JP3027396B2 - 操作マニュアル作成装置 - Google Patents

操作マニュアル作成装置

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JP3027396B2
JP3027396B2 JP2178390A JP17839090A JP3027396B2 JP 3027396 B2 JP3027396 B2 JP 3027396B2 JP 2178390 A JP2178390 A JP 2178390A JP 17839090 A JP17839090 A JP 17839090A JP 3027396 B2 JP3027396 B2 JP 3027396B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は操作マニュアル作成装置に関し、詳細には、
機器の機能を実行するのに必要な操作マニュアルをオペ
レータの要求に応じて編集・作成して出力する操作マニ
ュアル作成装置に関する。
〔従来の技術〕
情報処理装置やワードプロセッサ等のOA機器やファク
シミリメール装置等の通信機器等においてはその機能の
高度化に伴って操作内容が複雑となり、機器の有する機
能を十分に利用するにはその機器に対する詳細な知識が
要求される。そのため、従来より機器には詳細な操作マ
ニュアルが添付されており、オペレータは該操作マニュ
アルを参照しながら機器の操作を行なっている。
ところが、機器の機能が高度化するにしたがって操作
マニュアルも詳細で、分厚いものとなり、操作マニュア
ルを十分に活用することが困難となってきている。
そこで、従来、機器自体にいわゆるヘルプ機能を持た
せ、機器の操作が分からなくなった時点で、ヘルプキー
等を投入することにより、キーの持っている意味やオペ
レータの要求にあった情報をディスプレイ等に表示する
ことが行なわれている。このような従来のヘルプ機能に
おいては、機器の操作状態のいかんにかかわらず、ヘル
プキーが投入されると、あらかじめ作成されているヘル
プ情報をディスプレイ等に表示している。ところが、こ
のようなあらかじめ用意されたヘルプ情報を単にディス
プレイに表示するだけでは、オペレータの習熟度や操作
の段階に適したヘルプ情報を提供することが出来ない。
そこで、従来、例えば、特開昭61−243518号公報に記
載されているように、利用者の入力履歴情報および応用
システムからの出力情報を解析して、ヘルプ項目を絞り
込んでヘルプ項目表として表示し、利用者が知りたい項
目を数個、順次選択すると、この利用者の選択により利
用者の知りたい項目に最も適したヘルプ情報を検索して
表示する。このヘルプ情報は利用者の要求するであろう
ヘルプ項目毎にあらかじめ作成されて記憶部に格納され
ており、利用者が選択したヘルプ項目に該当するヘルプ
情報がない場合にはヘルプ項目の選択の範囲を適宜広
げ、表示するヘルプ情報を決定する。また、特開昭62−
262120号公報に記載されているように、同一操作者や同
一グループに属する操作者が一定回数操作を行なったと
き、あるいは、操作者があるガイダンス情報を不要であ
ると指示したとき、次回の操作過程において、このガイ
ダンス情報の表示を禁止することにより、操作者の習熟
度に対応して適切かつ必要なガイダンス情報だけを表示
するものが提案されている。この場合のガイダンス情報
も操作者の習熟度等を想定してあらかじめ用意されたも
のであり、この複数のガイダンス情報から適宜選択して
表示する。
さらに、特開昭63−66623号公報に記載されているよ
うに、利用者の個人データおよび操作履歴に関するデー
タと、端末装置の設置環境および操作履歴に関するデー
タと、から利用者が欲していると思われるサービスに最
短時間で到達できる操作方法を検出して表示部を介して
利用者に提供し、個人個人の習熟度に対応したヘルプ情
報を提供するものが提案されている。
この場合のヘルプ情報も、利用者の習熟度を想定して
あらかじめ用意されたものであり、この複数のヘルプ情
報から適宜選択して出力する。
また、従来、特願平1−280821号公報に記載されてい
るように、応用プログラムの操作の各々に関する一連の
操作手順列を記憶する手段と、ガイドヘルプ情報を状態
と操作の各単位毎のガイドヘルプメッセージの集合とし
て記憶する手段と、利用者・応用プログラムからのガイ
ド要求を識別する手段と、ガイド要求時に応用プログラ
ムの状態と操作手順列から、掲記質問の要求操作を完了
するために、要求時の状態から操作終了までの一連の操
作手順列を作成する手段と、上記ガイドヘルプ情報から
掲記の一連の操作手順列の各々に対応するメッセージを
検索する手段と、同手段により検索されたガイドヘルプ
情報を合成して表示出力する手段と、を設け、ガイド要
求内容(質問)と応用プログラムの状態及び状態フロー
をあらかじめ記憶してある状態フロー表により、ガイド
要求時点の状態から目的の処理を行なうまでの操作手順
状態列を作成し、次に操作手順状態列の各々に対するガ
イダンスメッセージを検索し、最後にそれを手順と同じ
順序にしたがって合成して表示出力するものが提案され
ている。この場合のガイドヘルプ情報は、状態と操作の
各単位毎のガイドヘルプメッセージの集合として合成さ
れるが、各単位毎のガイドヘルプメッセージを応用プロ
グラムに合わせて自由に編集するものではなく、あらか
じめ設定された手順列にしたがって合成している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のヘルプ機能、特に、
特開昭61−243518号公報、特開昭62−262120号公報及び
特開昭63−66623号公報に記載されたヘルプ機能にあっ
ては、個人の習熟度等に対応したヘルプ情報等を出力す
るとしてもそれらのヘルプ情報はあらかじめ作成されて
記憶部等に格納されており、これらの複数のヘルプ情報
から個人の習熟度等に応じて適宜選択して出力していた
ため、広範な要求に十分対応することができないだけで
なく、広範な要求に対応しようとすればするほどヘルプ
情報を記憶するために大きな容量の記憶部を必要とし、
コストが高くなるという問題があった。
また、特願平1−280821号公報に記載されているヘル
プ機能にあっては、利用者が操作に困った時点から目的
の処理を行なうための具体的な操作手順に関するガイド
を検索、表示するために、ガイド情報を状態と操作の各
単位毎のガイドヘルプメッセージの集合として合成して
いるが、ガイド情報を各単位毎のヘルプメッセージを自
由に組み合わせて合成しているものでないため、この従
来例においても、広範な要求に十分対応するものではな
く、広範な要求に対応しよとすると、大容量の記憶部を
必要とし、コストが高くなるという問題があった。
さらに、従来のヘルプ機能にあっては、いずれも機器
に添付されている操作マニュアルの補助的機能として位
置付けされ、操作マニュアルをある程度熟読しているこ
とが前提とされていたため、全くの初心者が機器を操作
する場合や機器に添付の操作マニュアルを紛失した場合
には、十分なヘルプ機能を発揮せず、機器を十分利用す
ることができないという問題があった。
特に、機器の機能の高度化と多様化に伴ってその操作
方法も複雑化し、機器に添付される操作マニュアルも分
厚く、かつ、複雑なものとなってきている今日、このよ
うな操作マニュアルを熟読して操作方法をマスターする
ことは困難になっている。そこでは、従来のヘルプ機能
とは異なり、機器に添付されている操作マニュアルを読
まなくても十分に機器を利用することのできるマンマシ
ンインターフェースの向上が要望されている。
さらに、また、従来のヘルプ機能にあっては、ヘルプ
機能を要求する際の操作をオペレータが間違って操作エ
ラーとなってしまった場合、その操作エラーとなった原
因をオペレータに通知していなかったため、オペレータ
は操作エラーの原因が判らずに操作エラーを何度も繰り
返してしまい、さらに操作性を損ねる原因となってい
た。
〔発明の目的〕
そこで、請求項1記載の発明は、通信機能を備えた機
器において、通信端末からの操作の問い合わせを受け付
け、機器の目的とする機能の実現に必要な操作マニュア
ルを作成し、機器の機能の実現に必要な種々のシステム
情報があらかじめ入力されているときには、これらのシ
ステム情報を組み込んで操作マニュアルを作成すること
により、操作マニュアルをその内容どおりに操作するこ
とによりシステム情報をも入力操作できる内容のものと
し、また、問い合わせ内容にエラーがあったときには、
そのエラー内容を解析して所定のエラーレポートを送信
