JP3030115B2 - 架橋性高分子注型用組成物 - Google Patents

架橋性高分子注型用組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はビデオ ディスクおよびめがねレ
ンズ(ophthalimic lenses)のようなプラスチック光学物
品の製造に関する。
【0002】
【背景技術】広範囲に使用されているプラスチックめが
ねレンズ材料としては重合体ジエチレングリコール−ビ
ス(アリルカーボネート)がある。この重合体は、優れ
た透過性、耐変色性、高い強度および高い耐衝撃性を含
む特性を有しているために、めがねレンズの製造におい
て満足する材料である。材料は適度の耐摩耗性を有し、
この耐摩耗性を高めるのに被覆することができる。
【0003】製造プロセスは、ガスケットでシールし、
およびクリップで合体保持した1対のガラス型内で硬化
することによってジエチレン グリコール−ビス(アリ
ルカーボネート)を重合することを含んでいる。硬化時
間は長く、16時間またはこれ以上のように長くするこ
とができる。この長時間にわたる硬化時間は、ガラス型
の貯蔵を多くする必要があるばかりか、注型重合体レン
ズ(cast polymerisedlenses) の倉庫貯蔵が多くなり、
これに伴なう要件を満すようにすることを意味する。
【0004】この場合には、著しく短縮された硬化時間
による現存の配置を用いて注型する材料についての長い
フェルト必要があると共に、ジエチレングリコール−ビ
ス(アリルカーボネート)から作られたレンズのすべて
の所望特性を有するレンズが作られている。
【0005】ウレタン アクリレートおよびメタクリレ
ートは塗料、フレキソ印刷プレート製造用感光性組成
物、接着剤および歯科用充填材料などの配合物に広く用
いられている。これらの配合物において、一般にウレタ
ン材料を選定して高粘度および低収縮性を付与し、かつ
任意の配合物の成分を調製するようにしている。
【0006】英国特許明細書第2176794A号に
は、ポリエチレングリコール ジメタクリレートおよび
光学レンズに加工するのに適当な他のジメタクリレート
を含む共重合体が記載されている。これらの共重合体は
高い屈折率、高いアッベ数、低い色収差、および優れた
衝撃強さ、成形適正、研磨性(polishability) および可
染性を付与するように要求されている。更に、オースト
ラリア特許出願明細書第81216/87号には、少な
くとも1種のポリオキシアルキレン グリコールジアク
リレートまたはジメタクリレートおよび少なくとも1種
の多官能性不飽和架橋剤を含む架橋性注型用組成物(cro
ss-linkable casting composition)が記載されている。
しかしながら、従来技術における組成物から形成された
レンズは進歩しているが、ある適用分野において困難さ
に遭遇する。例えばかかる組成物から作られた適当なレ
ンズにおいて、困難さがある患者において遭遇されてい
る。目の疲労問題を含む目の不快さに遭遇している。更
に、このレンズは美容上、魅力のないことが確められて
いる。
【0007】
【発明の開示】本発明の目的は従来技術に関連する1ま
たは2以上の困難さを克服する、または少なくとも解消
するために、少なくとも1種のポリオキシアルキレング
リコール ジアクリレートまたはジメタクリレート;高
い屈折率を有するホモポリマーを生成しうる少なくとも
1種のラジカル−重合性ビスフェノール単量体から誘導
した反復単位を含む少なくとも1種の単量体;および末
端アクリルおよび/またはメタクリル基を有する少なく
とも1種のウレタン単量体を含有する架橋性高分子注型
用組成物(cross-linkable polymeric casting composit
ion)を提供することである。
【0008】本発明の架橋性高分子注型用組成物は光学
物品の製造に用いることができる。光学物品は既知の従
来の物品より薄くおよび/または軽く、かつ良好な耐摩
耗性および耐衝撃性を有することに特徴を有している。
【0009】ここに用いている「高い屈折率」とは少な
くとも約1.55、好ましくは1.57、特に好ましくは1.60の
屈折率を有する重合体を意味する。本発明における少な
くとも1種のポリオキシアルキレングリコールジアクリ
レートまたはジメタクリレート化合物は主鎖にエチレン
オキシドまたはプロピレンオキシド反復単位を含むこと
ができる。エチレングリコール誘導体が好ましい。約6
〜14、好ましくは6〜11個のアルキレンオキシド反
復単位を有するのが好ましい。
