JP3046604B2 - フック付き商品包装袋の製造方法 - Google Patents

フック付き商品包装袋の製造方法

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は吊り下げ用フック付き商品包装袋の製造方法
に関する。
[従来の技術] 従来よりフック付き商品包装袋は広く使用されてい
て、その製造方法は、商品包装袋に独立したプラスチッ
ク製成形品フックを取り付けるもの又は厚手のシートか
らなるフック部材を袋体の部材に融着するもの(実開昭
55−13247号公報)があり、プラスチック製成形品から
なるフック部材の場合は取り付けに手作業を要し、ま
た、厚手のシートからなるフック部材は融着工程が繁雑
で、融着が不完全になると吊り下げの張力で接合部が剥
がれやすい不便さがあった。
また、別法として、実開昭59−178243号公報に見られ
るように、袋体のヘッダー部材を2重に形成してこれを
折り曲げて、袋体部の上にフック部を形成する方法が提
案されている。しかし、この方法も、ヘッダー部を折り
曲げる工程を連続製袋工程に適用することは不可能であ
り、生産効率が悪い欠点がある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、商品包装袋において、丈夫なフック付き商
品包装袋の連続的製造方法を提供することを目的とする
ものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者は、上記課題を解決するためには、商品包装
袋の製造工程にフック部材を一体的に組み込むと、融着
工程が必要でないばかりでなく、強度的にも丈夫になる
点に着目して、例えば厚手のシートを使用する商品包装
袋の厚手シートとフック部材用厚手シートとを一体的構
造として、連続製袋工程に組み込み、しかも、フック形
状を製袋工程中に打ち抜く方法を案出して、本発明を完
成した。
すなわち、本発明は次の各項のフック付き商品包装袋
の製造方法を提供するものである。
(1)半折重合した長尺の熱可塑性樹脂製薄手フイルム
原反を連続的に繰り出しながら、薄手フイルムの両上縁
の間に長尺の熱可塑性樹脂製厚手シートを該厚手シート
の上縁が前記重合された薄手フイルムの縁に一致するよ
うに、若しくは、重合された薄手フイルムの縁より上方
に平行になるように配置しながら挿入し、ついで、連続
的に熱シートを行って上下2枚の薄手フイルムと中間の
厚手のシートを積層固定してから、該積層固定シートを
間欠的移動に切り替え、打ち抜き工程に送り出し、フッ
ク打ち抜き台上で、フック形付き直線形状の熱刃型によ
り厚手のシートを受け台に押し当てて積層固定シートの
上縁部を融断切除して、ヘッダー部の上縁の融断縁及び
該融断縁の中央から延設されたフック部を形成しなが
ら、該打ち抜き工程での打ち抜きが厚手のシートの上縁
を残して打ち抜き、連続した切除屑を工程外に連続的に
除去することにより切除屑を除去し、該打ち抜き工程の
前又は後に、長尺薄手フイルムの下方を段違い状に、連
続的に切開して開放し、最後に、袋体部の側縁を融断す
ることを特徴とするフック付き商品包装袋の製造方法。
(2)打ち抜き工程での打ち抜きがフック形付き直線形
状の熱刃型を積層固定シートの上方に下向きに設けた受
け台に該シートの下方から上に向けて押しつけることに
より打ち抜くことを特徴とする第(1)項記載のフック
付き商品包装袋の製造方法。
(3)半折重合した長尺の熱可塑性樹脂製フイルム原反
を連続的に繰り出しながら、重合された薄手フイルムの
間に長尺の熱可塑性樹脂製厚手シートを該厚手シートの
上縁が前記重合された薄手フイルムの上縁折り目に一致
するように挿入し、ついで、連続的に熱シール行って上
下2枚の薄手フイルムと中間の厚手シートを積層固定し
てから、該積層固定シートを間欠的移動に切り替え、上
縁フック打ち抜き工程に送り出し、打ち抜き台上で、フ
ック形付き直線形状の熱刃型により、積層固定シートの
上縁を融断切除して、フック取り付け縁の融断縁及び該
融断縁の中央から延設されたフックを形成し、切除屑を
除去し、最後に、袋体部の側縁を融断することを特徴と
するフック付き商品包装袋の製造方法。
(4)熱可塑性厚手のシート下縁がヘッダー部の下縁に
一致していて、ヘッダーシートとフック用シートが連続
していることを特徴とする第(3)項記載のフック付き
