JPH082005B2 - ポリロッドヘリカルアレーアンテナ - Google Patents

ポリロッドヘリカルアレーアンテナ

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JPH082005B2
JPH082005B2 JP13426691A JP13426691A JPH082005B2 JP H082005 B2 JPH082005 B2 JP H082005B2 JP 13426691 A JP13426691 A JP 13426691A JP 13426691 A JP13426691 A JP 13426691A JP H082005 B2 JPH082005 B2 JP H082005B2
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JP
Japan
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polyrod
helical
metal plate
waveguide
rod
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素良 森藤
章 高橋
伊市 若生
久松 中野
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Yagi Antenna Co Ltd
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Yagi Antenna Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送受信用のポリ
ロッドヘリカルアレーアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】衛星放送はサービスエリアが広く、地上
放送の様にビル等の反射によるゴースト障害がない高品
位の受信が可能である特徴を有するため、年々その普及
が進んでいる。しかし、衛星放送を受信する場合、衛星
からの送信電力が地上波と比べて弱いこと、12GHz
帯の高い周波数を使用することにより、受信アンテナは
高利得のパラボラアンテナを使用することが多い。
【0003】しかし、パラボラアンテナは開口面積に対
する受信効率が約70%程度であり、より小型化を図る
には高効率の受信アンテナの開発が望まれている。この
高効率化を図ったアンテナとして、最近、図3に示すよ
うなヘリカル平面アンテナが考えられている。このヘリ
カル平面アンテナは、電波の波長に比べて間隔の狭い平
行金属板32,33及び、これらの平行金属平板32,
33を外周縁で短絡する金属リング35で構成する導波
路34に、平行金属平板32に多数のヘリカル円偏波素
子31a,31ab,…31nが挿入されて構成され
る。受信電波は多数のヘリカル円偏波素子31a,31
b,…31nにより受信され、導波路34内で同位相で
合成されてプローブ36より出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のヘ
リカル平面アンテナは、ヘリカル円偏波素子31a,3
1b,…31nとして空芯コイルを使用しており、この
ためコイル単体の放射指向特性が全方向にブロードとな
り、多数のコイルをアレー化した場合、ヘリカル平面ア
ンテナの開口面積に対する受信効率が約80〜90%と
なっている。また、平面アンテナに風等による振動が加
わった場合、コイルの巻ピッチの精度を常に安定に保持
させることや、コイルを取付ける際、コイルが相互に絡
み合うことで作業性が著しく悪く、また、コイルを平行
金属平板32に挿入する場合、直接コイルに挿入力が加
わり、均一に組込むことが困難である欠点があった。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、円偏波放射素子の指向特性を改善して、アンテナ受
信効率の向上を図り、更に組み込み性を向上した高性能
のポリロッドヘリカルアレーアンテナを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るポリロッド
ヘリカルアレーアンテナは、誘電体材料を用いて棒状に
形成したポリロッドの基部にコイルを装着し、このコイ
ルの始端を解放すると共に終端を上記ポリロッドの基部
中心より下方へ直線に延ばして結合部とした多数のポリ
ロッドヘリカル放射素子を備え、金属材料で囲んだ導波
路の一面に多数の穴を形成して上記ポリロッドヘリカル
放射素子の結合部を挿入すると共に、上記導波路の他面
に給電部を設けてなることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】ポリロッドヘリカル放射素子により受信した電
波は効率良く誘電体を伝搬し、ポリロッドの基部のコイ
ルに結合される。ここで放射素子を構成する材料として
誘電体を使用することで誘電体中の電波伝搬の速度を遅
くすることができ、その結果、放射素子の指向特性は正
