JP2005064814A - フィードホーン、電波受信用コンバータおよびアンテナ - Google Patents

フィードホーン、電波受信用コンバータおよびアンテナ Download PDF

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Abstract

【課題】 小型化が可能であって、高い信頼性を有するフィードホーン、電波受信用コンバータおよびアンテナを提供する。
【解決手段】 フィードホーン部は、コンバータの一部であって、開口部を有する導波管2を含むシャーシ本体1と、開口部に接続された誘電体部材としての誘電体3と、保護部材としての防水カバー4とを備える。防水カバー4は、誘電体3を覆うとともに誘電体3の表面の一部(誘電体3において、導波管2と対向する表面とは反対側に位置する表面の部分)と接触(密着)する。防水カバー4は、誘電体3を構成する材料と実質的に同じ電気特性(誘電率と誘電正接)を有する材料からなる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、フィードホーン、電波受信用コンバータおよびアンテナに関し、より特定的には、誘電体を備えたフィードホーン、電波受信用コンバータおよびアンテナに関する。
従来、衛星放送などの電波を受信するためのアンテナが知られている。当該アンテナには、電波受信用コンバータが設置されている。電波受信用コンバータを構成する部材として、導波管の開口端部に誘電体が接続されたフィードホーンが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2001−217644号
上記特許文献1では、導波管の開口端部の内周側に誘電体の一部分が圧入されることにより、誘電体が導波管に接続固定されている。
しかし、上述のような構造のフィードホーンでは、導波管の内周と、誘電体の上記一部分とについて高い寸法精度を維持しなければ、導波管と誘電体との接続部の信頼性を保つことができない。また、周囲の温度の変化により、誘電体が熱膨張、あるいは熱収縮した場合、導波管と誘電体との接続部の強度が変化することが考えられる。この場合も、上記接続部の信頼性が低下することになる。この結果、フィードホーンを含むコンバータ、さらにはこのコンバータを含むアンテナの信頼性が低下する可能性があった。
また、アンテナは屋外に設置されることが多いため、フィードホーンの誘電体を外部環境から保護することを目的として、誘電体を覆うような保護部材としてのカバーを設置する。従来は、このカバーを構成する材料は誘電体を構成する材料と異なっていた。そのため、誘電体の電気特性(放射特性など)にカバーが悪影響を与えることを防止するために、誘電体とカバーとの間に空間を形成していた。この結果、誘電体のサイズよりかなり大きなカバーが必要となっていた。このような大きなカバーは、フィードホーンを含むコンバータ、さらにはこのコンバータを含むアンテナの小型化の妨げとなっていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、小型化が可能なフィードホーン、電波受信用コンバータおよびアンテナを提供することである。
また、この発明の他の目的は、高い信頼性を有するフィードホーン、電波受信用コンバータおよびアンテナを提供することである。
この発明に従ったフィードホーンは、開口部を有する導波管を含むシャーシ本体と、開口部に接続された誘電体部材と、保護部材とを備える。保護部材は、誘電体部材を覆うとともに誘電体部材の表面の一部と接触する。保護部材は、誘電体部材を構成する材料と実質的に同じ誘電率と誘電正接とを有する材料からなる。
この場合、保護部材と誘電体部材とを一体の誘電体として考えることができるので、保護部材により誘電体部材を保護すると同時に、良好な電気特性を示すフィードホーンを実現できる。
また、誘電体部材と保護部材とを接触させることができるので、誘電体部材との間に空間を形成する必要がない。そのため、保護部材のサイズを誘電体部材のサイズと同程度にすることができる。つまり、従来より保護部材のサイズを小さくできる。このため、フィードホーンの小型化を図ることができる。
上記フィードホーンにおいて、保護部材を構成する材料は耐候性材料であってもよい。
この場合、フィードホーンを屋外などで用いる際に、保護部材の健全性をより長期にわたって維持することができる。そのため、保護部材の劣化により水などがフィードホーンの内部に浸入する可能性を低減できる。この結果、フィードホーンの信頼性を向上させることができる。
