JP3030455B2 - 光ディスクの製造方法 - Google Patents

光ディスクの製造方法

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JP3030455B2
JP3030455B2 JP10057522A JP5752298A JP3030455B2 JP 3030455 B2 JP3030455 B2 JP 3030455B2 JP 10057522 A JP10057522 A JP 10057522A JP 5752298 A JP5752298 A JP 5752298A JP 3030455 B2 JP3030455 B2 JP 3030455B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貼り合わせ構成を
有する光ディスクの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは膨大な量の記録が行なえ、
その記録の読出しも容易にできることから、情報の記録
・伝達手段として随所で利用されている。この光ディス
クは、複製工程と記録膜付与の工程を終了したディスク
基板を、反射率の測定や欠陥の測定の後、スペーサーを
挿入して、二枚のディスク基板を貼り合わせたり、裏面
に接着剤を塗布し密着貼り合わせたりして製造される。
図1は光ディスクの基本的な構成を表わしており、13
はクランピング・エリア、14は記録領域である。
【0003】ところで、光ディスクがカートリッジなど
に入らず、直接ユーザーに触れる形のもの(例えばC
D、CD−ROM、DVDなど)は光ディスクの中身が
ユーザーにわかるように記録面の裏側に印刷(レーベル
印刷)が施されているのが一般的である。従来において
は図4に示したように、記録層をもたないディスク基板
12の内面に印刷を施しておき、これと記録層を有する
ディスク基板11とを粘着シートによって貼り合わせる
ようにしている。図4で、21は記録溝、22は記録材
料、41は接着層(粘着シート)である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の貼り合わせ方式
を採用した光ディスクの製造法では、図4に示したよう
な光ディスクにおいては、一方のディスク基板に記録層
を有しないものでは、この記録層を有しないディスク基
板の内面にレーベル印刷を施しておき、これを記録層を
有するディスク基板と貼り合わせるため、ディスク基板
12へのレーベル印刷、この印刷面への接着層の形成の
2工程が必要となる。また、二枚のディスク基板がとも
に記録層を有している光ディスクでは、印刷する場所が
クランピング・エリアの領域に限られ、また、クランピ
ング・エリアはドライブ(プレーヤー)のクランプに使
われる領域でもあるため、ここに印刷を行なうのはかな
りが難しいものになっている。
【0005】本発明の目的は、二枚のディスク基板を貼
り合わせるための部材に、あらかじめ光ディスクのレー
ベルや光ディスクのグレード、ブランドなどをデザイン
しておくことで、難しいディスク基板への直接の印刷工
程を省き、低コスト化を図るとともに、両面読み取り
(書き込み)型光ディスクのレーベル印刷も可能にする
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第一
に、二枚のディスク基板を貼り合わせて構成される光デ
ィスクの製造法において、該貼り合わせを予め図柄など
がデザインされ且つ芯材を有しない粘着シートを用いて
行うことを特徴とする光ディスクの製造方法が提供され
る。
【0007】第二に、二枚のディスク基板を貼り合わせ
て構成される光ディスクの製造法において、該貼り合わ
せを予め粘着層部分とその粘着層とほぼ同じ厚みの図柄
などがデザインされたフィルム状部分とからなり且つ芯
材を有しない粘着シートを用いて行うことを特徴とする
光ディスクの製造方法が提供される。
【0008】第三に、上記第一又は第二の光ディスク製
造法において、二枚のディスク基板のうちの一方は記録
層を有し、もう一方のディスク基板は透明な部材からな
り、その透明部材側からデザインされた図柄等が見える
ように二枚のディスク基板を貼り合わせることを特徴と
する光ディスクの製造方法が提供される。
【0009】第四に、上記第一又は第二の光ディスクの
製造法において、二枚ディスクの基板とも記録層を有
し、これらを記録エリア以外の部分にデザイン部を設け
た粘着シートで貼り合わせ、記録層より内側の内径部分
クランピング・エリアで図柄等が見えるように構成する
ことを特徴とする光ディスクの製造方法が提供される。
【0010】本発明の光ディスク製造法によれば、必要
事項、その他の図柄などが印刷された粘着シートによっ
て二枚のディスク基板が貼り合わせれるため、ディスク
基板への面倒な印刷は省略される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明をさらに詳細に説明す
る。本発明の方法で対象とされる光ディスクは、DVD
のような二枚のディスク基板を貼り合わせることで構成
されるものである。このように二枚のディスク基板を貼
り合わせて構成される光ディスクは、片面にのみ記録層
を有するタイプ、両面に記録層をもつタイプとがある。
【0012】本発明の方法は二枚のディスク基板の貼り
合わせにシート状の粘着剤を用いる際、粘着シートその
ものに図柄などをデザインしたものを用いて、貼り合わ
せることで、レーベル印刷と同様の効果をもたらすもの
である(図2)。粘着シートとしてはアクリル系粘着剤
などを用いたものがあり、例えば日東電工社製の粘着シ
ートがディスク基板の貼り合わせ用途としてある。粘着
シートに図柄等を設けるには例えば顔料や染料で粘着剤
を色付けする方法や粘着剤そのものに着色された材料を
用いる方法などが考えられる。
【0013】また、粘着シートへの図柄等の入れ方とし
ては、粘着層と、この粘着層とほぼ同じ厚みのデザイン
されたフィルム状のものとを貼り合わせる方法もある。
