JP2000356243A - 防振装置 - Google Patents
防振装置Info
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Abstract
る新規な防振装置を、少ない部品点数と簡単な構造、お
よび優れた製造性をもって実現すること。 【解決手段】 防振連結される部材間での振動伝達経路
上の部材(12,14,16)に対して独立して変位可
能とされたマス部材42を用い、該マス部材42を、該
振動伝達経路上の部材(12,14,16)に対して、
弾性支持部材16を介して、独立的に支持せしめた。
Description
れて、それら両部材間での振動伝達を低減する防振装置
に係り、特に、極めて簡単な構造によって、広い周波数
域に亘って振動伝達率を抑えることの出来る新規な構造
の防振装置に関するものである。
サスペンションブッシュ等の他、自動車以外の各種機械
装置における防振装置や住宅のフロア下の支持体等のよ
うに、振動伝達系を構成する部材間に介装される防振連
結体や防振支持体等としての防振装置として、ゴム弾性
体を用いた防振装置が広く採用されている。
が採用される部位に応じて各種の特性が要求されること
となり、例えば自動車用エンジンマウントにおいては、
パワーユニットをボデーに対して支持せしめるための静
的ばね剛性の他、10Hz前後の低周波振動に対する高減
衰性能と、80〜500Hz付近の中乃至高周波の広い周
波数域に亘る低動ばね性能(振動絶縁性能)が要求され
ると共に、大荷重入力時のパワーユニットの変位量制限
作用も要求される。
らの各種の要求特性を総合的に達成することが極めて難
しかった。例えば、自動車用のエンジンマウントにおい
て、車室内こもり音等を改善するためには、80〜50
0Hz付近の中乃至高周波の広い周波数域に亘って低動ば
ね化する必要があるが、実際には、パワーユニットの支
持剛性(静的ばね定数)を確保するために、ゴム弾性体
の静動比の関係から動的ばね定数の低下が制限されてし
まい、目的とする程の低動ばね化が実現できない状況に
ある。また、低周波数域の防振のために高減衰特性を有
するゴム弾性体を採用した場合には、ゴム弾性体におけ
る静動比が一層大きくなる傾向にあるために、目的とす
る中乃至高周波数域での低動ばね化がより難しくなる。
防振装置の内部に非圧縮性流体を封入し、封入流体の共
振作用等の流動作用を利用することにより、静的ばね剛
性を確保しつつ、低周波数域の高減衰特性や中乃至高周
波数域の低動ばね特性を向上せしめた流体封入式の防振
装置も提案されているが、このような防振装置では、流
体を封入するために構造が複雑化するだけでなく、製造
が非常に難しくなり、コスト的にも3〜5倍のアップと
なることが避けられないという問題があった。
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、静的ばね剛性を十分に確保しつつ、中乃至
高周波数の広い周波数域に亘って低動ばね特性を実現す
ることの出来る、構造が簡単で且つ製造が容易な新規な
構造の防振装置を提供することにある。
された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各
態様は、任意の組み合わせで採用可能である。また、本
発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに限
定されることなく、明細書全体および図面に記載され、
或いはそれらの記載から当業者が把握することの出来る
発明思想に基づいて認識されるものであることが理解さ
れるべきである。
れる部材に取り付けられる第一の取付部材と第二の取付
部材を離間配置せしめて、本体ゴム弾性体で相互に連結
した防振装置において、前記防振連結される部材間での
振動伝達経路上の部材から独立して変位可能とされたマ
ス部材を、それら振動伝達経路上の部材とマス部材の少
なくとも一方から独立して変位可能とされた弾性支持部
材を介して、該振動伝達経路上の部材に対して該マス部
材の自重により接触させて支持せしめたことを、特徴と
する。
装置においては、マス部材と弾性支持部材によって一つ
の振動系が構成されており、この振動系に対して、振動
伝達経路上の部材から加振力が及ぼされるようになって
いる。そこにおいて、マス部材は、振動伝達経路上の部
材から独立して変位し得ることから、加振力の周波数
が、マス部材の質量と支持弾性部材のばねによって定ま
る固有の振動周波数を超えて大きくなると、共振状態を
呈してマス部材の振幅が大きくなり、マス部材が振動伝
達経路上の部材から離間して振動するようになる。かか
る振動状態下では、マス部材が、振動伝達経路上の部材
に対して打ち当たるように断続的に接触することとな
り、マス部材が、振動伝達経路上の部材に対して、ある
位相差をもって接触することとなる。特に、マス部材と
弾性支持部材からなる振動系が共振状態となるよりも高
い周波数域では、マス部材が、支持せしめられた振動伝
達経路上の部材に対して略180度だけ位相がずれた状
態で動く結果、該マス部材が振動伝達経路上の部材に接
触することによって、マス部材の運動エネルギが振動伝
達経路上の部材に対して振動を打ち消す方向に伝達,作
用せしめられることとなる。
置においては、マス部材の質量と、弾性支持部材のばね
定数を適当にチューニングすることにより、振動伝達経
路上の部材の振動を、防振を目的とする周波数域で低減
し、振動伝達率を下げることが出来るのであり、特に、
マス部材と弾性支持部材からなる振動系の固有の振動周
波数よりも高周波域において、マス部材の位相が振動伝
達経路上の部材に対して略180度ずれる広い周波数範
囲に亘って、低動ばね効果に基づく防振性能の向上が、
有効に達成され得るのである。
材の質量等を変更するだけで、防振特性を調節すること
が出来るのであり、それ故、防振特性のチューニングが
容易であると共に、基本構造が同じ防振装置を用いて、
マス部材だけを変更することにより、各種の異なる防振
特性の要求にも容易に対応することが可能となるといっ
た利点もある。
伝達経路上の部材に対して、マス部材を弾性支持部材に
よって弾性支持せしめただけの極めて簡単な構造をもっ
て、優れた防振性能の向上が達成されるのであり、優れ
た製造性およびコスト性が実現され得るのである。
態様に従う構造とされた防振装置において、前記マス部
材の外周面を緩衝ゴム層で被覆したことを、特徴とす
る。このような本態様においては、第一の取付部材や第
二の取付部材等に対してマス部材が当接した場合でも、
当接時の衝撃が緩衝ゴム層で吸収,緩和される。それ
故、例えばマス部材や第一及び第二の取付部材等が金属
等で形成される場合でも、当接時における打音や衝撃が
軽減乃至は防止され得るのである。
は第二の態様に従う構造とされた防振装置において、前
記マス部材を、前記本体ゴム弾性体で支持せしめること
により、該本体ゴム弾性体によって前記弾性支持部材を
構成したことを、特徴とする。このような本態様におい
ては、本体ゴム弾性体を有効に利用して弾性支持部材を
構成せしめたことにより、構造の更なる簡略化と製造性
の向上が達成され得る。
態様に従う構造とされた防振装置において、前記第一の
取付部材と前記第二の取付部材の間における振動伝達系
