JP4084299B2 - フィードホーン、電波受信用コンバータおよびアンテナ - Google Patents

フィードホーン、電波受信用コンバータおよびアンテナ Download PDF

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Description

この発明は、フィードホーン、電波受信用コンバータおよびアンテナに関し、より特定的には、誘電体を備えたフィードホーン、電波受信用コンバータおよびアンテナに関する。
従来、衛星放送などの電波を受信するためのアンテナが知られている。当該アンテナには、電波受信用コンバータが設置されている。電波受信用コンバータを構成する部材として、導波管の開口端部に誘電体が接続されたフィードホーンが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2001−217644号公報
上記特許文献1では、導波管の開口端部に厚肉の誘電体により構成された誘電体部材が接続固定されている。このような誘電体部材は射出成形法などを用いて製造される。
しかし、上記のような厚肉の誘電体からなる誘電体部材は、射出成形を行なう際、その外部に凹部(引けの発生部)が発生する、あるいは内部に気泡が発生するといった問題があった。このような凹部や気泡が発生すると、誘電体部材の寸法精度が劣化する。
また、このような凹部や気泡が誘電体部材において発生すると、その誘電体部材を用いたフィードホーンの放射パターン特性が乱れる(設計した特性に対して放射パターン特性がずれる)という問題も発生する。この結果、凹部や気泡の発生した誘電体部材は不良品と処理されることになり、誘電体部材の歩留りの低下の原因となっていた。また、このような不良品を選別する工程も必要になるため、製造工期が延び、結果的に誘電体部材(さらにはフィードホーン)の製造コストを増大させる一因となっていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、製造コストの増大を抑制することが可能なフィードホーン、電波受信用コンバータおよびアンテナを提供することである。
この発明に従ったフィードホーンは、開口部を有する導波管を含むシャーシ本体と、誘電体部材とを備える。誘電体部材は、導波管の開口部に接続され、複数の部材から構成される。誘電体部材は、複数の部材のうちの中心軸部を中心として同心円状の壁部を有する1つの部材と、複数の部材のうちの当該1つの部材以外の部材であって、当該1つの部材の周囲を囲むように1つの部材と一体に成形された他の部材とを含む。上記1つの部材は、他の部材との接続部において凹凸のある形状を有する。
このようにすれば、誘電体部材を1つの部材により構成する場合より、誘電体部材を構成する複数の部材の厚みなどのサイズを小さくできる。このため、当該部材を射出成形法などを用いて製造する際に、厚みの厚い部分において発生しやすい表面の凹部(ひけ)や内部の気泡などの不良個所の発生確率を低減できる。この結果、誘電体部材の製造歩留りを向上させることができるので、誘電体部材を含むフィードホーンの製造コストが当該誘電体部材の歩留りの低下により増大することを抑制できる。
また、1つの部材が他の部材の内部に保持された(埋め込まれた)状態になっているので、1つの部材と他の部材との接続を確実に行なうことができる。
この発明に従った電波受信用コンバータは、上記フィードホーンを備える。つまり、この発明に従った電波受信用コンバータは、開口部を有する導波管を含むシャーシ本体と、誘電体部材とを含むフィードホーンを備える。誘電体部材は、導波管の開口部に接続され、複数の部材から構成される。
このようにすれば、フィードホーンの製造コストの増大が抑制される結果、電波受信用コンバータの製造コストを低減できる。
この発明に従ったアンテナは、上記電波受信用コンバータを備える。
このようにすれば、電波受信用コンバータの製造コストが低減される結果、アンテナの製造コストを低減できる。