【0010】ポリエチレングリコール ジメタクリレー
トが好ましい。600程度の平均分子量を有するポリエ
チレングリコール ジメタクリレートが好ましい。1種
の適当な材料は商品名ニケスター(NKESTER)9
G(536の平均分子量を有している)で、シン ナカ
ムラ(SHIN NAKAMURA)により販売されて
いる。エチレンオキシド重合単位の平均数は9である。
あるいは、また平均数6のエチレンオキシド重合単位を
有するNKエステル6G(NK Estre 6G)または平
均数14のエチレンオキシド重合単位を有するNKエス
テル14Gを用いることができる。
【0011】また、ポリエチレングリコール ジアクリ
レートおよびジメタクリレートの混合物を用いることが
できる。また、混合エステルを用いることができる。例
えば、平均数3〜5のエチレンオキシド重合単位を有す
るポリエチレングリコールジメタクリレートを上述する
高分子量ジアクリレートおよびジメタクリレートに加え
るのに用いることができる。NKエステル3Gまたは4
Gを用いることができる。3〜5個のエチレンオキシド
重合単位を含むエステルは架橋性高分子注型用組成物の
粘度を下げるのに含めることができる。3〜5個のエチ
レンオキシド重合単位を含むエステルは、注型用組成物
の全重量に対して約5〜30重量%、好ましくは20〜
30重量%の割合で存在させるのが好ましい。
【0012】少なくとも1種のポリオキシアルキレング
リコール ジアクリレートまたはジメタクリレート成分
は、最終生成物に、25℃において約200cps より大
きくない粘度にするような適当な量で存在することがで
きる。ジアクリレートまたはジメタクリレートは注型用
組成物の全重量に対して約5〜60重量%の割合で存在
することができる。ジアクリレートまたはジメタクリレ
ート成分は約15〜55重量%、好ましくは20〜45
重量%の割合で存在するのが好ましい。
【0013】ジアクリレートは注意して用いる必要があ
ることから、ジメタクリレートはジアクリレートより好
ましく、このジアクリレートは相当するジメタクリレー
トより高い反応性を有するために、歪みにより注型にお
いてレンズ ブランク(lensblank)にゆがみを導入す
る。また、任意の特定のジアクリレートは相当するジメ
タクリレートより多くの水を吸収する傾向がある。水吸
収性は沸騰水中での着色中に生じ、この結果として着色
に伴って亀裂を生ずる。
【0014】架橋性注型用組成物における少なくとも1
種の高インデックス(high index)ビスフェノール単量体
成分は約1.55またはこれ以上の屈折率を有するホモポリ
マーを生成しうる反復単位を含めることができる。高イ
ンデックスビスフェノール単量体成分としてはビスフェ
ノール化合物のポリアクリレートまたはポリメタクリレ
ートを例示することができる。
【0015】高インデックス ビスフェノール単量体
【化3】 (式中、R1 はメチル、エチルまたは水素を示し;R2
は水素、メチルまたはエチルを示し;R3 は水素、メチ
ルまたはヒドロキシを示し;R4 は水素、メチルまたは
エチルを示し;Xはハロゲン、好ましくは塩素、臭素ま
たは沃素、または水素を示し;およびnは0〜8の整数
を示す)で表わされる化合物から選択することができ
る。
【0016】上述するクラスの代表的な単量体として
は、例えばビスフェノールAのジメタクリレートおよび
ジアクリレート エステル;4,4′−ビスヒドロキシ
−エトキシ−ビスフェノールAのジメタクリレートおよ
びジアクリレートなどを挙げるとこができる。
【0017】好ましい高インデックス ビスフェノール
化合物はビスフェノールAエトキシ化ジメタクリレート
である。ビスフェノールAエトキシル化ジメタクリレー
トは、例えば商品名「ATM20」でアンコマー(Ancom
er) 社から市販されている。商品名「Bis GMA」でフ
リーマン ケミカルス(Freeman Chemicals」で市販され
ているビスフェノールAのグリシジルエステルが適当で
ある。使用できる高インデックス ハロゲン化ビスフェ
ノール化合物は商品名NKエステル534Mでシン ナ
カムラにより販売されている化合物を含んでいる。ま
た、商品名「SR803」、「SR804」、「GX6
099」および「GX6094」で第一工業製薬(Dai-
Ichi-Kogyo Seiyaku(DSK)Co. Lxd.) により市販さ
れている高インデックス臭素化ビスフェノール単量体が
適当である。高インデックス ビスフェノール単量体は
注型用組成物の全重量に対して約10〜60重量%、好
ましくは20〜55重量%の割合で存在させることがで
