JP3026460U - 保持具 - Google Patents

保持具

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JP3026460U
JP3026460U JP1995014616U JP1461695U JP3026460U JP 3026460 U JP3026460 U JP 3026460U JP 1995014616 U JP1995014616 U JP 1995014616U JP 1461695 U JP1461695 U JP 1461695U JP 3026460 U JP3026460 U JP 3026460U
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JP
Japan
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heat
cover
welding
welded
mount
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JP1995014616U
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English (en)
Inventor
中 莞 二 田
野 義 一 菅
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Lihit Lab Inc
Original Assignee
Lihit Lab Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱溶着部位をもって文字を形成し、背表紙の
外側から熱溶着部位で形成された文字を透視することが
できるように形成した、保持具を提供する。 【解決手段】 この保持具は、表表紙16、裏表紙18
および背表紙20を有する表紙12と、前記表紙12に
熱溶着されて固着される一または複数の台紙14とから
なる保持具であって、少なくとも、背表紙20が、透明
または半透明であって、前記台紙14と熱溶着され、そ
の溶着熱によって透明または半透明性を失わない素材か
らなり、且つ、少なくとも、台紙14の熱溶着部位が熱
溶着に適する素材からなり、前記台紙14を熱溶着によ
って前記背表紙20の内側に接着して溶融した部位で文
字34が形成され、背表紙20の外側から正向きの文字
34が透視できるように形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は保持具に関し、特に、たとえばポケットを有するプラスチック製台 紙の中央を熱溶着によって背表紙に取り付けポケット部に書類等を入れることが できる保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の保持具は、透明プラスチック製台紙の中央にてプラスチック製表紙に熱 溶着で固着され、その溶着部を挟んで左右に形成されたポケットに書類等を収容 するように形成され、熱溶着時において表紙と台紙とを接着するに適する形状の 溶着部位を形成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この従来の保持具の溶着方法では、たとえ表紙の溶着された部位が透明であっ ても、表紙の外側から溶着部位を見た場合、全く意味内容を有しない単なる溶着 部位としか認識できないものであった。 そこで、保持具の背表紙の溶着部位で意味内容を有する文字を形成するように 熱溶着をすれば、表紙に新たに保持具の中に保持される内容物を表示するラベル 等を貼ることがなく美麗に保持具の内容を表すことができ、また、たとえばその 熱溶着部位をもってファイルの製造・販売者名等を表示すれば、別に表紙の一部 に箔押し等をすることなく、製造・販売者名等を表示することができ、製造工程 の簡略化をはかることができる。
【0004】 それゆえに、この考案の主たる目的は、熱溶着部位をもって文字を形成し、背 表紙の外側から熱溶着部位で形成された文字を透視することができるように形成 した、保持具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 請求項1に記載の保持具は、表表紙、裏表紙および背表紙を有する表紙と、表 紙に熱溶着されて固着される一または複数の台紙とからなる保持具であって、少 なくとも、背表紙が、透明または半透明であって、台紙と熱溶着され、その溶着 熱によって透明または半透明性を失わない素材からなり、且つ、少なくとも、台 紙の熱溶着部位が熱溶着に適する素材からなり、台紙を熱溶着によって背表紙の 内側に接着して溶融した部位で文字が形成され、背表紙の外側から正向きの文字 が透視できるように形成された、保持具である。 この考案の保持具は、台紙を熱溶着された背表紙が透明または半透明であって 、熱溶着によって透明または半透明性を失わない素材によって形成され、且つ、 台紙を熱溶着によって背表紙の内側に接着して溶融した部位で文字が形成されて いるので、熱溶着によって形成された正向きの文字を背表紙の外側から透視でき る。
