JPS609160Y2 - 袋体 - Google Patents

袋体

Info

Publication number
JPS609160Y2
JPS609160Y2 JP19741481U JP19741481U JPS609160Y2 JP S609160 Y2 JPS609160 Y2 JP S609160Y2 JP 19741481 U JP19741481 U JP 19741481U JP 19741481 U JP19741481 U JP 19741481U JP S609160 Y2 JPS609160 Y2 JP S609160Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
sealing
sheet body
film
bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19741481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58102442U (ja
Inventor
憲司 芝原
Original Assignee
照栄製袋株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 照栄製袋株式会社 filed Critical 照栄製袋株式会社
Priority to JP19741481U priority Critical patent/JPS609160Y2/ja
Publication of JPS58102442U publication Critical patent/JPS58102442U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS609160Y2 publication Critical patent/JPS609160Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は袋体、さらに詳しくは表面が合成樹脂製フィル
ム、裏面が該フィルムより厚手のシート体で構威された
装本袋の上部に開口部及び封緘片を設けた袋体に関する
ものである。
(従来技術) 従来、本考案に最も近似する先行技術として、実開昭5
8−94648号公報所載の考案がある。
すなわち該考案は、表面のフィルム体と裏面のシート体
との3周縁を熱溶着するとともに、溶着されていないフ
ィルムの上端縁を延設した延設部に別体の芯板材を溶着
してヘッダーを形威し、該芯板材の下部と前記シート体
の上部を重ね合わせながら芯板材とシート体間を開口部
とした構成にしてなるものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらこのような袋体は、開口部においてフィル
ム体、シート体、及び芯板材の三者を重ね合わせて開口
部の強度を増大させるという意味から、ヘッダーの機能
を有しているとはいえ、わざわざ芯板材なる別体の部材
が必要となり、しかも袋体製造時に芯板材とシート体と
の一部のみを重ね合わせるという面倒な作業が必要とな
り、よって開口部を強化したために該開口部を形威する
上での作業がかえって煩雑となり、ひいては袋体全体の
製造が煩雑になるという問題があった。
さらに装本体とは別体の芯板材が必要となるために、部
品点数が増大し、製造コストが高くなるという問題点が
あった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上述のような問題をすべて解決するために上記
のような芯板材を不要とすべくなされたもので、その解
決するための手段は、合成樹脂製フィルム体と、該フィ
ルム体と略同寸、同幅且っフィルム体より厚手のシート
体との全周縁部を熱溶断シールすることにより装本体を
構威し、且っ該装本袋の裏面側のシート体の上部にスリ
ット状の開口部を切欠き形威し、しかも該開口部の上部
に前記装本体とは別体の封緘片をその上端にて前記熱溶
断シール時に同時に熱溶着するとともに封緘片の下端を
前記開口部の下方へ延出せしめたことにある。
(実施例) 以下、本考案の実施態様について図面に示した一実施例
に従って説明する。
第1図及び第2図において、1は表面のポリエチレン等
熱可塑性合戒樹脂からなる透明のフィルム体2と、該フ
ィルム2と略同寸、同幅且つフィルム体2より厚手の合
成紙からなるシート体3とのそれぞれの全周縁部を熱溶
断シールすることにより構成された装本体で、該装本体
1のシート体3側の上部に、スリット状の開口部4が切
欠き形成されてなる。
5は該開口部4を封緘するための封緘片で、その上端5
′が該開口部4の上部に前記フィルム体2とシート体3
との熱溶断シール時に同時に熱溶着され、且つその下端
は該開口部4より下方に延出されてなる。
6は前記封緘片5の内側に感圧性の接着剤7を介して設
けられた離型材を示す。
8は装本体1の上部に穿設された吊下げ用孔を示す。
そして上述のような構成からなる袋体を使用する場合に
は、先ず前記開口部4から装本体1内に商品9を収納し
、次に前記離型材6を剥離して封緘片5を開口部4直下
のシート体3に接着剤7を介して接着して装本体1を封
緘し、その後前記吊下げ用孔8に吊杆10等を挿通する
ことによって吊下げ展示されるものである。
この場合において前記装本体1は、裏面側がフィルム体
2より厚手の合成紙からなるシート体3で構成されてな
るため、極めて腰が強く、吊下げ展示時における吊下げ
強度が非常に良好となりうる。
さらに重要な点は、装本体1は表面のフィルム体2と裏
面のシート体3のみによって構成され、且つ開口部4が
シート体3の上部を切欠くことによって形成されてなる
ため、従来のようにヘッダーを構成する別体の芯板材が
不要となり、その結果全体の製造が従来に比べて著しく
容易となる格別顕著な効果を有するに至った。
しかも封緘片5がフィルム体2とシート体3との熱溶断
シール時に同時に熱溶着されるため、一工程によって目
的とする袋体が製造できるという利点がある。
尚、上記実施例においては封緘片5はその上端5′で第
2図に示すように開口部4のわずか上方にて溶着シール
されるものであるが、封緘片5の取付位置は決して該実
施例に限定されるものではなく、たとえば第3図に示す
ように装本体1の上端と開口部4のわずか上方の2点a
t bにて溶着シールされるものであってもよい。
要は袋本体1と別体の封緘片5が開口部4のわずか上方
から下方へ延出するように、フィルム体2とシート体2
3との熱溶断シール時に同時に熱溶着されてシート体3
に取付けられていればよいのである。
又、該実施例において装本体1の裏面側を合成紙3で構
成してなるが、装本体1の裏面側の材質は決してこの合
成紙に限定されるものではなく、たとえば厚紙にフィル
ムコーティングの施したものや厚手の合成紙等のもので
あってもよい。
要は合成樹脂製のフィルム体2より厚く、且つ該フィル
ム体2及び封緘片5と熱溶着可能なシート状のものであ
ればよい。
さらに封緘片5の封緘手段も決して該実施例の感圧性接
着剤7による接着に限定されるものではなく、その封緘
手段は決して問わない。
さらに該実施例では装本体1の上部に吊下げ用孔8を設
けて袋体を吊下げ展示可能に構成してなるが、吊下げ展
示可能とすることは決して条件とはならない。
その池水考案の意図する範囲内ですべて設計変更自在で
ある。
(効果) 叙上のように本考案は、表面のフィルム体と裏面のシー
ト体との周縁部を熱溶断シールして装本体を構成すると
ともに裏面側のシート体の上部を横方向に切欠くことに
よってスリット状の開口部を形成したものなるため、従
来のように別体の芯板材を必要とせずに、しかも芯板材
とシート体とを一部重ね合わせながら両者をフィルム体
に溶着するという従来のような煩雑な作業を伴うことな
くシート体の上部を切欠くという簡単な作業によって開
口部を形成することが可能となり、開口部の形成が従来
に比べて著しく容易に行なえるという顕著な効果を得る
に至った。
又、このように開口部の形成が容易な点及びフィルム体
とシート体との全周縁部を熱溶断シールすることによっ
て芯板材を要することなく袋体が形成される点より、芯
板材が必須である従来の袋体に比べて袋体全体の製造が
著しく容易に行なえるという大なる効果がある。
特に上記全周縁部の熱溶断シールと同時に封緘片がシー
ト体に熱溶着されるため、袋体の製造が一工程で行なえ
るという格別な利点がある。
さらに芯板材が不要となる結果、従来の袋体に比べて構
造が簡単になるとともに部品点数が削減されて安価に製
造できるという実益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例としての袋体の正面図。 第2図は第1図のA−A線断面図。 第3図は使用状態の断面図。 第4図は他実施例の断面図。1・・・・・・袋体、2・
・・・・・フィルム体、3・・・・・・シート体、4・
・・・・・開口部、5・・・・・・封緘片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面の合成樹脂性フィルム体2と、該フィルム体2と略
    同寸、同幅且つフィルム体2より厚手の裏面のシート体
    3との全周縁部を熱溶断シールすることにより装本体1
    を構威し、且つ該装本体1の裏面側のシート体3の上部
    にスリット状の開口部4を切欠き形威し、しかも該開口
    部4の上部に前記装本体1とは別体の封緘片5をその上
    端にて前記熱溶断シール時に同時に熱溶着するとともに
    該封緘片5の下端を前記開口部4の下方へ延出せしめて
    なることを特徴とする袋体。
JP19741481U 1981-12-26 1981-12-26 袋体 Expired JPS609160Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19741481U JPS609160Y2 (ja) 1981-12-26 1981-12-26 袋体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19741481U JPS609160Y2 (ja) 1981-12-26 1981-12-26 袋体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58102442U JPS58102442U (ja) 1983-07-12
JPS609160Y2 true JPS609160Y2 (ja) 1985-04-02