きる。
【0018】更に、高インデックス ビスフェノール単
量体以外の第2の高インデックス単量体を本発明の注型
用組成物に少量の割合で加えることができる。これら第
2の高インデックス単量体としては、スチレンおよびそ
の誘導体;ベンジルおよびフェニルメタクリレートを含
む高インデックス アクリレートおよびメタクリレート
エステル;n−ビニルピロリドン;および高インデック
ス芳香族ウレタンを例示することができる。第2の高イ
ンデックス単量体成分は光学物品の全屈折率を変更する
ために加えることができる。
【0019】第2の高インデックス単量体成分は注型用
組成物の全重量に対して0〜約20重量%の割合で存在
することができる。第2の高インデックス単量体成分は
約5〜15重量%、好ましくは約5〜10重量%の割合
で存在することができる。第2の高インデックス単量体
成分は20重量%以上の割合で存在させないようにす
る。この割合以上で形成した光学物品は減少したバーコ
ル硬度および/または減少した耐摩耗性を示す。この事
は、高インデックス ビスフェノール単量体の使用を高
めることによってある程度補償することができる。
【0020】上述するように、架橋性高分子注型用組成
物は末端アクリルおよび/またはメタクリル基を有する
少なくとも1種のウレタン単量体を含んでいる。これら
の基の数は2〜6の範囲で変えることができ、本発明に
よって使用するのに満足する材料は官能数または基の数
で割った化合物の分子量が100〜300である材料で
あることを確かめた。この範囲に存在する適当な材料と
しては商品名u−4H,u−4HAおよびu−6HA
(シン ナカムラより市販された)および商品名NF−
201およびNF−202(三菱レイヨンより市販され
た)の材料を例示することができる。これらの単量体は
レンズ材料に脆性を与えることなく物理的靭性を改善す
るために加えることができる。耐衝撃性は耐摩耗性に悪
影響を与えないように向上させる。
【0021】ある種のウレタン単量体、例えば芳香族ウ
レタン メタクリレートNF202は高い屈折率の成分
であり、注型用組成物の第2の高インデックス単量体成
分として作用するか、または添加することができる。
【0022】任意の特定の単量体に含有する構造は他の
形態の脂肪族、芳香族、および環状構造を含む構造から
選択することができる。本発明の組成物には、四官能ウ
レタン単量体(テトラアクリリック ウレタン モノマ
ー;すなわち、ウレタン単量体であってアクリル及びメ
タアクリル官能群数が4であるウレタン単量体)が特に
満足な結果を与えることを確めた。四官能ウレタン単量
体を含有させることによって、高められた硬度の製品を
得ることができる。
【0023】本発明の好ましい観点において、四官能ウ
レタン単量体は
【化4】 (式中、R, R1,R2 およびR3 は同一かまたは異に
し、水素、1〜6個の炭素原子を有するアルキルまたは
1〜6個の炭素原子を有する置換アルキルから選択する
基を示し;およびXは1〜20個の炭素原子を有する有
機残基を示す)で表わされる一般式を有する化合物を示
すことができる。XはC1 〜C20アルキル、アルコキ
シ、アルキルアミノ、アルキル カルボニル、アルコキ
シ カルボニル、アルキルアミドまたはアルコキシ ア
ミド基を示すことができる。Xは1または2個以上のハ
ロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、アミノ、アルキルおよび
アルコキシ基で置換することができる。
【0024】ウレタン単量体は所望のレベルの硬度を得
るのに任意適当な量で存在することができる。ウレタン
単量体は注型用組成物の全重量に対して約2.5 〜約20
重量%、好ましくは5〜10重量%の量で存在させるこ
とができる。
【0025】Xが芳香族基である場合には、これから形
成した物品は高い屈折率を示し、所望とする適用におい
て適当である。
【化5】 (式中、Rは水素原子、メチル基または置換メチル基を
示し、およびXは2〜20個、好ましくは6個の炭素原
子を有する有機残基を示す)で表わされる構造を有する
ウレタン単量体が好ましい。
【0026】上記式において、Xは2〜20個の炭素原
子を有する任意の有機残基にすることができ、一般に脂
肪族または芳香族炭化水素残基を示すことができ、その
主鎖を酸素でさえぎることができる。これらの特定例を
次に示す:脂肪族炭化水素残基としては(i)アルキレ
ン基、例えば-CH2CH2-, -(CH2)3-, -(CH2)4-, -(CH2)
6-,