【0006】 請求項2に記載の保持具は、背表紙が、比較的厚い熱可塑性合成樹脂シート材 からなり、台紙が、比較的薄い熱可塑性合成樹脂シートまたはフィルム材からな り、台紙を構成する一または複数の台紙片が略々溶融するとともに表紙がわずか に溶融して、台紙が表紙に熱溶着され、台紙の熱溶着部位で文字が形成され、溶 着熱によって表紙の透明または半透明性を失われずに、熱溶着で形成された文字 が表紙の外側から透視できるよう形成された、請求項1記載の保持具である。 請求項2の考案に係る保持具は、背表紙が、比較的厚い熱可塑性合成樹脂シー ト材からなり、台紙が、比較的薄い熱可塑性合成樹脂シートまたはフィルム材か らなり、台紙を構成する一または複数の台紙片が略々溶融するとともに表紙がわ ずかに溶融して、台紙を表紙に熱溶着し、台紙の熱溶着部位で文字を形成し、溶 着熱によって表紙の透明または半透明性を失わずに、熱溶着で形成された文字が 表紙の外側から透視できるよう形成されているので、熱溶着によって形成された 正向きの文字を背表紙の外側から透視できる。
【0007】 請求項3記載の保持具においては、台紙は、左右側縁および底縁が連続して開 口部が形成された台紙片を、その中央の溶着部で背表紙に熱溶着されることによ って前記背表紙の内側に接着して溶融した部位で文字が形成され、且つ左右側縁 、溶着部および底縁で囲繞され一部が開口されたポケットが溶着部を挟んだ左右 に形成された、請求項1または請求項2のいずれかに記載の保持具である。 請求項3の考案に係る保持具は、台紙が、左右側縁および底縁が連続して開口 部が形成された台紙片を、その中央の溶着部で背表紙に熱溶着されることによっ て前記背表紙の内側に接着して溶融した部位で文字が形成され、且つ左右側縁、 溶着部および底縁で囲繞され一部が開口されたポケットが溶着部を挟んだ左右に 形成されているので、左右のポケットの間の溶着部に形成された正向きの文字を 背表紙の外側から透視できる。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1は、この考案の一実施形態たるポケットファイルの内側からみた正面図解 図であり、図2は、図1のポケットファイルの外側からみた図解図であり、図3 は、その平面図解図である。図4は、図1のポケットファイルの内側要部の拡大 正面図解図であり、図5は、その要部の断面図解図である。図6は、表紙に溶着 される前の台紙片の図解図である。
【0009】 このファイル10は、ポリプロピレンからなる比較的厚い表紙12と、前記表 紙12の内側面に熱溶着によって固着された比較的薄いポリプロピレンシートま たはフィルムからなる台紙、この実施形態においては透明袋を備える台紙14と からなる。
【0010】 この明細書において、表紙あるいは台紙は、紙をもって形成されているように 表現しているが、素材が紙からなるという意味において表紙あるいは台紙と表現 したのではなく、一般的にこの表現が流布しているので分かりやすいために選択 したものであって、この実施形態においては、後述するように合成樹脂シート又 はフィルムで形成される。
【0011】 表紙12は、表表紙16、裏表紙18および背表紙20を有し、背表紙20は 、透明または半透明であって、前記台紙14が熱溶着されたとき、その溶着熱に よって透明または半透明性を失わないポリプロピレン、塩化ビニール等の熱可塑 性合成樹脂シート素材からなる。 この実施形態においては、表紙12全体が同一素材からなり、表表紙16と裏 表紙18との間の折り曲げ部22a,22bを介して一体成形されている。
【0012】 台紙14は、透明または半透明のポリプロピレンフィルムまたは塩化ビニール フィルム等のように熱溶着に適する熱可塑性合成樹脂フィルム素材またはシート 素材からなる。そしてこの実施形態においては、台紙14は、ファイル10を縦 長として、上部短辺側に開口部24が形成された縦長のポケット状に形成されて いるが、熱溶着される前は、左側縁26aおよび右側縁26bと底縁28とが直 交して連続してつながって開口部24が形成された横長袋状の台紙片14aが数 枚重ねられ、台紙片14aの略々中央の溶着部30で表紙12に熱溶着されて左 右同一の大きさの縦長ポケット32が形成されている。ポケット32は、左側縁 26a、右側縁26b、溶着部30および底縁28で囲繞され、上部に開口部2 4が形成されてなり、溶着部30を挟んで左右一対形成されている。 この実施形態においては、溶着部30は、台紙片14aの略々中央部位に形成 され、溶着部30にこのファイル10の製造者名が欧文字またはカタカナ文字等 で表されるように、背表紙20の内側に台紙片14aの溶着部30が熱溶着され 、溶着された部位からなる文字部34が背表紙20の外側から正向きの文字とし て透視できるように形成されている。すなわち、図4で示すように、ファイル1 0の溶着部30の文字部34を内側からみて、逆向きの文字が形成されている。
【0013】 なお、この実施形態においては、背表紙20に台紙14が溶着部30の上端近 傍から下端近傍に至るまで熱溶着されているが、この文字部34の上下には適宜 な間隔をおいて適宜な図案からなる熱溶着された部分が連続して形成されている 。