上記フィードホーンにおいて、保護部材は、シャーシ本体の表面上に延在し、爪部が形成された端部を含んでいてもよい。シャーシ本体において、保護部材の端部と対向する表面には、爪部と嵌合する突出部が形成されていてもよい。保護部材は、爪部が突出部と嵌合することによりシャーシ本体に固定されるとともに、誘電体部材をシャーシ本体側に押圧してもよい。
この場合、爪部と突出部とを嵌合させるという比較的単純な構造で、保護部材をシャーシ本体に固定することができる。そして、保護部材が誘電体部材を押圧することにより、誘電体部材をシャーシ本体の導波管の開口部に確実に接続固定することができる。このため、誘電体部材と導波管の開口部との接続部が外れるといった不良の発生確率を低減できる。この結果、信頼性の高いフィードホーンを得ることができる。
上記フィードホーンは、シャーシ本体と保護部材との接続部の気密性を保持するための気密保持部をさらに備えていてもよい。
この場合、フィードホーンの内部(誘電体部材が位置する部分や、誘電体部材が接続された導波管の内部)に水などが浸入する可能性を低減できる。このため、水などの浸入によりフィードホーンの電気特性が劣化するという問題の発生確率を低減できる。
上記フィードホーンにおいて、気密保持部は、シャーシ本体において保護部材の端部と対向する表面に形成された溝に配置されたパッキングを含んでいてもよい。このパッキングは、溝の内壁と接触するとともに、保護部材の端部の表面のうち溝に対向する部分と接触することが好ましい。
この場合、パッキングを用いた簡単な構造により、保護部材とシャーシ本体との接続部の気密性を維持する気密保持部を実現できる。このため、気密保持部を形成することに伴う、フィードホーンの製造コストの増大を抑制できる。
この発明に従ったフィードホーンは、開口部を有する導波管を含むシャーシ本体と、開口部に接続され、表面の一部がフィードホーンの外側に露出している誘電体部材とを備える。誘電体部材は、シャーシ本体の表面上に延在し、爪部が形成された端部を含む。シャーシ本体において、誘電体部材の端部と対向する表面には爪部と嵌合する突出部が形成されている。誘電体部材は、爪部が突出部と嵌合することによりシャーシ本体に固定されている。
この場合、爪部と突出部とを嵌合させるという比較的単純な構造で、誘電体部材をシャーシ本体に確実に固定することができる。このため、誘電体部材と導波管の開口部との接続部が外れるといった不良の発生確率を低減できる。この結果、信頼性の高いフィードホーンを得ることができる。
また、誘電体部材の表面の一部はフィードホーンの外側に露出している、つまり誘電体部材を保護するための保護部材などを設置していないので、フィードホーンの小型化を図ることができる。
上記フィードホーンにおいて、誘電体部材を構成する材料は耐候性材料であってもよい。
この場合、フィードホーンを屋外などで用いる際に、誘電体部材の健全性をより長期にわたって維持することができる。そのため、誘電体部材の劣化により水などがフィードホーンの内部に浸入する可能性を低減できる。この結果、フィードホーンの信頼性を向上させることができる。
上記フィードホーンは、シャーシ本体と誘電体部材との接続部の気密性を保持するための気密保持部をさらに備えていてもよい。
この場合、フィードホーンの内部(導波管の内部)に水などが浸入する可能性を低減できる。このため、水などの浸入によりフィードホーンの電気特性が劣化するという問題の発生確率を低減できる。
上記フィードホーンにおいて、気密保持部は、シャーシ本体において誘電体部材の端部と対向する表面に形成された溝に配置されたパッキングを含んでいてもよい。このパッキングは、溝の内壁と接触するとともに、誘電体部材の端部の表面のうち溝に対向する部分と接触することが好ましい。
この場合、パッキングを用いた簡単な構造により、誘電体部材とシャーシ本体との接続部の気密性を維持する気密保持部を実現できる。このため、気密保持部を形成することに伴う、フィードホーンの製造コストの増大を抑制できる。
この発明に従った電波受信用コンバータは上記フィードホーンを備える。また、この発明に従ったアンテナは、上記電波受信用コンバータを備える。
このようにすれば、小型で高い信頼性を有する電波受信用コンバータおよびアンテナを実現できる。