が、実質的に前記本体ゴム弾性体だけで構成されている
ことを、特徴とする。このような本態様においては、防
振連結される部材間での振動伝達が、実質的に本体ゴム
弾性体のみによって為されることから、この本体ゴム弾
性体に対してマス部材を当接させることにより、振動伝
達経路上の振幅を直接に抑えて、振動伝達力をより効率
的に下げることが出来るのである。
三又は第四の態様に従う構造とされた防振装置におい
て、前記第二の取付部材に円筒状部を設けて、該円筒状
部の軸方向一方の開口部側に前記第一の取付部材を離間
して対向配置せしめると共に、前記本体ゴム弾性体を、
該第一の取付部材から該第二の取付部材の開口周縁部に
向かって次第に拡径しながら延びる略テーパ筒形状とす
る一方、前記マス部材を環状として、該マス部材を、該
本体ゴム弾性体における略テーパ筒形状とされた径方向
中間部分によって弾性支持せしめたことを、特徴とす
る。このような本態様においては、第二の取付部材の軸
方向で対向配置せしめられた第一の取付部材と第二の取
付部材の対向方向への入力振動に対して有効な防振効果
を発揮せしめ得る防振装置が有利に実現されるのでのあ
り、また、そこにおいて、テーパ面を利用してマス部材
を安定して弾性支持させることが出来ることから、マス
部材が安定して変位せしめられて、目的とする防振効果
を安定して得ることが可能となる。更に、環状のマス部
材を採用したことにより、マス部材の防振装置からの離
脱を防止するフェイルセーフ機構も有利に実現可能とな
る。
は第四の態様に従う構造とされた防振装置において、前
記第一の取付部材を軸部材とすると共に、前記第二の取
付部材を外筒部材とし、該外筒部材を該軸部材の径方向
外方に離間して配設すると共に、前記本体ゴム弾性体
を、該軸部材と該外筒部材の径方向対向面間に跨がって
径方向に延びる複数の弾性連結腕部として、それら複数
の弾性連結腕部の径方向中間部分によって、前記マス部
材を弾性支持せしめたことを、特徴とする。このような
本態様においては、全体として円筒形状を呈し、軸直角
方向への入力振動に対して有効な防振効果を発揮せしめ
得る防振装置が有利に実現されるのであり、また、そこ
において、マス部材を外筒部材の内部に略収容状態で配
設することによって、防止装置のコンパクト化も有利に
達成可能となる。
至第六の何れかの態様に従う構造とされた防振装置にお
いて、前記マス部材を、互いに独立して複数個設けると
共に、それらのマス部材と前記弾性支持部材に対して、
互いに異なるチューニングを施したことを、特徴とす
る。このような本態様においては、複数の振動系を構成
する各マス部材が異なる周波数域で固有の振動周波数を
有することから、それら各マス部材と弾性支持部材によ
ってそれぞれ構成される各振動系における固有の振動周
波数を適当に調節することによって、複数の周波数域や
一層広い周波数域の振動に対しても、有効な防振効果を
得ることが可能となるのである。
至第七の何れかの態様に従う構造とされた防振装置にお
いて、前記マス部材が、前記第一の取付部材と前記第二
の取付部材の相対的変位量を制限するストッパ機構を構
成していることを、特徴とする。このような本態様にお
いては、マス部材を利用して構成されたストッパ機構に
よって、大きな荷重入力時における本体ゴム弾性体の変
形量が制限されて耐久性が有利に確保されると共に、防
振連結される部材間における過大な相対変位も防止する
ことが出来るのであり、特に、かかるストッパ機構が、
少ない部品点数と簡単な構造によって有利に実現され得
るのである。
至第八の何れかの態様に従う構造とされた防振装置にお
いて、前記振動伝達経路上の部材に対する前記マス部材
の相対的変位量を制限する変位量制限手段を設けたこと
を、特徴とする。このような本態様においては、変位量
制限手段を利用して、マス部材の他部材への不必要な当
接による異音発生等の防止が容易に実現可能とされる。
或いはまた、かかる変位量制限手段を利用して、振動伝
達経路上の部材に対するマス部材の接触位置を安定化さ
せることにより、目的とする防振性能の向上効果をより
安定して得ることも可能となる。
至第九の何れかの態様に従う構造とされた防振装置にお
いて、前記振動伝達経路上の部材に対する前記マス部材
の離脱を防止する離脱防止手段を設けたことを、特徴と
する。このような本態様においては、マス部材の離脱に
起因する他部材の損傷等が防止されると共に、フェイル
セーフ機能も発揮される。
乃至第十の何れかの態様に従う構造とされた防振装置に
おいて、前記振動伝達経路上の部材による前記マス部材
の支持面を、少なくとも一方向で対称となる傾斜面を含
んで構成して、該支持面により該マス部材を位置決めし
たことを、特徴とする。このような本態様においては、
特別な位置決め部材等を用いることなく、マス部材を略
一定位置に有利に位置決めすることが出来るのであり、
それによって、マス部材の当接による、前述の如き目的
とする防振効果の安定化が、簡単な構造によって達成さ
れ得るのである。なお、傾斜面としては、例えば、一軸
回りの全周で軸対称な傾斜面が与えられたテーパ付の円
筒状面(円錐状面)や、面対称な一対の傾斜平面が与え
られた屋根形の傾斜面等が、好適に採用され得る。
かにするために、本発明の実施形態について、図面を参
照しつつ、詳細に説明する。
としての自動車用エンジンマウント10が、概略的に示
されている。かかるエンジンマウント10は、第一の取
付部材としての第一の取付金具12と第二の取付部材と
しての第二の取付金具14が、所定距離を隔てて対向配
置されていると共に、それら第一の取付金具12と第二
の取付金具14が本体ゴム弾性体16によって弾性的に
連結されている。そして、図面上に明示はされていない
が、第一の取付金具12が自動車のボデーに取り付けら
れると共に、第二の取付金具14がパワーユニットに取
り付けられることにより、パワーユニットをボデーに対
して防振支持するようになっている。なお、そのような
装着状態下では、第一の取付金具12と第二の取付金具
14の間にパワーユニット荷重による静的な初期荷重が
及ぼされることにより、本体ゴム弾性体16が弾性変形
して、それら第一の取付金具12と第二の取付金具14
が互いに接近方向に所定量だけ変位せしめられると共
に、それら第一の取付金具12と第二の取付金具14の
間に、防振すべき主たる振動が、かかる静的初期荷重と
略同じ方向に入力されることとなる。なお、以下の説明
中、上下方向とは、原則として、図1中の上下方向をい
う。
等の剛性を有する材質で形成されており、略円形の平板
形状を有している。また、その中央部分には、軸方向下
方に突出する第一の取付ボルト18が固設されており、
この第一の取付ボルト18によって、第一の取付金具1
2が、図示しない自動車のボデーに取り付けられるよう
になっている。
して大径の略円筒形状を有する筒金具20と、全体とし
て大径の略有底円筒形状を有する底金具22から構成さ
れており、鉛直上下方向で開口するように配設された筒
金具20の上側開口部に、鉛直下方に向かって開口する
ように配設された底金具22の開口部が重ね合わされ
て、該底金具22の開口周縁部に一体形成されたフラン
ジ部24に対して、筒金具20の上側開口周縁部に一体
形成されたかしめ部26がかしめ固定されることによっ