することにより、システム情報をオペレータが忘れてい
るか、知らない場合にも操作マニュアルどおりの操作を
行なうことにより、目的とする通信機能を備えた機器の
機能を実現できるようにして、マンマシンインターフェ
ースをさらに向上させ、通信機能を備えた機器の機能を
通信端末からより一層簡単かつ十分に利用することがで
きるようにすることを目的とし、 請求項2記載の発明は、問い合わせのエラーをその内
容別に分類して蓄積し、該内容別のエラーレポートを作
成して通信端末に送信することにより、通信端末のオペ
レータに操作エラーとなった原因を明確に通知して、シ
ステム情報をオペレータが忘れているか、知らない場合
にも操作エラーを繰り返すことを減らし、目的とする通
信機能を備えた機器の機能を実現できるようにして、マ
ンマシンインターフェースをさらに向上させ、通信機能
を備えた機器の機能を通信端末からより操作性良く一層
簡単かつ十分に利用することができるようにすることを
目的とし、 請求項3記載の発明は、問い合わせのエラーをその内
容別に分類するとともにその問い合わせのあった通信端
末の宛先別に蓄積し、該内容別のエラーレポートを作成
して宛先別に送信することにより、宛先別のオペレータ
の操作エラーに応じたエラーレポートを送出し、その操
作エラーを訂正して目的とする通信機能を備えた機器の
機能を実現できるようにして、マンマシンインターフェ
ースをさらに一層向上させ、通信機能を備えた機器の機
能を通信端末からより操作性良く一層簡単かつ十分に利
用することができるようにすることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため、 請求項1記載の発明においては、 通信端末で所定の操作が行なわれると、該操作内容に
対応する操作データを該通信端末から受信し、該操作デ
ータに応じて複数の処理ステップを組み合わせて実行
し、複数の機能を実現する通信機能を備えた機器の操作
マニュアル作成装置であって、 上記通信端末からの操作データを受信する受信制御手
段と、 受信制御手段の受信した操作データのうち操作マニュ
アルを作成するのに必要なデータを取り出して記憶する
データ記憶手段と、 データ記憶手段の取り出して記憶したデータから解析
される操作データのエラー内容に対応する説明データを
記憶するエラー情報記憶手段と、 上記各処理ステップ毎に要求される操作内容の説明デ
ータを記憶するインストラクト情報記憶手段と、 機器の有する各機能を実現させるためにあらかじめ入
力操作された各種システム情報を記憶するシステム情報
記憶手段と、 データ記憶手段に記憶されたデータを解析してインス
トラクト情報記憶手段に記憶された各処理ステップでの
操作内容の説明データを組み合わせるとともにシステム
情報記憶手段に記憶されたシステム情報を組み込んで目
的とする機能の実現に必要な操作マニュアルを編集・作
成し、また、データ記憶手段に記憶されたデータから操
作データを解析してエラーがあるとき、該エラー内容に
対応する説明データをエラー情報記憶手段から取り出し
て所定のエラーレポートを編集・作成する編集制御手段
と、 編集制御手段で作成した操作マニュアルを通信端末の
要求に応じて通信端末に送信するとともに編集制御手段
で該要求のエラー内容に応じて作成したエラーレポート
を通信端末に送信する送信制御手段と、 を、備えたことを特徴とし、 請求項2記載の発明においては、 通信端末で所定の操作が行なわれると、該操作内容に
対応する操作データを該通信端末から受信し、該操作デ
ータに応じて複数の処理ステップを組み合わせて実行
し、複数の機能を実現する通信機能を備えた機器の操作
マニュアル作成装置であって、 上記通信端末からの操作データを受信する受信制御手
段と、 受信制御手段の受信した操作データのうち操作マニュ
アルを作成するのに必要なデータを取り出して記憶する
データ記憶手段と、 上記各処理ステップ毎に要求される操作内容の説明デ
ータを記憶するインストラクト情報記憶手段と、 機器の有する各機能を実現させるためにあらかじめ入
力操作された各種システム情報を記憶するシステム情報
記憶手段と、 データ記憶手段に記憶されたデータを解析してエラー
があるとき、該エラーを内容別に分類して蓄積するエラ
ー情報解析手段と、 エラー情報解析手段で解析されたエラー内容に対応す
る説明データを記憶するエラー情報記憶手段と、 データ記憶手段に記憶されたデータを解析してインス
トラクト情報記憶手段に記憶された各処理ステップでの
操作内容の説明データを組み合わせるとともにシステム
情報記憶手段に記憶されたシステム情報を組み込んで目
的とする機能の実現に必要な操作マニュアルを編集・作
成するとともに、エラー情報解析手段によって蓄積され
たエラー情報に対応する説明データを組み合せて所定の
エラーレポートを編集・作成する編集制御手段と、 編集制御手段で作成した操作マニュアルを通信端末の要
求に応じて通信端末に送信するとともに編集制御手段で
該要求のエラー内容に応じて作成したエラーレポートを
通信端末に送信する送信制御手段と、 を、備えたことを特徴とし、 請求項3記載の発明においては、通信端末で所定の操
作が行なわれると、該操作内容に対応する操作データを
該通信端末から受信し、該操作データに応じて複数の処
理ステップを組み合わせて実行し、複数の機能を実現す
る通信機能を備えた機器の操作マニュアル作成装置であ
って、 上記通信端末からの操作データを受信する受信制御手
段と、 受信制御手段の受信した操作データのうち操作マニュ
アルを作成するのに必要なデータを取り出して記憶する
データ記憶手段と、 上記各処理ステップ毎に要求される操作内容の説明デ
ータを記憶するインストラクト情報記憶手段と、 機器の有する各機能を実現させるためにあらかじめ入
力操作された各種システム情報を記憶するシステム情報
記憶手段と、 データ記憶手段に記憶されたデータを解析してエラー
があるとき、該エラーを内容別に分類して宛先別に蓄積
するエラー情報解析手段と、 エラー情報解析手段によって解析される操作データの
エラー内容に対応する説明データを記憶するエラー情報
記憶手段と、 データ記憶手段に記憶されたデータを解析してインス
トラクト情報記憶手段に記憶された各処理ステップでの
操作内容の説明データを組み合わせるとともにシステム
情報記憶手段に記憶されたシステム情報を組み込んで目
的とする機能の実現に必要な操作マニュアルを編集・作
成するとともに、エラー情報解析手段に蓄積された該エ
ラー情報に対応する説明データを組み合せて宛先別に所
定のエラーレポートを編集・作成する編集制御手段と、 編集制御手段で作成した操作マニュアルを通信端末の
要求に応じて通信端末に送信するとともに編集制御手段
で該要求のエラー内容に応じて作成したエラーレポート
を宛先別の通信端末に送信する送信制御手段と、 を、備えたことを特徴とするものである。
以下、実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図は、本願各発明の操作マニュアル作成装置の適
用されるファクシミリメール装置1のブロック図であ
り、ファクシミリメール装置1は、システム制御部2、
ディスク制御部3、4、フロッピィディスク装置5、ハ
ードディスク装置6、7、ホストインターフェース部8
および通信処理部FCU1〜FCUn等を備えている。
システム制御部2は、内部メモリあるいはフロッピィ
ディスク装置5またはハードディスク装置6、7に格納
されているプログラムに従ってファクシミリメール装置
1の各部を制御、特に、画像データのフロッピィディス
ク装置5やハードディスク装置6、7への書き込みおよ
び読み取り、さらには、各通信処理部FCU1〜FCUnの制御
等を行ない、ファクシミリメール装置1としてのシーケ
ンスを実行する。ファクシミリメール装置1は、代行通
信機能、一斉同報機能、親展通信機能、時刻指定送信機
能、掲示板サービス機能、私書箱機能、列信機能等の各
種機能サービスを有しており、システム制御部2は、こ
れらの各機能の実行、制御を各通信処理部FCU1〜FCUnを
制御して行なわせる。また、ファクシミリメール装置1
のこれらの各機能を利用するには、ファクシミリメール
装置1に接続された通信端末(例えば、ファクシミリ装
置)からファクシミリメール装置1に対し一定の操作を
行なってサービス要求を行なう必要があり、本発明で
は、後述するように、このサービス要求の操作内容を示
した操作マニュアルを通信端末からファクシミリメール
装置1に要求することができる。
ディスク制御部3およびディスク制御部4は、フロッ