面方向が鋭くなり、放射素子単体の指向特性が改善され
る。従って、ポリロッドヘリカル放射素子をアレー化し
た場合に大きな利得を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は本発明のポリロッドヘリカルアレーアン
テナの一実施例を示し、(a)は正面図、(b)は側断
面図である。
【0009】本発明のポリロッドヘリカルアレーアンテ
ナは、図1に示すように円偏波を効率良く受信する多数
のポリロッドヘリカル放射素子1a,1b,…,1n
と、第1の金属板3と第2の金属板4を対向させて平行
に配置し、その周辺部で金属体5により電気的に短絡さ
せてなる導波路6と、第2の金属板4の中心部において
中心導体を導波路6に挿入した接栓7からなる給電部
と、ポリロッドヘリカル放射素子1a,1b,…,1n
の周辺に設けたカバー2により構成される。
【0010】上記ポリロッドヘリカル放射素子1a,1
b,…,1nは、図2に示すように構成される。すなわ
ち、ポリロッドヘリカル放射素子1a,1b,…,1n
は、例えばテフロン、ポリスチレン、ポリエチレン,ポ
リスチロール等の誘電体の特性を示す樹脂系材料や、そ
の他、フェライト更には酸化チタン等を焼結した誘電材
料を用い、棒状で先端が次第に細くなる構造のポリロッ
ド21と、その基部にコイル22を装着し、コイル22
の始端を解放し、終端はポリロッド21の下部中心より
下方に直線に延ばして結合部23を構成する。
【0011】また、ポリロッド21の下部中心の結合部
の周囲には先端を複数に分割し、第1の金属板3に設け
た穴に挿入して固定する突起部24が設けられている。
すなわち、突起部24は先端より中間部の外径がやや大
きく形成され、第1の金属板3に設けた穴に突起部24
が挿入される時の力で内側に変形し、挿入後その反力で
ポリロッド21自体を穴の内壁に押しつけて保持する構
造となっている。
【0012】ポリロッド21の先端は、基部より次第に
細くした構造、例えば円錐形であり空間と誘電体とのイ
ンピーダンスの整合させ、受信する電波は効率良く誘電
体を伝搬し、ポリロッド21の基部のコイルに結合され
る。ここで放射素子を構成する材料として誘電体を使用
することで誘電体中の電波伝搬の速度を遅くすることが
でき、その結果、放射素子の指向特性が正面方向に鋭く
なり、ポリロッドヘリカル放射素子1a,1b,…,1
nの単体の指向特性改善を図っている。従って、ポリロ
ッドヘリカル放射素子1a,1b,…,1nをアレー化
した場合の利得を向上することができる。
【0013】ポリロッド21の先端までの長さは受信波
長λに対し通常3〜5λに選ばれるが、アンテナの指向
特性や利得以外にアンテナが薄型のデザインが必要な場
合や経済性を加味した場合、3λ以下でも使用できる。
【0014】BS衛星放送の周波数12GHz帯に於い
て、ポリロッドヘリカル放射素子1a,1b,…,1n
の実施例では、ポリロッド21の材料として長さ約46
mm、直径7mmのポリエチレン棒の基部にコイル22
の導入溝を設けた材料を用い、コイル22は例えば線径
0.7mmの銅線で巻数は2ターン、コイル22の外形
は約7.2mmで構成される。ここで、コイル22の外
周長は空芯の場合、受信周波数の自由空間波長λとほぼ
等しい長さとするが、誘電体の短縮率を加味して小さく
している。
【0015】ここで、コイル22の始端はポリロッド2
1の導入溝にはめ込んだ後、加熱し融着してコイル22
の始端が解けなくした固定方法としたが、予め指定の形
状に巻いたコイルを型にセットし、その周囲に樹脂を注
入する型成型による制作方法でコイル22の始端を固定
する事も可能である。
【0016】また、ポリロッドヘリカル放射素子1a,
1b,…,1nの結合部23が導波路6に挿入される長
さは接栓7から外側に位置する程長くし、導波路6と強
い結合にすることでポリロッドヘリカル放射素子1a,
1b,…,1n相互間の受信信号レベルを均一化し、最
適の指向特性、及びアンテナの利得の増大を図ってい
る。
【0017】ポリロッドヘリカル放射素子1a,1b,
…,1nを第1の金属板3に配列する場合は、図1
(a)に示す様に第1の金属板3の中心O、すなわち、
第2の金属板4に設けた接栓7の位置から同心円状に多
数の穴を設ける。
【0018】この穴の相互の間隔は受信波長λに対し
0.7〜0.9λに選ばれた間隔とし、従って同心円上
に位置するポリロッドヘリカル放射素子1a,1b,
…,1nの相互間の間隔は受信波長λに対し0.7〜
0.9λに選ばれた間隔として配列された事になる。こ
のように実施例では同心円状に多数のポリロッドヘリカ
ル放射素子1a,1b,…,1nを配列したが、相互の
間隔は受信波長λに対し0.7〜0.9λに選ばれた間
隔であれば多角形状、スパイラル状に構成する事でも同
様の効果が得られる。また、特殊な場合すなわち、アン
テナの利得を上げてサイドローブの特性を犠牲にする場
合は1λ以上の間隔とする事も出来る。
【0019】ポリロッドヘリカル放射素子1a,1b,
…,1nの結合部23から受信信号が導波路6内に結合