て、第二の取付金具14が、全体として深底の逆カップ
形状をもって形成されている。なお、筒金具20の下側
開口部には、軸方向下方に向かって次第に拡開するテー
パ筒状部28が一体形成されている。また、底金具22
の上底部の中央には、軸方向上方に突出する第二の取付
ボルト30が固設されており、この第二の取付ボルト3
0によって、第二の取付金具14が、図示しない自動車
のパワーユニットに取り付けられるようになっている。
離間して、第一の取付金具12が配設されており、これ
ら第一の取付金具12と第二の取付金具14が、鉛直方
向に延びる一つの中心軸上で離間して対向配置されてい
る。
取付金具14を弾性連結する本体ゴム弾性体16は、全
体として逆向きの円錐台形状を有していると共に、大径
側端面に向かって開口するすり鉢状の中央凹所31が形
成されている。そして、その小径側端面が、第一の取付
金具12の中央上面に加硫接着されている一方、大径側
端部の外周面が、第二の取付金具14を構成する筒金具
20の内周面に対して加硫接着されている。これによ
り、本体ゴム弾性体16は、第一の取付金具12の中央
部分から第二の取付金具14の開口部に向かって、鉛直
上方に次第に大径化しながら延び出す厚肉のテーパ付円
筒形状とされており、第一の取付金具12と第二の取付
金具14の間に跨がって延びる部分の内周面32と外周
面34が、何れも、略一定の角度で広がるテーパ付の円
筒状面とされている。
部は、筒金具20の内周面を略全面に亘って覆う円筒形
状の被覆ゴム部36とされている。また、この被覆ゴム
部36の上端部は、径方向内方に向かって延び出してお
り、以て、筒金具20の上側開口部においてオーバハン
グ形状をもって径方向内方に延び出す、変位量制限手段
としての円環形状の弾性規制片38が、本体ゴム弾性体
16に一体形成されている。要するに、この弾性規制片
38は、被覆ゴム部36の内周面よりも径方向内方にま
で達する突出高さで、第二の取付金具14の中空内部に
突出せしめられているのである。
第二の取付金具14が本体ゴム弾性体16で弾性連結さ
れることにより、第二の取付金具14の軸方向下方の開
口部が本体ゴム弾性体16によって覆蓋されており、以
て、第二の取付金具14と本体ゴム弾性体16の間に
は、第二の取付金具14の中空内部と本体ゴム弾性体1
6の中央凹所31によって協働して中空状の内部空所4
0が形成されている。
40の内周面形状よりも一回り小さな外周面形状を有す
るマス部材42が、何れの部材からも独立して変位可能
な状態で収容配置されている。かかるマス部材42は、
例えば鉄等の金属のように比重の大きい材質で形成され
ることが望ましく、中実のブロック構造のものがより好
適に採用される。また、このマス部材42は、内部空所
40の内周面形状に略対応した外周面形状を備えてお
り、エンジンマウント10の装着状態下において、本体
ゴム弾性体16が弾性変形せしめられた際、マス部材4
2が他の何れの部材によっても拘束されることなく、何
れの部材からも離間して独立した位置への変位が許容さ
れ得るようにされている。特に、本実施形態のマス部材
42は、図示されているように、略円形ブロック形状を
有していると共に、下部外周面が、軸方向下方に行くに
従って小径化するテーパ状外周面44とされている。そ
して、このテーパ状外周面44が、本体ゴム弾性体16
のテーパ状内周面32と略対応した形状とされて、該テ
ーパ状内周面32の中間部分に対して略密接状態で接触
せしめられている。また、マス部材42の上部は、被覆
ゴム部36の内径寸法よりも小さな外径寸法とされてい
る。更に、マス部材42のテーパ状外周面44が本体ゴ
ム弾性体16のテーパ状内周面32に接触,支持せしめ
られた状態下で、該マス部材42が、弾性規制片38ま
では達しない軸方向長さとされている。
ント10の自動車への装着状態下において、それ自体の
自重によって、本体ゴム弾性体16における第一の取付
金具12と第二の取付金具14の連結部分のテーパ状内
周面32だけに当接されて、かかる連結部分の径方向中
央部分のみによって支持された状態で、内部空所40に
収容配置されている。特に、本実施形態では、マス部材
42が、本体ゴム弾性体16によって直接に当接,支持
されており、本体ゴム弾性体16によって、マス部材4
2が、振動伝達経路上に配された第一及び第二の取付金
具12,14や本体ゴム弾性体16に対して相対変位可
能に弾性支持されているのであり、このことから明らか
なように、本実施形態では、本体ゴム弾性体16によっ
て、マス部材42の弾性支持部材が構成されている。そ
して、マス部材42は、弾性支持部材としての本体ゴム
弾性体16と協働して、第一及び第二の取付金具12,
14や本体ゴム弾性体16から構成されたパワーユニッ
トとボデーの間での振動伝達経路とは異なる一つの振動
系を構成している。
下では、マス部材42のテーパ状外周面44が本体ゴム
弾性体16のテーパ状内周面32に対して、周方向の全
周で重ね合わされて支持されていることにより、両テー
パ面44,32による位置決め作用が発揮されて、マス
部材42が、第一及び第二の取付金具12,14や本体
ゴム弾性体16と同じ中心軸上に有利に位置決めされて
保持され得るようになっている。
部材42の外径寸法よりも小さくされており、マス部材
42の上方において、弾性規制片38が、マス部材42
の上面にまで延び出して位置せしめられ、マス部材42
の外周部分の軸方向上方に離間して配設されている。ま
た、マス部材42の径方向外方には、周方向全周に亘っ
て、筒金具20に被着された被覆ゴム部36が、径方向
外方に離間して配設されている。
10においては、前述の如き自動車への装着状態下、第
一の取付金具12と第二の取付金具14の間に振動が入
力されると、本体ゴム弾性体16が弾性変形せしめら
れ、この本体ゴム弾性体16の作用に基づいて防振効果
が発揮されることとなる。要するに、本実施形態では、
第一の取付金具12と第二の取付金具14の間での力の
伝達が、本体ゴム弾性体16のみによって行なわれるの
である。
力振動に応じた周波数で弾性変形を繰り返すこととな
り、この本体ゴム弾性体16の弾性変形による運動エネ
ルギが、該本体ゴム弾性体16によって弾性的に支持さ
れたマス部材42にも、加振力として伝達される。そし
て、入力振動の周波数が低い場合には、マス部材42に
よって構成された振動系も、第一及び第二の取付金具1
2,14や本体ゴム弾性体16によって構成された振動
伝達経路と同じ周波数で加振されることとなり、マス部
材42が、本体ゴム弾性体16から離れることなく、本
体ゴム弾性体16のテーパ状内周面32に略接触したま
まの状態で、本体ゴム弾性体16と一体的に変位せしめ
られるが、入力振動の周波数が、マス部材42の質量と
本体ゴム弾性体16によるマス部材42の支持ばねに基
づいて定まる固有の周波数近くに達すると、マス部材4
2によって構成された振動系が共振状態となり、マス部
材42の振幅が大きくなると共に、本体ゴム弾性体16
からマス部材42が離間して振動せしめられる。その結
果、マス部材42の位相が、パワーユニットとボデーの
間での振動伝達経路を構成する本体ゴム弾性体16に対
して略180度だけずれて、本体ゴム弾性体16の支持
面(テーパ状内周面32)に対して、打ち当たるように
して繰り返し当接せしめられることとなる。