【化6】 -(CH2)9-, -(CH2)18-, (CH2)11-CH2など、および (i
i) アルキルオキシアルキレン基、例えば -C2H4OC2H
4-, -(CH2)6- O -(CH2)6- などを挙げることができる。
【0027】ウレタン単量体は2モルのグリセリン ジ
(メタ)アクリレート
【化7】 および1モルの有機ジイソシアネート化合物(OCN−
X−NCO)を反応させて作ることができる。グリセリ
ン ジ(メタ)アクリレートはグリシジル(メタ)アク
リレートおよび(メタ)アクリル酸を反応して作ること
ができる既知の化合物である。有機ジイソシアネート化
合物は既知の化合物であり、その多くの化合物は市販さ
れており、容易に入手することができる。有機ジイソシ
アネートはXの規定によるが、エチレンジイソシアネー
ト、トリメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
2,2,4−トリメチル−ヘキサメチレンジイソシアネ
ートを例示することができる。グリセリン ジ(メタ)
アクリレートおよび有機ジイソシアネートの反応は、ア
ルコールおよびイソシアネート(例えばジブチル錫ジラ
ウレート)を溶剤の存在で、または溶剤に溶解して反応
させるのに通常、使用されている触媒を用いて行うこと
ができる。溶剤としては塩化メチル、ベンゼン、トルエ
ンなどのような活性水素を有しない有機溶剤を用いるこ
とができる。反応は100℃までの温度(一般に20〜
90℃)で行うのが好ましく、これによりジ(メタ)ア
クリレート単量体の遊離基重合を防止でき、1〜2時間
の反応時間で、単量体を定量的収率で得ることができ
る。反応後、単量体は反応溶剤を除去することによって
得ることができる。
【0028】本発明の好ましい観点において、架橋性高
分子注型用組成物は、更に少なくとも1種の多官能性不
飽和架橋剤を含めることができる。本発明における多官
能性不飽和架橋剤としては、三または四官能性ビニル、
アクリルまたはメタクリル単量体を例示することができ
る。架橋剤としては、短鎖単量体、例えばトリメチロー
ルプロパン トリメタクリレート、ペンタエリトリトー
ル トリアクリレートまたはテトラアクリレートなどを
例示することができる。他の多官能性架橋剤としてはN
KエステルTMPT、NKエステルA−TMPT、NK
エステルA−TMM−3、NKエステルA−TMMT、
ジ−トリメチロループロパンテトラアクリレート、トリ
メチロールプロパン トリアクリレート、ペンタエリト
リトール テトラメタクリレート、ジペンタエリトリト
ール、モノヒドロキシペンタ アクリレート、ペンタエ
リトリトール トリアクリレート、エトキシル化トリメ
チロールプロパン トリアクリレート、エトキシル化ト
リメチロールプロパン トリメタクリレートを例示する
ことができる。
【0029】ジアクリレートまたはジメタクリレート成
分について好適範囲40〜60%の下端で操作する場合
には、多官能性不飽和架橋剤として、エトキシル化トリ
メタノールプロパン トリアクリレートである商品名S
R−454で市販されている材料を選定するのが好まし
い。多官能性不飽和架橋剤は注型用組成物の全重量に対
して約5〜20重量%、好ましくは約10重量%の割合
で存在させることができる。
【0030】本発明の架橋性注型用組成物は、更に架橋
開始剤を含めることができる。架橋開始剤としては熱お
よび/または紫外線(U.V.)開始剤を例示すること
ができる。組成物はU.V.輻射線および熱の組合わせ
で硬化するのが好ましい。UV輻射線および熱の組合わ
せは、例えば「ラジカル トラッピング(radical trap
ping) 」として知られている現象によって不完全硬化の
可能性を少なくすることができる。
【0031】約0.2 〜2.0 重量%の架橋開始剤を添加す
る場合、組成物をUV輻射線に0.5 〜10秒間さらすこ
とができる。任意の工業的に使用可能なUV硬化システ
ムを用いることができる。マイクロ波誘導ランプによる
融解システム(Fusion System)を用いることができる。
異なる出力スペクトルを有する多くの融解バルブ(fusio
n bulbs)を用いることができる。最近では「D」バルブ
および「V」バルブが好ましい。
【0032】1つの出力源としては、25.40cm (10イ
ンチ)300ワット/cm(インチ)水銀ランプが満足で
ある。次いで、型組立体を100℃で1時間にわたり加
熱するか、またはレンズを型組立体から除去し、空気中
で約1時間にわたり100℃で加熱する。この事は、十
分に硬化したレンズを、必要に応じて約1時間で作るこ