された後、導波路6内を伝送されて中心部の接栓7の中
心導体で成るプローブに結合させる。このため、それぞ
れのポリロッドヘリカル放射素子1a,1b,…,1n
の受信信号の位相関係は重要であるのでポリロッドヘリ
カル放射素子1a,1b,…,1nの受信信号の位相が
接栓7の中心導体で同位相で合成する様にポリロッドヘ
リカル放射素子1a,1b,…,1nの取付け角度を接
栓7までの距離に応じて回した角度に設定される。従っ
て、ポリロッドヘリカル放射素子1a,1b,…,1n
の突起部14の側面にキー25を付けた形状とし、導波
路6を構成する第1の金属板3に設けた多数の穴に指定
の角度で挿入される様に穴の形状を達磨型としている。
【0020】金属板3と金属板4との間隔は受信信号の
波長λに対しλ/2以下の範囲に選ばれ、実施例では
7.5mmとなっている。また、導波路6の外側の金属
体5と最外周に位置するポリロッドヘリカル放射素子1
a,1b,…,1nとの距離dを導波路6内の波長λに
対し約λ/4とすることで、最外周に位置するポリロッ
ドヘリカル放射素子1a,1nから導波路6に結合され
る受信信号が金属体5の壁面で反射するので、反射波の
位相をポリロッドヘリカル放射素子1a,1nの位置に
おける位相を同位相にし、受信信号の打ち消しによる損
失を少なくしている。
【0021】第2の金属板4の中心に設けた接栓7の中
心導体の長さは、受信信号の波長λに対し約λ/4に選
ばれるが、アンテナのインピーダンスがアンテナと接続
するコンバータなどの機器とインピーダンスを整合させ
るため、中心導体の長さを調節したり中心導体にテフロ
ン等の誘電体のパイプをつけて整合させる。
【0022】カバー2はアンテナの性能を左右するポリ
ロッドヘリカル放射素子1a,1b,…,1nを外的環
境から保護するための樹脂材料でなる前面に設けた保護
カバーであり、更にアンテナを美的に装飾する機能も有
している。この場合、カバー2の材料や厚みは、受信信
号の損失が最少となるように選ばれる。
【0023】以上、ポリロッドヘリカルアレーアンテナ
の実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、更に細部の改良改善を図ること
が可能である。例えばアンテナが比較的大きい場合はカ
バー2の強度を増してたわみを防止するためにカバー2
の板厚を厚くする必要があるが、板厚を厚くすると損失
が増加する。このため薄いカバー2の中央部をアーチ状
に膨らみをつけて強度を増すことや、カバー2の内側に
リブを適宜設けて補強してカバー2の厚みを薄くするこ
とや、ポリロッドヘリカル放射素子1a,1b,…,1
nの周囲を発泡スチロールなど低損失の材料で充填して
カバー2のたわみを防止する。あるいはポリロッドヘリ
カル放射素子1a,1b,…,1nが固定されない金属
板3の中心Oの位置からカバー2までの空間に円筒状の
発泡スチロールなど低損失の材料を取付けてカバー2の
たわみを防止する事が可能である。
【0024】また、実施例ではアンテナの出力、すなわ
ち給電部として接栓7を設けたが、通常はアンテナの出
力にコンバータが接続される。コンバータは12GHz
帯の受信信号を低雑音の増幅の後に周波数変換し、1G
Hz帯の中間周波数に変換するので、低雑音の増幅回路
の入力に接栓7の中心導体に相当する線をプローブとし
て設け、接栓7を介さずに直接導波路6内に挿入して結
合させる事も可能である。また、コンバータの入力部が
導波管の場合は、第1の金属板3の裏面に円錐状の反射
体を設ける事で給電部を構成する事が可能である。
【0025】実施例では導波路6の内部を空間としてい
るのが、発泡スチロールやテフロン材料等を充填してポ
リロッドヘリカル放射素子1a,1b,…,1nを保持
させ、第1の金属板3の板厚を薄くする、あるいは第1
の金属板3を金属薄膜のシートとする事でアンテナの軽
量化を図ることも可能である。
【0026】また、実施例では第1の金属板3と第2の
金属板4と金属体5とは別々の構成としたが、第2の金
属板4の周辺をプレス等の成型により曲げて加工する事
により第2の金属板4と金属体5を一体に構成すること
や、第1の金属板3の周辺を曲げて第1の金属板3と金
属体5を一体に構成することができる。
【0027】また、上記実施例では第1の金属板3と第
2の金属板4等のアンテナの構成部品を円形にしたが、
正方形や長方形、多角形とすることも可能である。この
場合はポリロッドヘリカル放射素子1a,1b,…,1
nの位相合わせのため、取付け角度の回転調整を行なう
必要がある。
【0028】実施例のポリロッドヘリカル放射素子1
a,1b,…,1nの形状は先端が次第に細くなる円錐
の形状で示したが、先端に丸みを付けることや台形等種
々変化させて成型し易い形状にすることが可能である。
【0029】また、ポリロッドヘリカル放射素子1a,
1b,…,1nのコイルは、実施例ではポリロッドの基
部の外側にまいて構成したが、ポリロッドの基部の内側
に埋め込むことで成型し易くすることも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、放
