JPS6220101Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6220101Y2
JPS6220101Y2 JP1981178439U JP17843981U JPS6220101Y2 JP S6220101 Y2 JPS6220101 Y2 JP S6220101Y2 JP 1981178439 U JP1981178439 U JP 1981178439U JP 17843981 U JP17843981 U JP 17843981U JP S6220101 Y2 JPS6220101 Y2 JP S6220101Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing plate
tape
polyolefin
electric wire
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981178439U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5882718U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981178439U priority Critical patent/JPS5882718U/ja
Publication of JPS5882718U publication Critical patent/JPS5882718U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6220101Y2 publication Critical patent/JPS6220101Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、両端部を補強した補強板付テープ電
線に関する。
(考案の技術的背景) 従来から各種の電子機器に用いられるテープ電
線として、第1図に示すようにポリエチレンテー
プのようなポリオレフインテープ1,1を2枚対
向配置し、これらのポリオレフインテープ1,1
間に複数条の平角軟銅線2,2…2を平行配置し
(第1図では1条だけ示している)、ポリオレフイ
ンテープ1,1間を一体に接着させたものが使用
されている。
このような、テープ電線は平角軟銅線2が軟弱
であるためその端部の接続部においては、同図に
示すように両端部のポリオレフインテープ1,1
を切除して導体2を露出するとともに、その片面
へ、露出した導体2からポリオレフインテープ1
上へかけて厚手のポリエステルフイルムからなる
絶縁補強板3を接着して補強することが行われて
いる。
この絶縁補強板3は第2図に示すように補強用
の厚手のポリエステルフイルム3aの片面に、ホ
ツトメルトタイプの接着剤3bを貼着したものか
らなつており、ホツトメルトタイプの接着剤3b
側を、露出させた導体2からポリオレフインテー
プ1上にかけて沿わせて一体に加熱接着される。
(背景技術の問題点) しかるに、このように構成された従来の補強板
付きテープ電線では、剛性の大きい絶縁補強板3
が導体2からポリオレフインテープ1上にかけ
て、屈曲して接着され、かつ一般にポリオレフイ
ンテープが接着性に乏しいため、補強板の応力に
より使用中に剥がれてしまうおそれがあつた。
絶縁補強板3を導体2及びポリオレフインテー
プ1に一体に加熱融着させた場合には、接着剤を
用いた場合よりも、接着強度が向上するが、加熱
融着作業を両端それぞれについて行なう必要があ
り、製造工程が繁雑になるという難点があつた。
(考案の目的) 本考案は、かかる点に対処して成されたもの
で、絶縁補強板と導体及びポリオレフインテープ
との接着強度が大きく、しかも製造が比較的容易
な補強板付テープ電線を提供しようとするもので
ある。
(考案の概要) 本考案は、上記テープ電線への絶縁補強板の接
着にあたり、テープ電線の端末部におけるポリオ
レフインテープの一方の端部のみを切除するとと
もに他方の端部を導体から剥離して、このポリオ
レフインテープと導体間にポリオレフインとポリ
エステルフイルムとのいずれに対しても接着性の
良好な特定の接着剤を両面に塗布した絶縁補強板
を挿入し、これらを一体に接着することを特徴と
している。
本考案によれば補強板に屈曲を与えないから補
強板に応力が残るようなことがなく、またポリオ
レフインと補強板とが強固に接着されるから使用
中絶縁補強板が剥離するようなおそれはない。
(考案の実施例) 以下本考案の詳細を図面に示す実施例につき説
明する。
第1図と共通する部分に同一符号を付した第3
図および第4図において、対向配置した一対のポ
リエチレンテープのようなポリオレフインテープ
1,1間に複数条の平角軟銅線2,2…2が並列
配置され、これらが一体に接着されてテープ電線
が構成されている点は、第1図に示した従来のテ
ープ電線と同様である。
しかして、本考案においては、このテープ電線
の端部における一方のポリオレフインテープ1の
端部のみが切除されて平角軟導線2,2,…2の
片面が露出され、他方のポリオレフインテープ1
の端部は平角軟導線2,2,…2から剥離され
て、このポリオレフインテープ1と平角軟導線
2,2,…2間の両面に後述する接着剤を塗布し
た絶縁補強板3′が介挿されている。この絶縁補
強板3′は第5図に示すように125μ程度の厚さの
ポリエチレンテレフタレートのような剛性および
靭性の大きいポリエステルフイルム3aの両面に
変成エーテル型ポリエステルブロツクコポリマー
から成る接着剤3b′がそれぞれ30μ程度の厚さに
貼着されており、この接着剤3b′により平角軟導
線2,2,…2とポリオレフインテープ1とが絶
縁補強板3の両面に一体に接着されている。上記
の変性エーテル型ポリエステルブロツクコポリマ
ーとしては、例えば富士写真フイルム(株)から市販
されている一般式 (ただし、p,qは正の整数) で表される変成ポリマーを使用することができ
る。
また、これらの接着は温度130℃、圧力2〜10
Kg/cm2で30秒〜5分程度加熱加圧することにより
行なわれる。
なお、他方の端部も同様に平角軟導線2,2,
…2露出面を反対側にして絶縁補強板3が平角軟
導線2,2…2とポリオレフインテープ1間に介
挿され、一体に接着されている。
第6図は同一面側に平角軟銅線の露出面を設け
た実施例を示しており、第3図と同一部分には同
一符号を付してある。
(考案の効果) 本考案の補強板付テープ電線は、以上のように
剛性の大きい絶縁補強板が導体とポリオレフイン
テープ間に平板状のまま介挿され、かつこれらが
補強板を構成するポリエステルフイルムとポリオ
レフインテープの両方に対して接着性の良好な接
着剤により一体に接着されているので、使用中絶
縁補強板が剥離するようなおそれは生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の補強板付きテープ電線を示す縦
断面図、第2図は従来の補強板付きテープ電線に
用いる絶縁補強板を示す断面図、第3図は本考案
の補強板付きテープ電線を示す斜視図、第4図は
その縦断面図、第5図は本考案の補強板付きテー
プ電線に用いる絶縁補強板を示す断面図、第6図
は本考案の他の実施例を示す縦断面図である。 1……ポリオレフインテープ、2……平角軟銅
線、3,3′……絶縁補強板、3a……ポリエス
テルフイルム、3b……ホツトメルトタイプの接
着剤、3b′……変成エーテル型ポリエステルブロ
ツクコポリマーから成る接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向配置した複数枚のポリオレフインテープ間
    に複数条の導体を並列配置しこれらを一体に接着
    してなるテープ電線において、このテープ電線の
    端末部における導体を挟む一方の側のポリオレフ
    インテープの端部を剥離除去するとともに、他方
    の側のポリオレフインテープと導体間にポリエス
    テルフイルムの両面に変成ポリエステルから成る
    接着剤を塗布した絶縁補強板を介挿させ、この絶
    縁補強板と導体およびポリオレフインテープを加
    熱加圧により一体に接着して成ることを特徴とす
    る補強板付テープ電線。
JP1981178439U 1981-11-30 1981-11-30 補強板付テ−プ電線 Granted JPS5882718U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981178439U JPS5882718U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 補強板付テ−プ電線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981178439U JPS5882718U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 補強板付テ−プ電線

