JPS639121Y2 - - Google Patents
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- JPS639121Y2 JPS639121Y2 JP1981135370U JP13537081U JPS639121Y2 JP S639121 Y2 JPS639121 Y2 JP S639121Y2 JP 1981135370 U JP1981135370 U JP 1981135370U JP 13537081 U JP13537081 U JP 13537081U JP S639121 Y2 JPS639121 Y2 JP S639121Y2
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- Japan
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- waveguide
- connector
- tape
- laminated
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- Expired
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Landscapes
- Waveguide Connection Structure (AREA)
- Waveguides (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、所謂、ラミネート導波管の端末部に
関するものである。
関するものである。
導波管として、数100μ程度の薄い金属テープ
と熱可塑性合成樹脂層との積層テープを熱可塑性
合成樹脂層を外面側にして管状に成形し、該管状
体の重ね目を上記熱可塑性合成樹脂の熱溶着によ
り接合し、この接合管状体上に熱可塑性合成樹脂
の保護被覆を押出成形し、該保護被覆と上記管状
体の熱可塑性合成樹脂層とを溶着させた、所謂ラ
ミネート導波管が公知である。
と熱可塑性合成樹脂層との積層テープを熱可塑性
合成樹脂層を外面側にして管状に成形し、該管状
体の重ね目を上記熱可塑性合成樹脂の熱溶着によ
り接合し、この接合管状体上に熱可塑性合成樹脂
の保護被覆を押出成形し、該保護被覆と上記管状
体の熱可塑性合成樹脂層とを溶着させた、所謂ラ
ミネート導波管が公知である。
ところで、導波管の接続にあたつては、導波管
端部に接続子を取付けなければならず本出願人
は、第1図に示すごとくラミネート導波管1′の
端部11′内に、接続子2′の挿入部21′を挿入
しても、インピーダンス整合を確保し得るよう
に、接続子2′の長さlを、伝搬波長λgのn/4 (たゞし、nは奇数)とし、かつ、接続子のアド
ミツタンスを特定値Y0(Y1,Y2を第1図におけ
る接続あるいは被接続導波管のアドミツタンスと
してY0=√1 2)にして、接続子に1/4波長変
成器の機能を付与することを既に提案した(実願
昭52−138255号)。
端部に接続子を取付けなければならず本出願人
は、第1図に示すごとくラミネート導波管1′の
端部11′内に、接続子2′の挿入部21′を挿入
しても、インピーダンス整合を確保し得るよう
に、接続子2′の長さlを、伝搬波長λgのn/4 (たゞし、nは奇数)とし、かつ、接続子のアド
ミツタンスを特定値Y0(Y1,Y2を第1図におけ
る接続あるいは被接続導波管のアドミツタンスと
してY0=√1 2)にして、接続子に1/4波長変
成器の機能を付与することを既に提案した(実願
昭52−138255号)。
しかしながら、この端末部においては、接続子
の長さlに対応する波長(4l/n)の周波数から外 れる伝搬周波数成分に対しては整合度の低下が避
けられないから、広帯域には適さず、また接続子
2′の挿入部端210′の段部のためにインピーダ
ンス不連続部の発生もあり、高い周波数帯域でし
かも広帯域での使用がむつかしい。
の長さlに対応する波長(4l/n)の周波数から外 れる伝搬周波数成分に対しては整合度の低下が避
けられないから、広帯域には適さず、また接続子
2′の挿入部端210′の段部のためにインピーダ
ンス不連続部の発生もあり、高い周波数帯域でし
かも広帯域での使用がむつかしい。
本考案に係る導波管の端末部は、上述の点に鑑
み、ラミネート導波管を、高い周波数でかつ広帯
域に対しても、高精度のインピーダンス整合のも
とで端末処理し得るものであり、金属テープとプ
ラスチツク層との積層テープを管状に成形し、そ
の外部にプラスチツク保護被覆を設けた導波管の
端部の先端部分における上記プラスチツク保護被
覆を上記積層テープのプラスチツク層を含めて除
去処理して上記積層テープの金属テープ面を剥出
し、該導波管の処理端部の外面に適合せる内面を
有する接続子をその導波管の処理端部上に被設
し、上記金属テープの剥出外面を接続子内面に接
着したことを特徴とする構成である。
み、ラミネート導波管を、高い周波数でかつ広帯
域に対しても、高精度のインピーダンス整合のも
とで端末処理し得るものであり、金属テープとプ