射素子としてコイルとポリロッドとを結合させているた
め、コイル単独の場合よりポリロッドヘリカル放射素子
の方が指向特性が鋭く、利得も高くなり、利得増加分だ
け相対的に実効開口面積が増加した大きいアンテナと同
等の効果が得られることとなる。従って、多数のポリロ
ッドヘリカル放射素子によりアレーを構成した場合の利
得増加を図ることができる。アンテナ面の中央部の放射
素子による実効開口面積の増加の効果は相互に影響し合
うので少ないが、外周部の放射素子による実効開口面積
の効果が大きいので中央部の放射素子数と外周部の放射
素子数の比が大きいほど、すなわち、小口径のアンテナ
程実効開口面積が増加したとみなすことができ、高い受
信効率が得られる。実施例では直径300mmのアンテ
ナの開口面に対する受信効率は90〜95%得られた。
従って、同じアンテナ利得を必要とする場合、ポリロッ
ドヘリカルアレーアンテナは、従来のアンテナより小型
に構成でき、アンテナ自体と梱包材料の節減及び輸送費
用の低減が図れる。
【0031】また、放射素子としてコイルとポリロッド
とを結合させているため、放射素子の組み込み時のコイ
ルの変形を防止でき、アンテナの性能の均一化が図れ
る。更にアンテナの輸送や設置後の風等による振動に対
しても影響を受け難く、性能を常に安定に保つことがで
きるので、安価なアンテナを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るポリロッドヘリカルア
レーアンテナの構成図で、(a)正面図、(b)は側断
面図。
【図2】同実施例におけるポリロッドヘリカル放射素子
の構成図。
【図3】従来のヘリカル平面アンテナの構造を示す図。
【符号の説明】
1a〜1n…ポリロッドヘリカル放射素子、2…カバ
ー、3…第1の金属板、4…第2の金属板、5…金属
体、6…導波路、7…接栓、21…ポリロッド、22…
コイル、23…結合部、24…突起部、25…キー、3
1a〜31n…ヘリカル円偏波素子、32,33…平行
金属平板、34…導波路、35…金属リング、36…プ
ローブ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体材料を用いて棒状に形成したポリ
    ロッドの基部にコイルを装着し、このコイルの始端を解
    放すると共に終端を上記ポリロッドの基部中心より下方
    へ直線に延ばして結合部とした多数のポリロッドヘリカ
    ル放射素子を備え、金属材料で囲んだ導波路の一面に多
    数の穴を形成して上記ポリロッドヘリカル放射素子の結
    合部を挿入すると共に、上記導波路の他面に給電部を設
    けてなることを特徴とするポリロッドヘリカルアレーア
    ンテナ。
  2. 【請求項2】 上記ポリロッドヘリカル放射素子は、ポ
    リロッドの先端を次第に細くし、中心部における電波の
    位相を遅延する構造で先端から基部までの距離を受信周
    波数の波長に対して数波長以下とし、上記ポリロッドの
    外周の長さを受信波長に誘電体の短縮率を乗じた値にほ
    ぼ等しくなるように設定したことを特徴とする請求項1
    記載のポリロッドヘリカルアレーアンテナ。
  3. 【請求項3】 上記ポリロッドヘリカル放射素子と導波
    路の一面に設けた穴との結合は、ポリロッドの下部に複
    数分割した突起部を設け、挿入後の反力で上記突起部が
    穴の内面に圧着固定されるように構成したことを特徴と
    する請求項1記載のポリロッドヘリカルアレーアンテ
    ナ。
  4. 【請求項4】 上記導波路は多数の穴が形成される第1
    の金属板と給電部が形成される第2の金属板とを受信周
    波数の波長λに対してλ/2以下の間隔で対向させ、周
    囲を電気的に短絡する金属体により保持するように構成
    したことを特徴とする請求項1記載のポリロッドヘリカ
    ルアレーアンテナ。
  5. 【請求項5】 上記第1の金属板に形成する穴は、相互
    の間隔を受信波長λに対し0.7〜1λで均等に配列し
    たことを特徴とする請求項4記載のポリロッドヘリカル
    アレーアンテナ。
  6. 【請求項6】 上記第1の金属板と第2の金属板の周囲
    で電気的に短絡する金属体は、第1の金属板の最外周の
    穴より約1/4λ離れた位置とし、ポリロッドヘリカル
    放射素子より受信結合される電波を最外周の穴位置で同
    位相に反射するように構成したことを特徴とする請求項
    4記載のポリロッドヘリカルアレーアンテナ。
  7. 【請求項7】 上記第2の金属板の中心に設けた給電部
    は、同軸接栓の中心ピンをプローブとし、その長さを約
    1/4λの長さとして導波路内に挿入するように構成し
    たことを特徴とする請求項4記載のポリロッドヘリカル
    アレーアンテナ。
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