乃至は振動エネルギが、マス部材42の振動変位乃至は
振動エネルギによって、相殺的に低減されるのであり、
本体ゴム弾性体16の振動振幅が抑えられることによ
り、振動伝達経路としての本体ゴム弾性体16の動的ば
ね定数が実質的に低減されるのであり、以て、振動伝達
率の低下、ひいては防振性能の向上が有利に達成され得
るのである。
部材42の位相は、上述の固有の周波数よりも高周波側
で相当に広い範囲に亘って略180度に維持されること
から、マス部材42の本体ゴム弾性体16への当接によ
るエンジンマウント10の低動ばね効果は、十分に広い
周波数域に亘って発揮され得ることとなる。
部材に対して完全に独立配置されていることから、主振
動系に対してマスを弾性連結して副振動系を構成した公
知の動的吸振器を付加する場合に比して、構造が簡単で
製造が容易であるだけでなく、温度変化に伴う支持ばね
特性の変化に起因するチューニングのずれが有利に抑え
られるのであり、それ故、本実施形態の如くエンジンの
熱が及ぼされて温度変化が激しい場合でも、目的とする
防振効果を安定して得ることが可能となるのである。
42が、本体ゴム弾性体16による支持面(内周面3
2)に付されたテーパの作用で位置決めされることに加
えて、マス部材42の第一の取付金具12への当接が、
本体ゴム弾性体16にて防止されると共に、筒金具20
や底金具22への当接も、被覆ゴム部36や弾性規制片
38によって防止されることから、マス部材42の変位
乃至は作動の安定化が達成されると共に、マス部材42
の不必要な変位も防止され、また、マス部部材42の他
部材への当接に起因する打音や振動も低減乃至は防止さ
れ得ることとなり、防振性能の安定化と更なる向上が達
成され得る。
2が、エンジンマウント10の内部に略閉鎖空間として
形成された内部空所40に収容配置されていることによ
って有効な離脱防止手段が構成されており、マス部材4
2の飛び出し等が有利に防止されて、有効なフェイルセ
ーフ機能が発揮されるのである。
ンジンマウント10について、その防振特性を実測した
結果を図2及び図3に示す。なお、かかる測定に際して
は、第一及び第二の取付金具12,14や本体ゴム弾性
体16を同一として、マス部材42の質量だけを368
gと470gの2種類に設定した場合について、それぞ
れ、低周波数域および高周波数域における絶対ばね定数
の周波数特性を実測した。そこにおいて、低周波数域の
測定は、第一の取付金具12と第二の取付金具14の間
に±0.05mmの振幅の振動を入力することによって行
う一方、高周波数域の測定は、第一の取付金具12と第
二の取付金具14の間に±3Gの加振力を及ぼすことに
よって行なった。そして、マス部材42の質量を368
gとした前者を実施例1とすると共に、470gとした
後者を実施例2とし、更に、マス部材を除いたエンジン
マウントについて同様な測定を行なった結果を比較例と
して、図2及び図3に併せ示した。
も、マス部材42を設けたことで低動ばね効果が有効に
発揮されて、中乃至高周波数域の広い範囲に亘って防振
性能の向上が達成されることが明らかに認められる。ま
た、マス部材42の質量を調節して、マス部材42を含
んで構成された振動系のチューニングを変化させること
により、防振特性を調節することが出来ることも、明ら
かである。
ンジンマウント10について詳述してきたが、本発明
は、その他、各種の態様において実施可能である。以下
にその代表例を挙げて説明を加えるが、以下に示す実施
形態において、第一の実施形態と同様な構造とされた部
材および部材については、第一の実施形態と同一の符号
を図中に付することにより、それらの詳細な説明を省略
する。
としてのエンジンマウント46が示されている。かかる
エンジンマウント46においては、前記第一の実施形態
で採用されていた、筒金具20の内周面を覆う被覆ゴム
部(36)や、マス部材42の上方に延び出す弾性規制
片(38)が、何れも形成されておらず、マス部材42
の外周面および上面が、第二の取付金具14に対して実
質的に直接に対向せしめられている。
ンマウント46においては、マス部材42に対して、そ
の表面に薄肉の緩衝ゴム層48が接着されており、かか
る緩衝ゴム層48によって、マス部材42の表面が全体
に亘って被覆されている。なお、この緩衝ゴム層48
は、本体ゴム弾性体16とは別体形成されており、第一
及び第二の取付金具12,14や本体ゴム弾性体16か
ら独立して、マス部材42と共に相対変位可能とされて
いる。
46においても、前記第一の実施形態と同様な効果が、
何れも有効に発揮されるのであり、マス部材42が第二
の取付金具14に当接する場合にも、マス部材42の表
面に被着された緩衝ゴム層48によって、当接時の衝撃
や異音が軽減乃至が有利に防止され得る。
としてのエンジンマウント50が示されている。かかる
エンジンマウント50においては、上述の第二の実施形
態のエンジンマウント46に比して、本体ゴム弾性体1
6に対し、その中央凹所31の底面中央から弾性突起5
2が、一体的に突設されている。この弾性突起52は、
中実でストレートな円形ロッド形状を有しており、中央
凹所31の底面から内部空所40内を軸方向上方に突出
し、第二の取付金具14までは達しない高さで延び出し
ている。
軸方向に貫通して延びる挿通孔54が形成されている。
この挿通孔54は、弾性突起52の外径寸法よりも僅か
に大きな内径寸法の円形断面を有している。そして、マ
ス部材42が、内部空所40に収容配置されて、本体ゴ
ム弾性体16上に載置されてセットされた状態下、該マ
ス部材42の挿通孔54に対して、弾性突起52が下方
から遊挿状態で挿入されている。なお、この弾性突起5
2は、マス部材42の挿通孔54を貫通するだけの長さ
を有していても良い。
50においても、前記第一の実施形態と同様な効果が、
何れも有効に発揮されるのであり、また、マス部材42
の軸直角方向における変位量が、マス部材42の弾性突
起52への弾性的な当接によって制限されることから、
第二の取付金具14の内周面に緩衝用の被覆ゴム部等も
形成したり、マス部材42の外周面に緩衝ゴム層48等
を形成したりしなくても、マス部材42の当接による衝
撃や異音の発生が有効に防止され得るのである。
態としてのエンジンマウント56が示されている。かか
るエンジンマウント56においては、前記第一の実施形
態におけるエンジンマウント10に比して、本体ゴム弾
性体16における中央凹所31の内周面32の深さ方向
中間部分、換言すればテーパ状内周面32の径方向中間
部分において、軸方向上方に向かって突出する弾性突状
部58が、周方向に連続して環状に、若しくは不連続に
複数個、一体形成されている。
体16に突設された弾性突状部58に対応する径方向中
間部分で分断されて、中央の円形ブロック形状を有する
第一のマス部材62と、外周の円環ブロック形状を有す
る第二のマス部材64との、二つの独立したマス部材に
よって構成されている。なお、第一のマス部材62は、
弾性突状部58の内径寸法よりも僅かに小さな外径寸法
を有している。また、第二のマス部材64は、弾性突状
部58の外径寸法よりも僅かに大きな内径寸法と、第二
の取付金具14に形成された被覆ゴム部36の内径寸法
よりも僅かに小さな外径寸法を有している。そして、こ