このように、本発明によれば、フィードホーンを構成する誘電体部材の成形性を向上させることにより、誘電体部材におけるひけや気泡の発生確率を低減できるので、誘電体部材の歩留りを向上させることができる。このため、誘電体部材を用いるフィードホーン、さらにこのフィードホーンを利用する電波受信用コンバータおよびアンテナの製造コストを低減することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の参考例である衛星放送などの電波受信用アンテナ(以下、アンテナともいう)を示す模式図である。図2は、図1に示したアンテナに用いられる電波受信用のコンバータを示す模式図である。図3は、図2に示したコンバータにおける誘電体フィードホーンの前方部を示す部分断面図である。図1〜図3を参照して、本発明の参考例である誘電体フィードホーンを備えるコンバータおよびアンテナを説明する。
図1に示すように、本発明によるアンテナ10は、電波反射用のパラボラ部11と、パラボラ部11に接続されたアーム12と、アーム12の先端部に設置された電波受信用のコンバータ13とを備える。コンバータ13には、受信した電波(信号)をチューナやBSレシーバなどの他の機器へと伝送するためのケーブル14が接続されている。このケーブル14としては例えば同軸ケーブルを用いることができる。また、パラボラ部11の背面側には、アンテナ10を所定の場所へと配置固定するための固定用支持部材である支持アームが取付けられている。
図2に示すように、コンバータ13は、シャーシ本体1と、このシャーシ本体1に接続された回路部6と、このシャーシ本体1に設けられた導波管2の開口部(前方開放端部)を塞ぐように配置された誘電体部材3と、この誘電体部材3を覆うとともにシャーシ本体1に接続された防水カバー4と、シャーシ本体1および回路部6を覆う外装部材としての外装キャビネット8とからなる。外装キャビネット8の下部は、図1に示したアーム12の先端部と接続されている。また、回路部6には、図1に示したケーブル14を接続するための出力端子7が形成されている。
防水カバー4の後方端部(シャーシ本体1側の端部)には、防水カバー4の内周側に突出した凸部である爪部21が形成されている。そして、シャーシ本体1において、この防水カバー4の後方端部と対向する側壁(側面)の部分には、外側(中心軸28から遠ざかる方向)へ突出した部分であるツバ部20が形成されている。防水カバー4の爪部21とシャーシ本体1のツバ部20の側壁とが嵌合することにより、防水カバー4はシャーシ本体1に対して固定される。
また、誘電体部材3は、防水カバー4によってシャーシ本体1側に押圧される。この結果、シャーシ本体1の導波管2の前方開放端部に誘電体部材3が密着された状態で固定されている。なお、爪部21は、防水カバー4の後方端部の全周に形成されていてもよいが、後方端部の複数箇所(たとえば、2ヵ所、あるいは3ヵ所以上)に形成されていてもよい。このとき、複数の爪部21は防水カバー4の後方端部の円周方向において等間隔に配置されていることが好ましい。また、シャーシ本体1のツバ部20は、シャーシ本体1の側壁の全周に形成されていてもよいが、防水カバー4の爪部21が複数箇所に形成されている場合は、当該爪部21と対向する部分のみに形成されていてもよい。
また、シャーシ本体1のツバ部20の前方(ツバ部20において誘電体部材3の爪部21の突起が接触した側壁と反対側に位置する側壁側)には、シャーシ本体1の側壁の全周にわたって溝15が形成されている。そして、この溝15にはリングパッキング5が挿入されている。図2に示すように、防水カバー4をシャーシ本体1に接続固定した状態では、リングパッキング5が防水カバー4の内周面とシャーシ本体1の溝15の内周面とのそれぞれと圧着する。その結果、リングパッキング5によりシャーシ本体1と防水カバー4とによって囲まれた内部の空間(誘電体部材3が配置された空間)を、コンバータ13の外側の空間から隔離することができる。この結果、誘電体部材3が配置された空間について気密性を良好に保つことができる。
次に、図3を参照して、コンバータ13の誘電体フィードホーンをより詳しく説明する。誘電体部材3は、シャーシ本体1側に配置された誘電体3bと、この誘電体3bに重なるように配置された誘電体3aという2つの部材からなる。誘電体3aにおいて誘電体3bと対向する部分の表面形状は、誘電体3bにおいて誘電体3aと対向する部分の表面形状に沿った形状となっている。つまり、誘電体3aと誘電体3bとは、互いに対向する部分の表面同士を実質的に接触させた状態(ほぼ隙間無く接触させた状態)とすることができる。この2つの誘電体3a、3bは、それぞれ独立した部材であり、図2に示すように防水カバー4がシャーシ本体1に固定されることにより、シャーシ本体1側に押圧された状態で固定される。誘電体部材3の形状は、アンテナ10(図1参照)の開口角に適合するような放射パターンを有するように決定されている。なお、誘電体部材3の外周面に密着するように設置された防水カバー4は、誘電体部材3と同様の電気的特性を有する耐候性材料により形成されていることが好ましい。また、上述した電気的特性とは、具体的には誘電率と誘電正接とを意味する。