商品包装袋の製造方法。
(5)熱可塑性厚手のシート下縁が袋体部の下縁に一致
していて、袋体芯材シートとフック用シートが連続して
いることを特徴とする第(3)項記載のフック付き商品
包装袋の製造方法。
(6)熱可塑性厚手のシートの下縁が包装袋の上縁にほ
ぼ一致していることを特徴とする第(3)項記載のフッ
ク付き商品包装袋の製造方法。
(7)フック形付き直線形状の熱刃型を積層固定シート
の上方に下向きに設けた受け台は該シートの下方から上
に向けて押しつけることにより打ち抜くことを特徴とす
る第(3)、(4)、(5)又は(6)項記載のフック
付き商品包装袋の製造方法。
(8)打ち抜き工程での打ち抜きが厚手シートの上縁を
残して打ち抜き、連続した切除屑を工程外に連続的に除
去することを特徴とする第(3)、(4)、(5)、
(6)又は(7)項記載のフック付き商品包装袋の製造
方法。
本発明の製造方法に使用する厚手シート及び薄手フイ
ルムに熱可塑性樹脂を材質とする熱可塑性樹脂を使用す
ることにより、融断及び融着工程によって製袋が容易に
なる。熱可塑性樹脂としては、特に制限はなく、袋に要
求される強度、ガスバリア性などの要求性状に応じて、
通常製袋に使用されるもの、例えば、種々の品質のポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ナイロ
ン、ポリエステル、EVAなどを適宜使用することができ
る。
本発明を実施例の図面によりさらに詳細に説明する。
本発明製造方法の第一の態様は、第1図の断面構造に
示すように半折重合された長尺の熱可塑性樹脂性薄手フ
イルムを製袋工程の第二工程(第6図II)に連続的に繰
り出す。
このような半折重合したフイルムは、例えば、インフ
レーション加工によって製造される筒状フイルムを繰り
出して、第6図の第一工程(I)のように、その折り目
を固定ナイフ61で切開するだけで第1図の断面構造のよ
うな左端で半折重合された薄手の表フイルム1及び裏フ
イルム2からなる長尺フイルムを簡単に得ることができ
る。
ついで、第6図のIIの第二工程において、長尺の厚手
シート3を、第2図の断面構造になるように連続的に挿
入する。
第一態様において、厚手シートの上縁を薄手の表フイ
ルム1、裏フイルム2の上縁と一致させる。
ついで、第三工程において、厚手シートの下縁近くの
面の上下から熱ローラを当てて、第3図のように上下の
薄手の表フイルム1、裏フイルム2を厚手シート3の下
縁の上下面に融着部4を形成して積層固定する。
次に、第四工程で薄手フイルムの下縁の少し上を固定
ナイフ62で切開して、第4図のような断面構造の段違い
の開口部フイルム端5、6を形成した積層構造を形成す
る。
そして、第五工程で、感圧接着剤を塗布した剥離テー
プ7を上記開口部フイルム端5又は6のいずれかに貼付
する。第5図は開口部フイルム端6に貼付した場合の断
面構造を示す。
このようにして得た第5図の断面構造を有する長尺の
積層シートの連続的移動を第6図Aの位置て常法により
袋体の幅単位で移動する間欠的移動(図では間欠移動切
り替え装置は省略している)に切り替え、第六工程に供
給する。
第六工程では、第16図に示す形状の加熱された打ち抜
き刃型20で受け台に押し付けて、積層固定シートの上部
を打ち抜く。第17図に示すように、受け台21は、積層シ
ートが移動する水準より少し高い位置に下向きに設けら
れていて、耐熱製の弾性材質の面からなっている。
この受け台21に加熱打ち抜き刃型20を押し付けて、積
層シートの上部を、厚手シート3と薄手の表フイルム
1、裏フイルム2とともに打ち抜き、連続袋体シート22
と打ち抜き屑シート23に分離され、打ち抜き屑シート23
は上縁で連続的につながっているので、これを第17図右
上の方に円滑に除去することができる。
このように、屑シートの上縁がつながるように上縁を
残して打ち抜くのが製造工程の上から非常に便利であ
る。
本発明製造方法において、フック部を熱刃型で融断し
て形成するのは、形成されたフック部の縁が融断の場合
には縁が融解して、滑らかな表面となっていて、単なる
刃型による打ち抜きの場合に存在する表面の微細亀裂が
なく、はるかに丈夫なフックを形成することができる。
一般にプラスチック製シートは張力には強いが微少亀裂
があると、該亀裂から裂けるため強度が極端に弱くな
る。
さらに、熱刃型を下方から上に打ち抜くことにより、