れら第一及び第二のマス部材62、64は、何れも、本
体ゴム弾性体16におけるテーパ状の内周面32の径方
向中間部分に対して、それぞれの自重で接触せしめられ
て、本体ゴム弾性体16から独立して変位可能な状態で
支持されている。
56においては、第一のマス部材62と本体ゴム弾性体
16で構成された第一の弾性支持部材からなる第一の振
動系と、第二のマス部材64と本体ゴム弾性体16で構
成された第二の弾性支持部材からなる第二の振動系と
が、互いに独立して、且つそれぞれ振動伝達経路から独
立して形成されている。しかも、第一のマス部材62と
第二のマス部材64の質量を異ならせたり、第一の弾性
支持部材と第二の弾性支持部材のばね特性を異ならせる
ことによって、それら第一の振動系と第二の振動系が、
互いに異なる固有の振動周波数を持つようにチューニン
グされている。
ント56によれば、第一のマス部材62を含んで構成さ
れた第一の振動系による低動ばね効果と、第二のマス部
材64を含んで構成された第二の振動系による低動ばね
効果とが、互いに異なる周波数域で発揮されることとな
り、その結果、前記第一の実施形態のエンジンマウント
よりも一層広い周波数域において優れた防振効果を得る
ことも可能となり、大きなチューニング自由度が実現さ
れ得るのである。
態としてのエンジンマウント66が示されている。かか
るエンジンマウント66においては、上述の第二の実施
形態のエンジンマウント46に比して、鉛直上下方向で
反対に配設されるようになっており、第二の取付金具1
4が鉛直上方に向かって開口せしめられていると共に、
該第二の取付金具14の開口側に離間して第一の取付金
具12が対向配置されている。これにより、本体ゴム弾
性体16は、第一の取付金具12の下面中央から第二の
取付金具14の開口部に向かって次第に拡径するテーパ
付きの円筒形状を有しており、その外周面34が、鉛直
下方に向かって末広がり状に次第に拡径するテーパ状面
とされている。
マス部材68が採用されており、本体ゴム弾性体16に
外挿された状態で、第一の取付金具12と第二の取付金
具14の軸方向対向面間に配設されている。このマス部
材68は、前記実施形態におけるマス部材と同様、金属
等の高比重材で形成されており、その内周面が、本体ゴ
ム弾性体16におけるテーパ付の外周面34に対応し
て、鉛直下方に向かって次第に大径化するテーパ状内周
面70とされている。そして、このテーパ状内周面70
が本体ゴム弾性体16の外周面34に接触されることに
より、マス部材68が、本体ゴム弾性体16の外周面3
4における径方向中間部分に載置された状態で、該本体
ゴム弾性体16のみによって支持されて配設されてい
る。また、マス部材68の上端部の最小内径寸法は、本
体ゴム弾性体16の上端部の最小外径寸法よりも大きく
されていると共に、マス部材68の上面と第一の取付金
具12の下面との間には、マウント装着状態下で所定の
間隙が形成されるように、マス部材68の大きさが設定
されている。
66においても、前記実施形態のエンジンマウント等と
同様に、マス部材68と本体ゴム弾性体16で構成され
た弾性支持部材とによって一つの振動系が構成されるの
であり、第一の取付金具12と第二の取付金具14の間
への振動入力によって本体ゴム弾性体16が弾性変形す
ることにより、かかる振動系に固有の振動周波数以上
で、マス部材68が、本体ゴム弾性体16の外周面34
から離れ、本体ゴム弾性体16に対して位相差をもって
振動することとなり、該マス部材68が本体ゴム弾性体
16の外周面34に繰り返し打ち当たるように当接する
ことによって、エンジンマウント66の低動ばね化が実
現されるのである。
面に亘って薄肉の緩衝ゴム層72で覆われており、マス
部材68の第一の取付金具12への当接に起因する異音
や衝撃が軽減乃至は防止されるようになっている。ま
た、マス部材68が、本体ゴム弾性体16に外挿状態で
組み付けられることによって離脱防止手段が構成されて
おり、マス部材68だけが分離して飛び出すことが防止
されて、有効なフェイルセーフ機能が発揮され得る。
態としてのエンジンマウント74が示されている。かか
るエンジンマウント74においては、上述の第五の実施
形態のエンジンマウント66と同様、前記第二の実施形
態としてのエンジンマウント50を鉛直上下方向で略反
対にした構造とされて、第二の取付金具14が鉛直上方
に向かって開口せしめられていると共に、該第二の取付
金具14の開口側に離間して第一の取付金具12が対向
配置されており、本体ゴム弾性体16が、第一の取付金
具12の下面中央から第二の取付金具14の開口部に向
かって次第に拡径するテーパ付きの円筒形状とされてい
る。
は、軸方向上方に向かって開口する円形の位置決め凹所
76が、マス部材42の外径寸法よりも僅かに大きな内
径寸法をもって形成されている。そして、マス部材42
が、この位置決め凹所76に軸方向下部(本実施形態で
は、軸方向長さの略1/4程度)が収容された状態で、
内部空所40内に位置決め状態で配設されている。ま
た、これにより、マス部材42は、底面において、緩衝
ゴム層48を介して、第二の取付金具14にのみ接触せ
しめられて支持されて配設されており、マウント装着状
態下で、マス部材42の上方には、マス部材42が第二
の取付金具14から離間して独立変位し得るだけの空間
が形成されるようになっている。
74においては、マス部材42と緩衝ゴム層48で構成
された弾性支持部材とによって、第一及び第二の取付金
具12,14と本体ゴム弾性体16によって構成される
振動伝達経路から独立した一つの振動系が構成される。
そして、振動入力時における第二の取付金具14の加振
力が、この振動系に伝達されることにより、かかる振動
系に固有の振動周波数以上で、マス部材42が、第二の
取付金具14から離れ、該第二の取付金具14に対して
位相差をもって振動することとなり、該マス部材42が
第二の取付金具14の上面に繰り返し打ち当たるように
当接することによって、第二の取付金具14の振動が相
殺的に低減せしめられて、エンジンマウント66の実質
的な低動ばね化が実現されるのである。
は、本体ゴム弾性体16にマス部材42,68を当接さ
せる前記第一〜第五の実施形態におけるエンジンマウン
トに比して、振動伝達力の低減効果が小さくなる可能性
はあるが、本体ゴム弾性体16へのマス部材42の直接
の当接が回避されることによって、本体ゴム弾性体1
6、ひいてはマウントの耐久性の向上が図られ得る。
としてのエンジンマウント78が示されている。かかる
エンジンマウント78は、前記第五の実施形態のエンジ
ンマウント66に比して、異なる構造のマス部材80を
備えている。
によって形成されており、段付円筒形状の筒状部80a
と、該筒状部80aにおける小径側(軸方向上側)の開
口部から径方向内方に向かって広がる円環板形状の当接
支持部80bと、筒状部80aにおける大径側(軸方向
下側)の開口部から径方向内方に向かって広がる円環板
形状のストッパ部80cとを、一体的に備えている。ま
た、筒状部80aにおける小径側端部の内外周面を含ん
で、当接支持部80bの表面には、その全面に亘って緩
衝ゴム層88が被着されている。
付ボルト18の基部に位置する中央部分において、軸方
向上方に突出する位置決め突起82が一体形成されてい
る。この位置決め突起82は、円形断面を有しており、