ピィディスク装置5およびハードディスク装置6、7の
駆動制御を行ない、フロッピィディスク装置5およびハ
ードディスク装置6、7にはファクシミリメール装置と
しての基本プログラムや各種データ、特に、通信端末か
ら送信されてきた電文やホスト装置(後述する)から送
られてきた電文等を蓄積する。また、ハードディスク装
置6、7には操作エラーコードに対応する各種操作エラ
ーフォーマットがあらかじめ蓄積されており、相手通信
端末から受信した操作内容にエラーが発生したとき、後
述する操作エラーを説明する電文の編集処理に際して読
み出されて利用される。ハードディスク装置6、7はエ
ラー情報記憶手段としての機能を有する。
ホストインターフェース部8にはホスト装置、例え
ば、コンピュータ装置等が接続され、ホストインターフ
ェース部8は、ホスト装置との間の通信制御を実行す
る。このホストインターフェース部8に接続されるのは
コンピュータ装置等のホスト装置に限定されるものでは
なく、例えば、他のファクシミリメール装置等であって
もよい。また、このホストインターフェース部8として
は、ホスト装置とファクシミリメール装置1とを直接接
続するDMAC(ダイレクト・メモリ・アクセスコントロー
ラ)や回線を介してホスト装置とファクシミリメール装
置1とを接続する通信制御部等が利用される。
通信処理部FCU1〜FCUnは、収納回線の数だけ設けられ
ており、各通信処理部FCU1〜FCUnは、その通信処理部FC
U1、FCUnについて図示するように、網制御部11、モデム
12、通信制御部13、マニュアル生成バッファ14、符号化
・復号化部15、チャネル制御部16、制御プログラム記憶
部17、OMR処理部18、データ記憶部19、蓄積用メモリ2
0、インストラクト情報記憶部21、システム情報記憶部2
2、編集制御部23およびバス制御部24等を備えている。
網制御部11には、回線L1〜Lnが接続され、回線L1〜Ln
としては、例えば、電話回線が接続される。網制御部11
は、いわゆるAA−NCUと称されているものであり、自動
発・着呼処理等を行なう。
モデル12は、送信信号の変調を行ない、また、受信信
号の復調を行なう。
通信制御部13は、回線L1〜Lnを介して接続された相手
通信端末(例えば、ファクシミリ装置)との間でファク
シミリ制御信号の交換を行ない、ファクシミリ通信手順
を実行する。
マニュアル生成バッファ14には、後述する本願各発明
の操作マニュアルおよび各種操作エラーフォーマットが
展開される。
符号化・復号化部15は、所定の符号化方式により電文
を符号化し、また、符号化された電文を復号化する。
制御プログラム記憶部17は、通信処理部FCU1〜FCUnと
しての基本プログラムや本願各発明の操作マニュアル生
成・出力処理プログラムおよびエラーレポート生成・出
力プログラム等を格納しており、チャネル制御部16は、
制御プログラム記憶部17のプログラムに従って通信処理
部FCU1〜FCUnの各部を制御して通信処理部FCU1〜FCUnと
してのシーケンスを実行するとともに、本願各発明の操
作マニュアル生成・出力処理およびエラーレポートの生
成・出力処理を実行する。
OMR処理部(OMR処理手段)18は、受信電文がOMRシー
トの電文であるかどうかの検出、および受信電文がOMR
シートの電文であるとき、該受信したOMRシートの電文
からそのOMRシートに施されているマークおよびマーク
位置の検出を行なって、その検出結果を蓄積用メモリ20
に蓄積する。
データ記憶部(データ記憶手段)19は、回線L1〜Lnを
介して相手通信端末から送られてきたデータ(電文やダ
イヤルトーン等)のうち操作マニュアルの作成に必要な
データのみを記憶し、この操作マニュアル作成に必要な
データとは、例えば、操作マニュアル要求コマンド、要
求する操作マニュアルの種類(すなわち、相手オペレー
タがファクシミリメール装置1に要求するサービス機能
の種類)、相手オペレータの種別(例えば、相手端末の
IDやオペレータのID等)、および相手オペレータの習熟
度を示すデータ等に関するデータである。
蓄積用メモリ20は、上述のように、OMR処理部18で検
出したOMRシートの電文の検出結果やOMRシート以外の電
文をフロッピィディスク装置5やハードディスク装置
6、7へ転送する際に一時的に記憶し、またフロッピィ
ディスク装置5やハードディスク装置6、7内の電文を
通信処理部FCU1〜FCUnを介して送信する際に、一時記憶
する。
インストラクト情報記憶部(インストラクト情報記憶
手段)21は、ファクシミリメール装置1の提供するサー
ビス(機能)を実現するための複数の処理ステップ毎に
要求される通信端末での操作内容の説明データを記憶す
る。すなわち、ファクシミリメール装置1にサービスを
要求する場合、第2図に示すように、その処理ステップ
P0〜P11毎に一定の操作が要求され、インストラクト情
報記憶部21にはこの各処理ステップP0〜P11毎に要求さ
れる通信端末での操作内容を説明する説明データがあら
かじめ記憶されている。したがって、インストラクト情
報記憶部21にはファクシミリメール装置1の各機能を実
現するために必要な処理ステップP0〜P11毎の説明デー
タのみを格納しておけばよく、従来のように各機能毎に
個人の習熟度に対応した何種類ものヘルプ情報を記憶し
ておく必要がない。
システム情報記憶部(システム情報記憶手段)22はフ
ァクシミリメール装置1の機能を実現するために要求さ
れる所定のシステム情報を記憶しており、このシステム
情報としては、例えば、ユーザーID.Noや宛先ID.Noさら
には宛先電話番号(Tel.No)等がある。
編集制御部(編集制御手段)23は、操作マニュアルの
要求があると、データ記憶部19に記憶されたデータを解
析して相手オペレータの要求している操作マニュアルの
種類(すなわち、オペレータの目的とするファクシミリ
メール装置1の機能)やオペレータの習熟度等を判断
し、目的とするファクシミリメール装置1の機能の実現
に必要な処理ステップP0〜P11毎の操作の説明データを
インストラクト情報記憶部21から読み出してマニュアル
生成バッファ14に操作マニュアルとして編集・作成す
る。また、このときシステム情報記憶部22に当該機能を
実現するのに必要なシステム情報が記憶されていると、
これらのシステム情報を組み込んで操作マニュアルを作
成する。また、編集制御部23はデータ記憶部19に記憶さ
れたデータを解析して要求内容にエラーがあると、その
内容を解析して内容別および宛先別にハードディスク装
置6、7に蓄積し、ハードディスク装置6、7からその
エラー内容に対応する説明データを読み出してマニュア
ル生成バッファ14にエラーレポートとして編集・作成す
る。編集制御部23はエラー情報解析手段としての機能を
有する。
このファクシミリメール装置1は、各通信処理部FCU1
〜FCUn毎に回線L1〜Lnを収納しており、この回線L1〜Ln
を介して接続された相手通信端末との間でファクシミリ
通信を行なう。ファクシミリメール装置1は、回線L1〜
Lnを介して接続された相手通信端末からサービス要求が
あると、要求されたサービス内容を解析してそのサービ
スを提供する。このサービス要求はOMRシートにより行
なうこともできるし、また、トーン信号等により行なう
こともできる。
相手通信端末がOMRシートによりサービス要求を行な
ってくると、ファクシミリメール装置1は、そのOMR処
理部18によりOMRシートのマーク位置を読み取り、その
読み取り結果を蓄積用メモリ20に展開する。チャネル制
御部16は、この蓄積用メモリ20の内容を解析してサービ
ス要求の内容を判断し、要求されたサービスを実行す
る。例えば、サービス要求が時刻指定送信サービスであ
るときには、ファクシミリメール装置1は、受信した符
号化された電文を一旦蓄積用メモリ20に蓄積し、符号化
・復号化部15で復号化して再度所定の符号化方式で符号
化しなおした後、あるいは、そのままバス制御部24を介
してフロッピィディスク5あるいはハードディスク6、
7に蓄積する。その後、指定の送信時刻になると、フロ
ッピィディスク5あるいはハードディスク6、7から電
文を読み出し、空いている通信処理部FCU1〜FCUnにその
バス制御部24を介して転送する。通信処理部FCU1〜FCUn
は、転送されてきた電文を一旦蓄積用メモリ20に蓄積
し、符号化・復号化部15で所定の符号化方式で符号化し
なおし、あるいは、そのまま指定された送信先に送信す
る。
なお、上記網制御部11、モデム12、通信制御部13およ
びOMR処理部18は通信端末からの操作データを受信する