この発明によれば、誘電体部材と保護部材とを同等の電気特性を示す材料から構成することで、誘電体部材と保護部材とを密着させて一体とすることができるので、フィードホーンなどの小型化を図ることができる。また、保護部材と誘電体部材とを接触させることができるので、誘電体部材をシャーシ本体に接続するための固定部材として保護部材を利用できる。このため、誘電体部材とシャーシ本体とを高い信頼性で接続することができる。この結果、小型で信頼性の高いフィードホーン、電波受信用コンバータ、およびアンテナを実現できる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明による衛星放送受信用のアンテナの実施の形態1を示す模式図である。図2は、図1に示したアンテナに用いられるコンバータを示す模式図である。図3は、図2に示したコンバータのフィードホーン部を示す部分拡大模式図である。図1〜図3を参照して、本発明によるアンテナおよびコンバータを説明する。
図1に示すように、本発明によるアンテナ10は、電波反射用のパラボラ部11と、パラボラ部11に接続されたアーム12と、アーム12の先端部に設置された電波受信用のコンバータ13とを備える。コンバータ13には、受信した電波(信号)をチューナなどの他の機器へと伝送するためのケーブル14が接続されている。また、パラボラ部11の背面側には、アンテナ10を所定の位置へと配置固定するための固定用支持部材である支持アームが取付けられている。
図2および図3に示すように、コンバータ13は、シャーシ本体1と、このシャーシ本体1に接続された回路部6と、このシャーシ本体1に形成された導波管2の開口部を塞ぐように配置された誘電体3と、この誘電体3を覆うとともにシャーシ本体1に接続された防水カバー4と、シャーシ本体1および回路部6を覆う外装部材としての外装キャビネット8とからなる。外装キャビネット8の下部は図1に示したアーム12の先端部と接続されている。また、回路部6には図1に示したケーブル14を接続するための出力端子7が形成されている。図3に示した、導波管2が形成されたシャーシ本体1と、誘電体3と、防水カバー4とから、コンバータ13(図2参照)のフィードホーン部17が構成される。
以下、コンバータ13の構造をより具体的に説明する。シャーシ本体1に設けられた導波管2の前方に位置する開口部(開放端部)には、図3に示したような所定の形状の誘電体3が接続されている。誘電体3の形状は、アンテナ10(図1参照)の開口角に適合するような放射パターンを有するように決定されている。そして、誘電体3の外周面に密着するように、誘電体3と同様な電気特性を有する耐候性材料により形成された防水カバー4が設置されている。なお、上述した電気特性とは、具体的には誘電率と誘電正接とを意味する。
誘電体3と防水カバー4とを構成する材料としては、たとえばポリプロピレンを用いることができる。そして、防水カバー4の材料についてのみ、ポリプロピレンに対して耐候性処方を施すことが好ましい。このようにすれば、誘電体3および防水カバー4の製造コストを低減できる。また、誘電体3を構成する材料としては、ポリプロピレンに代えて、ポリスチレン、ポリエチレン、テフロン(R)を用いることができる。さらに、防水カバー4を構成する材料としては、ポリプロピレンに代えてポリスチレンまたはテフロン(R)を用いることができる。なお、誘電体3および防水カバー4を構成する材料としては、上述のような樹脂以外の材料であってもよい。
図3からもわかるように、防水カバー4の後方端部(シャーシ本体1側の端部)には、防水カバー4の内周側に突出した凸部である爪部21が形成されている。そして、シャーシ本体1において、この防水カバー4の後方端部と対向する側壁(側面)の部分には、外側へ突出した部分であるツバ部20が形成されている。防水カバー4の爪部21とシャーシ本体1のツバ部20とが嵌合することにより、防水カバー4はシャーシ本体1に対して固定される。また、誘電体3は、防水カバー4によってシャーシ本体側位置に押圧されることにより、シャーシ本体1の導波管2の開放端部に密着された状態で固定される。
なお、爪部21は防水カバー4の後方端部の全周に形成されていてもよいが、後方端部の複数箇所(たとえば、2箇所、あるいは3箇所以上)に形成されていてもよい。また、シャーシ本体1のツバ部20は、シャーシ本体1の側壁の全周に形成されていてもよいが、防水カバー4の爪部21が複数箇所に形成されている場合は、当該爪部21と対向する部分のみに形成されていてもよい。
また、シャーシ本体1のツバ部20の前方(ツバ部20から見て誘電体3が設置された側)には、シャーシ本体1の側壁の全周にわたって溝15が設けられている。そして、この溝15にはリングパッキング5が挿入されている。図3に示すように、防水カバー4をシャーシ本体1に接続固定した状態では、リングパッキング5が防水カバー4の内周面とシャーシ本体1の溝15の内周面とのそれぞれと圧着する。この結果、リングパッキング5によりシャーシ本体1と防水カバー4とによって囲まれた内部の空間(誘電体3が配置された空間)を、コンバータ13(図2参照)の外側の空間から隔離することができる。このようにして、誘電体3が配置された空間について気密性を良好に保つことができる。