その外径寸法が、マス部材80における当接支持部80
bの内径寸法よりも小さくされている。
金具20の軸方向上側開口部には、径方向外方に向かっ
て広がる略円環板形状のストッパ当接部84が一体形成
されている。更に、この筒金具20には、本体ゴム弾性
体16と一体形成された緩衝ゴム86が被着されてお
り、ストッパ当接部84の上下面および外周面と、筒金
具20の外周面に、それぞれ、所定厚さの緩衝ゴム86
が設けられている。
持部80bが、第一の取付金具12の位置決め突起82
に外挿され、該位置決め突起82の径方向外方に離間し
て配されて、第一の取付金具12の外周部の上面に、緩
衝ゴム層88を介して載置されている。これにより、マ
ス部材80における筒状部80aは、本体ゴム弾性体1
6の外周面を径方向外方に離間して覆うように配されて
いると共に、ストッパ部80cは、第二の取付金具14
における筒金具20のストッパ当接部84の下側に回り
込んで配されており、少なくともパワーユニットの支持
荷重が入力された装着状態下で、該ストッパ当接部84
の下面に対して軸方向下方に離間して対向位置せしめら
れるようになっている。
状態下において、当接支持部80bだけが、エンジンマ
ウント78における振動伝達経路上の部材に接触せしめ
られており、該当接支持部80bが、緩衝ゴム層88を
介して、第一の取付金具12のみによって支持されてい
る。また、それによって、マス部材80と緩衝ゴム層8
8で構成された弾性支持部材とによって、第一及び第二
の取付金具12,14と本体ゴム弾性体16によって構
成される振動伝達経路から独立した一つの振動系が構成
されている。そして、振動入力時における第一の取付金
具12の加振力が、この振動系に伝達されることによ
り、かかる振動系に固有の振動周波数以上で、マス部材
80が、第一の取付金具12から離れ、該第二の取付金
具12に対して位相差をもって振動することとなり、該
マス部材80が第一の取付金具12の上面に繰り返し打
ち当たるように当接することによって、第一の取付金具
12の振動が相殺的に低減せしめられて、エンジンマウ
ント78の実質的な低動ばね化が実現されるのである。
状部80aとストッパ部80cが、第一の取付金具12
の上面と第二の取付金具14の筒金具20におけるスト
ッパ当接部84の下面に当接することによって、それら
第一の取付金具12と第二の取付金具14の軸方向離間
方向での相対変位量が制限されることから、有効なスト
ッパ機構が実現されて、大きな振動入力時における本体
ゴム弾性体の過大な引張変形が阻止されることにより耐
久性の向上が図られ得ると共に、パワーユニットのボデ
ーに対する過大なリバウンド方向変位も有利に防止され
得ることとなる。しかも、本実施形態のエンジンマウン
ト78においては、マス部材80の本体ゴム弾性体16
への直接的な当接が回避されることから、本体ゴム弾性
体16の耐久性の向上が、一層有利に達成され得るので
ある。
の実施形態としての筒形のエンジンマウント90が示さ
れている。かかるエンジンマウント90においては、第
一の取付部材としての軸部材である内筒金具92の径方
向外方に離間して、第二の取付部材としての外筒部材で
ある外筒金具94が配設されており、それら内筒金具9
2と外筒金具94が、両筒金具92,94の径方向対向
面間に配設された本体ゴム弾性体96で相互に連結され
ている。そして、内筒金具92が、パワーユニニットの
ボデーの何れか一方に取り付けられると共に、外筒金具
94がそれらの他方に取り付けられることにより、パワ
ーユニットをボデーに対して防振支持せしめるようにな
っている。なお、そのような装着状態下、かかるエンジ
ンマウント90には、内外筒金具92,94間におい
て、パワーユニット荷重が、図10中の上下方向に相当
する径方向一方向に及ぼされると共に、防振すべき主た
る振動も、それと略同じ径方向に入力されるようになっ
ている。
4は、何れも、鉄等の剛性材で形成されており、ストレ
ートな直管形状を有している。そして、外筒金具94の
内径寸法が、内筒金具92の外径寸法よりも十分に大き
く設定されており、それら内筒金具92と外筒金具94
が、互いに径方向に離間して、それぞれの中心軸が互い
に略平行となる状態で、同一の中心軸上に、若しくは相
互に所定量だけ偏心して配設されている。
2の外周面に接着されて、該内筒金具92から外筒金具
94に向かって、水平よりも僅かに下方に傾斜しつつ径
方向両側に延びる一対の弾性連結腕部98,98によっ
て構成されており、それぞれの弾性連結腕部98,98
の径方向先端面が外筒金具94の内周面に加硫接着され
ている。そして、これら両弾性連結腕部98,98の上
面は、内筒金具92から径方向外方に行くに従って、次
第に鉛直下方に傾斜して広がっており、内筒金具92の
中心軸を含む鉛直平面に対して対称な一対の傾斜面10
4,104とされている。換言すれば、内筒金具92と
外筒金具94の径方向対向面間に配設された厚肉円筒形
状の本体ゴム弾性体96に対して、主たる振動入力方向
となる径方向一方向で内筒金具92を挟んで位置する上
側と下側において、周方向に半周強の長さで延びて軸方
向に貫通する上側貫通空所100と、周方向に半周弱の
長さで延びて軸方向に貫通する下側貫通空所102とが
形成されている。
6が、内外筒金具92,94を備えた一体加硫成形品と
して形成されている。また、外筒金具94の内周面に
は、主たる振動入力方向で対向位置する部分、換言すれ
ば、上側貫通空所100の周方向中央部分と、下側貫通
空所102の周方向中央部分において、それぞれ径方向
内方に突出する上下の緩衝ゴム103,105が形成さ
れている。更に、内筒金具92は、その外周面が略全面
に亘って本体ゴム弾性体96で被覆されている。
0には、一つのマス部材106が、一対の弾性連結腕部
98,98で弾性支持されることによって組み付けられ
ている。このマス部材106は、上側貫通空所100に
挿通配置された上側マス部108と、下側貫通空所10
2に挿通配置された下側マス部110を含んで構成され
ており、それら上下マス部108,110の軸方向両端
部が、それぞれ、上下貫通空所100,102から軸方
向両側に突出せしめられて、突出した軸方向両側端部の
周方向両端部同士を連結部112,112によって互い
に連結固定することにより、全体として一つの一体的な
マス部材106とされている。
施形態におけるマス部材と同様、金属材等の高比重材に
よって形成されたものが好適に用いられ、適当に分割形
成したものを上下貫通空所100,102に挿通して組
み付けて接着剤や溶着等による接着、或いはボルト等に
よって相互に固定することによって、一つの剛体として
有利に形成され得る。
0は、何れも、上側貫通空所100と下側貫通空所10
2の内周面形状に略対応し、且つ一回り小さな外周面形
状を有している。そして、これら上下マス部108,1
10は、4つの連結部112で一体的に連結された状態
で、それぞれ、上下の貫通空所100,102内で、内
外筒金具92,94や本体ゴム弾性体96から離間して
独立的に所定量だけ自由に変位可能とされている。
トの配設状態下、その自重によって、上側マス部108
の周方向両端面114,114が、弾性連結腕部98,
98の傾斜面104,104の径方向中間部分に重ね合