Family

ID=30110637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19741481U Expired JPS609160Y2 (ja) 1981-12-26 1981-12-26 袋体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS609160Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58102442U (ja) 1983-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1059387A (ja) サイドガゼット袋およびその製造法
US3616991A (en) Package for flat articles
US4764028A (en) Hang bags having hanger portion of reinforcing member of non-shrink film laminated between two layers of shrink film
JPS609160Y2 (ja) 袋体
JPS6025419Y2 (ja) 密封包装袋
JP2602430Y2 (ja) サンドイッチ用包装体
JPS6013792Y2 (ja) 包装用袋
JPS5933788Y2 (ja) 包装用シ−ル袋
JPS5937470Y2 (ja) 包装用袋
JP2596556Y2 (ja) 開封容易な合成樹脂製袋
JPH0339908B2 (ja)
JPS5931559Y2 (ja) 商品包装袋
JP2601246Y2 (ja) サンドイッチ包装体
JP3292695B2 (ja) サンドイッチ包装用袋及びサンドイッチ包装用袋の製造方法
JPH078681B2 (ja) プラスチック袋
JPS6229418Y2 (ja)
JPH0322135Y2 (ja)
JPH0235653Y2 (ja)
JPH0732514A (ja) 吊下げ包装袋及びその製造方法
JPS58109940U (ja) ガゼツト封口できる包装用袋体
JPS5931558Y2 (ja) 貼着吊下用袋
JPS6013793Y2 (ja) 包装用袋体
JPH047101Y2 (ja)
JP3061410U (ja) サンドイッチ包装用袋
JPH0235652Y2 (ja)