次に、コンバータ13の動作を簡単に説明する。図1に示した電波反射用のパラボラ部11において反射された電波は、コンバータ13の前方(シャーシ本体1から見て誘電体3が設置された側)から防水カバー4および誘電体3を介して導波管2へと入射する。導波管2へ入射した電波(信号)は、シャーシ本体1に接続された回路部6へ伝送される。この回路部6においては、伝送された信号を増幅し、さらにその信号の周波数を所定の中間周波数へと変換する。周波数が変換された信号は、出力端子7からケーブル14を介してチューナ(衛星放送用のレシーバ)などの外部の機器へと出力される。
上述のような本発明によるアンテナおよびコンバータの効果を、比較例としてのコンバータと対比しながら以下に説明する。図7は、図1〜図3に示したアンテナおよびコンバータの効果を説明するための比較例としてのコンバータを示す模式図である。図7に示したコンバータは、基本的には図1〜図3に示したコンバータと同様の構造を備えるが、誘電体33および防水カバー4の構造が異なっている。
具体的には、図7に示したコンバータは、導波管32が形成されたシャーシ本体31と、このシャーシ本体31に接続された回路部36と、導波管32の前方の開口部に固定された誘電体33と、誘電体33を覆うように配置された防水カバー34と、シャーシ本体31および回路部36を覆うように配置された外装キャビネット38とを備える。回路部36には出力端子37が形成されている。誘電体33は、導波管32の内周面にその一部(誘電体圧入部39)が圧入された状態で固定されている。このとき、誘電体圧入部39の外周面と導波管32の内周面とが接着されていてもよい。そして、誘電体33と異なる材料からなる防水カバー34は、誘電体33から所定の間隔をおいて配置されている。防水カバー34の後方端部には爪部21が形成されている。シャーシ本体31の側壁において、防水カバー34の後方端部と対向する部分には凸形状部であるツバ部20が形成されている。防水カバー34の爪部21とシャーシ本体31のツバ部20とが嵌合して固定されることにより、防水カバー34はシャーシ本体31に接続固定される。
また、シャーシ本体31のツバ部20より前方側には溝45が形成されている。この溝45にリングパッキング35を挿入する。そして、防水カバー34が図7に示すようにシャーシ本体31に接続固定された状態では、リングパッキング35が防水カバー34の内周面とシャーシ本体31の溝45の内周面とのそれぞれと密着する。このようにして、防水カバー34とシャーシ本体31とに囲まれた領域である誘電体33が位置する領域の気密性を保つことができる。
しかし、図7に示したコンバータでは、誘電体33と防水カバー34とが異なる材料で形成されている。したがって、誘電体33の電気特性(たとえば放射特性やVSWR(Voltage Standing Wave Ratio)など)に防水カバー34が影響を及ぼさないようにするため、防水カバー34と誘電体33との間に図7に示すように間隔をあける必要がある。この結果、防水カバー34のサイズが誘電体33より大きくなっていた。
また、誘電体33をシャーシ本体31へ固定する方法として、図7に示すように誘電体33の一部である誘電体圧入部39をシャーシ本体1の導波管32の内周面に圧入して固定するという方法をとる場合には、導波管32の内周面の寸法精度と、誘電体33の誘電体圧入部39の寸法精度とを高くする必要がある。これは、上述した寸法精度が低いと、誘電体33とシャーシ本体31の導波管32との接続部の接続強度が低下する可能性が有るからである。また、アンテナが設置された場所の環境により、コンバータの周囲の温度が大きく変化する場合、誘電体33がその温度変化に伴って熱膨張あるいは熱収縮することが考えられる。この場合、誘電体33と導波管32との接続部の強度を安定的に維持することが困難になる場合があった。この結果、コンバータの信頼性が低下するおそれがある。
また、誘電体33の誘電体圧入部39と導波管32の内周面との間を接着剤で固定した場合には、接着剤が導波管32の内周面に流れてしまう可能性がある。この場合、流れ出た接着剤が導波管32の電気特性に悪影響を及ぼすといった問題が発生する可能性があった。