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5882718U JPS5882718U (ja) 1983-06-04
JPS6220101Y2 true JPS6220101Y2 (ja) 1987-05-22

Family

ID=29973234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981178439U Granted JPS5882718U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 補強板付テ−プ電線

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5882718U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH062169Y2 (ja) * 1985-01-09 1994-01-19 日立電線加工株式会社 端末処理されたテ−プ状電線

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5882718U (ja) 1983-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3694825B2 (ja) 導体パターンの形成方法及びコネクタ、フレキシブルプリント配線板、異方導電性部材
JP2545675B2 (ja) エラスチックコネクタの製造方法
JPH08128901A (ja) 温度センサーとパック電池
JP4069587B2 (ja) 半導体チップの実装方法
JP3434021B2 (ja) シ−ルドフレキシブルプリント配線板
JPS6220101Y2 (ja)
JPS61195179A (ja) 異方導電性接着シ−ト
JP3024367B2 (ja) 太陽電池装置の製造方法
TWM267471U (en) Flat panel module
JPH0222904Y2 (ja)
JP2998484B2 (ja) 半導体装置用リードフレーム
JPS63207004A (ja) 金属テ−プシ−ルド電線
JP2581627Y2 (ja) 加熱圧着用タックシート材
JPH0526895Y2 (ja)
JPH062169Y2 (ja) 端末処理されたテ−プ状電線
JPS597941B2 (ja) 超音波探触子の製造方法
JPS581918A (ja) 端末処理されたテ−プ状電線
JPS6041666Y2 (ja) 面状発熱体
JPS60154590A (ja) フレキシブル電気回路基板
CN112634758A (zh) 一种柔性屏的封装方法及封装系统
JPS58148953U (ja) 太陽電池パネル用出力取り出し線
JPS5853839Y2 (ja) 圧電発音体
JPH03145011A (ja) シールド付きフラット電線及びその製造方法
JPS5812714B2 (ja) 面ヒ−タの端子部の形成方法
JPH04115483A (ja) 面状発熱体の製造方法