受信制御手段を構成し、図示しないがファクシミリメー
ル装置1のキーボードやその制御部は機器としてのファ
クシミリメール装置1への操作が行われると操作内容を
操作データとして取り込む入力手段を構成する。
次に作用について説明する。
ファクシミリメール装置1は、上述のように、通信端
末からサービス要求があると、要求されたサービスを提
供するが、通信端末のオペレータがその操作方法が分か
らない場合には、該通信端末からの操作マニュアル要求
を受け付け、オペレータが要求しようとするサービス
(ファクシミリメール装置1の機能)に対応した操作マ
ニュアルを作成して該通信端末に送信する。
すなわち、通信端末のオペレータは、ファクシミリメ
ール装置1に操作マニュアルを要求する場合、まず、フ
ァクシミリメール装置1を発呼し、操作マニュアルの要
求を行なう。この操作マニュアルの要求は、ファクシミ
リメール装置1からの音声ガイダンスに従ったキー操作
を行なうことによりトーン信号を使用しておこなうこと
もできるし、また、OMRシートを使用して操作マニュア
ルの要求を行なうことも出来る。例えば、OMRシートを
使用して操作マニュアル要求を行なうときにはあらかじ
め操作マニュアル要求用に作成されたOMRシート(第3
図参照)30を使用して操作マニュアル要求を行なう。こ
の操作マニュアル要求用OMRシート30は、例えば、第3
図に示すように、通常のOMRシートと同様に、スタート
マーク30a、初期傾き許容限界判定マーク30b、ガイドマ
ーク30c、モード切替マーク30d、田型数字30e、自由領
域区分指定マーク30f、エンドマーク30g等を有するとと
もに、操作マニュアル要求用に特別に設けられたマー
ク、すなわち、問い合わせマーク30h、ボイスガイダン
ス要・不要マーク30i、メイルの種類(サービスの種
類)マーク30j、時刻指定有無および指定時刻マーク30k
等を有している。
通信端末のオペレータは、OMRシート30で操作マニュ
アル要求を行なう場合、ファクシミリメール装置1を発
呼し、通信端末(例えば、ファクシミリ装置)にOMRシ
ート30を読み取らせ送信するだけでよい。
次に、ファクシミリメール装置1での処理について第
4図〜第7図に基づいて説明する。
ファクシミリメール装置1は、第4図に示すように、
着呼があると(ステップS1)、ユーザーIDを受信し(ス
テップS2)、受信したユーザーIDが登録されているかど
うかチェックする(ステップS3)。このユーザーIDは、
ファクシミリメール装置1を利用するものであり、シス
テム情報記憶部22に記憶される。受信したユーザーIDが
登録されていない場合には、エラー処理を行ない(ステ
ップS4)、再入力するかどうかチェックする(ステップ
S5)。再入力が行なわれる場合には、ステップS2に戻っ
て、ユーザーIDの受信を行ない、再入力をしない場合に
は、エラー処理および回線の切断を行なって本フローを
終了する(ステップS6、S7)。
ステップSで、受信したユーザーIDが登録されている
ときには、PBトーンによるオーダリングかどうかチェッ
クし(ステップS8)、PBオーダリングのときには、PBオ
ーダリングの受信を行なう(ステップS9)。PBオーダリ
ングの受信を完了すると、該オーダリングが正常かどう
かチェックし(ステップS10)、オーダリングが正常に
行なわれたときには、電文の受信を開始する(ステップ
S11)。全ての電文の受信を完了すると(ステップ1
2)、電文の受信が正常に行なわれたかどうかチェック
し(ステップS13)、電文の受信が正常に行なわれた場
合には、回線L1〜Lnを切断して受信処理を終了する(ス
テップS14)。ステップS13で、電文の受信が正常に行な
われなかった場合には、エラー処理を行なった後、回線
L1〜Lnを切断する(ステップS15、S14)。また、ステッ
プS10で、PBトーンによるオーダリングが正常に行なわ
れなかった場合には、エラー処理(例えば、オーダリン
グが正常に行なわれなかった旨の通信端末へのフィード
バック等)を行ない(ステップS16)、再入力されるか
どうかチェックする(ステップS17)。再入力が行なわ
れる場合には、ステップS9に戻って、PBトーンによるオ
ーダリングを受信し、再入力が行なわれない場合には、
エラー処理(例えば、回線を切断する旨の通信端末への
フィードバック等)を行なった後、回線L1〜Lnの切断を
行なう(ステップS15、S14)。上記ステップS9からステ
ップS17はファクシミリメール装置1の通常のサービス
要求受信処理のフローである。
一方、ステップS8で、PBトーンによるオーダリングで
ない場合には、電文の受信を行ない(ステップS18)、
受信した電文がOMRシートの電文か、また、問い合わせ
用、すなわち操作マニュアル要求用のOMRシートかどう
かチェックする(ステップS19、S20)。問い合わせ要求
(操作マニュアル要求)でないときには、OMRシートに
よるオーダリング処理を行なう(ステップS21)。すな
わち、受信したOMRシートの電文からOMR処理部18でOMR
シートのマーク位置を読み取って蓄積用メモリ20に展開
し、この蓄積用メモリ20に展開されたOMRシートの内容
をチャネル制御部16で解析してオーダリングの内容を判
断する。オーダリングが正常に行なわれたかどうかチェ
ックし(ステップS22)、オーダリングが正常に行なわ
れていない場合には、エラー処理を行なった後、回線L1
〜Lnを切断する(ステップS23、S14)。オーダリングが
正常に行なわれている場合には、電文の受信を行ない、
全ての電文を正常に受信すると、回線L1〜Lnを切断して
本フローを終了する(ステップS11〜S15)。
ステップS20で、問い合わせ要求(操作マニュアル要
求)のときには、OMRシートによる問い合わせ処理(操
作マニュアル要求)が正常に行なわれたかどうかチェッ
クし(ステップS24、S25)、正常に行なわれなかった場
合には、エラー処理を行なった後、回線L1〜Lnを切断す
る(ステップS6、S7)。
問い合わせ要求が正常に行なわれた場合には、一旦回
線L1〜Lnを切断し(ステップS26)、問い合わせの解析
(操作マニュアルの要求内容の解析)を行なう(ステッ
プS27)。次に、問い合わせ要求の内容が正常であるか
どうかチェックし(ステップS28)、問い合わせ要求の
内容が正常でない場合には、エラー処理、例えば、通信
端末への問い合わせ要求の内容が正常でない旨の通知等
を行なって本フローを終了する(ステップS29)。問い
合わせ内容が正常であるときには、操作マニュアル編集
処理および操作マニュアル出力処理を行ない、本フロー
を終了する(ステップS30、S31)。この操作マニュアル
出力処理としては、作成した操作マニュアルを操作マニ
ュアル要求を行なってきた通信端末に直接送信してもよ
いし、また、ファクシミリメール装置1の私書箱に入
れ、当該通信端末が出力要求してきたときに送信しても
よい。
次に、ステップS27での問い合わせ解析処理について
説明する。
各通信処理部FCU1〜FCUnは、受信した操作マニュアル
要求用OMRシート30の電文からOMR処理部18でOMRシート3
0のマーク位置を読み取って蓄積用メモリ20に展開し、
蓄積用メモリ20に展開されたOMRシートの内容をチャネ
ル制御部16で解析して操作マニュアル要求の要求内容を
判断する。
すなわち、チャネル制御部16は、蓄積用メモリ20に展
開された内容を解析し、第5図に示すように、まず、ボ
イスガイダンスの要・否を判断する(ステップR1)。OM
Rシートのボイスガイダンス用マーク30iの要の位置にマ
ークがあると判断した場合には、システムパラメータd0
をa0にセットし(ステップR2)、OMRシートのボイスガ
イダンス用マーク30iの否の位置にマークがあると判断
した場合には、システムパラメータd0をa1にセットする
(ステップR3)。ここで、システムパラメータとは第2
図で示した各処理ステップP0〜P11から次の処理ステッ
プP0〜P11へ移行する際に次にどの処理ステップP0〜P11
に移行するかを決定するパラメータであり、第6図に示
すように、インストラクト情報記憶部21に形成されたシ
ステムパラメータ格納用のバッファに格納される。な
お、システムパラメータd0は、ボイスガイダンスの要・
否のパラメータを、システムパラメータd1、d2、d3は、
私書箱や掲示板の選択、時刻指定の要・否及び宛先を宛
先ID.Noで入力するか電話番号(Tel.No)で入力するか
の選択等を、また、d4は、同報か否かのパラメータを格
納する。
チャネル制御部16は、ボイスガイダンスの要・否とそ