このように誘電体部材3を誘電体3a、3bと2つの部分に分割したのは、誘電体部材3の射出成形性を高めることにより、その製造を容易にするためである。すなわち、誘電体3a、3bのように誘電体部材3を2つの部分に分けることにより、それぞれの誘電体3a、3bの厚みを相対的に薄くすることができる(厚肉にならないようにすることができる)。ここで、誘電体部材3の射出成形性を高めるために、図2などに示すように誘電体3a、3bという2つの部材(または3つ以上の複数の部材)に分割する場合、誘電体部材3を構成する部材である誘電体3a、3bの最大厚みT1、T2が、所定の値以下となるように誘電体3a、3bの形状や寸法は決定される。
たとえば、12GHz帯の電波を受信するための誘電体フィードホーンを構成する誘電体部材3の場合には、誘電体3a、3bの最大厚みT1、T2はそれぞれ8mm以下程度とすることが好ましい。このように、最大厚みT1、T2を8mm以下とすれば、もし誘電体3a、3bを形成するための射出成形工程において、誘電体3a、3bに気泡が発生したとしても、その気泡の直径は4mm以下程度になり、誘電体部材の電気特性が極端に低下するといった問題の発生を抑制できる。なお、受信する電波の帯域やアンテナに要求される特性などにより、当該最大厚みT1、T2の値および誘電体3a、3bの形状や寸法などは適宜選択される。
また、図3に示したような形状の誘電体3a、3bを用いる場合には、最大厚みT1、T2とはそれぞれ誘電体3a、3bの中心部における厚み(誘電体部材3を導波管2の開口部を塞ぐように配置したときの導波管2の中心軸28と重なる位置での厚み)となっている。しかし、この最大厚みは誘電体3a、3bの形状によりその他の部分において規定され得る。
また、誘電体3aと誘電体3bとを構成する材料は、互いに同じ材料でもよいが、互いに異なる材料であってもよい。この場合、誘電体部材3に求められる電気特性に適合するように、誘電体3a、3bの材料を適宜選択することができる。
次に、コンバータ13の動作を簡単に説明する。図1に示した電波反射用のパラボラ部11において反射された電波は、コンバータ13の前方(シャーシ本体1から見て誘電体部材3が設置された側)から防水カバー4および誘電体部材3を介して導波管2へと入射する。導波管2に入射した電波(信号)は、シャーシ本体1に接続された回路部6へ伝送される。この回路部6においては、伝送された信号を増幅し、さらにその信号の周波数を所定の中間周波数へと変換する。周波数が変換された信号は、出力端子7からケーブル14を介して外部の機器(チューナなど)へと出力される。
図1〜図3に示したような本発明によるアンテナ10およびコンバータ13は、基本的に誘電体部材3として1つの部材からなる誘電体を用いた場合と同様の電気的特性を示す。以下、具体的に説明する。図14は、図1〜図3に示したアンテナおよびコンバータの効果を説明するための比較例としてのコンバータを示す模式図である。図14に示したコンバータ13は、基本的には図1〜図3に示したコンバータ13と同様の構造を備えるが、誘電体部材33が1つの部材から構成されている点が異なる。
そして、図1〜図3に示したアンテナ10のコンバータ13と、図14に示した比較例としてのコンバータ13とについて、それぞれ図示したような構造のサンプルを準備し、その放射パターン特性を測定した。その結果を図4に示す。図4は、コンバータのサンプルの放射パターン特性を示すグラフである。図4において、横軸は角度(単位:deg.)であり、縦軸は相対レベル(単位:dB)を示している。
図4からわかるように、図14に示したような単一の材料からなる誘電体部材33を用いたコンバータ13(比較例の誘電体正規品)と、図1〜図3に示したような複数の部材を組合せて構成された誘電体部材3を用いたコンバータ13(本発明の参考例としての誘電体分割品)とは、ほぼ同等の放射パターン特性を示すことがわかる。
