JP2593565Y2 - 商品包装袋中間体 - Google Patents

商品包装袋中間体

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JP2593565Y2
JP2593565Y2 JP1993071866U JP7186693U JP2593565Y2 JP 2593565 Y2 JP2593565 Y2 JP 2593565Y2 JP 1993071866 U JP1993071866 U JP 1993071866U JP 7186693 U JP7186693 U JP 7186693U JP 2593565 Y2 JP2593565 Y2 JP 2593565Y2
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JP
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resin sheet
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bag
packaging bag
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JP1993071866U
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JPH0735344U (ja
Inventor
一紀 山形
Original Assignee
株式会社ヤマガタグラビヤ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、切断するだけで2個の
商品包装袋になる商品包装袋中間体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ヘッダー付き商品包装袋は小
型商品の包装袋として広く使用されており、色々の形態
のものが知られている。しかしながら、これらの小型商
品は、小規模ロッドの製品が多く、例えば、釣り針等の
細かい多品種商品、機械ネジ部品などの細かい品物であ
って、同一の印刷模様の商品包装袋を使用できるもの
を、品物の寸法に合わせてそれぞれ少量生産することは
経費もかかり包装費用の商品にかかる比率が大きくなる
欠点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、少量ロッド
商品の商品包装袋を包装寸前で所望の寸法にして使用で
きる商品包装袋中間体を提供することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案者は、ヘッダー部
が上下にあって、中間の袋体部をひとつにして連結した
袋をあらかじめ製造しておけば、袋体部の中央部より偏
った位置で切断すると、一方の袋体部の寸法が長く他方
は短い2種の寸法のヘッダー付き商品包装袋が得られ、
この切断位置を2通りにすれば4種の寸法の商品包装袋
が得られる点に着目して、製袋工程で製造した1種の商
品包装袋から所望に応じて多種の商品包装袋を製造でき
る商品包装袋中間体を想到して、これに基づき本考案を
完成した。すなわち、本考案は、熱可塑性樹脂フイルム
1が上部ヘッダー用樹脂シート2の下縁から下方に延設
され、下縁で折り返されて、該下部折り返し部6に下部
ヘッダー用樹脂シート2’を挟持させ、該下部ヘッダー
用樹脂シート2’の上縁近くの位置で該樹脂フイルム1
を融着させてヘッダー部との間を区切り、下部ヘッダー
用樹脂シート2’の下縁で折り返された樹脂フイルム1
を上部ヘッダー用樹脂シート2の上縁で再度折り返し
て、該樹脂フイルム折り返し先端7を上部ヘッダー用樹
脂シート2の下縁で融着固定し、表裏に積層された樹脂
フイルム1の両側袋体部側縁8、9を間に介在している
樹脂シートとともに溶断して融着固定してなる2個のヘ
ッダー部を1個の袋体部で連結していることを特徴とす
る商品包装袋中間体及び該商品包装袋中間体であって、
その袋体部が袋体部芯材用樹脂シート10を内蔵し、上
部ヘッダー用樹脂シート2の下縁と下部ヘッダー用樹脂
シート2’の上縁との間を袋体部芯材用樹脂シート10
で連結した一体的樹脂シートで形成した商品包装袋中間
体を提供するものである。本考案に用いる樹脂フイルム
及び樹脂シートは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リスチレン、ポリエステル、ナイロン等の熱可塑性樹脂
を特に制限なく使用することができるが、加工性の点か
らポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィンフ
イルム又はこれらのラミネートフイルムを使用するのが
望ましい。本考案の樹脂フイルムの厚さは、特に制限は
ないが20〜100μm程度の薄手のフイルムを使用す
ることができる。本考案の樹脂シートの厚さは、特に制
限なく、例えば60〜500μm、好ましくは80〜3
00μmの腰のあるシートを使用することができる。
【0005】
【実施例】本考案を実施例の図面によりさらに詳細に説
明する。本考案商品包装袋中間体では、図1に示すよう
に上下に2個のヘッダー部があり、その間に袋体部があ
る構造である。上部ヘッダー用樹脂シート2の下縁に融
着固定された樹脂フイルム1が下方に延設されて、下部
ヘッダー用樹脂シート2’に達して、下部ヘッダー用樹
脂シート2’の下部折り返し部6で折り返されて、下部
ヘッダー用樹脂シート2’の上縁で表裏の2個の熱シー
ル部3’によって融着固定されている。裏側に折り返さ
れた樹脂フイルム1は、裏側の熱シール部3’から上方
に伸びて上部ヘッダー用樹脂シート2の下縁で溶着され
て、上部ヘッダー用樹脂シート2の上縁で折り返され、
樹脂フイルム1の先端が上部ヘッダー用樹脂シート2の
下縁で融着固定されている。一方、樹脂フイルム1は、
図2の両側側縁で溶断されて、上部ヘッダー用樹脂シー
ト2、及び下部ヘッダー用樹脂シート2’とともに溶断
融着されている。この袋は、まず、所定の長尺の印刷模
様付き帯状樹脂フイルムをロールから繰り出しながら、
下部折り返し部6で半折して、この折り目に長尺の無模
様の下部ヘッダー用樹脂シート2’を連続的に挿入す
る。同時に上部に無模様の上部ヘッダー用樹脂シート2
を供給して、一旦樹脂シートの下縁に樹脂フイルム1の
先端を融着固定する。次いで、この融着固定部の上に上
部ヘッダー用樹脂シート2の裏側から折り返された樹脂
フイルム1の他の先端も継目部4で重ねて融着して製造
することができる。
【0006】このようにして製造された商品包装袋は、
袋体部の中央線を外して、例えば、図1の切断予定箇所
5の位置で切断すると上下で寸法が相違する2種の袋が
製造できる。そして、同一分野の多品種の商品であれ
ば、ヘッダー部及び袋体部の印刷は同一の印刷模様が使
用することができる。この切断開口部から商品を入れて
熱シールによって開口部をシールして商品を包装するこ
とができる。図3の商品包装袋中間体は他の実施例を示
す。この場合、ヘッダー部と袋体部の協会を形成する熱
シール部3、3’が上下部ヘッダー用樹脂シート2及び
2’の縁から外れていて、表裏の樹脂フイルム1のみが
融着していて樹脂シートはこの融着から遊離している点
が相違している。図4では、図1の上下部ヘッダー用樹
脂シート2と2’が連続した1枚の厚手のシートである
点で図1の実施例と相違する。この袋体部の厚手シート
は、上下部ヘッダー用樹脂シート2及び2’として機能
し、中間部の袋体部芯材用樹脂シート10は袋体部の芯
材として機能する。すなわち、図1の実施例の商品包装
袋中間体の上部ヘッダー用樹脂シート2の下縁と下部ヘ
ッダー用樹脂シート2’の上縁との間を袋体部芯材用樹
脂シート10が連結しており、これらは一枚の一体的樹
脂シートからなっている。また、この芯材の別の機能と
して、品物を収納する袋体部を厚手の樹脂シートの表と
裏に形成させて、2種の品物を裏表に分けて収納するこ
とができる。この商品包装袋中間体を切断して得た商品
包装袋には表と裏に薄い小型商品を一対にして収納する
ことができる。本考案商品包装袋中間体を切断して得た
商品包装袋の開口部は商品収納後熱シール又は接着剤で
封口することができる。
【0007】
【考案の効果】本考案の商品包装袋中間体は、上下にヘ
ッダー部があり、これら2個のヘッダー部を1個の袋体
部で連結している構造をしているので、収納すべき商品
に合わせて、袋体の中央線を外して切断すると、所望の
大きさの袋が2種得られる。本考案の商品包装袋中間体
を製造しておけば多品種少量品種の包装においても大量
生産で製造した1種の商品包装袋中間体を使用して少品
種商品の包装に大量生産で製造した安価な商品包装袋を
提供できる利点がある。そして、この製造方法は既存の
袋体製造装置を改良転用して容易に製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案商品包装袋中間体の一実施例の断
面図である。
【図2】図2は同実施例の正面図である。
【図3】図3は他の実施例の断面図である。
【図4】図4は他の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 樹脂フイルム 2 上部ヘッダー用樹脂シート 2’下部ヘッダー用樹脂シート 3 熱シール部 3’熱シール部 4 継目部 5 切断予定箇所 6 下部折り返し部 7 樹脂フイルム折り返し先端 8 袋体部側縁 9 袋体部側縁 10 袋体部芯材用樹脂シート