一方、図1〜図3に示したコンバータでは、防水カバー4は誘電体3と同じ材料(つまり、誘電体3と同様な電気特性を有する材料)によって構成されている。このため、図2および図3に示すように防水カバー4と誘電体3との間に間隔を形成することなく、互いに密着させた状態で配置することができる。このようにすれば、防水カバー4と誘電体3とを一体的な誘電体として考えることができる。この結果、良好な電気特性を有するコンバータ13を実現することができる。また、このように防水カバー4を誘電体3に密着した状態で固定できるので、防水カバー4を図7に示したような比較例としてのコンバータにおける防水カバー34よりも小型化することができる。この結果、防水カバーのコストを低減できるので、コンバータ13の製造コストを低減することができる。
また、防水カバー4を耐候性材料(たとえば耐候性処方を施した樹脂など)によって構成すれば、アンテナ10(図1参照)を屋外で使用する場合、アンテナ10の信頼性を長期にわたって保つことができる。
また、図1〜図3に示したコンバータでは、防水カバー4が誘電体3を押圧することにより、誘電体3をシャーシ本体1の導波管2の開口部(開放端部)に固定している。このため、図7に示したコンバータのように、誘電体33の一部(誘電体圧入部39)を導波管32の内部へと圧入する必要がない。このため、誘電体3と導波管2の内周面との寸法精度を図7に示した比較例としてのコンバータにおける誘電体33と導波管32の内周面との寸法精度よりも低くすることが可能となる。この結果、コンバータ13の製造コストを図7に示したコンバータの製造コストより低減できる。
また、図7に示したコンバータでは、すでに述べたように周囲の温度変化に対応して誘電体33の熱膨張あるいは熱収縮によって、誘電体33と導波管32との内周面との間の接続部の強度が変動するおそれがある。しかし、図1〜図3に示したコンバータ13においては、防水カバー4によって誘電体3を押圧し、かつ、防水カバー4はシャーシ本体1に爪部21がツバ部20と嵌合することにより固定されている。このため、防水カバー4により誘電体3に対して応力を加えた状態で、防水カバー4をシャーシ本体1に固定できる。このようにすれば、上述のような温度変化に伴った誘電体3の熱膨張あるいは熱収縮が起きても、誘電体3は導波管2の開口部側へ押圧された状態であるため、誘電体3とシャーシ本体1との接続部の接続強度を所定の大きさ以上に保つことができる。この結果、コンバータの信頼性を高めることができる。
また、誘電体3とシャーシ本体1の導波管2との接続部に接着剤を用いる必要がないので、図7に示したコンバータにおいて説明したような、接着剤が導波管2の内周面に流れることによる問題の発生を防止できる。
(実施の形態2)
図4は、本発明によるコンバータの実施の形態2を説明するための部分拡大模式図である。図4は図3に対応する。図4を参照して、本発明によるコンバータの実施の形態2を説明する。
図4に示したフィードホーン部17を備えるコンバータは、基本的には図1〜図3に示したコンバータと同様の構造を備えるが、図1〜図3に示した誘電体と防水カバーとが一体の部材として構成されている点が異なる。すなわち、図4に示したコンバータにおいては、誘電体25が耐候性材料(たとえば耐候性処方を施したポリプロピレンなどの絶縁性樹脂)によって形成されている。そして、誘電体25の後方端部には、シャーシ本体1の外周面上に延在する延在部27が形成されている。この延在部27の端部には、シャーシ本体1側に突出した凸部である爪部26が形成されている。そして、この延在部27の端部と対向するシャーシ本体1の側壁の部分には、凸部であるツバ部20が形成されている。誘電体25の爪部26とシャーシ本体1のツバ部20とが嵌合することにより、シャーシ本体1に誘電体25が接続固定される。
なお、図4に示したフィードホーン部17を備えるコンバータは、図1〜図3に示したコンバータ13と同様にアンテナ10(図1参照)に設置されるものである。また、図1〜図3に示したコンバータ13と同様に、誘電体25の爪部26は延在部27の全周に形成されていてもよいが、円周方向の複数箇所にのみ爪部26が形成されていてもよい。また、シャーシ本体1のツバ部20は、シャーシ本体1の外周の全周にわたって形成されていてもよいが、シャーシ本体1の外周の円周方向の複数箇所にのみ形成されていてもよい。
シャーシ本体1においては、ツバ部20の前方に溝15が形成されている。この溝15にはリングパッキング5が挿入されている。誘電体25がシャーシ本体1に接続固定されたときには、リングパッキング5が誘電体25の延在部27の内周面と、溝15の内周面とのそれぞれに圧着する。この結果、誘電体25とシャーシ本体1の導波管2との接続部の気密性が保たれている。