DVD用途の粘着層の厚みは40〜50μmであり、同
様の厚みをもつフィルムと組み合わせる。貼り合わせは
ディスク基板の面全体で行なわれるので、貼り合わせに
必要な粘着部分とデザインされたフィルム部分(この部
分は必ずしも粘着機能は持たなくてもよい)から構成し
ても十分な粘着力(接着力)は得られる(図3)。図3
においては、41は粘着層(粘着シート)、42はデザ
インされたフィルム状部分である。
【0014】本発明でいう“図柄などをデザインしたも
の”には、図柄の他、光ディスクの種類、内容、グレー
ドなどを示す文字、記号などが含まれる。以上のような
構成をとることで、例えば片面に記録層を有したディス
ク基板11と、射出成形などによって得られる透明ディ
スク基板12を貼り合わせる場合は、図2のような貼り
合わせを行うことで透明ディスク基板12側を通して図
柄などが見える。また、両面とも記録層を有するディス
ク基板の貼り合わせの場合は図1で示すように印刷する
場所が非常に狭くなるが、本発明の構成ではクランピン
グ・エリアに相当する箇所の粘着層に図柄などを入れて
おく、もしくはクランピング・エリアに相当する箇所に
あらかじめデザインされた粘着フィルムを配置すること
で、ドライブ(プレーヤー)のクランプを阻害すること
なく光ディスクにデザインを入れることが可能となる。
【0015】
【実施例】次に実施例をあげて、本発明をより具体的に
説明する。
【0016】実施例1 片面に記録層を有するDVD−R(一回だけ書き込み可
能なディスク、RはRecordableの略)と透明
ディスク基板とを、あらかじめ図柄をデザインされた粘
着シートによって貼り合わせた。ユーザーが追記するタ
イプのDVD−Rは、記録可能な時間(容量)とブラン
ドなど一定のデザインのものを量産すればよいので、中
身(コンテンツ)によってデザインを変えなければなら
ないDVD−ROM(あるいはDVD−video)な
どと比較して効率がよい。両面に記録層を有するDVD
−RAM(書き込み/消去が繰り返し可能なディスク)
を記録層の内周にあたる部分(クランピング・エリア)
にあらかじめ図柄等をデザインしたフィルムをはさみ、
その他の部分は粘着剤により構成されたシートで貼り合
わせた。二枚のディスク基板は内周部(クランピング・
エリア)を除いて貼り合わせてあるので粘着力(接着
力)は十分である。デザインされたフィルムは粘着層と
同じ厚みで両側(裏表)から見ても容量、ブランドが読
めるように作製されている。従って、どちらの面を使用
してもこのディスクの種類はあきらかで、かつA面、B
面(裏、表)の判別もつく。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ディスク基板
への印刷工程を省くことができ、コストダウン効果が大
きい。請求項2の発明によれば、より鮮明にデザインさ
れた光ディスクが得られる。請求項3の発明によれば、
ディスク基板への印刷工程無しでも光ディスクの種類、
中身などがユーザーにわかるディスクを提供できる。請
求項4の発明によれば、両面記録層の光ディスクでもド
ライブのクランプを阻害することなく、光ディスクの種
類、中身などがユーザーにわかる光ディスクを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスクの基本的な構成を示した図。
【図2】図2(a)は2枚の基板をデザイン化された粘
着シートで貼り合わせる様子を表わした図、図2(b)
はこれらが貼り合わされた状態の上面図。
【図3】2枚の基板をクランプのみデザインされたフィ
ルムで貼り合わせた状態の上面図。
【図4】図4(a)は二枚のディスク基板を貼り合わせ
るために対向して置かれた状態の図、図4(b)はこれ
らが貼り合わされた状態の図。
【符号の説明】
11 ディスク基板(記録層側) 12 ディスク基板(記録層無し側) 13 クランピング・エリア 14 記録領域 21 記録溝 22 記録材料 31 印刷部 41 接着層(粘着シート) 41−1 デザインされた粘着シート 42 デザインされたフィルム状部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−30347(JP,A) 実開 昭54−143369(JP,U) 実開 昭57−188847(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/26 531

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二枚のディスク基板を貼り合わせて構成
    される光ディスクの製造法において、該貼り合わせを予
    め図柄などがデザインされ且つ芯材を有しない粘着シー
    トを用いて行うことを特徴とする光ディスクの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 二枚のディスク基板を貼り合わせて構成
    される光ディスクの製造法において、該貼り合わせを予
    め粘着層部分とその粘着層とほぼ同じ厚みの図柄などが
    デザインされたフィルム状部分とからなり且つ芯材を有
    しない粘着シートを用いて行うことを特徴とする光ディ
    スクの製造方法。
  3. 【請求項3】 二枚のディスク基板のうちの一方は記録
    層を有し、もう一方のディスク基板は透明な部材からな
    り、その透明部材側からデザインされた図柄等が見える
    ように二枚のディスク基板を貼り合わせることを特徴と
    する請求項1又は2記載の光ディスクの製造方法。
  4. 【請求項4】 二枚のディスク基板とも記録層を有し、
    これらを記録エリア以外の部分にデザイン部を設けた粘
    着シートで貼り合わせ、記録層より内側の内径部分で図
    柄等が見えるように構成することを特徴とする請求項1
    又は2記載の光ディスクの製造方法。
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