このように、複数の部材(誘電体3a、3c)から構成される誘電体部材3(図2参照)を用いた場合と、図14に示したように1つの部材から構成される誘電体部材33を用いた場合とで、放射パターン特性はほとんど同等になる。そして、図14に示したような比較例のコンバータ13においては、以下に説明するような問題がある。すなわち、図14に示す比較例のコンバータ13においては、誘電体部材33が単一の部材であるため、その厚みT3は非常に厚くなる(相対的に厚みの厚い厚肉部が形成される)場合がある。この場合、射出成形法などを用いて誘電体部材33を形成する際に、射出成形性が悪くなる場合があった。その結果、たとえば図15に示すように誘電体部材33の表面に凹部34(ひけが発生した部分)が形成される、あるいは図16に示すように誘電体部材33の内部に気泡35が形成されるといった問題が発生する場合があった。なお、図15および図16は、図14に示したコンバータ13に用いられた誘電体部材33において発生する問題を説明するための部分断面図である。
このように、図14に示したような単一の部材により誘電体部材33を構成すると、凹部34(図15参照)や気泡35(図16参照)などが発生することにより、高い寸法精度を有する誘電体部材33を形成することが難しい場合があった。また、図15および図16に示したような凹部34や気泡35が発生すると、誘電体部材33を用いたコンバータ13の放射パターン特性が乱れてしまうという問題もある。この点を、図17を参照しながらより詳しく説明する。
図17は、図14に示した比較例としてのコンバータ13において発生する問題点を説明するための放射パターン特性を示すグラフである。図17を参照して、横軸は角度(単位:deg.)を示し、縦軸は相対レベル(単位:dB)を示している。図17からわかるように、気泡35(図16参照)や凹部34(図15参照)が発生していない正規品(図14に示したような設計どおりの形状の誘電体部材33を用いたコンバータ13)の放射パターン特性に対して、図15に示したような凹部34が発生した誘電体部材33を用いたコンバータ(ひけ発生品)や、図16に示した気泡35が発生した誘電体部材33を用いたコンバータ(気泡発生品)の放射パターン特性が乱れていることがわかる。このように気泡発生品やひけ発生品を用いた場合には放射パターン特性が乱れるため、このようなひけ発生品や気泡発生品であるコンバータを用いたアンテナではアンテナの利得が低下するという問題がある。したがって、図15および図16に示したような凹部34(ひけ)や気泡35が発生した誘電体部材33は不良品として排除する必要がある。この結果、不良品を排除するための選別工程が必要となることや歩留りが低下するため、図14に示したコンバータ13を用いたアンテナの製造コストは増大することになる。
一方、図1〜図3に示したコンバータ13では、誘電体部材3を誘電体3a、3bという2つの部材に分割することにより、誘電体3a、3bの最大厚みを相対的に小さくできる(図14に示した誘電体部材33のような厚肉部が形成されることを避けることができる)ので、結果的に誘電体3a、3bの射出成形性を向上させることができる。このため、図15および図16に示したような凹部34(ひけ)や気泡35が誘電体部材3において発生する確率を低減できる。この結果、誘電体部材3の歩留りを向上させることができるため、結果的にアンテナの製造コストを低減することができる。
図5は、図1〜図3に示したコンバータ13の第1の変形例の誘電体フィードホーンの前方部を示す部分断面図である。図5は図3に対応する。図5を参照して、本発明の参考例の第1の変形例としてのコンバータを説明する。
図5に示した誘電体フィードホーンを含むコンバータは、基本的には図1〜図3に示したアンテナのコンバータ13と同様の構造を備えるが、誘電体3aと誘電体3bとの接続方法が異なる。具体的には、誘電体3aに圧入ピンである凸部25を形成し、また誘電体3bにおいては、凸部25と対向する部分に凸部25を挿入固定するための凹部26を形成している。凸部25としては、たとえば円柱形状の圧入ピンを形成する。また、このような円柱形状の圧入ピンを形成した場合には、対応する凹部26としては開口部の形状が円形状の丸穴を形成する。