図4に示したコンバータは、図1〜図3に示したコンバータ13による効果に加えて、誘電体25と別体としての防水カバーが特に必要ないため、コンバータの部品点数を削減できるという効果がある。この結果、コンバータの部品コストや組立コストなどの製造コストをより低減できる。
発明者は、本発明によるコンバータの効果を確認するため、本発明の上述した実施の形態1および実施の形態2に対応するコンバータおよび図7に示した比較例としてのコンバータのサンプルを作成し、それらについて放射パターン特性およびリターンロス特性を測定した、なお、ここでそれぞれのサンプルは、シャーシ本体や誘電体の直径などの基本的なサイズなどを同一とし、防水カバー4、34のサイズや材質を異ならせたものである。
なお、実施の形態1および実施の形態2に対応するサンプル(サンプル1、2)では、誘電体および防水カバーの材料としてポリプロピレンを用いた。また、比較例のサンプル(サンプル3)については、誘電体33の材料としてポリプロピレンを用い、防水カバー34の材料としてもポリプロピレンを用いた。その結果を図5および図6に示す。
図5は、各サンプルの放射パターン特性を示すグラフである。横軸は角度(単位:deg.)であり縦軸は相対レベル(単位:dB)を示している。また、図6は、上述した各サンプルのリターンロス特性を示すグラフである。図6の横軸は周波数(単位:GHz)を示し、縦軸はリターンロス(単位:dB)を示している。図5および図6からもわかるように、図7に示した比較例のサンプル3(誘電体33と防水カバー34との間に空間を形成することによってフィードホーン部17の電気特性に対する防水カバー34の悪影響を排除した構成)と、本発明の実施の形態1および実施の形態2に示したような構成のサンプル1、2とのフィードホーン部は、ほぼ同等の特性を示すことがわかる。
上述した本発明に従ったフィードホーンの一例としてのフィードホーン部17(図3参照)の特長的な構成を要約すれば、この発明に従ったフィードホーン部17は、コンバータ13の一部であって、開口部を有する導波管2を含むシャーシ本体1と、開口部に接続された誘電体部材としての誘電体3と、保護部材としての防水カバー4とを備える。防水カバー4は、誘電体3を覆うとともに誘電体3の表面の一部(誘電体3において、導波管2と対向する表面とは反対側に位置する表面の部分)と接触(密着)する。防水カバー4は、誘電体3を構成する材料と実質的に同じ電気特性(誘電率と誘電正接)を有する材料からなる。防水カバー4は、誘電体3の表面に沿った形状であって、誘電体3において導波管2と対向する表面と反対側に位置する表面の全体と接触するように形成されている。なお、防水カバー4は、誘電体3において導波管2と対向する表面と反対側に位置する表面の一部のみと接触していてもよい。
この場合、防水カバー4と誘電体3とを一体の誘電体として考えることができるので、防水カバー4により誘電体3を保護すると同時に、良好な電気特性を示すフィードホーン部17を実現できる。また、誘電体3と防水カバー4とを接触(密着)させることができるので、誘電体3と防水カバー4との間に空間を形成する必要がない。そのため、防水カバー4のサイズを誘電体3のサイズと同程度にすることができる。つまり、従来より防水カバー4のサイズを小さくできる。このため、フィードホーン部17、さらにはフィードホーン部17を含むコンバータ13の小型化を図ることができる。
上記フィードホーン部17において、防水カバー4を構成する材料は耐候性材料であってもよい。ここで、耐侯性材料とは、日光、風雨や温度変化などの環境の変化に対してある程度の耐久性を示す材料を意味し、耐侯性処方の施されたポリプロピレン、あるいはポリスチレン、テフロン(R)などの樹脂が該当する。また、他の材料であっても、上述のような環境の変化に対しての耐久性を示す材料であれば、耐侯性材料に含まれる。
この場合、フィードホーン部17を含むコンバータ13を屋外で用いる際に、防水カバー4の健全性をより長期にわたって維持することができる。そのため、防水カバー4の劣化により水などの異物がコンバータ13の内部に浸入する可能性を低減できる。この結果、フィードホーン部17およびコンバータ13の信頼性を向上させることができる。
上記フィードホーン部17において、防水カバー4は、シャーシ本体1の表面(側面)上に延在し、爪部21が形成された端部を含んでいてもよい。シャーシ本体1において、防水カバー4の端部と対向する表面(側面)には、爪部21と嵌合する突出部としてのツバ部20が形成されていてもよい。防水カバー4は、爪部21がツバ部20と嵌合することによりシャーシ本体1に固定されるとともに、誘電体3をシャーシ本体1側に押圧してもよい。爪部21およびツバ部20の形状は、爪部21をツバ部20に嵌合することができればどのような形状であってもよい。また、爪部21と嵌合する突出部は、図3に示すようにシャーシ本体1の側面を突出させて形成してもよいが、シャーシ本体1の側面の一部を除去することにより、除去した部分の誘電体3側の端部の段差部を突出部として利用してもよい。