のシステムパラメータの設定を行なうと、次に、私書箱
サービスか否かを判断し(ステップR4)。私書箱サービ
スでないときには、システムパラメータd1をb2に設定し
て私書箱NO.(ユーザーが私書箱に投入する電文に付
与するシリアルナンバー)が有るかどうかをチェックす
る(ステップR5、R6)。私書箱NO.が有るときには、
その私書箱NO.をシステム情報記憶部22に格納して次
のステップに進み(ステップR7)、私書箱NO.がない
ときには、そのまま次のステップに進む。
ステップR4で、私書箱サービスでないときには、掲示
板サービスかどうかチェックし(ステップR8)、掲示板
サービスのときには、システムパラメータd1をb1に設定
して掲示板NO.(ユーザーが掲示板に投入する電文に
付与するシリアルナンバー)が有るかどうかチェックす
る(ステップR9、R10)。掲示板NO.が有るときには、
その掲示板NO.をシステム情報記憶部22に格納して次
のステップに進み(ステップR11)、掲示板NO.が無い
ときには、そのまま次のステップに進む。
ステップR4で、掲示板サービスでないときには、普通
の電文かどうかチェック(ステップR12)、普通の電文
でないときには、エラー処理をして本フローを終了する
(ステップR13)。普通の電文のときには、システムパ
ラメータd1をd2に設定して次の処理に移行する(ステッ
プR14)。
このように、私書箱か、掲示板か、普通電文かによる
システムパラメータの設定が終了すると、次に、時刻指
定かどうかのチェックを行ない(ステップR15)、時刻
指定でないときには、システムパラメータd2をd3に設定
する(ステップR16)。このシステムパラメータd3は後
の処理で再度設定される。時刻指定のときには、システ
ムパラメータd2をb3に設定し(ステップR17)、指定時
刻が正常かどうかチェックする(ステップR18)。指定
時刻が正常でないときには、エラー処理をして本フロー
を終了し(ステップR19)、指定時刻が正常のときに
は、指定された時刻をシステム情報記憶部22に格納して
宛先はTel.Noによる指定かどうかチェックする(ステッ
プR20、R21)。宛先がTel.Noで指定されるときには、シ
ステムパラメータd3をb4に設定し(ステップR22)、次
の処理に進む。宛先がTel.Noで指定されないときには、
宛先はID.Noによる指定かどうかチェックする(ステッ
プR25)。宛先がTel.Noでも、またID.Noでも指定されな
いときには、エラーと判断して、エラー処理を行なった
後、本フローを終了する(ステップR19)。宛先がID.No
で指定されるときには、システムパラメータd3をb5に設
定して(ステップR26)、同報サービスかどうかチェッ
クする(ステップR27)。同報サービスでないときに
は、システムパラメータd4をc2に設定し(ステップR2
8)、同報サービスのときには、システムパラメータd4
をc1に設定する(ステップR29)。このように各システ
ムパラメータを設定すると設定したシステムパラメータ
からサービスコードを決定し、レジスタに格納する(ス
テップR30)。すなわち、システムパラメータを検出し
て設定することにより、通信端末のオペレータの要求す
る機能(サービス)の種類が判明し、この通信端末のオ
ペレータの要求するサービスの種類に対応する操作マニ
ュアルを次に作成する。
次に、この操作マニュアル作成処理について第7図の
フローチャートに基づいて説明する。
編集制御部23は、まず、カウンタn、m、lを“0"に
設定(リセット)し(ステップQ1)、処理ステップPnの
コードをマニュアル生成バッファ14に格納する(ステッ
プQ2)。すなわち、まず、処理ステップP0のコードをマ
ニュアル生成バッファ14に格納する。次に、編集制御部
23はインストラクト情報記憶部21からこの処理ステップ
Pnのシステムパラメータ(上記第5、6図で設定したシ
ステムパラメータd0〜d4等)を読み出し(ステップQ
3)、システムパラメータが“0"かどうかチェックする
(ステップQ4)。システムパラメータが“0"であると、
処理ステップPnでシステムパラメータが“0"に対応する
説明データのアドレスと次の処理ステップPnのコードを
読み出し、マニュアル生成バッファ14に格納する(ステ
ップQ5)。一方、システムパラメータが“0"でないとき
には、システム情報記憶部22からシステムパラメータdm
の値を読みだし(ステップQ6)、処理ステップPn及びシ
ステムパラメータdmに対応する説明データのアドレスと
次の処理ステップPnのコードをインストラク情報記憶部
21から読みだしてマニュアル生成バッファ14にアドレス
Alとして入れる(ステップQ7)。すなわち、処理ステッ
プPnとシステムパラメータとは、第8図に示すように、
対応しており、処理ステップPnとシステムパラメータと
が決定されると、次の処理ステップPnが定まり、これに
対応してその処理ステップPnでの説明データが決定され
る。したがって、処理ステップPnとシステムパラメータ
とを自由に組み合わせることにより次の処理ステップPn
を自由に設定することができるとともに、この処理ステ
ップPnでの操作に必要な説明データを自由に組み合わせ
ることができる。
このように、まず、処理ステップP0、システムパラメ
ータa0に対応する次の処理ステップPn及びシステムパラ
メータdmの説明データのアドレス設定を完了すると、パ
ラメータmとしてm+1を設定し(ステップQ8)、最終
処理ステップPnかどうかチェックする(ステップQ9)。
最終処理ステップPnでないときには、ステップQ3に戻っ
て、同様に、各処理ステップPn毎にシステムパラメータ
に基づいて次の処理ステップPn及び説明データのアドレ
スのマニュアル生成バッファ14への格納を行なう(ステ
ップQ3〜ステップQ8)。上記処理を最終処理ステップPn
まで繰り返して実行すると、マニュアル生成バッファ14
には、第9図に示すように、アドレスAl順にオペレータ
が要求したサービスの実行に必要な処理ステップPnのコ
ードとその処理ステップPnでの説明データのアドレスが
展開されている。したがって、システムパラメータを自
由に設定することにより、ファクシミリメール装置の有
する複数の機能の各機能に対応した処理ステップPnを設
定し、目的とする機能に対応した各処理ステップPnの説
明データを自由に組み合わせることができる。
次に、システム情報記憶部22に記憶されているサービ
スコードを読み出し(ステップQ11)、対応するヘッダ
ー部を取り出して、第10図に示すように、マニュアル生
成バッファ14の操作マニュアルのヘッダー位置40aに展
開する(ステップQ12)。ここで、カウンタlを“0"に
設定し(ステップQ13)、アドレスAlに格納されている
説明データを読み出してマニュアル生成バッファ14の操
作マニュアルのキャラクタデータ領域40bに展開する
(ステップQ14)。また、説明図形(あらかじめインス
トラクト情報記憶部21に当該処理ステップPnの説明デー
タと関連させて、あるいは説明データとは関係なく単独
で記憶されている。)とシステム情報記憶部22に記憶さ
れているシステム情報(Tel.NoやID.No等)を読み出
し、マニュアル生成バッファ14のイメージ領域40cに展
開する(ステップQ15)。対応するアドレスの各データ
のマニュアル生成バッファ14への展開が終了すると、最
終データかどうかチェックし(ステップQ16)、最終デ
ータでないときには、カウンタlを1だけインクリメン
ト(l=l+1)してステップQ14に戻る。同様に、マ
ニュアル生成バッファ14に入れた各アドレスAlについて
説明データ、説明図形およびシステム情報をマニュアル
生成バッファ14に展開し、全てのアドレスAlについて処
理を終了すると、操作マニュアルの編集・生成処理を終
了する。
このようにしてマニュアル生成バッファ14に展開され
た操作マニュアルは操作マニュアルを要求してきた通信
端末にファクシミリメール装置1から出力し、該通信端
末では、第11図に示すような操作マニュアル50を受け取
ることができる。操作マニュアルを受け取った通信端末
のオペレータは、送信されてきた操作マニュアルを見て
その操作マニュアルに記載されている通りの操作を行な
うことにより、目的とするファクシミリメール装置1の
サービスを受けることができる。
この出力処理は操作マニュアルの生成が完了した時点
で直接送信してもよいし、あるいは、ファクシミリメー
ル装置1の私書箱に入れて該通信端末から該私書箱の操
作マニュアルの送信要求があった時点で送信してもよ