【0014】 この台紙14を表紙12に熱溶着する溶着方法としては、発熱が溶着部のみに 集中して起こる超音波シール法が採用され、超音波シーラーを構成する発振機と 加工機側は、表紙12を下側として溶着される複数の台紙片14aをその表面に 載置し、台紙片14a側から超音波振動を与えて発熱溶融させて熱溶着されてい る。 もっとも、熱溶着の方法については、前記超音波シールの他、高周波シール等 の内部発熱法によって熱溶着する方法や、ヒートシール法、インパルスシール法 等のような外部加熱法(熱伝導法)を用いて熱溶着してもよく、また熱融着、溶 接で表わされる熱溶着法も同義である。
【0015】
【考案の効果】
この考案の保持具は、台紙が熱溶着された背表紙が透明または半透明であって 、熱溶着によって透明または半透明性を失わない素材によって形成され、且つ、 台紙を熱溶着によって背表紙の内側に接着して溶融した部位で文字が形成されて いるので、熱溶着によって形成された正向きの文字を背表紙の外側から透視でき る。 そして、保持具の背表紙の溶着部位で意味内容を有する文字を形成するように 熱溶着をしているので、表紙に新たに保持具の中に保持される内容物を表示する ラベル等を貼ることがなく美麗に保持具の内容を表すことができ、また、たとえ ばその熱溶着部位をもってファイルの製造・販売者名等を表示すれば、別に表紙 の一部に箔押し等をすることなく、製造・販売者名等を表示することができ、製 造工程の簡略化をはかることができる。
【0016】 請求項2の考案に係る保持具は、背表紙が、比較的厚い熱可塑性合成樹脂シー ト材からなり、台紙が、比較的薄い熱可塑性合成樹脂シートまたはフィルム材か らなり、台紙を構成する一または複数の台紙片が略々溶融するとともに表紙がわ ずかに溶融して、台紙を表紙に熱溶着し、台紙の熱溶着部位で文字を形成し、溶 着熱によって表紙の透明または半透明性を失わずに、熱溶着で形成された文字が 表紙の外側から透視できるよう形成されているので、熱溶着によって形成された 正向きの文字を背表紙の外側から透視できる。
【0017】 請求項3の考案に係る保持具は、台紙が、左右側縁および底縁が連続して開口 部が形成された台紙片を、その中央の溶着部で背表紙に熱溶着されることによっ て前記背表紙の内側に接着して溶融した部位で文字が形成され、且つ左右側縁、 溶着部および底縁で囲繞され一部が開口されたポケットが溶着部を挟んだ左右に 形成されているので、左右のポケットの間の溶着部に形成された正向きの文字を 背表紙の外側から透視できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施形態たるポケットファイルの
内側からみた正面図解図である。
【図2】図1のポケットファイルの外側からみた図解図
である。
【図3】図1のポケットファイルの平面図解図である。
【図4】図1のポケットファイルの内側要部の拡大正面
図解図である。
【図5】図1のポケットファイルの要部の断面図解図で
ある。
【図6】表紙に溶着される前の台紙片の図解図である。
【符号の説明】
10 ファイル 12 表紙 14 台紙 14a 台紙片 16 表表紙 18 裏表紙 20 背表紙 22a,22b 折曲部 24 開口部 26a 左側縁 26b 右側縁 28 底縁 30 溶着部 32 ポケット 34 文字部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表表紙、裏表紙および背表紙を有する表
    紙と、前記表紙に熱溶着されて固着される一または複数
    の台紙とからなる保持具であって、 少なくとも、背表紙が、透明または半透明であって、前
    記台紙と熱溶着され、その溶着熱によって透明または半
    透明性を失わない素材からなり、且つ、少なくとも、台
    紙の熱溶着部位が熱溶着に適する素材からなり、 前記台紙を熱溶着によって前記背表紙の内側に接着して
    溶融した部位で文字が形成され、背表紙の外側から正向
    きの文字が透視できるように形成された、保持具。
  2. 【請求項2】 背表紙は、比較的厚い熱可塑性合成樹脂
    シート材からなり、台紙は、比較的薄い熱可塑性合成樹
    脂シートまたはフィルム材からなり、 台紙を構成する一または複数の台紙片が略々溶融すると
    ともに表紙がわずかに溶融して、台紙が表紙に溶着さ
    れ、 台紙の熱溶着部位で文字が形成され、溶着熱によって表
    紙の透明または半透明性が失われずに、熱溶着で形成さ
    れた文字が表紙の外側から透視できるよう形成された、
    請求項1記載の保持具。
  3. 【請求項3】 台紙は、左右側縁および底縁が連続して
    開口部が形成された台紙片を、その中央の溶着部で背表
    紙に熱溶着されることによって前記背表紙の内側に接着
    して溶融した部位で文字が形成され、且つ左右側縁、溶
    着部および底縁で囲繞され一部が開口されたポケットが
    溶着部を挟んだ左右に形成された、請求項1または請求
    項2のいずれかに記載の保持具。
JP1995014616U 1995-12-28 1995-12-28 保持具 Expired - Lifetime JP3026460U (ja)

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