようにする。ピンは、上部の径が28.5mmで、下部の径
が19mmである截頭円錐形の形状のダイヤフラムに対する
接続面を有している。
第2のエラストマー体は、内部にてピンと関係し、外
部にて質量体M1の直径方向に対向する箇所と関係する。
該箇所の径は、それぞれ、上方位置にて41mm、下方位置
にて34mmとする。第2のエラストマー体の軸線に沿った
高さは36mmとする。第3のエラストマー体において、こ
の高さは7mmとし、外径は50mmとする。
第4のエラストマー体が相互に90mm離間して配置した
外包体の両側の壁に係合し、該エラストマー体は、74乃
至80mmの範囲の径を有することを特徴とする対向箇所に
沿って質量体M2に内部的に締結される。
軸線に対して平行に測定した第4のエラストマー体の
肉厚は9mmとする。
円錐形表面は、図示するように、軸線に対して傾斜さ
せる。
架装台の作用は次の通りである。
2乃至4mmの範囲の大きい振幅及び5乃至10Hzの範囲
の低振動数の振動が存在するとき、ダイヤフラム及び3
つのエラストマー体は大きく変形する一方、使用する材
料の減衰特性によるエネルギ放散に依存して振動の一部
分を吸収する。
50乃至10μmの範囲の小振幅、及び100乃至200Hzの範
囲の高振動数の振動が存在するとき、かかる振動に対す
る架装台の応答性は、ダイヤフラムの変形、及び質量体
M1、M2及び3つのエラストマー体から成る平行な分岐部
分の変形に起因する反作用を合計することにより求めら
れる。
ダイヤフラムに対して変形な分岐部分は、2つのばね
の間に架装されかつ相互にばねにより接続された2つの
質量体に関係する振動原理に従って挙動する。上記の原
理は、例えば1956年のジェイ・ピー・デン・ハルトーク
(J.P.Den Hartog)による「機械的振動(Mechanical V
ibrations)」の第4版に記載されている。
この原理によると、2つの共振振動が存在する場合、
幾分こわさ値に比例し、又質量体に反比例する程度によ
り、システムは最低値を画成する最大値の2つのピーク
値を伴って反動することとなる。本明細書において、最
低値は常に、2つのピーク値の隣接する辺の交差部分に
て実際上制限される僅かな幅を有しており、故にこの最
低値は本発明の目的上利用価値がない。
第2図の線図には、本発明の架装台が作用している
間、振動数に依存する2つの平行な分岐部分の反作用の
合計値が図示されており、該線図は以下に説明する方法
により得られるものである。
エンジン架装台を良好に作用させ、120乃至200Hzの範
囲の高振動数の振動を軽減する目的には、90Hzより小さ
く、常に60乃至90Hzの範囲にある値の第1の共振振動数
と、200Hzより高く、常に200乃至260Hzの範囲にある第
2の共振振動数という2つの共振振動数を採用すること
が便宜であることが分かった。
実施例において上述したエンジン架装台は、高振動数
振動を加え、2つの振動する質量体と平行な分岐部分を
使用せず、ダイヤフラムが設けられた従来の装置と比較
した。
試験に使用した装置は、振動記録計として当業者に公
知の計器である。
実際上、エンジン重量に相当する重り(この場合、80
kgの重り)を架装ピンに加え、目盛り付きスケールによ
りピンの下降程度を測定し、それにより、静こわさ値を
求めた。その後、エンジン架装台は振動記録計の適当な
動力計式セルにより高振動数にて振動させ、各振動数に
対し架装台の反発力を振動振幅で割った値を求め、これ
により、架装台の動こわさ値を求める、即ち、付与され
た振動に対する架装台の応答性を求めた。
第2図乃至第3図の線図12、12′には、本発明による
架装台、及び公知の架装台の振動数に依存する動こわさ
値が図示されている。
第2図の線図から、本発明の架装台は、自動車の分野
の対象範囲である100乃至200Hzの範囲において、動こわ
さが著しく低下し、点13、14間にて、静こわさ値Kstの5
0%以下の最低値に達し、いかなる場合でも零に近い値
となることが明確に理解される。
第3図の線図から、従来の架装台は振動数の増大に伴
って動こわさが増大し、特に、常に、静こわさを上回る
動こわさとなることが分かる。故に、本発明による架装
台は公知の技術の欠点を解決し、所期の目的を達成する
ものである。
上述した架装台のような架装台にエラストマー材料を
使用することは望ましくないという技術的偏見に反して
実現されるため、第2図の線図に示した好適な結果を明
確に説明することは出来ない。
事実、当業者には、エラストマー材料は、圧縮力に極
めてよく抵抗し得るが、牽引応力を受けたとき、特に、
該応力が高振動数振動の結果である場合、引き裂かれる
可能性があることが公知である。
故に、2つの質量体、即ち、一方の質量体とピン、他
方の質量体と外包体との間を接続する構成要素としてエ
ラストマー材料を使用することは従来実際に採用される
ことはなかった。その理由は、該材料が高振動数にて振
動する2つの質量体から発生される不可避的な牽引応力
に起因する該材料の弛緩、又は常に疲労応力が加わった
ときの弾性材料の抵抗値が不十分であることによる。
本出願人は、本発明の解決手段により実現された結果
を明確にするため、以下のように説明する。
上記の書籍「機械的振動」から、技術者は、振動を受
けるシステムにおいて、ばねにより接続された2つの質
量体を使用し、所定の振動数の振動に対する応答性が2
つのピーク値及び該ピーク値の間の最低値により画成さ