ラスチツク層との積層テープを管状に成形し、そ
の外部にプラスチツク保護被覆を設けた導波管の
端部の先端部分における上記プラスチツク保護被
覆を上記積層テープのプラスチツク層を含めて除
去処理して上記積層テープの金属テープ面を剥出
し、該導波管の処理端部の外面に適合せる内面を
有する接続子をその導波管の処理端部上に被設
し、上記金属テープの剥出外面を接続子内面に接
着したことを特徴とする構成である。
以下、図面により本考案を説明する。
第2図において、1はラミネート導波管(類似
楕円導波管)であり、その構成は既述した通りで
あつて、11は金属テープ111(横銅、アル
ミ、銅等のテープで、厚さは数100μm)とプラ
スチツク層112(例えば、ポリエチレン)とか
らなる積層テープを、12はプラスチツク保護被
覆層(例えば、ポリエチレンの押出被覆で厚さは
数mm)をそれぞれ示している。10は導波管の端
部を示し、その先端部においてプラスチツク保護
被覆層12とプラスチツク層112は同じプラス
チツク材料であるため、プラスチツク層112は
金属テープ111との間より強固に接着している
ため、プラスチツク保護被覆層12及びプラスチ
ツク層112は一体として除去処理され、金属テ
ープ111が剥出されている。(111′は剥出金
属テープ部分を示す)2は接続子であり、スリー
ブ部21とスリーブ部先端のフランジ部22とを
有し、内面は上記処理端末の外面に適合するよう
に、先端経小部23と残部の経大部24とから構
成されている。
楕円導波管)であり、その構成は既述した通りで
あつて、11は金属テープ111(横銅、アル
ミ、銅等のテープで、厚さは数100μm)とプラ
スチツク層112(例えば、ポリエチレン)とか
らなる積層テープを、12はプラスチツク保護被
覆層(例えば、ポリエチレンの押出被覆で厚さは
数mm)をそれぞれ示している。10は導波管の端
部を示し、その先端部においてプラスチツク保護
被覆層12とプラスチツク層112は同じプラス
チツク材料であるため、プラスチツク層112は
金属テープ111との間より強固に接着している
ため、プラスチツク保護被覆層12及びプラスチ
ツク層112は一体として除去処理され、金属テ
ープ111が剥出されている。(111′は剥出金
属テープ部分を示す)2は接続子であり、スリー
ブ部21とスリーブ部先端のフランジ部22とを
有し、内面は上記処理端末の外面に適合するよう
に、先端経小部23と残部の経大部24とから構
成されている。
この接続子2は上記の処理端末上に差込まれ該
端末先端の剥出金属テープ部分111′と接続子
の経小部23との間が接着剤3により接着されて
いる。
端末先端の剥出金属テープ部分111′と接続子
の経小部23との間が接着剤3により接着されて
いる。
4は自己融着テープ、例えばブチルテープの捲
回層、5はビニルテープ捲回層または熱収縮性ビ
ニルチユーブ等からなる保護層である。
回層、5はビニルテープ捲回層または熱収縮性ビ
ニルチユーブ等からなる保護層である。
上記導波管の端末部は次の作業手順で形成でき
る。
る。
ラミネート導波管端部の先端数ミリの部分の
プラスチツク保護被覆層を積層テープのプラスチ
ツク層を含めてトーチランプによつて軟化除去す
る。導波管端部を接続子にプラスチツク保護被
覆層端が接続子内面の段部に当接するまで挿入す
る。導波管先端の剥出金属テープと接続子内面
の経小部との間に熱融着性フイルムを挿入する。
第3図に示すように、導波管端部内に治具6を
挿入し、これをトーチランプで加熱して、熱融着
性フイルム3を溶融し、剥出金属テープ部分11
1′を接続内面の経小部23に圧着する。接続
子のフランジ面をサンダー等で面出しする。
プラスチツク保護被覆層を積層テープのプラスチ
ツク層を含めてトーチランプによつて軟化除去す
る。導波管端部を接続子にプラスチツク保護被
覆層端が接続子内面の段部に当接するまで挿入す
る。導波管先端の剥出金属テープと接続子内面
の経小部との間に熱融着性フイルムを挿入する。
第3図に示すように、導波管端部内に治具6を
挿入し、これをトーチランプで加熱して、熱融着
性フイルム3を溶融し、剥出金属テープ部分11
1′を接続内面の経小部23に圧着する。接続
子のフランジ面をサンダー等で面出しする。
本考案に係る導波管の端末部は上述した通りの
構成であり、ラミネート導波管端部の先端数ミリ
の部分の金属テープを剥出し、この剥出金属テー
プ部分のみを接続子内面に接着させており、導波
管端部のインピーダンスを導波管のインピーダン
スに全く同じに保持でき、かつインピーダンス不
連続点もなく、被接続導波管の接続面が直角に出
来あがつているため、変換器を使用して接続導波
管と接続する際、変換器との間のすき間に起因す
るサセプタンスが極小にできるから、高い周波数
帯域で、しかも広帯域で使用可能な導波管端末部
を得ることができる。現に、本考案端末部を使用
したラミネート楕円導波管と方形導波管との接続
部についてのV.S.W.R.特性を17.7〜21.2GHz帯域
で測定したところ、第4図Aに示す通りであり、
第4図Bに示した従来接続部(第1図)のV.S.