図5に示した凸部25および凹部26の配置および数は、任意に決定できる。たとえば、図6に示すように、誘電体3aにおいて誘電体3aの中心軸28を中心として対称な位置に2つの凸部25を形成してもよい。そして、誘電体3bにおいては、この誘電体3bにおいて中心軸28と重なる中心27から見て対称な位置に2つの凹部26を形成してもよい。なお、図6は、図5に示した誘電体部材3の構造を説明するための分解模式図である。
また、凸部25および凹部26の数および配置は、図6に示したような配置以外の任意の配置としてもよい。たとえば、図7に示すように、誘電体3aにおいて誘電体3bと対向する面において、誘電体3aの中心軸28を中心として点対称な位置に3つの凸部25を形成する。一方、誘電体3bにおいては、隣接する凹部26の間の中心27を頂点とした角度が120°となるように(中心27を中心として点対称な位置に)3つの凹部26を形成する。このように凸部25および凹部26の組を3つ形成してもよい。
また、図8に示すように、凸部25および凹部26の組を4つ配置してもよい。図8においては、誘電体3aにおいて中心軸28を中心として点対称な位置に4つの凸部25が配置されている。また、誘電体3bにおいては、中心27から見て、点対称な位置に4つの凹部26が配置されている。ここで、図7および図8は、図6に示した誘電体の凸部および凹部の組の配置の変形例を示す分解模式図である。
なお、図5〜図8においては、誘電体3a側に凸部25を形成し、誘電体3b側に凹部26を形成したが、逆に誘電体3a側に凹部26を形成し、誘電体3b側に凸部25を形成してもよい。また、凸部25の形状としては、図6〜図8に示したような円柱状以外の任意の形状を採用してもよい。たとえば、凸部25を角柱状(たとえば四角柱、六角柱など)の形状としてもよい。また、凹部26の形状としては、凸部25の形状に沿った形状であれば任意の形状を採用してもよい。なお、凹部26の寸法は、凸部25をその内部に挿入固定することができるように決定される。
このように、凸部25および凹部26を用いて誘電体3a、3bを互いに固定するので、誘電体3a、3bの位置ずれを少なくすることができる。また、凸部25を凹部26の内部へ圧入することによって、誘電体3aと誘電体3bとの接続強度を十分高く保つことができる。また、構造的にも比較的簡単であるため、誘電体部材3の製造コストが増大することを抑制できる。なお、図5〜図8に示した接続部の構造において、凸部25を円柱形状とする場合には、その円柱形状の凸部の直径は3mm程度、長さは5mm程度とすることができる。
図9は、図1〜図3に示したアンテナのコンバータの第2の変形例の誘電体フィードホーンの前方部を示す部分断面図である。図9は図3に対応する。図9を参照して、本発明の参考例の第2の変形例としてのコンバータを説明する。
図9に示した誘電体フィードホーンを備えるコンバータは、基本的に図1〜図3に示したアンテナのコンバータ13と同様の構造を備えるが、誘電体3aと誘電体3bとの接続方法が異なる。具体的には、誘電体3aの端面部(後方端部)であって誘電体3bと対向する部分に爪部31を設ける。一方、誘電体3bにおいて、誘電体3aと対向する表面の端部であって誘電体3aの爪部31と対向する部分にツバ部30を形成する。また、誘電体3bでは、ツバ部30から見てシャーシ本体1側(誘電体3aが位置する側と反対側)には凹部32が形成されている。この凹部32に誘電体3aの爪部31が嵌合することにより、誘電体3aと誘電体3bとを互いに接続固定することができる。また、このような爪部31と凹部32との組は、誘電体部材3の外周において周方向に複数個配置することができるが、周方向において等間隔に3ヵ所または4ヵ所に爪部31と凹部32との組を設けることが好ましい。
このようにしても、誘電体3aと誘電体3bの接続部の強度を安定して高く保つことができる。また、誘電体3aと誘電体3bとの密着性を向上させることができる結果、誘電体部材3の信頼性を高くすることができる。
図10は、図1〜図3に示したアンテナのコンバータの第3の変形例であって本発明の実施の形態である誘電体フィードホーンの前方部を示す部分断面図である。図11は、図10に示した誘電体フィードホーンの誘電体部材3を構成する1つの部材である誘電体43aを示す斜視模式図である。図10および図11を参照して、本発明の実施の形態1としてのコンバータを説明する。