この場合、爪部21とツバ部20とを嵌合させるという比較的単純な構造で、防水カバー4をシャーシ本体1に固定することができる。そして、防水カバー4が誘電体3を押圧することにより、誘電体3をシャーシ本体1の導波管2の開口部に確実に接続固定することができる。このため、誘電体3と導波管2の開口部との接続部が外れるといった不良の発生確率を低減できる。この結果、信頼性の高いフィードホーン部17およびコンバータ13を得ることができる。
上記フィードホーン部17は、シャーシ本体1と防水カバー4との接続部の気密性を保持するための気密保持部として、リングパッキング5が設置された密閉部をさらに備えている。
この場合、フィードホーン部17の内部(誘電体3が位置する部分や、誘電体3が接続された導波管2の内部)に水などの異物が浸入する可能性を低減できる。このため、水などの浸入によりフィードホーン部17の電気特性が劣化するという問題の発生確率を低減できる。
上記フィードホーン部17において、上述した気密保持部は、シャーシ本体1において防水カバー4の端部と対向する表面(側面)に形成された溝15に配置されたパッキングとしてのリングパッキング5を含む。溝15はシャーシ本体1の側面の全周に渡って形成されている。このリングパッキング5は、溝15の内壁と接触するとともに、防水カバー4の端部の表面(内周面)のうち溝15に対向する部分と接触する。
この場合、リングパッキング5を用いた簡単な構造により、防水カバー4とシャーシ本体1との接続部の気密性を維持する気密保持部(密閉部)を実現できる。このため、気密保持部を形成することに伴う、フィードホーン部17を含むコンバータ13の製造コストの増大を抑制できる。
図4に示すように、この発明に従ったフィードホーン部17は、開口部を有する導波管2を含むシャーシ本体1と、開口部に接続され、表面の一部がフィードホーン部17(つまりコンバータ13)の外側に露出している誘電体25とを備える。誘電体25は、シャーシ本体1の表面(側面)上に延在し、爪部26が形成された端部を含む。シャーシ本体1において、誘電体25の端部と対向する表面(側面)には爪部26と嵌合する突出部としてのツバ部20が形成されている。誘電体25は、爪部26がツバ部20と嵌合することにより、シャーシ本体1側に押圧された状態でシャーシ本体1に固定されている。
この場合、爪部26とツバ部20とを嵌合させるという比較的単純な構造で、誘電体25をシャーシ本体1に確実に固定することができる。このため、誘電体25と導波管2の開口部との接続部が外れるといった不良の発生確率を低減できる。この結果、信頼性の高いフィードホーン部17を含むコンバータを得ることができる。
また、誘電体25の表面の一部はフィードホーン部17の外側に露出している、つまり誘電体25を保護するための保護部材としての防水カバーを設置していないので、フィードホーン部17の小型化を図ることができる。
上記フィードホーン部17において、誘電体25を構成する材料は耐候性材料である。この場合、フィードホーン部17を含むコンバータを屋外などで用いる際に、誘電体25の健全性をより長期にわたって維持することができる。そのため、誘電体25の劣化により水などがフィードホーン部17の内部に浸入する可能性を低減できる。この結果、フィードホーン部17の信頼性を向上させることができる。
上記フィードホーン部17は、シャーシ本体1と誘電体25との接続部の気密性を保持するための気密保持部(リングパッキング5による密閉部)をさらに備えている。
この場合、フィードホーン部17の内部(たとえば誘電体25が接続された導波管2の内部)に水などが浸入する可能性を低減できる。このため、水などの浸入によりフィードホーン部17の電気特性が劣化するという問題の発生確率を低減できる。
上記フィードホーン部17において、気密保持部は、シャーシ本体1において誘電体25の端部と対向する表面(側面)に形成された溝15に配置されたパッキングとしてのリングパッキング5を含む。溝15はシャーシ本体1の側面の全周にわたって形成されている。このリングパッキング5は、溝15の内壁と接触するとともに、誘電体25の端部の表面のうち溝15に対向する部分と接触する。