く、その出力方法は限定されない。
次にエラーレポートの出力処理について第12図に示す
フローチャートに基づいて説明する。
まず、ユーザーIDを受信すると(ステップU1)、受信
したユーザーIDが登録されているかどうかチェックする
(ステップU2)。受信したユーザーIDが登録されていな
い場合には、音声等により再入力を要求して再び受信し
たユーザーIDが登録されているかどうかをチェックする
(ステップU3、U4、U5)。再び、ユーザーIDが登録され
ていない場合には、受信したユーザーIDを記憶するとと
もにIDエラーであることを認識し、ハードディスク装置
6、7に蓄積したIDエラーに対応するIDミスフォーマッ
トを読み出して記憶したユーザーIDを挿入して第13図に
示すような構成のエラーレポートを作成して相手通信端
末に送信し、回線を切断して本フローを終了する(ステ
ップU6、U7)。
一方、ステップU2で最初に受信したユーザーIDが登録
されている場合には、次のオーダリングを相手通信端末
に要求し(ステップU8)、PBオーダリングを受信すると
(ステップU9)、そのオーダリング内容が送信要求であ
るか受信要求であるかをチェックする(ステップU10、U
11)。送信要求である場合には、その送信要求の相手先
が登録されているか、親展送信か等に応じて操作マニュ
アルを送信して回線切断後、本フローを終了する(ステ
ップU12、U7)。また、ステップU12でPBオーダリングに
よる送信要求の内容に入力ミスがある場合には、その入
力ミスに応じた入力ミスフォーマットをハードディスク
装置6、7から読み出してエラーレポートを編集し送信
する。送信要求でなく受信要求の場合には、その要求内
容に応じてリトリーブ処理あるいはサマリレポート処理
を実行して回線切断後、本フローを終了する(ステップ
U13、U7)。また、ステップU13でリトリーブ要求のNoが
なかったとき、あるいは、間違っていたときは、同様に
入力ミス指摘処理を実行してエラーレポートを相手通信
端末に送信する。また、受信要求でもない場合には、PB
オーダリングに入力ミスがあるため、その入力ミスに対
応する入力ミス指摘処理を実行して回線切断後、本フロ
ーを終了する(ステップU14、U7)。
以上のように相手通信端末のオペレータのオーダリン
グの入力ミスに対してその入力ミスを指摘するエラーレ
ポートがファクシミリメール装置1から相手通信端末に
自動的に送信される。
なお、このエラーレポート出力処理のフローチャート
においてユーザーID受信の時点で入力ミスが発生した場
合には、相手先の送信番号等が不明であるため、回線切
断前に音声メッセージ等により相手先の電話番号を入力
させておき、エラーレポートの送信をできるようにす
る。
次に、上記ステップU6およびステップU14における入
力ミス指摘処理について第14図に示すフローチャートに
基づいて説明する。本処理では、ファクシミリメール装
置1に接続される全ての通信端末に対してその通信端末
毎に入力ミスの回数をカウントし、このカウント値に基
づいてエラーレポートを出力する。
本フローでは入力ミス毎にミス回数をカウントする
が、まず、ユーザーID/Noの入力ミスの場合には(ステ
ップV1)、そのミスカウント値が設定限界のN回以上か
どうかチェックする(ステップV2)。N回以上でないと
きは、ユーザーID/No用の入力ミスカウント値を+1イ
ンクリメントし(ステップV3)、N回以上のときは、ハ
ードディスク装置6、7に記憶されているユーザーID/N
oの入力ミスに対応するユーザーIDミスフォーマットを
読み出して受信したユーザーID/Noを挿入して登録され
た相手通信端末へユーザーID/No入力ミスのエラーレポ
ートとして送信する(ステップV4)。
次いで、サービスコードの入力ミスの場合には(ステ
ップV5)、そのミスカウント値が設定限界のN回以上か
どうかをチェックする(ステップV6)。N回以上でない
ときは、サービスコード用の入力ミスカウント値を+1
インクリメントし(ステップV7)、N回以上のときは、
ハードディスク装置6、7に記憶されているサービスコ
ードの入力ミスに対応するサービスコードミスフォーマ
ットを読み出して受信したサービスコードを挿入して登
録された相手通信端末へサービスコードのエラーレポー
トとして送信する(ステップV4)。
次いで、掲示板Noの入力ミスの場合には(ステップV
8)、そのミスカウント値が設定限界のN回以上かどう
かをチェックする(ステップV9)。N回以上でないとき
は、サービスコード用の入力ミスカウント値を+1イン
クリメントし(ステップV10)、N回以上のときは、ハ
ードディスク装置6、7に記憶されている掲示板Noの入
力ミスに対応する掲示板Noミスフォーマットを読み出し
て受信した掲示板Noを挿入して登録された相手通信端末
へ掲示板Noのエラーレポートとして送信する(ステップ
V4)。
次いで、時刻指定の入力ミスの場合には(ステップV1
1)、そのミスカウント値が設定限界のN回以上かどう
かをチェックする(ステップV12)。N回以上でないと
きは、時刻用の入力ミスカウント値を+1インクリメン
トし(ステップV13)、N回以上のときは、ハードディ
スク装置6、7に記憶されている時刻の入力ミスに対応
する時刻ミスフォーマットを読み出して受信した時刻を
挿入して登録された相手通信端末へ時刻のエラーレポー
トとして送信する(ステップV4)。
次いで、私書箱Noの入力ミスの場合には(ステップV1
4)、そのミスカウント値が設定限界のN回以上かどう
かをチェックする(ステップV15)。N回以上でないと
きは、時刻用の入力ミスカウント値を+1インクリメン
トし(ステップV16)、N回以上のときは、ハードディ
スク装置6、7に記憶されている私書箱Noの入力ミスに
対応する私書箱Noミスフォーマットを読み出して受信し
た私書箱Noを挿入して登録された相手通信端末へ私書箱
Noのエラーレポートとして送信する(ステップV4)。
次いで、宛先ID/Noの入力ミスの場合には(ステップV
17)、そのミスカウント値が設定限界のN回以上かどう
かをチェックする(ステップV18)。N回以上でないと
きは、宛先ID/No用の入力ミスカウント値を+1インク
リメントし(ステップV19)、N回以上のときは、ハー
ドディスク装置6、7に記憶されている宛先ID/Noの入
力ミスに対応する宛先ID/Noミスフォーマットを読み出
して受信した宛先ID/Noを挿入して登録された相手通信
端末へ宛先ID/Noのエラーレポートとして送信する(ス
テップV4)。
次いで、最終に入力される“#”の入力ミスの場合に
は(ステップV20)、そのミスカウント値が設定限界の
N回以上かどうかをチェックする(ステップV21)。N
回以上でないときは、最終“#”用の入力ミスカウント
値を+1インクリメントし(ステップV22)、N回以上
のときは、ハードディスク装置6、7に記憶されている
最終“#”の入力ミスに対応する最終“#”ミスフォー
マットを読み出して受信した最終コードを挿入して登録
された相手通信端末へ最終“#”のエラーレポートとし
て送信する(ステップV4)。
以上のように入力ミスの種類別にミス回数をカウント
し、設定限界回数N以上になったとき、その入力ミスに
対応するエラーレポートをファクシミリメール装置1に
登録されている全ての通信端末に送信して入力ミスを訂
正することにより、通信端末のオペレータが入力ミスを
繰り返すことを減らすことができ、マンマシンインター
フェースをさらに向上させることができる。
次に、入力ミス指摘処理としてファクシミリメール装
置1に登録された通信端末毎に入力ミス毎のエラーレポ
ートを出力する処理について第15図に示すフローチャー
トに基づいて説明する。
まず、受信した通信端末が登録されているかどうかチ
ェックし(ステップW1)、その通信端末が登録されてい
る場合は、ユーザーID/Noの入力ミスかどうかチェック
する(ステップW2)。ユーザーID/Noの入力ミスの場合
には、そのミスカウント値が設定限界のN回以上かどう
かをチェックする(ステップW3)。N回以上でないとき
は、ユーザーID/No用の入力ミスカウント値を+1イン
クリメントし(ステップW4)、N回以上のときは、ハー
ドディスク装置6、7に記憶されているユーザーID/No
の入力ミスに対応するユーザーIDミスフォーマットを読
み出して登録された相手通信端末へユーザーID/No入力
ミスの第16図に示すようなエラーレポートとして送信す
る(ステップW5)。
次いで、サービスコードの入力ミスの場合には(ステ
ップW6)、そのミスカウント値が設定限界のN回以上か