とができることを意味する。また、熱硬化はU.V.輻
射線を用いずに用いることができる。
【0033】一般に、硬化は2〜4回のUVランプ下で
の通過+1時間の100℃での熱処理で完了する。任意
の適当なUV開始剤を用いることができる。商標登録
「イルガキュア(Irgacure) 184」で入手できる開始
剤が満足できることを確めた。1種以上の硬化剤を存在
させることができる。約0.05〜0.25重量%の比較的に低
レベルの開始剤で操作することができる。
【0034】一般に入手しうる光開始剤を用いることが
できるが、試料厚さ、UVランプのタイプおよび単量体
混合物の吸収波長に影響される。
【0035】次に示す光開始剤が適当である: −アルコラック ビキュア(Alcolac Vicure)10−イソ
ブチル ベンゾイン エーテル −アルコラック ビキュア30−イソプロピル ベンゾ
イン エーテル −アルコラック ビキュア55(V55)−メチル フ
ェニル グリオキシレート −チバ ガイキ イルガキュア(Ciba Geiqy Irgacure)
184−1−ヒドロキシシクロヘキシル フェニル ケ
トン −チバ ガイキ イルガキュア651−ベンジルジメチ
ル ケタール −チバ ガイキ イルガキュア907−2−メチル−1
−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルホリノ−
プロパノン−1 −メルク ダロキュア(Merck Darocur)1664 −ローム カタリスト(Rohm Catalyst)22
【0036】また、上記光開始剤の2または3種以上の
混合物を用いることができる。更に、また光開始剤混合
物または光開始剤混合物と熱誘導遊離基開始剤、例えば
過酸化物、パーオキシパーカーボネートまたはアゾ化合
物の組合わせを用いることができる。あるいは、また光
硬化の代りに熱硬化として、例えば1,1−ジ−ter
tブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘ
キサンまたはsec.イソプロピル パーカーボネート
を用いることができる。
【0037】注型用組成物において一般に用いられてい
る他の添加剤、例えば抑制剤、染料、UV安定剤および
屈折率を変更することのできる材料を存在することがで
きる。離型剤を添加することができるが、しかし、一般
に、本発明の方法に用いる組成物においては必要としな
い。
【0038】上述する添加剤としては次のものを示すこ
とができる:UV吸収剤 −チバ ガイギ チニウビン(Ciba Gaigy Tinuvin) P
−2(2′−ヒドロキシ−5´−メチル フェニル)ベ
ンゾトリアゾール −シアナミド シアソルブ(Cyanamid Cyasorb) UV
531−2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフ
ェノン −シアナミド シアソルブUV5411−2(2−ヒド
ロキシ−5−t−オクチルフェニル)−ベンゾトリアゾ
ール −シアミナドUV2098−2ヒドロキシ−4−(2−
アクリロイルオキシエトキシ)ベンゾフェノン −ナショナル(National) S+Cパーマソルブ(Permas
orb)MA−2ヒドロキシ−4−(2ヒドロキシ−3−メ
タクリルオキシ)プロポキシ ベンゾフェノン −シアナミド UV24−2,2′−ジヒドロキシ−4
−メトキシベンゾフェノン −バスフ ウビヌル(BASF UVINUL)400−2,4ジヒ
ドロキシ ベンゾフェノン −バスフ ウビヌルD−49−2,2′−ジヒドロキシ
−4,4′ジメトキシベンゾフェノン −バスフ ウヌビルD−50−2,2′,4,4′テト
ラヒドロキシベンゾフェノン −バスフ ウビヌルD−35−エチル−2−シアノ−
3,3−ジフェニルアクリレート −バスフ ウビヌルN−539−2−エトキシ−2−シ
アノ−3,3−ジフェニルアクリレート −チバ ガイギ チニウビン213
【0039】ヒンダード アミン光安定剤(HALS) −チバ ガイギ チニウビン765/292−ビス
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート −チバ ガイギ770−ビス(2,2,6,6−テトラ
メチル−4−ピペリジル)セバケート
【0040】酸化防止剤 −チバ ガイギ インガノックス(Ciba Geigy Irgano
x)245−トリエチレングリコール−ビス−3−(3−
tertブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ル)プロピオネート −インガノックス1010−2,2−ビス〔〔3−