打ち抜き時にフック部が熱刃型の中に自重及びシートの
張力で入り込み、フック縁の融解をさらに完全にするこ
とができる。
一方、本発明製造方法では、通常の打ち抜きのよう
に、受け台を下方において実施することもできる。
また、打ち抜き屑シート23は、下方に又は側方に引き
出すこともできるが上縁の狭い幅でつながっているので
捩れやすく、上方の広い空間の方にとり出す方法の方
が、引っ掛かりやすい形状の打ち抜き屑シート23が円滑
に除去できて便利である。打ち抜き屑シート23を上方に
除去する場合には、加熱打ち抜き刃型20を下方から上方
に打ち抜く方式の方が、分離した打ち抜き屑シート23が
加熱打ち抜き刃型20にまとわり着かないので便利であ
る。
打ち抜き屑の円滑な除去はかかる熱による打ち抜きを
伴う連続製袋工程では非常に重要な問題である。
この第六工程によって、フック部を形成するととも
に、厚手シート3の上縁の一部を、薄手の表フィイルム
1、裏フイルム2の上縁を融断して分離し、上縁に融解
縁を形成することができる。
熱刃型は第16図に示すように一方の端を上方にそらし
ておくと、一つの融断と次の融断の連続点を円滑に形成
することができる。
次に第七工程において、製造すべき袋体の幅毎に袋体
の側縁部8を融断してフック付き商品包装袋を製造する
ことができる。
このようにして、製造された袋は、第7図と第8図で
示す構造のヘッダー付き商品包装袋であり、下に開口部
があり、厚手シート3からなるヘッダー芯材の表裏に薄
手の表フイルム1、裏フイルム2が積層され、これは左
右側縁、袋体上縁融着部10及び芯材厚手シート3の下縁
で融着固定されていて、この薄手のフイルムは袋体部の
フイルムに連続してつながり、その側縁は融着して、袋
体部を形成している。
ヘッダー部の上縁中央からフック9が芯材から連続一
体的に延設されていて、その周縁は融解表面を有し、フ
ックの表裏には、薄手のフイルムが積層され周縁で厚手
のシートに融着している。
この袋は通常使用されているヘッダー付き商品包装袋
に、ヘッダー芯材から一体的に連続しているフック部材
が設けられたものであり、しかも、そのフック部材の周
縁が融解により微細亀裂を消失しているので吊り下げ張
力に耐える丈夫なフックを形成している。
本発明製造方法の第二態様として、第一態様の第二工
程における厚手のシート3の上縁を薄手の表フイルム
1、裏フイルム2の上縁より上にだして、第9図のよう
な断面構造にして行うことができる。
この場合は、得られる袋は第10図に示す構造のものが
得られる。
これは、フック部材の表裏に薄手のフイルムが積層融
着されていない点のみが第一態様の製造方法によって得
たフイルム付き商品包装袋と相違する。
この第二態様の本発明製造方法は、フック部材を印刷
面を施工する必要のないときに採用することができる。
第一態様の製造方法では、薄手フイルムの上縁を印刷
しておけば、所望の色にフックを印刷することができ
る。
本発明製造方法の第三の態様として、半折重合された
薄手フイルムの折り目に厚手シートを挿入して、第11図
の断面構造にして、これに第1の態様の第三工程の熱シ
ールにより第12図の断面構造の積層シートを得て、これ
に第一態様の第五工程と同じ接着剤を塗布した剥離テー
プの貼付、第六工程と同じフック部融断と屑シートの除
去、第七工程と同じ袋体側縁の融断を適用して商品包装
袋を製造することができる。
その結果、第一態様と同一の第7図、第8図のヘッダ
ー部を有するフック付き商品包装袋を製造することがで
きる。
さらに、第四の態様として、袋体部の下縁と一致する
幅を有する厚手シート3を第三態様の半折重合した薄手
フイルムに挿入して、第13図の断面構造に形成して、こ
れの上縁の表裏融着部41及び下縁の裏側融着部42のみを
熱シールすれば、第13図のように積層固定された、長尺
のシートが得られ、これに、前記、接着テープの貼付、
フック融断と屑シート除去、袋体側縁融断を同様に行え
ば、第14図と第15図のフック付き商品包装袋を製造する
ことができる。この場合最初上縁にした熱シール融着部
41は打ち抜きの屑シートの連結部分となって分離され
る。
これは、袋体部に芯材を設けた従来の袋の芯材にフッ
ク部材を一体的に連続した構造であり、本発明製造方法
の前記態様と同様の丈夫なフック部を得ることができ
る。
本発明製造方法では、上記四態様を組み合わせて種々
の形態の商品包装袋を製造することができる。
