JP3033184B2 - レンズアンテナ - Google Patents

レンズアンテナ

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JP3033184B2
JP3033184B2 JP2316372A JP31637290A JP3033184B2 JP 3033184 B2 JP3033184 B2 JP 3033184B2 JP 2316372 A JP2316372 A JP 2316372A JP 31637290 A JP31637290 A JP 31637290A JP 3033184 B2 JP3033184 B2 JP 3033184B2
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JP
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lens antenna
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恵造 山本
守伯 尾崎
宏幸 鈴木
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D11/00Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
    • B29D11/00009Production of simple or compound lenses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Aerials With Secondary Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、レンズアンテナに関する。
<従来の技術> 従来から、衛星放送を受信するに際しては、第3図で
示すような構成を有するレンズアンテナが用いられてい
る。すなわち、このレンズアンテナは、いわゆる凸レン
ズ形状として成形されたレンズ本体10と、その表面を全
面的に覆って電波の表面反射を防止する整合層11とを備
えており、レンズ本体10は誘電体材料を含む樹脂材料、
また、整合層11は所要の樹脂材料によって形成されてい
る。そして、これらのレンズ本体10と整合層11とは、こ
れらの界面に塗布されたエポキシ系の接着剤12などによ
って互いに接合されている。
<発明が解決しようとする課題> ところで、前記従来構成のレンズアンテナにおいて
は、そのレンズ本体10と整合層11との間に誘電率の異な
る接着剤12が介在しているため、電波損失が増えてレン
ズアンテナの利得が低下することになり、特性劣化を招
いてしまうという不都合が生じていた。また、レンズ本
体10及び整合層11それぞれの有する線膨張係数が互いに
異なることから、使用時に直射日光の照射などを繰り返
して受ける(ヒートサイクル)と、両者の剥離が起こる
こともあった。
本発明はかかる現状に鑑みて創案されたものであっ
て、利得の低下を招くことなく、レンズ本体と整合層と
の密着性を高めて両者の剥離を有効に防止することがで
きるレンズアンテナを提供することを目的としている。
<課題を解決するための手段> 本発明に係るレンズアンテナは、このような目的を達
成するために、レンズ本体と、その一方の表面を被覆す
る第1の整合層と、その他方の表面を被覆する第2の整
合層とを備えており、第1の整合層の端縁部はレンズ本
体の周縁部で折り返されて他方の表面にまで掛かってお
り、かつ、第2の整合層の端縁部は第1の整合層の端縁
部を被覆して折り返されていることを特徴とするもので
ある。
<実施例> 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はレンズアンテナの概略構成を示す縦断面図で
あり、第2図はこのレンズアンテナにおける整合層の形
成手順を示す説明図である。そして、この図における符
号1はレンズ本体であり、2,3のそれぞれは第1及び第
2の整合層である。
本実施例に係るレンズアンテナは、誘電体材料を含む
樹脂材料、例えば、ポリオレフィン系樹脂であるポリプ
ロピレンと誘電体セラミックとからなる複合材料を凸レ
ンズ形状に成形してなるレンズ本体1を備えている。そ
して、このレンズ本体1の一方の表面は所要の樹脂材料
をモールドしてなる第1の整合層2によって被覆される
一方、その他方の表面は同じく所要の樹脂材料をモール
ドしてなる第2の整合層3によって被覆されている。ま
た、このとき、第1の整合層2の端縁部2aはレンズ本体
1の周縁部1aで折り返されて他方の表面にまで掛かるよ
うにされる一方、第2の整合層3の端縁部3aは折り返さ
れた第1の整合層2の端縁部2aをさらに被覆したうえで
折り返されている。なお、ここで、整合層2,3を同一材
料によって形成すれば、両者の密着力が向上することは
いうまでもない。
ところで、このレンズ本体1の表面上に整合層2を形
成する際の手順としては、第2図で示すように、モール
ド金型5内に収納されたレンズ本体1の整合層2を形成
すべき表面をコアピン6によって支持しておき、このモ
ールド金型5内に注入されて整合層2となる樹脂材料が
固化するに従ってコアピン6を引き抜く方法が実用的で
ある。なお、整合層3も同様にして形成されるのである
が、これらの整合層2,3を形成する際に他の手順を採用
してもよいことはいうまでもない。
さらに、本実施例では、レンズ本体1の両表面を整合
層2,3によって被覆するとしているが、これに限定され
るものではなく、必要によってはレンズ本体1の一方の
表面のみを整合層2で被覆することによってレンズアン
テナとすることも可能である。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明に係るレンズアンテナに
おいては、レンズ本体の表面それぞれを被覆する第1の
整合層の端縁部と第2の整合層の端縁部とが共に折り返
されることによってレンズ本体の周縁部に対して機械的
に連結されているから、これらの端縁部を介して各整合
層がレンズ本体によって強固に保持されることになる。
したがって、従来例のような利得の低下を招く接着剤を
用いることなく、レンズ本体と整合層との密着性を高め
ることができ、両者の剥離を有効に防止することができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本実施例に係り、第1図はレンズア
ンテナの概略構成を示す縦断面図、第2図は整合層の形
成手順を示す説明図である。また、第3図は、従来例に
係るレンズアンテナの概略構成を示す縦断面図である。 図における符号1はレンズ本体、2は第1の整合層、2a
はその端縁部、3は第2の整合層、3aはその端縁部であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−282905(JP,A) 特開 平2−11134(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 15/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズ本体(1)と、その一方の表面を被
    覆する第1の整合層(2)と、その他方の表面を被覆す
    る第2の整合層(3)とを備えており、 第1の整合層(2)の端縁部(2a)はレンズ本体(1)
    の周縁部(1a)で折り返されて他方の表面にまで掛かっ
    ており、また、第2の整合層(3)の端縁部(3a)は第
    1の整合層(2)の端縁部(2a)を被覆して折り返され
    ていることを特徴とするレンズアンテナ。
JP2316372A 1990-11-20 1990-11-20 レンズアンテナ Expired - Fee Related JP3033184B2 (ja)

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