図10および図11に示したアンテナのコンバータは、基本的には図1〜図3に示したアンテナのコンバータ13と同様の構造を備えるが、誘電体部材3の構造が異なる。すなわち、図10および図11に示したコンバータにおける誘電体部材3は、先に射出成形法により形成された誘電体43aと、この誘電体43aを囲むように、誘電体43aと一体に形成された誘電体43bとからなる。このような誘電体部材3は、先に成形された誘電体43aを、誘電体部材3を形成するための金型の内部に配置し、当該金型内部に誘電体43bを構成する所定の樹脂を注入、固化して誘電体43bを形成することにより得ることができる。この結果、誘電体43aが誘電体43bの内周側に埋め込まれて固定された状態になる。
なお、図10および図11から分かるように、誘電体43aは、中心軸部40の中心軸39から円周方向に延びる底壁部41と、この底壁部41から中心軸39の延びる方向に沿って延びる同心円状壁部42a、42bとから構成されている。このように凹凸のある形状となるように誘電体43aを形成するので、誘電体43bは良好な密着性を維持した状態で誘電体43aと接続固定される。この結果、誘電体43aと誘電体43bとの密着性が安定するので、誘電体43a、43bの間の接続強度を高い状態に維持することができる。
図12は、図1〜図3に示したアンテナのコンバータの第4の変形例の誘電体フィードホーンの前方部を示す部分断面図である。図12は図3に対応する。図12を参照して、本発明の参考例の第4の変形例としてのコンバータを説明する。
図12に示したコンバータは、基本的には図1〜図3に示したコンバータ13と同様の構造を備えるが、誘電体3a、3bの接続方法が異なる。すなわち、図12に示したコンバータでは、誘電体3aと誘電体3bとが、互いに対向する表面の一部を両面テープ45により接続、固定されている。ここで、両面テープ45としては、樹脂などからなるシート状の基材の表面および裏面に粘着性の材料からなる接着層が形成されたものを用いることができる。このような両面テープ45はその厚みが十分薄ければ誘電体部材3の特性に悪影響をほとんど及ぼさない。たとえば、両面テープ45の厚みとして25μm程度のものを用いることができる。
このように両面テープ45を用いれば、誘電体3a、3bの接続工程を比較的簡単に行なうことができる。
参考例
図13は、本発明の参考例であるアンテナに用いるコンバータの誘電体フィードホーンの前方部を示す部分断面図である。図13は図3に対応する。図13を参照して、本発明の参考例であるコンバータを説明する。
図13に示した誘電体フィードホーンを含むコンバータは、基本的には図1〜図3に示したコンバータ13と同様の構造を備えるが、誘電体部材3の構造が異なる。すなわち、図13に示したコンバータでは、誘電体部材3が誘電体53a〜53cという3つの部材により構成されている。具体的には、誘電体53cはリング状の形状を有する。また、誘電体53bは、このリング状の誘電体53cの中央の穴54に挿入される中央部55と、この中央部55から中心軸39に対して中央部55から放射状に広がるように配置された円周状の外縁部56とからなる。また、誘電体53aは、誘電体53bの中央部に形成された穴57に挿入される中央部58と、この中央部58に接続され、中心軸39に対して中央部58から放射状に広がる外縁部59とからなる。これらの誘電体53a〜53cは、本発明の実施の形態1に示した誘電体3a、3bの接続方法と同様の方法により接続してもよい。
このように、誘電体部材3を3つの部材に分割して作成することにより、本発明の実施の形態1と同様に、誘電体53a〜53cの成形性を向上させることができるので、成形性の良好な誘電体部材3を実現することができる。この結果、誘電体部材3の歩留りを向上させることができるので、結果的にコンバータおよびアンテナの製造コストを低減することができる。なお、誘電体部材3を構成する誘電体の数は、上記のような2、または3以外の数(たとえば4以上の任意の数)とすることができる。