わされて支持されることにより、下側マス部110が下
側貫通空所102内の略中央に位置せしめられた状態で
位置せしめられるようになっている。要するに、マス部
材106は、一対の弾性連結腕部98,98に対してだ
け当接せしめられて、かかる一対の弾性連結腕部98,
98だけで支持されて配設されるようになっているので
ある。
8の周方向中間部分の内周面が、内筒金具92を被覆す
る本体ゴム弾性体96に接触しないように、上側マス部
108の内周面には、円弧状断面で軸方向全長に亘って
延びる溝状の凹部116が形成されていると共に、下側
マス部110の周方向中間部分の内周面が、内筒金具9
2を被覆する本体ゴム弾性体96に当接しないように、
内筒金具92を被覆する本体ゴム弾性体96の下面中央
には、円弧状断面で軸方向全長に亘って延びる溝状の凹
部118が形成されている。
90においては、その装着状態下において、内筒金具9
2と外筒金具94の間での力の伝達が、本体ゴム弾性体
96のみによって行なわれる。そして、かかるエンジン
マウント90の装着状態下では、マス部材106が、本
体ゴム弾性体96のみによって弾性的に支持されている
のであり、それによって、マス部材106と本体ゴム弾
性体96で構成された弾性支持部材とによって、内外筒
金具92,94と本体ゴム弾性体96によって構成され
る振動伝達経路から独立した一つの振動系が構成されて
いる。
力振動に応じた周波数で弾性変形を繰り返すこととな
り、この本体ゴム弾性体96の弾性変形による運動エネ
ルギが、該本体ゴム弾性体96によって弾性的に支持さ
れたマス部材106にも、加振力として伝達される。そ
して、前記第一の実施形態におけるエンジンマウント等
と同様に、内筒金具92と外筒金具94の間への振動入
力によって本体ゴム弾性体96が弾性変形することによ
り、マス部材106と本体ゴム弾性体96で構成された
振動系に固有の振動周波数以上で、マス部材106(上
側マス部108)が、本体ゴム弾性体96の上面(傾斜
面104,104)から離れ、本体ゴム弾性体96に対
して位相差をもって振動することとなり、該マス部材1
06が本体ゴム弾性体96の傾斜面104,104に繰
り返し打ち当たるように当接することによって、エンジ
ンマウント90の実質的な低動ばね化が実現されるので
ある。
においては、マス部材106が本体ゴム弾性体96から
離間して大きく変位せしめられた際、下側マス部110
の周方向両端面も、それぞれ、本体ゴム弾性体96にお
ける各弾性連結腕部98,98の下面に対して当接する
ように設定することが可能である。即ち、本実施形態の
エンジンマウント90では、マス部材106と本体ゴム
弾性体96で構成された振動系に固有の振動周波数以上
で、マス部材106の全体が、本体ゴム弾性体96の弾
性振動に対して逆位相で変位せしめられることから、こ
のような設定を施すことにより、上側マス部108だけ
でなく、下側マス部110の本体ゴム弾性体96への当
接も利用して、本体ゴム弾性体96の弾性振動を相殺的
に抑えることが出来るのであり、それによって、より優
れた低動ばね化を得ることも可能となるのである。
においては、内外筒金具92,94の径方向での相対変
位量が、上側マス部108または下側マス部110を介
しての内外筒金具92,94が当接せしめられることに
よって制限されてストッパ機能が発揮されることから、
内外筒金具92,94間に大きな荷重が入力された際に
も、本体ゴム弾性体96の過大な変形が防止されて耐久
性の向上が図られると共に、パワーユニットの過大な変
位も抑えられ得る。なお、上下マス部108,110の
内外筒金具92,94への当接による衝撃は、内筒金具
92を被覆する本体ゴム弾性体96や外筒金具94の内
周面に被着された緩衝ゴム103,105によって緩衝
されることにより、打音の発生も抑えられ得る。
90においては、マス部材106が内筒金具92に外挿
状態で配設されていることから、マス部材106の飛び
出しが有利に防止されて、有効なフェイルセーフ機能も
発揮され得る。
きたが、これらはあくまでも例示であって、本発明は、
上述の実施形態における具体的に記載によって、何等、
限定的に解釈されるものでない。
は、可能な範囲において、組み合わせて複数同時に採用
することも可能である。具体的には、例えば、図8に示
された第六の実施形態において、図7に示された第五の
実施形態で採用された円環形状のマス部材68や、図9
に示された第七の実施形態で採用された略筒状のマス部
材80を、併せて採用すること等も可能である。
第一の取付部材と第二の取付部材の間での振動の伝達
が、実質的に本体ゴム弾性体のみによって為される構造
とされていたが、その他、例えば、非圧縮性流体が封入
された流体室を形成し、振動入力時にこの流体室に生ぜ
しめられる流体の共振作用等の流動作用を利用して防振
効果を得るようにした流体封入式の防振装置に対して、
本発明を適用することも可能である。
るチューニングが施された三つ以上の振動系を採用する
ことも可能であり、それら各振動系によって、より広い
周波数域での低動ばね化を得ることも出来る。
明を自動車用エンジンマウントに適用したものの具体例
を示したが、本発明は、その他、自動車用のボデーマウ
ントやデフマウント、サスペンションブッシュ等、或い
は自動車以外の各種装置における防振装置に対しても、
同様に適用可能であることは、勿論である。
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもない。
に従う構造とされた防振装置においては、マス部材を非
連結状態で組み付ける極めて簡単な構造によって、十分
に広い周波数範囲に亘って振動伝達率を下げることが出
来るのであり、それ故、本発明によれば、優れた防振効
果を発揮し得る防振装置を、容易に且つ低コストで提供
することが可能となるのである。
ジンマウントを示す縦断面図である。
て、低周波数域における絶対ばね定数の周波数特性を測
定した結果を、比較例と共に示すグラフである。
て、高周波数域における絶対ばね定数の周波数特性を測
定した結果を、比較例と共に示すグラフである。
ジンマウントを示す縦断面図である。
ジンマウントを示す縦断面図である。
ジンマウントを示す縦断面図である。
ジンマウントを示す縦断面図である。
ジンマウントを示す縦断面図である。
ジンマウントを示す縦断面図である。
ンジンマウントを示す横断面図である。
の縦断面図である。
ンジンマウント 12 第一の取付金具 14 第二の取付金具 16 本体ゴム弾性体 36 被覆ゴム部 38 弾性規制片 42,62,64,68,80,106 マス部材 92 内筒金具 94 外筒金具 96 本体ゴム弾性体
Claims (11)
- 【請求項1】 互いに防振連結される部材に取り付けら
れる第一の取付部材と第二の取付部材を離間配置せしめ
て、本体ゴム弾性体で相互に連結した防振装置におい
て、 前記防振連結される部材間での振動伝達経路上の部材か
ら独立して変位可能とされたマス部材を、それら振動伝
達経路上の部材とマス部材の少なくとも一方から独立し
て変位可能とされた弾性支持部材を介して、該振動伝達
経路上の部材に対して該マス部材の自重により接触させ
て支持せしめたことを特徴とする防振装置。 - 【請求項2】 前記マス部材の外周面を緩衝ゴム層で被