どうかをチェックする(ステップW7)。N回以上でない
ときは、サービスコード用の入力ミスカウント値を+1
インクリメントし(ステップW8)、N回以上のときは、
ハードディスク装置6、7に記憶されているサービスコ
ードの入力ミスに対応するサービスコードミスフォーマ
ットを読み出して登録された相手通信端末へサービスコ
ードのエラーレポートとして送信する(ステップW5)。
次いで、掲示板Noの入力ミスの場合には(ステップW
9)、そのミスカウント値が設定限界のN回以上かどう
かをチェックする(ステップW10)。N回以上でないと
きは、サービスコード用の入力ミスカウント値を+1イ
ンクリメントし(ステップW11)、N回以上のときは、
ハードディスク装置6、7に記憶されている掲示板Noの
入力ミスに対応する掲示板Noミスフォーマットを読み出
して登録された相手通信端末へ掲示板Noのエラーレポー
トとして送信する(ステップW5)。
次いで、時刻指定の入力ミスの場合には(ステップW1
2)、そのミスカウント値が設定限界のN回以上かどう
かをチェックする(ステップW13)。N回以上でないと
きは、時刻用の入力ミスカウント値を+1インクリメン
トし(ステップW14)、N回以上のときは、ハードディ
スク装置6、7に記憶されている時刻の入力ミスに対応
する時刻ミスフォーマットを読み出して登録された相手
通信端末へ時刻のエラーレポートとして送信する(ステ
ップW5)。
次いで、私書箱Noの入力ミスの場合には(ステップW1
5)、そのミスカウント値が設定限界のN回以上かどう
かをチェックする(ステップW16)。N回以上でないと
きは、時刻用の入力ミスカウント値を+1インクリメン
トし(ステップW17)、N回以上のときは、ハードディ
スク装置6、7に記憶されている私書箱Noの入力ミスに
対応する私書箱Noミスフォーマットを読み出して登録さ
れた相手通信端末へ私書箱Noのエラーレポートとして送
信する(ステップW5)。
次いで、宛先ID/Noの入力ミスの場合には(ステップW
18)、そのミスカウント値が設定限界のN回以上かどう
かをチェックする(ステップW19)。N回以上でないと
きは、宛先ID/No用の入力ミスカウント値を+1インク
リメントし(ステップW20)、N回以上のときは、ハー
ドディスク装置6、7に記憶されている宛先ID/Noの入
力ミスに対応する宛先ID/Noミスフォーマットを読み出
して登録された相手通信端末へ宛先ID/Noのエラーレポ
ートとして送信する(ステップW5)。
次いで、最終に入力される“#”の入力ミスの場合に
は(ステップW21)、そのミスカウント値が設定限界の
N回以上かどうかをチェックする(ステップW22)。N
回以上でないときは、最終“#”用の入力ミスカウント
値を+1インクリメントし(ステップW23)、N回以上
のときは、ハードディスク装置6、7に記憶されている
最終“#”の入力ミスに対応する最終“#”ミスフォー
マットを読み出して登録された相手通信端末へ最終
“#”のエラーレポートとして送信する(ステップW
5)。
以上のように入力ミスの種類別にミス回数をカウント
し、設定限界回数N以上になったとき、その入力ミスに
対応するエラーレポートをファクシミリメール装置1に
登録されているその入力ミスが行なわれた通信端末毎に
送信して入力ミスを訂正することにより、通信端末別に
オペレータの入力ミス訂正して入力ミスを繰り返すこと
を減らすことができ、マンマシンインターフェースをさ
らに一層向上させることができる。
なお、上記実施例においては、通信端末から操作マニ
ュアル要求があった場合について、説明しているが、機
器としてのファクシミリメール装置自体のオペレータが
キーボード等からファクシミリメール装置自体の操作や
ファクシミリメール装置のサービス要求の操作について
操作マニュアルを要求した場合にも同様に適用すること
ができる。
したがって、機器としてのファクシミリメール装置1
はオペレータの要求する機器の機能を実現するのに必要
な操作の操作マニュアルを、該機能の実現に必要な各処
理ステップ毎の説明データを自由に組み合わせて編集・
作成し、出力することができる。その結果、オペレータ
の広範な要求に十分対応することのできる操作マニュア
ルを大容量の記憶手段を使用することなく生成して提供
することができる。また、機器の機能の実現に必要な操
作当初から操作完了までの一連の操作の操作マニュアル
を提供することができ、初心者でも、また、機器に添付
の操作マニュアルがなくても目的とする機器の機能を確
実に実現することができる。したがって、マンマシンイ
ンターフェースを向上させることができ、機器の機能を
十分に活用することができる。
また、通信機能を備えた機器としてのファクシミリメ
ール装置において、通信端末から操作マニュアルの要求
を受け付け、該要求先のオペレータの目的とする機能の
実現に必要な操作マニュアルを編集・作成するととも
に、通信端末のオペレータの入力ミスを訂正するエラー
レポートを該通信端末に送信することができ、通信機能
を備えた機器としてのファクシミリメール装置の機能を
通信端末から簡単かつ十分に活用することができる。
さらに、通信機能を備えた機器としてのファクシミリ
メール装置において、通信端末からのOMRシートによる
操作の問い合わせを受け、該要求先のオペレータの目的
とする機能の実現に必要な操作マニュアルを編集・作成
して該通信端末に送信することができ、通信機能を備え
た機器としてのファクシミリメール装置への通信端末か
らの操作の問い合わせをより一層簡単に行なうことがで
きる。その結果、マンマシンインターフェースをさらに
向上させることができ、通信機能を備えた機器の機能を
通信端末からより一層簡単かつ十分に活性することがで
きる。
また、上記実施例においては、操作マニュアルの作成
に際し、あらかじめシステム情報記憶部22に記憶されて
いるシステム情報を組み込んで操作マニュアルを編集・
作成しているので、オペレータは操作マニュアルに記載
されている内容をそのまま操作することにより、目的と
するサービスをファクシミリメール装置に要求すること
ができる。したがって、さらにマンマシンインターフェ
ースを向上させることができ、機器の機能をより一層簡
単かつ十分に利用することができる。
〔効果〕
請求項1記載の発明によれば、通信機能を備えた機器
において、通信端末からの操作の問い合わせを受け付
け、機器の目的とする機能の実現に必要な操作マニュア
ルを作成し、機器の機能の実現に必要な種々のシステム
情報があらかじめ入力されているときには、これらのシ
ステム情報を組み込んで操作マニュアルを作成している
ので、操作マニュアルをその内容どおりに操作すること
によりシステム情報をも入力操作できる内容のものと
し、また、問い合わせ内容にエラーがあったときには、
そのエラー内容を解析して所定のエラーレポートを送信
しているので、システム情報をオペレータが忘れている
か、知らない場合にも操作マニュアルどおりの操作を行
なうことにより、目的とする通信機能を備えた機器の機
能を実現でき、マンマシンインターフェースをさらに向
上させ、通信機能を備えた機器の機能を通信端末からよ
り一層簡単かつ十分に利用することができる。
請求項2記載の発明によれば、問い合わせのエラーを
その内容別に分類して蓄積し、該内容別のエラーレポー
トを作成して通信端末に送信しているので、通信端末の
オペレータに操作エラーとなった原因を明確に通知し
て、システム情報をオペレータが忘れているか、知らな
い場合にも操作エラーを繰り返すことを減らすことがで
き、目的とする通信機能を備えた機器の機能を実現でき
るようにして、マンマシンインターフェースをさらに向
上させ、通信機能を備えた機器の機能を通信端末からよ
り操作性良く一層簡単かつ十分に利用することができ
る。
請求項3記載の発明によれば、問い合わせのエラーを
その内容別に分類するとともにその問い合わせのあった
通信端末の宛先別に蓄積し、該内容別のエラーレポート
を作成して宛先別に送信しているので、宛先別のオペレ
ータの操作エラーに応じたエラーレポートを送出し、そ
の操作エラーを訂正して目的とする通信機能を備えた機
器の機能を実現でき、マンマシンインターフェースをさ
らに一層向上させ、通信機能を備えた機器の機能を通信
端末からより操作性良く一層簡単かつ十分に利用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第16図は本願各発明の操作マニュアル作成装置
の一実施例を示す図であり、 第1図はその操作マニュアル作成装置を適用したファク