W.R特性よりも一段と秀れていた。
構成であり、ラミネート導波管端部の先端数ミリ
の部分の金属テープを剥出し、この剥出金属テー
プ部分のみを接続子内面に接着させており、導波
管端部のインピーダンスを導波管のインピーダン
スに全く同じに保持でき、かつインピーダンス不
連続点もなく、被接続導波管の接続面が直角に出
来あがつているため、変換器を使用して接続導波
管と接続する際、変換器との間のすき間に起因す
るサセプタンスが極小にできるから、高い周波数
帯域で、しかも広帯域で使用可能な導波管端末部
を得ることができる。現に、本考案端末部を使用
したラミネート楕円導波管と方形導波管との接続
部についてのV.S.W.R.特性を17.7〜21.2GHz帯域
で測定したところ、第4図Aに示す通りであり、
第4図Bに示した従来接続部(第1図)のV.S.
W.R特性よりも一段と秀れていた。
第1図は従来の導波管の端末部を示す説明図第
2図は本考案に係る導波管の端末部を示す説明
図、第3図は本考案端末部における導波管先端部
と接続子との接着方法を示す説明図、第4図Aは
本考案を使用した導波管接続部のV.S.W.R特性を
示す図面、第4図Bは従来の導波管接続部(第1
図の端末部を使用)のV.S.W.R特性を示す図面で
ある。 図において、1は導波管、11は積層テープ、
12は保護被覆層、10は導波管端部、111′
は金属テープ剥出部分、2は接続子、3は接着層
である。
2図は本考案に係る導波管の端末部を示す説明
図、第3図は本考案端末部における導波管先端部
と接続子との接着方法を示す説明図、第4図Aは
本考案を使用した導波管接続部のV.S.W.R特性を
示す図面、第4図Bは従来の導波管接続部(第1
図の端末部を使用)のV.S.W.R特性を示す図面で
ある。 図において、1は導波管、11は積層テープ、
12は保護被覆層、10は導波管端部、111′
は金属テープ剥出部分、2は接続子、3は接着層
である。
Claims (1)
- 金属テープとプラスチツク層との積層テープを
管状に成形し、その外部にプラスチツク保護被覆
を設けた導波管の端部の先端部分における上記プ
ラスチツク保護被覆を上記積層テープのプラスチ
ツク層を含めて除去処理して上記積層テープの金
属テープ面を剥出し、該導波管の処理端部の外面
に適合せる内面を有する接続子をその導波管の処
理端部上に被設し、上記金属テープの剥出外面を
接続子内面に接着したことを特徴とする導波管の
端末部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13537081U JPS5840903U (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 導波管の端末部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13537081U JPS5840903U (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 導波管の端末部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5840903U JPS5840903U (ja) | 1983-03-17 |
JPS639121Y2 true JPS639121Y2 (ja) | 1988-03-18 |
Family
ID=29928742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13537081U Granted JPS5840903U (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | 導波管の端末部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840903U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4722194U (ja) * | 1971-04-09 | 1972-11-13 |
-
1981
- 1981-09-10 JP JP13537081U patent/JPS5840903U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4722194U (ja) * | 1971-04-09 | 1972-11-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5840903U (ja) | 1983-03-17 |
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