例えば、第四態様において、第三態様の固定熱シール
位置を採用すれば、第四態様の袋の上縁部にヘッダー部
を形成することができる。
この袋の同一の袋は、第一態様に第四態様と同じ幅広
の厚手のシートを採用しても製造することができる。
本発明の第五の態様として、フック用の厚手のシート
が袋の他の部分の部材と連続一体的でなく、フック用シ
ートのみとして挿入する態様がある。
この態様は、主として、ヘッダー又は芯材を有しない
袋に適用する場合であるが、ヘッダー付き袋であって
も、フック用として、ヘッダー又は芯材よりもさらに分
厚いシートを別に挿入して、重力の大きい商品の包装袋
に適用することができる。
この第五の態様は、例えば、第18図の断面図で示され
るように、厚手のシートの下縁を袋の上縁に合わせて挿
入して、その厚手のシートの下縁で袋体フイルムとを融
着して融着部43を形成して固定し、その下縁部を袋の上
縁に残して打ち抜き、第19図及び第20図で示される構造
のフック付き袋を製造することができる。
このようなヘッダー部のない袋において、打ち抜きの
融断刃を第21図のようにして、このA部分の線を厚手シ
ートの下縁の少し下で打ち抜き、従って、厚手シートの
下縁44は袋の上縁47より上に位置しており、袋上縁に残
す厚手のシートはフック部分の真下部分だけであり、し
かも袋上縁に遊離しているようにすることができる。こ
れによって第22図のようなフックを取り付けることがで
きる。このフックシートは下部分の三角形状の部分が袋
体フイルムに包まれて融着しているので袋体上縁にしっ
かりと固定される。そして、この袋は、上縁全体に厚手
のシートを残した態様とは、袋体部分の上縁が突っ張ら
ない点で相違する。
第五の態様は、例えば、第3図、第10図のように、フ
ック用厚手シートを挿入して、ヘッダー部分を残さずに
打ち抜けば、それぞれの構造に相当するヘッダーなしの
フック部分のみがある袋を製造することができる。
また、第五の態様として、シートヘッダー付き袋、芯
材入り袋にも適用して、第23図及び第24図の袋を製造す
ることができ、この場合は、ヘッダー用の独立シート45
又は芯材用の厚手独立シートとは別に特に重量に堪える
分厚いシート3を取り付けることができる利点がある。
[発明の効果] 本発明製造方法は、これによって製造されたフック付
き商品包装袋のフック部材が厚手のシートからなるもの
にも拘わらず、袋体部材から一体連続的につながってい
るので、接合工程により接合する従来の袋と相違して、
接合部の剥離がなく、また、フック部材の側縁の表面が
融解樹脂表面で形成されているので、単なる刃型の打ち
抜きで形成した場合のような微細亀裂がないため、抗張
力が大きく、丈夫なフック部の袋を製造することができ
る利点が大きい。しかも、連続的製袋工程により製造で
きるので、プラスチック成形品のフック取り付け作業の
ような手作業が不要であり、生産効率がよい利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明製造方法の一実施例を説明するため
の各工程における原材料シートの断面構造を示す図であ
り、第6図は本発明製造方法の実施例の順序を示す平面
図であり、第7図は本実施例で製造されたフック付き商
品包装袋の平面図であり、第8図はその縦断面図であ
り、第9図は本発明製造方法の他の実施例の工程の原材
料シートの断面図であり、第10図は同実施例で製造され
たフック付き商品包装袋の構造を示す断面図であり、第
11図、第12図は、本発明製造方法の他の態様の実施例に
よる工程中の原材料シートの断面構造を示す断面図であ
り、第13図は別の態様の工程の断面図であり、第14図は
その態様の製造方法で製造されたフック付き包装袋の平
面図であり、第15図はその断面図であり、第16図は本発
明に使用されるフック打ち抜き刃型の形状の一例を示す
平面図形であり、第17図は打ち抜き工程の一態様を説明
する断面図であり、第18図は、本刃製造方法の他の態様
の実施例による工程中の原材料シートの断面構造を示す
断面図であり、第19図のこの態様により製造された袋の
平面図であり、第20図は同じく断面図であり、第21図は
打ち抜き刃型の形状の態様を示す平面図形であり、第22
図は、この刃型で打ち抜いて製造した袋の平面図であ
り、第23図は本発明の別の態様によって製造される袋の
平面図であり、第24図はその断面図である。 図中の符号は、1;表フイルム、2;裏フイルム、3;厚手シ