〔3,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒド
ロキシフェニル〕−1−オキソプロポキシ〕メチル〕−
1,3−プロパンジイル3,5−ビス(1,1−ジメチ
ルエチル) −4−ヒドロキシベンゼン プロパノエート −インガノクッス1076−オクタデシル3−(3′,
5′−ジ−tert−ブチル(−4′−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート
【0041】着色防止剤 −トリフェニルホスフィン −9,10ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェ
ナントレン−1−オキシド硬化改質剤 −ドデシルメルカプタン −ブチルメルカプタン −チオフェノール
【0042】他の単量体添加剤を稀釈剤として10重量
%までの量で存在させることができ、メタクリル酸、ビ
ニルシラン、メチル アリル、ヒドロキシエチル、メタ
クリレートのような単量体を例示できる。他の単量体添
加剤を加工特性および/または材料特性を改良するのに
含めることができ、次のものを例示することができる; −メタクリル酸、無水マレイ酸、アクリル酸 −接着促進剤/改良剤、例えばサルトマー(Sartomer)
9008、サルトマー9013、サルトマー9015な
ど、 −着色- 向上、pH−調整単量体、例えばアルコラック
シポマー(Alcolac SIPOMER)2MIM −材料に帯電防止性を付与する帯電- 低下陽イオン単量
体、例えばシポマー(Sipomer)Q5−80またはQ9−
75 −疎水性コモノマー;シン ナカムラ(Shin NAkamura)
NPG、P9−Gなど(材料の水吸収性を低下する) −粘度改質剤
【0043】従って、本発明の好ましい観点において
は、架橋性高分子注型用組成物には、更に少なくとも1
種の脂肪族グリコール ジメタクリレートまたはジアク
リレートを含めるとこができる。脂肪族グリコール ジ
メタクリレートまたはジアクリレートは組成物の粘度を
低下させ、組成物の加工性を改善するように作用する。
【0044】エチレン、プロピレン、ブチレンまたはペ
ンチレン ジアクリレートまたはメタクリレートを用い
ることができる。ブチレングリコール ジメタクリレー
トが好ましい。1種の適当な材料はシン ナカムラより
商品名NKエステルBDで市販されている。ネオペンチ
ルグリコール ジメタクリレートを用いることができ
る。1種の適当な材料はシン ナカムラより商品名NK
エステルNPGで市販されている。
【0045】脂肪族グリコール ジメタクリレートまた
はジアクリレートは注型用組成物の全重量に対して約1
〜10重量%、好ましくは2.5 〜5重量%の割合で存在
させることができる。
【0046】本発明の他の観点においては、上述する架
橋性注型用組成物から形成した重合体物品を提供するこ
とである。重合体物品は光学物品を例示できる。光学物
品はジエチレングリコール ビス(アリル カーボネー
ト)から作られた物品により達成されると同等かまたは
より大きい特性を有し、しかも著しく短縮した硬化時間
および実質的に高められた処理量で得ることができる。
更に光学物品は従来におけるより軽量および/または薄
く、しかも良好な耐摩耗性および耐衝撃性を保有するこ
とに特徴を有している。
【0047】全屈折率は約1.51〜1.57、好ましくは1.53
〜1.57の中間の屈折率範囲にすることができ。本発明の
方法により形成する光学物品はカメラ レンズ、めがね
レンズおよびビデオ ディスクを包含する。
【0048】注型用組成物は、普通の容器内で材料を作
る成分を混合し、次いで硬化触媒および/または光開始
剤を添加することによって適当な物品に形成することが
できる。次いで、混合材料を脱ガスし、または濾過す
る。硬化時間を実質的に短縮することによって、注型プ
ロセスを連続または半連続基準で実施することができ
る。
【0049】
【実施例】次に、本発明を例に基づいて説明する。しか
しながら、本発明はこれにより制限されるものでない。実施例1 次に示す成分を有する架橋性注型用組成物を作った: 9G(ポリエチレングリコール ジメタクリレート) 45% ATM20(高インデックス:ビスフェノールAエトキシル化ジメタクリレー ト) 46% U4HA(ウレタン テトラアクリレート) 5% BD(1,3−ブチレングリコール ジメタクリレート) 4% 単量体混合物を、ビーカーにおいてUV開始剤として0.