シミリメール装置のブロック図、 第2図はそのファクシミリメール装置の処理ステップの
遷移図、 第3図はその操作マニュアル要求用のOMRシートを示す
図、 第4図はそのファクシミリメール装置の基本的な処理を
示すフローチャート、 第5図はその操作マニュアル要求解析処理を示すフロー
チャート、 第6図はそのシステムパラメータ格納用バッファを示す
図、 第7図はその操作マニュアル編集・作成処理を示すフロ
ーチャート、 第8図はそのインストラクト情報記憶部に記憶される処
理ステップやシステムパラメータの状態を示す図、 第9図はそのマニュアル生成バッファに格納される処理
ステップや説明データのアドレス設定を示す図、 第10図はそのマニュアル生成バッファに展開される操作
マニュアルの各データを示す図、 第11図はその出力された操作マニュアルを示す図、 第12図はそのエラーレポートの出力処理を示すフローチ
ャート、 第13図はそのエラーレポート出力処理によって送信され
るエラーレポートの一例を示す図、 第14図はその入力ミス種類別のエラーレポートの出力処
理を示すフローチャート、 第15図はその通信端末別のエラーレポートの出力処理を
示すフローチャート、 第16図はその通信端末別のエラーレポートの出力処理に
よって送信されるエラーレポートの一例を示す図であ
る。 1……ファクシミリメール装置、 2……システム制御部、 3……ディスク制御部、 4……ディスク制御部、 5……フロッピィディスク装置、 6……ハードディスク装置、 7……ハードディスク装置、 8……ホストインターフェイス部、 11……網制御部、 12……モデム、 13……通信制御部、 14……マニュアル生成バッファ、 15……符号化・復号化部、 16……チャネル制御部、 17……制御プログラム記憶部、 18……OMR処理部、 19……データ記憶部、 20……蓄積用メモリ、 21……インストラクト情報記憶部、 22……システム情報記憶部、 23……編集制御部、 24……バス制御部、 30……操作マニュアル要求用OMRシート、 30h……問い合わせマーク、 30i……ボイスガイダンス要・不要マーク、 30j……メイルの種類(サービスの種類)マーク、 30k……時刻指定有無および指定時刻マーク、 40a……ヘッダー部 40b……キャラクタデータ領域、 40c……イメージデータ領域。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/00,15/00 G06F 3/02 H04M 1/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信端末で所定の操作が行なわれると、該
    操作内容に対応する操作データを該通信端末から受信
    し、該操作データに応じて複数の処理ステップを組み合
    わせて実行し、複数の機能を実現する通信機能を備えた
    機器の操作マニュアル作成装置であって、 上記通信端末からの操作データを受信する受信制御手段
    と、 受信制御手段の受信した操作データのうち操作マニュア
    ルを作成するのに必要なデータを取り出して記憶するデ
    ータ記憶手段と、 データ記憶手段の取り出して記憶したデータから解析さ
    れる操作データのエラー内容に対応する説明データを記
    憶するエラー情報記憶手段と、 上記各処理ステップ毎に要求される操作内容の説明デー
    タを記憶するインストラクト情報記憶手段と、 機器の有する各機能を実現させるためにあらかじめ入力
    操作された各種システム情報を記憶するシステム情報記
    憶手段と、 データ記憶手段に記憶されたデータを解析してインスト
    ラクト情報記憶手段に記憶された各処理ステップでの操
    作内容の説明データを組み合わせるとともにシステム情
    報記憶手段に記憶されたシステム情報を組み込んで目的
    とする機能の実現に必要な操作マニュアルを編集・作成
    し、また、データ記憶手段に記憶されたデータから操作
    データを解析してエラーがあるとき、該エラー内容に対
    応する説明データをエラー情報記憶手段から取り出して
    所定のエラーレポートを編集・作成する編集制御手段
    と、 編集制御手段で作成した操作マニュアルを通信端末の要
    求に応じて通信端末に送信するとともに編集制御手段で
    該要求のエラー内容に応じて作成したエラーレポートを
    通信端末に送信する送信制御手段と、 を、備えたことを特徴とする操作マニュアル作成装置。
  2. 【請求項2】通信端末で所定の操作が行なわれると、該
    操作内容に対応する操作データを該通信端末から受信
    し、該操作データに応じて複数の処理ステップを組み合
    わせて実行し、複数の機能を実現する通信機能を備えた
    機器の操作マニュアル作成装置であって、 上記通信端末からの操作データを受信する受信制御手段
    と、 受信制御手段の受信した操作データのうち操作マニュア
    ルを作成するのに必要なデータを取り出して記憶するデ
    ータ記憶手段と、 上記各処理ステップ毎に要求される操作内容の説明デー
    タを記憶するインストラクト情報記憶手段と、 機器の有する各機能を実現させるためにあらかじめ入力
    操作された各種システム情報を記憶するシステム情報記
    憶手段と、 データ記憶手段に記憶されたデータを解析してエラーが
    あるとき、該エラーを内容別に分類して蓄積するエラー
    情報解析手段と、 エラー情報解析手段で解析されたエラー内容に対応する
    説明データを記憶するエラー情報記憶手段と、 データ記憶手段に記憶されたデータを解析してインスト
    ラクト情報記憶手段に記憶された各処理ステップでの操
    作内容の説明データを組み合わせるとともにシステム情
    報記憶手段に記憶されたシステム情報を組み込んで目的
    とする機能の実現に必要な操作マニュアルを編集・作成
    するとともに、エラー情報解析手段によって蓄積された
    エラー情報に対応する説明データを組み合せて所定のエ
    ラーレポートを編集・作成する編集制御手段と、 編集制御手段で作成した操作マニュアルを通信端末の要
    求に応じて通信端末に送信するとともに編集制御手段で
    該要求のエラー内容に応じて作成したエラーレポートを
    通信端末に送信する送信制御手段と、 を、備えたことを特徴とする操作マニュアル作成装置。
  3. 【請求項3】通信端末で所定の操作が行なわれると、該
    操作内容に対応する操作データを該通信端末から受信
    し、該操作データに応じて複数の処理ステップを組み合
    わせて実行し、複数の機能を実現する通信機能を備えた
    機器の操作マニュアル作成装置であって、 上記通信端末からの操作データを受信する受信制御手段
    と、 受信制御手段の受信した操作データのうち操作マニュア
    ルを作成するのに必要なデータを取り出して記憶するデ
    ータ記憶手段と、 上記各処理ステップ毎に要求される操作内容の説明デー
    タを記憶するインストラクト情報記憶手段と、 機器の有する各機能を実現させるためにあらかじめ入力
    操作された各種システム情報を記憶するシステム情報記
    憶手段と、 データ記憶手段に記憶されたデータを解析してエラーが
    あるとき、該エラーを内容別に分類して宛先別に蓄積す
    るエラー情報解析手段と、 エラー情報解析手段によって解析される操作データのエ
    ラー内容に対応する説明データを記憶するエラー情報記
    憶手段と、 データ記憶手段に記憶されたデータを解析してインスト
    ラクト情報記憶手段に記憶された各処理ステップでの操
    作内容の説明データを組み合わせるとともにシステム情
    報記憶手段に記憶されたシステム情報を組み込んで目的
    とする機能の実現に必要な操作マニュアルを編集・作成
    するとともに、エラー情報解析手段に蓄積された該エラ
    ー情報に対応する説明データを組み合せて宛先別に所定
    のエラーレポートを編集・作成する編集制御手段と、 編集制御手段で作成した操作マニュアルを通信端末の要
    求に応じて通信端末に送信するとともに編集制御手段で
    該要求のエラー内容に応じて作成したエラーレポートを
    宛先別の通信端末に送信する送信制御手段と、 を、備えたことを特徴とする操作マニュアル作成装置。
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