覆した請求項1に記載の防振装置。 - 【請求項3】 前記マス部材を、前記本体ゴム弾性体で
支持せしめることにより、該本体ゴム弾性体によって前
記弾性支持部材を構成した請求項1又は2に記載の防振
装置。 - 【請求項4】 前記第一の取付部材と前記第二の取付部
材の間における振動伝達系が、実質的に前記本体ゴム弾
性体だけで構成されている請求項3に記載の防振装置。 - 【請求項5】 前記第二の取付部材に円筒状部を設け
て、該円筒状部の軸方向一方の開口部側に前記第一の取
付部材を離間して対向配置せしめると共に、前記本体ゴ
ム弾性体を、該第一の取付部材から該第二の取付部材の
開口周縁部に向かって次第に拡径しながら延びる略テー
パ筒形状とする一方、前記マス部材を環状として、該マ
ス部材を、該本体ゴム弾性体における略テーパ筒形状と
された径方向中間部分によって弾性支持せしめた請求項
3又は4に記載の防振装置。 - 【請求項6】 前記第一の取付部材を軸部材とすると共
に、前記第二の取付部材を外筒部材とし、該外筒部材を
該軸部材の径方向外方に離間して配設すると共に、前記
本体ゴム弾性体を、該軸部材と該外筒部材の径方向対向
面間に跨がって径方向に延びる複数の弾性連結腕部とし
て、それら複数の弾性連結腕部の径方向中間部分によっ
て、前記マス部材を弾性支持せしめた請求項3又は4に
記載の防振装置。 - 【請求項7】 前記マス部材を、互いに独立して複数個
設けると共に、それらのマス部材と前記弾性支持部材に
対して、互いに異なるチューニングを施した請求項1乃
至6の何れかに記載の防振装置。 - 【請求項8】 前記マス部材が、前記第一の取付部材と
前記第二の取付部材の相対的変位量を制限するストッパ
機構を構成している請求項1乃至7の何れかに記載の防
振装置。 - 【請求項9】 前記振動伝達経路上の部材に対する前記
マス部材の相対的変位量を制限する変位量制限手段を設
けた請求項1乃至8の何れかに記載の防振装置。 - 【請求項10】 前記振動伝達経路上の部材に対する前
記マス部材の離脱を防止する離脱防止手段を設けた請求
項1乃至9の何れかに記載の防振装置。 - 【請求項11】 前記振動伝達経路上の部材による前記
マス部材の支持面を、少なくとも一方向で対称となる傾
斜面を含んで構成して、該支持面により該マス部材を位
置決めした請求項1乃至10の何れかに記載の防振装
置。
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|---|---|---|---|
| JP17014999A JP3885416B2 (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17014999A JP3885416B2 (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 防振装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000356243A true JP2000356243A (ja) | 2000-12-26 |
| JP3885416B2 JP3885416B2 (ja) | 2007-02-21 |
Family
ID=15899595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17014999A Expired - Fee Related JP3885416B2 (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 防振装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3885416B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003041513A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-13 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 制振装置 |
| JP2003287078A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-10 | Tokai Rubber Ind Ltd | 車両用ショックアブソーバ |
| US6641119B2 (en) | 2001-01-29 | 2003-11-04 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Vibration-damping device having independent mass member |
| JP2007139100A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Railway Technical Res Inst | 車両の防振装置 |
| CN112664317A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-04-16 | 重庆隆鑫通航发动机制造有限公司 | 发动机悬置安装构造及发动机 |
-
1999
- 1999-06-16 JP JP17014999A patent/JP3885416B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6641119B2 (en) | 2001-01-29 | 2003-11-04 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Vibration-damping device having independent mass member |
| JP2003041513A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-13 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 制振装置 |
| JP2003287078A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-10 | Tokai Rubber Ind Ltd | 車両用ショックアブソーバ |
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| CN112664317A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-04-16 | 重庆隆鑫通航发动机制造有限公司 | 发动机悬置安装构造及发动机 |
| CN112664317B (zh) * | 2020-12-25 | 2022-09-13 | 重庆隆鑫通航发动机制造有限公司 | 发动机悬置安装构造及发动机 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3885416B2 (ja) | 2007-02-21 |
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