2 %のV55を用いて作った。注型用材料を、周囲をプ
ラスチック ガスケットで分離した1対のガラス型間の
空間に充填し、クリップで合体保持した。次いで、型を
UVランプ下に4回通した。次いで、100℃で1時間
硬化した。
【0050】実施例2〜14 実施例1を、表1〜表2に示す単量体混合物を用い、同
じ条件下で繰返した。結果を表1〜表2に示す。いずれ
の場合においても、満足するレンズを得た。
【0051】比較例15〜23 実施例1を表1〜表2に示す単量体混合物を用いて繰返
し行った。比較例15〜19は種々の成分が本発明の注
型用組成物に貢献することを示している。比較例15は
テトラアクリル ウレタン単量体を省いており、許容で
きない低いバーコル硬度を示している。
【0052】比較例16は高インデックス単量体を省い
ており、低い屈折率および乏しい衝撃強さを示してい
る。比較例17〜19は衝撃強さおよび耐摩耗性につい
てポリオキシアルキレングリコール エステル成分が重
要であることを示している。比較例20〜21は、バー
コル硬度および耐摩耗性を維持するのに他の高インデッ
クス単量体の濃度が重要であることを示している。比較
例22〜23は、高インデックス ビスフェノール化合
物を省いており、この場合摩耗およびバーコル硬度が乏
しいことを示している。
【0053】
【表1】
【0054】
【表2】
フロントページの続き (72)発明者 チョン メン コク オーストラリア国 サウス オーストラ リア 5159 フラグスタッフ ヒル ジ ョージアナ ストリート 17 (72)発明者 マイケル ピットロ オーストラリア国 サウス オーストラ リア 5045 グレネルグ イースト ホ ークス アベニュー 2 (56)参考文献 特開 平3−296513(JP,A) 特開 昭63−289011(JP,A) 特開 昭60−51706(JP,A) 特開 平1−190711(JP,A) 特開 平3−255118(JP,A) 特開 平3−157412(JP,A) 特開 平2−213801(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 290/00 - 290/14 C08F 220/00 - 220/70 C08F 299/00 - 299/08 G02B 1/04

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成分(A)としてポリオキシアルキレン
    グリコール ジアクリレートまたはジメタクリレート5
    〜60重量%; 成分(B)として1.55以上の屈折率を有するホモポリマ
    ーを形成しうる少なくとも1種のラジカル−重合性ビス
    フェノール単量体から誘導した反復単位を有する単量体
    10〜60重量%;および 成分(C)としてアクリル基およびメタクリル基から選
    択した2〜6個の末端基を有するウレタン単量体2.5
    〜20重量%でこの成分(C)の分子量を官能数または
    基の数で割った分子量が100〜300の範囲にあるウ
    レタン単量体を含んでなる架橋性高分子注型用組成物。
  2. 【請求項2】 成分(A)はその主鎖にエチレンオキシ
    ドまたはプロピレンオキシド反復単位を有する請求項1
    記載の注型用組成物。
  3. 【請求項3】 成分(A)はエチレングリコールから誘
    導した請求項1または2記載の注型用組成物。
  4. 【請求項4】 成分(A)は6〜14個のアルキレンオ
    キシド反復単位を有する請求項1または2記載の注型用
    組成物。
  5. 【請求項5】 成分(A)をポリエチレングリコール
    ジメタクリレートとした請求項1〜3のいずれか一つの
    項記載の注型用組成物。
  6. 【請求項6】 成分(A)は、更に注型用組成物の全重
    量に対して約5〜30重量%の割合の平均3〜5個のエ
    チレンオキシド単位を有するポリエチレングリコール
    ジメタクリレートを含む請求項1〜5のいずれか一つの
    項記載の注型用組成物。
  7. 【請求項7】 成分(A)を注型用組成物の全重量に対
    して約20〜45重量%の割合で存在させた請求項1〜