上述した本発明に従ったフィードホーンの一例としての誘電体フィードホーンの特徴的な構成を要約すれば、図1〜図13を参照して説明した誘電体フィードホーンは、開口部を有する導波管2を含むシャーシ本体1と、誘電体部材3とを備える。誘電体部材3は、導波管2の開口部に接続され、複数の部材としての誘電体3a、3b(図2、3、5〜9、12参照)、43a、43b(図10参照)、53a〜53cから構成される。
このようにすれば、図14に示したように、誘電体部材33を1つの部材により構成する場合より、誘電体部材3を構成する複数の部材としての誘電体3a、3b、43a、43b、53a〜53cの厚みなどの寸法(サイズ)を小さくできる。このため、当該誘電体3a、3b、43a、43b、53a〜53cを射出成形法などを用いて製造する際に、厚みの厚い部分において発生しやすい表面の凹部34(図15参照)や内部の気泡35(図16参照)などの不良個所の発生確率を低減できる(つまり、誘電体部材3の成形性を向上させることができる)。この結果、誘電体部材3の製造歩留りを向上させることができるので、誘電体部材3を含む誘電体フィードホーンの製造コストが当該誘電体部材3の歩留りの低下により増大することを抑制できる。
上記誘電体フィードホーンにおいて、誘電体部材3を構成する複数の部材である誘電体3a、3bには、図5〜図9に示すように複数の誘電体3a、3bを互いに接続するための接続部(たとえば図5〜図8に示すような凸部25と凹部26との組、あるいは図9に示すような爪部31と凹部32との組など)が形成されていてもよい。この場合、接続部を用いて複数の誘電体3a、3bの間を確実に固定できる。したがって、誘電体部材3の形状の精度を高く保つことができる。
上記誘電体フィードホーンにおいて、上記接続部は、図5〜図8に示すように、複数の誘電体3a、3bのうちの1つの部材としての誘電体3aに形成された凸部25と、複数の誘電体3a、3bのうちの上記誘電体3a以外の他の部材としての誘電体3bに形成された凹部26とを含んでいてもよい。この凹部26は、上記凸部25を挿入して固定するためのものである。
この場合、1つの部材としての誘電体3aに形成された凸部25を他の部材としての誘電体3bに形成された凹部26に挿入、固定するという簡単な作業により、誘電体3aと誘電体3bとを接合できる。したがって、誘電体部材3の製造工程を簡略化できるので、誘電体部材3を含む誘電体フィードホーン、さらにはコンバータ13の製造コストを低減できる。
上記誘電体フィードホーンにおいて、上記接続部は、図9に示すように、複数の部材としての誘電体3a、3bのうちの1つの部材としての誘電体3aに形成された爪部31と、複数の誘電体3a、3bのうちの上記誘電体3a以外の他の部材としての誘電体3bにおいて形成された凹部32とを含んでいてもよい。この凹部32は、上記爪部31と嵌合するものである。
この場合、1つの誘電体3aに形成された爪部31を他の誘電体3bの凹部32に嵌合するという簡単な作業で、誘電体3aと誘電体3bとを接合できる。したがって、誘電体部材3の製造工程を簡略化できる。
上記誘電体フィードホーンにおいて、誘電体部材3は、図10に示すように、複数の部材としての誘電体43a、43bのうちの1つの誘電体43aと、複数の誘電体43a、43bのうちの上記1つの誘電体43a以外の部材である他の部材としての誘電体43bとを含んでいてもよい。誘電体43bは、上記誘電体43aの周囲を囲むように配置されるとともに上記誘電体43aと接続されている。つまり、誘電体43aは誘電体43bの内部に埋設された状態になっている。
この場合、誘電体43aが誘電体43bの内部に保持された(埋め込まれた)状態になっているので、誘電体43aと誘電体43bとの接続を確実に行なうことができる。つまり、誘電体43aと誘電体43bとの接続強度を高い状態で維持できる。
上記誘電体フィードホーンにおいて、誘電体部材3は、図12に示すように、複数の部材としての誘電体3a、3bのうちの1つの部材としての誘電体3aと、接着部材としての両面テープ45と、複数の誘電体3a、3bのうちの上記誘電体3a以外の他の部材としての誘電体3bとを含んでいてもよい。接着部材としての両面テープ45は、上記誘電体3aの表面のうち誘電体3bと対向する部分に配置される。上記誘電体3bは、上記誘電体3aと上記両面テープ45を介して接続される。
この場合、両面テープ45により誘電体3aと誘電体3bとを貼り合せるという簡単な工程により誘電体部材3を製造できる。そのため、誘電体部材3およびその誘電体部材3を備える誘電体フィードホーン、さらにはコンバータ13やアンテナ10の製造コストが上昇することを抑制できる。