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂フイルム1が上部ヘッダー用
    樹脂シート2の下縁から下方に延設され、下縁で折り返
    されて、該下部折り返し部6に下部ヘッダー用樹脂シー
    ト2’を挟持させ、該下部ヘッダー用樹脂シート2’の
    上縁近くの位置で該樹脂フイルム1を融着させてヘッダ
    ー部との間を区切り、下部ヘッダー用樹脂シート2’の
    下縁で折り返された樹脂フイルム1を上部ヘッダー用樹
    脂シート2の上縁で再度折り返して、該樹脂フイルム折
    り返し先端7を上部ヘッダー用樹脂シート2の下縁で融
    着固定し、表裏に積層された樹脂フイルム1の両側袋体
    部側縁8、9を間に介在している樹脂シートとともに溶
    断して融着固定してなる2個のヘッダー部を1個の袋体
    部で連結していることを特徴とする商品包装袋中間体。
  2. 【請求項2】袋体部が袋体部芯材用樹脂シート10を内
    蔵し、上部ヘッダー用樹脂シート2の下縁と下部ヘッダ
    ー用樹脂シート2’の上縁との間を袋体部芯材用樹脂シ
    ート10で連結した一体的樹脂シートで形成した請求項
    1記載の商品包装袋中間体。
JP1993071866U 1993-12-10 1993-12-10 商品包装袋中間体 Expired - Lifetime JP2593565Y2 (ja)

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JPH0735344U JPH0735344U (ja) 1995-06-27
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