    6のいずれか一つの項記載の注型用組成物。
  8. 【請求項8】 成分(B)をビスフェノール化合物のポ
    リアクリレートまたはポリメタクリレートとした請求項
    1〜7のいずれか一つの項記載の注型用組成物。
  9. 【請求項9】 成分(B)は 【化1】 (式中、R1 はメチル、エチルまたは水素を示し;R2
    は水素、メチルまたはエチルを示し;R3 は水素、メチ
    ルまたはヒドロキシルを示し;R4 は水素、メチルまた
    はエチルを示し;Xはハロゲン、好ましくは塩素、臭
    素、または沃素、または水素を示し;およびnは0〜8
    の整数を示す)で表される一般式を有する化合物から選
    択した請求項8記載の注型用組成物。
  10. 【請求項10】 成分(B)をビスフェノールAエトキ
    シル化ジメタクリレートとした請求項9記載の注型用組
    成物。
  11. 【請求項11】 成分(B)をハロゲン化した請求項9
    記載の注型用組成物。
  12. 【請求項12】 成分(B)を注型用組成物の全重量に
    対して約20〜55重量%の割合で存在させた請求項1
    〜11のいずれか一つの項記載の注型用組成物。
  13. 【請求項13】 成分(B)は、更に形成する光学物品
    の全屈折率を変更する高インデックス ビスフェノール
    単量体以外の第2の高インデックス単量体成分を含み、
    第2の高インデックス単量体成分を注型用組成物の全重
    量に対して0〜約20重量%の割合で存在させた請求項
    1〜12のいずれか一つの項記載の注型用組成物。
  14. 【請求項14】 0.05〜0.25重量%の紫外線
    (U.V.)架橋開始剤を含む請求項1記載の注型用組
    成物。
  15. 【請求項15】 成分(C)は、更に第2の高インデッ
    クス単量体の少なくとも1部として作用する請求項13
    記載の注型用組成物。
  16. 【請求項16】 成分(C)を 【化2】 (式中、R,R1,R2 およびR3 は同一かまたは異に
    し、水素、1〜6個の炭素原子を有するアルキルまたは
    1〜6個の炭素原子を有する置換アルキルから選択し;
    およびXは1〜20個の炭素原子を有する有機残基、好
    ましくは脂肪族、脂環式または芳香族残基、特に好まし
    くはC1 〜C20 アルキル、アルコキシ、アルキルアミ
    ノ、アルキル カルボニル、アルコキシ カルボニル
    アルキルアミド、またはアルコキシ アミド基、または
    少なくとも1または2個以上のハロゲン、ヒドロキシ
    ル、ニトロ、アミノ、アルキルまたはアルコキシ基で置
    換したこの基の有機ジイソシアネートおよび部分を示
    す)で表される一般式を有する化合物から選択したテト
    ラアクリル ウレタン単量体とした請求項1〜13いず
    れか一つの項記載の注型用組成物。
  17. 【請求項17】 成分(C)の注型用組成物の全重量に
    対して約5〜10重量%の割合で存在させた請求項1〜
    16のいずれか一つの項記載の注型用組成物。
  18. 【請求項18】 組成物は、更に多官能性不飽和架橋剤
    を注型用組成物の全重量に対して約5〜20重量%の割
    合で含む請求項1〜17のいずれか一つの項に記載の注
    型用組成物。
  19. 【請求項19】 組成物は、更に熱開始剤、紫外線開始
    剤およびこれらの組合わせから選択した架橋開始剤を含
    む請求項1〜18のいずれか一つの項記載の注型用組成
    物。
  20. 【請求項20】 組成物は1〜10重量%の脂肪族グリ
    コール ジメタクリレートまたはジアクリレートを含む
    請求項1〜19のいずれか一つの項記載の注型用組成
    物。
  21. 【請求項21】 約1.51〜1.57の中程度の屈折範囲の屈
    折率を有する請求項1〜20のいずれか一つの項に記載
    した注型用組成物から形成した重合体光学物品。
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