れなければならないことが理解される。
上記書籍において、一方のピーク値の高さは、他方の
ピーク値の高さより低く、低い方のピーク値の高さは、
付与された振動に対する応答線図の開始値よりも低いと
記載されている。
更に、最低値は1又は2〜3の振動数に実質上限定さ
れる。
実際上、共に開始値よりも高い2つのピーク値間の最
低値が重要視される。
本出願人は、エラストマー材料を使用し、特定の混合
体のフォーミュラ及び所定の形状の成形及び硬化に基づ
く公知の方法により、こわさ値、減衰値及びK3/Kst比の
特性を選択し、開始値よりも小さい値に向けてより小さ
いピーク値(第2図に示した実施例において、より高振
動数を有する共振ピーク値)、即ち、静こわさ値を求め
得ると推定した。
本実施例及び第2図の線図に示した量を選択すること
により、本実施例の基本である上記の全ての説明の正当
性が実証される。
又、第2のピーク値を静こわさ値より小さい値に導く
ことにより、全ての最低値は該ピーク値と伴って生じ、
該最低値は所望通り平坦な形状となることも確認され
た。
実際上、最低値は、第2図の点13、14間にて明確に示
すように、システムの応答性を軽減しようとする全体的
な高振動数の範囲に実際上伸長した長さに沿って零に極
めて近い値である限り、平坦である。
更に、恐らくエラストマー材料の減衰性能に起因し
て、第2のピーク値を略平坦な形状とすると共に、所望
に応じ(即ち、出来るだけ小さく)、(第2の)共振振
動数より高い振動数にて動こわさ値が得られるようなエ
ネルギ放散も可能であることが分かった。
実際上、第2のピーク値(より高い振動数)の右側に
て、システムの応答性は、静こわさ以下に維持され、実
際上、単独のこわさK1によってのみ決まるものと考えら
れる。
故に、システムの応答性が対象とする範囲にて無視し
得る程度にまで低下する場合、及びより高い振動数の場
合共に、高振動数に起因する応力が最小であることは確
実となり、その結果、疲労弛緩に起因するエラストマー
材料の劣化という虞れを解消することが可能となる。
該架装台は又、第2のピーク値の共振振動数よりも高
い振動数の振動が存在するときに使用することが出来
る。
特に、本発明の架装台は、構造体の軽量化を目指す自
動車のフレームに使用すると有利である。
実際上、これらの解決手段において、本発明の架装台
は、従来のフレームよりも軽量なフレームから生ずる騒
音をより顕著に軽減することが出来る。
幾つかの特定の実施例について説明しかつ図示した
が、当業者が案出可能である各種の変形例が本発明の範
囲に包含されるものと考える。例えば、上方質量体M1は
第2のエラストマー体を介して外包体の壁に接続する一
方、下方質量体M2は第4のエラストマー体を介してピン
に接続してもよい。
ピンは、エンジンが架装される下方伸長部を備えるよ
うにしてもよい。
別の解決手段において、ダイヤフラムと平行な第2の
分岐部分は、外包体の外側に収容するようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるエンジン架装台の縦断面図、 第2図及び第3図は第1図に示した架装台、及び公知の
架装台それぞれの振動数に依存する動こわさを定性的に
示す線図である。 1:架装台、2:エンジン 3:外包体 4:カバー(ダイヤフラム) 5:ピン、6:穴 7、8:ダイヤフラム端 M1、M2:質量体 9、10、11:エラストマー体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 15/00 - 15/34 B60K 5/12 F16M 7/00

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の高振動数及び小振幅の所定の振動か
    ら自動車のフレームを絶縁し得るようにした、エンジン
    を該フレームに架装するばね架装台(1)であって、 略環状外包体(3)と、該外包体(3)内に同軸的に収
    納されたピン(5)と、エラストマーダイヤフラムから
    なりかつ略環状の第1のエラストマー体(4)であっ
    て、該外包体(3)内に収納されかつその外周部及び内
    周部が夫々該外包体の内周部及び該ピン(5)に取り付
    け固着された前記第1のエラストマー体(4)とを具備
    し、該外包体(3)は該外包体をフレームに接続する係
    合部分(6)を有し、前記ピン(5)がエンジン重量を
    支え得るようにすることにより、エンジンの少なくとも
    一部が前記ピン(5)を介してフレームに対して支持さ
    れた前記架装台において、 更に、2つの略環状質量体M1、M2及びこわさ値K2、K3、
    K4を有する3つの(第2、第3、第4)の略環状エラス
    トマー体(9、10、11)から成る揺動システム(M1、M
    2、9、10、11)を備え、 第1の質量体(M1)が前記第2のエラストマー体(9)
    を介してピン(5)に接続される一方、第2の質量体
    (M2)が前記第4のエラストマー体(11)を介して外包
    体(3)に接続され、かつ前記2つの質量体M1、M2が前
    記第3のエラストマー体(10)を介して相互に接続さ
    れ、 第1のエラストマー体(4)及び前記システム(M1、M
    2、9、10、11)は、高振動数及び小振幅の振動が生じ
    たとき、2つのピーク値及びその間の最低値を画成する