この発明に従った電波受信用コンバータの一例としてのコンバータ13は、上記誘電体フィードホーンを備える。つまり、この発明に従ったコンバータ13は、開口部を有する導波管2を含むシャーシ本体1と誘電体部材3とを含む誘電体フィードホーンを備える。誘電体部材3は、導波管2の開口部に接続され、複数の部材としての誘電体3a、3b、43a、43b、53a〜53cから構成される。このようにすれば、誘電体フィードホーンの製造コストの増大が抑制される結果、コンバータ13の製造コストの増大も抑制される。
この発明に従ったアンテナ10は、上記コンバータ13を備える。このようにすれば、コンバータ13の製造コストの増大が抑制される結果、アンテナ10の製造コストの増大も抑制される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明による衛星放送などの電波受信用アンテナの実施の形態1を示す模式図である。 図1に示したアンテナに用いられる電波受信用のコンバータを示す模式図である。 図2に示したコンバータにおける誘電体フィードホーンの前方部を示す部分断面図である。 コンバータのサンプルの放射パターン特性を示すグラフである。 図1〜図3に示したコンバータの第1の変形例の誘電体フィードホーンの前方部を示す部分断面図である。 図5に示した誘電体部材の構造を説明するための分解模式図である。 図6に示した誘電体の凸部および凹部の組の配置の変形例を示す分解模式図である。 図6に示した誘電体の凸部および凹部の組の配置の変形例を示す分解模式図である。 図1〜図3に示したアンテナのコンバータの第2の変形例の誘電体フィードホーンの前方部を示す部分断面図である。 図1〜図3に示したアンテナのコンバータの第3の変形例の誘電体フィードホーンの前方部を示す部分断面図である。 図10に示した誘電体フィードホーンの誘電体部材を構成する1つの部材である誘電体を示す斜視模式図である。 図1〜図3に示した本発明によるアンテナのコンバータの第4の変形例の誘電体フィードホーンの前方部を示す部分断面図である。 本発明によるアンテナに用いるコンバータの実施の形態2の誘電体フィードホーンの前方部を示す部分断面図である。 図1〜図3に示したアンテナおよびコンバータの効果を説明するための比較例としてのコンバータを示す模式図である。 図14に示したコンバータに用いられた誘電体部材において発生する問題を説明するための部分断面図である。 図14に示したコンバータに用いられた誘電体部材において発生する問題を説明するための部分断面図である。 図14に示した比較例としてのコンバータにおいて発生する問題点を説明するための放射パターン特性を示すグラフである。
符号の説明
1 シャーシ本体、2 導波管、3,33 誘電体部材、3a、3b,43a,43b,53a〜53c 誘電体、4 防水カバー、5 リングパッキング、6 回路部、7 出力端子、8 外装キャビネット、10 アンテナ、11 パラボラ部、12 アーム、13 コンバータ、14 ケーブル、15 溝、20,30 ツバ部、21,31 爪部、25 凸部、26,32,34 凹部、27 中心、28,39 中心軸、35 気泡、40 中心軸部、41 底壁部、42a,42b 同心円状壁部、45 両面テープ、54,57 穴、55,58 中央部、56,59 外縁部。

Claims (3)

  1. 開口部を有する導波管を含むシャーシ本体と、
    前記導波管の開口部に接続され、複数の部材から構成される誘電体部材とを備え、
    前記誘電体部材は、
    前記複数の部材のうちの中心軸部を中心として同心円状の壁部を有する1つの部材と、
    前記複数の部材のうちの前記1つの部材以外の部材であって、前記1つの部材の周囲を囲むように前記1つの部材と一体に成形された他の部材とを含み、
    前記1つの部材は、前記他の部材との接続部において凹凸のある形状を有する、フィードホーン。
  2. 請求項1に記載のフィードホーンを備える、電波受信用コンバータ。
  3. 請求項に記載の電波受信用コンバータを備えるアンテナ。
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