この場合、リングパッキング5を用いた簡単な構造により、誘電体25とシャーシ本体1との接続部の気密性を維持する気密保持部を実現できる。このため、気密保持部を形成することに伴う、フィードホーン部17の製造コスト(つまりコンバータの製造コスト)の増大を抑制できる。
この発明に従った電波受信用コンバータとしてのコンバータ13は図3または図4に示したようなフィードホーン部17を備える。また、この発明に従ったアンテナ10は、コンバータ13を備える。
このようにすれば、小型で高い信頼性を有するコンバータ13およびアンテナ10を実現できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態および実施例ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明による衛星放送受信用のアンテナの実施の形態1を示す模式図である。 図1に示したアンテナに用いられるコンバータを示す模式図である。 図2に示したコンバータのフィードホーン部を示す部分拡大模式図である。 本発明によるコンバータの実施の形態2を説明するための部分拡大模式図である。 各サンプルの放射パターン特性を示すグラフである。 各サンプルのリターンロス特性を示すグラフである。 図1〜図3に示したアンテナおよびコンバータの効果を説明するための比較例としてのコンバータを示す模式図である。
符号の説明
1,31 シャーシ本体、2,32 導波管、3,25,33 誘電体、4,34 防水カバー、5,35 リングパッキング、6,36 回路部、7,37 出力端子、8,38 外装キャビネット、10 アンテナ、11 パラボラ部、12 アーム、13 コンバータ、14 ケーブル、15,45 溝、17 フィードホーン部、20 ツバ部、21,26 爪部、27 延在部、39 誘電体圧入部。

Claims (11)

  1. 開口部を有する導波管を含むシャーシ本体と、
    前記開口部に接続された誘電体部材と、
    前記誘電体部材を覆うとともに前記誘電体部材の表面の一部と接触し、前記誘電体部材を構成する材料と実質的に同じ誘電率と誘電正接とを有する材料からなる保護部材とを備えるフィードホーン。
  2. 前記保護部材を構成する材料は耐候性材料である、請求項1に記載のフィードホーン。
  3. 前記保護部材は、前記シャーシ本体の表面上に延在し、爪部が形成された端部を含み、
    前記シャーシ本体において、前記保護部材の前記端部と対向する表面には、前記爪部と嵌合する突出部が形成され、
    前記保護部材は、前記爪部が前記突出部と嵌合することにより前記シャーシ本体に固定されるとともに、前記誘電体部材を前記シャーシ本体側に押圧する、請求項1または2に記載のフィードホーン。
  4. 前記シャーシ本体と前記保護部材との接続部の気密性を保持するための気密保持部をさらに備える、請求項3に記載のフィードホーン。
  5. 前記気密保持部は、前記シャーシ本体において前記保護部材の端部と対向する表面に形成された溝に配置され、前記溝の内壁と接触するとともに、前記保護部材の端部の表面のうち前記溝に対向する部分と接触するパッキングを含む、請求項4に記載のフィードホーン。
  6. フィードホーンであって、
    開口部を有する導波管を含むシャーシ本体と、
    前記開口部に接続され、表面の一部がフィードホーンの外側に露出している誘電体部材とを備え、
    前記誘電体部材は、前記シャーシ本体の表面上に延在し、爪部が形成された端部を含み、
    前記シャーシ本体において、前記誘電体部材の前記端部と対向する表面には前記爪部と嵌合する突出部が形成され、
    前記誘電体部材は、前記爪部が前記突出部と嵌合することにより前記シャーシ本体に固定されている、フィードホーン。
  7. 前記誘電体部材を構成する材料は耐候性材料である、請求項6に記載のフィードホーン。
  8. 前記シャーシ本体と前記誘電体部材との接続部の気密性を保持するための気密保持部をさらに備える、請求項6または7に記載のフィードホーン。
  9. 前記気密保持部は、前記シャーシ本体において前記誘電体部材の端部と対向する表面に形成された溝に配置され、前記溝の内壁と接触するとともに、前記誘電体部材の端部の表面のうち前記溝に対向する部分と接触するパッキングを含む、請求項8に記載のフィードホーン。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のフィードホーンを備える、電波受信用コンバータ。
  11. 請求項10に記載の電波受信用コンバータを備えるアンテナ。
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