ート、4;融着部、5;開口部フイルム端、6;開口部フイル
ム端、7;接着剤付き剥離テープ、8;袋体側縁部、9;フッ
ク、10;袋体上縁融着部、61,62;固定ナイフ、41,42,43,
46;融着部、20;打ち抜き刃型、21;受け台、22;連続袋体
シート、23;打ち抜き屑シート、45;独立ヘッダーシート
である。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半折重合した長尺の熱可塑性樹脂製薄手フ
    イルム原反を連続的に繰り出しながら、薄手フイルムの
    両上縁の間に長尺の熱可塑性樹脂製厚手シートを該厚手
    シートの上縁が前記重合された薄手フイルムの縁に一致
    するように、若しくは、重合された薄手フイルムの縁よ
    り上方に平行になるように配置しながら挿入し、つい
    で、連続的に熱シートを行って上下2枚の薄手フイルム
    と中間の厚手シートを積層固定してから、該積層固定シ
    ートを間欠的移動に切り替え、打ち抜き工程に送り出
    し、フック打ち抜き台上で、フック形付き直線形状の熱
    刃型により厚手シートを受け台に押し当てて積層固定シ
    ートの上縁部を融断切除して、ヘッダー部の上縁の融断
    縁及び該融断縁の中央から延設されたフック部を形成し
    ながら、該打ち抜き工程での打ち抜きが厚手のシートの
    上縁を残して打ち抜き、連続した切除屑を工程外に連続
    的に除去することにより切除屑を除去し、該打ち抜き工
    程の前又は後に、長尺薄手フイルムの下方を段違い状
    に、連続的に切開して開放し、最後に、袋体部の側縁を
    融断することを特徴とするフック付き商品包装袋の製造
    方法。
  2. 【請求項2】打ち抜き工程での打ち抜きがフック形付き
    直線形状の熱刃型を積層固定シートの上方に下向きに設
    けた受け台に該シートの下方から上に向けて押しつける
    ことにより打ち抜くことを特徴とする請求項1記載のフ
    ック付き商品包装袋の製造方法。
  3. 【請求項3】半折重合した長尺の熱可塑性樹脂製フイル
    ム原反を連続的に繰り出しながら、重合された薄手フイ
    ルムの間に長尺の熱可塑性樹脂製厚手シートを該厚手シ
    ートの上縁が前記重合された薄手フイルムの上縁折り目
    に一致するように挿入し、ついで、連続的に熱シールを
    行って上下2枚の薄手フイルムと中間の厚手シートを積
    層固定してから、該積層固定シートを間欠的移動に切り
    替え、上縁フック打ち抜き工程に送り出し、打ち抜き台
    上で、フック形付き直線形状の熱刃型により、積層固定
    シートの上縁を融断切除して、フック取り付け縁の融断
    縁及び該融断縁の中央から延設されたフックを形成し、
    切除屑を除去し、最後に、袋体部の側縁を融断すること
    を特徴とするフック付き商品包装袋の製造方法。
  4. 【請求項4】熱可塑性厚手のシート下縁がヘッダー部の
    下縁に一致していて、ヘッダーシートとフック用シート
    が連続していることを特徴とする請求項3記載のフック
    付き商品包装袋の製造方法。
  5. 【請求項5】熱可塑性厚手のシート下縁が袋体部の下縁
    に一致していて、袋体芯材シートとフック用シートが連
    続していることを特徴とする請求項3記載のフック付き
    商品包装袋の製造方法。
  6. 【請求項6】熱可塑性厚手のシートの下縁が包装袋の上
    縁にほぼ一致していることを特徴とする請求項3記載の
    フック付き商品包装袋の製造方法。
  7. 【請求項7】フック形付き直線形状の熱刃型を積層固定
    シートの上方に下向きに設けた受け台に該シートの下方
    から上に向けて押しつけることにより打ち抜くことを特
    徴とする請求項3、4、5又は6記載のフック付き商品
    包装袋の製造方法。
  8. 【請求項8】打ち抜き工程での打ち抜きが厚手シートの
    上縁を残して打ち抜き、連続した切除屑を工程外に連続
    的に除去することを特徴とする請求項3、4、5、6又
    は7記載のフック付き商品包装袋の製造方法。
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