    動こわさを生じさせ、 一方のピーク値(P2)が、他方のピーク値(P1)より小
    さく、これら2つのピーク値が2つの共振振動数に対応
    すると共に、該2つの共振振動数間の範囲はフレームに
    対して絶縁されるべき前記所定の振動の高振動数を含ん
    でおり、 第3のエラストマー体(10)のこわさ値K3と第2のエラ
    ストマー体(9)のこわさ値との比が2乃至4の範囲内
    にあり、 第2及び第4のエラストマー体(9、11)のこわさ値K2
    及びK4間の比が1.2乃至0.6の範囲内にあり、 前記各エラストマー体(9、10、11)が0.02乃至0.05dA
    N/mmの範囲の減衰係数を有し、 第3のエラストマー体(10)のこわさ値K3と全体的な静
    こわさ値KSTとの比が2乃至5の範囲内にあり、 これにより、前記小さい方のピーク(P2)の高さが静こ
    わさKSTよりも低いように、こわさK2、K3及びK4の値、
    減衰係数、及びこわさK3と静こわさKSTとの間の比を設
    定することを特徴とするばね架装台。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の架装台にして、第1のエ
    ラストマー体のこわさ値と全体的な静こわさ値との比が
    0.45乃至0.55の範囲内にあるようにしたことを特徴とす
    る架装台。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の架装台にして、第1及び
    第2の質量体間の比が0.2乃至1.1の範囲内にあるように
    したことを特徴とする架装台。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の架装台にして、2つの質
    量体がリングの形態であることを特徴とする架装台。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の架装台にして、2つの質
    量体が、ピンに対して同心状の関係にて2つの平行な面
    に位置する2つの同一形状の構成要素から成ることを特
    徴とする架装台。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の架装台にして、2つの質
    量体が鉛から成ることを特徴とする架装台。
  7. 【請求項7】請求項1に記載の架装台にして、2つの質
    量体の全重量が最高2Kgであることを特徴とする架装
    台。
  8. 【請求項8】請求項1に記載の架装台にして、第2及び
    第4のエラストマー体がピンの方向に収斂するさい頭円
    錐形であることを特徴とする架装台。
  9. 【請求項9】請求項1に記載の架装台にして、第3のエ
    ラストマー体が2つの環状質量体の対向する底部に接続
    されることを特徴とする架装台。
  10. 【請求項10】請求項1に記載の架装台にして、前記第
    1のエラストマー体及び第2乃至第4のエラストマー体
    が同一の材料から成ることを特徴とする架装台。
  11. 【請求項11】請求項1に記載の架装台にして、第1の
    エラストマー体及び3つのエラストマー体が35乃至55IR
    Hの硬さを備えることを特徴とする架装台。
  12. 【請求項12】請求項1に記載の架装台にして、小さい
    ピーク値と静こわさ値間の比が1より小さいとき、大き
    いピーク値と静こわさ値間の比が4乃至10の範囲内にあ
    るようにしたことを特徴とする架装台。
  13. 【請求項13】請求項1に記載の架装台にして、小さい
    ピーク値に対応する振動数より高い振動数に対する動こ
    わさが、静こわさより小さいようにしたことを特徴とす
    る架装台。
  14. 【請求項14】請求項1に記載の架装台にして、前記外
    包体が、前記係合手段を通じて、120乃至200Hzの範囲の
    高振動数、及び50乃至200Hzの小振幅の振動を受ける自
    動車のフレームに適用され、第1のエラストマー体
    (4)である第1の分岐部分(4)と前記揺動システム
    である第2の分岐部分((M1、M2、9、10、11)とから
    なる互いに平行な前記2つの分岐部分が、一方が90Hz以
    下の共振振動数により画成され、他方が200Hzより大き
    い共振振動数により画成される2つのピーク値(P1、P
    2)から成る動こわさを発生させることを特徴とする架
    装台。
  15. 【請求項15】請求項14に記載の架装台にして、第1の
    ピーク値に対する第1の共振振動数が60乃至90Hzの範囲
    にあり、第2のピーク値に対する第2の共振振動数が20
    0乃至260Hzの範囲にあるようにしたことを特徴とする架
    装台。
  16. 【請求項16】請求項1に記載の架装台にして、前記ピ
    ンには、外包体を貫通する伸長体が設けられ、前記伸長
    体が、エンジンの重量を支持し得るようにしたしたこと
    を特徴とする架装台。
  17. 【請求項17】自動車のフレームを形成する構造体にし
    て、請求項1乃至16の何れか1項に記載の任意の架装台
    を備えることを特徴とする構造体。
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